JP2003307756A - 電着表示装置 - Google Patents
電着表示装置Info
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- JP2003307756A JP2003307756A JP2002112089A JP2002112089A JP2003307756A JP 2003307756 A JP2003307756 A JP 2003307756A JP 2002112089 A JP2002112089 A JP 2002112089A JP 2002112089 A JP2002112089 A JP 2002112089A JP 2003307756 A JP2003307756 A JP 2003307756A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/15—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect
- G02F1/1506—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect caused by electrodeposition, e.g. electrolytic deposition of an inorganic material on or close to an electrode
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電着法を用いることにより、メモリー性が高
く、低消費電力で駆動することが可能であり、しかも、
セル毎の表示色を容易に置き換えられ、容易にカラー表
示を行うことが可能な電着表示装置を提供する。 【解決手段】 第1基板11と第2基板15間に、壁1
4により密閉し、且つ、内部にめっき液13を封入する
ことによってセルを形成し、第1基板11上の少なくと
も一部に第1電極12、第1電極以外のセル内部に第2
電極16を配置する。そして、第1電極12及び第2電
極16に画像情報に応じた信号を印加し、第1電極又は
第2電極上の少なくとも一部に金属が電着した状態と、
第1電極又は第2電極上の少なくとも一部の金属が解離
した状態とに変化させることによって表示を行う。
く、低消費電力で駆動することが可能であり、しかも、
セル毎の表示色を容易に置き換えられ、容易にカラー表
示を行うことが可能な電着表示装置を提供する。 【解決手段】 第1基板11と第2基板15間に、壁1
4により密閉し、且つ、内部にめっき液13を封入する
ことによってセルを形成し、第1基板11上の少なくと
も一部に第1電極12、第1電極以外のセル内部に第2
電極16を配置する。そして、第1電極12及び第2電
極16に画像情報に応じた信号を印加し、第1電極又は
第2電極上の少なくとも一部に金属が電着した状態と、
第1電極又は第2電極上の少なくとも一部の金属が解離
した状態とに変化させることによって表示を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電着法を用いて表
示を行う電着表示装置、特に、メモリー性が高く、低消
費電力で駆動可能な電着表示装置に関するものである。
示を行う電着表示装置、特に、メモリー性が高く、低消
費電力で駆動可能な電着表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報表示機器の発達に伴い、薄型
で且つ低消費電力の表示装置が注目を浴びている。その
中でも、液晶表示装置はCRTに代わるディスプレイ装
置として、ノートパソコンやナビゲーションシステムに
採用されている。しかしながら、これらの液晶表示装置
では、フリッカやクロストーク等の問題が未だ十分に解
決されていない。これらの問題を解決するために、新た
な表示装置の開発が盛んに行われている。
で且つ低消費電力の表示装置が注目を浴びている。その
中でも、液晶表示装置はCRTに代わるディスプレイ装
置として、ノートパソコンやナビゲーションシステムに
採用されている。しかしながら、これらの液晶表示装置
では、フリッカやクロストーク等の問題が未だ十分に解
決されていない。これらの問題を解決するために、新た
な表示装置の開発が盛んに行われている。
【0003】例えば、従来の液晶表示の問題点を解決す
る装置として、反射型表示装置が期待されている。反射
型液晶ディスプレイも開発されているが、新型構造とい
える電気泳動表示装置は液晶に代わる表示装置として発
展している。これは、HaroldD. Less氏等により発明さ
れたものであり、他にも特公平6−52358号公報等
に電気泳動表示装置が開示されている。
る装置として、反射型表示装置が期待されている。反射
型液晶ディスプレイも開発されているが、新型構造とい
える電気泳動表示装置は液晶に代わる表示装置として発
展している。これは、HaroldD. Less氏等により発明さ
れたものであり、他にも特公平6−52358号公報等
に電気泳動表示装置が開示されている。
【0004】一方、めっき技術は古くから簡便な皮膜等
の方法として知られており、様々な材料のめっき方法が
今日まで多く報告されている。例えば、スルーホールめ
っきと呼ばれる電着技術が開発されている。このスルー
ホールめっきは、プリント配線板の作製時によく使われ
る方法である。このプリント配線板は、半導体集積回路
の急速な発達に伴って高密度化、多層化が進められてき
た。パターン幅、間隔は細く狭くなり、スルーホールの
孔径、ランド径は小さく、更に多層化によりアスペクト
比が増大している。
の方法として知られており、様々な材料のめっき方法が
今日まで多く報告されている。例えば、スルーホールめ
っきと呼ばれる電着技術が開発されている。このスルー
ホールめっきは、プリント配線板の作製時によく使われ
る方法である。このプリント配線板は、半導体集積回路
の急速な発達に伴って高密度化、多層化が進められてき
た。パターン幅、間隔は細く狭くなり、スルーホールの
孔径、ランド径は小さく、更に多層化によりアスペクト
比が増大している。
【0005】このスルーホールめっきを用いた製造方法
として、サブトラクティブ法で製造されることが多い。
その工程は、(銅張積層板)−孔明け−無電解銅めっき
−パネル銅めっき(一次電気銅)−フォトレジスト処理
−パターン銅めっき(二次電気銅)−表面めっき−エッ
チング−端子めっき−仕上げ、である。また、このスル
ーホール部をめっきする方法も種々報告されている。例
えば、特開平10−56261号公報等が挙げられる。
として、サブトラクティブ法で製造されることが多い。
その工程は、(銅張積層板)−孔明け−無電解銅めっき
−パネル銅めっき(一次電気銅)−フォトレジスト処理
−パターン銅めっき(二次電気銅)−表面めっき−エッ
チング−端子めっき−仕上げ、である。また、このスル
ーホール部をめっきする方法も種々報告されている。例
えば、特開平10−56261号公報等が挙げられる。
【0006】その他にも、予め作製されているセル内に
金属を電着する方法が種々報告されている。例として、
J.Electrochem.Soc.,Vol.144,No6,P1923 June 1997が挙
げられる。これらの電着を用いた応用例としては、微小
アレイ電極、プリント基板、GMR、電子源、種々のマ
スク等数多く挙げることができる。更なる性能の向上に
よって、多方面への応用も期待されている。
金属を電着する方法が種々報告されている。例として、
J.Electrochem.Soc.,Vol.144,No6,P1923 June 1997が挙
げられる。これらの電着を用いた応用例としては、微小
アレイ電極、プリント基板、GMR、電子源、種々のマ
スク等数多く挙げることができる。更なる性能の向上に
よって、多方面への応用も期待されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置は次のような問題を抱えていた。即ち、電位の
印加を止めることにより表示が全く無くなる、若しくは
徐々にコントラストが弱くなる現象が起こり、メモリー
性に欠けることがあった。つまり、表示状態を維持する
ためには電位を印加し続ける必要があり、コスト的な問
題も生じていた。また、高コントラストで高応答性を求
めると、電圧が数十V以上必要となり、消費電力が大き
くなる問題があった。
表示装置は次のような問題を抱えていた。即ち、電位の
印加を止めることにより表示が全く無くなる、若しくは
徐々にコントラストが弱くなる現象が起こり、メモリー
性に欠けることがあった。つまり、表示状態を維持する
ためには電位を印加し続ける必要があり、コスト的な問
題も生じていた。また、高コントラストで高応答性を求
めると、電圧が数十V以上必要となり、消費電力が大き
くなる問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、電着法を用いることにより、メ
モリー性が高く、低消費電力で駆動でき、更にセル毎の
表示色を容易に置き換えることが可能な電着表示装置を
提供することにある。
たもので、その目的は、電着法を用いることにより、メ
モリー性が高く、低消費電力で駆動でき、更にセル毎の
表示色を容易に置き換えることが可能な電着表示装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電着表示装置
は、上記目的を達成するため、対向する第1基板と第2
基板間に、壁により密閉され、且つ、内部にめっき液を
封入することによってセルが形成され、前記第1基板上
の少なくとも一部に第1電極、前記セル内部に第2電極
が配置された構造を有し、前記第1電極及び第2電極に
画像情報に応じた信号を印加し、前記第1電極上の少な
くとも一部に金属が電着した状態と、前記第1電極上の
少なくとも一部の金属が解離した状態とに変化させるこ
とによって表示を行うことを特徴とする。
は、上記目的を達成するため、対向する第1基板と第2
基板間に、壁により密閉され、且つ、内部にめっき液を
封入することによってセルが形成され、前記第1基板上
の少なくとも一部に第1電極、前記セル内部に第2電極
が配置された構造を有し、前記第1電極及び第2電極に
画像情報に応じた信号を印加し、前記第1電極上の少な
くとも一部に金属が電着した状態と、前記第1電極上の
少なくとも一部の金属が解離した状態とに変化させるこ
とによって表示を行うことを特徴とする。
【0010】この時、第2電極は、少なくとも第2基板
上、若しくは壁上、若しくは第1基板上にあることが好
ましく、密閉されたセル内部に複数存在することも含ま
れる。
上、若しくは壁上、若しくは第1基板上にあることが好
ましく、密閉されたセル内部に複数存在することも含ま
れる。
【0011】また、電着は電流密度が1〜100mA/cm2
の範囲内であることが好ましく、金属はニッケル若しく
は銅若しくはコバルトであることが好ましい。
の範囲内であることが好ましく、金属はニッケル若しく
は銅若しくはコバルトであることが好ましい。
【0012】更に、壁は陽極酸化アルミナナノホールで
あることが好ましく、第1基板側を表としても裏として
も良い。
あることが好ましく、第1基板側を表としても裏として
も良い。
【0013】また、第1電極と第2電極とがマトリクス
状に配列され、第1電極と第2電極の交点にセルが配置
されており、第1電極に走査信号或いは情報信号を印加
する第1の駆動手段と、第2電極に情報信号あるいは走
査信号を印加する第2の駆動手段と、を有する構成が好
ましい。
状に配列され、第1電極と第2電極の交点にセルが配置
されており、第1電極に走査信号或いは情報信号を印加
する第1の駆動手段と、第2電極に情報信号あるいは走
査信号を印加する第2の駆動手段と、を有する構成が好
ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明に係る電着表
示装置の主たる特徴は、電着法を用いることにより低消
費電力で駆動でき、且つ、メモリー性が高いことであ
る。この電着表示装置の構成や動作原理を図1、図2、
図3及び図4を参照して説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。本発明に係る電着表
示装置の主たる特徴は、電着法を用いることにより低消
費電力で駆動でき、且つ、メモリー性が高いことであ
る。この電着表示装置の構成や動作原理を図1、図2、
図3及び図4を参照して説明する。
【0015】(a)セルの構成
図1(a)はセルの基本構成を示す。まず、図1(a)
に示すように第1基板11上に第1電極12を設置し、
対向する第2基板16上に第2電極16を設置したもの
の間にめっき液13を封入している。そのめっき液13
が漏れないように壁14で封止し、それをセルとする。
ここで、壁とは対向する第1基板11と第2基板15以
外の部分をめっき液13が漏れないように設置した部分
のことである。壁14としては、後述するように陽極酸
化アルミナナノホールを好適に用いることができる。
に示すように第1基板11上に第1電極12を設置し、
対向する第2基板16上に第2電極16を設置したもの
の間にめっき液13を封入している。そのめっき液13
が漏れないように壁14で封止し、それをセルとする。
ここで、壁とは対向する第1基板11と第2基板15以
外の部分をめっき液13が漏れないように設置した部分
のことである。壁14としては、後述するように陽極酸
化アルミナナノホールを好適に用いることができる。
【0016】ここで、初期段階におけるめっき液中に金
属イオンが存在していない時は、第1電極12若しくは
第2電極16上に金属を予め付着させる必要がある。金
属の供給方法の例を図2(a)〜(c)に示す。
属イオンが存在していない時は、第1電極12若しくは
第2電極16上に金属を予め付着させる必要がある。金
属の供給方法の例を図2(a)〜(c)に示す。
【0017】図2(a)は第2電極16上の一部に、図
2(b)は第1電極12上の全面に、図2(c)は第2
電極16上の全面に供給源金属71を設けた例を示す。
これらは、それぞれ金属が付着している電極に正電位を
印加することにより、めっき液13中に溶解し、電着表
示装置として起動する仕組みである。この時、めっき液
13中に金属イオンが含まれていても金属イオンが無く
ても良い。
2(b)は第1電極12上の全面に、図2(c)は第2
電極16上の全面に供給源金属71を設けた例を示す。
これらは、それぞれ金属が付着している電極に正電位を
印加することにより、めっき液13中に溶解し、電着表
示装置として起動する仕組みである。この時、めっき液
13中に金属イオンが含まれていても金属イオンが無く
ても良い。
【0018】また、めっき液13に隣接するように第
1、第2電極12、16が設けられている。第1電極1
2は第1基板11の全面に設けてもよいし、一部に設け
てもよい。第2電極16は第1基板11上、第2基板1
5上、壁14上の所望の位置に設けても良い。即ち、第
2電極16は図1(a)に示す様に第2基板15上の全
面に設ける他に、図3(a)に示す様に第2基板15の
一部に設けてもよいし、図3(b)に示すように壁14
上に設けてもよいし、図3(c)に示すように第1電極
12上に設けてもよい。
1、第2電極12、16が設けられている。第1電極1
2は第1基板11の全面に設けてもよいし、一部に設け
てもよい。第2電極16は第1基板11上、第2基板1
5上、壁14上の所望の位置に設けても良い。即ち、第
2電極16は図1(a)に示す様に第2基板15上の全
面に設ける他に、図3(a)に示す様に第2基板15の
一部に設けてもよいし、図3(b)に示すように壁14
上に設けてもよいし、図3(c)に示すように第1電極
12上に設けてもよい。
【0019】この時、表示法として光の透過を用いる時
には図3の配置が好ましい。光進入を行う方の電極とし
ては、インジウム−スズ複合酸化物(ITO)、酸化ス
ズにフッ素をドープしたもの(FTO)等からなる透明
電極を好適に用いることができる。光進入を行わない方
の電極としては金属電極を用いることも可能である。金
属電極を用いた場合には、電位を印加した時に電極その
ものが反応しにくい材料、例えば、チタン、Pt等を好
適に用いることができる。
には図3の配置が好ましい。光進入を行う方の電極とし
ては、インジウム−スズ複合酸化物(ITO)、酸化ス
ズにフッ素をドープしたもの(FTO)等からなる透明
電極を好適に用いることができる。光進入を行わない方
の電極としては金属電極を用いることも可能である。金
属電極を用いた場合には、電位を印加した時に電極その
ものが反応しにくい材料、例えば、チタン、Pt等を好
適に用いることができる。
【0020】更に、第1及び第2基板11、15の材
質、厚さは、電着表示装置に要求される耐久性に応じて
適宜設計することができる。光進入を行う方の基板は透
光性である限り、ガラス基板、プラスチック基板等を好
適に用いることができる。光進入を行わない方の基板と
してはそれ以外にも、金属基板、セラミック基板等を適
宜用いることができる。
質、厚さは、電着表示装置に要求される耐久性に応じて
適宜設計することができる。光進入を行う方の基板は透
光性である限り、ガラス基板、プラスチック基板等を好
適に用いることができる。光進入を行わない方の基板と
してはそれ以外にも、金属基板、セラミック基板等を適
宜用いることができる。
【0021】(b)電着工程I
次に、めっき液13を用いて第1電極12に負電位を印
加した時の金属の析出について図1(b)を用いて説明
する。
加した時の金属の析出について図1(b)を用いて説明
する。
【0022】組み上げたセルの第1電極12と第2電極
16にそれぞれ負電位、正電位を印加することにより、
図1(b)に示すようにめっき液13に溶解していた金
属イオンが金属17として第1電極12上に析出する。
この時、めっき液13は、Cu,Ni,Co等の一般的
なめっき液が使用できる。但し、セルの材料と反応しな
いめっき液を利用するのが好ましい。もちろん、印加電
位は金属が析出する電位差が必要であり、第1電極12
の面が覆われるだけのイオン濃度が必要である。
16にそれぞれ負電位、正電位を印加することにより、
図1(b)に示すようにめっき液13に溶解していた金
属イオンが金属17として第1電極12上に析出する。
この時、めっき液13は、Cu,Ni,Co等の一般的
なめっき液が使用できる。但し、セルの材料と反応しな
いめっき液を利用するのが好ましい。もちろん、印加電
位は金属が析出する電位差が必要であり、第1電極12
の面が覆われるだけのイオン濃度が必要である。
【0023】また、一般的な金属イオン溶液は着色して
いるため、透過と反射を用いた電着表示装置においての
透過時と、第1電極12と第2電極16の反射による電
着表示装置においての第2電極16における反射時に金
属イオン溶液の色を表示することも可能である。例え
ば、Coイオンが赤、Niイオンが緑、Cuイオンが青
であることより、カラー表示を行うことが可能となる。
いるため、透過と反射を用いた電着表示装置においての
透過時と、第1電極12と第2電極16の反射による電
着表示装置においての第2電極16における反射時に金
属イオン溶液の色を表示することも可能である。例え
ば、Coイオンが赤、Niイオンが緑、Cuイオンが青
であることより、カラー表示を行うことが可能となる。
【0024】光の進入方向が第1基板11側の時は、セ
ル内部を光が透過せず、第1基板11、第1電極12を
透過し、金属面で反射する。反対に、光の進入方向が第
2基板15側の時には、セル内部を光が透過し、第2基
板15、第2電極16、めっき液13を透過し、金属面
17で反射する。ここで、光が透過する側の基板、及び
電極の材料としては、光の透過率が高いものを用いるこ
とが好ましく、例えば、透明導電性膜を成膜したガラス
等を用いることができる。
ル内部を光が透過せず、第1基板11、第1電極12を
透過し、金属面で反射する。反対に、光の進入方向が第
2基板15側の時には、セル内部を光が透過し、第2基
板15、第2電極16、めっき液13を透過し、金属面
17で反射する。ここで、光が透過する側の基板、及び
電極の材料としては、光の透過率が高いものを用いるこ
とが好ましく、例えば、透明導電性膜を成膜したガラス
等を用いることができる。
【0025】(c)電着工程II
次に、めっき液を用いて第1電極に正電位を印加した時
の金属の溶解について図1(c)を用いて説明する。
の金属の溶解について図1(c)を用いて説明する。
【0026】組み上げたセルの第1電極12と第2電極
16にそれぞれ正電位、負電位を印加することにより、
図1(c)に示すように第1基板11上に析出していた
金属17がめっき液13内に溶解する。この時、第2電
極16上には負電位が印加されているため、金属17の
析出が起こりうる。光の進入方向が第1基板11側の時
は、第1基板11、第1電極12、めっき液13を透過
し、第2電極15上の金属面17で反射する。
16にそれぞれ正電位、負電位を印加することにより、
図1(c)に示すように第1基板11上に析出していた
金属17がめっき液13内に溶解する。この時、第2電
極16上には負電位が印加されているため、金属17の
析出が起こりうる。光の進入方向が第1基板11側の時
は、第1基板11、第1電極12、めっき液13を透過
し、第2電極15上の金属面17で反射する。
【0027】反対に、光の進入方向が第2基板15側の
時は、第2基板15、第2電極16を透過し、金属面1
7で反射する。このように図1(b)と図1(c)の状
態に変化させることによって表示を行うことができる。
なお、第2電極16が図3(a)に示す配置の時には、
第1電極12に正電位を印加した時に光が透過する構成
となる。この時には、反射と透過でコントラストをつけ
ることが可能である。
時は、第2基板15、第2電極16を透過し、金属面1
7で反射する。このように図1(b)と図1(c)の状
態に変化させることによって表示を行うことができる。
なお、第2電極16が図3(a)に示す配置の時には、
第1電極12に正電位を印加した時に光が透過する構成
となる。この時には、反射と透過でコントラストをつけ
ることが可能である。
【0028】ここで、本実施形態の壁部位は上述したよ
うな直線、均一径に限るものではなく、目的によって適
宜変えてもよい。例えば、図4(a)に示すように壁1
4−1を形成することにより異なる径を有するセルや、
図4(b)に示すように壁14−2の径が変化している
セルや、或いは図4(c)に示すように壁14−3を円
弧状に形成することによりセルが直線的ではない形状に
も利用することが可能である。
うな直線、均一径に限るものではなく、目的によって適
宜変えてもよい。例えば、図4(a)に示すように壁1
4−1を形成することにより異なる径を有するセルや、
図4(b)に示すように壁14−2の径が変化している
セルや、或いは図4(c)に示すように壁14−3を円
弧状に形成することによりセルが直線的ではない形状に
も利用することが可能である。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。本
願発明者は上述の実施形態で説明した電着表示装置を作
製し、表示を行った。なお、以下の実施例1〜4の製造
方法では基板上に450行×300列にマトリクス配置
した画素を有する表示装置を作製したが、説明の都合
上、その450行×300列にマトリクス配置した画素
のうち、一画素にのみ着目し、その単一画素の製造プロ
セスを説明する。実際には、75mm×75mmの平面
寸法の第1基板上に図5で説明するような単一画素を縦
横450行×300列にマトリクス配置した表示装置を
作製した。
願発明者は上述の実施形態で説明した電着表示装置を作
製し、表示を行った。なお、以下の実施例1〜4の製造
方法では基板上に450行×300列にマトリクス配置
した画素を有する表示装置を作製したが、説明の都合
上、その450行×300列にマトリクス配置した画素
のうち、一画素にのみ着目し、その単一画素の製造プロ
セスを説明する。実際には、75mm×75mmの平面
寸法の第1基板上に図5で説明するような単一画素を縦
横450行×300列にマトリクス配置した表示装置を
作製した。
【0030】(実施例1)図1及び図2及び図5を用い
て実施例1を説明する。図5(a)〜(e)は製造プロ
セスを示す。なお、図5は1画素の製造プロセスを示
す。
て実施例1を説明する。図5(a)〜(e)は製造プロ
セスを示す。なお、図5は1画素の製造プロセスを示
す。
【0031】まず、第1基板11としてのガラス基板に
第1電極12としてITOを成膜し、パターニングした
(図5(e)参照)。次に、図5(a)に示す第2基板
15としてのガラス基板上に図5(b)に示すように第
2電極16としてITOを成膜し、フォトリソグラフィ
ー及びドライエッチングによりパターニングした。線幅
は50μmとした。
第1電極12としてITOを成膜し、パターニングした
(図5(e)参照)。次に、図5(a)に示す第2基板
15としてのガラス基板上に図5(b)に示すように第
2電極16としてITOを成膜し、フォトリソグラフィ
ー及びドライエッチングによりパターニングした。線幅
は50μmとした。
【0032】次いで、図5(c)に示すように第2基板
15上に壁14を形成した。壁14は光感光性エポキシ
樹脂からなる厚膜加工レジスト(東京応化工業製PME
RN−CA2000PMT−1)をスピンコート塗布
(1000rpm、10秒)した後、UV露光及び専用
現像液によるウエット現像を行うことによって、高さ3
0μm、幅10μmの壁を形成した。このサンプルを作
用極として電極上にCoを電解によって析出させて供給
源金属71とした。
15上に壁14を形成した。壁14は光感光性エポキシ
樹脂からなる厚膜加工レジスト(東京応化工業製PME
RN−CA2000PMT−1)をスピンコート塗布
(1000rpm、10秒)した後、UV露光及び専用
現像液によるウエット現像を行うことによって、高さ3
0μm、幅10μmの壁を形成した。このサンプルを作
用極として電極上にCoを電解によって析出させて供給
源金属71とした。
【0033】更に、図5(d)に示すように壁14の第
1基板11との接合面に熱融着性の接着層(図示せず)
を形成した後、各壁14内にめっき液13を充填した。
次に、図5(e)に示すようにパターニングした第1電
極12を持つ第1基板11と壁14を位置合わせをして
貼り合わせることによりセルを作製した。これに電圧印
加回路(図示せず)を設置して図2(c)に示す表示装
置とした。
1基板11との接合面に熱融着性の接着層(図示せず)
を形成した後、各壁14内にめっき液13を充填した。
次に、図5(e)に示すようにパターニングした第1電
極12を持つ第1基板11と壁14を位置合わせをして
貼り合わせることによりセルを作製した。これに電圧印
加回路(図示せず)を設置して図2(c)に示す表示装
置とした。
【0034】次に、作製した表示装置を用いて表示を行
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いためっき
液13は初期段階において金属イオンを含まないため、
最初に第2電極16上に正電位を印加した。つまり、第
2電極16を正極に、第1電極12を接地にしたとこ
ろ、第1電極12上に金属の析出が確認できた。一方、
電極に印加する電圧極性を置換して、第1電極12を接
地に、第2電極16を負極にすることにより、第1電極
12上の金属が溶解して第2電極16上に金属が析出し
た。
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いためっき
液13は初期段階において金属イオンを含まないため、
最初に第2電極16上に正電位を印加した。つまり、第
2電極16を正極に、第1電極12を接地にしたとこ
ろ、第1電極12上に金属の析出が確認できた。一方、
電極に印加する電圧極性を置換して、第1電極12を接
地に、第2電極16を負極にすることにより、第1電極
12上の金属が溶解して第2電極16上に金属が析出し
た。
【0035】また、第1電極12及び第2電極16に電
圧を印加した後、電圧印加回路と第1電極12及び第2
電極16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板1
1側に固定され、メモリー機能を有することを確認し
た。
圧を印加した後、電圧印加回路と第1電極12及び第2
電極16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板1
1側に固定され、メモリー機能を有することを確認し
た。
【0036】(実施例2)実施例2では、カラー表示を
行う表示装置を作製した。即ち、実施例2ではめっき液
13としてRGB(Co、Ni、Cu)を用い、これを
組み合わせて1画素とすることでカラー表示装置を作製
した。
行う表示装置を作製した。即ち、実施例2ではめっき液
13としてRGB(Co、Ni、Cu)を用い、これを
組み合わせて1画素とすることでカラー表示装置を作製
した。
【0037】セルの作製方法は実施例1と同様である。
まず、第1基板11としてのガラス基板に第1電極12
としてITOを成膜しパターニングした。次に、図5
(a)、(b)に示すように第2基板15としてのガラ
ス基板に第2電極16としてITOを成膜し、フォトリ
ソグラフィー及びドライエッチングによりパターニング
した。線幅は50μmとした。
まず、第1基板11としてのガラス基板に第1電極12
としてITOを成膜しパターニングした。次に、図5
(a)、(b)に示すように第2基板15としてのガラ
ス基板に第2電極16としてITOを成膜し、フォトリ
ソグラフィー及びドライエッチングによりパターニング
した。線幅は50μmとした。
【0038】次いで、図5(c)に示すように壁14を
形成した。壁14は光感光性エポキシ樹脂からなる厚膜
加工レジスト(東京応化工業製PMER N−CA20
00PMT−1)をスピンコート塗布(1000rp
m、10秒)した後、UV露光及び専用現像液によるウ
エット現像を行うことによって、高さ30μm、幅10
μmの壁を形成した。
形成した。壁14は光感光性エポキシ樹脂からなる厚膜
加工レジスト(東京応化工業製PMER N−CA20
00PMT−1)をスピンコート塗布(1000rp
m、10秒)した後、UV露光及び専用現像液によるウ
エット現像を行うことによって、高さ30μm、幅10
μmの壁を形成した。
【0039】更に、図5(d)に示すように第1基板1
1との接合面に熱融着性の接着層(図示せず)を形成し
た後、各壁14内にめっき液13を充填した。但し、実
施例2では、めっき液13として前述のようにCo、N
i、Cuを用い、例えば、これら3種類のめっき液をC
o、Ni、Cuの順に隣接するセルに充填し、この3つ
のセルを組み合わせて1画素とした。次に、パターニン
グした第1電極12を持つ第1基板11と壁14を位置
合わせをして貼り合わせた。これに電圧印加回路(図示
せず)を設置して表示装置とした。
1との接合面に熱融着性の接着層(図示せず)を形成し
た後、各壁14内にめっき液13を充填した。但し、実
施例2では、めっき液13として前述のようにCo、N
i、Cuを用い、例えば、これら3種類のめっき液をC
o、Ni、Cuの順に隣接するセルに充填し、この3つ
のセルを組み合わせて1画素とした。次に、パターニン
グした第1電極12を持つ第1基板11と壁14を位置
合わせをして貼り合わせた。これに電圧印加回路(図示
せず)を設置して表示装置とした。
【0040】次に、作製した表示装置を用いて表示を行
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いたCo、
Ni、Cuめっき液13は金属イオンのため、電圧印加
により負の電極上に析出した。めっき液3としては前述
のようにRGB(Co、Ni、Cu)を用い、この各色
を組み合わせて一画素を形成している。この構成で表示
を行ったところカラー表示を行うことができた。これに
より、第2電極16を正極に、第1電極12を接地にし
たところ、第1電極12上に金属の析出が確認できた。
一方、電極に印加する電圧極性を置換して、第1電極1
2を接地に、第2電極16を負極にすることにより、第
1電極12上の金属が溶解して第2電極16上に金属が
析出した。
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いたCo、
Ni、Cuめっき液13は金属イオンのため、電圧印加
により負の電極上に析出した。めっき液3としては前述
のようにRGB(Co、Ni、Cu)を用い、この各色
を組み合わせて一画素を形成している。この構成で表示
を行ったところカラー表示を行うことができた。これに
より、第2電極16を正極に、第1電極12を接地にし
たところ、第1電極12上に金属の析出が確認できた。
一方、電極に印加する電圧極性を置換して、第1電極1
2を接地に、第2電極16を負極にすることにより、第
1電極12上の金属が溶解して第2電極16上に金属が
析出した。
【0041】また、第1電極12及び第2電極16に電
圧を印加した後、電源回路と第1電極12及び第2電極
16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板側に固
定され、メモリー機能を有することを確認した。
圧を印加した後、電源回路と第1電極12及び第2電極
16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板側に固
定され、メモリー機能を有することを確認した。
【0042】(実施例3)実施例3では、下地層にPt
を用いて陽極酸化アルミナナノホールを作製し、その細
孔内にCoめっき液を封入することによって電着表示装
置を作製した。図6(a)、(b)は実施例3の表示装
置の構成を示す。図6(a)は平面図、図6(b)は図
6(a)のA−A線における断面図である。但し、図6
(a)は第1基板11と第2基板16を貼り合わせる前
の状態を示す。
を用いて陽極酸化アルミナナノホールを作製し、その細
孔内にCoめっき液を封入することによって電着表示装
置を作製した。図6(a)、(b)は実施例3の表示装
置の構成を示す。図6(a)は平面図、図6(b)は図
6(a)のA−A線における断面図である。但し、図6
(a)は第1基板11と第2基板16を貼り合わせる前
の状態を示す。
【0043】まず、第2基板15として石英基板を用
い、この石英基板上に第2電極16となるTi及びPtを
パターニング成膜した後、厚さ500nmのAl膜を成
膜した。この時、ガスはArとし、ガス圧は30mTo
rr、RFパワーは300Wとした。
い、この石英基板上に第2電極16となるTi及びPtを
パターニング成膜した後、厚さ500nmのAl膜を成
膜した。この時、ガスはArとし、ガス圧は30mTo
rr、RFパワーは300Wとした。
【0044】次に、これを陽極酸化装置を用いて陽極酸
化処理を施した。電解質として0.3Mのシュウ酸水溶
液を使用し、恒温水槽により電解質を17℃に保持し
た。ここで、陽極酸化電圧はDC40Vであり、電流値
をモニターに表示し、電流値が小さくなった時点で下地
層に貫通することを確認した。
化処理を施した。電解質として0.3Mのシュウ酸水溶
液を使用し、恒温水槽により電解質を17℃に保持し
た。ここで、陽極酸化電圧はDC40Vであり、電流値
をモニターに表示し、電流値が小さくなった時点で下地
層に貫通することを確認した。
【0045】陽極酸化処理後、純水及びイソプロピルア
ルコールによる洗浄を行った。その後、5wt%リン酸
溶液中に浸すポアワイド処理を40分行い、表面研磨を
行うことによりナノ構造体の壁14を作製した。ここ
で、図6に示す18は陽極酸化処理によって形成された
アルミナナノホールであり、規則的に二次元に配列され
た円形状のアルミナナノホール18が得られた。
ルコールによる洗浄を行った。その後、5wt%リン酸
溶液中に浸すポアワイド処理を40分行い、表面研磨を
行うことによりナノ構造体の壁14を作製した。ここ
で、図6に示す18は陽極酸化処理によって形成された
アルミナナノホールであり、規則的に二次元に配列され
た円形状のアルミナナノホール18が得られた。
【0046】次に、ガラス基板11に第1電極12とし
てITOを成膜し、フォトリソグラフィー及びドライエッ
チングによりパターニングした。次いで、図6(b)に
示すようにCoめっき液13をアルミナナノホール18
内に充填し、パターニングした第1電極12を持つ第1
基板11を位置合わせをして貼り合わせることにより図
6(a)、(b)に示す表示装置を作製した。これに電
圧印加回路(図示せず)を設置して表示装置とした。
てITOを成膜し、フォトリソグラフィー及びドライエッ
チングによりパターニングした。次いで、図6(b)に
示すようにCoめっき液13をアルミナナノホール18
内に充填し、パターニングした第1電極12を持つ第1
基板11を位置合わせをして貼り合わせることにより図
6(a)、(b)に示す表示装置を作製した。これに電
圧印加回路(図示せず)を設置して表示装置とした。
【0047】次に、作製した表示装置を用いて表示を行
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いたCoめ
っき液は電圧印加により負の電極上に析出した。これに
より、第2電極16を正極に、第1電極12を接地にし
たところ、第1電極12上に金属17の析出が確認でき
た。一方、電極に印加する電圧極性を置換して、第1電
極12を接地に、第2電極16を負極にすることによ
り、第1電極12上の金属が溶解して第2電極16上に
金属が析出した。図6はすべてのセルにおいて第1電極
12上に金属17が析出した状態を示す。
った。印加電圧は3Vとした。本実施例で用いたCoめ
っき液は電圧印加により負の電極上に析出した。これに
より、第2電極16を正極に、第1電極12を接地にし
たところ、第1電極12上に金属17の析出が確認でき
た。一方、電極に印加する電圧極性を置換して、第1電
極12を接地に、第2電極16を負極にすることによ
り、第1電極12上の金属が溶解して第2電極16上に
金属が析出した。図6はすべてのセルにおいて第1電極
12上に金属17が析出した状態を示す。
【0048】また、第1電極12及び第2電極16に電
圧を印加した後、電圧印加回路と第1電極12及び第2
電極16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板1
1側に固定され、メモリー機能を有することを確認し
た。
圧を印加した後、電圧印加回路と第1電極12及び第2
電極16の接続を切断した状態でも、金属は第1基板1
1側に固定され、メモリー機能を有することを確認し
た。
【0049】図7は画像を表示した場合の例を示す。図
7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のA−A線
における断面図を示す。但し、図7(a)は第1基板1
1と第2基板16を貼り合わせる前の状態を示す。図7
では一部のセルにおいて第1電極12上に金属17が析
出し、残りのセルにおいて第2電極16上に金属17が
析出して画像を表示している。なお、実施例3の表示装
置においても実施例2と同様にRGB(Co、Ni、C
u)のめっき液を用いることによってカラー表示を行う
ことができる。また、実施例3ではアルミナナノホール
の形状を円形状としたが、例えば、四角形、六角形等の
多角形状にすることも可能である。
7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のA−A線
における断面図を示す。但し、図7(a)は第1基板1
1と第2基板16を貼り合わせる前の状態を示す。図7
では一部のセルにおいて第1電極12上に金属17が析
出し、残りのセルにおいて第2電極16上に金属17が
析出して画像を表示している。なお、実施例3の表示装
置においても実施例2と同様にRGB(Co、Ni、C
u)のめっき液を用いることによってカラー表示を行う
ことができる。また、実施例3ではアルミナナノホール
の形状を円形状としたが、例えば、四角形、六角形等の
多角形状にすることも可能である。
【0050】(実施例4)実施例4では、実施例1と同
一の製造方法で作製した75mm×75mmの平面寸法
の第1基板上に図5の製造方法を用いて単一画素を縦横
450行×300列にマトリクス配置した表示装置のう
ち、3行×3列のマトリクス配置された9画素部分にの
み着目し、3行×3列の単純マトリクス配線をした表示
装置を作製し、単純マトリクス駆動を行った例である。
一の製造方法で作製した75mm×75mmの平面寸法
の第1基板上に図5の製造方法を用いて単一画素を縦横
450行×300列にマトリクス配置した表示装置のう
ち、3行×3列のマトリクス配置された9画素部分にの
み着目し、3行×3列の単純マトリクス配線をした表示
装置を作製し、単純マトリクス駆動を行った例である。
【0051】図8は実施例4における表示装置の概略構
成を示す。図8の横軸は第2電極16に相当する走査信
号線(Sm)、縦軸は第1電極12に相当する情報信号
線(In)である。走査信号線(Sm)と情報信号線
(In)の交点に画素Pmnが形成されている。なお、
図中14は壁を示す。
成を示す。図8の横軸は第2電極16に相当する走査信
号線(Sm)、縦軸は第1電極12に相当する情報信号
線(In)である。走査信号線(Sm)と情報信号線
(In)の交点に画素Pmnが形成されている。なお、
図中14は壁を示す。
【0052】図9は画像情報に応じた信号を印加した場
合のタイムチャート、図10は画像パターンを示す。図
9、図10に従って動作を説明する。なお、図9(a)
〜(c)は走査信号線、図9(d)〜(e)は情報信号
線の信号印加タイミングを示す。まず、図9(a)〜
(c)に示すように時間T1において走査信号線S1〜
S3に−1V、図9(d)〜(f)に示すように走査信
号線I1〜I3に+0.5Vを印加し、全面白とした
(図1(c)の状態)。なお、第1基板11側から画像
を見るものとする。この時の画像パターンを図10
(a)に示す。
合のタイムチャート、図10は画像パターンを示す。図
9、図10に従って動作を説明する。なお、図9(a)
〜(c)は走査信号線、図9(d)〜(e)は情報信号
線の信号印加タイミングを示す。まず、図9(a)〜
(c)に示すように時間T1において走査信号線S1〜
S3に−1V、図9(d)〜(f)に示すように走査信
号線I1〜I3に+0.5Vを印加し、全面白とした
(図1(c)の状態)。なお、第1基板11側から画像
を見るものとする。この時の画像パターンを図10
(a)に示す。
【0053】次に、図9(a)〜(c)に示すように時
間T2において走査信号線S1に+1V、走査信号線S
2,S3にOVの走査信号電圧を印加し、図9(d)〜
(f)に示すように情報信号線I2には、+0.5V、
情報信号線I1、I3には−0.5Vを印加した。この
時、画素P11、P13のみ電位差は1.5Vとなり、
その他は0.5Vとなる。これにより、画素P11とP
13のCoイオンは情報信号線I1、I3上に移動し、
画像パターンは図10(b)に示すように画素P11と
P13が黒色(図1(b)の状態)となる。
間T2において走査信号線S1に+1V、走査信号線S
2,S3にOVの走査信号電圧を印加し、図9(d)〜
(f)に示すように情報信号線I2には、+0.5V、
情報信号線I1、I3には−0.5Vを印加した。この
時、画素P11、P13のみ電位差は1.5Vとなり、
その他は0.5Vとなる。これにより、画素P11とP
13のCoイオンは情報信号線I1、I3上に移動し、
画像パターンは図10(b)に示すように画素P11と
P13が黒色(図1(b)の状態)となる。
【0054】次いで、図9(a)〜(c)に示すように
時間T3において走査信号線S2に+1V、走査信号線
S1,S3にOVの走査信号電圧を印加し、図9(d)
〜(f)に示すように情報信号線I2には−0.5V、
情報信号線I1、I3には+0.5Vを印加した。この
時、画素P22のみ電位差は1.5Vとなり、その他は
0.5Vとなる。これにより、画素P22のみCoイオ
ンが情報信号線I2上に移動し、図10(c)に示すよ
うに画素P22のみ黒色となる。また、画素P22以外
の画素は、時間T2時の表示を維持している。
時間T3において走査信号線S2に+1V、走査信号線
S1,S3にOVの走査信号電圧を印加し、図9(d)
〜(f)に示すように情報信号線I2には−0.5V、
情報信号線I1、I3には+0.5Vを印加した。この
時、画素P22のみ電位差は1.5Vとなり、その他は
0.5Vとなる。これにより、画素P22のみCoイオ
ンが情報信号線I2上に移動し、図10(c)に示すよ
うに画素P22のみ黒色となる。また、画素P22以外
の画素は、時間T2時の表示を維持している。
【0055】以下、時間T4、T5において同様に図9
のタイムチャートに従って電圧を印加し、線順次走査を
行った。この信号印加によって図10に示すような画像
パターンを良好に表示することができた。これらの画像
パターンは電源を遮断しても金属として析出しているた
め、良好な画像表示状態を維持することができた。
のタイムチャートに従って電圧を印加し、線順次走査を
行った。この信号印加によって図10に示すような画像
パターンを良好に表示することができた。これらの画像
パターンは電源を遮断しても金属として析出しているた
め、良好な画像表示状態を維持することができた。
【0056】また、本実施例では、第2電極16を走査
信号線Sm、第1電極12を情報信号線Inとしたが、
第1電極12を走査信号線Sm、第2電極16を情報信
号線Inとしても、上記の構成と同様な効果が得られ
る。
信号線Sm、第1電極12を情報信号線Inとしたが、
第1電極12を走査信号線Sm、第2電極16を情報信
号線Inとしても、上記の構成と同様な効果が得られ
る。
【0057】図11は本実施例による電着表示装置の全
体システム構成の一例を示す。この表示装置は、図8〜
図10で説明した走査信号線Smと情報信号線Inとで
構成したマトリクス電極を有する表示部61、走査信号
を走査信号線Smを介してめっき液13に印加する走査
信号印加回路62、情報信号を情報信号線Inを介して
めっき液13に印加する情報信号印加回路63を備えて
いる。また、走査信号制御回路64、情報信号制御回路
66、駆動制御回路65、グラフィックコントローラ6
7を備えている。
体システム構成の一例を示す。この表示装置は、図8〜
図10で説明した走査信号線Smと情報信号線Inとで
構成したマトリクス電極を有する表示部61、走査信号
を走査信号線Smを介してめっき液13に印加する走査
信号印加回路62、情報信号を情報信号線Inを介して
めっき液13に印加する情報信号印加回路63を備えて
いる。また、走査信号制御回路64、情報信号制御回路
66、駆動制御回路65、グラフィックコントローラ6
7を備えている。
【0058】走査信号線Smと情報信号線Inとの間に
は、めっき液13が配置されている。グラフィックコン
トローラ67から送出されたデータは駆動制御回路65
を通して走査信号制御回路64と情報信号制御回路66
に入力され、それぞれアドレスデータと表示データに変
換される。そして、アドレスデータに従って走査信号印
加回路62が走査信号を発生し、表示部61の走査信号
線Smに印加する。また、表示データに従って情報信号
印加回路63が情報信号を発生し、表示部61の情報信
号線Inに印加する。このようにして表示部61に画像
の表示を行う。
は、めっき液13が配置されている。グラフィックコン
トローラ67から送出されたデータは駆動制御回路65
を通して走査信号制御回路64と情報信号制御回路66
に入力され、それぞれアドレスデータと表示データに変
換される。そして、アドレスデータに従って走査信号印
加回路62が走査信号を発生し、表示部61の走査信号
線Smに印加する。また、表示データに従って情報信号
印加回路63が情報信号を発生し、表示部61の情報信
号線Inに印加する。このようにして表示部61に画像
の表示を行う。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリー性が高く、低消費電力で駆動することが可能な表
示装置を実現することができる。また、セル毎の表示色
を容易に置き換えられるので、カラー表示を容易に行う
ことができ、特に、陽極酸化アルミナナノホールを用い
た場合には、更にカラー表示が容易である。
モリー性が高く、低消費電力で駆動することが可能な表
示装置を実現することができる。また、セル毎の表示色
を容易に置き換えられるので、カラー表示を容易に行う
ことができ、特に、陽極酸化アルミナナノホールを用い
た場合には、更にカラー表示が容易である。
【図1】本発明の電着表示装置のセルの構成及び電着を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図2】本発明の電着表示装置の供給源金属を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明の電着表示装置の第2電極の位置を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】壁の他の例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例1のセルの製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の実施例3を示す図である。
【図7】実施例3の画像の表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施例4を示す概略構成図である。
【図9】本発明の実施例4の信号印加を示すタイムチャ
ートである。
ートである。
【図10】本発明の実施例4の画像パターンを示す図で
ある。
ある。
【図11】本発明の実施例4の全体システム構成の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
11 第1基板
12 第1電極
13 めっき液
14 壁
14−1、14−2、14−3 壁
15 第2基板
16 第2電極
17 金属
18 アルミナナノホール
61 表示部
62 走査信号印加回路
63 情報信号印加回路
64 走査信号制御回路
65 駆動制御回路
66 情報信号制御回路
67 グラフィックコントローラ
71 供給源金属
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5C080 AA13 BB05 CC01 CC03 DD26
EE02 FF10 JJ01 JJ02 JJ04
JJ06
Claims (11)
- 【請求項1】 対向する第1基板と第2基板間に、壁に
より密閉され、且つ、内部にめっき液を封入することに
よってセルが形成され、前記第1基板上の少なくとも一
部に第1電極、前記セル内部に第2電極が配置された構
造を有し、前記第1電極及び第2電極に画像情報に応じ
た信号を印加し、前記第1電極上の少なくとも一部に金
属が電着した状態と、前記第1電極上の少なくとも一部
の金属が解離した状態とに変化させることによって表示
を行うことを特徴とする電着表示装置。 - 【請求項2】 前記第2電極は、少なくとも前記第2基
板上にあることを特徴とする請求項1に記載の電着表示
装置。 - 【請求項3】 前記第2電極は、少なくとも前記壁上に
あることを特徴とする請求項1にに記載の電着表示装
置。 - 【請求項4】 前記第2電極は、少なくとも前記第1基
板上にあることを特徴とする請求項1に記載の電着表示
装置。 - 【請求項5】 前記第2電極は、前記密閉されたセル内
部に複数存在することを特徴とする請求項1〜4に記載
の電着表示装置。 - 【請求項6】 前記電着は、電流密度が1〜100mA/c
m2の範囲内であることを特徴とする請求項1〜5に記載
の電着表示装置。 - 【請求項7】 前記金属は、ニッケル若しくは銅若しく
はコバルトであることを特徴とする請求項1〜6に記載
の電着表示装置。 - 【請求項8】 前記壁は、陽極酸化アルミナナノホール
で構成され、当該ナノホール内にめっき液を封入するこ
とによってセルが構成されていることを特徴とする請求
項1〜7に記載の電着表示装置。 - 【請求項9】 前記第1基板側が画像を見る側の表であ
ることを特徴とする請求項1〜8に記載の電着表示装
置。 - 【請求項10】 前記第1基板側が裏であることを特徴
とする請求項1〜8に記載の電着表示装置。 - 【請求項11】 前記第1電極と前記第2電極とがマト
リクス状に配列され、前記第1電極と第2電極の交点に
セルが配置され、前記第1電極に走査信号或いは情報信
号を印加する第1の駆動手段と、前記第2電極に情報信
号或いは走査信号を印加する第2の駆動手段と、を有す
ることを特徴とする請求項1〜10に記載の電着表示装
置。
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- 2003-04-08 US US10/408,103 patent/US6801352B2/en not_active Expired - Fee Related
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