JP2003306421A5 - - Google Patents
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【0008】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤
本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤は、α−クルクメンからなる。α−クルクメンは下式化1に表される構造を有するセスキテルペンである。このものは、下式化2に構造を示す化合物と構造互変異体の関係にあり、通常は化1と化2の化合物が混在した形で存在する。本発明では、化1の化合物、化2の化合物、これらの混合物を総称してα−クルクメンと称する。又、前記化合物においては何れも不斉炭素を有し、本発明に言うα−クルクメンにおいては、l体、d体、dl体の何れもを含み、これらの何れもが使用可能である。本発明においては、化1の化合物、化2の化合物、これらの混合物の何れもが、立体異性を含み、メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤として使用することができる。かかるα−クルクメンは、合成によって製造することもできるし、かかる化合物を含有する植物体より、抽出、精製して用いることもできる。更には、前記α−クルクメンの作用を他の共存物質が阻害しない範囲においては、抽出物或いは抽出物の溶媒除去物をそのまま使用することもできる。この様な、α−クルクメンの作用を他の共存物質が阻害しない、植物の抽出物としては、カンラン科モツヤクジュの抽出物が好ましく例示できる。カンラン科モツヤクジュの抽出物を得る、植物体の部位としては、モツヤクジュの植物体全般にわたってクルクメンが存在しているため、特段の限定はされないが、好ましくは、樹脂、樹皮、木質などが例示でき、特に好ましくは、樹脂が例示できる。モツヤクジュの抽出物としては、極性の低い溶剤によって抽出された抽出物の溶剤除去物が特に好ましく例示できる。極性の低い溶剤としては、ノルマルヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、蟻酸メチルなどのエステル類が好ましく例示できる。抽出は、植物体に対して1〜10重量倍の溶剤を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。抽出後は、必要に応じて水を加え、液々抽出し、水溶性成分を除去した後、減圧濃縮などして溶剤を除去することが好ましい。本発明の皮膚外用剤に於ける、本発明のデンドライト伸長抑制剤である、αークルクメンは、皮膚外用剤全量に対して、0.001〜10重量%含有することが好ましく、更に好ましくは、0.005〜5重量%である。これは、少なすぎるとメラノサイトのデンドライト伸長抑制効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、いたずらに処方の自由度を阻害する場合があるからである。
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤
本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤は、α−クルクメンからなる。α−クルクメンは下式化1に表される構造を有するセスキテルペンである。このものは、下式化2に構造を示す化合物と構造互変異体の関係にあり、通常は化1と化2の化合物が混在した形で存在する。本発明では、化1の化合物、化2の化合物、これらの混合物を総称してα−クルクメンと称する。又、前記化合物においては何れも不斉炭素を有し、本発明に言うα−クルクメンにおいては、l体、d体、dl体の何れもを含み、これらの何れもが使用可能である。本発明においては、化1の化合物、化2の化合物、これらの混合物の何れもが、立体異性を含み、メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤として使用することができる。かかるα−クルクメンは、合成によって製造することもできるし、かかる化合物を含有する植物体より、抽出、精製して用いることもできる。更には、前記α−クルクメンの作用を他の共存物質が阻害しない範囲においては、抽出物或いは抽出物の溶媒除去物をそのまま使用することもできる。この様な、α−クルクメンの作用を他の共存物質が阻害しない、植物の抽出物としては、カンラン科モツヤクジュの抽出物が好ましく例示できる。カンラン科モツヤクジュの抽出物を得る、植物体の部位としては、モツヤクジュの植物体全般にわたってクルクメンが存在しているため、特段の限定はされないが、好ましくは、樹脂、樹皮、木質などが例示でき、特に好ましくは、樹脂が例示できる。モツヤクジュの抽出物としては、極性の低い溶剤によって抽出された抽出物の溶剤除去物が特に好ましく例示できる。極性の低い溶剤としては、ノルマルヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、蟻酸メチルなどのエステル類が好ましく例示できる。抽出は、植物体に対して1〜10重量倍の溶剤を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。抽出後は、必要に応じて水を加え、液々抽出し、水溶性成分を除去した後、減圧濃縮などして溶剤を除去することが好ましい。本発明の皮膚外用剤に於ける、本発明のデンドライト伸長抑制剤である、αークルクメンは、皮膚外用剤全量に対して、0.001〜10重量%含有することが好ましく、更に好ましくは、0.005〜5重量%である。これは、少なすぎるとメラノサイトのデンドライト伸長抑制効果を発揮しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、いたずらに処方の自由度を阻害する場合があるからである。
<実施例3>
抽出物2について、用量を振って、実施例2と同様にメラノサイトのデンドライト伸長抑制効果を調べた。結果を表2に示す。これより、本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤は抽出物の形でも使用可能であることがわかる。
抽出物2について、用量を振って、実施例2と同様にメラノサイトのデンドライト伸長抑制効果を調べた。結果を表2に示す。これより、本発明のメラノサイトのデンドライト伸長抑制剤は抽出物の形でも使用可能であることがわかる。
<実施例5>
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このものの抽出物1をスクワランに置換した比較例2を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表4に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
抽出物1 0.008重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 32.092重量部
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このものの抽出物1をスクワランに置換した比較例2を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表4に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
抽出物1 0.008重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 32.092重量部
<実施例6>
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このものの抽出物2をスクワランに置換した比較例3を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表5に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
抽出物2 0.03重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 32.07重量部
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このものの抽出物2をスクワランに置換した比較例3を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表5に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
抽出物2 0.03重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 32.07重量部
<実施例7>
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このもののαークルクメンをスクワランに置換した比較例4を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表6に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。又、従来の美白剤であるアルブチンとの相加効果も見られた。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
α−クルクメン 0.005重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
アルブチン 2 重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 30.095重量部
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分をそれぞれ70℃に加熱し、ロをハで中和し、攪拌しながらイを徐々に加えて乳化し、ホモジナイザーで均質化した後、攪拌冷却して乳液を得た。このもののαークルクメンをスクワランに置換した比較例4を作成し、色黒に悩む人10人1群、計20名を用いて、朝晩2回、連日30日使用の使用テストで色黒の改善度を調べた。改善度は、30日使用後に、スコア5:著しい改善、スコア4:明らかな改善、スコア3:改善、スコア2:やや改善、スコア1:改善せずのスコアで評価してもらった。結果を表6に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である化粧料は、優れた美白効果を有することがわかる。又、従来の美白剤であるアルブチンとの相加効果も見られた。
イ
スクワラン 10 重量部
ソルビタンセスキステアレート 2 重量部
α−クルクメン 0.005重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
キサンタンガム 0.1重量部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C 10〜30 )0.4重量部
メチルパラベン 0.1重量部
アルブチン 2 重量部
水 50 重量部
ハ
水酸化カリウム 0.2重量部
水 30.095重量部
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002114438A JP3796190B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤及びそれを含有してなる皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002114438A JP3796190B2 (ja) | 2002-04-17 | 2002-04-17 | メラノサイトのデンドライト伸長抑制剤及びそれを含有してなる皮膚外用剤 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003306421A JP2003306421A (ja) | 2003-10-28 |
JP2003306421A5 true JP2003306421A5 (ja) | 2005-05-26 |
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Family
ID=29396247
Family Applications (1)
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---|---|---|---|---|
EP1792599A4 (en) * | 2004-09-24 | 2012-07-11 | Shiseido Co Ltd | BLEACH |
JP5171097B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2013-03-27 | 花王株式会社 | 植物抽出物を含有するヘパリン結合性上皮増殖因子様増殖因子遺伝子発現促進剤 |
WO2010099985A2 (en) * | 2009-03-05 | 2010-09-10 | Keygene N.V. | Plant volatiles based on r-curcumene |
-
2002
- 2002-04-17 JP JP2002114438A patent/JP3796190B2/ja not_active Expired - Lifetime
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