JP2003306235A - 記録媒体の供給装置及び記録装置 - Google Patents

記録媒体の供給装置及び記録装置

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JP2003306235A
JP2003306235A JP2002111669A JP2002111669A JP2003306235A JP 2003306235 A JP2003306235 A JP 2003306235A JP 2002111669 A JP2002111669 A JP 2002111669A JP 2002111669 A JP2002111669 A JP 2002111669A JP 2003306235 A JP2003306235 A JP 2003306235A
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JP2002111669A
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Toshiyuki Nonaka
利行 野中
Yuji Miyamoto
祐二 宮本
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイを他部材と干渉させずに挿抜すること
ができる記録媒体の供給装置及びその供給装置を備えた
記録装置を提供すること。 【解決手段】 トレイ110内の記録媒体を記録部への
供給方向とは逆方向へ送る第1の供給ローラ142a
と、第1の供給ローラにより送られた記録媒体を供給方
向へ送る第2の供給ローラ142bと、第2の供給ロー
ラにより送られてくる記録媒体の先端をすくい上げて記
録部へ誘導供給する誘導部143とを備え、トレイを挿
抜する際、誘導部を上昇させて干渉を防止する干渉防止
部118をトレイに設ける。これにより、誘導部を上昇
させた状態でトレイを押し入れたり引き出したりするこ
とができるとともに、トレイを押し入れた直後に誘導部
を下降させてトレイ内の印刷用紙に接触させることがで
きるので、トレイや印刷用紙を誘導部と干渉させずに挿
抜することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイに収納され
た記録媒体を記録部へ供給する装置及びその供給装置を
備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録装置の1つであるインクジ
ェット式プリンタは、本体内に記録ヘッド等を有する記
録部、ヘッド駆動機構、自動連続給紙機構、用紙搬送機
構等が配設され、本体上部後方に印刷前の印刷用紙を収
納したトレイが傾斜して突き出るように配設され、本体
前面に印刷後の印刷用紙を受けるスタッカが水平に突き
出るように配設されている。
【0003】このような構成において、トレイ内の印刷
用紙は、自動連続給紙機構により給紙され、用紙搬送機
構を構成する紙送りローラと従動ローラとの間に挟み込
まれる。この印刷用紙は、紙送りローラの回転により送
り出されながら、ヘッド駆動機構により記録ヘッドから
吐出されるインク滴で画像等が印刷される。この印刷用
紙は、紙送りローラの回転により更に送り出され、用紙
搬送機構を構成する排紙ローラと排紙ギザとの間に挟み
込まれる。
【0004】印刷が完了した印刷用紙は、排紙ローラの
回転によりスタッカ上に排紙されるようになっている。
そして、インクカートリッジ内のインクが無くなったと
きは、本体カバーを上方に開いてインクカートリッジを
取り外し、新たなインクカートリッジを装填し、本体カ
バーを閉めて印刷を続行する。
【0005】上記自動連続給紙機構は、本体上部後方に
配設されたトレイから印刷用紙を引き出して本体内部に
配設された記録部へ供給するようになっているため、イ
ンクジェット式プリンタ全体の奥行きが大きくなる傾向
にある。これに対し、特公昭60−218238号公報
に記載のように、プリンタと自動給紙装置とを上下に並
べて設置し、印刷用紙を下部の自動給紙装置から上部の
プリンタへ供給するようにしてプリンタ全体の奥行きを
小さくした装置が提案されており、以下のような構成と
なっている。
【0006】プリンタの真下全域に配置するホッパ内
に、その中間部で上下動するステージを設ける。そし
て、印刷用紙を堆積収納したホッパを自動給紙装置にセ
ットしたとき、印刷用紙をプリンタへ送出する側とは反
対側の用紙端部上に用紙分離ローラを設けるとともに、
用紙分離ローラから所定間隔の所に2個の送りローラを
設ける。
【0007】このような構成において、用紙分離ローラ
により最上部の印刷用紙をプリンタへの送出方向とは逆
方向へ送って送りローラに挟持させる。そして、送りロ
ーラにより同方向であって下方に湾曲するように所定量
送出して停止させる。これにより、印刷用紙の端部をプ
リンタへの送出案内板によって形成される送出口に位置
させる。ここで、ステージを上動させて堆積した印刷用
紙を中程で曲折することにより、最上部の印刷用紙の端
部を他から分離する。そして、送りローラの回転方向を
変えることにより最上部の印刷用紙を送出案内板に案内
させて送出口からプリンタへと送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動給
紙装置は、ステージを上動させて堆積した印刷用紙を中
程で曲折することにより、最上部の印刷用紙の端部を他
から分離している。したがって、堆積した印刷用紙を中
程で曲折するときのみならず、ホッパを挿抜して印刷用
紙を補充する際にホッパとステージが干渉しないように
するために、ステージを上動させる機構が必要となり、
構造が複雑化してコストが高くなる傾向にある。
【0009】本発明は、上記のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、トレイを他部材と干渉させ
ずに挿抜することができる記録媒体の供給装置及びその
供給装置を備えた記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る記録媒体の供給装置では、トレイ
に収納された記録媒体を記録部へ供給する装置であっ
て、前記トレイ内の前記記録媒体を前記記録部への供給
方向とは逆方向へ送る第1の供給ローラと、前記第1の
供給ローラにより送られた前記記録媒体を前記供給方向
へ送る第2の供給ローラと、前記第2の供給ローラによ
り送られてくる前記記録媒体の先端をすくい上げて前記
記録部へ誘導供給する誘導部とを備え、前記トレイを挿
抜する際、前記誘導部を上昇させて干渉を防止する干渉
防止部を前記トレイに設けたことを特徴としている。こ
れにより、誘導部を上昇させた状態でトレイを押し入れ
たり引き出したりすることができるとともに、トレイを
押し入れた直後に誘導部を下降させてトレイ内の印刷用
紙に接触させることができるので、トレイや印刷用紙を
誘導部と干渉させずに挿抜することができる。
【0011】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
の記録媒体の供給装置において、前記干渉防止部は、前
記トレイの一側面に形成されていることを特徴としてい
る。これにより、トレイの挿抜の際に誘導部を確実に上
昇させることができるので、トレイや印刷用紙と誘導部
との干渉を確実に防止することができる。
【0012】請求項3に係る発明では、記録媒体に記録
する記録装置であって、請求項1または2に記載の供給
装置を備えたことを特徴としている。請求項4に係る発
明では、請求項3に記載の記録装置において、前記記録
部、前記誘導部並びに前記第1及び第2の供給ローラ
は、前記トレイの上方に並設されていることを特徴とし
ている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置
を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット式記録装置の1つであるインクジェット式プリ
ンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。このイ
ンクジェット式プリンタ100は、扁平の直方体の形状
をしており、装置前面側から全ての操作を行うことが可
能なように構成されている。したがって、装置上面には
可動部や操作部等が無く、装置上面は平坦に形成されて
いるので、装置上面に周辺機器等を載置することが可能
となっている。
【0015】このインクジェット式プリンタ100の後
述する図3等に示す用紙搬送部140や印刷部150等
は、前面側が開放された筐体101及びこの筐体101
の前面側にはめ込まれた前枠102により覆われてい
る。筐体101は、図1に示すように、例えば金属板の
板金加工により、あるいはプラスチックの射出成形によ
り形成されている。
【0016】前枠102は、図1に示すように、プラス
チックの射出成形により形成されており、開口部の下部
には図示矢印aで示す副走査方向(印刷用紙の搬送方
向)に出し入れ可能なトレイ110が配設され、それら
の脇には操作パネル130が配設され、開口部の上部に
は図示矢印bで示す前後方向に回動開閉可能な開閉カバ
ー103が取り付けられている。
【0017】トレイ110は、図2に示すように、印刷
前の印刷用紙を積層収納するトレイ本体111と、積層
収納した印刷用紙を1枚ずつ供給するために印刷用紙の
先端を斜め上方に持ち上げる凸部112を有している。
トレイ本体111は、図2に示すように、例えばA4サ
イズの大きさの印刷用紙より若干大きく作製されてお
り、印刷用紙を内部に配設されている印刷用紙の幅方向
の位置決め用部材113及び長さ方向の位置決め用部材
114により所定位置に位置決めして積層収納するよう
になっている。凸部112は、図2に示すように、棒状
に形成されて長手方向が印刷用紙の幅方向を向くように
してトレイ本体111の底面の略中央部に配設されてお
り、トレイ本体111内に収納される印刷用紙を山形に
持ち上げるようになっている。
【0018】このトレイ110は、図1に示すように、
前枠102に対して後方の筐体101内に収納された状
態にて印刷用紙の供給が可能であり、また、図2に示す
ように、前枠102に対して前方へ引き出された状態に
て印刷用紙の補充や交換が可能なように構成されてい
る。この印刷用紙としては、普通紙、専用紙、推奨OH
Pシート、光沢紙、光沢フィルム、ラベルシート、官製
葉書等が利用できる。なお、筐体101に設けられてい
るトレイ110の挿抜を案内する一方のガイド溝部に
は、山形の板バネが2個所配設されており、これにより
トレイ110を筐体101内にて幅方向に位置決めする
ことができる。
【0019】操作パネル130には、図1に示すよう
に、電源ボタン131、リセットボタン132、排紙ボ
タン133等が配設されており、図5に示す筐体101
に内蔵されている制御部160の専用コントローラボー
ド等に電気配線接続されている。この操作パネル130
の各ボタン131〜133等を操作することにより、イ
ンクジェット式プリンタ100の起動・印刷・停止等を
行うことができるようになっている。
【0020】開閉カバー103は、図1に示すように、
プラスチックの射出成形により前枠102の略上半分を
覆うことが可能な大きさに形成されており、上部を前方
側に引くことにより下部を中心に回動開閉可能なように
構成されている。すなわち、図3に示すように、開閉カ
バー103の下部の2箇所には軸支リブ103aが突出
形成されており、これらの軸支リブ103aが開閉カバ
ー103の回動中心として前枠102に軸支持されてい
る。
【0021】また、図3に示すように、開閉カバー10
3の両側面の上部には係止リブ103bが突出形成され
ており、これらの係止リブ103bが開閉カバー103
を閉じたときに前枠102に引っ掛かって開閉カバー1
03を前枠102に係止するようになっている。そし
て、図3に示すように、開閉カバー103を開けたとき
のトレイ110の上部には用紙搬送部140が配設さ
れ、この用紙搬送部140の上方には図示矢印cで示す
主走査方向(後述するキャリッジ151の走査方向)に
移動可能な印刷部150が配設されている。
【0022】図4は、筐体101、前枠102及び開閉
カバー103を取り外した状態を示す斜視図、図5は、
その平面図、図6は、その正面図、図7は、その側面図
であり、図4〜図7を参照して用紙搬送部140、印刷
部150、搬送駆動部170及び印刷駆動部180の詳
細構成について説明する。
【0023】用紙搬送部140は、印刷用紙を筐体10
1内に収納されているトレイ110から筐体101の後
面側に一旦搬送し、その後に筐体101の前面側に搬送
する、いわゆるスイッチバック搬送機能を有しており、
後面側から前面側にかけて以下の部材が順に配設されて
いる。すなわち、カバー141a(図4〜図7参照)及
び用紙案内141b(図7参照)を有する用紙退避部1
41、一対の遊星ローラ142a、142b(図4、
5、7参照)及びそれらの支持アーム142c(図4、
5、7参照)を有する給紙ローラ142、用紙すくい板
143(図4、7参照)、従動ローラ144(図4、
5、7参照)と紙送りローラ145(図4、5、7参
照)、紙案内146(図4、5、7参照)、排紙ギザロ
ーラ147(図4〜図7参照)と排紙ローラ148(図
6、7参照)が配設されている。
【0024】用紙退避部141は、カバー141aがト
レイ110の後部を覆う箱状に形成され、用紙案内14
1bがカバー141aの内側後面下方から内側上面前方
に向かって湾曲して形成されている。この用紙退避部1
41は、トレイ110内の最上部の1枚の印刷用紙の後
端を用紙案内141bの内面に沿って退避させるように
なっている。
【0025】給紙ローラ142は、一対の遊星ローラ1
42a、142bが支持アーム142cの両端に回転自
在に軸支持され、支持アーム142cが略中央を貫通す
る旋回軸142d(図4、7参照)に旋回自在に軸支持
され、旋回軸142dが印刷用紙の幅方向を向くように
してカバー141aの内側面に回転自在に両端支持され
ている。そして、一対の遊星ローラ142a、142b
と旋回軸142dは、相互に逆回転となるようにギアに
より連結されている。この給紙ローラ142は、旋回軸
142dが回転することにより支持アーム142cがそ
の回転方向に旋回し、遊星ローラ142a、142bの
一方が印刷用紙に接触して給送するようになっている。
【0026】用紙すくい板143は、給紙ローラ142
側の一端が印刷用紙の幅方向に斜めにカットされた形状
に形成され、紙送りローラ145側の一端が印刷用紙の
幅方向に延びる旋回軸143a(図7参照)により旋回
自在に軸支持され、給紙ローラ142側の一端から紙送
りローラ145側の一端に向かって上昇するように傾斜
して配置されており、印刷用紙を印刷部150へ誘導す
る誘導部として機能する。
【0027】この用紙すくい板143は、給紙ローラ1
42側の一端の突出している角部がトレイ110内の最
上部の印刷用紙と常に接触した状態にあり、この突出し
ている角部で給紙ローラ142から給送されてくる印刷
用紙の先端の一角部をすくい上げることにより、印刷用
紙の先端全体を給紙ローラ142側の一端全体にわたっ
て徐徐にすくい上げて、紙送りローラ145側の一端に
向かって持ち上げるようになっている。
【0028】従動ローラ144と紙送りローラ145
は、上下に対向配置されており、用紙すくい板143を
通って搬送されてくる印刷用紙を挟持して紙案内146
へ搬送するようになっている。紙案内146は、印刷部
150の下部に配置されており、印刷用紙を平坦に保持
するようになっている。排紙ギザローラ147と排紙ロ
ーラ148は、上下に対向配置されており、紙案内14
6を通って搬送されてくる印刷用紙を挟持して排紙する
ようになっている。
【0029】印刷部150は、キャリッジ151(図4
〜図7参照)、インクカートリッジ152(図4〜図7
参照)、記録ヘッド153(図7参照)、ガイド棒15
4(図4〜図7参照)、フレキシブル配線板155(図
4、5、7参照)等を備えている。キャリッジ151
は、インクカートリッジ152が装填されるとともに記
録ヘッド153が搭載されたキャリッジ本体151a
(図4〜図7参照)と、このキャリッジ本体151aの
後部から印刷駆動部180等が配設されたフレーム10
4(図4〜図6参照)を跨いで配設されたバランス部材
151b(図4、5、7参照)と、キャリッジ本体15
1aに取り付けられ、インクカートリッジ152を係止
する係止手段120(図4〜図7参照)を備えている。
【0030】キャリッジ本体151aは、後部に主走査
方向に配設されたガイド棒154が貫通されており、ガ
イド棒154に沿って移動するようになっている。バラ
ンス部材151bは、フレキシブル配線板155を支持
するとともに、キャリッジ151全体の重量バランスを
ガイド棒154に近づけてキャリッジ本体151aの移
動時の首振り減少を低減させるようになっている。
【0031】係止手段120は、キャリッジ本体151
aの側端部に配設されたトグル機構121(図4〜図6
参照)と、インクカートリッジ152を収納し、トグル
機構121により上下動してインクカートリッジ152
を押圧・解放する収納フレーム122(図4〜図6参
照)を備えており、インクカートリッジ152を係止す
るようになっている。
【0032】インクカートリッジ152は、キャリッジ
151に対して前後方向に挿抜可能であって係止手段1
20により着脱可能に係止されている。この例でのイン
クカートリッジ152は、例えばイエロー、マゼンタ、
シアンの各インクタンクが一体化されたカートリッジ
と、ブラックのインクタンクのカートリッジの計4色を
備えており、フルカラー印刷が可能なように構成されて
いる。
【0033】記録ヘッド153は、キャリッジ151の
下部に搭載されており、インク滴を吐出する複数のノズ
ル列を備えている。フレキシブル配線板155は、一端
が記録ヘッド153に電気的に接続され、キャリッジ1
51のバランス部材151bを通ってフレーム104の
背面側を引き回され、他端が制御部160の専用コント
ローラボード等と電気的に接続されている。
【0034】搬送駆動部170は、駆動モータ171
(図4、5参照)、エンコーダ172(図4、5参
照)、紙送りローラ145用と排紙ローラ148用のギ
ア機構173(図4〜図6参照)、記録ヘッド153の
ワイパー用、キャップ用、ポンプ用と給紙ローラ142
用の図示しないギア機構等を備えている。駆動モータ1
71、エンコーダ172、紙送りローラ145用と排紙
ローラ148用のギア機構173は、前面側から見て用
紙搬送部140の左側面側に配設され、記録ヘッド15
3のワイパー用、キャップ用、ポンプ用と給紙ローラ1
42用のギア機構は、前面側から見て用紙搬送部140
の右側面側に配設されている。
【0035】印刷駆動部180は、駆動モータ181
(図5参照)、リニアエンコーダ182(図4〜図6参
照)、キャリッジ151用のベルト機構183(図4〜
図6参照)等を備えている。駆動モータ181は、フレ
ーム104の背面側に配設され、リニアエンコーダ18
2、ベルト機構183は、フレーム104の前面側に配
設されている。
【0036】図8は、給紙ローラ142とその周辺部の
詳細を示す斜視図である。各遊星ローラ142a、14
2bの軸には、ローラ遊星ギア142e、142fが嵌
合され、旋回軸142dには、太陽ギア142gが嵌合
されている。そして、各ローラ遊星ギア142e、14
2fと太陽ギア142gの間には、支持アーム142c
に回転自在に軸支持された2つの遊星ギア142h、1
42iと142j、142kが噛み合わされている。ま
た、旋回軸142dの一端には、後述する搬送駆動部1
70の駆動モータ171の駆動力を受けるプーリ142
lが嵌合されている。
【0037】このような構成によれば、駆動部170の
駆動モータ171の駆動力がプーリ142lに伝達され
ると、旋回軸142dが回転して支持アーム142cが
その回転方向に旋回し、遊星ローラ142a、142b
の一方が印刷用紙に接触する。同時に、太陽ギア142
gが回転し各遊星ギア142h、142iと142j、
142kを介して各遊星ローラ142a、142bが太
陽ギア142gの回転方向とは逆方向に回転する。
【0038】ここで、支持アーム142cは、旋回軸1
42dに対して旋回自在に支持されているため、給紙ロ
ーラ142が旋回軸142dとの摩擦トルクのばらつき
や外的ショックにより傾いた場合、トレイ110の抜き
差しの際にトレイ110や印刷用紙と干渉するおそれが
ある。そこで、図8、図9及び図10に示すように、給
紙ローラ142の側面後方側には、給紙ローラ142の
揺動を規制する揺動規制手段200が配設されている。
【0039】この揺動規制手段200は、略C字の板状
に形成されて開口側が装置前面側を向くように配設され
たロックプレート201と、このロックプレート201
に取り付けられたスライダ202と、このスライダ20
2のスライドを案内する溝203aが形成されたプレー
ト203を備えている。揺動規制手段200は、トレイ
110を引き出す際には給紙ローラ142を強制的に水
平にさせて揺動規制し、トレイ110を押し入れる際に
は給紙ローラ142の揺動規制を解除して揺動自在とす
るようになっている。
【0040】すなわち、トレイ110を引き出すと、そ
れに伴ってスライダ202に係止されている引張バネ2
04(図8及び図10参照)が復元し、スライダ202
はロックプレート201とともにプレート203の溝2
03aに沿って装置前面側にスライドする。そして、最
終的に、図11に示すように、給紙ローラ142の支持
アーム142cの側面に形成されているロックピン14
2mが、ロックプレート201の開口部奥に形成されて
いるピン支持溝201aに填り込む。なお、ロックプレ
ート201の開口部は、上下に大きく開いて形成されて
おり、給紙ローラ142が何処の位置に揺動していて
も、給紙ローラ142の支持アーム142cのロックピ
ン142mを開口部内に取り込むことができる。
【0041】これにより、給紙ローラ142は強制的に
水平にされて揺動が規制されることになり、各遊星ロー
ラ142a、142bはトレイ110から所定間隔を開
けて保持されることになるので、給紙ローラ142は旋
回軸142dとの摩擦トルクのばらつきや外的ショック
により傾くことはなく、トレイ110や印刷用紙との干
渉を防止して各遊星ローラ142a、142b等の部品
の変形や精度低下を防止することができる。
【0042】一方、トレイ110を押し入れると、スラ
イダ202の突出部202aがトレイ110の側面後部
に形成されているスライダ押し部116(図9参照)に
押され、スライダ202がロックプレート201ととも
にプレート203の溝203aに沿って装置後面側にス
ライドする。そして、最終的に、図12に示すように、
給紙ローラ142の支持アーム142cのロックピン1
42mが、ロックプレート201のピン支持溝201a
から開口部外側に外れる。これにより、給紙ローラ14
2は揺動規制が解除されることになり、図13及び図1
4に示すように、各遊星ローラ142a、142bはト
レイ110内の印刷用紙Pに接触することができる。
【0043】ここで、遊星ローラ142aは、トレイ1
10内に印刷用紙が無くなっても回転し続けるため、ト
レイ110の底面に食い付いてしまう場合がある。これ
を防止するため、その底面に小ローラを設ける方法があ
るが、トレイ110内の印刷用紙が最後の1枚になった
とき、この印刷用紙と小ローラとの滑りにより、印刷用
紙の送り量がばらついてしまう場合がある。
【0044】そこで、図15及び図16に示すように、
トレイ110の底面後方側であって遊星ローラ142a
が接触する部分には、遊星ローラ142aの食い付き時
に沈み込んで食い付きを防止する矩形状の板バネで成る
食い付き防止手段117が配設されている。さらに、図
8及び図10に示すように、プレート203における給
紙ローラ142の後方側には、支持アーム142cの後
端142caに当接して給紙ローラ142の揺動角度を
規制し、食い付き防止手段117の沈み込み量を越えた
遊星ローラ142aの食い付きを防止する揺動角度規制
部203aが形成されている。
【0045】これにより、遊星ローラ142aが食い付
きそうになったときは、食い付き防止手段117が沈み
込んで上記食い付きを吸収し、さらに遊星ローラ142
aが食い付き防止手段117の沈み込み量を越えて食い
付きそうになったときは、支持アーム142cの後端1
42caが揺動角度規制部203aに当接して給紙ロー
ラ142の揺動を機械的に止めるので、遊星ローラ14
2aの食い付きを防止することができる。また、トレイ
110内の印刷用紙が最後の1枚になったときでも、こ
の印刷用紙と食い付き防止手段117との間には特に滑
りは生じないので、この印刷用紙を精度良く確実に送る
ことができる。
【0046】図17(A)、(B)は、用紙すくい板1
43とその周辺部の詳細を示す平面図及び用紙すくい板
143の正面図、図18は、その側面図である。この用
紙すくい板143は、紙送りローラ145側の一端が印
刷用紙Pの幅方向に延びる旋回軸143aにより旋回自
在に軸支持され、給紙ローラ142側の一端143b
が、図17(A)に示すように、印刷用紙Pの幅方向に
斜めに形成されているとともに、その先端鋭角部分14
3cのみが印刷用紙Pの先端角部と接触するように、図
17(B)に示すように、印刷用紙Pの幅方向に傾斜し
て配置されているとともに、図18に示すように、給紙
ローラ142側の一端から紙送りローラ145側の一端
に向かって上昇するように傾斜して配置されている。
【0047】この用紙すくい板143は、図18に示す
ように、自重により先端鋭角部分143cがトレイ11
0内の最上部の印刷用紙Pと常に接触した状態にあり、
この先端鋭角部分143cで給紙ローラ142から給送
されてくる印刷用紙Pの先端の一角部をすくい上げるこ
とにより、印刷用紙Pの先端全体を給紙ローラ142側
の一端全体にわたって徐徐にすくい上げて、紙送りロー
ラ145側の一端に向かって持ち上げるようになってい
る。
【0048】さらに、用紙すくい板143の先端鋭角部
分143cによる印刷用紙Pの先端の一角部のすくい上
げの確実性を高めるために、棒状に形成された凸部11
2が、トレイ110の底面の略中央部であって給紙ロー
ラ142の遊星ローラ142bが接触する部分に、長手
方向が印刷用紙Pの幅方向を向くようにして配設されて
いる。
【0049】これにより、トレイ110内に収納される
印刷用紙Pを山形に持ち上げることができるので、最上
層の印刷用紙Pが用紙すくい板143によりすくい上げ
られる直前に、この印刷用紙Pの先端を上記山形の部分
により持ち上げることができるので、トレイ110内に
積層収納された印刷用紙Pのうち最上層の印刷用紙Pを
より簡易に分離することができる。なお、用紙すくい板
143に押圧荷重を付加することができるバネ等の付勢
手段を取り付けることにより、印刷用紙Pの分離性能を
より向上させることができる。
【0050】ここで、用紙すくい板143は、旋回軸1
43aに対して旋回自在に支持されているため、自重に
より常に下降した状態にある。このため、トレイ110
の抜き差しの際にトレイ110や印刷用紙と干渉するお
それがある。そこで、図15に示すように、トレイ11
0の側面後方上部から側面中央切欠部にかけて用紙すく
い板143の昇降を案内して干渉を防止する干渉防止部
118が形成されている。
【0051】これによれば、トレイ110を引き出す
と、図19に示すように、用紙すくい板143は干渉防
止部118における側面後方上部118aに沿って案内
されるので、用紙すくい板143を上昇させた状態でト
レイ110を引き出すことができる。一方、トレイ11
0を押し入れると、図19に示すように、用紙すくい板
143は干渉防止部118における側面後方上部118
aに沿って案内されるので、用紙すくい板143を上昇
させた状態でトレイ110を押し入れることができる。
【0052】そして、最終的に、図20に示すように、
用紙すくい板143は干渉防止部118における側面中
央切欠部118bに沿って案内されて填り込むので、用
紙すくい板143を下降させてトレイ110内の印刷用
紙に接触させることができる。したがって、トレイ11
0や印刷用紙を用紙すくい板143と干渉させずに挿抜
することができる。
【0053】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100の動作の概略を説明する。なお、イン
クジェット式プリンタ100とコンピュータ等との接続
配線や電源プラグの接続は既に完了しているものとす
る。先ず、使用者は、指をトレイ110の底面に設けら
れている凹部に掛けて引っ張ることにより、トレイ11
0を前方へ引き出す。これにより、給紙ローラ142の
支持アーム142cのロックピン142mが、ロックプ
レート201のピン支持溝201aに填り込むので、給
紙ローラ142は強制的に水平にされて揺動が規制され
る。
【0054】続いて、トレイ110のトレイ本体111
内の所定位置に複数枚の印刷用紙を積層した状態で収納
した後、トレイ110を後方へ押し込んでセットする。
このとき、印刷用紙は、略中央部が凸部112により上
方に突き出された状態となっている。これにより、給紙
ローラ142の支持アーム142cのロックピン142
mが、ロックプレート201のピン支持溝201aから
開口部外側に外れるので、給紙ローラ142は揺動規制
が解除される。
【0055】次に、使用者は、操作パネル130を操作
してインクジェット式プリンタ100をスタンバイ状態
にし、コンピュータ等から印刷指令を入力する。する
と、搬送駆動部170の駆動モータ171が回転し、そ
の回転力がギア機構173等を介して給紙ローラ142
の旋回軸142dに伝達され、さらに太陽ギア142
g、遊星ギア142h、142iと142j、142
k、ローラ遊星ギア142e、142fを介して遊星ロ
ーラ142a、142bに伝達される。
【0056】このとき、図21(A)に示すように、旋
回軸142dは図において右回りに回転し、遊星ローラ
142a、142bは図において左回りに回転する。し
たがって、装置後面側の給紙ローラ142aが下方に旋
回されてトレイ110内の最上部の印刷用紙Pと接触
し、この印刷用紙Pが装置後面側に搬送される。そし
て、印刷用紙Pが重なって搬送されたときは、先ず、図
21(B)に示すように、トレイ110内の最後部に配
設されている印刷用紙Pの当たり角度が比較的小さな粗
分離パッド115により2、3枚に粗分離される。
【0057】さらに、図21(C)に示すように、用紙
退避部141の用紙案内141bの内面に配設されてい
る印刷用紙Pの当たり角度が比較的大きな分離パッド1
41cにより1枚に分離される。このように、2枚のパ
ッドの材質、角度等の条件の組み合わせを変えることに
より、印刷用紙の突き当たり時の負荷が最小でかつ信頼
性の高い分離性能を得ることができる。
【0058】そして、図22(A)に示すように、印刷
用紙Pの先端が用紙すくい板143の先端鋭角部分14
3cを越えた位置で搬送駆動部170の駆動モータ17
1が停止する。続いて、搬送駆動部170の駆動モータ
171が先程とは逆回転し、その回転力がギア機構17
3等を介して給紙ローラ142の旋回軸142dに伝達
され、さらに太陽ギア142g、遊星ギア142h、1
42iと142j、142k、ローラ遊星ギア142
e、142fを介して遊星ローラ142a、142bに
伝達される。
【0059】このとき、図22(B)に示すように、旋
回軸142dは図において左回りに回転し、遊星ローラ
142a、142bは図において右回りに回転する。し
たがって、装置前面側の給紙ローラ142bが下方に旋
回されて1枚に分離された印刷用紙Pと接触し、その印
刷用紙Pが装置前面側に搬送される。そして、図22
(C)に示すように、その印刷用紙Pの先端の一角部
が、用紙すくい板143の先端鋭角部分143cですく
い上げられることにより、印刷用紙Pの先端全体が、用
紙すくい板143の一端全体にわたって徐徐にすくい上
げられる。
【0060】この印刷用紙Pは、従動ローラ144と紙
送りローラ145との間に挟持されて更に装置前面側へ
送り出される。印刷用紙Pが紙案内146に達すると、
キャリッジ151の主走査方向への移動が開始される。
そして、副走査方向に搬送されつつある印刷用紙Pに対
し、記録ヘッド153は主走査方向に移動しながらイン
ク滴を吐出して、印刷用紙P上に所定の印刷情報を印刷
する。このときの記録ヘッド153の走査タイミングや
インク吐出タイミングは、制御部160の専用コントロ
ーラボード等により制御され、高精度なインクドット制
御、ハーフトーン処理等が実行されるようになってい
る。
【0061】そして、その印刷用紙Pは、排紙ギザロー
ラ147と排紙ローラ148との間に挟持されて更に装
置前面側へ送り出され、最終的に印刷が完了した印刷用
紙Pは外部に排紙される。ここで、インクカートリッジ
152内のインクが無くなったときは、図23(A)、
(B)〜図24(A)、(B)に示す手順でインクカー
トリッジ152の取り外し作業を行う。なお、これらの
図では、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの各インク
タンクが一体化されたインクカートリッジ152の取り
外し作業を示すが、ブラックのインクタンクのインクカ
ートリッジ152の取り外し作業も同様である。
【0062】図23(A)に示すように、開閉カバー1
03を開け、図23(B)に示すように、係止手段12
0のトグル機構121を構成するトグルレバー123を
装置前面側から摘んで装置側面側に開き、インクカート
リッジ152の係止を解放させる。これにより、インク
カートリッジ152は係止手段120の収納フレーム1
22により持ち上げられるので、図24(A)に示すよ
うに、インクカートリッジ152を装置前面側に引き出
し、図24(B)に示すように、インクカートリッジ1
52を収納フレーム122から取り外す。
【0063】続いて、インクカートリッジ152の装填
作業を行う。新規のインクカートリッジ152を収納フ
レーム122の前部に合わせ、収納フレーム122内に
水平に挿入する。インクカートリッジ152が収納フレ
ーム122内に完全に収納されたら、トグルレバー12
3を装置前面側から摘んで閉じ、インクカートリッジ1
52を係止させる。これにより、インクカートリッジ1
52は収納フレーム122により押し下げられる。
【0064】ここで、記録ヘッド153には、インクカ
ートリッジ152に差し込んでインクカートリッジ15
2からインクの供給を受けるためのインク注入針が設け
られている。このインク注入針は、記録ヘッド153に
おけるインク吐出方向、すなわちインク注入針の先端が
上方を向くように各色毎に並設されている。したがっ
て、収納フレーム122によるインクカートリッジ15
2の押し下げ動作により、インク注入針はインクカート
リッジ152のインク供給口内に完全に挿入される。以
上でインクカートリッジ152の装填が完了したので、
開閉カバー103を閉めて印刷処理を開始する。
【0065】以上のように、このインクジェット式プリ
ンタ100によれば、印刷前の印刷用紙のセッティング
から印刷後の印刷用紙の取り出し、さらにはインクカー
トリッジ152の交換等にいたるまで装置前面側で全て
処理することができるので、操作が迅速かつ容易とな
り、印刷効率を向上させることができると共に、プリン
タ上部への周辺機器の設置が可能となり、作業空間を有
効利用することができる。
【0066】以上、本発明を種々の実施形態に関して述
べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の
実施形態についても適用されるのは勿論である。例え
ば、上記実施形態ではプリンタを例に説明したが、これ
に限られるものではなく、例えばファクシミリ装置やコ
ピー装置等にも適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誘導部を上昇させた状態でトレイを押し入れたり引き出
したりすることができるとともに、トレイを押し入れた
直後に誘導部を下降させてトレイ内の印刷用紙に接触さ
せることができるので、トレイや印刷用紙を誘導部と干
渉させずに挿抜することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェット式記
録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例
を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のインクジェット式プリンタのトレイを引
き出した状態を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタの開閉カバー
を開いた状態を示す斜視図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの筐体、前枠
及び開閉カバーを取り外した状態を示す斜視図である。
【図5】図4のインクジェット式プリンタの平面図であ
る。
【図6】図4のインクジェット式プリンタの正面図であ
る。
【図7】図4のインクジェット式プリンタの側面図であ
る。
【図8】図1のインクジェット式プリンタの給紙ローラ
とその周辺部の詳細を示す斜視図である。
【図9】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制手
段を示す斜視図である。
【図10】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制
手段及び揺動角度規制手段を示す平面図である。
【図11】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制
手段の動作を示す第1の図である。
【図12】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制
手段の動作を示す第2の図である。
【図13】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制
手段の動作を示す第3の図である。
【図14】図8の給紙ローラの揺動を規制する揺動規制
手段の動作を示す第4の図である。
【図15】図8の給紙ローラの食い付きを防止する板バ
ネを備えたトレイを示す斜視図である。
【図16】図15の給紙ローラの食い付きを防止する板
バネとその周辺を示す斜視図である。
【図17】図1のインクジェット式プリンタの用紙すく
い板とその周辺部の詳細を示す平面図及び正面図であ
る。
【図18】図17の用紙すくい板とその周辺部の詳細を
示す側面図である。
【図19】図17の用紙すくい板とトレイとの干渉を防
止する干渉防止部を示す第1の図である。
【図20】図17の用紙すくい板とトレイとの干渉を防
止する干渉防止部を示す第2の図である。
【図21】図1のインクジェット式プリンタの動作を示
す第1の図である。
【図22】図1のインクジェット式プリンタの動作を示
す第2の図である。
【図23】図1のインクジェット式プリンタのインクカ
ートリッジを交換する手順を示す第1の斜視図である。
【図24】図1のインクジェット式プリンタのインクカ
ートリッジを交換する手順を示す第2の斜視図である。
【符号の説明】
100 インクジェット式プリンタ 101 筐体 102 前枠 103 開閉カバー 104 フレーム 105 サイドフレーム 110 トレイ 111 トレイ本体 112 凸部 115 粗分離パッド 116 スライダ押し部 117 食い付き防止手段 118 干渉防止部 120 係止手段 121 トグル機構 122 収納フレーム 123 トグルレバー 124 トグルバネ 130 操作パネル 140 用紙搬送部 141 用紙退避部 141a カバー 141b 用紙案内 141c 分離パッド 142 給紙ローラ 142a、142b 遊星ローラ 142c 支持アーム 142d 旋回軸 142e、142f ローラ遊星ギア 142g 太陽ギア 142h、142i、142j、142k 遊星ギア 142l プーリ 142m ロックピン 143 用紙すくい板 144 従動ローラ 145 紙送りローラ 146 紙案内 147 排紙ギザローラ 148 排紙ローラ 150 印刷部 151 キャリッジ 151a キャリッジ本体 151b バランス部材 152 インクカートリッジ 153 記録ヘッド 154 ガイド棒 155 フレキシブル配線板 160 制御部 170 搬送駆動部 171 駆動モータ 172 エンコーダ 180 印刷駆動部 181 駆動モータ 182 リニアエンコーダ 183 ベルト機構 200 揺動規制手段 201 ロックプレート 202 スライダ 203 プレート 203a 揺動角度規制部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイに収納された記録媒体を記録部へ
    供給する装置であって、 前記トレイ内の前記記録媒体を前記記録部への供給方向
    とは逆方向へ送る第1の供給ローラと、 前記第1の供給ローラにより送られた前記記録媒体を前
    記供給方向へ送る第2の供給ローラと、 前記第2の供給ローラにより送られてくる前記記録媒体
    の先端をすくい上げて前記記録部へ誘導供給する誘導部
    とを備え、 前記トレイを挿抜する際、前記誘導部を上昇させて干渉
    を防止する干渉防止部を前記トレイに設けたことを特徴
    とする記録媒体の供給装置。
  2. 【請求項2】 前記干渉防止部は、前記トレイの一側面
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記
    録媒体の供給装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録する記録装置であって、 請求項1または2に記載の供給装置を備えたことを特徴
    とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録部、前記誘導部並びに前記第1
    及び第2の供給ローラは、前記トレイの上方に並設され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
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