JP2009087314A - 顧客管理支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触情報媒体を利用して、最低限の顧客情報によりユーザの匿名性を確保しつつマーケティング支援を行なう顧客管理支援システムを提供する。
【解決手段】非接触情報媒体の固有のカード識別情報と必要最小限のユーザ情報をネットワークを介して管理センター200で顧客情報として登録し、ユーザ100がこの非接触情報媒体を各所の施設に配置されたリーダ部320にかざしてリーダ部から当該施設の利用情報をネットワーク500を介して管理センターで受信しユーザ情報に当該利用情報を追加登録する顧客管理支援システム10であって、管理センターの処理部が、顧客情報をカード識別情報に基づいてデータベース化して記憶部に登録し、利用情報に関して既登録の顧客情報からカード識別情報と関連するユーザ情報にリーダ識別情報及びそのときの時刻を関連付けて登録し、さらに各施設の端末装置に対して当該施設の利用動向情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば現在広く普及している鉄道運賃決済用、料金決済用の非接触ICカードや非接触式ICチップを搭載した携帯電話機その他の携帯端末を利用し、各所の施設等における匿名性の高い利用動向情報を得ると共に、各種情報をメール送信または既存メディアを介して提供することでマーケティング等の顧客管理支援を行なう、顧客管理支援システムに関するものである。
従来、前払い式の決済手段として、非接触ICカードを利用した所謂プリペイドカードが利用されており、さらに近年では非接触ICチップを組み込んだ携帯電話機等も普及してきている。例えば鉄道運賃の決済を行なう非接触ICカード乗車券としては、国内では、東日本旅客鉄道株式会社の「Suica」、首都圏私鉄用の株式会社パスモの「PASMO」が、また電子マネーとしては、ビットワレットの電子マネーサービス「Edy」、ソニーファイナンスインターナショナルの「eLIO」等が知られている。このような非接触ICカードや携帯電話機等に組み込まれた非接触ICチップ等の非接触情報媒体は、それぞれ固有の識別情報(ID番号)が設定されている。そして、この識別情報をパーソナルコンピュータの起動時のログオン用キーとして、あるいはネットワーク接続時のセキュリティキーとして利用することも実用化されつつある。
また、このような非接触情報媒体を利用したマーケティング支援システムも既に開発されている。このマーケティング支援システムの一例においては、街角、例えば映画や飲食店等の施設の広告に非接触情報媒体の識別情報を読み取るためのリーダ部を組み込んでおき、ユーザが非接触情報媒体を広告にかざすことにより、リーダ部が当該非接触情報媒体の識別情報を読み込んで、リーダ部固有の識別情報と共に管理センターに送信する。これにより、管理センターは、当該非接触情報媒体の識別情報に関連付けてリーダ部固有の識別情報や時間を登録する。
そして、このユーザが広告に表示された映画館や飲食店等の施設に出向いて、これらの施設の窓口や入口に設けられたリーダ部に再び非接触情報媒体をかざすことにより、このリーダ部が当該非接触情報媒体の識別情報を読み取り、リーダ部固有の識別情報と共に管理センターに送信する。これらを受けた管理センターは、当該非接触情報媒体の識別情報に基づいて、登録されている当該非接触情報媒体の識別情報に関連付けられたリーダ部固有の識別情報及び時間を読み出し、当該施設に送信する。すると、当該施設は、当該非接触情報媒体を持参したユーザに対して、割引,ポイント付与等の各種サービスを提供する。
このようにして、上述したマーケティング支援システムにおいては、既存の非接触情報媒体を利用していることから、ユーザは新たに専用の非接触情報媒体を作成して所持する必要がないので、煩わしくない。
また、顧客管理、即ちユーザの管理は、ユーザが持参する非接触情報媒体の識別情報のみによって行なわれることになる。従って、ユーザ側から見ると、ユーザ自身に関する氏名等の顧客情報が管理センター側に提供されないので、顧客情報の漏洩が発生することがなく、安心して割引やポイント付与等の各種サービスを受けることができる。
逆に、施設側から見ると、既存の非接触情報媒体を利用していることから、新たに非接触情報媒体を発行する必要がないので、非接触情報媒体に関するコストがかからず、全体としてコストが低減され得ることになる。
しかしながら、このようなマーケティング支援システムでは、施設側から見ると、顧客管理が非接触情報媒体の識別情報のみによって行なわれていることから、より詳細な顧客管理、例えば年代や性別等を含むきめ細かい顧客管理を行なうことは不可能である。また、非接触情報媒体を所持する各ユーザ個人に対するアンケート実施やメール送信等を行なうことはできない。従って、次の販売促進等のマーケティング対策を行なう場合に、例えば年代や性別で絞り込んだきめ細かい対策を採ることが困難である。
本発明は、以上の点に鑑み、既存の非接触情報媒体を利用して、最低限の顧客情報を得ることにより、ユーザの匿名性をある程度確保しながら、きめ細かいマーケティング支援を行なうことができるようにした、顧客管理支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の顧客管理支援システムは、非接触情報媒体の固有のカード識別情報を読み出して、このカード識別情報に関連付けてユーザ情報と共に、ネットワークを介して管理センターで顧客情報として登録しておき、ユーザがこの非接触情報媒体のカード識別情報を各所の施設に配置されたリーダ部に読み取らせて、リーダ部から当該施設の利用情報をネットワークを介して管理センターで受信して、ユーザ情報に当該利用情報を追加登録すると共に、各施設に対して当該施設の利用状況を提供する顧客管理支援システムであって、ユーザの端末装置が、非接触情報媒体の固有のカード識別情報を読み取るカード識別情報読取部を備えており、管理センターからネットワークを介して送信されてくる入力案内情報に基づいてユーザが入力したユーザ自身に関する最小限のユーザ情報とカード識別情報読取部で読み取ったカード識別情報とを含む顧客情報をネットワークを介して管理センターに送信し、リーダ部に前もって固有のリーダ識別情報を設定されており、リーダ部が非接触媒体のカード識別情報を読み取ったときこのカード識別情報をリーダ識別情報と共に利用情報としてネットワークを介して管理センターに送信し、管理センターが、ユーザの端末装置に対してネットワークを介して顧客情報の登録に必要な各項目を入力するための入力案内情報を提示しユーザの端末装置からネットワークを介して送信されてくる顧客情報を受信して処理部に送出すると共に、各リーダ部からネットワークを介して送信されてくる利用情報を受信して処理部に送出する送受信部と、顧客情報及び利用情報を読み書き可能に登録する記憶部と、送受信部からの顧客情報をカード識別情報に基づいてデータベース化して記憶部に登録すると共に、送受信部からの利用情報に関してカード識別情報に基づいて登録されている顧客情報からカード識別情報と関連するユーザ情報にリーダ識別情報及びそのときの時刻を関連付けて登録し、さらに各施設の端末装置に対してネットワークを介して当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報を送信する処理部と、を備えていることを特徴とする。ここで、リーダ識別情報として例えばネットワークアドレス等が利用される。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部が、顧客情報のユーザ情報に含まれるメール許諾情報及びメールアドレスに基づいてカード識別情報に関連して当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部が、ユーザからメール許諾情報及びメールアドレスがカード識別情報に関連して提供されたとき、既に登録してある顧客情報のカード識別情報に関連付けて、当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定して記憶部に登録する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部が、記憶部に登録された各顧客情報のうち、メール送信可のフラグが設定されている顧客情報に関して、その利用情報に対応して選択された内容のメールをその顧客情報に含まれるメールアドレス宛にネットワークを介して送信する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターが、リーダ部から利用情報を受け取ったとき、利用情報に含まれるリーダ識別情報に対して前もって設定された所定のポイントを利用情報に含まれるカード識別情報に対して付与する。ここで、ポイントには、例えば利用状況に応じて付与される点数、スコアなどが含まれる。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、リーダ部が、各所の施設等に配置された広告媒体に組み込まれている。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、リーダ部が印刷部を備えており、リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、この印刷部により当該リーダ部に対応する施設情報を印刷出力する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部によりさらに当該施設に関するアンケートを印刷出力する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部によりさらにメール送信承諾を求める項目を印刷出力する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、ユーザの端末装置が、ユーザの入力によりユーザに関する詳細情報をカード識別情報と共にネットワークを介して管理センターに送信し、管理センターが、各施設のリーダ部からの利用情報を受信したとき当該利用情報に含まれるカード識別情報に基づいて当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報及び詳細情報を各施設の端末装置に送信する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部が、各施設からの要求に応じてまたは定期的に、各施設に対して当該施設の利用情報を各ユーザ情報に基づいて分析した利用動向情報として提供する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部が、利用動向情報を印刷出力して当該施設に送付する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、ユーザの端末装置が、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置を備えており、顧客情報を管理センターに送信する際に、同時に生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報を顧客情報に関連付けて送信し、リーダ部が、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置を備えており、利用情報を管理センターに送信する際に、同時に生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報を利用情報に関連付けて送信し、管理センターの処理部が、ユーザの端末装置からカード識別情報及びユーザの生体情報を含む顧客情報を受信したとき、またはリーダ部からカード識別情報及びユーザの生体情報を含む利用情報を受信したとき、記憶部から当該カード識別情報に関連付けられた生体情報を検索し、当該ユーザの生体情報が未登録である場合には、当該カード識別情報に関連付けて当該ユーザの生体情報を記憶部に登録し、当該ユーザの生体情報が登録されている場合には、受信した顧客情報または利用情報に含まれるユーザの生体情報と記憶部に登録されているユーザの生体情報とを照合してユーザ認証を行なう。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、ユーザの端末装置が、ユーザに関する詳細情報及びカード識別情報を管理センターに送信する際に、同時に生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報をカード識別情報に関連付けて送信し、管理センターの処理部が、ユーザの端末装置からカード識別情報及びユーザに関する詳細情報及び生体情報を受信したとき、記憶部から当該カード識別情報に関連付けられた生体情報を検索し、当該ユーザの生体情報が未登録である場合には、当該カード識別情報に関連付けて当該ユーザの生体情報を記憶部に登録する。
本発明による顧客管理支援システムは、好ましくは、管理センターの処理部がユーザ認証できなかったとき、当該カード識別情報に関する処理を中断する。
本発明による顧客管理支援システムによれば、ユーザは、自分が既に利用している非接触情報媒体、例えば非接触ICカードや非接触ICチップを内蔵した携帯端末を、ユーザの端末装置に備えられたカード識別情報読取部にかざして、非接触情報媒体のカード識別情報を読み取らせて、ネットワークを介して管理センターにアクセスする。
これにより、管理センターはカード識別情報に基づいてユーザ認証を行ない、当該ユーザの端末装置に対してネットワークを介して入力案内情報を送信する。
これを受けて、ユーザは、端末装置の表示部に表示された入力案内情報を参照しながら、ユーザ自身に関する最小限のユーザ情報、例えば性別,年代,従事している業界,組織における地位,居住地域等を入力する。これにより、ユーザの端末装置は、カード識別情報及びユーザ情報から成る顧客情報を管理センターにネットワークを介して送信する。
そして、管理センターの送受信部は、ユーザの端末装置から送られてきた顧客情報を受信して処理部に送出する。これにより、管理センターの処理部は、この顧客情報をカード識別情報に基づいてデータベース化して記憶部に登録する。
このようにして、ユーザの登録が行なわれる。この場合、非接触情報媒体のカード識別情報を利用してユーザ認証が行なわれるので、ユーザは、新たに識別情報やパスワードを設定する必要がなく、煩雑な作業から解放されることができる。
その後、ユーザが、各所の施設、例えば飲食店に配置されたリーダ部に自分の所持する非接触情報媒体をかざすと、リーダ部がこの非接触情報媒体のカード識別情報を読み取って、前もって設定された当該リーダ部固有のリーダ識別情報と共に利用情報としてネットワークを介して管理センターに送信する。
これにより、管理センターの送受信部はこの利用情報を受信して処理部に送信する。そして、管理センターの処理部は、この利用情報に含まれるカード識別情報に基づいて、登録されている顧客情報からカード識別情報と関連するユーザ情報に対してリーダ識別情報及びそのときの時刻を関連付けて登録する。また、管理センターの処理部は、当該リーダ識別情報に対して設定されたポイントをカード識別情報に関連して付与すると共に、当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報を、ネットワークを介して施設の端末装置に対して送信する。
従って、各施設では、ユーザが非接触ICカードをリーダ部にかざすと、ほぼリアルタイムで端末装置がこのユーザ情報を画面表示または印刷出力することにより、当該ユーザに関するユーザ情報を得ることができる。これにより、施設側は、当該ユーザに対応した優待,割引等のサービスを提供することができる。
さらに、管理センターの処理部は、各施設からの要求に応じてあるいは定期的に、各施設に対して当該施設の利用情報を各ユーザ情報に基づいて分析した利用動向情報として提供、具体的にはネットワークを介して当該施設の端末装置に送信しまたは利用動向情報をファクシミリ送信し、あるいは上記利用動向情報を印刷出力して当該施設に送付する。
このようにして、ユーザは、既に利用している非接触情報媒体を利用して、その固有のカード識別情報に基づいて最小限のユーザ情報、例えば性別,年代,従事している業界,組織における地位,居住地域等を開示してユーザ登録を行なうことにより、ポイント付与あるいは当該施設の次回利用時に割引等のサービスを受けることができる。
他方、施設側では、従来ユーザ情報を取得することができなかったが、利用動向の検討・販売促進等のマーケティング対策にユーザ情報を組み込むことができるので、よりきめ細かいサービスを提供して、売上の増大を図ることが可能となる。その際、既存の非接触情報媒体を利用してユーザ認証を行なうので、新たな非接触情報媒体を発行する必要がなく、コストが抑制されることになる。
管理センターの処理部が、顧客情報のユーザ情報に含まれるメール許諾情報及びメールアドレスに基づいて、カード識別情報に関連して当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定する場合には、販売促進等のマーケティング対策のメールをユーザに送信するために、メール送信可のフラグにより検索して、容易にメール送信対象のユーザに対応するカード識別情報を抽出することができる。
管理センターの処理部が、ユーザからメール許諾情報及びメールアドレスがカード識別情報に関連して提供されたとき、既に登録してある顧客情報のカード識別情報に関連付けて、当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定して記憶部に登録する場合には、ユーザ登録の際にはメール許諾の意思表示がなかったユーザでも、その後ユーザの端末装置から改めてメール許諾情報及びメールアドレスが送信されてきたき、あるいは郵便等により直接に提供されたとき、当該ユーザの顧客情報に対してメールアドレスを追加登録しメール送信可のフラグを設定することができる。
管理センターの処理部が、記憶部に登録された各顧客情報のうち、メール送信可のフラグが設定されている顧客情報に関して、その利用情報に対応して選択された内容のメールをその顧客情報に含まれるメールアドレス宛にネットワークを介して送信する場合には、利用動向に対応してユーザが興味を持っていると推定される販売促進メニューなどマーケティング対策用メールをユーザに送信することができる。これにより、例えばイベント企画の際に、事前にアンケートのメールをユーザに対して送信することにより、ユーザの反応をイベント開催前に入手することも可能になる。
リーダ部が、各所の施設等に配置された広告媒体に組み込まれている場合には、ユーザが広告媒体、例えばポスター等に組み込まれたリーダ部に非接触情報媒体をかざすことにより、リーダ部が利用情報をネットワークを介して管理センターに送信する。これにより、管理センターの処理部が、この利用情報に基づいて当該カード識別情報に関連付けてリーダ識別情報を記憶部に登録する。そして、ユーザが広告媒体に対応する施設に移動したとき、当該施設のリーダ部に非接触情報媒体をかざすことにより、このリーダ部が利用情報をネットワークを介して管理センターに送信する。
これを受けて、管理センターの処理部は、既に当該非接触情報媒体のカード識別情報に関連して広告媒体のリーダ識別情報が登録されているので、その旨を当該施設に送信等により提供する。これにより、当該施設は、このユーザに対して入場,施設利用,買い物,決済等に関する優待,割引等のサービスを提供する。
リーダ部が、印刷部を備えており、リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったときこの印刷部により当該リーダ部に対応する施設情報を印刷出力する場合には、ユーザは、この印刷出力された例えば地図等を含む施設情報を参照して、例えば当該施設に容易に移動することができ、この施設情報に基づいて割引等のサービスを受けることができる。
リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部でさらに当該施設に関するアンケートを印刷出力する場合には、ユーザは、この印刷出力されたアンケートに回答を記入して当該施設に移動することで、施設側はユーザのアンケート結果を参考にすることができる。
リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部でさらにメール送信承諾を求める項目を印刷出力する場合には、ユーザは、この項目を例えばチェックすると共に、メールアドレスを記入して、例えば葉書として投函しあるいは当該施設に持参することで、管理センター側に当該ユーザのメール送信承諾の意思表示が伝達され得る。
ユーザの端末装置が、ユーザの入力によりユーザに関する詳細情報をカード識別情報と共に、ネットワークを介して管理センターに送信し、管理センターが、各施設のリーダ部からの利用情報を受信したとき、当該利用情報に含まれるカード識別情報に基づいて当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報及び詳細情報を各施設の端末装置に送信する場合には、例えば展示会等においてユーザが非接触情報媒体を利用して事前登録する際に、この事前登録に必要な詳細情報、氏名,勤務先,メールアドレス等を入力してユーザ情報と共に管理センターに送信しておく。そして、ユーザは、展示会の会場入口に設けられたリーダ部に、自分の所持する非接触情報媒体をかざすことにより、リーダ部から利用情報が管理センターに送信され、管理センターの処理部が、当該展示会場等の施設の端末装置に当該非接触情報媒体のカード識別情報に関連付けられたユーザ情報を送信することで、ユーザは、展示会場の入口では単にリーダ部に非接触情報媒体をかざすだけの極めて簡単な操作で展示会に入場することが可能となると共に、各展示ブースでは、リーダ部に非接触情報媒体をかざすだけで出展者側に名刺を渡すことなく必要な事項を明らかにして、カタログの送付や後の商談等に結び付けることができる。この場合、展示会場の主催者側または出展企業側では、ユーザの承諾のもとでユーザ情報を入手することができる。
ユーザの端末装置及び/又はリーダ部が、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置を備えており、顧客情報又は利用情報を管理センターに送信する際に、同時に生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報を顧客情報に関連付けて送信し、管理センターの処理部が、この生体情報を顧客情報又は利用情報に含まれるカード識別情報に関連付けて登録しておき、この生体情報に基づいてユーザ認証を行なう場合には、他人が非接触情報媒体を使用する所謂なりすましが防止できる。
管理センターの処理部がユーザ認証できなかったとき、当該カード識別情報に関する処理を中断する場合には、他人が非接触情報媒体を使用したとき、非接触情報媒体によるサービスの提供を停止することができる。
本発明によれば、既存の非接触情報媒体を利用して、最低限のユーザ情報を含む顧客情報を得ることにより、ユーザの匿名性をある程度確保しながら、きめ細かいマーケティング支援を行なう顧客管理支援システムを提供することができる。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明による顧客管理支援システムの第一の実施形態の構成を示している。図1に示すように、顧客管理支援システム10は、ユーザ100と管理センター200と施設300とポスター等の広告400と第一のネットワーク500と第二のネットワーク600とから構成されている。図1においては、ユーザ100、施設300及び広告400は、一つしか図示していないが、複数存在する。
第一のネットワーク500は、管理センター200と各ユーザ100の端末装置120との間を相互に接続するインターネット、アナログ及びデジタルの携帯電話を含む一般公衆回線網あるいは専用回線網,無線LAN等のネットワーク、具体的には例えばTCP/IP等の所定のプロトコル環境下のインターネット接続サービスを提供するネットワークであって、インターネット接続サービスを提供するものである。
第二のネットワーク600は、管理センター200と各施設300との間、広告400に配置されたリーダ部320,410との間を相互に接続する第一のネットワーク500と同様のネットワーク、または所謂イントラネット等の構内LANによって構築されるネットワークであって、例えばインターネット接続サービスと同様の接続サービスを提供するものである。第一のネットワーク500及び第二のネットワーク600は同一のネットワークでもよく、また第一のネットワーク500、第二のネットワーク600それぞれは、各種ネットワークを組み合わせて構築されていてもよい。
ユーザ100は非接触ICカード110を既に所持しており、この非接触ICカード110を利用して端末装置120により管理センター200に対してユーザ登録しようとする者であって、第一のネットワーク500を介して管理センター200にアクセスして管理センター200のサーバ等にログインし、管理センター200に、より詳細には管理センター200が提供するWebサイトにアクセスすることができる。
なお、非接触ICカード110は、ユーザ100が既に所持している鉄道運賃決済用の「Suica」,「PASMO」や電子マネーの「Edy」等を含む非接触ICカード、あるいはこのような非接触ICカードと同様に利用可能である非接触ICチップを組み込んだ携帯電話等を使用することができる。また、ユーザ100は、管理センター200にアクセスするための端末装置として、パーソナルコンピュータや、携帯電話,PHSを含む各種情報端末機器や管理センターアクセス専用端末等の端末装置120を使用してもよい。
ここで、端末装置120は、上述した非接触ICカード110の例えば製造番号等の固有のカード識別情報111を読み取ることができるカード識別情報読取部121を備えている。このカード識別情報読取部121は、端末装置120に対して例えばUSB接続により外付けされるものでもよく、また端末装置120自体に内蔵されていてもよい。これにより、ユーザ100が自分の所持する非接触ICカード110を端末装置120のカード識別情報読取部121にかざすと、このカード識別情報読取部121が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み込むようになっている。
そして、ユーザ100は、この端末装置120の画面上に表示される入力案内情報211(後述)に基づいて、ユーザ登録に必要な最小限のユーザ情報そして必要に応じて選択的にメール許諾の旨及びメールアドレスを入力する。これにより、端末装置120は、カード識別情報読取部121からのカード識別情報111と、ユーザが入力したユーザ情報122(必要に応じてメール許諾情報123及びメールアドレス124を含む)を、顧客情報130として、第一のネットワーク500を介して管理センター200に送信する。
ここで、端末装置120が管理センター200にアクセスする際に、カード識別情報読取部121で読み取った非接触ICカード110のカード識別情報111を送信することにより、管理センター200はこのカード識別情報111に基づいて当該ユーザ100を一意に特定できる。従って、管理センター200は個々のユーザ100に対して利用者識別コードやパスワードを発行する必要がない。
また、ユーザ100は、管理センター200のサーバ等にログインする際、カード識別情報111を送信することによって一意に特定されるので、利用者識別コードやパスワードをその都度入力する必要がなく、これらの利用者識別コードやパスワードの管理から解放される。
施設300は、例えば映画館,飲食店等を含む各種施設であって、端末装置310により第二のネットワーク600を介して管理センター200にアクセスし、管理センター200のサーバ等にログインすることができる。ここで、端末装置310は、前述したカード識別情報読取部121と同様の構成のリーダ部320と印刷部330とを備えている。
そして、リーダ部320は、固有のリーダ識別情報321を備えており、ユーザ100が自分の所持する非接触ICカード110をかざしたとき、この非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取って、カード識別情報111及びリーダ識別情報321を利用情報340として端末装置310及び第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する。
また、端末装置310は、第二のネットワーク600を介して管理センター200からユーザ情報122を受け取ったとき、このユーザ情報122を表示部に画面表示しあるいは印刷部330により印刷出力する。
この場合、ユーザ情報122は、例えばユーザ登録済みの非接触ICカード110を持参したときのサービス内容や、現在のポイント残高等が記載されている。また、必要に応じてこのユーザ情報122には、当該施設300に関するアンケートが追加記載されており、ユーザ100が自由に書き込めるようになっている。
これに対して、広告400は、例えば映画館,飲食店等を含む各種施設に関するポスター等であって、当該施設300から離れた場所、例えば駅やビルの構内等の人が多く集まる場所等に設置されており、リーダ部410及び印刷部420を備えていると共に、第二のネットワーク600を介して管理センター200に接続されている。
そして、リーダ部410は固有のリーダ識別情報411を備えており、ユーザ100が自分の所持する非接触ICカード110を広告400にかざしたとき、この非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取って、カード識別情報111及びリーダ識別情報411を利用情報430として第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する。また、リーダ部410は、第二のネットワーク600を介して管理センター200から施設情報440を受け取ったとき、この施設情報440を印刷部330により印刷出力してユーザ100に提供する。
この場合、施設情報440には、広告400の内容に対応する施設300に関する情報、例えばユーザ登録済みの非接触ICカード110を持参したときのサービス内容や施設の電話番号,所在地(地図)、そして現在のポイント残高等が記載されている。また、必要に応じて、この施設情報440には、当該施設300に関するアンケートやメール送信可否のチェック欄及びメールアドレス記入欄が記載されており、ユーザ100が自由に書き込めるようになっている。
管理センター200は、適宜の箇所に設けられたワークステーション,サーバ等の情報処理装置から構成されており、送受信部210と、記憶部220と、処理部230と、を有している。
なお、管理センター200での処理は、プログラムに制御されたサーバ,ワークステーション等のコンピュータにより実行され、記録媒体としては、例えば磁気ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものが使用される。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、また各種ネットワークを介してコンピュータに読み込ませるようにしてもよい。
送受信部210は、前もって登録された入力案内情報211を、第一のネットワーク500を介してアクセスしてきたユーザ100の端末装置120に送信し、この端末装置120の表示部の画面上に提示すると共に、ユーザ100の端末装置120から送られてくる顧客情報130を受信して記憶部220に登録すると共に、処理部230に送出する。この入力案内情報211は送受信部210に登録されていても、また後述する記憶部220に登録されていてもよい。
ここで、入力案内情報211は、例えばユーザの性別,年代,従事している業種,組織での地位,居住地域等の入力欄、そして必要であればユーザへのメール送信可否のチェック欄及びメールアドレス入力欄を含んでおり、第一のネットワーク500を介して当該ユーザ100の端末装置120に送信されることにより、この端末装置120の表示部の画面上に提示されるようになっている。
ユーザ100の端末装置120における表示部の画面上にて、ユーザ100によりこの入力案内情報211の各入力欄が入力され、また必要であればメール送信可否のチェック欄にて許諾がチェックされると共に、メールアドレス入力欄にメールアドレスが入力される。これにより、ユーザ100の端末装置120は、これらの入力項目の入力内容、即ちユーザ情報122を前記カード識別情報111と共に顧客情報130として、第一のネットワーク500を介して管理センター200に送信する。
また、管理センター200の送受信部210は、施設300のリーダ部320から端末装置310及び第二のネットワーク600を介して送られてくる利用情報340を受信して記憶部220に登録すると共に、処理部230に送出する。さらに、管理センター200の送受信部210は、広告400のリーダ部410から第二のネットワーク600を介して送られてくる利用情報430を受信して記憶部220に登録すると共に、処理部230に送出する。
このようにして、管理センター200の送受信部210は、ユーザ100の端末装置120から第一のネットワーク500を介して送られてくる顧客情報130,施設300または広告400のリーダ部320,410からの利用情報340,430を受信して、管理センター200の記憶部220に登録すると共に、管理センター200の処理部230に送出する。
管理センター200の処理部230は、管理センター200の送受信部210から顧客情報130を受け取ったとき顧客情報130に含まれるカード識別情報111及びユーザ情報122を抽出し、カード識別情報111に基づいてデータベース化して記憶部220に登録する。また、管理センター200の処理部230は、顧客情報130のユーザ情報122にメール許諾情報123が含まれている場合には、当該顧客情報130に関してメール送信可のフラグを設定すると共に、メールアドレス124も追加する。
さらに、管理センター200の処理部230は、前述した施設300または広告400の印刷部330または420で印刷出力されたハガキをユーザ100が所定事項を記入して投函し、管理センター200側に配達された場合に、手作業でハガキに記載されたカード識別情報111及びユーザ情報122が入力されることにより、当該カード識別情報111に関するユーザ登録が行なわれる。
また、管理センター200の処理部230は、前述した施設300または広告400の印刷部330または420で印刷出力されたハガキをユーザ100がメール許諾の旨及びメールアドレスを記入して投函し、管理センター200側に配達された場合に、手作業でハガキに記載されたカード識別情報111に基づいて、対応する顧客情報130に関してメール送信可のフラグを設定すると共に、メールアドレス124も追加する。
また、管理センター200の処理部230は、管理センター200の送受信部210から利用情報340を受け取ったとき、利用情報340に含まれるカード識別情報111及びリーダ識別情報321を抽出し、カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、当該カード識別情報111に関連付けられた顧客情報130を読み出す。そして、管理センター200の処理部230は、このカード識別情報111に関して顧客情報130に対してリーダ識別情報321を追加すると共に、当該リーダ識別情報321に対して前もって設定されたポイントを付与して、再び記憶部220に登録する。
なお、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して顧客情報130が見つからない場合には、カード識別情報111に関連付けてリーダ識別情報321を顧客情報130の代わりに記憶部220に登録する。
さらに、管理センター200の処理部230は、第二のネットワーク600を介して、リーダ識別情報321に対応する施設300の端末装置310に対してこのカード識別情報111に関連付けられたユーザ情報122を記憶部220から読み出して送信し、端末装置310の表示部に画面表示し、あるいは印刷部330により印刷出力する。これにより、施設300側の担当者は、画面表示されまたは印刷出力されたユーザ情報122を見ることによって、当該ユーザ100に関するユーザ情報122を入手することができる。
また、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して顧客情報130が見つからない場合には、施設情報350にユーザ登録を促す旨の登録案内情報(図示せず)を追加して、施設300の端末装置310に対して送信する。これにより、ユーザ100がこの印刷出力されたハガキの記載に従って、あるいは自分が所持する非接触ICカード110を利用して端末装置120で管理センター200にアクセスすることでユーザ登録を行なうことができる。あるいは、ユーザ100はこのハガキにユーザ情報122を記載し、必要に応じてメール送信許諾をチェックしてポストに投函する。これにより、管理センター200側でユーザ登録が手作業で行なわれ得る。
これに対して、管理センター200の処理部230は、管理センター200の送受信部210から利用情報430を受け取ったとき、利用情報430に含まれるカード識別情報111及びリーダ識別情報411を抽出し、カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、当該カード識別情報111に関連付けられた顧客情報130を読み出す。そして、管理センター200の処理部230は、このカード識別情報111に関してリーダ識別情報411を追加し、再び記憶部220に登録する。
なお、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して顧客情報130が見つからない場合には、カード識別情報111に関連付けてリーダ識別情報411を顧客情報130の代わりに記憶部220に登録する。
さらに、管理センター200の処理部230は、第二のネットワーク600を介して、リーダ識別情報321に対応する広告の印刷部420に対して、このカード識別情報111に関して施設情報440を送信し、印刷部420により例えばそのまま投函可能なハガキとして印刷出力する。これにより、ユーザ100は、自分が所持する非接触ICカード110を広告400のリーダ部410にかざすことにより、当該広告400に関連付けられた施設300に関する施設情報440を入手することができる。その際、ユーザ100は、当該施設情報440に表示されたサービス内容に応じて、施設300から所定のサービスを受けることができる。
また、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して顧客情報130が見つからない場合には、施設情報440にユーザ登録を促す旨の登録案内情報(図示せず)を追加して、広告400の印刷部420に対して送信する。
また、管理センター200の処理部230は、定期的にまたは施設300からの要求に応じて、当該施設300に関連するリーダ識別情報321,411により記憶部220に登録された顧客情報130を検索して、ユーザ情報122と利用情報340及び430から利用状況を表わす利用動向情報240を作製して、第二のネットワーク600を介して当該施設300に対して送信する。
これを受けて、当該施設300の端末装置310は、受信した利用動向情報240を印刷部330により印刷出力し、あるいは表示部(図示せず)により画面表示する。これにより、当該施設300の管理者は、これら印刷出力されまたは画面表示された利用動向情報240を見て、当該施設300の利用状況を把握することができる。この場合、利用動向情報240は、利用者実数だけでなく、例えば時間帯による利用者数や、利用者の職業,年代及び性別による比率等のマーケティング対策に必要なデータを含んでいる。
さらに、管理センター200の処理部230は、定期的にまたは施設300側の要求に応じて、あるいは管理センター200が管理する外部からの要求に応じて、記憶部220に登録されている顧客情報130からメール送信可のフラグが設定されている顧客情報130を検索し、さらに必要に応じて、リーダ識別情報321により特定の施設300、即ちユーザ100が興味を持つと推定されるような例えば和食を提供する飲食店,同一地区における飲食店等の施設300を選択する。そして、管理センター200の処理部230は、選択された顧客情報130に関して、その顧客情報130に含まれるメールアドレス124宛に、例えばサービス実施,イベント開催等の販売促進に関する内容を含んだメール250を送信する。これにより、ユーザ100は、利用したことのある施設300に関連して、同様のサービスを提供する施設300に関する各種メールサービスを受けることができる。
図1に示す顧客管理支援システム10による顧客管理支援方法について、図2乃至図8を参照して説明する。
図2は図1に示す顧客管理支援システム10におけるユーザ登録手順を示すシーケンス図である。図2において、ユーザ100は、符号A1で示すように、自分が所持する非接触ICカード110を端末装置120のカード識別情報読取部121にかざすと、このカード識別情報読取部121が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取る。
続いて、端末装置120は、符号A2で示すように、ユーザ100の操作により第一のネットワーク500を介してカード識別情報111を送信して、管理センター200のサーバにアクセスする。
これにより、符号A3で示すように、管理センター200の送受信部210から、第一のネットワーク500を介して入力案内情報211がユーザ100の端末装置120に送信され、その端末装置120の表示部の画面上に、符号A4で示すように入力案内情報211が表示される。
そして、ユーザ100は、符号A5で示すように、自分の端末装置120における表示部の画面上にて入力案内情報211を参照してユーザ登録に必要な各項目、即ち例えば職業,年代及び性別、そして必要であればメール許諾の旨及びメールアドレスを入力して、(メール許諾情報123及びメールアドレス124を含む)ユーザ情報122を生成する。
その後、ユーザ100の端末装置120は、符号A6で示すように、第一のネットワーク500を介して管理センター200の送受信部210に対してカード識別情報111及びユーザ情報122から成る顧客情報130を送信する。
これを受けて、管理センター200の送受信部210は、ユーザ100の端末装置120からの顧客情報130を受信して、符号A7で示すように当該顧客情報130を記憶部220に登録すると共に、符号A8で示すように処理部230に送出する。
これにより、管理センター200の処理部230は、符号A9で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた顧客情報130からカード識別情報111及びユーザ情報122を抽出した後、符号A10で示すように当該カード識別情報111に基づいてデータベース化して記憶部220に登録する。
その際、管理センター200の処理部230は、符号A11で示すように顧客情報130にメール許諾情報123が含まれている場合には、符号A12で示すように当該顧客情報130にメールアドレス124を追加すると共に、符号A13で示すように当該顧客情報130にメール送信可のフラグを設定する。
最後に、管理センター200の処理部230は、符号A14で示すようにユーザ登録完了の旨を送受信部210から第一のネットワーク500を介してユーザ100の端末装置120に送信する。
これにより、ユーザ100の端末装置120における表示部の画面上にユーザ登録完了の旨の表示が行なわれる。このユーザ登録完了の旨の通知は、メール送信可のフラグが設定されている場合、ユーザ100のメールアドレス124宛にメール送信により行なわれてもよい。
以上で、ユーザ登録作業が完了する。
なお、既にユーザ登録しているユーザ100は、自分が所持する非接触ICカード110を利用して端末装置120により管理センター200にアクセスすることで、後でメール許諾の変更、即ちメール許諾の開始またはメール許諾の解除を行なうこともできる。また、ユーザ100からハガキでユーザ登録の申し込みがあった場合には、管理センター200側でハガキに記載されている非接触ICカード110のカード識別情報111とユーザ情報122に基づいて手作業で顧客情報130の入力が行なわれ、ユーザ登録されることになる。
図3は、図1に示す顧客管理支援システム10における施設での利用登録手順を示すシーケンス図である。
図3において、ユーザ100は、符号B1で示すように自分が所持する非接触ICカード110を、例えば映画館等の施設300に設置されたリーダ部320にかざすと、このリーダ部320が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取る。
そして、リーダ部320は、符号B2で示すようにこのカード識別情報111を固有のリーダ識別情報321と共に、利用情報340として端末装置310から第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する。
これを受けて、管理センター200の送受信部210は、施設300のリーダ部320からの利用情報340を受信して、符号B3で示すように当該利用情報340を記憶部220に登録すると共に、符号B4で示すように処理部230に送出する。
これにより、管理センター200の処理部230は、符号B5で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた利用情報340からカード識別情報111及びリーダ識別情報321を抽出した後、符号B6で示すように当該カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、当該カード識別情報111に関連付けられた顧客情報130を読み出す。
そして、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して検索された顧客情報130に対して、符号B7で示すようにリーダ識別情報321及びそのときの時刻231を追加すると共に、符号B8で示すように所定のポイントを付与して、再び記憶部220に登録する。
続いて、管理センター200の処理部230は、符号B9で示すようにリーダ識別情報321に関連付けられたユーザ情報122を記憶部220から読み出して、符号B10で示すように、第二のネットワーク600を介して施設300の端末装置310に送信し、符号B10で示すように、施設300の端末装置310の表示部に画面表示し、または点線矢印で示すように印刷部330により印刷出力する。
なお、管理センター200の処理部230は、当該非接触ICカード110のカード識別情報111に対応する顧客情報130が登録されていない場合、またはカード識別情報111に対応する顧客情報130にメール送信可のフラグが設定されていない場合、それぞれユーザ登録そしてメール許諾を促す記載を施設情報350に追加し印刷出力する。
これにより、施設300の担当者は、画面表示され(または印刷出力され)たユーザ情報122を見ることにより、当該ユーザ100に関する最小限のユーザ情報即ちプロフィールを入手することができる。
以上で、施設300での利用登録作業が完了する。
図4は、図1に示す顧客管理支援システム10における広告での利用登録手順を示すシーケンス図である。
図4において、ユーザ100は、符号C1で示すように自分が所持する非接触ICカード110を、例えば駅,ビル等の人の多く集まる街頭等に設置された広告400に組み込まれたリーダ部410にかざすと、このリーダ部410が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取る。
そして、リーダ部410は、符号C2で示すようにこのカード識別情報111を固有のリーダ識別情報411と共に利用情報430として、第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する。
これを受けて管理センター200の送受信部210は、広告400のリーダ部410からの利用情報430を受信して、符号C3で示すように、当該利用情報430を記憶部220に登録すると共に、符号C4で示すように処理部230に送出する。
これにより管理センター200の処理部230は、符号C5で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた利用情報430から、カード識別情報111及びリーダ識別情報411を抽出した後、符号C6で示すように当該カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、当該カード識別情報111に関連付けられた顧客情報130を読み出す。
そして、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して検索された顧客情報130に対して、符号C7で示すようにリーダ識別情報411及びそのときの時刻231を追加すると共に、符号C8で示すように所定のポイントを付与して、再び記憶部220に登録する。
続いて、管理センター200の処理部230は、符号C9で示すようにリーダ識別情報411に基づいて当該広告400が関連する施設300に対応する施設情報440を読み出して、符号C10で示すように第二のネットワーク600を介して広告400の印刷部420に送信し、符号C11で示すように広告400の印刷部420によりハガキとして印刷出力する。
なお、管理センター200の処理部230は、当該非接触ICカード110のカード識別情報111に対応する顧客情報130が登録されていない場合、またはカード識別情報111に対応する顧客情報130にメール送信可のフラグが設定されていない場合、それぞれユーザ登録そしてメール許諾を促す記載を施設情報440に追加し、印刷出力する。
これによりユーザ100は、印刷部420により印刷出力されたハガキを持参して、ハガキに記載された地図を参照して施設300まで容易に移動することができると共に、このハガキを施設300側に呈示することにより、割引サービス等のサービスを受けることができる。その際、ハガキに当該施設300に関するアンケートが記載されている場合には、ユーザ100がアンケートに対して回答を記入することで、施設300側はユーザ100の当該施設300に対する感想等を知ることができる。
以上で、広告400での利用登録作業が完了する。
図5は、図1に示す顧客管理支援システム10における利用動向情報の送信手順を示すシーケンス図である。
図5において、管理センター200の処理部230は、定期的にあるいは施設300側の要求に応じて、符号D1で示すように当該施設300に関連するリーダ識別情報321及び411により記憶部220に登録された顧客情報130を検索する。
そして、管理センター200の処理部230は、符号D2で示すようにユーザ情報122と利用情報340及び430から、例えばユーザ情報122に基づく職業,年代及び性別毎の利用状況を表わす利用動向情報240を作成する。
続いて、管理センター200の処理部230は、符号D3で示すようにこの利用動向情報240を第二のネットワーク600を介して施設300の端末装置310に送信する。
これを受けて、当該施設300の端末装置310は、符号D4で示すように受信した利用動向情報240を端末装置310の表示部に画面表示し、または点線矢印で示すように印刷部330により印刷出力する。これにより当該施設300の管理者は、印刷出力されまたは画面表示された利用動向情報240を見て、当該施設300の利用状況を把握することができる。
従って、当該施設300の管理者は、この利用状況を参照して、次のサービス内容等の販売促進を含むマーケティング対策を容易に図ることができる。
以上で、利用動向情報の送信作業が完了する。
図6は、図1に示す顧客管理支援システム10におけるメール送信手順を示すシーケンス図である。
図6において、管理センター200の処理部230は、定期的にあるいは施設300側の要求に応じて、あるいは管理センター200が管理する外部からの要求に応じて、符号E1で示すように、記憶部220に登録されている顧客情報130から、メール送信可のフラグが設定されている顧客情報130を検索し、さらに符号E2で示すように必要に応じてリーダ識別情報321,411により特定の顧客情報130を選択する。
そして、管理センター200の処理部230は、符号E3で示すように選択された顧客情報130に関してその顧客情報130に含まれるメールアドレス124宛に、前もって作成してある例えばサービス実施,イベント開催等の販売促進に関する内容を含んだメール250を送信する。
これを受けて、ユーザ100は、符号E4に示すように端末装置120によりあるいは携帯端末等のメール受信可能な手段を使用して当該メール250を受信し、このメール250を読むことによって、自分が興味のありそうな施設300に関するサービス案内を把握することができる。
以上で、メール送信作業が完了する。
次に、本発明による顧客管理支援システムの第二の実施形態について説明する。
この第二の実施形態による顧客管理支援システムは、図1に示した顧客管理支援システム10と同じ構成であり、以下の点で異なっている。
即ち、この顧客管理支援システムは、施設300の代わりに例えば大きな施設内に多数のブースを設けた展示会場を備えている。そして、会場入口及び各ブースがそれぞれ施設300として端末装置310及びリーダ部320を備えている。この場合、ユーザ情報122は展示会場の入場に必要な項目、即ち氏名,会社名(所属)及びメールアドレス等の項目を含んでいる。
また、管理センター200の処理部230は、展示会場入口に設けられたリーダ部320から非接触ICカードのカード識別情報111及びリーダ識別情報321が送られてきたとき、この展示会場入口に設けられた端末装置310に対して、このカード識別情報111に対応する顧客情報130を記憶部220から検索して第二のネットワーク600を介して送信する。これを受けて、展示会場入口の端末装置310は、その表示部に当該非接触ICカード110のカード識別情報111に対応する顧客情報130を表示する。
このような構成の顧客管理支援システムによるユーザ登録手順について図7を参照して説明する。
図7において、ユーザ100は、符号F1で示すように自分が所持する非接触ICカード110を端末装置120のカード識別情報読取部121にかざして、このカード識別情報読取部121で当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み込む。
続いて、端末装置120は、符号F2で示すようにユーザ100の操作により第一のネットワーク500を介してカード識別情報111を送信して、管理センター200のサーバにアクセスする。
これにより、符号F3で示すように、管理センター200の送受信部210から第一のネットワーク500を介して入力案内情報211がユーザ100の端末装置120に送信され、その端末装置120の表示部の画面上に、符号F4で示すように入力案内情報211が表示される。
そして、ユーザ100は、符号F5で示すように自分の端末装置120の表示部の画面上にて、入力案内情報211を参照してユーザ登録に必要な各項目、即ち例えば氏名,会社名,所属,メールアドレス等を入力してユーザ情報122を生成する。
その後、ユーザ100の端末装置120は、符号F6で示すように第一のネットワーク500を介して管理センター200の送受信部210に対してカード識別情報111及びユーザ情報122から成る顧客情報130を送信する。
これを受けて、管理センター200の送受信部210は、ユーザ100の端末装置120からの顧客情報130を受信して、符号F7で示すように、当該顧客情報130を記憶部220に登録すると共に、符号F8で示すように処理部230に送出する。
これにより、管理センター200の処理部230は、符号F9で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた顧客情報130からカード識別情報111及びユーザ情報122を抽出した後、符号F10で示すように当該カード識別情報111に基づいてデータベース化して記憶部220に登録する。
最後に、管理センター200の処理部230は、符号F11で示すようにユーザ登録完了の旨を送受信部210から第一のネットワーク500を介してユーザ100の端末装置120に送信する。これにより、ユーザ100の端末装置120における表示部の画面上にユーザ登録完了の旨の表示が行なわれる。
以上で、ユーザ登録即ち展示会の事前登録の作業が完了する。
次に、顧客管理支援システムによる利用登録手順について図8を参照して説明する。
図8において、ユーザ100は、符号G1で示すように自分が所持する非接触ICカード110を展示会場の入口に設置されたリーダ部320にかざすと、リーダ部320が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取る。そして、リーダ部320は、符号G2で示すように、このカード識別情報111を固有のリーダ識別情報321と共に利用情報340として端末装置310から第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する。
これを受けて管理センター200の送受信部210は、施設300のリーダ部320からの利用情報340を受信して、符号G3で示すように当該利用情報340を記憶部220に登録すると共に、符号G4で示すように処理部230に送出する。
これにより、管理センター200の処理部230は、符号G5で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた利用情報340から、カード識別情報111及びリーダ識別情報321を抽出した後、符号G6で示すように当該カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、当該カード識別情報111に関連付けられた顧客情報130を読み出す。
そして、管理センター200の処理部230は、カード識別情報111に関して検索された顧客情報130に対して、符号G7で示すようにリーダ識別情報321を追加して記憶部220に登録する。
続いて、管理センター200の処理部230は、符号G8で示すようにリーダ識別情報321に対応するユーザ情報122を読み出して、符号G9で示すように第二のネットワーク600を介して施設300の端末装置310に送信し、符号G9で示すように端末装置310の表示部に画面表示しまたは点線矢印で示すように印刷部330により印刷出力する。これにより、展示会場入口の係員がこの画面表示または印刷出力されたユーザ情報122を見てユーザ100の確認を行なうことができる。
以上で、展示会場入口での利用登録作業が完了する。従って、ユーザ100は、非接触ICカード110を持参することによって展示会場入口では非接触ICカード110をリーダ部320にかざすだけで他の手続が一切不要である。
さらに、ユーザ100は、各ブースにおいて、リーダ部320に自分が所持する非接触ICカード110をかざすだけで、ブース側にユーザ情報122を知らせることができるので、従来のように名刺を差し出すようなことなく、後でカタログの送付を受けたり、商談に進むことも可能となる。
図9は、本発明に係る顧客管理支援システムの第三の実施形態の構成を示すブロック図である。図9において、顧客管理支援システム20は、図1に示した顧客管理支援システム10とほぼ同じ構成であるが、以下の点で異なる。
即ち、顧客管理支援システム20において、ユーザの端末装置120は、ユーザ100の生体情報としてユーザ100の顔を読み取ることができる顔読取装置125を備えている。この顔読取装置125は、端末装置120に対して例えばUSB接続により外付けされるものでもよく、端末装置120自体に内蔵されていてもよい。ユーザ100が顔読取装置125の前に位置すると、この顔読取装置125が当該ユーザ100の顔を読み取って、顔情報101を生成する。
ユーザ100が顔読取装置125の前に位置すると、この顔読取装置125が当該ユーザ100の顔を読み取って、顔情報101を生成する。そして、端末装置120は、前述した顧客情報130を第一のネットワーク500を介して管理センター200に送信する際に、この顔情報101を顧客情報130に関連付けて送信する。
また、施設300も同様の顔読取装置350を備えている。この顔読取装置350は、ユーザ100が自分の所有する非接触ICカード110をリーダ部320にかざしたとき、ユーザ100の顔を読み取って顔情報101を生成する。端末装置310は、利用情報340を第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する際に、この顔情報101を利用情報340に関連付けて送信する。
また、広告400も、同様の顔読取装置450を備えている。この顔読取装置450は、ユーザ100が自分の所有する非接触ICカード110をリーダ部410にかざしたとき、ユーザ100の顔を読み取って顔情報101を生成する。
これにより、リーダ部410は、利用情報430を第二のネットワーク600を介して管理センター200に送信する際に、この顔情報101を利用情報430に関連付けて送信する。
管理センター200の処理部230は、管理センター200の送受信部210から顧客情報130を受け取ったとき、顧客情報130に含まれるカード識別情報111及びユーザ情報122を抽出して記憶部220に登録する際に、顔情報101もカード識別情報111に関連付けてデータベース化して記憶部220に登録する。
管理センター200の処理部230は、管理センター200の送受信部210から利用情報340または430を受け取ったとき、まずカード識別情報111及び顔情報101を抽出して、このカード識別情報111に基づいて、記憶部220に登録された顧客情報130を検索する。
ここで、顧客情報130を検索して当該カード情報111に関連付けられた顔情報101が見つからなかった、即ち未登録の場合には、管理センター200の処理部230は、当該顔情報101を当該カード識別情報111に関連付けて記憶部220に登録した後、前述した各種処理を続行する。
一方、当該カード識別情報111に関連付けられた顔情報101が見つかった場合には、管理センター200の処理部230は、見つかった顔情報101と受け取った顔情報101とを照合して、顔情報101によるユーザ100の認証を行なう。
ユーザ100の認証ができた場合には、管理センター200の処理部230は、前述した各種処理を続行する。
一方、認証できなかった場合には、管理センター200の処理部230は、ユーザ情報122または施設情報440と共に、あるいはユーザ情報122または施設情報440に替えて、認証できなかった旨の通知を施設300または広告400に送信する。各施設300は、ユーザ情報122と共に認証できなかった旨の通知を受け取った場合、ユーザ情報122の端末装置310の表示部による画面出力又は印刷部330による印刷出力を行なうと共に、あるいは行なわずに、この通知を画面出力しあるいは印刷出力する。
同様に、各広告400は、施設情報440と共に認証できなかった旨の通知を受け取った場合、施設情報440の印刷出力を行なうと共に、あるいは行なわずに、この通知を印刷出力する。
このような構成の顧客管理支援システム20によれば、ユーザ100が非接触ICカード110を各施設300のリーダ部320や広告400にかざしたとき、顔読取装置350または440がユーザ100の顔を読み込んで顔情報101を生成し、管理センター200に送信する。
管理センター200は、この顔情報101を、当該ユーザ100に関して当該非接触ICカード110のカード識別情報111に関連して登録された顔情報101と照合することにより、当該非接触ICカード11を使用しようとしている利用者がユーザ100本人であることを認証することができる。
従って、非接触ICカード110を所有するユーザ100の本人以外の他人が当該非接触ICカード110を利用して、施設300や広告400におけるサービスを受けようとしたときは、顔情報101の不一致によりユーザ認証ができない。すると、管理センター200の処理部が各種処理を中止するので、非接触ICカード110の不正利用を確実に防止することができる。
このような構成の顧客管理支援システム20による顔情報を含むユーザ登録手順について、図10を参照して説明する。
ユーザ100が、符号H1で示すように、自分が所持する非接触ICカード110を端末装置120のカード識別情報読取部121にかざすと、このカード識別情報読取部121が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取る。
続いて、端末装置120は、符号H2で示すように、ユーザ100の操作により第一のネットワーク500を介してカード識別情報111を送信して、管理センター200のサーバにアクセスする。
これにより、符号H3で示すように管理センター200の送受信部210から、第一のネットワーク500を介して、入力案内情報211がユーザ100の端末装置120に送信され、その端末装置120の表示部の画面上に、符号H4で示すように入力案内情報211が表示される。
そして、ユーザ100は、符号H5で示すように、自分の端末装置120における表示部の画面上にて入力案内情報211を参照してユーザ登録に必要な各項目、即ち例えば職業,年代及び性別、そして必要であればメール許諾の旨及びメールアドレスを入力して、メール許諾情報123及びメールアドレス124を含むユーザ情報122を生成する。
また、ユーザ100の端末装置120は、符号H6で示すように、顔読取装置125からユーザ100の顔情報101を受信する。
その後、ユーザ100の端末装置120は、符号H7で示すように、第一のネットワーク500を介して、管理センター200の送受信部210に対してカード識別情報111,ユーザ情報122及び顔情報101から成る顧客情報130を送信する。
管理センター200の送受信部210は、ユーザ100の端末装置120からの顧客情報130を受信して、符号H8で示すように当該顧客情報130を記憶部220に登録すると共に、符号H9で示すように処理部230に送出する。
管理センター200の処理部230は、符号H10で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた顧客情報130からカード識別情報111,ユーザ情報122及び顔情報101を抽出した後、符号H11で示すように当該カード識別情報111に基づいてデータベース化して記憶部220に登録する。
その際、管理センター200の処理部230は、符号H12で示すように顧客情報130にメール許諾情報123が含まれている場合には、符号H13で示すように当該顧客情報130にメールアドレス124を追加すると共に、符号H14で示すように当該顧客情報130にメール送信可のフラグを設定する。
最後に、管理センター200の処理部230は、符号H15で示すようにユーザ登録完了の旨を送受信部210から第一のネットワーク500を介してユーザ100の端末装置120に送信する。
これにより、ユーザ100の端末装置120における表示部の画面上にユーザ登録完了の旨の表示が行なわれる。このユーザ登録完了の旨の通知は、メール送信可のフラグが設定されている場合、ユーザ100のメールアドレス124宛にメール送信により行なわれてもよい。
以上で、顔情報を含むユーザ登録作業が完了する。
図11は、図9に示す顧客管理支援システム20における施設利用の際のユーザ認証手順を示すシーケンス図である。
ユーザ100は、符号I1で示すように自分が所持する非接触ICカード110を、例えば映画館等の施設300に設置されたリーダ部320にかざす。すると、このリーダ部320が当該非接触ICカード110のカード識別情報111を読み取ると共に、符号I2で示すように、顔読取装置350がユーザ100の顔を読み取って顔情報101を生成する。
リーダ部320は、符号I3で示すようにこのカード識別情報111及び顔情報101を固有のリーダ識別情報321と共に、端末装置310から第二のネットワーク600を介して、利用情報340として管理センター200に送信する。
管理センター200の送受信部210は、施設300のリーダ部320からの利用情報340を受信して、符号I4で示すように当該利用情報340を記憶部220に登録すると共に、符号I5で示すように処理部230に送出する。
管理センター200の処理部230は、符号I6で示すように管理センター200の送受信部210から送られてきた利用情報340からカード識別情報111及び顔情報101を抽出して、符号I7で示すように、カード識別情報111に基づいて記憶部220に登録された顧客情報130を検索し、符号I8で示すように、当該カード識別情報111に関連付けられた顔情報101を読み出す。そして、管理センター200の処理部230は、符号I9で示すように、読み出した顔情報101を利用情報340から抽出した顔情報101と照合して、ユーザ認証を行なう。
ここで、符号I8の段階において、顔情報101が見つからなかった場合には、管理センター200の処理部230は、顔情報101が未登録であるとして、符号I10で示すように、当該顔情報101を当該カード識別情報111に関連付けてデータベース化して記憶部220に登録した後、符号I11で示すように、図3における符号B5以降の処理を行なう。
符号I9の段階において、顔情報101が一致してユーザ認証ができた場合には、管理センター200の処理部230は、符号I11で示すように、図3における符号B5以降の処理を行なう。
一方、符号I9の段階において、顔情報101が一致せずユーザ認証ができなかった場合には、管理センター200の処理部230は、符号I12で示すように、処理を中断した後、符号I13で示すように、ユーザ認証不可の旨の通知を、第二のネットワーク600を介して施設300の端末装置310に送信し、符号I14で示すように、施設300の端末装置310の表示部にユーザ認証不可の旨を画面表示し、または点線矢印で示すように印刷部330により印刷出力する。
以上で、施設300における顔認証作業が完了する。
なお、ユーザ認証不可であっても、管理センター200の処理部230は、そのまま処理を続行して、当該カード識別情報111に関連してポイント付与を行ない、またユーザ情報122を施設300の端末装置310に送信するようにしてもよい。
本顧客管理支援システム20について、施設300を利用する際のユーザ認証について説明したが、広告400を利用する場合も同様にユーザ100の顔情報101に基づいてユーザ100の認証が行なわれる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。例えば、上述した顧客管理支援システム10においては、非接触情報媒体110として、例えば鉄道運賃決済のためのIC乗車券「Suica」,「PASMO」や電子マネー「Edy」を利用する場合について説明したが、これに限らず、既に利用されている任意の種類の非接触ICカード、例えばJICSAPのICカード仕様V2.0の「第四部 高速処理用ICカード」で規定するICカードや、日本鉄道サイバネティクス協議会によるICカード規定により規格化されたICカード、さらにはISO 18092で規定するICカードを含む非接触情報媒体を利用することができる。
また、上述した実施形態においては、リーダ部320,410が第二のネットワーク600を介して管理センター200に接続されているが、これに限らず、これらのリーダ部320,410は、第一のネットワーク500を介して管理センター200に接続されていてもよい。読み取りのみならず書き込みにも対応しているICカードに対応して、リーダ部320,410は書き込み機能を有していてもよい。
上述した第三の実施形態においては、ユーザ100の固有の生体情報として顔情報101を利用した場合について説明したが、これに限らず、ユーザ100を個別に認識出来るものであれば、他の生体情報、例えば指紋,掌紋,虹彩等の生体情報を利用してユーザ認証を行なうようにしてもよいことは明らかである。
さらに、上述した実施形態においては、非接触情報媒体として、非接触ICカードと同様に利用できる非接触ICチップを組み込んだ携帯電話等の携帯端末も利用することができるが、これに限らず、携帯電話等の携帯端末において、組み込まれた非接触ICチップのカード識別情報を読み取るための読取部を備えることで、この携帯端末で非接触ICチップのカード識別情報を読み取って、直接に第一のネットワークを介して管理センター200にアクセスするようにしてもよい。これにより、ユーザは、端末装置120を用意することなく、このような非接触ICチップのカード識別情報を読み取るための読取部を備えた携帯端末を利用して直接に管理センター200にアクセスすることも可能である。
また、リーダ部410は全国各地のゲームセンターなどのゲーム機に取り付けられており、ユーザが以前行なっていたゲームの続きを場所を代えて行なうこともできる。
以上のように、本発明によれば、既存の非接触情報媒体を利用して最低限の顧客情報を得ることにより、ユーザの匿名性をある程度確保しながら、きめ細かいマーケティング支援を行なう、極めて優れた顧客管理支援システムが提供される。
本発明の顧客管理支援システムの第一の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1の顧客管理支援システムにおけるユーザ登録手順を示すシーケンス図である。 図1の顧客管理支援システムにおける施設での利用登録手順を示すシーケンス図である。 図1の顧客管理支援システムにおける広告での利用登録手順を示すシーケンス図である。 図1の顧客管理支援システムにおける利用動向情報の送信手順を示すシーケンス図である。 図1の顧客管理支援システムにおけるメール送信手順を示すシーケンス図である。 本発明による顧客管理支援システムの第二実施形態におけるユーザ登録手順を示すシーケンス図である。 本発明による顧客管理支援システムの第二実施形態における利用登録手順を示すシーケンス図である。 本発明に係る顧客管理支援システムの第三の実施形態の構成を示すブロック図である。 図9の顧客管理支援システムにおけるユーザ登録手順を示すシーケンス図である。 図9の顧客管理支援システムにおける施設利用の際のユーザ認証手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10,20 顧客管理支援システム
100 ユーザ
101 顔情報
110 非接触情報媒体
111 カード識別情報
120 端末装置
121 カード識別情報読取部
122 ユーザ情報
123 メール許諾情報
124 メールアドレス
125 顔読取装置
130 顧客情報
200 管理センター
210 送受信部
211 入力案内情報
220 記憶部
230 処理部
300 施設
310 端末装置
320 リーダ部
330 印刷部
340 利用情報
350 顔読取装置
400 広告
410 リーダ部
411 リーダ識別情報
420 印刷部
430 利用情報
440 施設情報
450 顔読取装置
500 第一のネットワーク
600 第二のネットワーク

Claims (15)

  1. 非接触情報媒体の固有のカード識別情報を読み出して、このカード識別情報に関連付けてユーザ情報と共に、ネットワークを介して管理センターで顧客情報として登録しておき、ユーザがこの非接触情報媒体のカード識別情報を各所の施設に配置されたリーダ部に読み取らせて、上記リーダ部から当該施設の利用情報をネットワークを介して上記管理センターで受信して、上記ユーザ情報に当該利用情報を追加登録すると共に、各施設に対して当該施設の利用状況を提供する顧客管理支援システムであって、
    上記ユーザの端末装置が、非接触情報媒体の固有のカード識別情報を読み取るカード識別情報読取部を備えており、上記管理センターからネットワークを介して送信されてくる入力案内情報に基づいて、ユーザが入力したユーザ自身に関する最小限のユーザ情報と上記カード識別情報読取部で読み取ったカード識別情報とを含む顧客情報を、上記ネットワークを介して管理センターに送信し、
    上記リーダ部に前もって固有のリーダ識別情報を設定されており、該リーダ部が非接触媒体のカード識別情報を読み取ったとき、このカード識別情報をリーダ識別情報と共に、利用情報としてネットワークを介して管理センターに送信し、
    上記管理センターが、
    ユーザの端末装置に対してネットワークを介して顧客情報の登録に必要な各項目を入力するための入力案内情報を提示し、ユーザの端末装置からネットワークを介して送信されてくる顧客情報を受信して処理部に送出すると共に、各リーダ部からネットワークを介して送信されてくる利用情報を受信して処理部に送出する送受信部と、
    上記顧客情報及び利用情報を読み書き可能に登録する記憶部と、
    上記送受信部からの上記顧客情報を、カード識別情報に基づいてデータベース化して記憶部に登録すると共に、上記送受信部からの利用情報に関してカード識別情報に基づいて登録されている顧客情報から上記カード識別情報と関連するユーザ情報にリーダ識別情報及びそのときの時刻を関連付けて登録し、さらに各施設の端末装置に対してネットワークを介して当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報を送信する処理部と、
    を備えていることを特徴とする、顧客管理支援システム。
  2. 前記管理センターの処理部が、顧客情報のユーザ情報に含まれるメール許諾情報及びメールアドレスに基づいてカード識別情報に関連して当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定することを特徴とする、請求項1に記載の顧客管理支援システム。
  3. 前記管理センターの処理部が、ユーザからメール許諾情報及びメールアドレスがカード識別情報に関連して提供されたとき、既に登録してある顧客情報のカード識別情報に関連付けて、当該顧客情報にこのメールアドレスを追加登録すると共に、メール送信可のフラグを設定して記憶部に登録することを特徴とする、請求項1または2に記載の顧客管理支援システム。
  4. 前記管理センターの処理部が、前記記憶部に登録された各顧客情報のうち、メール送信可のフラグが設定されている顧客情報に関して、その利用情報に対応して選択された内容のメールをその顧客情報に含まれるメールアドレス宛にネットワークを介して送信することを特徴とする、請求項2または3に記載の顧客管理支援システム。
  5. 前記管理センターが、リーダ部から利用情報を受け取ったとき、利用情報に含まれるリーダ識別情報に対して前もって設定された所定のポイントを、利用情報に含まれるカード識別情報に対して付与することを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の顧客支援システム。
  6. 前記リーダ部が、各所の施設等に配置された広告媒体に組み込まれていることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載の顧客管理支援システム。
  7. 前記リーダ部が印刷部を備えており、リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、この印刷部により当該リーダ部に対応する施設情報を印刷出力することを特徴とする、請求項1から6の何れかに記載の顧客管理支援システム。
  8. 前記リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部によりさらに当該施設に関するアンケートを印刷出力することを特徴とする、請求項7に記載の顧客管理支援システム。
  9. 前記リーダ部が非接触情報媒体の識別情報を読み取ったとき、印刷部によりさらにメール送信承諾を求める項目を印刷出力することを特徴とする、請求項6または8に記載の顧客管理支援システム。
  10. 前記ユーザの端末装置が、ユーザの入力によりユーザに関する詳細情報をカード識別情報と共に、ネットワークを介して管理センターに送信し、
    前記管理センターが、各施設のリーダ部からの利用情報を受信したとき、当該利用情報に含まれるカード識別情報に基づいて当該カード識別情報に関連付けられたユーザ情報及び詳細情報を各施設の端末装置に送信することを特徴とする、請求項1から9の何れかに記載の顧客管理支援システム。
  11. 前記管理センターの処理部が、各施設からの要求に応じてまたは定期的に各施設に対して当該施設の利用情報を各ユーザ情報に基づいて分析した利用動向情報として提供することを特徴とする、請求項1から10の何れかに記載の顧客管理支援システム。
  12. 前記管理センターの処理部が、前記利用動向情報を印刷出力して当該施設に送付することを特徴とする、請求項11に記載の顧客管理支援システム。
  13. 前記ユーザの端末装置が、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置を備えており、前記顧客情報を管理センターに送信する際に、同時に上記生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報を顧客情報に関連付けて送信し、
    前記リーダ部が、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置を備えており、利用情報を管理センターに送信する際に、同時に上記生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報を利用情報に関連付けて、送信し、
    前記管理センターの処理部が、前記ユーザの端末装置からカード識別情報及びユーザの生体情報を含む顧客情報を受信したとき、またはリーダ部からカード識別情報及びユーザの生体情報を含む利用情報を受信したとき、記憶部から当該カード識別情報に関連付けられた生体情報を検索し、当該ユーザの生体情報が未登録である場合には、当該カード識別情報に関連付けて当該ユーザの生体情報を記憶部に登録し、当該ユーザの生体情報が登録されている場合には、受信した顧客情報または利用情報に含まれるユーザの生体情報と記憶部に登録されているユーザの生体情報とを照合してユーザ認証を行なうことを特徴とする、請求項1から12の何れかに記載の顧客管理支援システム。
  14. 前記ユーザの端末装置が、ユーザに関する詳細情報及びカード識別情報を管理センターに送信する際に、同時に上記生体情報読取装置で読み取ったユーザの生体情報をカード識別情報に関連付けて送信し、
    前記管理センターの処理部が、前記ユーザの端末装置からカード識別情報及びユーザに関する詳細情報及び生体情報を受信したとき、記憶部から当該カード識別情報に関連付けられた生体情報を検索し、当該ユーザの生体情報が未登録である場合には、当該カード識別情報に関連付けて当該ユーザの生体情報を記憶部に登録することを特徴とする、請求項13に記載の顧客管理支援システム。
  15. 前記管理センターの処理部が、ユーザ認証できなかったとき、当該カード識別情報に関する処理を中断することを特徴とする、請求項13または14に記載の顧客管理支援システム。
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