JP2003303881A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003303881A
JP2003303881A JP2002108551A JP2002108551A JP2003303881A JP 2003303881 A JP2003303881 A JP 2003303881A JP 2002108551 A JP2002108551 A JP 2002108551A JP 2002108551 A JP2002108551 A JP 2002108551A JP 2003303881 A JP2003303881 A JP 2003303881A
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謙 奥谷
Hideaki Tsugane
秀明 津金
Kazuhito Ichinose
一仁 一之瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の配線層間の電気的接続の信頼性
を向上する。 【解決手段】 アルミニウム配線20を覆う絶縁膜21
に、アルミニウム配線20の上面と側面とが露出するよ
うにスルーホール22aを形成する。そして、スルーホ
ール22aの側面及び底部上に窒化チタン膜23を指向
性スパッタリング法を用いて形成する。このとき、スル
ーホール22aから露出するアルミニウム配線20の側
面が、スパッタリング工程で使用される窒素ガスにより
窒化されて、窒化アルミニウム部分31が形成される。
それから、スルーホール22aを埋めるようにタングス
テン膜をCVD法を用いて形成し、絶縁膜21上の不要
なタングステン膜と窒化チタン膜23を除去して、タン
グステンプラグ24を形成する。その後、タングステン
プラグ24が埋め込まれた絶縁膜21上に上層アルミニ
ウム配線25を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造技術に関し、特に、アルミニウム配線層間をタン
グステンプラグを介して電気的に接続した半導体装置に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層配線構造を有する半導体装置
において、アルミニウム配線層間をタングステンプラグ
によって電気的に接続する技術が知られている。例え
ば、下層アルミニウム配線を覆う層間絶縁膜に、下層ア
ルミニウム配線の一部を露出するスルーホールを形成
し、スルーホールの内壁及び底部を含む層間絶縁膜上に
バリア膜としてチタン膜及び窒化チタン膜をスパッタリ
ング法によって順に形成し、チタン膜及び窒化チタン膜
を介してスルーホールを埋めるようにタングステン膜を
CVD法によって形成し、CMP法などによって層間絶
縁膜上の不要なタングステン膜、窒化チタン膜及びチタ
ン膜を除去して、タングステンプラグを形成する。その
後、タングステンプラグが埋め込まれた層間絶縁膜上に
上層アルミニウム配線が形成される。下層アルミニウム
配線と上層アルミニウム配線はタングステンプラグを介
して電気的に接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、多層配線
構造を有する半導体装置の製造工程について、詳細に検
討した。その結果次のようなことが分かった。
【0004】半導体装置を小型化するために、半導体装
置の配線パターンは細くなりかつ高密度化してきてい
る。このような半導体装置の製造工程では、フォトリソ
グラフィ工程において、フォトマスクの位置合わせがず
れることなどにより、目外れが発生する。例えば、アル
ミニウム配線を覆う層間絶縁膜にアルミニウム配線の一
部を露出するスルーホールを形成する工程で、スルーホ
ールが配線パターンからずれてしまう。このため、スル
ーホール内で、アルミニウム配線の上面だけでなく側面
も露出する。このような目外れを防止するためには、配
線パターンの幅を広くする必要があるが、これは半導体
装置の大型化を招く。また、スルーホールの径を小さく
して目外れを防止することも考えられるが、これはスル
ーホールのアスペクト比の更なる増大を招き、スルーホ
ールを埋めるバリア膜及びプラグの形成を困難にしてし
まう。このため、配線密度が高い最近の半導体装置で
は、このような目外れの発生を避けることはできない。
目外れが生じた半導体装置を不良品として扱うことは、
製造歩留まりの低下を招き、半導体装置の製造コストを
増大させる。
【0005】一方、このような目外れを許容した場合、
次のような現象が生じる。スルーホールのアスペクト比
が増大すると、例えばアスペクト比が2以上になると、
プラグのバリア膜としてのチタン膜及び窒化チタン膜の
スパッタリング法による成膜工程において、層間絶縁膜
の上面上とスルーホールの底部上にはチタン膜及び窒化
チタン膜が形成されるが、スルーホールの側面上にはチ
タン膜及び窒化チタン膜が形成されにくくなる。特に、
半導体ウエハの周辺領域では、スルーホールの側面上に
チタン膜及び窒化チタン膜が形成されにくい。このた
め、スルーホールから露出したアルミニウム配線の側面
上には、チタン膜及び窒化チタン膜が十分には成膜され
ない。
【0006】スルーホールから露出したアルミニウム配
線の側面にチタン膜及び窒化チタン膜が十分に形成され
ていないと、タングステン膜形成のためのCVD工程に
おいて、アルミニウム配線の側面で、六フッ化タングス
テン(WF6)ガスとアルミニウムとが反応し、フッ化
アルミニウム(AlF3)が生成され、ボイドが発生す
る。これは、プラグと配線の間の電気的接続の信頼性の
低下や接続抵抗の上昇を引き起こす。
【0007】また、チタン膜は窒化チタン膜よりもスル
ーホール内のカバレッジが良い傾向にあるので、スルー
ホールから露出したアルミニウム配線の側面上にチタン
膜だけが形成され、窒化チタンの形成が不十分な場合も
ある。この場合、アルミニウム配線の側面において、チ
タン膜の露出部分と六フッ化タングステンガスとが反応
してフッ化チタン(TiF4)が生成され、下層のチタ
ン膜の消失により窒化チタン膜のはがれが発生する恐れ
がある。はがれた窒化チタン膜は異物として半導体装置
に混入し、不具合を引き起こす可能性もある。
【0008】また、スルーホール内のカバレッジを向上
するためにチタン膜及び窒化チタン膜の成膜工程に指向
性スパッタリング法を用いた場合、ウエハの周辺領域に
おいては、スルーホールのエッジでの窒化チタン膜のカ
バレッジが悪くなる。このため、スルーホールのエッジ
でチタン膜が露出し、六フッ化タングステンガスと反応
してフッ化チタン(TiF4)が生成され、窒化チタン
膜のはがれが発生する恐れがある。
【0009】本発明の目的は、プラグと配線の間の電気
的な接続の信頼性を高めることができる半導体装置及び
その製造方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、配線層間の電気的な
接続の信頼性を向上することができる半導体装置及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、プラグのバリア膜の
はがれを防止できる半導体装置及びその製造方法を提供
することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】本発明の半導体装置は、基板、基板上に形
成された第1の絶縁膜、アルミニウムを主成分とする導
電体膜を有して第1の絶縁膜上に形成された配線、配線
を覆うように第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁
膜、配線の上面と側面とが露出するように第2の絶縁膜
に形成されたスルーホール、スルーホール内で露出する
配線の側面に形成された窒化アルミニウム部分、スルー
ホールの側面及び底面上に形成された窒化金属膜、およ
びスルーホールを埋めるタングステンプラグを具備する
ものである。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法は、基板を
準備する工程、基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、
第1の絶縁膜上に配線を形成する工程、第1の絶縁膜上
に配線を覆うように第2の絶縁膜を形成する工程、配線
の上面と側面とが露出するように第2の絶縁膜にスルー
ホールを形成する工程、スルーホールの側面及び底部上
に窒化金属膜を形成する工程、およびスルーホールを埋
めるようにタングステン膜を形成する工程を具備し、窒
化金属膜を形成する工程では、スルーホールから露出す
る配線の側面が窒化されるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】本実施の形態の半導体装置及びその製造工
程を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態である半導体装置、例えばSRAM、の製造工程
中の要部平面図であり、メモリセル1個分の領域の半導
体基板を示している。図2は図1のA−A断面図に、図
3は図1のB−B断面図に対応する。
【0018】まず、図1〜3に示すように、例えばp型
の単結晶シリコンなどからなるウエハ又は半導体基板1
に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法によ
り、素子分離領域2を形成する。
【0019】次に、半導体基板1に、その主面から所定
の深さに渡ってp型ウエル3及びn型ウエル4を形成す
る。p型ウエル3は、ホウ素などの不純物をイオン注入
することなどによって形成され、n型ウエル4は、リン
などの不純物をイオン注入することなどによって形成さ
れる。これにより、半導体基板1には、p型ウエル3の
主表面である活性領域Ap1及びAp2と、n型ウエル
4の主表面である活性領域An1及びAn2とが形成さ
れ、これらの活性領域は素子分離領域2によって囲まれ
る。
【0020】次に、p型ウエル3及びn型ウエル4の表
面に、薄い酸化膜などからなるゲート絶縁膜5を、例え
ば熱酸化法などによって形成する。
【0021】次に、ゲート絶縁膜5上にゲート電極6を
形成する。ゲート電極6は、例えば、ゲート絶縁膜5上
に低抵抗の多結晶シリコン膜を形成し、フォトレジスト
法などを用いて多結晶シリコン膜をパターン化すること
により形成することができる。
【0022】次に、p型ウエル3のゲート電極6の両側
の領域にリンなどの不純物をイオン注入して、低不純物
濃度のn-型の半導体領域7aを形成し、またn型ウエ
ル4のゲート電極6の両側の領域にホウ素などの不純物
をイオン注入して、低不純物濃度のp-型の半導体領域
(図示は省略)を形成する。
【0023】次に、ゲート電極6の側壁上に、酸化シリ
コンなどからなる側壁スペーサ又はサイドウォール8を
形成する。
【0024】次に、p型ウエル3のゲート電極6及びサ
イドウォール8の両側の領域にリンなどの不純物をイオ
ン注入することにより、n+型の半導体領域7(ソー
ス、ドレイン)を形成する。また、n型ウエル4のゲー
ト電極6及びサイドウォール8の両側の領域にホウ素な
どの不純物をイオン注入することにより、p+型の半導
体領域(ソース、ドレイン(図示は省略))を形成す
る。
【0025】このようにして、SRAMのメモリセルを
構成する6個のMISFET(Metal Insulator Semico
nductor Field Effect Transistor)が形成される。す
なわち、活性領域Ap1に、転送用nチャネル型MIS
FETQt1及び駆動用nチャネル型MISFETQd
1が形成され、活性領域An1及びAn2に、負荷用p
チャネル型MISFETQp2及びQp1が形成され、
活性領域Ap2に、転送用nチャネル型MISFETQ
t2及び駆動用nチャネル型MISFETQd2が形成
される。駆動用nチャネル型MISFETQd1のゲー
ト電極7と負荷用pチャネル型MISFETQp1のゲ
ート電極7とは共通であり、駆動用nチャネル型MIS
FETQd2のゲート電極7と負荷用pチャネル型MI
SFETQp2のゲート電極7とは共通である。また、
駆動用nチャネル型MISFETQd2のドレイン領域
と転送用nチャネル型MISFETQt2のソース、ド
レイン領域の一方とは一体に形成される。また、駆動用
nチャネル型MISFETQd1のドレイン領域と転送
用nチャネル型MISFETQt1のソース、ドレイン
領域の一方とは一体に形成される。
【0026】次に、半導体基板1の露出部(n+型の半
導体領域8及びp+型の半導体領域)とゲート電極6上
に、コバルトシリサイドやチタンシリサイドなどの金属
シリサイド層9を形成する。これにより、図1〜3に示
される構造が得られる。
【0027】図4は、図1に続く製造工程中の要部平面
図であり、図5は図4のB−B断面図に対応する。な
お、理解を簡単にするために、図4の平面図では、ゲー
ト電極6と、第2層配線20と、第2層配線に接続する
プラグを形成するためのスルーホール22の位置だけを
示し、他の配線やスルーホールなど、例えば第1及び第
3層配線やそれらに接続するスルーホールなどは、図示
を省略する。
【0028】図4及び5に示されるように、ゲート電極
6及びサイドウォール8などを覆うように、半導体基板
1上に比較的薄い窒化シリコン膜などからなる絶縁膜1
0と、酸化シリコン膜などからなる絶縁膜11とを順に
形成する。そして、フォトリソグラフィ法などを用いる
ことにより、絶縁膜10及び11にコンタクトホール1
2を形成する。コンタクトホール12の底部では、半導
体基板1の主面の一部、例えばn+型の半導体領域7及
びp+型の半導体領域の一部、やゲート電極6の一部な
どが、金属シリサイド層9を介して露出される。
【0029】次に、コンタクトホール12を、チタン
(Ti)膜13aのような高融点金属膜及び窒化チタン
(TiN)膜13bのような高融点金属窒化膜を介して
埋め込むプラグ14を形成する。プラグ14は、例えば
次のようにして形成できる。まず、コンタクトホール1
2の内部を含む絶縁膜11上にチタン膜13a及び窒化
チタン膜13bをスパッタリング法などによって順に形
成する。そして、タングステン膜をCVD(Chemical V
apor Deposition)法によって窒化チタン膜13b上に
コンタクトホール12を埋めるように形成し、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)法などによって絶
縁膜11の上面が露出するようにタングステン膜、窒化
チタン膜13b及びチタン膜13aを除去することによ
ってプラグ14が形成される。
【0030】次に、プラグ14が埋め込まれた絶縁膜1
1上に、チタン膜15a、窒化チタン膜15b、アルミ
ニウム膜15c、チタン膜15d及び窒化チタン膜15
eをスパッタリング法などによって順に形成し、フォト
リソグラフィ法などを用いてパターン化して、配線15
を形成する。アルミニウム膜15cは、アルミニウム
(Al)単体又はアルミニウム合金などのアルミニウム
を主成分とする導電体膜である。配線15はプラグ14
を介して、n+型の半導体領域7、p+型の半導体領域又
はゲート電極6などと電気的に接続する。
【0031】次に、絶縁膜11上に、配線15を覆うよ
うに、酸化シリコンなどからなる絶縁膜16aが形成さ
れる。また、隣接する配線15間の絶縁膜16a上に
は、平坦化のための絶縁膜16bが形成される。そし
て、絶縁膜16a及び16b上に、酸化シリコンなどか
らなる絶縁膜16cが形成される。ここで、理解を簡単
にするために、絶縁膜16a、16b及び16cを合わ
せて絶縁膜16と称する。
【0032】次に、フォトリソグラフィ法などを用いる
ことにより、絶縁膜16に配線15の一部を露出するた
めのビア又はスルーホール17を形成する。
【0033】次に、窒化チタン(TiN)膜18のよう
な高融点金属窒化膜又は窒化金属膜を介してスルーホー
ル17埋め込むプラグ19を形成する。プラグ19は、
次のようにして形成することができる。まず、スルーホ
ール17の内壁及び底部上と絶縁膜16の上面上に窒化
チタン膜18を高指向性スパッタリング法などによって
形成する。そして、タングステン膜をCVD法によって
窒化チタン膜18上にスルーホール17を埋めるように
形成し、CMP法などによって絶縁膜16上面が露出す
るようにタングステン膜及び窒化チタン膜18を除去す
ることによってプラグ19が形成される。
【0034】次に、配線15と同様に、プラグ19が埋
め込まれた絶縁膜16上に、第2層配線としての配線2
0が形成される。第2層配線としての配線20はプラグ
19を介して第1層配線としての配線15と電気的に接
続する。
【0035】次に、絶縁膜16a、16b及び16cと
同様にして、絶縁膜21a、21b及び21cすなわち
絶縁膜21が形成され、スルーホール17と同様にして
絶縁膜21に配線20の一部を露出するためのスルーホ
ール22が形成される。
【0036】次に、プラグ19と同様にして、スルーホ
ール22を窒化チタン膜23を介して埋めるプラグ24
が形成され、配線20と同様にして、プラグ24が埋め
込まれた絶縁膜21上に第3層配線としての配線25が
形成される。第3層配線としての配線25はプラグ24
を介して第2層配線としての配線20と電気的に接続す
る。これにより、SRAMのメモリセルが製造される。
【0037】以上のように構成される半導体装置の製造
工程のうち、配線間を接続するプラグ、例えば第2層配
線としての配線20と第3層配線としての配線25とを
電気的に接続するプラグ24の形成工程を、図面を参照
してより詳細に説明する。
【0038】図6〜11は、半導体装置の製造途中の段
階を概念的に示す部分拡大断面図であり、図5の絶縁膜
16より下の構造を省略したものに対応する。
【0039】図6に示すように、絶縁膜16上に、チタ
ン膜15aのような高融点金属膜、窒化チタン膜15b
のような高融点金属窒化膜、アルミニウム(Al)単体
又はアルミニウム合金などのアルミニウムを主成分とす
る導電体膜、すなわちアルミニウム膜15c、チタン膜
15dのような高融点金属膜、及び窒化チタン膜15e
のような高融点金属窒化膜をスパッタリング法などによ
って順に形成し、フォトリソグラフィ法などを用いてパ
ターン化して、配線20を形成する。そして、配線20
を覆うように絶縁膜21を形成する。
【0040】次に、図7に示すように、絶縁膜21上に
フォトレジスト膜を形成し、露光などによりフォトレジ
スト膜をパターン化して、フォトレジストパターン30
を形成する。そして、フォトレジストパターン30をエ
ッチングマスクとして用いて、絶縁膜21をドライエッ
チングすることにより、スルーホール22を形成する。
【0041】フォトレジストパターン30形成工程での
露光のフォトマスクの位置合わせのずれなどのために、
図4の平面図に示すように、スルーホール22が配線2
0のパターンからずれる、いわゆる目外れが発生する。
半導体装置の設計では、マージンが少ないぎりぎりの設
計を行う。あるいは、半導体装置の配線パターンの設計
上目外れを避けられない設計、目外れを含む設計、又は
目外れを許容した設計とする場合もある。このため、高
密度な配線パターンを有する半導体装置、例えばSRA
Mなどにおいては、このような目外れを避けることはで
きない。従って、半導体装置には目外れが発生したスル
ーホールと目外れが生じていないスルーホールとが混在
する。
【0042】図4では、第2層配線20を露出するため
に形成したスルーホール22の内、スルーホール22a
では目外れが発生し、他のスルーホール22bでは目外
れは生じていない。目外れが発生したスルーホール22
a内では、図7に示すように、配線20の上面すなわち
窒化チタン膜15eと、配線20の側面とが、部分的に
露出する。一方、図示はしないが、同時に形成されたス
ルーホール22の内、目外れが発生していないスルーホ
ール22bでは、配線20の最上層の窒化チタン膜15
eがエッチングストッパ膜として機能するので、配線2
0の上面すなわち窒化チタン膜15e又はチタン膜15
dのみが露出し、配線20の側面は露出しない。
【0043】次に、フォトレジストパターン30をアッ
シングなどによって除去する。それから、図8に示すよ
うに、半導体基板1上、すなわちスルーホール22の側
壁及び底部上と絶縁膜21の上面上とに、窒化チタン膜
23のような高融点金属窒化膜をスパッタリング法、例
えば高指向性スパッタリング法、などによって形成す
る。
【0044】窒化チタン膜23は、例えば、スパッタリ
ング装置のチャンバ又は処理室内に半導体基板1を配置
してアルゴンガス及び窒素ガスを導入し、スパッタリン
グのターゲットとしてチタンのターゲットを使用するこ
とにより形成される。ターゲットからたたき出されたチ
タン原子は窒素と反応し、窒化チタンとして半導体基板
1上に堆積する。また、高指向性スパッタリング法を用
いることにより、例えばターゲットと半導体基板1の間
の距離を比較的長くすることなどにより、アスペクト比
の高いスルーホール22内にも窒化チタン膜23が形成
されやすくなる。
【0045】この窒化チタン膜23の形成工程におい
て、スルーホール22a内で露出する配線20の側面
が、スパッタリング装置の処理室内に導入された窒素ガ
ス又は窒素を含むガス、ここではアルゴンと窒素の混合
ガス、にさらされて窒化される。これにより、スルーホ
ール22a内で露出する配線20の側面でアルミニウム
の窒化物が形成される。すなわち、配線20の主導電体
膜であるアルミニウム膜15cの側面露出部分が窒化さ
れて窒化アルミニウム膜又は窒化アルミニウム部分31
が形成される。また、チタン膜15dの側面露出部分も
窒化され得る。なお、アルミニウム膜15cがアルミニ
ウム合金からなる場合は、窒化アルミニウム部分31は
窒化アルミニウムだけでなくアルミニウム膜15cを構
成する他の成分の窒化物を含むこともできる。
【0046】スパッタリング法では、窒化チタン膜23
は、絶縁膜21の上面上とスルーホール22の底部上に
は形成されやすいが、スルーホール22の側面上には形
成されにくいので、スルーホール22a内で露出する配
線20の側面上には、窒化チタン膜23が十分には形成
されない。このような場合であっても、スルーホール2
2a内で露出する配線20の側面には窒化アルミニウム
部分31が形成されるので、スルーホール22a内にア
ルミニウム単体又はアルミニウム合金の露出部分は存在
しなくなる。
【0047】一方、図示はしないが、目外れが発生して
いないスルーホール22bでも、その側壁及び底部上に
窒化チタン膜23が形成される。このとき、スルーホー
ル22b内で配線20の側面は露出していないので、窒
化アルミニウム部分は形成されない。
【0048】次に、図9に示すように、タングステン膜
24aをCVD法によって半導体基板1上に、すなわち
窒化チタン膜23上に、スルーホール22を埋めるよう
に形成する。
【0049】タングステン膜24aを形成するためのC
VD工程では、六フッ化タングステン(WF6)ガスが
用いられる。六フッ化タングステンガスは、アルミニウ
ムやチタンと反応してフッ化物を容易に形成する。本実
施の形態では、スルーホール22a内の配線20の側面
露出部分には窒化アルミニウム部分31が形成されてお
り、アルミニウム単体又はアルミニウム合金の露出部分
が存在しないので、六フッ化タングステンガスがアルミ
ニウムと反応することはない。このため、フッ化アルミ
ニウムの生成に起因するボイドは発生しない。また、窒
化チタン膜23の下にチタン膜を形成していないので、
六フッ化タングステンガスがチタンと反応することもな
い。このため、窒化チタン膜23のはがれも生じない。
【0050】また、目外れが発生していないスルーホー
ル22bでも、アルミニウム単体又はアルミニウム合金
の露出部分が存在しないので、六フッ化タングステンガ
スがアルミニウムと反応することはない。更に、窒化チ
タン膜23の下にチタン膜を形成していないので、六フ
ッ化タングステンガスがチタンと反応することもない。
【0051】次に、図10に示すように、CMP法など
を用いて絶縁膜21の上面が露出するようにタングステ
ン膜24a及び窒化チタン膜23を研磨し除去する。こ
れによりスルーホール22を埋めるプラグ24が形成さ
れる。
【0052】窒化アルミニウム部分31は導電性を有さ
ないので、スルーホール22aに埋め込まれたプラグ2
4と配線20の側面との間では電気的接続が確保されな
いが、配線20の上面露出部分で窒化チタン膜15e及
び窒化チタン膜23を介してプラグ24と配線20が電
気的に接続される。本発明者の実験によれば、このよう
な構造においても、プラグ24と配線20の間の電気的
接続の抵抗値は十分に小さいことが確認されている。例
えば、スルーホール22aにおける配線20の上面露出
部分の面積がスルーホール22aの半分しかない場合で
も、プラグ24と配線20の間の電気的接続の抵抗値は
実用上問題ない値であった。
【0053】また、目外れが発生していないスルーホー
ル22bに埋め込まれたプラグは、配線20の上面露出
部分で、窒化チタン膜15e及び窒化チタン膜23を介
して配線20に電気的に接続される。
【0054】次に、図11に示されるように、プラグ2
4が埋め込まれた絶縁膜21上に、第3層配線としての
配線25が、配線20と同様にして形成される。すなわ
ち、プラグ24が埋め込まれた絶縁膜21上に、チタン
膜15a、窒化チタン膜15b、アルミニウム膜15
c、チタン膜15d及び窒化チタン膜15eを順にスパ
ッタリング法などによって形成し、フォトリソグラフィ
法などを用いてパターン化して、配線25が形成され
る。以上のようにして、第3層配線としての配線25が
プラグ24を介して第2層配線としての配線20と電気
的に接続される。
【0055】本実施の形態によれば、スルーホール22
形成工程において配線20の側面がスルーホール内で露
出しても、配線20の側面露出部分が窒化チタン膜23
の形成工程で窒化されるので、タングステン膜24aの
形成工程で配線20の側面露出部分がフッ化されること
はない。このため、アルミニウムと六フッ化タングステ
ンガスの反応に起因するボイドの発生が抑制される。こ
れにより、プラグと配線の間の電気的な接続の信頼性を
向上できる。プラグと配線の間の接続抵抗を低減でき
る。更に、下層配線と上層配線の間の電気的接続の信頼
性を向上できる。このため、半導体装置の信頼性を向上
できる。
【0056】また、プラグのバリア膜が窒化タングステ
ン膜だけでよいので、製造工程数を低減でき、製造時間
を短縮できる。
【0057】また、窒化チタン膜23の下にチタン膜を
形成していないので、下地チタン膜と六フッ化タングス
テンガスの反応に起因する窒化チタン膜のはがれが抑制
される。半導体装置への異物の混入も防止できる。
【0058】また、ウエハの周辺領域において、スルー
ホールのエッジでの窒化チタン膜のカバレッジが悪くな
ったとしても、チタン膜の露出部分が生じないので、窒
化チタン膜のはがれが発生しない。このため、高指向性
スパッタリング法を用いることが可能になる。
【0059】また、スルーホール内で配線の側面が露出
しても、プラグと配線の間に信頼性の高い電気的接続を
確保できるので、配線パターンをより細くすることがで
きる。これにより、配線パターンの高密度化が可能とな
り、半導体装置の小型化を実現できる。
【0060】また、スルーホール内で配線の側面が露出
しても、プラグと配線の間に信頼性の高い電気的接続を
確保できるので、スルーホールの径をより大きくするこ
ともできる。これにより、スルーホールのアスペクト比
を低減することが可能となる。例えば、配線の幅より大
きな径のスルーホールを形成することもできる。このた
め、スルーホールを埋めるバリア膜及びプラグの形成が
容易になる。
【0061】また、半導体装置の設計の許容度を増大で
き、半導体装置の製造が容易になる。
【0062】また、SRAMのような高密度化な配線パ
ターンを有する半導体装置においても、スルーホールの
目外れによる不具合を生じないので、設計の許容度が格
段に向上する。
【0063】更に、これらの効果から、半導体装置の製
造歩留まりが向上し、製造コストを低減できる。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
【0065】前記実施の形態では、SRAMを有する半
導体装置について説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、配線層間をプラグを介して電気的に
接続した構造を有する種々の半導体装置に適用すること
ができる。
【0066】また、前記実施の形態では、第2層配線に
接続するプラグを形成する場合について説明したが、他
の配線層、例えば第1層配線に接続するプラグを形成す
る場合などにも適用できる。
【0067】また、前記実施の形態では、窒化チタン膜
23のスパッタリング法による形成工程において、スル
ーホール22a内で露出する配線20の側面部分を窒化
させたが、窒化チタン膜23の形成工程の前に、半導体
基板1を窒素ガス中に十分にさらすなどしてスルーホー
ル22a内で露出する配線20の側面部分を窒化させる
工程を付与し、その後、窒化チタン膜23を形成するこ
ともできる。例えば、スルーホール22形成後に半導体
基板1を窒素ガス中に十分にさらしてスルーホール22
a内で露出する配線20の側面部分を窒化させ、その後
窒化チタン膜23を例えばCVD法によって形成するこ
とができる。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0069】半導体装置の配線とプラグの間の電気的接
続の信頼性を向上することができる。
【0070】半導体装置の配線層間の電気的接続の信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
方法を説明する要部平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
方法を説明する要部断面図であり、図1のA−A断面に
対応する。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
方法を説明する要部断面図であり、図1のB−B断面に
対応する。
【図4】図1に続く半導体装置の製造工程中の要部平面
図である。
【図5】図3に続く半導体装置の製造工程中の要部断面
図である。
【図6】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
工程中の要部断面図である。
【図7】図6に続く半導体装置の製造工程中の要部断面
図である。
【図8】図7に続く半導体装置の製造工程中の要部断面
図である。
【図9】図8に続く半導体装置の製造工程中の要部断面
図である。
【図10】図9に続く半導体装置の製造工程中の要部断
面図である。
【図11】図10に続く半導体装置の製造工程中の要部
断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離領域 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 ゲート絶縁膜 6 ゲート電極 7a n-型半導体領域 7 n+型半導体領域 8 サイドウォール 9 金属シリサイド層 10 絶縁膜 11 絶縁膜 12 コンタクトホール 13a チタン膜 13b 窒化チタン膜 14 プラグ 15a チタン膜 15b 窒化チタン膜 15c アルミニウム膜 15d チタン膜 15e 窒化チタン膜 15 配線 16a 絶縁膜 16b 絶縁膜 16c 絶縁膜 16 絶縁膜 17 スルーホール 18 窒化チタン膜 19 プラグ 20 配線 21a 絶縁膜 21b 絶縁膜 21c 絶縁膜 21 絶縁膜 22 スルーホール 22a スルーホール 22b スルーホール 23 窒化チタン膜 24a タングステン膜 24 プラグ 25 配線 30 フォトレジストパターン 31 窒化アルミニウム部分 Qd1 駆動用nチャネル型MISFET Qd2 駆動用nチャネル型MISFET Qp1 負荷用pチャネル型MISFET Qp2 負荷用pチャネル型MISFET Qt1 転送用nチャネル型MISFET Qt2 転送用nチャネル型MISFET
フロントページの続き (72)発明者 奥谷 謙 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 津金 秀明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 一之瀬 一仁 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F033 HH08 HH18 HH33 JJ18 JJ19 JJ33 KK01 KK08 KK25 MM08 NN06 NN07 NN12 PP04 PP06 PP15 QQ09 QQ10 QQ37 QQ48 QQ90 RR04 RR06 XX09 XX15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、 前記基板上に形成された第1の絶縁膜、 アルミニウムを主成分とする導電体膜を有し、前記第1
    の絶縁膜上に形成された配線、 前記配線を覆うように前記第1の絶縁膜上に形成された
    第2の絶縁膜、 前記配線の上面と側面とが露出するように、前記第2の
    絶縁膜に形成されたスルーホール、 前記スルーホール内で露出する前記配線の側面に形成さ
    れた窒化アルミニウム部分、 前記スルーホールの側面及び底面上に形成された窒化金
    属膜、および前記スルーホールを埋めるタングステンプ
    ラグ、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 基板を準備する工程、 前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に配線を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に前記配線を覆うように第2の絶縁
    膜を形成する工程、 前記配線の上面と側面とが露出するように前記第2の絶
    縁膜にスルーホールを形成する工程、 前記スルーホールの側面及び底部上に窒化金属膜を形成
    する工程、および前記スルーホールを埋めるようにタン
    グステン膜を形成する工程、 を具備し、 前記窒化金属膜を形成する工程では、前記スルーホール
    から露出する前記配線の側面が窒化されることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板を準備する工程、 前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に、アルミニウムを主成分とする導
    電体膜を有する配線を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に前記配線を覆うように第2の絶縁
    膜を形成する工程、 前記配線の上面と側面とが露出するように前記第2の絶
    縁膜にスルーホールを形成する工程、 前記スルーホールの側面及び底部上に窒化金属膜を形成
    する工程、および前記スルーホールを埋めるようにタン
    グステン膜を形成する工程、 を具備し、 前記窒化金属膜を形成する工程では、前記窒化金属膜を
    形成するために使用されるガスにより、前記スルーホー
    ルから露出する前記配線の側面が窒化されることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 基板を準備する工程、 前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に、アルミニウムを主成分とする導
    電体膜を有する配線を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に前記配線を覆うように第2の絶縁
    膜を形成する工程、 前記配線の上面と側面とが露出するように前記第2の絶
    縁膜にスルーホールを形成する工程、 前記スルーホールの側面及び底部上に窒化金属膜をスパ
    ッタリング法を用いて形成する工程、および前記スルー
    ホールを埋めるようにタングステン膜をCVD法を用い
    て形成する工程、 を具備し、 前記窒化金属膜を形成する工程では、前記窒化金属膜を
    形成するために使用されるガスにより、前記スルーホー
    ルから露出する前記配線の側面が窒化されて窒化アルミ
    ニウム部分が形成されることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 基板を準備する工程、 前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に配線を形成する工程、 前記第1の絶縁膜上に前記配線を覆うように第2の絶縁
    膜を形成する工程、 前記配線の上面と側面とが露出するように前記第2の絶
    縁膜にスルーホールを形成する工程、 前記スルーホールから露出する前記配線の側面を窒化さ
    せる工程、 前記スルーホールの側面及び底部上に窒化金属膜を形成
    する工程、および前記スルーホールを埋めるようにタン
    グステン膜を形成する工程、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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