JP2003305356A - 水熱反応処理装置 - Google Patents

水熱反応処理装置

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JP2003305356A
JP2003305356A JP2002113099A JP2002113099A JP2003305356A JP 2003305356 A JP2003305356 A JP 2003305356A JP 2002113099 A JP2002113099 A JP 2002113099A JP 2002113099 A JP2002113099 A JP 2002113099A JP 2003305356 A JP2003305356 A JP 2003305356A
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solid
discharge port
liquid
gas
reaction
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JP2002113099A
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English (en)
Inventor
Masaaki Wakita
正明 脇田
Minoru Uchida
内田  稔
Kunitoshi Suzuki
邦利 鈴木
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Komatsu Ltd
Kurita Water Industries Ltd
General Atomics Corp
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Komatsu Ltd
Kurita Water Industries Ltd
General Atomics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体を連続して確実に分離する固気液分離機
構が簡単な構成でコンパクトになるとともに、固気液分
離機構の保守管理が容易な水熱反応処理装置を提供す
る。 【解決手段】 反応容器21内に供給される被処理物
を、反応容器内21の水の超臨界状態または亜臨界状態
で水熱酸化反応させて処理する水熱反応装置と、この水
熱反応装置によって生成された反応生成物を固体、気
体、液体に分離する容器41を備えた水熱反応処理装置
において、固気液分離機構を構成する容器41に、供給
口42、気体排出口43、液体排出口44、固体排出口
45を、気体排出口43、供給口42、液体排出口4
4、固体排出口45の順に高さを低くして開け、供給口
42の手前に冷却器32を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物分解、エ
ネルギー生成または化学物質製造を目的とする水熱酸化
反応を、反応容器内の水の超臨界状態または亜臨界状態
で行った結果、生成された、高温高圧流体および固体を
含む反応生成物を気体、液体、固体に分離する固気液分
離機構を備えた水熱反応処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被処理物を処理して酸化分解や加水分解
を行うことにより、廃棄物を分解したり、エネルギーを
生成したり、または、化学物質を製造する水熱反応処理
は、長年に亘って研究され、利用されてきている。特
に、近年、374℃以上、22.1MPa(220気
圧)以上の超臨界状態で、または、例えば374℃以
上、2.5MPa(25気圧)以上22.1MPa未
満、あるいは374℃未満、22.1MPa以上、ある
いは374℃未満、22.1MPa未満であっても臨界
点に近い高温高圧状態である亜臨界状態で、被処理物
と、酸化剤を含んだ水とを反応させることにより、燃焼
を含む水熱酸化反応を生じさせ、被処理物中の有機物を
短時間でほぼ完全に分解する水熱反応処理が注目されて
いる。
【0003】このように水熱反応処理して被処理物を酸
化分解する場合、被処理物、酸化剤、水を加熱、加圧し
て反応容器内へ供給し、反応させる。そして、水熱反応
処理の結果、有機物は酸化分解され、水と二酸化炭素と
からなる高温高圧流体、乾燥またはスラリー状の灰分や
塩類等の固体からなる反応生成物が得られ、反応生成物
からエネルギーを回収している。
【0004】上記のようにして被処理物を水熱酸化反応
させた結果得られる、高温高圧流体および固体を含む反
応生成物は、反応容器から反応生成物を排出させる排出
管、減圧弁などの排出配管系統を固体が詰まらせる恐れ
があるので、反応生成物から固体を分離、除去し、排出
配管系統を詰まらせないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の、反応生成物か
ら固体を分離、除去する固体除去機構として、サイクロ
ンやフィルタが提案されている。しかしながら、サイク
ロンやフィルタで反応生成物から固体を連続して確実に
除去するためには、その機構が複雑になるとともに、保
守管理が面倒であった。
【0006】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、固体を連続して確実に分離
する固気液分離機構が簡単な構成でコンパクトになると
ともに、固気液分離機構の保守管理が容易な水熱反応処
理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、反応容器内
に供給される被処理物を、反応容器内の水の超臨界状態
または亜臨界状態で水熱酸化反応させて処理する水熱反
応装置と、この水熱反応装置によって生成された反応生
成物を固体、気体、液体に分離する固気液分離機構を有
する容器とを備えた水熱反応処理装置において、固気液
分離機構を構成する容器に、気体排出口、液体排出口、
固体排出口を、気体排出口、液体排出口、固体排出口の
順に高さを低くして開けたものである。そして、容器内
へ反応生成物を供給する供給口を、気体排出口と液体排
出口との間の高さに開けたり、さらに、供給口の手前、
気体排出口、液体排出口、固体排出口の後方の少なくと
も1つに、反応生成物を冷却する冷却機構を配置するの
が望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明を一実施形態である
水熱反応処理装置の概略構成を示す構成図、図2は図1
に示した容器の概略構成を示す断面図である。
【0009】これらの図において、1は被処理物として
の廃液を貯留する被処理物貯留槽、2は被処理物貯留槽
1内の廃液を後述する反応容器21内へ供給する供給
管、3は供給管2に配設された高圧送液ポンプを示し、
この高圧送液ポンプ3は、廃液を、例えば2.5MPa
(25気圧)以上の高圧で反応容器21内へ供給するも
のである。4は補助燃料を貯留する補助燃料貯留槽、5
は補助燃料貯留槽4内の補助燃料を高圧送液ポンプ3よ
りも下流の供給管2内へ供給する供給管、6は供給管5
に配設された高圧ポンプを示し、この高圧ポンプ6は、
補助燃料を、例えば2.5MPa以上の高圧で供給管2
内へ供給するものである。
【0010】7は水を貯留する水槽、8は水槽7内の水
を高圧送液ポンプ3よりも下流の供給管2内へ供給する
供給管、9は供給管8に配設された高圧送液ポンプを示
し、この高圧送液ポンプ9は、水を、例えば2.5MP
a以上の高圧で供給管2内へ供給するものである。10
はエアーコンプレッサーを示し、酸化剤としての空気
を、例えば2.5MPa以上の高圧で高圧送液ポンプ3
よりも下流の供給管2内へ、供給管11を介して供給す
るものである。
【0011】12は供給管11に配設された予備加熱器
を示し、エアーコンプレッサー10からの空気を所定の
温度に予備加熱するものである。13はクエンチ水を貯
留するクエンチ水貯留槽、14はクエンチ水貯留槽13
内のクエンチ水を反応容器21内の下側(の冷却ゾー
ン)へ供給する供給管、15は供給管14に配設された
高圧送液ポンプを示し、この高圧送液ポンプ15は、ク
エンチ水を、例えば2.5MPa以上の高圧で反応容器
21内へ供給するものである。
【0012】21は円筒状をした縦型の反応容器を示
し、上蓋(天井)に、供給管2から供給される廃液など
を上側(の混合ゾーン)へ噴出するノズルが設けられ、
下側に、供給管14からクエンチ水が供給されるクエン
チ水供給孔が設けられ、漏斗状の底に、反応生成物(ク
エンチ水を含む。)を排出する排出口(孔)が設けられ
ている。
【0013】31は反応容器21の排出口に接続された
排出管、32は排出管31の途中に配置された冷却機構
としての冷却器を示し、この冷却器32は、反応容器2
1の排出口から排出される反応生成物を冷却し、その反
応生成物を冷却した熱をエネルギーとして回収するため
のものである。
【0014】41は固気液分離機構を構成する容器を示
し、排出管31を介して供給される反応生成物を、比重
差によって気体、液体、固体に分離するものであり、内
部に円柱状をした空間部が形成され、下端部分が漏斗状
に中心へ向けて狭まっている形状とされている。そし
て、周面に、排出管31が接続される供給口42と、液
体排出口44とが開けられ、上蓋に気体排出口43が開
けられ、漏斗状の底に固体排出口45が開けられてい
る。
【0015】なお、供給口42、気体排出口43、液体
排出口44、固体排出口45は、高い方から低い方へ、
気体排出口43、供給口42、液体排出口44、固体排
出口45の順で開けられている。そして、容器41内
は、反応生成物を比重差によって気体、液体、固体に分
離するため、上部が気体排出口43に連なる気体層47
Gとなり、この気体層47Gの下側に位置する中間部が
液体排出口44に連なる液体層47Lとなり、この液体
層47Lの下側に位置する下部が固体排出口45に連な
る固体層47Sとなる。
【0016】51は容器41の気体排出口43に接続さ
れた気体排出管、52は気体排出管51の途中に配置さ
れた減圧弁を示し、この減圧弁52は、容器41で分離
した気体を減圧して放出するためのものである。53は
容器41の液体排出口44に接続された液体排出管、5
4は液体排出管53の途中に配置された減圧弁を示し、
この減圧弁54は、容器41で分離した液体を減圧して
放出するためのものである。55は容器41の固体排出
口45に接続された固体排出管、56は固体排出管55
の途中に配置された開閉弁を示し、この開閉弁56は、
容器41で分離して沈殿した固体を排出するためのもの
である。
【0017】この実施形態の場合、液体排出管53は、
図2に示すように、液体排出口44から容器41内へ突
入した後に下降しているので、液体排出口44よりも液
体排出管53の端(開口)が下側に位置している。この
ような場合、液体排出口44の実質的な位置は容器41
内に位置する液体排出管53の端となるが、この液体排
出管53の端は、固体排出口45よりも上側に位置して
いる。
【0018】次に、水熱反応処理について説明する。ま
ず、開閉弁56を閉成させた後、高圧ポンプ6、高圧送
液ポンプ9,15、エアーコンプレッサー10および予
備加熱器12を作動させ、補助燃料などを反応容器21
内へ供給して水熱酸化反応を起こさせるとともに、クエ
ンチ水を反応容器21のクエンチ水供給孔から供給反応
容器21内へ供給し、反応容器21内を所定の温度に上
昇させる起動運転を開始する。
【0019】そして、所定時間経過後、反応容器21内
の温度が所定値に上昇したならば、高圧送液ポンプ3も
作動させ、被処理物貯留槽1内の廃液を反応容器21内
へ供給し、廃液を水熱酸化反応させて処理する。このよ
うにして廃液を反応容器21内で水熱酸化反応させたと
き、廃液が、例えば有機性廃液であると、有機性廃液は
水熱酸化反応により、水、二酸化炭素の高温高圧流体、
乾燥またはスラリー状の灰分や塩類等の固体からなる反
応生成物が得られる。
【0020】このようにして生成された反応生成物は、
排出管31を介して容器41へ供給される途中(供給口
42の手前)で冷却器32によって冷却される。そし
て、反応生成物を冷却した冷却器32の熱は、エネルギ
ー回収される。次に、供給口42から容器41内へ供給
された反応生成物は、比重により、すなわち、気体は軽
いので、上部へと上昇して気体層47Gを形成し、ま
た、固体は重たいので、下部(底)へと沈んで固体層4
7Sを形成し、また、液体は気体と固体との間の重さな
ので、中間部に位置して液体層47Lを形成する。
【0021】このように、容器41内に各層47G,4
7L,47Sが形成されると、気体層47Gは気体排出
口43に連通しているので、気体層47Gの気体は減圧
弁52で減圧された後、気体排出管51を介して連続的
に排出され、また、液体層47Lは液体排出口44に連
通しているので、液体層47Lの液体は減圧弁54で減
圧された後、液体排出管53を介して連続的に排出され
る。
【0022】そして、水熱反応処理を終了させときは、
高圧送液ポンプ3,9,15、高圧ポンプ6、エアーコ
ンプレッサー10、予備加熱器12および駆動機構47
の作動を停止させ、廃液、補助燃料などの反応容器21
内への供給を停止する。このようにして水熱反応処理を
終了した後、容器41内の圧力が所定圧、例えば0.2
MPa(2気圧)以下に下降したならば、開閉弁56を
開放させて、固体層47Sの固体を排出させるととも
に、排出されなかった液体層47Lの液体も排出させ
る。
【0023】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、固気液分離機構を構成する容器41に、気体排
出口43、液体排出口44、固体排出口45を、気体排
出口43、液体排出口44、固体排出口45の順に高さ
を低くして開けたので、反応生成物から固体を比重によ
って連続して確実に分離できるとともに、気体および液
体も比重によって連続して確実に分離できる。そして、
反応生成物から気体、液体、固体を比重によって分離す
る構成にしたので、固気液分離機構を1つの容器41の
みで構成できることにより、固気液分離機構が簡単な構
成でコンパクトになるとともに、固気液分離機構の保守
管理が容易になる。
【0024】さらに、反応生成物から固体を確実に分離
できるので、容器41よりも下流に配置する排出配管系
統、特に、液体排出管53、減圧弁54が詰まるのを防
止できるとともに、損耗するのを防止できる。また、供
給口42を気体排出口43と液体排出口44との間の高
さに開けたので、容器41内の下部に堆積した固体層4
7Sの固体を供給口42からの反応生成物で吹き上げ、
液体排出口44から固体を排出するのを確実になくすこ
とができ、容器41よりも下流に配置する排出配管系統
が詰まるのを一層確実に防止できるとともに、損耗する
のを一層確実に防止できる。そして、供給口42の手
前、すなわち、排出管31に冷却器32を配置したの
で、反応生成物を冷却した熱を、回収することができ
る。
【0025】上記した実施形態では、供給口42を気体
排出口43と液体排出口44との間の高さに開けた例を
示したが、液体排出口44から固体を排出させることが
なければ、供給口42を液体排出口44と固体排出口4
5との間の高さに開けてもよい。また、被処理物の水熱
反応処理を終了させてから、容器41から固体を排出す
る例で説明したが、固体排出口45の後方に、上部と下
部に開閉弁を備えた固体排出部、固体排出部を加圧およ
び減圧できる手段を配置することにより、被処理物を水
熱反応させながら固体を排出させることができる。
【0026】具体的に説明すると、以下の〜の工程
を繰り返す。固体排出部の上部および下部の開閉弁を
閉じた状態で、固体排出部に空気を導入して加圧し、空
気導入弁を閉じる。固体排出部の上部開閉弁を開け、
固気液分離機から固体を比重差で、固体排出部に導入す
る。固体排出部の上部開閉弁を閉じ、固定排出部を大
気圧まで減圧する。固体排出部の下部開閉弁を開け、
固体を排出する。
【0027】そして、冷却器32を排出管31に配置し
た例を示したが、排出管31、気体排出管51、液体排
出管53、固体排出管55の少なくとの1つに冷却器3
2を設けてもよい。さらに、固気液分離機構を水熱反応
処理装置に適用した例で説明したが、供給される被供給
物から気体、液体、固体を分離する機能を必要とする部
分であれば、他の装置にも適用できることは言うまでも
ない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、固気
液分離機構を構成する容器に、気体排出口、液体排出
口、固体排出口を、気体排出口、液体排出口、固体排出
口の順に高さを低くして開けたので、反応生成物から固
体を比重によって連続して確実に分離できるとともに、
気体および液体も比重によって連続して確実に分離でき
る。そして、反応生成物から気体、液体、固体を比重に
よって分離する構成にしたので、固気液分離機構を1つ
の容器のみで構成できることにより、固気液分離機構が
簡単な構成でコンパクトになるとともに、固気液分離機
構の保守管理が容易になる。さらに、反応生成物から固
体を確実に分離できるので、容器よりも下流に配置する
排出配管系統が詰まるのを防止できるとともに、損耗す
るのを防止できる。
【0029】また、供給口を気体排出口と液体排出口と
の間の高さに開けたので、容器内の下部に堆積した固体
を供給口からの反応生成物で吹き上げ、液体排出口から
固体を排出するのを確実になくすことができ、容器より
も下流に配置する排出配管系統が詰まるのを一層確実に
防止できるとともに、損耗するのを一層確実に防止でき
る。そして、供給口の手前、気体排出口、液体排出口、
固体排出口の後方の少なくとも1つに、反応生成物を冷
却する冷却機構を配置したので、反応生成物を冷却した
熱を、回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を一実施形態である水熱反応処理装置
の概略構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した容器の概略構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 被処理物貯留槽 2,5,8,11,14 供給管 3,9,15 高圧送液ポンプ 4 補助燃料貯留槽 6 高圧ポンプ 7 水槽 10 エアーコンプレッサー 12 予備加熱器 13 クエンチ水貯留槽 21 反応容器 31 排出管 32 冷却器(冷却機構) 41 容器(固気液分離機構) 42 供給口 43 気体排出口 44 液体排出口 45 固体排出口 47G 気体層 47L 液体層 47S 固体層 51 気体排出管 52,54 減圧弁 53 液体排出管 55 固体排出管 56 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598124375 ジェネラル アトミックス インコーポレ イティッド アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サン ディエゴ ジェネラル アトミックス コ ート 3550 (72)発明者 脇田 正明 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (72)発明者 内田 稔 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 邦利 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所中央研究所内 Fターム(参考) 4D050 AA13 AB11 BB01 BC01 BC02 BD02 BD06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応容器内に供給される被処理物を、前
    記反応容器内の水の超臨界状態または亜臨界状態で水熱
    酸化反応させて処理する水熱反応装置と、この水熱反応
    装置によって生成された反応生成物を固体、気体、液体
    に分離する固気液分離機構を有する容器とを備えた水熱
    反応処理装置において、 前記固気液分離機構を構成する容器に、気体排出口、液
    体排出口、固体排出口を、前記気体排出口、前記液体排
    出口、前記固体排出口の順に高さを低くして開けた、 ことを特徴とする水熱反応処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水熱反応処理装置にお
    いて、 前記容器内へ前記反応生成物を供給する供給口を、前記
    気体排出口と前記液体排出口との間の高さに開けた、 ことを特徴とする水熱反応処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の水熱反
    応処理装置において、前記容器内へ前記反応生成物を供
    給する供給口の手前、前記気体排出口、前記液体排出
    口、前記固体排出口の後方の少なくとも1つに、前記反
    応生成物を冷却する冷却機構を配置した、 ことを特徴とする水熱反応処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106512858A (zh) * 2016-11-17 2017-03-22 中国科学院过程工程研究所 一种水热反应装置及应用其的水热纯化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106512858A (zh) * 2016-11-17 2017-03-22 中国科学院过程工程研究所 一种水热反应装置及应用其的水热纯化方法

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