JP2005063342A - カード使用者確認システム、カード使用者確認方法及びそのプログラム - Google Patents

カード使用者確認システム、カード使用者確認方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の第1の課題は、第3者によるカードの不正使用の回避と使用者の確認を確実にするシステムを提供することにある。本発明の第2の課題は、カメラにより使用者情報の取込みによる不正使用時の調査情報を提供することにある。
【解決手段】クレジットカードを使用する利用者は、クレジットカードを使用する直前に携帯電話のカメラから顔写真を撮影して入力したパスワードとともにクレジット会社に送信する。クレジット会社では受信した顔写真とパスワードがデータベースに登録されていることを確認すると、予め規定された規定時間、利用者によるクレジットカードの使用を許可する。クレジット会社では、パスワード又は顔写真のいずれかが登録された内容と不一致の場合、ブラックリストデータベースに受信したパスワードと顔写真を履歴情報としてロギングする。以上によって第1と第2の課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クレジットカードの使用直前に、携帯電話のカメラ機構によって利用者の顔写真を撮影してこれをクレジット会社に送信し、クレジット会社では受信した顔写真とデータベースに登録済みの顔写真とを照合して一致すると、予め規定時間、利用者によるクレジットカードの使用を許可するカード使用者確認システム、カード使用者確認方法及びそのプログラムに関する。
クレジットカードの使用について、それを使用する利用者の本人確認に関する種々の先行文献があるが、例えば、特許文献1には、以下の記載がある。それによると、クレジットカード利用者が自身の顔写真や氏名等からなる利用者本人の識別情報を携帯電話に設定し、これを電子メールでクレジット会社のサーバに予め送信する。クレジット会社のサーバでは識別情報を保存する。利用者は、クレジットカード使用時に携帯電話の識別情報をサーバに送信するとサーバでは、保存した情報との照合を行い、一致するとクレジット会社の加盟店にその利用者のカード使用の許可通知を行うというものである。
特開2002−203194(ページ2、図1)
これまでのクレジットカード使用者の本人確認手段はパスワードによる確認を基本としており、パスワードが漏洩した場合の本人以外による不正使用に対する保護が不十分であり、さらに不正使用者の特定手段がないという問題があった。前述した特許文献1においてはクレジットカードの不正使用に対する保護を利用者の顔写真を使用して強化する内容をもつものである。
本発明は、利用者の顔写真等の生体情報を利用者の携帯電話からクレジット会社に通知することでクレジット会社では、利用者本人の確認を行うとともに、予め規定時間の間だけクレジットカードの使用を許可するとともに、不正使用の場合、不正使用者の情報を記憶するカード使用者確認システム、カード使用者確認方法及びそのプログラムを提供するものである。
本発明の第1のカード使用者確認システムは、クレジットカードを使用する直前にクレジットカード利用者のパスワードと生体情報とをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、予めデータベースに登録されたパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間許可するクレジット会社のサーバと、
前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
を備える。
本発明の第2のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、クレジットカードの使用を許可する規定時間が経過すると、再び前記携帯端末からの認証の要求が無い場合、クレジットカードの使用を許可しないことを備える。
本発明の第3のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、前記生体情報として指紋画像、掌紋画像、顔画像、虹彩画像、声紋情報のいずれかまたは複数の照合を行い、クレジットカードを使用する直前に、前記携帯端末は前記サーバの照合の対象となる利用者の生体情報を前記携帯端末から入力し、前記サーバに送信することを備える。
本発明の第4のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、前記データベースに登録された前記規定時間情報を使用することを備える。
本発明の第5のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記規定時間情報を使用することを備える。
本発明の第6のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、前記携帯端末からの着呼時に通知された前記携帯端末の電話番号と、予め前記データベースに登録された前記携帯端末の電話番号との照合を、パスワードと生体情報の照合とともに行い、電話番号が不一致の場合にはクレジットカードの使用を許可しないことを備える。
本発明の第7のカード使用者確認システムは、第1の発明において、前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報のいずれかが一致しないと、受信したパスワードと生体情報とを含む情報を不正使用者の履歴情報としてデータベースに記録することを備える。
本発明の第8のカード使用者確認システムは、第1または第2の発明において、前記サーバは、前記携帯端末による認証処理を行わずに、クレジットカードを使用すると、クレジットカードの情報を不正使用者の履歴情報としてデータベースに記録することを備える。
本発明の第9のカード使用者確認システムは、第1の発明おいて、前記サーバは、クレジットカードを使用する規定時間が経過しないうちに、再度前記携帯端末からの認証の要求を受けると、再度認証の要求を受けた時点から規定時間の間のクレジットカードの使用を許可することを備える。
本発明の第10のカード使用者確認システムは、クレジットカードを使用する直前に、カメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像とパスワードとをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可するクレジット会社のサーバと、
前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
を備える。
本発明の第11のカード使用者確認システムは、クレジットカードを使用する直前に、カメラによって撮影したクレジットカード利用者固有の顔画像とパスワードとをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可するクレジット会社のサーバと、
前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
を備える。
本発明の第12のカード使用者確認システムは、第11の発明において、前記サーバは、顔画像の日付時刻情報と現日時の差分が好ましくは10分以内、さらに好ましくは5分以内であれば、現日時の直前と判断することを備える。
本発明の第12のカード使用者確認システムは、第10の発明において、前記携帯端末は、カメラによって撮影した顔画像をテレビ電話のライブ状態の静止画像として送信することを備える。
本発明の第1のカード使用者確認方法は、クレジットカードを使用する直前に携帯端末によってクレジットカード利用者固有のパスワードと生体情報とをクレジット会社のサーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第1のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、予めデータベースに登録した利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第2のステップと、
を備える。
本発明の第2のカード使用者確認方法は、クレジットカードを使用する直前に携帯端末によってクレジットカード利用者固有のパスワードと指紋画像、掌紋画像、顔画像、虹彩画像、声紋情報のいずれかまたは複数の生体情報とをクレジット会社のサーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第1のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと1または複数の生体情報とを、予めデータベースに登録した利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第2のステップと、を備える。
本発明の第3のカード使用者確認方法は、クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の生体情報を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に前記パスワードと携帯端末によって入力した生体情報とを前記サーバにネットワークによって送信し、利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、前記データベースに登録された利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
を備える。
本発明の第4のカード使用者確認方法は、第3の発明において、前記第1のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記データベースに登録するステップを備える。
本発明の第5のカード使用者確認方法は、第3の発明において、前記第2のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記サーバに送信するステップを備える。
本発明の第6のカード使用者確認方法は、第3の発明において、前記第3のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記データベース、または前記携帯端末からの送信情報から取り込むステップを備える。
本発明の第7のカード使用者確認方法は、第3の発明において、前記第1のステップは、前記携帯端末の電話番号を前記データベースに登録するステップを備える。
本発明の第8のカード使用者確認方法は、第3または第7の発明において、前記第3のステップは、前記携帯端末からの着呼時に通知された前記携帯端末の電話番号と、予め前記データベースに登録された前記携帯端末の電話番号との照合を、パスワードと生体情報の照合とともに行うステップを備える。
本発明の第9のカード使用者確認方法は、クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記サーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、前記データベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
を備える。
本発明の第10のカード使用者確認方法は、クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記携帯端末によって前記サーバに送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、を備える。
本発明の第11のカード使用者確認方法は、第10の発明において、前記第3のステップは、顔画像の日付時刻情報が現日時の10分前以内で無い場合は、クレジットカードの使用を許可しないステップを備える。
本発明の第1のプログラムは、コンピュータに、
クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の生体情報を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に前記パスワードと携帯端末によって入力した生体情報とを前記サーバにネットワークによって送信し、利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、前記データベースに登録された利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間許可する第3のステップと、
を実行させる。
本発明の第2のプログラムは、コンピュータに、
クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記サーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、前記データベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、を実行させる。
本発明の第3のプログラムは、コンピュータに、
クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記携帯端末によって前記サーバに送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
前記サーバは、顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、を実行させる。
第3者によるカードの不正使用の回避と使用者の確認を確実にすると共にカメラに
より使用者の顔情報を取込み不正使用者の調査情報を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例の構成を表したブロック図である。図1において、本実施例は、クレジットカードを使用する利用者が、クレジットカードによって商品やサービス等の購入を行う際に使用する携帯端末である例えば携帯電話10と、クレジット会社のコンピュータ装置のサーバ20と、サーバ20に接続された利用者の生体情報データベース21と利用者のクレジットカードを使用するに必要な個人情報を登録した個人情報データベース22と不審なクレジットカードの利用者についてそのパスワードや生体情報の履歴をロギングするブラックリストデータベース23と、携帯電話10とサーバ20とを接続する公衆回線網やインターネットを含むネットワーク30と、から構成される。
図2は、サーバ20上でプログラム動作する各手段の構成を表している。図2によると、サーバ20では、利用者の氏名等の個人情報を個人情報データベース22に登録する個人情報登録手段201と、利用者の生体情報を入力して生体情報データベース21に登録する生体情報送信手段202と、画像等からなる生体情報の解析を行う生体情報解析手段203と、生体情報解析手段203の解析結果に基づき、携帯電話10から受信した生体情報と生体情報データベース21の比較を行う照合手段204と、携帯電話10等との通信処理を行う通信手段205と、利用者のクレジットカードの使用時間を管理するインターバルタイマー管理手段206と、インターバルタイマー管理手段206の許可があるとクレジットカードによる決済を行う決済手段207と、がプログラムとして動作する。
利用者は、例えば、予めクレジット会社に出向き、個人情報の登録の手続きを行う。このとき、利用者は、利用者の氏名、住所、年齢、勤務先、金融機関の口座番号情報、利用者の使用する携帯電話10の電話番号等の個人情報をクレジット会社に提供する。サーバ20の個人情報登録手段201は、提供された個人情報を個人情報データベース22に登録する。さらに、クレジット会社では、利用者の生体情報のカメラや指紋入力装置等を使用して採取する。例えば、生体情報として顔画像を使用する場合は、デジタルカメラ等で利用者の顔写真を撮影する。サーバ20の生体情報登録手段202は、入力された生体情報を生体情報データベース202に登録する。
また、利用者とクレジット会社との間で、この利用者をクレジット会社が一意に特定するパスワードを決定する。このパスワードは、クレジット会社とこの利用者だけの秘密情報となる。さらに、利用者は、自身の店舗等での購入時の経験から1回の買い物におけるクレジットカードの使用を有効とする規定時間として、例えば1時間等の時間情報も提供する。
クレジット会社では、携帯電話10で動作する利用者の生体情報の入力等を支援するアプリケーションプログラムを提供し、利用者の携帯電話10に設定するようにしてもよい。
サーバ20の生体情報登録手段202は、決定されたパスワードを検索のためのキーとし、利用者の顔写真の画像等の生体情報と規定時間情報と利用者の携帯電話の番号とを1レコードとして生体情報データベース21に登録する。
クレジット会社では利用者の個人情報を含むクレジットカードを作成して後日利用者に郵送する。
携帯電話10は、図3に示すように、携帯電話10の動作を制御する制御部11と、利用者の顔や虹彩等を撮影するカメラ部12と、クレジット会社のサーバ20との間でデータの送受信を行う無線部13と、画像や文字情報の表示を行うLCD等の表示部14と、プログラムやデータを記憶するROMやRAMを含む記憶部15と、電話番号等を入力するためのテンキーや各種機能キーからなるキー入力部16と、音声の入力を行うマイクからなる音声入力部17と,スピーカ等の音声出力部18と、から構成されている。また、記憶部15では、利用者の顔写真の撮影等を行うクレジット会社が提供したアプリケーションプログラムの生体情報送信手段19が動作する。
次に本実施例の動作を図4のフローチャートを元に説明する。
前述したように、例えばクレジットカードの利用者はクレジット会社に出向き、利用者の顔画像を含む個人情報を予め提供しておく。提供された個人情報はクレジット会社のサーバ20によって生体情報データベース21や個人情報データベース22に保存される(ステップS1)。
デパート等の店舗に出向いた利用者は、クレジットカードを使用する直前、例えば数分間前等に携帯電話10を操作してクレジット会社10のサーバ20に利用者の認証を要求する。
利用者は、携帯電話10のメニューボタン等を押下し、携帯電話10の表示部14に表示されたアプリケーションプログラムの一覧から生体情報送信手段19を選択する。
起動された生体情報送信手段19は、表示部14にメッセージを表示し利用者に携帯電話10によって自分の顔の撮影または他の生体情報の入力を促す。(以降、顔画像を入力したものとして説明する。)
利用者は携帯電話10のカメラ部12を使用して自分の顔を撮影する(ステップS2)。生体情報送信手段19は、カメラ部12によって撮影された顔画像を、一旦記憶部15に記憶する。生体情報送信手段19は、次に、利用者にクレジット会社との間で設定したパスワードを入力するように促す。
利用者はパスワードを入力し(ステップS3)、入力されたパスワードも先に入力された顔画像とともに記憶部15に一旦記憶される。
続いて生体情報送信手段19は、自身がプログラム中に記憶するクレジット会社のサーバ20の電話番号をもとに、その電話番号で発呼する。携帯電話10の無線部13によって、記憶部15に記憶されたパスワードと顔画像とがクレジット会社のサーバ20へ送信される。
クレジット会社のサーバ20の通信手段205では、携帯電話10から送信されたパスワードと顔画像を受信すると、生体情報解析手段203にこれを渡す。生体情報解析手段203は、渡されたパスワードを検索のキーとして生体情報データベース21を検索しパスワードの一致するレコードを検索する(ステップS4)。
検索の結果、該当するパスワードを持つレコードが無い場合は、サーバ20は、「パスワードが不正です」のエラーメッセージを携帯電話10に送信する。携帯電話10でこれを受信すると、生体情報送信手段19は、表示部14に当該エラーメッセージを表示するので利用者は必要なら再度パスワードを入力し直す。
サーバ20による検索の結果、パスワードが一致するレコードを検出すると、当該パスワードをキーとするレコード本体を読み出す。生体情報解析手段203は、携帯電話10から受信した顔画像と読み出したレコードの顔画像とを解析し、それぞれの顔画像から特徴点情報取り出す。
顔画像による顔画像特徴点照合に関する技術は種々提案されているが、多くは、顔画像から目や、鼻や、口の位置パターンとそれぞれの始点、終点位置の特徴を特徴点として認識し特定するものである。そして、これら特徴を数値化したデータとしてデータベースに保存し、照合されるべき顔画像が上記データ群の幾つと一致したかによって照合の一致、不一致を判定するようにしている。生体情報解析手段203の解析結果をもとに、照合手段204による照合が行われる。
この特徴点同士の照合の結果、一致していれば、サーバ20は、例えば「いまから YY時ZZ分までお手持ちのクレジットカードの使用を有効といたします」等のメッセージを携帯電話10に送信する(ステップS5)。生体情報送信手段19はこのメッセージを表示部14に表示するので、利用者はクレジットカードの使用を開始する。
尚、生体情報解析手段203は、携帯電話20から受信した顔画像を解析し、画像中の撮影日付時刻情報を取り出す。照合手段204は、取り出した日付時刻情報が、現日時から、例えば好ましくは5分前以内または10分前以内であって、クレジットカードの使用直前に撮影されていれば、受信した顔画像は正常と判断する。
もし、顔画像に撮影日付時刻が無い場合や現時刻から10分前以内に撮影されていない場合は、正常な写真と見なさず、「正常な写真では有りません」等のメッセージを携帯電話10に送信しクレジットカードの使用を許可しない。さらに、照合手段204は、着呼時の情報による携帯電話10の電話番号と、生体情報データベース21の電話番号と比較し、不一致の場合にも「携帯電話が不正です」等のメッセージを送信し同様に許可しないようにすることも可能である。
不審者による不正な利用者認証からの他の防御手段として、テレビ電話機能をもった携帯電話10においては、テレビ電話機能を使用して利用者の静止画像を撮影し、これをライブ状態でサーバ20に送信するようにすることで、防御することもできる。
尚、照合手段204は、受信した顔画像と生体情報データベース21の顔画像の照合が一致した場合、受信した顔画像によって生体情報データベース21の顔画像を置き換えて、常に最新の顔画像を保存するようにしてもよい。
以上のように、サーバ20は、パスワード、顔写真、顔写真中の日時、携帯電話のもつ電話番号の照合処理等がすべて正常であると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間許可することになる。
照合手段204は、同じ携帯電話10からパスワードが続けて、例えば続けて3回不一致であった場合は、エラー区分としてパスワード不一致とし、入力されたパスワードと送信された顔画像と携帯電話10の電話番号とその時点の日時等をブラックリストデータベース23に登録する。さらにパスワードは一致したが顔画像の照合で不一致の場合や画像中の日時が不正の場合にも、エラー区分として顔画像不正とし、同様に入力されたパスワードと送信された顔画像と携帯電話10の電話番号とその時点の日時等をブラックリストデータベース23に登録する(ステップS6)。
サーバ20は、クレジットカードの使用を先に登録した規定時間の間許可する。サーバ20のインターバルタイマー管理手段206は、インターバルタイマー機構を使用して当該利用者を特定する情報とクレジットカードの使用を許可する規定時間と携帯電話10の電話番号と利用者のクレジットカードの番号を1エントリとしてインターバルタイマーのキューに登録する。インターバルタイマー機構はここで設定された規定時間が経過すると、割り込み等によって時間が経過したことをインターバルタイマー管理手段206に通知する。
利用者は、この規定時間の間、店舗等での商品の購入を当該クレジットカードを使用して行う。例えばこの時間の間に利用者が店舗で商品を購入して店舗のPOS端末で精算を行うとしたとする。利用者が店員に提示したクレジットカードを店員がPOS端末に入力すると、POS端末はクレジットカードに記載された個人情報と店舗を識別する情報と購入金額等をクレジット会社のサーバ20に送信する。
インターバルタイマー管理手段206では、受信したクレジットカード番号等から特定する利用者について、この利用者がインターバルタイマーのキューに登録されているかを確認する。登録が行われていればこれを決済手段207に通知する。
決済手段207は、この決済要求を受け付け、必要な情報を個人情報データベース22から読み出して図示しない金融機関等等の間で決済処理を行う。決済が完了するとサーバ20は、「決済が完了しました」等のメッセージを携帯電話10に送信する。携帯電話10では、生体情報送信手段19がこれを表示部14に表示する。
利用者や不審者が、クレジットカードの使用前に、携帯電話10から顔画像等の通知をクレジット会社に行わずにクレジットカードを使用しようとしたり、クレジットカードの使用可能な規定時間が切れた後に使用を行った場合は、サーバ20は、インターバルタイマーのキューにこの利用者が登録されていないため、「クレジットカードの使用は無効です」等のメッセージを携帯電話10に送信する。そしてブラックリストデータベース23にこのクレジットカードの番号等をロギングし、当該利用者の携帯電話10に電話をしたり、電子メールを発信して通知する。
また、携帯電話10から、クレジットカードの使用可能な規定時間が経過していない状態で再度パスワードや顔画像の送信による認証の要求を行った場合、サーバ20では、同じ利用者の情報がインターバルタイマー機構のキューにすでに登録されているので、この要求は無効とするようにしてもよいし、使用期間の延長の要求と判断して再度規定時間による再設定を行ってもよい。
インターバルタイマー管理手段206は、インターバルタイマー機構に登録した当該利用者についての決済規定時間が経過すると、インターバルタイマー機構からの割り込みの通知を受けて、当該するエントリはインターバルタイマー機構のキューから削除する。そのため規定時間が過ぎると、クレジットカードによる決済の効力は喪失する。
利用者や不審者が、携帯電話10から顔画像の通知を事前にクレジット会社に行わずにクレジットカードを使用しようとしたり、クレジットカードの有効使用時間が切れた後に使用を行った場合は、サーバ20は、インターバルタイマー機構のキューにこの利用者情報が登録されていないため、「クレジットカードの使用は無効です」等のメッセージを携帯電話10に送信する。
また、以上の説明において、決済の有効となる時間は、予め利用者が個人情報をクレジット会社に登録する時点で、併せて登録するように説明したが、そうではなく生体情報送信手段19が顔画像とパスワードの入力後、規定時間を利用者に問い合わせ、利用者が例えば分単位で規定時間を入力するようにすることもできる。このとき、生体情報送信手段19は、顔画像と、パスワードと、規定時間とをサーバ20に送信するので、サーバ20は、携帯電話10から受信した規定時間に従ってクレジットカードの使用可能時間を決める。これにより購入する商品の内容等に最適な規定時間を設定することが可能となる。
さらに、以上の説明において、クレジット会社の生体情報データベース21には利用者の顔画像を登録した場合の説明をしたが、顔画像に限ることなく他の生体情報によって利用者の確認をすることができる。また、顔画像や他の生体情報を複数登録しておくこともでき、この場合登録された複数の生体情報すべての照合を行い、すべてが一致すると利用者の認証が行われるようにすることができる。複数の生体情報を登録した場合、サーバ20には、それぞれの生体情報を格納するデータベースが作成される。
クレジット会社では、例えばサーバ20に接続された指紋読み取り装置によって指紋画像、掌紋読み取り装置によって掌紋画像、虹彩撮像装置によって虹彩画像、マイクロフォンによる音声を声紋情報として利用者から採取し、生体情報データベース21に予め登録する。
このとき、利用者の携帯電話10もそれぞれ指紋や掌紋を読み取る機構を有するものとする。例えば特開2002−33823には、携帯型情報通信装置の液晶表示部にイメージセンサーを内蔵して利用者の指紋や掌紋を読み取る記載がある。
また、携帯電話10によって利用者の虹彩情報を入力する場合については、例えば特開2003−108983ににその記載があり、これによれば、携帯電話に目の画像を取り込む撮像カメラと、撮像カメラのレンズ配置位置と同一面状にある表示部に十字状や円形状のガイドキャラクタを表示し、利用者がそのガイドキャラクタを見つめることでズーム機能を持たないカメラでも虹彩の撮像を行う内容の記載がある。
例えば顔画像と虹彩画像とを使用する場合、携帯電話10の生体情報送信手段19は、顔画像の取込を終えると、続いて利用者の虹彩情報の取込を行う。生体情報送信手段19は、顔画像、虹彩画像、パスワードの取込後、取込情報をサーバ20に送信する。サーバ20では受信したパスワードを検索キーとして顔画像を登録したデータベース、虹彩情報を登録したデータベースの画像と、受信した画像の照合をそれぞれ行い、いずれも一致すると利用者の認証が成功したとするようにしてもよい。この場合、顔画像の代わりに虹彩情報のみを使用しても構わない。
さらに、携帯電話10の音声入力部17より予め決めたフレーズを利用者の声によって入力すると、生体情報送信手段19はこれを声紋情報としてサーバ20に送信する。サーバ20では、これを予め利用者から同じフレーズについて入手し生体情報データベース21に登録した声紋情報と照合し、一致すると利用者のクレジットカードの使用を許可するようにもできる。
利用者認証処理を必要とする産業分野のいずれにも適用が可能と思われる。
本発明の第1の実施例の構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施例のサーバの構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施例の携帯電話の構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施例の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話
11 制御部
12 カメラ部
13 無線部
14 表示部
15 記憶部
16 キー入力部
17 音声入力部
18 音声出力部
19 生体情報送信手段
20 サーバ
201 個人情報登録手段
202 生体情報登録手段
203 生体情報解析手段
204 照合手段
205 通信手段
206 インターバルタイマー管理手段
207 決済手段
21 生体情報データベース
22 個人情報データベース
23 ブラックリストデータベース
30 ネットワーク

Claims (27)

  1. クレジットカードを使用する直前にクレジットカード利用者のパスワードと生体情報とをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
    前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、予めデータベースに登録されたパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間許可するクレジット会社のサーバと、
    前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認システム。
  2. 請求項1において、前記サーバは、クレジットカードの使用を許可する規定時間が経過すると、再び前記携帯端末からの認証の要求が無い場合、クレジットカードの使用を許可しないことを特徴とするカード使用者確認システム。
  3. 請求項1において、前記サーバは、前記生体情報として指紋画像、掌紋画像、顔画像、虹彩画像、声紋情報のいずれかまたは複数との照合を行い、クレジットカードを使用する直前に、前記携帯端末は前記サーバの照合の対象となる利用者の生体情報を前記携帯端末から入力し、前記サーバに送信することを特徴とするカード使用者確認システム。
  4. 請求項1において、前記サーバは、前記データベースに登録された前記規定時間情報を使用することを特徴とするカード使用者確認システム。
  5. 請求項1において、前記サーバは、前記携帯端末から送信された前記規定時間情報を使用することを特徴とするカード使用者確認システム。
  6. 請求項1において、前記サーバは、前記携帯端末からの着呼時に通知された前記携帯端末の電話番号と、予め前記データベースに登録された前記携帯端末の電話番号との照合を、パスワードと生体情報の照合とともに行い、電話番号が不一致の場合にはクレジットカードの使用を許可しないことを特徴とするカード使用者確認システム。
  7. 請求項1において、前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報のいずれかが一致しないと、受信したパスワードと生体情報とを含む情報を不正使用者の履歴情報としてデータベースに記録することを特徴とするカード使用者確認システム。
  8. 請求項1または2において、前記サーバは、前記携帯端末による認証処理を行わずに、クレジットカードを使用すると、クレジットカードの情報を不正使用者の履歴情報としてデータベースに記録することを特徴とするカード使用者確認システム。
  9. 請求項1において、前記サーバは、クレジットカードを使用する規定時間が経過しないうちに、再度前記携帯端末からの認証の要求を受けると、再度認証の要求を受けた時点から規定時間の間のクレジットカードの使用を許可することを特徴とするカード使用者確認システム。
  10. クレジットカードを使用する直前に、カメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像とパスワードとをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
    前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可するクレジット会社のサーバと、
    前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認システム。
  11. クレジットカードを使用する直前に、カメラによって撮影したクレジットカード利用者固有の顔画像とパスワードとをクレジット会社に送信し利用者の認証を要求する携帯端末と、
    顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可するクレジット会社のサーバと、
    前記携帯端末と前記サーバとを接続するネットワークと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認システム。
  12. 請求項11において、前記サーバは、顔画像の日付時刻情報と現日時の差分が好ましくは10分以内、さらに好ましくは5分以内であれば、現日時の直前と判断することを特徴とするカード使用者確認システム。
  13. 請求項11において、前記携帯端末は、カメラによって撮影した顔画像をテレビ電話のライブ状態の静止画像として送信することを特徴とするカード使用者確認システム。
  14. クレジットカードを使用する直前に携帯端末によってクレジットカード利用者固有のパスワードと生体情報とをクレジット会社のサーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第1のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、予めデータベースに登録した利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第2のステップと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  15. クレジットカードを使用する直前に携帯端末によってクレジットカード利用者固有のパスワードと指紋画像、掌紋画像、顔画像、虹彩画像、声紋情報のいずれかまたは複数の生体情報とをクレジット会社のサーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第1のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと1または複数の生体情報とを、予めデータベースに登録した利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第2のステップと、 を備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  16. クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の生体情報を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に前記パスワードと携帯端末によって入力した生体情報とを前記サーバにネットワークによって送信し、利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、前記データベースに登録された利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  17. 請求項16において、前記第1のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記データベースに登録するステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  18. 請求項16において、前記第2のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記サーバに送信するステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  19. 請求項16において、前記第3のステップは、クレジットカードを使用可能な規定時間を前記データベース、または前記携帯端末からの送信情報から取り込むステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  20. 請求項16において、前記第1のステップは、前記携帯端末の電話番号を前記データベースに登録するステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  21. 請求項16または20において、前記第3のステップは、前記携帯端末からの着呼時に通知された前記携帯端末の電話番号と、予め前記データベースに登録された前記携帯端末の電話番号との照合を、パスワードと生体情報の照合とともに行うステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  22. クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記サーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、前記データベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  23. クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記携帯端末によって前記サーバに送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
    を備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  24. 請求項23において、前記第3のステップは、顔画像の日付時刻情報が現日時の10分前以内で無い場合は、クレジットカードの使用を許可しないステップを備えることを特徴とするカード使用者確認方法。
  25. コンピュータに、
    クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の生体情報を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に前記パスワードと携帯端末によって入力した生体情報とを前記サーバにネットワークによって送信し、利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信したパスワードと生体情報とを、前記データベースに登録された利用者のパスワードと生体情報とによって照合し、いずれかが一致しないと利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間許可する第3のステップと、
    を実行させるプログラム。
  26. コンピュータに、
    クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記サーバにネットワークによって送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、前記データベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれも一致すると、利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
    を実行させるプログラム。
  27. コンピュータに、
    クレジット会社のサーバによって、クレジットカード利用者が提供した利用者の顔画像を含む個人情報をパスワードとともにデータベースに登録する第1のステップと、
    クレジットカードを使用する直前に、携帯端末のカメラによって撮影したクレジットカード利用者の顔画像と、前記パスワードとを前記携帯端末によって前記サーバに送信し利用者の認証を要求する第2のステップと、
    前記サーバは、顔画像を前記携帯端末から受信すると受信した顔画像から日付時刻情報を取り出し現日時と比較し、顔画像の日付時刻情報が現日時の直前でないと、利用者によるクレジットカードの使用を許可せず、直前の場合には、引き続き前記携帯端末から受信した顔画像とパスワードとを、予めデータベースに登録した利用者の顔画像とパスワードとによって照合し、いずれかが一致しないとクレジットカードの使用を許可せず、いずれも一致すると利用者によるクレジットカードの使用を規定時間、許可する第3のステップと、
    を実行させるプログラム。
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