JP2003306854A - 編機用選針装置におけるアクチュエータ微調整装置 - Google Patents

編機用選針装置におけるアクチュエータ微調整装置

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JP2003306854A JP2002110769A JP2002110769A JP2003306854A JP 2003306854 A JP2003306854 A JP 2003306854A JP 2002110769 A JP2002110769 A JP 2002110769A JP 2002110769 A JP2002110769 A JP 2002110769A JP 2003306854 A JP2003306854 A JP 2003306854A
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Toyoji Machida
豊治 町田
Wataru Awata
亘 粟田
Makio Miyamoto
眞紀雄 宮本
Sumikazu Tsuchitani
澄和 槌谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選針用アクチュエータ装置において圧電素子
の位置を微調整する。 【構成】 圧電素子(6)の長さ方向一端を固定し、そ
の圧電素子(6)を片持ち形態で電圧を印加して運動さ
せ、その運動を前記圧電素子(6)の前方に配置したフ
ィンガ(8)に伝達させるようにした編機用選針装置に
おけるアクチュエータ微調整装置である。圧電素子
(6)を固定している後端取付部(26)の最後部(2
6b)はU字型となっており、このU形の窪みには、圧
電素子(6)の長さ方向に垂直な方向に延びるピン(3
0)がはめ込められている。このピン(30)の縦断面
は各辺において膨らみを有する多角形である。特に各辺
において膨らみを有する三角形であるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は編機用選針装置のア
クチュエータ微調整装置に関する。特に、圧電体のフイ
ンガを作動させ、それにより選針を行わせる選針用アク
チュエータ装置において圧電素子の位置を微調整する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】柄編み丸編機や柄編み横編機等の柄編み
編機において、ピンドラム、テープ又はフレキシブルデ
ィスク等の記憶装置に記憶された柄編成手順を編針の上
下動に伝達するために選針装置が用いられている。この
種の選針装置として、電磁石を用いた編機用選針装置が
知られているが、電磁石自体の機能面から応答速度の高
速化には限界があり、また、スピードを上げようとする
と熱を持ち、消費電力が大きく、選針装置も大型化して
しまう。
【0003】また、この種の選針装置として、圧電素子
に電圧を印加してフィンガを作動させ、選針を行わせる
圧電方式の選針装置も提案されている。この圧電方式の
選針装置によると、プレートの両面に貼り合わせた圧電
素子の先端部にフィンガを取り付けてなるアクチュエー
タにおいて、圧電素子にリード線を介して電圧を印加
し、圧電素子の動きに追従して当該フィンガを作動さ
せ、該編針の下端に当接して配置された選針用ジャック
におけるバット(フィンガ用バット)との係合の形成ま
たは解除を行う。
【0004】アクチュエータの圧電素子にパルスを印加
していない(あるいは負のパルスを印加した)場合に
は、フィンガの先端部がジャック(編針自体でもよい)
のバット(ペグ)と当接し、ジャックをプレスする。そ
の結果、ジャックの下端の上げカム用バットは、上げカ
ムに係合することができず、ジャックおよびその上方に
当接する編針は上昇運動をしない。結局、この編針で
は、編み目の形成は行われない。
【0005】一方、アクチュエータの圧電素子にパルス
を印加して、圧電素子を湾曲させると、フィンガの先端
部は、ジャックのバットの移動軌跡内に入らないので、
ジャックは垂直位置を保つ。その結果、ジャックの下端
の上げカム用バットが上げカムに係合し、ジャックおよ
びその上方に当接する編針を上昇運動させる。結局、編
針による編み目の形成が行われるようになっている。
【0006】この圧電方式による選針装置によれば、電
磁石利用の選針装置に比して、格段に早い選針速度で選
針作用を行うことができ、応答速度が迅速で、高サイク
ルのパルスを印加することができ、電磁石利用の選針装
置に比して消費電力が少なくて済み、選針装置自体の大
きさを一段と小型にすることができる等の利点がある。
【0007】このような圧電方式による選針装置の一形
態として、本出願人は現在、編機用選針装置におけるア
クチュエータ装置を出願中である(現在未公開の特願2
001−351823)。この先願発明では、圧電素子
の長さ方向一端を固定し、その圧電素子を片持ち形態で
電圧を印加して運動させ、その運動を前記圧電素子の前
方に配置したフィンガに伝達させるようにしている。
【0008】この先願発明における一つの改良点は、圧
電素子を固定している後端取付部の最後部をU字型と
し、このU形の窪みに、圧電素子の長さ方向に垂直な方
向に延びる偏心ピンをはめ込んだ構成である(同出願の
請求項5)。この構成を有することにより、偏心ピンと
U型窪みの係合により、後端取付部の角度を調整するこ
とができる。これにより後端取付部の位置を微調整する
ことができ、最適な湾曲運動を選択することができる。
その結果、均等な振幅が得られるので安定したフィンガ
動作が得られ、圧電素子の破損を少なくすることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記先願発
明とは異なるアプローチにより、同様の効果を得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電素子の長
さ方向一端を固定し、その圧電素子を片持ち形態で電圧
を印加して運動させ、その運動を前記圧電素子の前方に
配置したフィンガに伝達させるようにした編機用選針装
置におけるアクチュエータ装置において、圧電素子を固
定している後端取付部の最後部はU字型窪みとなってお
り、このU形の窪みに、圧電素子の長さ方向に垂直な方
向に延びるピンがはめ込められており、このピンの断面
は各辺において膨らみを有する多角形であることを特徴
とする。
【0011】
【作用】断面多角形は中心点から最外点までの距離に長
短があるので、偏心ピンと同様の機能を有する。これと
U型窪みの係合により、後端取付部の角度を調整するこ
とができる。これにより後端取付部の位置を微調整する
ことができ、最適な湾曲運動を選択することができる。
その結果、均等な振幅が得られるので安定したフィンガ
動作が得られ、圧電素子の破損を少なくすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の態様】多角形は三角形ないし六角形程度
が好ましい。特に各辺において膨らみを有する三角形
(ロータリーエンジンにおけるローターの形状に似てい
る)が好ましい。
【0013】本発明を実施する上でフィンガーはできる
だけ軽量であることが望ましい。そのため、フィンガー
には少なくとも1個の孔を設けることが好ましい。
【0014】さらに、フィンガを支持するピンの挿通孔
とフィンガの後端取付部の最後部を貫通させるのが好ま
しい。この貫通部分は給油及び異物排除の機能を有す
る。
【0015】
【実施例】以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例
を説明する。図1は本発明に係る選針装置の側面図、図
2は図1の2−2線破断図、図3はフィンガを取り除い
た状態の正面図、図4は配線を取り除いた状態の背面
図、図5は展開斜視図、図6は圧電素子後端取付部の拡
大側面図である。
【0016】図1−5に示すように、選針装置2は複数
のアクチュエータ4と、このアクチュエータ4を収容す
るハウジングからなる。アクチュエータ4は縦方向(丸
編機の回転シリンダの軸方向であって、編針の摺動方
向)に間隔を開けて左右2列にそれぞれ8枚重ねて配置
されている(図3参照)。アクチュエータ4は、圧電素
子6と、その前後を保持する樹脂部分(後述)と、圧電
素子6の前方に位置するフィンガ8からなる。
【0017】ハウジングは前方壁10、後方壁12、上
方壁14、下方壁16により、矩形に形成されている。
図1では、側部カバー(図示せず)を外した状態を描い
ているので、側部から内部が見えている。後方壁12に
はそれぞれの圧電体の後端取付部26が支持されてい
る。前方壁10の一部となる前方カバー11、11aに
はフィンガ8が突出するための開口部20(図3)が設
けられている。この開口部20はフィンガ8が上下動す
る行程に対応した幅を備えた溝20aを有する。前方カ
バー11、11aの位置決めのためにノックピン13が
複数個設けられている。
【0018】矩形ハウジングの上にはアルミ材からなる
ひだ状の放熱装置21がハウジングと一体的に設けられ
ている。編機に取り付けるときには、この放熱装置21
の上にゴムシート(例えば、シリコン放熱シート、図示
せず)を載置し、熱伝導をよくすると同時に、給電装置
との間を絶縁する。
【0019】アクチュエータ4の圧電素子6は、中央シ
ム板22の上下面に貼り付けられている。圧電素子6は
例えばチタン酸バリウムなどを焼成して作られた逆圧電
効果を有する帯状のセラミックである。
【0020】圧電素子6の先端部はハウジング前方壁1
0の直前で終端し、例えば、インサート成形法により成
形されたポリエステル系熱可塑性エラストマー樹脂であ
る「ハイトレル」(商標 東レ・デュポン)からなる先
端取付部24で被覆されている。先端取付部24は、薄
い最先端部24aと、その背後の基部24bからなる。
【0021】圧電素子6の後端部は、例えば、インサー
ト成形法により成形された前記樹脂「ハイトレル」(商
標)からなる後端取付部26に被覆収容されている。圧
電素子6の最後端6aは第1ピン28を越えて伸びてい
ることが、バウンド性能及び応答速度を増す上で好まし
い。圧電素子6は電圧が印加されると、後端取付部26
を左右方向(圧電素子の長さ方向と垂直方向)に貫通す
る第1ピン28を支点として長手方向に垂直な方向に湾
曲運動が可能である。図6に示すように、第1ピン28
の前部26aの長さの方が後部26bの長さよりも長い
ことが好ましい。第1ピン28はハウジング後方壁12
により支持されている。
【0022】後端取付部26の前部26aは圧電素子6
に向かって先細りとなっている。特に、側面(図1、図
6(a)(b))から見て、なだらかに直線的に先細り
になっていることが好ましい。先細り部分は、例えば、
長さ7〜10mmで、傾斜角度は5〜10°、特に約7
〜8°が好ましい。
【0023】図2,図6に示すように、後端取付部26
のうち、後部26bから前部26aに移行を始める位置
の上下には、それぞれ1本の溝29が長手方向に対して
垂直な方向に設けられている。また、前部26aと圧電
素子6の接合が十分強固なものとなるように、両者の間
には接着剤を注入することが好ましい。接着剤の注入
は、例えば前部26aにあけた注入孔27(図2、5,
6,7参照)による。
【0024】さらに、第1ピン28の左側(溝29付
近)及び第1ピンの右側に凸筋35を長手方向に対して
垂直な方向に設けるのが好ましい。アクチュエータ4は
片側に配置され、ハウジング前方壁10と後方壁12で
挟まれて安定する構造になっているが、複数のアクチュ
エータ4を均一に締め付けることは困難である。凸筋3
5は、前方壁10と後方壁12の締め付け具合に応じて
つぶれるので、アクチュエータ4を安定させることがで
きる。
【0025】直線的な先細り形状に比べて効果は落ちる
が、図7に示すように、前部は段部29’を有するフラ
ットな薄肉形状にしてもよい。さらに、図8に示すよう
に、内側の柔らかい樹脂26a''と外側の硬い樹脂26
b''で二重に圧電素子組立体の後端を包み込んでもよ
い。柔らかい樹脂26a''としてはD40〜55、特に
D50程度のものが好ましく、外側の硬い樹脂26b''
としてはD80〜95、特にD90程度のものが好まし
い。このとき、圧電素子中央のシム板22の後端は堅い
樹脂26b''まで延長させるのが好ましい。
【0026】本発明の特徴によれば、図6に示すよう
に、後部26bの最後尾はU字型となっており、このU
形の窪み26bには、後端取付部26を左右方向(圧電
素子の長さ方向と垂直方向)に横切る第2ピン30がは
め込められている。第2ピン30も、第1ピン28と同
様、ハウジング後方壁12により支持されている。第2
ピン30は両端支持部を除きほぼ全長の縦断面がほぼ三
角形であり、その末端にはドライバー用の溝32があ
る。「三角形」といっても、各辺は外向きに膨らみを有
する曲線から構成され、ロータリーエンジンのローター
のような形状である。ドライバーで第2ピン30を回転
させることにより、第2ピン30とU型窪み26bの係
合により、U型窪み26bの取付角度を調整することが
できる。これにより後端取付部26全体の位置を微調整
することができ、最適な湾曲運動を選択することができ
る。
【0027】微調整を終えた後、第2ピン30末端の位
置がずれないようにこの部分を塗料で塗り固めることが
好ましい。もし、それでも位置ずれが起こったら、乾い
た塗料がひび割れするので、その事実を容易に視覚的に
確認することができ、再調整の必要性を知ることができ
る。
【0028】本発明にとって必須ではないが、第1ピン
28と第2ピン30の間にこれらのピン28,30と平
行に第1固定ネジ(図1,5,6参照)を設けることが
好ましい。第2ピン30で微調整した後、この第1固定
ネジ33を固定することにより、後端取付部26の位置
を強固にして、位置ずれを防止することができる。さら
に、第2ピン30と垂直な方向からも第2固定ネジ31
(図4,5参照)で位置ずれ防止を図るのが好ましい。
【0029】この後端取付部26にはさらに導線34と
の電気的接続のための端子36が設けられている。この
導線34を利用して、上下の圧電素子の間を交差接続
(ジャンパー)することができる。すなわち、導線の後
端取付部26側を数mm残して途中でストリップし、露
出した部分を上側圧電素子にハンダ付けする。残された
被覆導線で上下の圧電素子をまたぎ、導線末端を下側圧
電素子に接続する。このようにすることにより、導線接
続と交差接続を1本の導線で行うことができる。導線3
4の他端は給電装置を介してコントローラ(図示せず)
に接続されている。コントローラは所望の柄組織の編成
手順を記憶させた記憶装置と、その記憶された編成手順
に基づき複数の圧電素子にそれぞれ電圧を印加する装置
からなる。
【0030】圧電素子6の前方に位置するのは、焼入れ
鋼からなるフィンガ8で、先端がハウジング前方枠10
から突出している。図2に示すように、フィンガ先端部
40は、編針又は編針の下端に当接した配置されたジャ
ックのバット(ペグ)と当接する平行面40aと傾斜面
40bを有する。図10(a)に示すように、フィンガ
8には孔41を1個またはそれ以上あけて、重量を軽減
してもよい。全体の重量を軽くし、かつバランスを整え
ることにより、圧電素子への負担を少なくして、反応速
度を向上させることができる。フィンガ後端部42は後
端取付部44により支持されている。後端取付部44の
最後部は断面U字型であり、U形の窪み部44aに前記
圧電素子の先端取付部24の最先端部24aが挿入され
ている。
【0031】フィンガ8は、このようにして圧電素子6
と接続されているので、圧電素子6の湾曲運動に伴い、
後端取付部44を左右方向(圧電素子の長さ方向と垂直
方向)に貫通する第3ピン46を支点として長手方向に
上下運動が可能である。第3ピン46はハウジング前方
壁10により支持され、ネジ47により回転防止が図ら
れている。第3ピン46の1本毎にフィンガ8が2個ず
つ設けられている。このようにすることにより、第3ピ
ン46はフィンガの1/2の数量ですむ。第3ピン46
は回転しないようにフレームに固定する必要がある。フ
ィンガ8の上下運動により、前記したように、編針又は
編針の下端に当接した配置されたジャックのバット(ペ
グ)を上下動させるのである。
【0032】図10に示すように、第3ピン46挿通孔
46aと断面U字型の後端取付部44の最後部は貫通さ
せるのが好ましい。この貫通部分45は給油及び異物排
除の機能を有する。
【0033】後方壁12の上下には2箇所、貫通してい
ないタップ穴15(図1参照)を設けることが好まし
い。後方壁12は係合部分が多いので、修理などのと
き、取り外すのが困難である。しかし、分解途中に抜き
取った第1固定ネジ33等を利用して各タップ穴15に
当て、各ネジを均等に締め付ければ、後方壁12は浮き
上がって、取り外しが容易になる。
【0034】
【発明の効果】以上、本発明によれば、圧電素子を固定
している後端取付部の最後部はU字型となっており、こ
のU形の窪みに、圧電素子の長さ方向に垂直な方向に延
びるピンがはめ込められており、このピンの断面は各辺
において膨らみを有する多角形である。
【0035】断面多角形は中心点から最外点までの距離
に長短があるので、偏心ピンと同様の機能を有する。こ
れとU型窪みの係合により、後端取付部の角度を調整す
ることができる。これにより後端取付部の位置を微調整
することができ、最適な湾曲運動を選択することができ
る。その結果、均等な振幅が得られるので安定したフィ
ンガ動作が得られ、圧電素子の破損を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】選針装置の側面図である。
【図2】図1の2−2線破断図である。
【図3】選針装置の、フィンガを取り除いた状態の正面
図である。
【図4】選針装置の、配線を取り除いた状態の背面図で
ある。
【図5】選針装置の展開斜視図である。
【図6】圧電素子後端取付部の拡大側面図である。
【図7】別の実施例に係る圧電素子後端取付部の拡大側
面図である。
【図8】さらに別の実施例に係る圧電素子後端取付部の
拡大側面図である。
【図9】本発明の特徴を示す第2ピン30の拡大正面図
(a)と拡大側面図(b)である。
【図10】本発明の特徴を示すフィンガ8の拡大平面図
(a)と拡大側面図(b)である。
【符号の説明】
2 選針装置 4 アクチュエータ 6 圧電素子 8 フィンガ 21 空冷装置 26 圧電素子後端取付部 26a 圧電素子後端取付部の前部 26b 圧電素子後端取付部の後部 29 溝 30 断面三角形のピン 41 孔 42 フィンガ後端取付部
フロントページの続き (72)発明者 槌谷 澄和 兵庫県津名郡津名町大町畑639−1、バー ゼル2番館201号 Fターム(参考) 4L054 DA02 NA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子(6)の長さ方向一端を固定
    し、その圧電素子(6)を片持ち形態で電圧を印加して
    運動させ、その運動を前記圧電素子(6)の前方に配置
    したフィンガ(8)に伝達させるようにした編機用選針
    装置におけるアクチュエータ微調整装置において、 圧電素子(6)を固定している後端取付部(26)の最
    後部(26b)はU字型窪みとなっており、このU字型
    の窪みに、圧電素子(6)の長さ方向に垂直な方向に延
    びるピン(30)がはめ込められており、このピン(3
    0)の縦断面は各辺において膨らみを有する多角形であ
    ることを特徴とする編機用選針装置におけるアクチュエ
    ータ微調整装置。
  2. 【請求項2】 ピン(30)断面における多角形が各辺
    において膨らみを有する三角形である請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 フィンガ(8)に少なくとも1つの孔を
    設けて軽量化した請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 フィンガ(8)を支持するピン(46)
    の挿通孔(46a)とフィンガ(8)の後端取付部(4
    4)の最後部を貫通させた請求項1ないし3のいずれか
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 圧電素子(6)の最後端(6a)は第1
    ピン(28)を越えて伸びている請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115161865A (zh) * 2022-07-25 2022-10-11 杨肖 一种可更换压电陶瓷驱动片的压电陶瓷选针器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115161865A (zh) * 2022-07-25 2022-10-11 杨肖 一种可更换压电陶瓷驱动片的压电陶瓷选针器
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