JP2003307481A - マルチチャネルバイオセンサ - Google Patents
マルチチャネルバイオセンサInfo
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- JP2003307481A JP2003307481A JP2002114364A JP2002114364A JP2003307481A JP 2003307481 A JP2003307481 A JP 2003307481A JP 2002114364 A JP2002114364 A JP 2002114364A JP 2002114364 A JP2002114364 A JP 2002114364A JP 2003307481 A JP2003307481 A JP 2003307481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】局所的なサンプル空間の粘度や密度の変動によ
る誤差成分を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度
に測定することを可能とするマルチチャネルバイオセン
サを提供する。 【解決手段】圧電振動子を基板上に複数個並べたマルチ
チャネルバイオセンサにおいて、特定の分析対象のみを
捕獲する感応膜が固定化された検査用チャネルに隣り合
うチャネルには、少なくともひとつの特定の分析対象の
みを捕獲する感応膜が固定化していない補正用チャネル
が配置され、前記補正用チャネルによる電気的な特性の
変化からサンプルの入った空間の粘度・密度の変化によ
る検査用チャネルの誤差成分を補正するように構成す
る。
る誤差成分を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度
に測定することを可能とするマルチチャネルバイオセン
サを提供する。 【解決手段】圧電振動子を基板上に複数個並べたマルチ
チャネルバイオセンサにおいて、特定の分析対象のみを
捕獲する感応膜が固定化された検査用チャネルに隣り合
うチャネルには、少なくともひとつの特定の分析対象の
みを捕獲する感応膜が固定化していない補正用チャネル
が配置され、前記補正用チャネルによる電気的な特性の
変化からサンプルの入った空間の粘度・密度の変化によ
る検査用チャネルの誤差成分を補正するように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、微小質量の変化
を測定するマルチチャネルバイオセンサに関する。特
に、生化学物質を固定化し、それに特異的に吸着する酵
素、抗体、たんぱく質、ホルモンなどの化学物質を測定
するQCM(Quartz CrystalMicro
balance)型バイオセンサに関する。
を測定するマルチチャネルバイオセンサに関する。特
に、生化学物質を固定化し、それに特異的に吸着する酵
素、抗体、たんぱく質、ホルモンなどの化学物質を測定
するQCM(Quartz CrystalMicro
balance)型バイオセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2にQCMセンサを構成する水晶振動
子の概要図を示す。基本的に、エッチング、および/ま
たは研磨などにより薄く加工した水晶板1の両表面に電
極2a、2bを形成したものである。この水晶振動子を
バイオセンサとして用いる場合は、電極の一方の表面に
分析対象のみを捕獲する感応膜を固定化しておく。両電
極2a、2bに交流電界を印加すると、逆圧電効果によ
り一定の周波数の振動が励起されるが、分析対象が感応
膜により捕獲されると、質量増加Δmを伴い、その結果
として振動子の共振周波数がΔfだけ変動する。このバ
イオ反応には、DNAのハイブリダイゼーション反応、
抗原−抗体反応、たんぱく質の結合、酵素反応など、ガ
ス中、液中を含めさまざまなものを利用することができ
る。
子の概要図を示す。基本的に、エッチング、および/ま
たは研磨などにより薄く加工した水晶板1の両表面に電
極2a、2bを形成したものである。この水晶振動子を
バイオセンサとして用いる場合は、電極の一方の表面に
分析対象のみを捕獲する感応膜を固定化しておく。両電
極2a、2bに交流電界を印加すると、逆圧電効果によ
り一定の周波数の振動が励起されるが、分析対象が感応
膜により捕獲されると、質量増加Δmを伴い、その結果
として振動子の共振周波数がΔfだけ変動する。このバ
イオ反応には、DNAのハイブリダイゼーション反応、
抗原−抗体反応、たんぱく質の結合、酵素反応など、ガ
ス中、液中を含めさまざまなものを利用することができ
る。
【0003】上述の質量付加量Δmおよび振動周波数の
変化量Δfの関係は、Sauerbreyにより導かれ
ており(G.Sauerbrey,Z. Phys.1
55,1959,206)、次式で表すことができる。 ここに、f0は水晶振動子の主基本周波数、Aは電極の
面積、μqは水晶のせん断弾性係数、ρqは水晶の密度で
ある。たとえばATカット面で切り出した水晶振動子の
場合、水晶版の厚さtと主基本周波数の間には、次式の
関係がある。 したがって、主基本振動数を高くするほど、すなわち水
晶板の厚さを薄くするほど質量センサとしての感度が高
くなることがわかる。
変化量Δfの関係は、Sauerbreyにより導かれ
ており(G.Sauerbrey,Z. Phys.1
55,1959,206)、次式で表すことができる。 ここに、f0は水晶振動子の主基本周波数、Aは電極の
面積、μqは水晶のせん断弾性係数、ρqは水晶の密度で
ある。たとえばATカット面で切り出した水晶振動子の
場合、水晶版の厚さtと主基本周波数の間には、次式の
関係がある。 したがって、主基本振動数を高くするほど、すなわち水
晶板の厚さを薄くするほど質量センサとしての感度が高
くなることがわかる。
【0004】一例として335μm厚のATカット水晶
板の場合、主基本振動数はおよそ5MHzとなり、せん
断弾性係数μqは2.95×1011dyn/cm2、水晶
の密度ρqは2.65 g/cm3より、約18ngHz
-1cm-2の感度となる。ところで液体中でQCM型のバ
イオセンサを動作させる場合、分析対象などを含むサン
プル溶液に振動子を浸漬することによってさらに共振周
波数の低下を招く。この関係は、 ここに、μLは水晶振動子が浸漬されるサンプル溶液の
粘度、ρ Lは同じくサンプル溶液の密度である。この共
振周波数の変動についても、主基本周波数が高いほど大
きく影響されることが分かる。
板の場合、主基本振動数はおよそ5MHzとなり、せん
断弾性係数μqは2.95×1011dyn/cm2、水晶
の密度ρqは2.65 g/cm3より、約18ngHz
-1cm-2の感度となる。ところで液体中でQCM型のバ
イオセンサを動作させる場合、分析対象などを含むサン
プル溶液に振動子を浸漬することによってさらに共振周
波数の低下を招く。この関係は、 ここに、μLは水晶振動子が浸漬されるサンプル溶液の
粘度、ρ Lは同じくサンプル溶液の密度である。この共
振周波数の変動についても、主基本周波数が高いほど大
きく影響されることが分かる。
【0005】近年Lab−on−a−Chip、あるい
はバイオマイクロマシンなどと呼ばれる、バイオ検査チ
ップの開発が盛んになってきている。Lab−on−a
−Chipタイプのバイオセンサは、コンパクトで安価
なため、たとえば人の健康状態を家庭で定期的に検査し
たり、あるいは特殊なガスや匂いをその場で分析したり
することに適しているといわれている。このような目的
に用いるバイオチップでは、サンプルが少量で動作する
ことが望ましい。
はバイオマイクロマシンなどと呼ばれる、バイオ検査チ
ップの開発が盛んになってきている。Lab−on−a
−Chipタイプのバイオセンサは、コンパクトで安価
なため、たとえば人の健康状態を家庭で定期的に検査し
たり、あるいは特殊なガスや匂いをその場で分析したり
することに適しているといわれている。このような目的
に用いるバイオチップでは、サンプルが少量で動作する
ことが望ましい。
【0006】本発明で述べるQCM型バイオセンサは、
従来用いられてきたサンプル溶液やガスなどにQCMセ
ンサ部を浸漬して検査する場合のみならず、上で述べた
ような少量のサンプル溶液で動作するLab−on−a
−Chipタイプのバイオチップの検査部分にQCMセ
ンサを組み込み、マルチチャネル化して多種類の分析対
象を同時に検出できるような応用例も含んで述べてい
る。
従来用いられてきたサンプル溶液やガスなどにQCMセ
ンサ部を浸漬して検査する場合のみならず、上で述べた
ような少量のサンプル溶液で動作するLab−on−a
−Chipタイプのバイオチップの検査部分にQCMセ
ンサを組み込み、マルチチャネル化して多種類の分析対
象を同時に検出できるような応用例も含んで述べてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来型のQC
Mバイオセンサをより高感度化する目的で、水晶板を薄
板化すると、式(3)から分かるように、サンプル溶液
の粘度や密度の変化により、QCMの共振周波数がより
大きく影響されるようになる。サンプル溶液の密度、お
よび粘度による影響を解決するために、特開2000−
258324号公報では、QCM作用電極に隣接させて
補正用電極を設け、得られた信号から溶液の粘度、密度
の補正を行うとしている。しかしながら、このようなサ
ンプル溶液の密度や粘度等の補正手法を、多種類の生化
学反応を同時に測定可能なマルチチャネル型のQCMセ
ンサに応用する場合には、少量サンプル溶液への浸漬に
対して、局所的な溶液の変化に伴う検査精度の低下を招
くことがある。
Mバイオセンサをより高感度化する目的で、水晶板を薄
板化すると、式(3)から分かるように、サンプル溶液
の粘度や密度の変化により、QCMの共振周波数がより
大きく影響されるようになる。サンプル溶液の密度、お
よび粘度による影響を解決するために、特開2000−
258324号公報では、QCM作用電極に隣接させて
補正用電極を設け、得られた信号から溶液の粘度、密度
の補正を行うとしている。しかしながら、このようなサ
ンプル溶液の密度や粘度等の補正手法を、多種類の生化
学反応を同時に測定可能なマルチチャネル型のQCMセ
ンサに応用する場合には、少量サンプル溶液への浸漬に
対して、局所的な溶液の変化に伴う検査精度の低下を招
くことがある。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決し、局
所的なサンプル空間の粘度や密度の変動による誤差成分
を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度に測定する
ことを可能とするマルチチャネルバイオセンサを提供す
ることを目的とするものである。
所的なサンプル空間の粘度や密度の変動による誤差成分
を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度に測定する
ことを可能とするマルチチャネルバイオセンサを提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、マルチチャネルバイオセンサをつぎのよう
に構成したことを特徴としている。すなわち、本発明は
マルチチャネル型QCMセンサにおいて、少なくとも2
箇所以上のチャネルに、分析対象のみを捕獲する感応膜
が固定化されずに動作させられることを特徴とする。こ
れら感応膜が固定化されていないチャネルにおける共振
周波数など電気的特性の変化を用いて、感応膜が固定化
されていないチャネル周囲のチャネルにおける粘度、密
度等チャネル周囲の環境変化の補正に用いることを特徴
とする。感応膜が固定化されているチャネルに隣り合う
複数のチャネルのうち少なくともひとつは感応膜が固定
化されていないことを特徴とする。さらに本発明は、感
応膜が固定化されているチャネルひとつに対して、ひと
つの感応膜が固定化されていないチャネルが隣接して配
置されていることを特徴とする。この各感応膜が固定化
されていないチャネルによる共振周波数など電気的特性
の変化を用いて、隣接する検査用チャネルのより局所的
な粘度、密度等チャネル周囲の環境変化の影響を補正す
ることを特徴とする。また本発明は、一対の感応膜が固
定化されているチャネル、感応膜が固定化されていない
チャネルの水晶板の厚さを変え、配線を共通化すること
を特徴とする。この一対の感応膜が固定化されているチ
ャネル、感応膜が固定化されていないチャネルを同時に
発振させ、化学反応の過程を逐次モニタすることを特徴
とする。
成するため、マルチチャネルバイオセンサをつぎのよう
に構成したことを特徴としている。すなわち、本発明は
マルチチャネル型QCMセンサにおいて、少なくとも2
箇所以上のチャネルに、分析対象のみを捕獲する感応膜
が固定化されずに動作させられることを特徴とする。こ
れら感応膜が固定化されていないチャネルにおける共振
周波数など電気的特性の変化を用いて、感応膜が固定化
されていないチャネル周囲のチャネルにおける粘度、密
度等チャネル周囲の環境変化の補正に用いることを特徴
とする。感応膜が固定化されているチャネルに隣り合う
複数のチャネルのうち少なくともひとつは感応膜が固定
化されていないことを特徴とする。さらに本発明は、感
応膜が固定化されているチャネルひとつに対して、ひと
つの感応膜が固定化されていないチャネルが隣接して配
置されていることを特徴とする。この各感応膜が固定化
されていないチャネルによる共振周波数など電気的特性
の変化を用いて、隣接する検査用チャネルのより局所的
な粘度、密度等チャネル周囲の環境変化の影響を補正す
ることを特徴とする。また本発明は、一対の感応膜が固
定化されているチャネル、感応膜が固定化されていない
チャネルの水晶板の厚さを変え、配線を共通化すること
を特徴とする。この一対の感応膜が固定化されているチ
ャネル、感応膜が固定化されていないチャネルを同時に
発振させ、化学反応の過程を逐次モニタすることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上記構成を適用することにより、
局所的なサンプル空間の粘度や密度の変動による誤差成
分を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度に測定す
ることを可能とするマルチチャネルバイオセンサを実現
することができる。
局所的なサンプル空間の粘度や密度の変動による誤差成
分を簡便に軽減でき、微小質量の変化を高精度に測定す
ることを可能とするマルチチャネルバイオセンサを実現
することができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]図1(a)に、本発明の実施例1の上面図
を、図1(b)にA−A断面図を示す。本実施例では、
4×4のマルチチャネルが形成され、合計16個のチャ
ネルのうち4箇所に補正用チャネル4が設けてあるが、
チャネルの配列方法、数に関してはこの限りではない。
また図面記載上検出用チャネル3はグレーで、補正用チ
ャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示してある。
を、図1(b)にA−A断面図を示す。本実施例では、
4×4のマルチチャネルが形成され、合計16個のチャ
ネルのうち4箇所に補正用チャネル4が設けてあるが、
チャネルの配列方法、数に関してはこの限りではない。
また図面記載上検出用チャネル3はグレーで、補正用チ
ャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示してある。
【0012】本実施例のマルチチャネルQCM型センサ
を、バイオセンサとしてたとえば抗原―抗体反応に応用
する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみを
捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化する
(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原を
含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセンサ
の応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生化
学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
を、バイオセンサとしてたとえば抗原―抗体反応に応用
する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみを
捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化する
(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原を
含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセンサ
の応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生化
学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
【0013】このようなバイオセンサの動作では、たと
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は、液体中に限って説明する。サンプル溶
液8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜に
よって捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチ
ャネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネ
ル電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じ
て、対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チ
ャネルの共振周波数における発振動作は、同時に行わな
くても、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場
合真のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の
干渉を軽減することができる。
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は、液体中に限って説明する。サンプル溶
液8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜に
よって捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチ
ャネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネ
ル電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じ
て、対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チ
ャネルの共振周波数における発振動作は、同時に行わな
くても、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場
合真のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の
干渉を軽減することができる。
【0014】このようなバイオセンサの場合、センサ上
での化学反応の進行や、環境温度変動などによって、セ
ンサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化が生じる。特
に図5に示すようなQCM型マルチチャネルバイオセン
サをLab−on−a−Chipのようなバイオチップ
システムの1機能として組み込んだ場合、そのメリット
を十分に生かすためにサンプルの溶液量は非常に少な
く、粘度や密度などに変化が生じやすい。またその変化
も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に生じる場合
がある。
での化学反応の進行や、環境温度変動などによって、セ
ンサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化が生じる。特
に図5に示すようなQCM型マルチチャネルバイオセン
サをLab−on−a−Chipのようなバイオチップ
システムの1機能として組み込んだ場合、そのメリット
を十分に生かすためにサンプルの溶液量は非常に少な
く、粘度や密度などに変化が生じやすい。またその変化
も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に生じる場合
がある。
【0015】図6は、マルチチャネルQCMバイオセン
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
【0016】局所的なサンプル溶液8の粘度や密度など
の変化は、前述のあらかじめ用意した分析対象となる物
質のみを捕獲可能な感応膜を固定化していないチャネ
ル、すなわち補正用チャネル4により検出することが可
能である。具体的には、捕獲分子/膜で覆っていない補
正用チャネル4は、サンプル溶液8の粘度や密度に変化
があれば、式(3)に従った共振周波数の低下を示し、
変化がなければ共振周波数の変化は生じない。補正用チ
ャネル4と検査用チャネル3の振動子の振動などの特性
(チャネル部の水晶版の厚さ、電極の面積など)が同じ
であれば、両チャネルにおける振動周波数の差が、サン
プル溶液8の粘度や密度の変化による誤差を除いた正味
の検査量であることになる。この両タイプのチャネルの
発振は、同時に行っても、交互に行っても問題ない。な
お補正用チャネル4は、検査用チャネル3と隣り合って
いることが局所的なサンプル溶液8の粘度や密度の変化
を補正するために望ましい。本実施例で示した4×4の
マルチアレイの場合、少なくとも4個の補正用チャネル
4が必要となる。
の変化は、前述のあらかじめ用意した分析対象となる物
質のみを捕獲可能な感応膜を固定化していないチャネ
ル、すなわち補正用チャネル4により検出することが可
能である。具体的には、捕獲分子/膜で覆っていない補
正用チャネル4は、サンプル溶液8の粘度や密度に変化
があれば、式(3)に従った共振周波数の低下を示し、
変化がなければ共振周波数の変化は生じない。補正用チ
ャネル4と検査用チャネル3の振動子の振動などの特性
(チャネル部の水晶版の厚さ、電極の面積など)が同じ
であれば、両チャネルにおける振動周波数の差が、サン
プル溶液8の粘度や密度の変化による誤差を除いた正味
の検査量であることになる。この両タイプのチャネルの
発振は、同時に行っても、交互に行っても問題ない。な
お補正用チャネル4は、検査用チャネル3と隣り合って
いることが局所的なサンプル溶液8の粘度や密度の変化
を補正するために望ましい。本実施例で示した4×4の
マルチアレイの場合、少なくとも4個の補正用チャネル
4が必要となる。
【0017】[実施例2]図3(a)に、本発明の実施
例2の上面図を、図3(b)にA−A断面図を示す。本
実施例では、4×4のマルチチャネルが形成され、合計
16個のチャネルのうち8箇所に補正用チャネル4が設
けてあるが、チャネルの配列方法、数に関してはこの限
りではない。また図面記載上検出用チャネル3はグレー
で、補正用チャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示
してある。
例2の上面図を、図3(b)にA−A断面図を示す。本
実施例では、4×4のマルチチャネルが形成され、合計
16個のチャネルのうち8箇所に補正用チャネル4が設
けてあるが、チャネルの配列方法、数に関してはこの限
りではない。また図面記載上検出用チャネル3はグレー
で、補正用チャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示
してある。
【0018】本実施例のマルチチャネルQCM型センサ
を、バイオセンサとして、たとえば抗原―抗体反応に応
用する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみ
を捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化す
る(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原
を含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセン
サの応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生
化学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
を、バイオセンサとして、たとえば抗原―抗体反応に応
用する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみ
を捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化す
る(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原
を含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセン
サの応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生
化学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
【0019】このようなバイオセンサの動作では、たと
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は液体中に限って説明する。サンプル溶液
8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜によ
って捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチャ
ネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネル
電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じて、
対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チャネ
ルの共振周波数における発振動作は、同時に行わなくて
も、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場合真
のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の干渉
を軽減することができる。このようなバイオセンサの場
合、センサ上での化学反応の進行や、環境温度変動など
によって、センサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化
が生じる。特に図5に示すようなQCM型マルチチャネ
ルバイオセンサをLab−on−a−Chipのような
バイオチップシステムの1機能として組み込んだ場合、
そのメリットを十分に生かすためにサンプルの溶液量は
非常に少なく、粘度や密度などに変化が生じやすい。ま
たその変化も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に
生じる場合がある。
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は液体中に限って説明する。サンプル溶液
8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜によ
って捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチャ
ネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネル
電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じて、
対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チャネ
ルの共振周波数における発振動作は、同時に行わなくて
も、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場合真
のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の干渉
を軽減することができる。このようなバイオセンサの場
合、センサ上での化学反応の進行や、環境温度変動など
によって、センサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化
が生じる。特に図5に示すようなQCM型マルチチャネ
ルバイオセンサをLab−on−a−Chipのような
バイオチップシステムの1機能として組み込んだ場合、
そのメリットを十分に生かすためにサンプルの溶液量は
非常に少なく、粘度や密度などに変化が生じやすい。ま
たその変化も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に
生じる場合がある。
【0020】図6は、マルチチャネルQCMバイオセン
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
【0021】本実施例で示すマルチQCMセンサの補正
チャネル4は、このような局所的に生じるサンプル溶液
8の粘度・密度の変化をより厳密に補正する目的で、検
査用チャネル3と交互に配置されている。なお図3で
は、各チャネルの両面それぞれに個別に配線5が施され
ているが、片面前面を電極で覆ってもよい。局所的なサ
ンプル溶液8の粘度や密度などの変化は、前述のあらか
じめ用意した分析対象となる物質のみを捕獲可能な感応
膜を固定化していないチャネル、すなわち補正用チャネ
ル4により検出することが可能である。具体的には、捕
獲分子/膜で覆っていない補正用チャネル4は、サンプ
ル溶液8の粘度や密度の変化があれば、式(3)に従っ
た共振周波数の低下を示し、変化がなければ共振周波数
の変化は生じない。補正用チャネル4と検査用チャネル
3の振動子の振動などの特性(チャネル部の水晶版の厚
さ、電極の面積など)が同じであれば、両チャネルにお
ける振動周波数の差が、サンプル溶液8の粘度や密度の
変化による誤差を除いた正味の検査量であることにな
る。この両タイプのチャネルの発振は、同時に行って
も、交互に行っても問題ない。
チャネル4は、このような局所的に生じるサンプル溶液
8の粘度・密度の変化をより厳密に補正する目的で、検
査用チャネル3と交互に配置されている。なお図3で
は、各チャネルの両面それぞれに個別に配線5が施され
ているが、片面前面を電極で覆ってもよい。局所的なサ
ンプル溶液8の粘度や密度などの変化は、前述のあらか
じめ用意した分析対象となる物質のみを捕獲可能な感応
膜を固定化していないチャネル、すなわち補正用チャネ
ル4により検出することが可能である。具体的には、捕
獲分子/膜で覆っていない補正用チャネル4は、サンプ
ル溶液8の粘度や密度の変化があれば、式(3)に従っ
た共振周波数の低下を示し、変化がなければ共振周波数
の変化は生じない。補正用チャネル4と検査用チャネル
3の振動子の振動などの特性(チャネル部の水晶版の厚
さ、電極の面積など)が同じであれば、両チャネルにお
ける振動周波数の差が、サンプル溶液8の粘度や密度の
変化による誤差を除いた正味の検査量であることにな
る。この両タイプのチャネルの発振は、同時に行って
も、交互に行っても問題ない。
【0022】なお本実施例の場合、検査用チャネル3は
必ず複数の補正用チャネル4と隣り合う配置とするため
に検査用チャネル3と補正用チャネル4が交互の配置と
なることが望ましく、複数の隣り合う補正用チャネルか
ら得られるサンプル溶液8の粘度・温度等による誤差量
を平均化することで、より局所的な誤差原因の軽減を厳
密に行うことができる。このために本実施例で示した4
×4のマルチアレイの場合、8個の補正用チャネル4が
必要となる。
必ず複数の補正用チャネル4と隣り合う配置とするため
に検査用チャネル3と補正用チャネル4が交互の配置と
なることが望ましく、複数の隣り合う補正用チャネルか
ら得られるサンプル溶液8の粘度・温度等による誤差量
を平均化することで、より局所的な誤差原因の軽減を厳
密に行うことができる。このために本実施例で示した4
×4のマルチアレイの場合、8個の補正用チャネル4が
必要となる。
【0023】[実施例3]図4(a)に、本発明の実施
例3の上面図を、図4(b)にA−A断面図を示す。本
実施例では、4×4のマルチチャネルが形成され、合計
16個のチャネルのうち8箇所に補正用チャネル4が設
けてあるが、チャネルの配列方法、数に関してはこの限
りではない。また図面記載上検出用チャネル3はグレー
で、補正用チャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示
してある。
例3の上面図を、図4(b)にA−A断面図を示す。本
実施例では、4×4のマルチチャネルが形成され、合計
16個のチャネルのうち8箇所に補正用チャネル4が設
けてあるが、チャネルの配列方法、数に関してはこの限
りではない。また図面記載上検出用チャネル3はグレー
で、補正用チャネル4は黒で、裏面の配線5は点線で示
してある。
【0024】本実施例のマルチチャネルQCM型センサ
を、バイオセンサとして、たとえば抗原―抗体反応に応
用する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみ
を捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化す
る(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原
を含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセン
サの応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生
化学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
を、バイオセンサとして、たとえば抗原―抗体反応に応
用する場合、検出用チャネル3には、特定の抗体7のみ
を捕獲する抗原を含む膜6をチャネル電極上に固定化す
る(図5参照)。一方補正用チャネル4には、上記抗原
を含む膜を電極上に固定化していない。このバイオセン
サの応用例には、抗原−抗体反応のほか、さまざまな生
化学反応に応用できるが、この電極上に固定化する膜に
は、分析対象となる物質のみに吸着することのできる物
質を用いる。
【0025】このようなバイオセンサの動作では、たと
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は液体中に限って説明する。サンプル溶液
8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜によ
って捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチャ
ネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネル
電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じて、
対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チャネ
ルの共振周波数における発振動作は、同時に行わなくて
も、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場合真
のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の干渉
を軽減することができる。
えば全チャネル同時に共振周波数で発振させながらセン
サ振動子をサンプル溶液8、あるいはガスに浸漬する。
以降分析環境は液体中に限って説明する。サンプル溶液
8中に、前述したようなチャネル上に固定化した膜によ
って捕獲可能な物質が含まれている場合、該当するチャ
ネル上にその物質が捕獲され、その結果としてチャネル
電極上の質量変化が生じ、共振周波数の変化を通じて、
対象物の捕獲量を同定することができる。なお各チャネ
ルの共振周波数における発振動作は、同時に行わなくて
も、チャネルごとに順次発振させてもよい。この場合真
のリアルタイム計測ではないが、チャネル相互間の干渉
を軽減することができる。
【0026】このようなバイオセンサの場合、センサ上
での化学反応の進行や、環境温度変動などによって、セ
ンサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化が生じる。特
に図5に示すようなQCM型マルチチャネルバイオセン
サをLab−on−a−Chipのようなバイオチップ
システムの1機能として組み込んだ場合、そのメリット
を十分に生かすためにサンプルの溶液量は非常に少な
く、粘度や密度などに変化が生じやすい。またその変化
も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に生じる場合
がある。
での化学反応の進行や、環境温度変動などによって、セ
ンサが浸漬される溶液の密度や粘度に変化が生じる。特
に図5に示すようなQCM型マルチチャネルバイオセン
サをLab−on−a−Chipのようなバイオチップ
システムの1機能として組み込んだ場合、そのメリット
を十分に生かすためにサンプルの溶液量は非常に少な
く、粘度や密度などに変化が生じやすい。またその変化
も、バイオチップ上で一様でなく、局所的に生じる場合
がある。
【0027】図6は、マルチチャネルQCMバイオセン
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
サを、Lab−on−a−Chipのような、多機能型
の小型システムに組み込んだ例の概要を示している。こ
の例では、サンプル導入口11から分析対象の溶液ある
いはガスをセンサシステムに入れ、前処理要素10にお
いてサンプルの分離、抽出処理を施し、センサ部に導入
される。前処理工程には、その他混合/反応、フィル
タ、バルブなどさまざまな機能が必要な場合があるが、
ここではそれらの詳細は述べない。また前処理工程に、
反応など特別な試薬が必要な場合があり、別途その試薬
を導入する経路や導入口が必要な場合もある。一方、サ
ンプルの移動には、ポンプによる機械的なものや、電気
浸透などを利用した電気的なものなどが広く用いられ
る。センサ部には、マルチチャネル用に配列されたQC
Mセンサがあり、それぞれのチャネルには配線が施して
ある(図6では、裏面側の配線は示していない)。検出
を終えたあとのサンプル溶液あるいはガスは、排出口1
2より排出される。
【0028】本実施例で示すマルチQCMセンサの補正
チャネル4は、このような局所的に生じるサンプル溶液
8の粘度・密度の変化をより厳密に補正する目的で、検
査用チャネル3と交互に配置されている。ただし、各チ
ャネルへの配線5の影響を軽減するために、ひとつの補
正用チャネル4とひとつの検査用チャネル3を一組に
し、互いに振動子の厚さをわずかに変える事で、共振周
波数をずらし、一組の配線5で同時に発振させることを
実現している。これにより、複雑な配線5とスペースの
問題を軽減している。局所的なサンプル溶液8の粘度や
密度などの変化は、前述のあらかじめ用意した分析対象
となる物質のみを捕獲可能な感応膜を固定化していない
チャネル、すなわち補正用チャネル4により検出するこ
とが可能である。具体的には、捕獲分子/膜で覆ってい
ない補正用チャネル4は、サンプル溶液8の粘度や密度
の変化があれば、式(3)に従った共振周波数の低下を
示し、変化がなければ共振周波数の変化は生じない。本
実施例の場合、補正用チャネル4と検査用チャネル3の
振動子の振動などの特性が、水晶版の厚さが変えてある
ことから、一致していないため、両チャネルにおける振
動周波数の差がそのままサンプル溶液8の粘度や密度の
変化による誤差を除いた正味の検査量を示さず、チャネ
ル毎に換算して補正しなければならない。この両タイプ
のチャネルの発振は、同時に行っても、交互に行っても
問題ない。
チャネル4は、このような局所的に生じるサンプル溶液
8の粘度・密度の変化をより厳密に補正する目的で、検
査用チャネル3と交互に配置されている。ただし、各チ
ャネルへの配線5の影響を軽減するために、ひとつの補
正用チャネル4とひとつの検査用チャネル3を一組に
し、互いに振動子の厚さをわずかに変える事で、共振周
波数をずらし、一組の配線5で同時に発振させることを
実現している。これにより、複雑な配線5とスペースの
問題を軽減している。局所的なサンプル溶液8の粘度や
密度などの変化は、前述のあらかじめ用意した分析対象
となる物質のみを捕獲可能な感応膜を固定化していない
チャネル、すなわち補正用チャネル4により検出するこ
とが可能である。具体的には、捕獲分子/膜で覆ってい
ない補正用チャネル4は、サンプル溶液8の粘度や密度
の変化があれば、式(3)に従った共振周波数の低下を
示し、変化がなければ共振周波数の変化は生じない。本
実施例の場合、補正用チャネル4と検査用チャネル3の
振動子の振動などの特性が、水晶版の厚さが変えてある
ことから、一致していないため、両チャネルにおける振
動周波数の差がそのままサンプル溶液8の粘度や密度の
変化による誤差を除いた正味の検査量を示さず、チャネ
ル毎に換算して補正しなければならない。この両タイプ
のチャネルの発振は、同時に行っても、交互に行っても
問題ない。
【0029】なお本実施例の場合、検査用チャネル3は
必ず複数の補正用チャネル4と隣り合う配置とするため
に検査用チャネル3、と補正用チャネル4が交互の配置
となることが望ましく、複数の隣り合う補正用チャネル
から得られるサンプル溶液8の粘度・温度等による誤差
量を平均化することで、より局所的な誤差原因の軽減を
厳密に行うことができる。本実施例で示した4×4のマ
ルチアレイの場合、8個の補正用チャネル4が必要とな
る。
必ず複数の補正用チャネル4と隣り合う配置とするため
に検査用チャネル3、と補正用チャネル4が交互の配置
となることが望ましく、複数の隣り合う補正用チャネル
から得られるサンプル溶液8の粘度・温度等による誤差
量を平均化することで、より局所的な誤差原因の軽減を
厳密に行うことができる。本実施例で示した4×4のマ
ルチアレイの場合、8個の補正用チャネル4が必要とな
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、局所的なサンプル空間
の粘度や密度の変動による誤差成分を簡便に軽減でき、
高精度なマルチチャネルバイオセンサを提供することが
できる。
の粘度や密度の変動による誤差成分を簡便に軽減でき、
高精度なマルチチャネルバイオセンサを提供することが
できる。
【図1】本発明の実施例1における複数の補正用チャネ
ルを持つマルチチャネル型QCMセンサを示す図であ
り、(a)はその上面図、(b)はA−A断面図であ
る。
ルを持つマルチチャネル型QCMセンサを示す図であ
り、(a)はその上面図、(b)はA−A断面図であ
る。
【図2】水晶振動子の基本的構成を示す。
【図3】本発明の実施例2における補正チャネル・検査
チャネルが同数のマルチチャネル型QCMセンサを示す
図であり、(a)はその上面図、(b)はA−A断面図
である。
チャネルが同数のマルチチャネル型QCMセンサを示す
図であり、(a)はその上面図、(b)はA−A断面図
である。
【図4】本発明の実施例3における補正チャネル・検査
チャネルの配線を共用したマルチチャネル型QCMセン
サを示す図であり、(a)はその上面図、(b)はA−
A断面図である。
チャネルの配線を共用したマルチチャネル型QCMセン
サを示す図であり、(a)はその上面図、(b)はA−
A断面図である。
【図5】マルチチャネル型バイオチップ上の化学反応の
概要を示す。
概要を示す。
【図6】マルチチャネル型バイオチップ上のLab−o
n−a−Chipへの適用例を示す。
n−a−Chipへの適用例を示す。
1:水晶板
2a、2b:電極
3:検出用チャネル
4:補正用チャネル
5:配線
6:捕獲膜
7:分析対象物質
8:サンプル溶液
9:流路
10:前処理要素
11:サンプル導入口
12:廃出口
Claims (7)
- 【請求項1】圧電振動子を基板上に複数個並べたマルチ
チャネルバイオセンサにおいて、特定の分析対象のみを
捕獲する感応膜が固定化された検査用チャネルに隣り合
うチャネルには、少なくともひとつの特定の分析対象の
みを捕獲する感応膜が固定化していない補正用チャネル
が配置され、前記補正用チャネルによる電気的な特性の
変化からサンプルの入った空間の粘度・密度の変化によ
る検査用チャネルの誤差成分を補正することを特徴とす
るマルチチャネルバイオセンサ。 - 【請求項2】前記圧電振動子は、水晶振動子であること
を特徴とする請求項1に記載のマルチチャネルバイオセ
ンサ。 - 【請求項3】前記基板は、サンプルを分離・抽出を行う
検出以外の機能を持つ要素と、サンプル用の流路を通じ
て連結されていることを特徴とする請求項1に記載のマ
ルチチャネルバイオセンサ。 - 【請求項4】圧電振動子を基板上に複数個並べたマルチ
チャネルバイオセンサにおいて、特定の分析対象のみを
捕獲する感応膜が固定化された検査用チャネルと感応膜
が固定されていない補正用チャネルが概ね同数あり、互
いに交互になるように配置されており、前記補正用チャ
ネルによる電気的な特性の変化からサンプルの入った空
間の粘度・密度の変化による検査用チャネルの誤差成分
を、隣り合う複数の補正用チャネルによる検出値の平均
から補正することを特徴とするマルチチャネルバイオセ
ンサ。 - 【請求項5】前記検査用チャネルと補正用チャネル一組
で配線が共用され、互いの水晶振動子の厚さがわずかに
変えてあり、同時に動作させられることを特徴とする請
求項4に記載のマルチチャネルバイオセンサ。 - 【請求項6】前記圧電振動子は、水晶振動子であること
を特徴とする請求項4に記載のマルチチャネルバイオセ
ンサ。 - 【請求項7】前記基板は、サンプルを分離・抽出を行う
検出以外の機能を持つ要素と、サンプル用の流路を通じ
て連結されていることを特徴とする請求項4に記載のマ
ルチチャネルバイオセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002114364A JP2003307481A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | マルチチャネルバイオセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002114364A JP2003307481A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | マルチチャネルバイオセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003307481A true JP2003307481A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29396206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002114364A Pending JP2003307481A (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | マルチチャネルバイオセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003307481A (ja) |
Cited By (23)
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-
2002
- 2002-04-17 JP JP2002114364A patent/JP2003307481A/ja active Pending
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