JP4844522B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の機関回転数に応じた信号を出力する回転信号出力手段と、
前記回転信号出力手段の出力信号を用いて前記機関回転数の単位時間当たりの変化に対応する加速度パラメータを算出する回転変化算出手段と、
内燃機関が始動してから少なくとも前記機関回転数が定常状態となるまでの間に、前記機関回転数と前記加速度パラメータとに応じて前記空気量可変手段を駆動し、吸入空気量を補正する空気量補正手段と、
前記空気量補正手段によって吸入空気量が補正されたときに、当該補正量と前記機関回転数とに応じて内燃機関の点火時期を補正する点火時期補正手段と、
を備えることを特徴とする。
内燃機関の機関回転数に応じた信号を出力する回転信号出力手段と、
前記回転信号出力手段の出力信号を用いて前記機関回転数の単位時間当たりの変化に対応する加速度パラメータを算出する回転変化算出手段と、
内燃機関が始動してから少なくとも前記機関回転数が定常状態となるまでの間に、前記機関回転数と前記加速度パラメータとに応じて前記空気量可変手段を駆動し、吸入空気量を補正する空気量補正手段と、
内燃機関の点火時期が設定されるときに、前記加速度パラメータを減少させないような点火時期の設定可能範囲を上限値及び下限値として与える点火時期範囲設定手段と、
点火時期が前記上限値と前記下限値との間に収まるように当該点火時期を補正する点火時期補正手段と、
を備えることを特徴とする。
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図5を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。まず、図1は、実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図を示している。本実施形態のシステムは、多気筒型の内燃機関10を備えている。また、内燃機関10の各気筒12内には、ピストン14がそれぞれ往復動可能に設けられている。これらのピストン14は、各気筒12内に燃焼室16をそれぞれ形成している。また、各ピストン14は、内燃機関10のクランク軸18に連結されている。
まず、図2は、始動時の機関回転数、スロットル開度、点火時期及び吸気管圧を示すタイムチャートである。一般に、内燃機関10の冷間始動時等には、噴射燃料が気化し難いために、機関回転数Neが円滑に上昇しないことがある。この状態を、単に点火時期の補正等により改善しようとしても、図2(a)中に細線で示す比較例のように、機関回転数Neの上昇率が途中で変化する変曲点が生じ、運転フィーリングが悪化し易い。
空気量補正制御の目的は、主として、機関回転数Neをスムーズに上昇させることである。このため、空気量補正制御では、機関回転数Neと、角加速度Wsとを用いて予め設定されたマップデータを参照し、適切な空気補正量Ad(Ws,Ne)を算出する。そして、制御時点での吸入空気量が空気補正量Ad(Ws,Ne)の分だけ補正されるように、スロットルモータ28を駆動し、スロットルバルブ26の開度を調整する(図2(b)参照)。
点火時期補正制御の目的は、主として、空気量補正制御によって生じるトルク変動を抑えることである。内燃機関のトルクは、吸入空気量によって補正するよりも、点火時期によって補正した方が、より精密な補正を行うことができる。このため、点火時期補正制御は、空気量補正制御によって機関回転数Neを上昇させるときに、上昇率に変曲点が生じないように、トルク変動をより精密に補正する。
図5は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU40が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図5に示すルーチンは、一定の時間毎に繰返し実行されるものとする。
次に、図6乃至図9を参照しつつ、本発明の実施の形態2による内燃機関の制御装置について説明する。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1(図1)と同様のシステム構成を用いている。
(点火時期の上限値と下限値の設定)
本実施の形態では、実施の形態1と同様の空気量補正制御を実行する。しかし、点火時期補正制御では、角加速度Wsに応じて点火時期の設定可能範囲を定める構成としている。即ち、点火時期補正制御では、角加速度Wsに応じてマップデータを参照することにより、点火時期の上限値Lut(Ws)と下限値Li(Ws)とをそれぞれ設定する。
また、本実施の形態では、上限値Lut(Ws)と下限値Li(Ws)とによって定められる点火時期の設定可能範囲が狭い場合に、必要に応じて上限値Lut(Ws)を増大させ、設定可能範囲を拡張させる構成としている。図7は、内燃機関のトルクと点火時期との関係を示す特性線L上に、点火時期の設定可能範囲を記載したものである。
図9は、本実施の形態のシステム動作を実現するために、ECU40が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図9に示すルーチンは、一定の時間毎に繰返し実行されるものとする。
12 気筒
14 ピストン
16 燃焼室
18 クランク軸
20 吸気通路
22 排気通路
24 エアフローメータ
26 スロットルバルブ(空気量可変手段)
28 スロットルモータ
30 燃料噴射弁
32 点火プラグ
34 吸気バルブ
36 排気バルブ
38 回転センサ(回転信号出力手段)
40 ECU
Ws 角加速度(加速度パラメータ)
Ne 機関回転数
Ad(Ws,Ne) 空気補正量
SAr(Ne,Ad) 点火時期補正量
Lut(Ws) 上限値
Li(Ws) 下限値
Dw(Lut) 最低必要範囲
LU 最終上限値
Claims (2)
- 内燃機関の吸入空気量を変化させる空気量可変手段と、
内燃機関の機関回転数に応じた信号を出力する回転信号出力手段と、
前記回転信号出力手段の出力信号を用いて前記機関回転数の単位時間当たりの変化に対応する加速度パラメータを算出する回転変化算出手段と、
内燃機関が始動してから少なくとも前記機関回転数が定常状態となるまでの間に、前記機関回転数と前記加速度パラメータとに応じて前記空気量可変手段を駆動し、吸入空気量を補正する空気量補正手段と、
内燃機関の点火時期が設定されるときに、前記加速度パラメータを減少させないような点火時期の設定可能範囲を上限値及び下限値として与える点火時期範囲設定手段と、
点火時期が前記上限値と前記下限値との間に収まるように当該点火時期を補正する点火時期補正手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記点火時期補正手段は、前記上限値と前記下限値との差分である点火時期の設定可能範囲が最低必要範囲よりも狭いときに、点火時期の上限値を増大させる範囲拡張手段を備えてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007252074A JP4844522B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007252074A JP4844522B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009085021A JP2009085021A (ja) | 2009-04-23 |
JP4844522B2 true JP4844522B2 (ja) | 2011-12-28 |
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Family Applications (1)
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JP4742433B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2011-08-10 | マツダ株式会社 | エンジンの制御装置 |
JP2004108246A (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
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2007
- 2007-09-27 JP JP2007252074A patent/JP4844522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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