JP2003307150A - 内燃機関の運転状態判別装置 - Google Patents

内燃機関の運転状態判別装置

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JP2003307150A
JP2003307150A JP2002354223A JP2002354223A JP2003307150A JP 2003307150 A JP2003307150 A JP 2003307150A JP 2002354223 A JP2002354223 A JP 2002354223A JP 2002354223 A JP2002354223 A JP 2002354223A JP 2003307150 A JP2003307150 A JP 2003307150A
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combustion engine
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットル開度センサを有しない簡素化され
たシステム構成において、内燃機関の運転状態を速やか
に、正確に判別すること。 【解決手段】 内燃機関1の1燃焼サイクル中で吸気行
程以外に設定された複数の異なる所定クランク角のう
ち、最初の検出タイミングに対応するクランク角で吸気
通路2内の吸気圧PMが検出される。このようにして検
出された前回の吸気圧と同じクランク角における今回の
吸気圧との変化量に基づいて内燃機関1の加減速状態ま
たは定常状態が判別される。このように、スロットル開
度センサを有しない簡素化されたシステム構成であって
も、吸気圧の検出タイミングが内燃機関1の1燃焼サイ
クル中に複数回あるため、内燃機関1の運転状態を素早
く判別することができると共に、その運転状態の判別が
吸気行程以外であるため正確なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転状
態を判別する内燃機関の運転状態判別装置に関し、例え
ば、燃料噴射量に反映することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に吸入される空気量を調
節するスロットルバルブのスロットル開度の変化量を検
出することにより内燃機関の運転状態を判別し、例え
ば、燃料噴射量を補正するものが知られている。このと
きのスロットル開度は、スロットルバルブのスロットル
軸に接続されたスロットル開度センサによって検出され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に、スロットル開度がスロットル開度センサを用いて検
出されるシステム構成であれば、そのスロットル開度の
変化量に基づき、内燃機関の運転状態を知ることができ
る。
【0004】これに対して、高価なスロットル開度セン
サを省いた簡素化されたシステム構成によれば相当なコ
ストダウンが期待できる。ここで、例えば、スロットル
開度センサによるスロットル開度の変化量によらず内燃
機関の運転状態を知るための代替えとしては、吸気圧の
変化量が有効である。この吸気圧は、内燃機関の吸気→
圧縮→膨張(爆発)→排気からなる各行程のうち、吸気
行程で大きく変動することが知られている。このため、
内燃機関の1燃焼サイクル中の吸気行程における所定の
検出タイミングに対応して検出された吸気圧に基づく内
燃機関の運転状態の判別によれば、変動が大きい分だけ
変化量が大きく判別し易いと言えるが、反面、検出タイ
ミングのばらつきによる変化量の誤差が大きくなって誤
判別が起き易いという不具合があった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、スロットル開度センサを有し
ない簡素化されたシステム構成において、内燃機関の運
転状態を速やか、かつ正確に判別可能な内燃機関の運転
状態判別装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関の運
転状態判別装置によれば、吸気圧検出手段で内燃機関の
1燃焼サイクル中の複数の異なる所定クランク角毎に吸
気通路内の吸気圧が検出され、この吸気圧のうち同じク
ランク角における前回の吸気圧と今回の吸気圧との変化
量に基づき、運転状態判別手段によって内燃機関の加減
速状態または定常状態が判別される。このように、吸気
圧の検出タイミングが内燃機関の1燃焼サイクル中に複
数回あるため、内燃機関の運転状態が素早く判別され
る。
【0007】請求項2の内燃機関の運転状態判別装置に
よれば、吸気圧検出手段で内燃機関の1燃焼サイクル中
の複数の異なる所定クランク角毎に吸気通路内の吸気圧
が検出され、この吸気圧のうち同じクランク角タイミン
グにおける前回の吸気圧と今回の吸気圧との変化量に基
づき、運転状態判別手段によって内燃機関の加減速状態
または定常状態が判別される。このように、吸気圧の検
出タイミングが内燃機関の1燃焼サイクル中の同じクラ
ンク角タイミングであるため、内燃機関の運転状態が正
確に判別される。
【0008】請求項3の内燃機関の運転状態判別装置で
は、所定クランク角が吸気行程以外、即ち、圧縮行程、
膨張(爆発)行程または排気行程に設定される。このよ
うに、吸気圧の検出タイミングが圧縮行程、膨張(爆
発)行程または排気行程に設定されることで、吸気圧の
検出タイミングのばらつきによる変化量の誤差が、吸気
行程の場合に比べて少なくでき、内燃機関の運転状態が
正確に判別される。
【0009】請求項4の内燃機関の運転状態判別装置に
おける運転状態判別手段では、複数の異なる所定クラン
ク角毎に対応する前回の吸気圧と今回の吸気圧との変化
量を加算した値に基づき、内燃機関の加減速状態または
定常状態が判別される。このように、変化量が加算され
た値によれば、内燃機関の運転状態の判別がより正確に
なると共に、それに応じた適切な燃料噴射補正係数が得
られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置が適用された内燃機関
及びその周辺機器を示す概略構成図である。
【0012】図1において、1は単気筒の水冷式内燃機
関(エンジン)であり、内燃機関1の吸気通路2にはエ
アクリーナ3からの空気が導入される。この吸気通路2
途中には、図示しないアクセルペダルの操作に連動して
開閉されるスロットルバルブ11が設けられている。こ
のスロットルバルブ11が開閉されることにより、吸気
通路2への吸気量(吸入空気量)が調節される。また、
この吸気量と同時に、内燃機関1には吸気ポート4の近
傍で吸気通路2に設けられたインジェクタ(燃料噴射
弁)5から燃料が噴射供給される。そして、所定の燃料
量及び吸気量からなる混合気が吸気バルブ6を介して燃
焼室7内に吸入される。
【0013】また、吸気通路2途中に設けられたスロッ
トルバルブ11の下流側には、吸気通路2内の吸気圧P
Mを検出する吸気圧センサ21が設けられている。そし
て、内燃機関1のクランクシャフト12にはその回転に
伴うクランク角〔°CA(Crank Angle)〕を検出するク
ランク角センサ22が設けられている。このクランク角
センサ22で検出されるクランク角に応じて内燃機関1
の機関回転速度NEが算出される。更に、内燃機関1に
は、冷却水温THWを検出する水温センサ23が設けら
れている。
【0014】また、内燃機関1の燃焼室7内に向けて点
火プラグ13が配設されている。この点火プラグ13に
はクランク角センサ22で検出されるクランク角に同期
して後述のECU(Electronic Control Unit:電子制御
ユニット)30から出力される点火指令信号に基づき点
火コイル/イグナイタ14からの高電圧が印加され、燃
焼室7内の混合気に対する点火燃焼が行われる。このよ
うに、燃焼室7内の混合気が燃焼(膨張)され駆動力が
得られ、この燃焼後の排気ガスは、排気バルブ8を介し
て排気マニホールドから排気通路9に導出され外部に排
出される。
【0015】ECU30は、周知の各種演算処理を実行
する中央処理装置としてのCPU31、制御プログラム
を格納したROM32、各種データを格納するRAM3
3、B/U(バックアップ)RAM34、入出力回路3
5及びそれらを接続するバスライン36等からなる論理
演算回路として構成されている。このECU30には、
吸気圧センサ21からの吸気圧PM、クランク角センサ
22からのクランク角、水温センサ23からの冷却水温
THW等が入力されている。これら各種センサ情報に基
づくECU30からの出力信号に基づき、燃料噴射時期
及び燃料噴射量に関連するインジェクタ5、点火プラグ
13の点火時期に関連する点火コイル/イグナイタ14
等が適宜、制御される。
【0016】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の運転状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図2のフロ
ーチャートに基づき、図3を参照して説明する。なお、
この燃料噴射補正係数演算ルーチンはクランク角センサ
22からのクランク角信号に同期した割込毎にCPU3
1にて繰返し実行される。
【0017】ここで、図3は内燃機関1の加速状態にお
ける吸気圧〔kPa:キロパスカル〕の遷移状態を示す
タイムチャートである。そして、内燃機関1の減速状態
における吸気圧〔kPa〕の遷移状態を示すタイムチャ
ートは、加速状態と逆の負圧側への遷移であるため省略
する。なお、図2に示すPMn,ΔPMnのnは1,
2,3、即ち、PM1,ΔPM1,PM2,ΔPM2,
PM3,ΔPM3を表わし、図3に示すように、所定ク
ランク角は基準クランク角に対して内燃機関1の吸気行
程以外で圧縮行程におけるα〔°CA〕、膨張(爆発)
行程におけるβ〔°CA〕、排気行程におけるγ〔°C
A〕にそれぞれ、即ち、1燃焼サイクル中の3つの異な
る所定クランク角毎に設定されている。
【0018】図2において、まず、ステップS101
で、吸気圧PMnの検出タイミングであるかが判定され
る。ここでは、図3に示す吸気圧PM1(PM1O),
PM2(PM2O),PM3(PM3O)の検出タイミ
ングである所定クランク角α,β,γ〔°CA〕のうち
の何れかであるかが判定される。ステップS101の判
定条件が成立せず、即ち、吸気圧PMnの検出タイミン
グである所定クランク角α,β,γ〔°CA〕以外であ
るときには何もすることなく、本ルーチンを終了する。
【0019】一方、ステップS101の判定条件が成
立、即ち、吸気圧PMnの検出タイミングである所定ク
ランク角α,β,γ〔°CA〕のうちの何れかであると
きにはステップS102に移行し、吸気圧PMnが読込
まれる。次にステップS103に移行して、ステップS
102で読込まれた今回の吸気圧PMnからRAM33
内に格納されている前回の吸気圧PMnOが減算され吸
気圧偏差ΔPMnが算出される。
【0020】次にステップS104に移行して、ステッ
プS103で算出された吸気圧偏差ΔPMnが加速判定
のためのプラス側の閾値A以上であるかが判定される。
つまり、図3に示す吸気圧偏差ΔPMnがプラス側の閾
値A以上とプラス側に大きく変化しているかが判定され
る。ステップS104の判定条件が成立、即ち、吸気圧
偏差ΔPMnがプラス側の閾値A以上とプラス側に大き
く変化しているときにはステップS105に移行し、後
述の内燃機関1の加速状態に応じた燃料噴射補正係数演
算処理が実行される。
【0021】一方、ステップS104の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMnがプラス側の閾値A未
満であるときにはステップS106に移行し、吸気圧偏
差ΔPMnが減速判定のためのマイナス側の閾値B以下
であるかが判定される。ステップS106の判定条件が
成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMnがマイナス側の閾値B
以下とマイナス側に大きく変化しているときにはステッ
プS107に移行し、後述の内燃機関1の減速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算処理が実行される。
【0022】一方、ステップS106の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMnがマイナス側の閾値B
よりプラス側であり、つまり、吸気圧偏差ΔPMnがプ
ラス側の閾値Aとマイナス側の閾値Bとの間で変化して
いるときにはステップS108に移行し、後述の内燃機
関1の定常状態に応じた燃料噴射補正係数演算処理が実
行される。ステップS105またはステップS107ま
たはステップS108による処理ののちステップS10
9に移行し、今回の吸気圧PMnがRAM33内に格納
され前回の吸気圧PMnOが更新され、本ルーチンを終
了する。
【0023】なお、本ルーチンによる処理ののち、図示
しないメインルーチンにて周知のように、内燃機関1の
機関回転速度NE及び負荷としての吸気圧PMnに基づ
き算出された基本燃料噴射量が、後述の内燃機関1の加
減速状態や定常状態に応じた各燃料噴射補正係数を用い
て補正され、実際にインジェクタ5から噴射供給される
燃料噴射量が調節される。
【0024】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関1の加速状態に
応じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図4のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0025】図4において、ステップS201では、所
定の変換ゲインCと機関回転速度NEや冷却水温THW
等のパラメータによって設定される補正値Dとが吸気圧
偏差ΔPMnに乗算され加速増量補正係数FACCが算
出される。次にステップS202に移行して、所定の変
換ゲインEと機関回転速度NEや冷却水温THW等のパ
ラメータによって設定される補正値Fとが吸気圧偏差Δ
PMnに乗算され非同期噴射補正係数TIASYが算出
され、本ルーチンを終了する。
【0026】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関1の減速状態に
応じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図5のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0027】図5において、ステップS301では、吸
気圧偏差ΔPMnがマイナス側の閾値G以下であるかが
判定される。このマイナス側の閾値Gは、図2のステッ
プS106におけるマイナス側の閾値Bよりマイナス側
に大きく設定されている。ステップS301の判定条件
が成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMnがマイナス側の閾値
G以下とマイナス側に大きく変化しているときにはステ
ップS302に移行し、内燃機関1が極端な減速状態に
あるとして燃料カットが実行され、本ルーチンを終了す
る。
【0028】一方、ステップS301の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMnがマイナス側の閾値G
よりプラス側であり、それほどマイナス側に大きく変化
していないときにはステップS303に移行し、通常の
減速状態にあるとして所定の変換ゲインHと機関回転速
度NEや冷却水温THW等のパラメータによって設定さ
れる補正値Iとが吸気圧偏差ΔPMnに乗算され減速減
量補正係数FDECが算出され、本ルーチンを終了す
る。
【0029】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関1の定常状態に
応じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示す図6のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0030】図6において、まず、ステップS401
で、燃料カット中であるかが判定される。ステップS4
01の判定条件が成立、即ち、このとき燃料カット中で
あれば燃料カットからの復帰処理が実行される。一方、
ステップS401の判定条件が成立せず、即ち、燃料カ
ット中でないときにはステップS402がスキップされ
る。
【0031】次にステップS403に移行して、このと
きRAM33内に格納されている加速増量補正係数FA
CCが「0(零)」より大きいかが判定される。ステッ
プS403の判定条件が成立、即ち、加速増量補正係数
FACCが「0」より大きいときにはステップS404
に移行し、所定のゲインJが加速増量補正係数FACC
に乗算され、更に機関回転速度NEや冷却水温THW等
のパラメータによって設定される補正係数Kが減算さ
れ、加速増量補正係数FACCが更新される。一方、ス
テップS403の判定条件が成立せず、即ち、加速増量
補正係数FACCが「0」であるときにはステップS4
04がスキップされる。
【0032】次にステップS405に移行して、このと
きRAM33内に格納されている減速減量補正係数FD
ECが「0(零)」より大きいかが判定される。ステッ
プS405の判定条件が成立、即ち、減速減量補正係数
FDECが「0」より大きいときにはステップS406
に移行し、所定のゲインLが減速減量補正係数FDEC
に乗算され、更に機関回転速度NEや冷却水温THW等
のパラメータによって設定される補正係数Mが減算さ
れ、減速減量補正係数FDECが更新されたのち、本ル
ーチンを終了する。一方、ステップS405の判定条件
が成立せず、即ち、減速減量補正係数FDECが「0」
であるときにはステップS406がスキップされ、本ル
ーチンを終了する。
【0033】このように、本実施例の内燃機関の運転状
態判別装置は、内燃機関1の1燃焼サイクル中の複数の
異なる所定クランク角毎、即ち、基準クランク角〔°C
A〕に対してα,β,γ〔°CA〕毎に吸気通路2内の
吸気圧PMn(n=1,2,3)を検出する吸気圧セン
サ21及びECU30にて達成される吸気圧検出手段
と、前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧のうち同じ
クランク角となるα,β,γ〔°CA〕の何れかにおけ
る前回の吸気圧PMnOと今回の吸気圧PMnとの変化
量ΔPMnに基づき、内燃機関1の加減速状態または定
常状態を判別するECU30にて達成される運転状態判
別手段とを具備するものである。
【0034】つまり、内燃機関1の1燃焼サイクル中の
複数の異なる所定クランク角α,β,γ〔°CA〕のう
ち、最初の検出タイミングに対応するクランク角で吸気
通路2内の吸気圧PMnが検出される。このようにして
検出された前回の吸気圧PMnOと同じクランク角にお
ける今回の吸気圧PMnとの変化量ΔPMnに基づいて
内燃機関1の加減速状態または定常状態が判別される。
このように、吸気圧の検出タイミングが内燃機関1の1
燃焼サイクル中に複数回あるため、内燃機関1の運転状
態を素早く判別することができる。
【0035】また、本実施例の内燃機関の運転状態判別
装置の所定クランク角としてのα,β,γ〔°CA〕
は、吸気行程以外の圧縮行程、膨張(爆発)行程、排気
行程にそれぞれ設定するものである。つまり、吸気行程
を除いた圧縮行程、膨張(爆発)行程、排気行程に吸気
圧の検出タイミングが設定されることで、吸気圧の検出
タイミングのばらつきによる変化量の誤差を少なくでき
る。これにより、スロットル開度センサを有しない簡素
化されたシステム構成であっても、内燃機関1が加減速
状態または定常状態にあるかを正確に判別することがで
きる。
【0036】ところで、上記実施例では、内燃機関1の
1燃焼サイクル中のα,β,γ〔°CA〕毎に検出され
る吸気圧PM1,PM2,PM3のうち、最初の検出タ
イミングで検出された吸気圧の変化量ΔPM1,ΔPM
2,ΔPM3に基づき内燃機関1の加減速状態または定
常状態が判別されているが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、各吸気圧の変化量
を加算した値に基づき判別するようにしてもよい。
【0037】このような内燃機関の運転状態判別装置
は、ECU30にて達成される運転状態判別手段が複数
の異なる所定クランク角毎、即ち、基準クランク角〔°
CA〕に対してα,β,γ〔°CA〕毎に対応する前回
の吸気圧PMnOと今回の吸気圧PMnとの変化量ΔP
Mnを加算した値に基づき、内燃機関1の加減速状態ま
たは定常状態を判別するものであり、この場合には、内
燃機関1の運転状態の判別が多少遅れるが、判別がより
正確になると共に、加算された変化量に応じた適切な燃
料噴射補正係数が得られるという効果が期待できる。
【0038】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の運転状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順の上述の図2に代
わる変形例を示す図7のフローチャートに基づいて説明
する。なお、この燃料噴射補正係数演算ルーチンはクラ
ンク角センサ22からのクランク角信号に同期した割込
毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0039】図7において、ステップS501で、吸気
圧PMが読込まれる。次にステップS502に移行し
て、ステップS501で読込まれた吸気圧PMがRAM
33内の最新吸気圧記憶領域に吸気圧PM1として格納
される。次にステップS503に移行して、加減速状態
判定タイミングであるかが判定される。この加減速状態
判定タイミングとは、内燃機関1の1燃焼サイクル中で
予め設定された複数の異なる所定クランク角をいう。ス
テップS503の判定条件が成立せず、即ち、加減速状
態判定タイミングでないときには何もすることなく、本
ルーチンを終了する。
【0040】一方、ステップS503の判定条件が成
立、即ち、加減速状態判定タイミングであるときにはス
テップS504に移行し、ステップS502でRAM3
3内の最新吸気圧記憶領域に格納された吸気圧PM1か
ら前回の加減速状態判定タイミングで判定に用いられた
のちRAM33内の前回吸気圧記憶領域に格納されてい
る吸気圧PM2が減算され吸気圧偏差ΔPMが算出され
る。次にステップS505に移行して、ステップS50
4で算出された吸気圧偏差ΔPMが加速判定のためのプ
ラス側の閾値P以上であるかが判定される。ステップS
505の判定条件が成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMがプ
ラス側の閾値P以上とプラス側に大きく変化していると
きにはステップS506に移行し、上述の図4による内
燃機関1の加速状態に応じた燃料噴射補正係数演算処理
が実行される。なお、本変形例における吸気圧偏差ΔP
Mは、図4における吸気圧偏差ΔPMnに対応してい
る。
【0041】一方、ステップS505の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMがプラス側の閾値P未満
であるときにはステップS507に移行し、吸気圧偏差
ΔPMが減速判定のためのマイナス側の閾値Q以下であ
るかが判定される。ステップS507の判定条件が成
立、即ち、吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値Q以下
とマイナス側に大きく変化しているときにはステップS
508に移行し、上述の図5による内燃機関1の減速状
態に応じた燃料噴射補正係数演算処理が実行される。な
お、本変形例における吸気圧偏差ΔPMは、図5におけ
る吸気圧偏差ΔPMnに対応している。
【0042】一方、ステップS507の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMがマイナス側の閾値Qよ
りプラス側であり、つまり、吸気圧偏差ΔPMがプラス
側の閾値Pとマイナス側の閾値Qとの間で変化している
ときにはステップS509に移行し、上述の図6による
内燃機関1の定常状態に応じた燃料噴射補正係数演算処
理が実行される。ステップS506またはステップS5
08またはステップS509による処理ののちステップ
S510に移行し、RAM33内の最新吸気圧記憶領域
に格納された吸気圧PM1が前回吸気圧記憶領域に吸気
圧PM2として格納され、本ルーチンを終了する。
【0043】なお、本ルーチンによる処理ののち、図示
しないメインルーチンにて周知のように、内燃機関1の
機関回転速度NE及び負荷としての吸気圧PMに基づき
算出された基本燃料噴射量が、上述の内燃機関1の加減
速状態や定常状態に応じた各燃料噴射補正係数を用いて
同様に補正され、実際にインジェクタ5から噴射供給さ
れる燃料噴射量が調節される。
【0044】このように、本変形例の内燃機関の運転状
態判別装置は、内燃機関1の1燃焼サイクル中の複数の
異なる所定クランク角毎、即ち、所定クランク角毎に常
時、吸気通路2内の吸気圧PMを検出する吸気圧センサ
21及びECU30にて達成される吸気圧検出手段と、
前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧のうち同じクラ
ンク角タイミングにおける前回の吸気圧PM2と今回の
吸気圧PM1との変化量ΔPMに基づき、内燃機関1の
加減速状態または定常状態を判別するECU30にて達
成される運転状態判別手段とを具備するものである。
【0045】つまり、内燃機関1の1燃焼サイクル中の
複数の異なるクランク角信号に同期した割込毎に常時、
検出された吸気圧PMのうち、最初の検出タイミングに
対応するクランク角で吸気通路2内の吸気圧PM2が検
出される。このようにして検出された前回の吸気圧PM
2と同じクランク角タイミングにおける今回の吸気圧P
M1との変化量ΔPMに基づいて内燃機関1の加減速状
態または定常状態が判別される。このように、吸気圧の
検出タイミングが内燃機関1の1燃焼サイクル中の同じ
クランク角タイミングであるため、内燃機関1の運転状
態を正確に判別することができる。
【0046】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の運転状態判別装置で使用されているEC
U30内のCPU31における内燃機関の運転状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順の上述の図2に代
わる他の変形例を示す図8のフローチャートに基づいて
説明する。なお、この燃料噴射補正係数演算ルーチンは
クランク角センサ22からのクランク角信号に同期した
割込毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0047】図8において、ステップS601で、吸気
圧PMが読込まれる。次にステップS602に移行し
て、ステップS601で読込まれた吸気圧PMがRAM
33内の最新吸気圧記憶領域に吸気圧PMXとして格納
される。次にステップS603に移行して、N信号割込
タイミングであるかが判定される。このN信号割込タイ
ミングとは、クランク角センサ22から所定クランク角
毎に出力されるN信号の割込タイミングをいう。ステッ
プS603の判定条件が成立せず、即ち、N信号割込タ
イミングでないときには何もすることなく、本ルーチン
を終了する。
【0048】一方、ステップS603の判定条件が成
立、即ち、N信号割込タイミングであるときにはステッ
プS604に移行し、N信号の順番を表わすNナンバー
を記憶値(前回値)に「+1」加算され、新しいNナン
バーとされる。次にステップS605に移行して、Nナ
ンバーが所定値Rに等しいかが判定される。ステップS
605の判定条件が成立、即ち、Nナンバーが所定値R
に等しいときには、内燃機関1の位相が1燃焼サイクル
経過したとしてNナンバーが初期値「0」に戻される。
なお、ステップS605の判定条件が成立せず、即ち、
Nナンバーが所定値Rに等しくないときにはステップS
606がスキップされる。
【0049】次にステップS607に移行して、ステッ
プS602で格納されている吸気圧PMXがNナンバー
更新時、即ち、内燃機関1の1燃焼サイクル中で予め設
定された所定クランク角時の吸気圧PMNとしてRAM
33内の記憶領域に格納される。次にステップS608
に移行して、Nナンバーが加減速判定タイミングに対応
する所定値Sに等しいかが判定される。この加減速状態
判定タイミングとは、内燃機関1の1燃焼サイクル中で
予め設定された複数の異なる所定クランク角をいう。ス
テップS608の判定条件が成立せず、即ち、Nナンバ
ーが所定値Sに等しくないときには何もすることなく、
本ルーチンを終了する。
【0050】一方、ステップS608の判定条件が成
立、即ち、Nナンバーが所定値Sに等しいときにはステ
ップS609に移行し、今回の吸気圧PMSから前回の
吸気圧PMSOが減算され吸気圧偏差ΔPMSが算出さ
れる。次にステップS610に移行して、ステップS6
09で算出された吸気圧偏差ΔPMSが加速判定のため
のプラス側の閾値T以上であるかが判定される。ステッ
プS610の判定条件が成立、即ち、吸気圧偏差ΔPM
Sがプラス側の閾値T以上とプラス側に大きく変化して
いるときにはステップS611に移行し、上述の図4に
よる内燃機関1の加速状態に応じた燃料噴射補正係数演
算処理が実行される。なお、本変形例における吸気圧偏
差ΔPMSは、図4における吸気圧偏差ΔPMnに対応
している。
【0051】一方、ステップS610の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMSがプラス側の閾値T未
満であるときにはステップS612に移行し、吸気圧偏
差ΔPMSが減速判定のためのマイナス側の閾値U以下
であるかが判定される。ステップS612の判定条件が
成立、即ち、吸気圧偏差ΔPMSがマイナス側の閾値U
以下とマイナス側に大きく変化しているときにはステッ
プS613に移行し、上述の図5による内燃機関1の減
速状態に応じた燃料噴射補正係数演算処理が実行され
る。なお、本変形例における吸気圧偏差ΔPMSは、図
5における吸気圧偏差ΔPMnに対応している。
【0052】一方、ステップS612の判定条件が成立
せず、即ち、吸気圧偏差ΔPMSがマイナス側の閾値U
よりプラス側であり、つまり、吸気圧偏差ΔPMSがプ
ラス側の閾値Tとマイナス側の閾値Uとの間で変化して
いるときにはステップS614に移行し、上述の図6に
よる内燃機関1の定常状態に応じた燃料噴射補正係数演
算処理が実行される。ステップS611またはステップ
S613またはステップS614による処理ののちステ
ップS615に移行し、今回の吸気圧PMSがRAM3
3内の吸気圧記憶領域に前回の吸気圧PMSOとして格
納され、本ルーチンを終了する。
【0053】なお、本ルーチンによる処理ののち、図示
しないメインルーチンにて周知のように、内燃機関1の
機関回転速度NE及び負荷としての吸気圧PMに基づき
算出された基本燃料噴射量が、上述の内燃機関1の加減
速状態や定常状態に応じた各燃料噴射補正係数を用いて
同様に補正され、実際にインジェクタ5から噴射供給さ
れる燃料噴射量が調節される。
【0054】このように、本変形例の内燃機関の運転状
態判別装置は、内燃機関1の1燃焼サイクル中の複数の
異なる所定クランク角毎、即ち、所定クランク角毎に常
時、吸気通路2内の吸気圧PMを検出する吸気圧センサ
21及びECU30にて達成される吸気圧検出手段と、
前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧のうち同じクラ
ンク角タイミングにおける前回の吸気圧PMSOと今回
の吸気圧PMSとの変化量ΔPMSに基づき、内燃機関
1の加減速状態または定常状態を判別するECU30に
て達成される運転状態判別手段とを具備するものであ
る。
【0055】つまり、内燃機関1の1燃焼サイクル中の
複数の異なるクランク角信号に同期した割込毎に常時、
検出された吸気圧PMのうち、最初の検出タイミングに
対応するクランク角で吸気通路2内の吸気圧PMSOが
検出される。このようにして検出された前回の吸気圧P
MSOと同じクランク角タイミングにおける今回の吸気
圧PMSとの変化量ΔPMSに基づいて内燃機関1の加
減速状態または定常状態が判別される。このように、吸
気圧の検出タイミングが内燃機関1の1燃焼サイクル中
の同じクランク角タイミングであるため、内燃機関1の
運転状態を正確に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関の運転状態判別装置が適用された内燃機関及
びその周辺機器を示す概略構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関の運転状態判別装置で使用されているECU
内のCPUにおける内燃機関の運転状態に応じた燃料噴
射補正係数演算の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】 図3は図2の処理に対応する内燃機関の加速
状態における吸気圧の遷移状態を示すタイムチャートで
ある。
【図4】 図4は図2における内燃機関の加速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】 図5は図2における内燃機関の減速状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】 図6は図2における内燃機関の定常状態に応
じた燃料噴射補正係数演算の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】 図7は図2に代わる燃料噴射補正係数演算の
処理手順の変形例を示すフローチャートである。
【図8】 図8は図2に代わる燃料噴射補正係数演算の
処理手順の他の変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気通路 21 吸気圧センサ 22 クランク角センサ 30 ECU(電子制御ユニット)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の1燃焼サイクル中の複数の異
    なる所定クランク角毎に吸気通路内の吸気圧を検出する
    吸気圧検出手段と、 前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧のうち同じクラ
    ンク角における前回の吸気圧と今回の吸気圧との変化量
    に基づき、前記内燃機関の加減速状態または定常状態を
    判別する運転状態判別手段とを具備することを特徴とす
    る内燃機関の運転状態判別装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の1燃焼サイクル中の複数の異
    なる所定クランク角毎に吸気通路内の吸気圧を検出する
    吸気圧検出手段と、 前記吸気圧検出手段で検出された吸気圧のうち同じクラ
    ンク角タイミングにおける前回の吸気圧と今回の吸気圧
    との変化量に基づき、前記内燃機関の加減速状態または
    定常状態を判別する運転状態判別手段とを具備すること
    を特徴とする内燃機関の運転状態判別装置。
  3. 【請求項3】 前記所定クランク角は、吸気行程以外に
    設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の内燃機関の運転状態判別装置。
  4. 【請求項4】 前記運転状態判別手段は、前記複数の異
    なる所定クランク角毎に対応する前回の吸気圧と今回の
    吸気圧との変化量を加算した値に基づき、前記内燃機関
    の加減速状態または定常状態を判別することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の内燃機関
    の運転状態判別装置。
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