JP5544989B2 - 匿名id管理システム - Google Patents
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Description
例えば、ユーザーが商品を購入する際、レジで店員がユーザーの非接触情報媒体をリーダー装置に接触させて、或いはPOSとの連動で非接触情報媒体の固有の識別情報を店舗のニックネーム管理装置へ送信して、サーバ装置から商品を購入した客のプロフィールも得ることが出来る。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係る匿名ID管理システム1を示すブロック図である。図に示すように、匿名ID管理システム1は、ニックネーム管理装置10と、複数のリーダー装置21〜26と、複数の端末装置31〜36と、を備えている。本発明において、リーダー装置と端末装置との数は図示例に限定されるものではない。
ニックネーム管理装置10は、非接触ICカードの固有の識別情報、例えばIDMに関連付けて、匿名IDとしてのニックネームを管理する装置である。
ニックネーム管理装置10は、ワークステーション,サーバ等の情報処理装置から構成されており、図2に示すように、送受信部110と、記憶部120と、処理部130と、を有している。
ニックネーム管理装置10での処理は、プログラムに制御されたサーバ,ワークステーション等のコンピュータ或いはコンピュータネットワークにより実行され、記録媒体としては、例えば光ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものが使用される。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、また各種ネットワークを介してコンピュータに読み込ませるようにしてもよい。
記憶部120は、非接触ICカードの固有の識別情報、例えばIDMとニックネームとを関連付けて記録する。本実施形態では、ニックネームは、ペットネーム、愛称、仮称等を含む概念として用いる。
処理部130は、送受信部110で受信した識別情報を元に、当該識別情報に関連付けられたニックネームを記録部120から検索する処理を行う。
非接触ICカードは、ユーザーが既に所持している鉄道運賃決済用の「Suica」,「PASMO」や電子マネーの「Edy」等を含む非接触ICカード、あるいはこのような非接触ICカードと同様に利用可能である非接触ICチップを組み込んだ携帯電話等を使用することができる。以下、本実施形態では、非接触情報媒体として非接触ICカードを利用する場合を前提に説明する。
A: 携帯電話を利用した登録方法
図3はニックネームの登録方法の1例を示す模式図である。図中の50は非接触ICカードであり、60は携帯電話機である。携帯電話機60は、非接触ICカードの識別情報、例えばIDMを読み取り可能な読み取り部61を備えている。また、携帯電話機60は、IDMに関連付けられるニックネーム、年齢層、性別を、前述のニックネーム管理装置10に登録するためのプログラム(以下、登録プログラムと呼ぶ)を備えている。なお、この登録プログラムはユーザーに対して上記のニックネーム、年齢層、性別を携帯電話機のボタンを利用して、入力を求めるように構成されている。
図4はニックネームの登録方法の第2例を示す模式図である。図中の50は非接触ICカードであり、70はコンピュータである。コンピュータ70は、非接触ICカード50の識別情報、例えばIDMを読み取り可能な汎用リーダー71を備えている。また、コンピュータ70は、前述の携帯電話機60と同様に、登録プログラムを備えている。
本登録方法では、例えば、コンピュータ70の登録プログラムを起動させた状態で、非接触ICカード50を汎用リーダー71にかざすと、非接触ICカード50の識別情報、例えばIDMが読み取られる。次いで、コンピュータ70のディスプレイ(図示省略)に、ニックネーム、年齢層、性別の入力を求める表示が現れる。ニックネームなどの情報の入力が完了すると、ニックネームはIDMと関連付けられて、ニックネーム管理装置10に送られて登録される。
なお、コンピュータ70に代えて、非接触ICカード専用の読み取り装置を利用してもよい。例えば、ソリトンシステムズ製の“Ami Touch”を利用してもよい。
図5はニックネームの登録方法の第3例を示す模式図である。図中の50は非接触ICカードであり、75はコンピュータである。このコンピュータ75は、第2の登録方法のコンピュータ70と異なり、汎用リーダー71を備えていない。本登録方法では、非接触ICカード50の識別情報、例えばIDMが、例えば街角の施設に設置されたリーダーで読み出されて印刷されていて、ユーザー自身がコンピュータ75によって登録サイトにアクセスして、当該IDM及びニックネームなどを記入して登録する。なお、登録サイトへのアクセスはデータを閲覧するプログラムを起動して行う。この場合、コンピュータのディスプレイに、ニックネーム、年齢層、性別の入力を求める表示画面が現れる。
リーダー装置21〜26は、図6に示すように、上述した非接触ICカード50の例えば製造番号等の固有のカード識別情報、つまりIDMを読み取ることができるカード識別情報読取部210と、ニックネーム管理装置10と情報のやりとりを行うための送受信部220と、を備えている。
ユーザーが所持する非接触ICカード50をリーダー装置21〜26にかざすと、このカード識別情報読取部210が当該非接触ICカード50のカード識別情報を読み込み、リーダー装置21〜26の送受信部220が、ニックネーム管理装置10へ当該カード識別情報、つまりIDMを送信する。
なお、リーダー装置21〜26は、固有のリーダー識別情報を備えており、このリーダー識別情報は前述のカード識別情報と共にニックネーム管理装置10へ送信される。
端末装置31〜36は、図7に示すように、ネットワーク40を介して前述のニックネーム管理装置10と情報のやりとりを行う送受信部310と、ニックネーム管理装置10から受信した情報、つまりニックネームなどを表示するディスプレイ320と、を備えている。例えば、端末装置31〜36として、無線LANなどの通信デバイスを内蔵したパーソナルコンピュータや、携帯電話,PHSを含む各種情報端末機器を使用することができる。
なお、イベント施設は、例えば映画館,飲食店等を含む各種施設である。各イベント施設の場所は、同じ建物内であっても、それぞれ別の建物内であってもよい。
ユーザーがあるイベント施設のリーダー装置21〜26に自分が所持する非接触ICカード50をかざしたとき、この非接触ICカード50のカード識別情報が読み取られる(ステップS1)。リーダー装置21〜26は、カード識別情報及びリーダー識別情報をネットワーク40を介してニックネーム管理装置10へ送信する(ステップS2)。
・ニックネームだけの情報
・ニックネームに加えて来店回数や登録時に入力した年齢層や性別等の情報
・ニックネームそのものを除外し来店回数、年齢層及び性別等の情報
ニックネーム管理装置10は、ユーザー毎に、当該ユーザーがどの施設のリーダー装置21〜26に非接触情報媒体を接触させたかの情報を記録するように、構成されてもよい。
複数のリーダー装置21〜26は、それぞれ、GPS情報を取得する手段を有するように構成されてもよい。この場合、ユーザーがリーダー装置21〜26に非接触情報媒体をかざすと、当該リーダー装置21〜26からニックネーム管理装置10へ識別情報と共に、例えばリーダー装置が設置されている場所の位置情報を示すGPS情報が送信される。
ニックネーム管理装置10は、ユーザー毎に、非接触情報媒体を使用した時間とGPS情報とをセットで記録するように構成されてもよい。この場合、ニックネームデータベースの検索と応答との高速化に利用することができる。
図9は本発明の第2実施形態に係る匿名ID管理システム1Aを示すブロック図である。図に示すように、第2実施形態に係る匿名ID管理システム1Aは、第1実施形態と同様に、ニックネーム管理装置10と、複数のリーダー装置21〜26と、複数の端末装置31〜36と、を備える点で一致するが、それらの構成に加えて、個人情報管理装置80を備えていることを特徴としている。
以下、第1実施形態と同じ構成には同じ符号を付して、それらの詳細な説明を省略する。
個人情報管理装置80は、ユーザーの氏名などの個人情報、つまり前述のニックネームとは異なる個人を具体的に特定することができる属性情報を管理する装置である。個人情報管理装置80は、ワークステーション,サーバ等の情報処理装置から構成されており、図10に示すように、送受信部810と、記憶部820と、処理部830と、を有している。
個人情報管理装置80での処理は、プログラムに制御されたサーバ,ワークステーション等のコンピュータ或いはコンピュータネットワークにより実行され、記録媒体としては、例えば光ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものが使用される。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、また各種ネットワークを介してコンピュータに読み込ませるようにしてもよい。
記憶部820は、ニックネームと関連付けてユーザーの氏名などの個人情報を記録する。ここで、個人情報とは、ニックネームとは異なる情報である。より具体的には、個人情報は、個人を具体的に特定することができる属性情報である。例えば、氏名、生年月日、住所、本籍地、国籍などの情報である。
処理部830は、送受信部810で受信したニックネームを基に、当該ニックネームに関連付けられた個人情報を記録部820から検索する処理を行う。
図9に示すように、個人情報管理装置80は、ネットワーク40を介してニックネーム管理装置10と複数のリーダー装置21〜26と複数の端末装置31〜36と繋がっている。
ユーザーがあるイベント施設のリーダー装置21〜26に所持する非接触ICカード50をかざしたとき、この非接触ICカード50のカード識別情報が読み取られる(ステップS11)。リーダー装置21〜26は、カード識別情報及びリーダー識別情報をネットワーク40を介してニックネーム管理装置10へ送信する(ステップS12)。
なお、個人情報管理装置80は、端末装置31〜36を介さずに、ニックネーム管理装置10から直接、ニックネームや前述のニックネーム関連情報を受信して、記憶部820内を検索し、さらに、関連する個人情報及びニックネーム関連情報などを、非接触ICカード50のカード識別情報を読み取ったリーダー装置21〜26に関連付けられた端末装置31〜36へ送信するように構成されてもよい。この場合、図11のステップS16及びS17が省略される。
前述の第2実施形態では、ニックネーム管理装置10から個人情報管理装置80へニックネームが送信された場合、個人情報管理装置80では、当該ニックネームに関連付けられた個人情報を検索し、検索できた場合に当該個人情報を端末装置31〜36へ送信するように構成されている。
本第1変形例では、ユーザーがニックネームに関連付けられて個人情報が引き出されることを選択することができるように、構成されている。この選択は、例えば、ICカードの識別情報、例えばIDMとニックネームとを関連付けて、ニックネーム管理装置10へ登録する段階、或いは登録後に設定することができるように構成されている。
このような、ユーザーがニックネームに関連付けられた個人情報の引き出しを許容しているかを示す情報、つまり許可情報が、個人情報管理装置80で管理されている。
したがって、本第1変形例では、個人情報管理装置80は、ニックネーム管理装置10からニックネームを受信した場合、記憶部820内の許可情報を参照して、個人情報の引き出しが可能であるか確認する。
個人情報管理装置80は、許可情報を参照して、引き出しが可能な場合には、ニックネームに関連付けられた個人情報を、端末装置31〜36へ送信する。
ニックネーム管理装置10は、ユーザー毎に、当該ユーザーがどの施設のリーダー装置21〜26に非接触情報媒体を接触させたかの情報を記録するように、構成されてもよい。
複数のリーダー装置21〜26は、それぞれ、GPS情報を取得する手段を有するように構成されてもよい。この場合、ユーザーがリーダー装置21〜26に非接触情報媒体をかざすと、当該リーダー装置21〜26からニックネーム管理装置10へ識別情報と共にGPS情報が送信される。
ニックネーム管理装置10は、ユーザー毎に、非接触情報媒体を使用した時間とGPS情報とをセットで記録するように構成されてもよい。
前述の第1実施形態及び第2実施形態では、ユーザーが非接触ICカードを用いて、当該カードの固有の識別情報とニックネームとを関連付けて、ニックネーム管理装置10に登録することができるが、利用するICカードのIDMなどは、誰でも読むことが可能であるため、ネットワークを使ってのログオン、貴重な予約やメール発信などにおいてIDMの偽装などに備える必要ある。
このため、本発明の第3実施形態に係る匿名ID管理システムでは、図示省略するが、非接触ICカードなどの非接触情報媒体の固有識別情報を読み取る際、セキュリティを確保するために、前述のリーダー装置21〜26に代えて、セキュリティ機能搭載型のリーダー装置を利用することを特徴としている。このリーダー装置は、図6の構成に加えて、セキュリティ機能部を備える。
例えば、セキュリティ機能部を搭載したリーダー装置として以下の構成例1,2を利用することができる。
このリーダーはコンピュータのUSBに接続されて使用される。内部にセキュリティチップを有し電子証明書を内蔵する。まず、接続などに際し、このリーダーが正当なものかどうか、ニックネーム管理装置10との間で電子証明書を使って確認され、確認が成功するとコンピュータ経由のリーダーとニックネーム管理装置10との間で暗号化されたデータ経路が確立される。この正当なリーダーによって読み出された非接触ICカードの固有の識別情報、IDMだけが正当なものとして受け付けられる。
このICカードリーダーはネットワークのルータ機能を持つ専用BOX型ICカードリーダーで、電子証明書を内蔵する。特別な起動用非接触カードの読み取りなどで、このリーダーが正当なものか、どうか確認される。構成1に順ずるプロセスを経てIDMの偽装を防ぐ。
前述のイベント施設のリーダー装置21〜26及び端末装置31〜36をショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設、つまり予約を必要としない施設内の各テナントに設ける。この場合、ニックネーム管理装置10は、ネットワーク40を介して施設外に設置されたサーバ装置とし、当該施設の管理主体とは別者によって管理される。
個人情報管理装置80は、ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設を運営する会社に設置される。
個人情報は、当該ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設に対する各ユーザーの利用情報である。例えば、購入商品や購入金額、その総額などが利用情報として管理されている。
この場合、ユーザーがテナントのリーダー装置21〜26に非接触ICカード50をかざすと、テナントの端末装置31〜36に当該ユーザーの施設に対する利用情報が端末に表示される。
このようなシステムでは、ニックネームを管理する者と、個人情報を管理する者とをそれぞれ別人にすることで、つまり、ニックネーム管理装置10と個人情報管理装置80との運営者を別々にした場合、ニックネーム管理装置10から個人情報管理装置80へ送られる情報はニックネームであるため、秘匿性を確保できる。特にニックネーム情報を管理する側にとっては、管理する情報自体の秘匿性が薄いため、漏洩に対する管理を低くすることができる。また、ニックネームなどの情報は、例えば、日本における『個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)』で保護されるものに該当しないため、当該法律の規制に拘わりなく、管理者はニックネーム自体の情報を第三者へ供与することができる。
また、デパートなど施設管理者側にとっては、ニックネームとユーザーに関する顧客情報、例えば利用情報と相互に結び付けて管理することで、来店客の情報、入場者の数、滞留時間、動線、そして来客に関する来店頻度、購入実績などの情報をテナントや売り場へリアルタイムで提供することが可能である。一般顧客にとっては、実名を使わずに汎用のポイントカードを得ることができる。
前述のイベント施設のリーダー装置21〜26及び端末装置31〜36を展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などの施設のゲートに設ける。つまり、有料で予約を必要とするイベントへユーザーが参加する場合に、匿名IDとしてのニックネーム、言い換えれば固有の識別情報であるIDMを入場チケットの代わりに利用できる。
個人情報管理装置80は、上記展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などの施設を運営する会社、或いはイベントを主催などする会社に設置される。
個人情報は、当該展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などにおけるイベントへの入場や参加を予約した各ユーザーの個人情報である。
この場合、ユーザーが上記テナントの前記リーダー装置21〜26に非接触ICカード50をかざすと、当該テナントの端末装置31〜36に当該ユーザーの個人情報、例えば、氏名、年齢、生年月日、性別などの属性情報が当該ゲートに設置された端末装置31〜36に表示される。そして、イベントへの入場が許可されて、例えばゲートのドア等が開く。このようなゲートの通過許可制御を、例えば、個人情報管理装置80が行う。
前述の施設のリーダー装置21〜26及び端末装置31〜36を展示会会場、博覧会会場などの施設内の各出展ブースに設ける。
個人情報管理装置80は、展示会会場、博覧会を運営する会社に設置される。個人情報は、当該展示会、博覧会への参加を予約した個人の個人情報とする。
この場合、ユーザーがブースのリーダー装置21〜26に非接触ICカード50をかざすと、当該ブースの端末装置31〜36に当該ユーザーの個人情報が端末装置に表示される。
前述のイベント施設のリーダー装置21〜26及び端末装置31〜36を遊園地、娯楽施などの施設内の各アトラクション装置や遊具装置に設ける。
個人情報管理装置80は、遊園地、娯楽施などの施設を運営する会社に設置される。個人情報は、当該遊園地、娯楽施などの施設への利用を予約した個人の個人情報とする。
この場合、ユーザーがアトラクション装置や遊具のリーダー装置21〜26に非接触ICカード50をかざすと、当該アトラクション装置や遊具装置の端末装置31〜36に当該ユーザーの個人情報が表示される。
以上詳述したが、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
たとえば、一度設定したニックネームを訂正できるように、システムは構築されてもよいことは勿論である。
また、複数種の非接触情報媒体毎にニックネームをそれぞれ設定して、一個人が複数のニックネームを利用することができるように、本発明は構成されてもよい。この場合、ニックネーム数が所定数以上の場合には、有料としてもよい。
10 ニックネーム管理装置
110 ニックネーム管理装置の送受信部
120 ニックネーム管理装置の記憶部
130 ニックネーム管理装置の処理部
21〜26 リーダー装置
210 リーダー装置のカード識別情報読取部
220 リーダー装置の送受信部
31〜36 端末装置
310 端末装置の送受信部
320 端末装置のディスプレイ
40 ネットワーク
50 非接触ICカード
60 携帯電話機
61 携帯電話機の読み取り部
70 コンピュータ
71,75 コンピュータの汎用リーダー
80 個人情報管理装置
810 個人情報管理装置の送受信部
820 個人情報管理装置の記憶部
830 個人情報管理装置の処理部
Claims (17)
- 非接触情報媒体の固有の識別情報に関連付けてニックネームを記録するニックネーム管理装置と、
複数のイベント施設にそれぞれ設置され、上記非接触情報媒体から上記識別情報を読み出すリーダー装置と、
複数のイベント施設にそれぞれ設置された端末装置と、
上記非接触情報媒体の所有者に関し、上記ニックネームとは異なる氏名などの個人情報を管理する個人情報管理装置と、を備え、
上記ニックネーム管理装置と複数のリーダー装置と複数の端末装置と上記個人情報管理装置とがネットワークを介して繋がっており、
上記イベント施設のリーダー装置が上記非接触情報媒体から読み出した上記識別情報を上記ネットワークを介して上記ニックネーム管理装置へ送信し、
上記ニックネーム管理装置は、上記リーダー装置から受信した識別情報に基づいて、当該識別情報に関連づけられたニックネームを検索し、
上記個人情報管理装置は、上記ニックネーム管理装置で検索されたニックネームに基づいて当該ニックネームに関連付けられた個人情報を引き出して当該イベント施設の端末装置へ送信し、
上記端末装置は、上記個人情報管理装置から受信した個人情報をディスプレイに表示することを特徴とする、匿名ID管理システム。 - 前記個人情報管理装置は、ユーザーがニックネームに関連付けられた個人情報の引き出しを許容しているかを示す許可情報を備えており、前記ニックネーム管理装置からニックネームを受信すると上記許可情報を参照して個人情報の引き出しが可能であるかを確認し、引き出しが可能な場合にニックネームに関連付けられた個人情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする、請求項1に記載の匿名ID管理システム。
- 前記リーダー装置は、電子認証用情報を内蔵したセキュリティ機能部を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の匿名ID管理システム。
- 有料で予約を必要とするイベントの参加に、前記固有の識別情報が入場チケットの代わりに利用され、
イベント施設のゲートに前記リーダー装置が設置されていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 予約を必要としない店舗、デパート、スーパー、モール、遊園地などの施設に前記リーダー装置が設置されていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。
- 前記イベント施設のリーダー装置及び端末装置がショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設内の各テナントに設けられたリーダー装置及び端末装置であり、
前記ニックネーム管理装置は、前記ネットワークを介して上記施設外に設置されたサーバ装置であり、
前記個人情報管理装置は、上記ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設を運営する会社に設置されており、
上記個人情報は、当該ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設などの施設に対する各ユーザーの利用情報であり、
当該ユーザーが上記テナントの前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該テナントの端末に当該ユーザーの施設に対する利用情報が端末に表示されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 前記イベント施設のリーダー装置及び端末装置がショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設、展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などの施設のゲートに設けられたリーダー装置及び端末装置であり、
前記個人情報管理装置は、上記ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設、展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などの施設を運営する会社に設置されており、
上記個人情報は、当該ショッピングモール、デパート、百貨店、複合施設、展示会会場、博覧会会場、遊園地、娯楽施などの施設内への入場を予約した各ユーザーの当該施設に関する利用情報であり、
当該ユーザーが上記テナントの前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該テナントの端末装置に当該ユーザーの利用情報が端末装置に表示されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 前記イベント施設のリーダー装置及び端末装置が展示会会場、博覧会会場などの施設内の各出展ブースに設けられたリーダー装置及び端末装置であり、
前記個人情報管理装置は、展示会会場、博覧会を運営する会社に設置されており、
上記個人情報は、当該展示会、博覧会への参加を予約した個人の個人情報であり、
当該ユーザーが上記ブースの前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該ブースの端末装置に当該ユーザーの個人情報が端末装置に表示されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 前記イベント施設のリーダー装置及び端末装置が遊園地、娯楽施などの施設内の各アトラクション装置に設けられたリーダー装置及び端末装置であり、
前記個人情報管理装置は、遊園地、娯楽施などの施設を運営する会社に設置されており、
上記個人情報は、当該遊園地、娯楽施などの施設への利用を予約した個人の個人情報であり、
当該ユーザーが上記アトラクションの前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該アトラクションの端末に当該ユーザーの個人情報が端末に表示されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 前記複数のリーダー装置に固有の識別情報が付与されており、
前記ニックネーム管理装置は、ユーザー毎に、当該ユーザーがどの施設のリーダー装置に前記非接触情報媒体を接触させたかの情報を管理することを特徴とする、請求項1〜9の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 前記複数のリーダー装置が、それぞれ、GPS情報を取得する手段を有し、
ユーザーが前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該リーダー装置から前記ニックネーム管理装置へ前記識別情報と共にGPS情報が送信され、
前記ニックネーム管理装置は、ユーザー毎に、前記非接触情報媒体を使用した時間とGPS情報とをセットで記録することを特徴とする、請求項10に記載の匿名ID管理システム。 - 非接触情報媒体の固有の識別情報に関連付けたニックネームを記録したニックネーム管理装置と、
複数のイベント施設にそれぞれ設置された、上記非接触情報媒体から上記識別情報を読み出すリーダー装置と、
複数のイベント施設にそれぞれ設置された端末と、を備え、
上記ニックネーム管理装置と複数のリーダー装置と複数の端末とがネットワークを介して繋がっており、
上記イベント施設のリーダー装置が上記非接触情報媒体から読み出した上記識別情報を上記ネットワークを介して上記ニックネーム管理装置へ送信し、
上記ニックネーム管理装置は、上記リーダー装置から受信した識別情報に基づいて、当該識別情報に関連づけられたニックネームを検索して、検索したニックネーム及びその関連情報の何れか一方を上記ネットワークを介して当該イベント施設の端末に送信することを特徴とする、匿名ID管理システム。 - 前記複数のリーダー装置に固有の識別情報が付与されており、
前記ニックネーム管理装置は、ユーザー毎に、当該ユーザーがどの施設のリーダー装置に前記非接触情報媒体を接触させたかの情報を管理することを特徴とする、請求項12に記載の匿名ID管理システム。 - 前記複数のリーダー装置が、それぞれ、GPS情報を取得する手段を有し、
ユーザーが前記リーダー装置に前記非接触情報媒体をかざすと、当該リーダー装置から前記ニックネーム管理装置へ前記識別情報と共にGPS情報が送信され、
前記ニックネーム管理装置は、ユーザー毎に、前記非接触情報媒体を使用した時間とGPS情報とをセットで記録することを特徴とする、請求項13に記載の匿名ID管理システム。 - 前記リーダー装置は、電子認証用情報を内蔵したセキュリティ機能部を備えていることを特徴とする、請求項12〜14の何れかに記載の匿名ID管理システム。
- 有料で予約を必要とするイベントの参加に、前記固有の識別情報が入場チケットの代わりに利用され、
イベント施設のゲートに前記リーダー装置が設置されていることを特徴とする、請求項12〜15の何れかに記載の匿名ID管理システム。 - 予約を必要としない店舗、デパート、スーパー、モール、遊園地などの施設に前記リーダー装置が設置されていることを特徴とする、請求項12〜15の何れかに記載の匿名ID管理システム。
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