JP2003307231A - 軸受部支持構造 - Google Patents

軸受部支持構造

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JP2003307231A
JP2003307231A JP2002113076A JP2002113076A JP2003307231A JP 2003307231 A JP2003307231 A JP 2003307231A JP 2002113076 A JP2002113076 A JP 2002113076A JP 2002113076 A JP2002113076 A JP 2002113076A JP 2003307231 A JP2003307231 A JP 2003307231A
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Japan
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bearing
bearing portion
surface portion
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outer peripheral
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JP2002113076A
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Tomoshi Takamura
知史 高村
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Fuji Heavy Industries Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/042Housings for rolling element bearings for rotary movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量の増大を抑制しつつ、十分な軸受部の支
持剛性が確保できる軸受部支持構造を提供する。 【解決手段】 軸受部取付壁10に円筒状の軸受部21
を支持する軸受部支持構造であって、軸受部取付壁10
は、軸受部21の外周部22から放射状に伸延すると共
に軸受部21の中心線21aの延在方向と同方向に連続
する平面状の複数の端面部11a〜11hと、端面部1
1a〜11hの各間に交互に軸受部21の外周部22か
ら放射状に伸延配置されて隣接する端面部11a〜11
hの外側端縁間に一体に架設された外側面部12a、1
2b、12c、12d 及び隣接する端面部11a〜1
1hの内側端縁間に一体に架設された内側面部13a、
13b、13c、13d内側面部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受部支持構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にケーシング等に形成される軸受部
構造は、例えば特開平7−286593号公報に開示さ
れ、かつ図4に概要を示すように軸受部取付壁101の
中心位置に筒状の軸受部102に突設し、軸受部取付壁
101に軸受部102の外周部103との接合部を内側
端104aとして放射状に突出して伸延する複数の補強
リブ104が形成されている。
【0003】また、トランスミッションケース等のケー
シングの軸受部構造は、例えば図5に要部断面図を示す
ように、ケーシング110に略球面状に突出する円形形
状の軸受部取付壁111が形成してあり、軸受部取付壁
111の中心位置に有底円筒状の軸受部112が内方に
突出して形成され、軸受部112内に回転軸115を回
転自在に支持するベアリング116が配設されている。
【0004】軸受部取付壁111の内面には、軸受部1
12の外周部113との接合部を内側端114aとして
放射状に突出し、かつ内側端114aから離れるに従っ
て高さhが次第に減少して外側端114bが軸受部取付
壁111の外周端に達する補強リブ114が複数形成さ
れている。
【0005】更に、他のトランスミッションケース等の
ケーシングの軸受部構造は、図6に要部断面図を示すよ
うに、ケーシング120に円形形状の軸受部取付壁12
1が形成してあり、軸受部取付壁121の中心位置に有
底円筒状の軸受部122が外方に突設して形成され、軸
受部122内に回転軸125を回転自在に支持するベア
リング126が配設されている。
【0006】軸受部取付壁121の外面には、突出する
軸受部122の外周部123との接合部を内側端124
aとして放射状に突出し、かつ内側端124aから離れ
るに従って高さhが次第に減少して外側端124bが軸
受部取付壁121の外周端に達する補強リブ124が複
数形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−286
593号公報によると、軸受部取付壁101に軸受部1
02の外周部103から放射状に伸延する複数の補強リ
ブ104を形成して剛性強度を確保している。
【0008】しかし、更に軸受部102の支持剛性を向
上させるために補強リブ104の高さを増大するとケー
シングが大型化してケーシングの占有スペースが大きく
なると共に、重量増大の要因となる。また、補強リブ1
04を追加するとケーシングの占有スペースの増大は抑
制できるものの形状の複雑化及び重量が増大することが
懸念される。
【0009】図5に示すケーシングの軸受部支持構造に
よると、軸受部取付壁111を略球面形状にして内面側
に補強リブ114を形成することによって、ケーシング
からの放射音の抑制が図れるが、軸受部112の支持剛
性を向上させるために補強リブ114の高さhを大きく
したり、また補強リブ114を追加すると、ケーシング
の重量が増大すると共に、ケーシング内の有効容積が減
少することが懸念される。
【0010】一方、図6に示すケーシングの軸受部支持
構造によると、軸受部122の外周部123から放射状
に伸延する複数の補強リブ124を形成することによっ
て剛性強度が確保されるが、軸受部取付壁121が比較
的平面状に形成されることから、ケーシングからの放射
音の抑制には好しい形状でなく、また、軸受部122の
支持剛性を向上させるために補強リブ124の高さhを
大きくしたり、補強リブ124を追加すると、ケーシン
グの重量が増大すると共にケーシングの占有スペースの
増大が懸念される。
【0011】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、重量の増大を抑制しつつ、十分な軸受部の支持
剛性が確保できる軸受部支持構造を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目標を達成する請求
項1に記載の軸受部支持構造の発明は、軸受部取付壁に
一体形成されて回転軸を回転自在に支持する円筒状の軸
受部を支持する軸受部支持構造において、上記軸受部取
付壁は、上記軸受部の外周部から放射状に伸延すると共
に上記軸受部の中心線の延在方向と同方向に連続する平
面状の複数の端面部と、上記複数の端面部の各間に交互
に軸受部の外周部から放射状に伸延配置されて隣接する
端面部の外側端縁間に一体に架設された外側面部及び隣
接する端面部の内側端縁間に一端に架設された内側面部
とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によると、一対の端面部と
この端面部間の外側面部によって内側が開放された断面
略コ字状で箱状の剛性に優れた外リブが軸受部の外周部
から放射状に連続形成される一方、一対の端面部とこの
端面部間の内側面部によって外側が開放された断面略コ
字状で箱状の剛性に優れた内リブが軸受部の外周部から
放射状に連続形成され、この外リブと内リブとが軸受部
の周縁部に沿って周方向に交互に連続形成されて軸受部
取付壁の剛性及び軸受部の支持剛性が確保できる。ま
た、外リブ及び内リブが剛性に優れ、従来の放射状に配
設された補強リブが不要になり重量の増大が抑制でき
る。特にトランスミッションケース等のハウジングに適
用した際には、従来の放射状に配設された補強リブが不
要になることから、ケーシング内の有効容積の確保が容
易になる。換言すると同じ有効容積のケーシングをコン
パクトに形成できる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1の軸受
部支持構造において、上記外側面部は、軸受部の外周部
から伸延するに従って上記内側端縁側に湾曲したことを
特徴とする。
【0015】請求項2によると、軸受部取付壁を形成す
る外側面部を湾曲形成することによって、放射音の抑制
ができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の軸受部支持構造において、上記内側面部の外
面に、該内周面部に隣接する各端面部に連続する補強リ
ブが突出形成されたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明によると、内側面部の外側
に隣接する各端面部に連続する補強リブを突出形成する
ことによって、外形寸法の増大を抑制して軸受部の支持
剛性を向上させることができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの軸受部支持構造において、上記外側面部の内
面に、該外周面部に隣接する各端面部に連続する補強リ
ブが突出形成されたことを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によると、外側面部の内側
に隣接する各端面部に連続する補強リブを突出形成する
ことによって、外形寸法の増大を抑制して軸受部の支持
剛性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による軸受部支持構
造の実施の形態をトランスミッションケースの軸受部支
持構造を例に図1乃至図3を参照して説明する。
【0021】図1はハウジングとなるトランスミッショ
ンケースのメインケースに配設されるエンドカバー1の
要部側面図であり、図2は図1のI−I線断面図であ
る。
【0022】エンドカバー1は、周縁に沿って図示しな
いメインメインケースの端縁に当接する取付部3及び取
付ボルト挿通孔4が形成された比較的平板状の基部2を
有し、基部2から略円筒状で外方に突出する円筒部5及
び外周縁10aが円筒部5の端縁に連続する略円形形状
で中心部に移行するに従って外側方に隆起して突出する
軸受部取付壁10が形成されている。
【0023】軸受部取付壁10の中心位置に有底筒状の
軸受部21が内方に向かって開口して一体に形成されて
いる。軸受部21内に回転軸31を回転自在に支持する
ベアリング32が圧入して配設されている。回転軸31
には潤滑油を各部に誘導して供給するための潤滑油孔3
1aが穿設されている。
【0024】軸受部取付壁10は、軸受部21の外周部
22に沿って略等間隔に配置され、軸受部21の中心線
21aを含む同一面内で外周部22から放射状に伸延
し、かつ軸受部21の中心線21aの延在方向と同方向
に連続する平面状で軸受部取付壁10の周縁部10aに
達する複数の端面部11、本実施の形態では端面部11
a〜11hを有している。各端面部11a〜11hの外
側端縁11jは図2に示すように軸受部21の外周部2
2の軸方向外側端から放射状に伸延して滑らかにメイン
ケース側に湾曲して外周縁10aに達し、かつ内側端縁
11kは外周部22の軸方向略中央位置から放射状に伸
延して外周縁10aに達するように連続形成されてい
る。
【0025】また、軸受部21の中心線21aと直交す
る周方向で平行に連続する面で、かつ軸受部21の外周
部22から軸受部取付壁10の周縁部10aに達すると
共に外周部22から周縁部10aに移行するに従って幅
が広がる略扇状で端面部11aと11b、11cと11
d、11eと11f、11gと11hの各外側端縁11
j間に架設されて連結する各外側面部12a、12b、
12c、12dを有している。
【0026】更に、軸受部21の中心線21aと直交す
る周方向に平行に連続する面で、かつ軸受部21の外周
部22から軸受部取付壁10の周縁部10aに達し、か
つ外周部22から周縁部10aに移行するに従って幅が
広がるする略扇状で端面部11bと11c、11dと1
1e、11fと11g、11hと11aの各内側端縁k
間に架設されて連結する内側面部13a、13b、13
c、13dとを有している。
【0027】即ち、図2のII−II線断面図を図3
(a)に示すように端面部11aと外側面部12aと端
面部11bによって形成されて内側が開放する放射状に
連続して断面略コ字状で箱状の剛性に優れた外リブ15
aと、図3(b)に示すように端面部11bと内側面部
13aと端面部11cによって形成されて外側が開放す
る放射状に連続した断面略コ字状で箱状の剛性に優れた
内リブ16aと、同様に端面部11cと外側面部12b
と端面部11dによって形成されて内側が開放する放射
状に連続した断面略コ字状の外リブ15bと、端面部1
1dと内側面部13bと端面部11eによって形成され
て外側が開放する放射状に連続した断面略コ字状の内リ
ブ16bと、端面部11eと外側面部12cと端面部1
1fによって形成されて内側が開放する放射状に連続し
た断面略コ字状の外リブ15cと、端面部11fと内側
面部13cと端面部11gによって形成されて外側が開
放する放射状に連続した断面略コ字状の内リブ16c
と、端面部11gと外側面部12dと端面部11hによ
って形成されて内側が開放する放射状に連続した断面略
コ字状の外リブ15dと、端面部11hと内側面部13
dと端面部11aによって形成されて外側が開放する放
射状に連続した断面略コ字状の内リブ16dと、が軸受
部21の外周部22から放射状に形成され、かつ外周部
22と軸受部取付壁10の周縁部10aとの間に周方向
に連続形成されている。
【0028】内側面部13aの外面に円弧状に伸延して
突出し、かつ両端が各々端面部11bと11cに連続す
る補強リブ17a及び17bが突出形成されている。同
様に内側面部13bの外面に突出して両端が端面部11
dと11eに連続する補強リブ17a及び17bが突出
形成され、内側面部13cの外面に突出して両端が隣接
する端面部11fと11gに連続する補強リブ17bが
突出形成され、内側面部13dの外面に突出して両端が
側面部11hと11aに連続する補強リブ17a及び1
7bが突出形成されている。
【0029】更に、外側面部12a、12b、12c、
12dの内面に隣接する側面部11aと11b、11c
と11d、11eと11f、11gと11h間に連続す
る補強リブ18aが突出形成されている。また、この補
強リブ18aは外側面部12a、内側面部13a、外側
面部12b、内側面部13b、外側面部12c、内側面
部13c、外側面部12d、内側面部13dの各内面に
軸受部21の中心線21aを中心とする周方向連続して
突出する環状に形成されている。
【0030】なお、外側面部12dの外面から軸受部2
1の外面に亘って軸受部21内から回転軸31に穿設さ
れた潤滑油孔31aに潤滑油を供給する潤滑油供給通路
20が一体に連続形成されているが、本発明と直接的な
関係がないので詳細な説明は省略する。
【0031】このように構成された軸受部支持構造によ
ると、内側が開放する放射状に連続して断面略コ字状で
箱状の剛性に優れた外リブ15a、15b、15c、1
5dと、外側が開放する放射状に連続した断面略コ字状
で箱状の剛性に優れた内リブ16a、16b、16c、
16dが軸受部21の外周部22から交互に連続して放
射状に形成され、かつ外周部22と軸受部取付壁10の
周縁部10aとの間に周方向に連続形成されて軸受部取
付壁10の断面係数が得られ、軸受部取付壁10の剛性
が向上して十分な軸受部21の支持剛性が確保できる。
【0032】一方、外リブ15a、15b、15c、1
5d及び内リブ16a、16b、16c、16dが剛性
に優れ、従来の放射状に配設された補強リブが不要にな
り重量の増大が抑制できる。また、従来の放射状に配設
された補強リブが不要になることから、トランスミッシ
ョンケース内の有効容積の確保が容易になる。換言する
と有効容積が同じトランスミッションケースであるな
ら、トランスミッションケースの外形寸法の低減が可能
になりコンパクトで占有スペースの削減が可能になる。
【0033】更に、外側面部12a、12b、12c、
12dを軸受部21の外周部22から軸受部取付壁10
の外周縁10a側に伸延するに従って内側端縁側11k
側にに湾曲形成されて放射音の抑制ができる。
【0034】凹設された内側面部13a、13b、13
c、13dの外面に隣接する各端面部11bと11c、
11dと11e、11fと11g、11hと11aに連
続する補強リブ17a、17bを各凹部内に収容した状
態で突出形成することによって外形寸法の増大を抑制し
つつ軸受部取付壁10の剛性が更に向上し、より軸受部
21の支持剛性が向上する。
【0035】また、同様に凸設された外側面部12a、
12b、12c、12dの内面に隣接する各端面部11
aと11b、11cと11d、11eと11f、11g
と11h間に連続する補強リブ18aを突出形成するこ
とによって、内部容積を確保しつつ外形寸法の増大を抑
制して軸受部取付壁10の剛性が更に向上し、軸受部2
1の支持剛性が向上する。
【0036】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、上記実施の形態では、軸受部取付
壁10に15a、15b、15c、15dの4つの外リ
ブ及び16a、16b、16c、16dの4つ内リブを
形成したが、軸受部取付壁10の形状や要求剛性等によ
り外リブ及び内リブを他の複数にすることもできる。ま
た、補強リブ17a、17b、18aを適宜増減或いは
廃止することもできる。
【0037】更に、上記実施の形態ではトランスミッシ
ョンケースのエンドカバー1に適用した場合を例に説明
したが、他の軸受部の支持構造に適用することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明した本発の軸受部支持構造によ
ると、一対の端面部とこの端面部間の外側面部によって
内側が開放されて軸受部の外周部から放射状に連続する
剛性に優れた断面略コ字状で箱状の外リブが形成される
一方、一対の端面部とこの端面部間の内側面部によって
外側が開放されて軸受部の外周部から放射状に連続する
剛性に優れた断面略コ字状で箱状の内リブが形成され、
この外リブと内リブが軸受部の周縁部に沿って周方向に
連続形成されて十分な軸受部取壁の剛性及び軸受部の支
持剛性が確保できる。また、外リブ及び内リブが剛性に
優れ、従来の放射状に配設された補強リブが不要になり
重量の増大が抑制できる。特にトランスミッションケー
ス等のケーシングに適用した際には、従来の放射状に配
設された補強リブが不要になることから、ケーシング内
の有効容積の確保が容易になる。換言するとケーシング
のコンパクト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸受部支持構造の実施の形態を示
すエンドカバーの要部側面図である。
【図2】図2は図1のI−I線断面図である。
【図3】(a)は外リブを示す図2のII−II線断面
図であり、(b)は内リブの断面説明図である。
【図4】従来の軸受部支持構造を示すケーシングの概要
説明図である。
【図5】従来の軸受部支持構造を示概要説明図である。
【図6】従来の軸受部支持構造を示概要説明図である。
【符号の説明】
10 軸受部取付壁 10a 外周縁 11a〜11h 端面部 11j 外側端縁 11k 内側端縁 12a、12b、12c、12d 外側面部 13a、13b、13c、13d 内側面部 15a、15b、15c、15d 外リブ 16a、16b、16c、16d 内リブ 17a、17b、18a 補強リブ 20 潤滑油供給通路 21 軸受部 21a 中心線 22 外周部 31 回転軸 32 ベアリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受部取付壁に一体形成されて回転軸を
    回転自在に支持する円筒状の軸受部を支持する軸受部支
    持構造において、 上記軸受部取付壁は、 上記軸受部の外周部から放射状に伸延すると共に上記軸
    受部の中心線の延在方向と同方向に連続する平面状の複
    数の端面部と、 上記複数の端面部の各間に交互に軸受部の外周部から放
    射状に伸延配置されて隣接する端面部の外側端縁間に一
    体に架設された外側面部及び隣接する端面部の内側端縁
    間に一端に架設された内側面部と、 を備えたことを特徴とする軸受部支持構造。
  2. 【請求項2】 上記外側面部は、 軸受部の外周部から伸延するに従って上記内側端縁側に
    湾曲したことを特徴とする請求項1に記載の軸受部支持
    構造。
  3. 【請求項3】 上記内側面部の外面に、該内周面部に隣
    接する各端面部に連続する補強リブが突出形成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の軸受部支持構
    造。
  4. 【請求項4】 上記外側面部の内面に、該外周面部に隣
    接する各端面部に連続する補強リブが突出形成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の軸受部
    支持構造。
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