JP2003303756A - 極短紫外光の反射体 - Google Patents

極短紫外光の反射体

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JP2003303756A
JP2003303756A JP2002106281A JP2002106281A JP2003303756A JP 2003303756 A JP2003303756 A JP 2003303756A JP 2002106281 A JP2002106281 A JP 2002106281A JP 2002106281 A JP2002106281 A JP 2002106281A JP 2003303756 A JP2003303756 A JP 2003303756A
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reflectance
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Minoru Sugawara
稔 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクブランクスや反射ミラー等といった極
短紫外光の反射体において、レジストへの到達エネルギ
ーの増大させるべく、反射率を従来よりも向上させるこ
とを可能とする。 【解決手段】 半導体装置の製造工程にて用いられる極
短紫外光の反射体を、Si層12、Mo層13およびR
u層14が同一順で繰り返し積層されてなる構成とする
ことで、Siとの実数部分の屈折率差が相対的に小さい
が消衰係数の小さいMoと、Siとの実数部分の屈折率
差が相対的に大きいが消衰係数も大きいRuとを積層さ
せる。これにより、反射率を増大させる作用を得て、か
つ、光の減衰を抑えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程、特に半導体装置の回路パターンを形成するための
リソグラフィ工程にて用いられるもので、露光用マスク
のマスクブランクスや反射ミラー等のように、極短紫外
光を反射する機能を有した極短紫外光の反射体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化に伴い、ウエ
ハ上に形成される回路パターンやその回路パターンを形
成するためのレジストパターン等に対しては、パターン
幅(線幅)やパターン間のピッチ等の極小化が要求され
ている。このような極小化の要求については、レジスト
の露光に用いる紫外光の波長をより短波長にすることで
対応が可能となる。例えば、350nmの設計ルールの半導
体装置には365nmの波長、250nmおよび180nmの設計ルー
ルの半導体装置には248nmの波長、130nmおよび100nmの
設計ルールの半導体装置には193nmの波長といったよう
に、半導体装置の微細化が進むほど、露光に用いる紫外
光の波長も短波長化され、さらには157nmの波長の紫外
光が用いられるようになってきている。
【0003】一般に、これらの波長による解像度は、w
=k1×(λ/NA)というレイリーの式で表されるこ
とが知られている。ここで、wは解像される最小幅のパ
ターン、NAは投影光学系のレンズの開口数、λは露光
光の波長である。また、k1は、主にレジストの性能お
よび超解像技術の選択等により決定されるプロセス定数
であって、最適なレジストおよび超解像技術を用いれば
k1=0.35程度まで選択できることが知られている。な
お、超解像技術とは、マスクを透過し、マスク上遮光パ
ターンで回折された光の±1次回折光を選択的に用いる
ことにより、波長よりも小さなパターンを得ようとする
ものである。理論的には±n次回折光(n≧2)を用い
ることによりさらに小さなパターンを得ることが可能で
あるが、回折光強度の著しい減少および投影光学系にお
ける瞳の有限の大きさに制限され、±n次回折光(n≧
2)を用いることは実用的ではない。
【0004】このレイリーの式によれば、例えば157nm
の波長を用いた場合に対応が可能な最小のパターン幅
は、NA=0.9のレンズを用いるとすれば、w=61nmと
なることがわかる。すなわち、61nmよりも小さなパター
ン幅を得るためには、157nmよりもさらに短波長の紫外
光を用いる必要がある。
【0005】このことから、最近では、157nmよりも短
波長の紫外光として、極短紫外光と呼ばれる13.5nmの波
長のものを用いることも検討されている。ただし、157n
mの波長の紫外光までは、例えばCaF2(フッ化カルシ
ウム)やSiO2(二酸化ケイ素)といった光透過性の
ある材料が存在するため、当該紫外光を透過させる構成
のマスクおよび光学系を作製することができる。ところ
が、13.5nmの波長の極短紫外光については、当該極短紫
外光を所望の厚さでもって透過させる材料が存在してい
ない。そのため、13.5nmの波長の極短紫外光を用いる場
合には、光透過型のマスクおよび光学系ではなく、光を
反射する反射型マスクおよび反射型光学系によって、マ
スクおよび光学系を構成する必要がある。
【0006】光反射型のマスクおよび光学系を用いた場
合には、マスク面で反射された光が、そのマスクに入射
される光と相互に干渉することなく、投影光学系に導か
れねばならない。そのため、マスクに入射される光は、
必然的にマスク面の法線に対して角度φを持った斜め入
射となる必要が生じる。この角度は、投影光学系のレン
ズの開口数NA、マスク倍率m、照明光源の大きさσか
ら決まる。具体的には、例えばウエハ上に5倍の縮小倍
率を持つマスクを用いた場合、NA=0.3、σ=0.8の露
光装置においては、光が3.44±2.75度の立体角を持って
マスク上に入射することになる。また、ウエハ上に4倍
の縮小倍率を持つマスクを用いた場合、NA=0.25、σ
=0.7の露光装置においては、光が3.58±2.51度の立体
角を持ってマスク上に入射することになる。
【0007】このような斜め入射の光に対応する反射型
マスクとしては、極短紫外光を反射するマスクブランク
スと、そのマスクブランクス上を所定パターンで覆って
極短紫外光を吸収する吸収膜と、マスクブランクスと吸
収膜との間に介在するバッファ膜とを具備するものが知
られている。マスクブランクスは、Si(ケイ素)層と
Mo(モリブデン)層とを交互に積層した構造で構成さ
れるが、その積層の繰り返し数が40層であるものが一
般的である。このマスクブランクス上を極短紫外光の吸
収膜が所定パターンで覆うことによって、形成すべき回
路パターンやレジストパターン等に対応した選択的な入
射光の反射が行われることになる。なお、バッファ膜
は、吸収膜を形成する際のエッチングストッパとして、
あるいは吸収膜形成後の欠陥除去時のダメージ回避を目
的として設けられている。
【0008】ところで、従来のマスクブランクスは、上
述したように、Si層とMo層との積層の繰り返し数が
40層であるものが一般的である。ここで、Siの屈折
率は0.9993-0.00182645iであり、Moの屈折率は0.9211
-0.00643543iである。iは虚数単位である。また、Si
層およびMo層の合計の厚さとMo層の厚さとの比Γ
は、Mo層厚/(Si層厚+Mo層厚)=0.4が最適で
あることが知られている。したがって、従来のマスクブ
ランクスでは、露光に用いる極短紫外光の波長λを13.5
nmとすると、最適なSi層とMo層の合計の膜厚が(λ
/2)/(0.9993×0.6+0.9211×0.4)=6.973nm、最
適なSi層の厚さが6.9730×0.6=4.184nm、最適なMo
層の厚さが6.9730×0.4=2.789nmとなる。このようにし
て得られた最適なSi層とMo層を40層繰り返して積
層した場合におけるマスクブランクスの反射率を図12
に示す。
【0009】また、Si層とMo層とを交互に積層した
構造は、反射型マスクを構成するマスクブランクスだけ
ではなく、反射型光学系を構成する反射ミラーにも全く
同様に用いられる。すなわち、極短紫外光に対する反射
ミラーとしては、Si層とMo層との積層の繰り返し数
が40層であるものが一般的であり、極短紫外光の波長
λを13.5nmである場合にSi層およびMo層の厚さを最
適化すると、図12に示すような反射率が得られること
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマスクブランクスおよび反射ミラーでは、極短
紫外光を反射するのにあたって、その極短紫外光の減衰
が問題となり得る。すなわち、極短紫外光の減衰が大き
いと、ウエハ上に塗布されたレジストまで十分にエネル
ギーが到達せず、パターン形成等を好適に行えなくなっ
てしまうおそれがある。
【0011】例えば、図12に示した反射率が得られる
マスクブランクスおよび反射ミラーを用いた場合におい
て、ウエハ上に塗布されたレジストに到達するエネルギ
ーは、以下のように求めることができる。ウエハ上に5
倍の縮小倍率を持つマスクを用いた場合、NA0.3、σ
0.8の露光装置においては0.69から6.15度の立体角を持
ってマスク上に光が入射する。また、ウエハ上に4倍の
縮小倍率を持つマスクを用いた場合、NA0.25、σ0.7
の露光装置においては1.07から6.08度の立体角を持って
入射する。これらのことから、マスクブランクスおよび
反射ミラーに入射する光の反射率として入射角0度から
7度の平均値を用いることにすると、図12に示した反
射率が得られるマスクブランクスおよび反射ミラーにお
いては、TE(transverse electric)偏光の平均反射
率は73.11%であり、TM(transverse magnetic)偏光
の反射率は72.81%である。そして、TE偏光とTM偏
光が等量ミラーおよびマスクに入射する場合には、TE
偏光とTM偏光の反射率の平均72.96%が正味の反射率
となる。
【0012】したがって、露光装置の光源からウエハ上
に塗布されたレジストまでの間に、例えばミラー反射面
を12面、マスクによる反射面を1面だけ経るとする
と、合計13面の反射面による光源光強度を1とした場
合には、ウエハ上に塗布されたレジストに到達するエネ
ルギーは0.729513=0.0166となる。すなわち、光源強度
の1.66%しかレジストに到達しない。残りは、マスクブ
ランクスおよび反射ミラーにて熱となって吸収されてし
まう。
【0013】これに対して、例えばマスクブランクスお
よび反射ミラーにおける反射率が1%向上したと仮定す
ると、ウエハ上に塗布されたレジストに到達するエネル
ギーは0.739613=0.0198となる。すなわち、マスクブラ
ンクスおよび各反射ミラーの反射率が1%向上するだけ
で、レジストに到達するエネルギーは、1.19倍に増大す
るのである。
【0014】そこで、本発明は、マスクブランクスや反
射ミラー等といった極短紫外光の反射体において、レジ
ストへの到達エネルギーの増大させるべく、反射率を従
来よりも向上させることを可能とする構成を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された極短紫外光の反射体である。す
なわち、半導体装置の製造工程にて用いられる極短紫外
光の反射体であって、Si層、Mo層およびRu(ルテ
ニウム)層が同一順で繰り返し積層されてなることを特
徴とするものである。
【0016】また、本発明の極短紫外光の反射体は、S
i層、Mo層およびPd(パラジウム)層が同一順で繰
り返し積層されてなることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の極短紫外光の反射体は、S
i層、Mo層およびRh(ロジウム)層が同一順で繰り
返し積層されてなることを特徴とするものである。
【0018】一般に、Si層およびMo層からなる極短
紫外光の反射体では、Moの実数部分の屈折率とSiの
実数部分の屈折率が異なることを利用して、極短紫外光
のブラッグ反射を生じせしめている。これに対して、R
u、PdまたはRhは、いずれも、実数部分の屈折率が
Siの実数部分の屈折率とさらに大きく異なっている一
方で、極短紫外光を吸収する作用を示す虚数部分の消衰
係数がSiよりも大きい。そのため、単にRu、Pdま
たはRhをSiと積層しても、反射率を大きくすること
はできない。ところが、Siとの実数部分の屈折率差が
相対的に小さいが消衰係数の小さいMoと、Siとの実
数部分の屈折率差が相対的に大きいが消衰係数も大きい
Ru、PdまたはRhを積層する構成を用いることで、
反射率を増大させる作用を得て、かつ、光の減衰を抑え
ることが可能となる。したがって、上記構成の極短紫外
光の反射体によれば、Si層およびMo層に加えて、R
u層、Pd層またはRh層のいずれかが積層された構成
を有していることから、Si層およびMo層のみからな
る積層構造の場合に比べて、高い反射率が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
極短紫外光の反射体について説明する。なお、当然のこ
とではあるが、本発明は、以下に述べる実施の形態に限
定されるものではない。
【0020】ここで説明する極端紫外光の反射体は、半
導体装置の製造工程、特に半導体装置の回路パターンを
露光用マスクからウエハ上に転写するためのリソグラフ
ィ工程にて用いられるものである。さらに詳しくは、極
短紫外光を用いたリソグラフィ工程において、露光用の
反射型マスクを構成するマスクブランクスまたは反射型
光学系を構成する反射ミラーとして用いられるものであ
る。
【0021】〔第1の実施の形態〕先ず、請求項1およ
び2に記載の発明に係る極短紫外光の反射体について説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における極
短紫外光の反射体の概略構成例を示す模式図である。図
例のように、本実施形態で説明する極端紫外光の反射体
(以下、単に「反射体」という)10aは、例えばSi
2(二酸化ケイ素)等の低膨張ガラス11上に、上方
側からSi層12、Mo層13およびRu層14がそれ
ぞれ40層ずつ同一順で繰り返し積層されてなるもので
ある。
【0022】このような多層膜構成の反射体10aは、
例えばスパッタリングにより形成することが考えられ
る。具体的には、Si層12については、例えばRFマ
グネトロンスパッタ装置を用いて、成膜速度0.03nm/sec
から0.05nm/secの間で成膜することが考えられる。ま
た、Mo層13およびRu層14については、例えばD
Cマグネトロンスパッタ装置を用いて、成膜速度0.03nm
/secから0.05nm/secの間で成膜することが考えられる。
【0023】上述した構成の反射体10aを用いて反射
型マスクを構成するためには、その反射体10a上に、
Ru(ルテニウム)等からなるバッファ膜を介して、極
短紫外光吸収体材料であるTaN(窒化タンタル)等か
らなる吸収膜を形成すればよい。つまり、反射体10a
の光反射面側を所定パターンの吸収膜で覆うことによ
り、形成すべき回路パターンやレジストパターン等に対
応した選択的な入射光の反射が可能となる。また、反射
ミラーを構成する場合であれば、反射体10aの光反射
面をそのまま用いて、入射光の反射を行えばよい。な
お、このときの光学条件としては、入射光である極端紫
外光の中心波長(露光波長)が13.5nm、その露光条件が
NA=0.25、σ=0.70である場合が挙げられる。
【0024】ここで、以上のような構成の反射体10a
における、屈折率から計算される反射率について説明す
る。ここでは、入射光である極端紫外光の中心波長が1
3.5nmであるものとする。波長が13.5nmにおけるSi、
MoおよびRuの屈折率は以下の通りである。すなわ
ち、Siの屈折率は0.999319676-0.00182645iであり、
Moの屈折率は0.9210839-0.00643543iであり、Ruの
屈折率は0.887487-0.0174721iである。iは虚数単位であ
る。
【0025】この場合に、Ruは、実数部分の屈折率が
Siの実数部分の屈折率と大きく異なっている。その一
方で、極短紫外光を吸収する作用を示す虚数部分の消衰
係数がSiよりも大きい。そのため、単にRuをSiと
積層しても反射率を大きくすることは期待できないが、
Siとの実数部分の屈折率差が相対的に小さいが消衰係
数の小さいMoと、Siとの実数部分の屈折率差が相対
的に大きいが消衰係数も大きいRuを積層する構成を用
いれば、実数部分の屈折率が異なることを利用して極短
紫外光のブラッグ反射を生じさせる上で、反射率を増大
させる作用を得て、かつ、光の減衰を抑えることが可能
になる。
【0026】図2は、極短紫外光の反射体における反射
率の一具体例を示す説明図である。図例では、Si層1
2、Mo層13およびRu層14が上からこの順に各4
0層ずつ積層された構成の反射体10aにおいて、Si
層12の膜厚に対し、Mo層13およびRu層14の膜
厚をパラメータとし、入射角0度から7度までの反射率
を、TE偏光およびTM偏光について平均したものを示
している。なお、比較のため、図中には、Ru層14の
膜厚が0.0nmである場合(Si層およびMo層のみが積
層された場合)についても同様に示している。図例から
も明らかなように、Si層12、Mo層13およびRu
層14からなる多層膜構成の反射体10aは、従来のよ
うにSi層およびMo層のみから構成されるもの(例え
ば、反射率0.7296)よりも、反射率を増大させる作用に
よって大きな反射率が得られることがわかる。
【0027】ところで、Si層12、Mo層13および
Ru層14が積層されてなる反射体10aでは、極端紫
外光の中心波長が13.5nmであると、その波長から一つの
繰り返し単位であるSi層12、Mo層13およびRu
層14の合計の膜厚が略特定される(例えば、7nm程
度)。この点は、従来のようにSi層およびMo層のみ
から構成される場合と同様である。
【0028】ただし、当該一つの繰り返し単位におい
て、Si層12、Mo層13およびRu層14のそれぞ
れの膜厚は、Si層12の厚さをX、Mo層13の厚さ
をY、Ru層14の厚さをZとすると、X,Y,Zの範
囲が、3.91nm≦X≦4.01nm、1.00nm≦Y<3.00nm、0.00
nm<Z≦2.00nmであることが望ましい。このとき、Mo
層13の厚さYとRu層14の厚さZとは、Z=(3nm
−Y)の関係にあるものとする。なお、かかる関係式
は、当該一つの繰り返し単位の合計膜厚と、その合計膜
厚とMo層13およびRu層14の厚さとの比を基にし
て、導き出されたものである。
【0029】さらに、Si層12、Mo層13およびR
u層14のそれぞれの膜厚は、上述した各範囲の中で
も、X=3.95nm、Y=2.0nm、Z=1.0nmである場合が最
も望ましい。このような最適な膜厚の構成とした場合に
おけるTE偏光およびTM偏光の反射率の一具体例を図
3に示す。図例によれば、最適な膜厚の構成とした場合
には、特にマスクブランクスおよび反射ミラーで用いら
れる入射角0度〜7度の範囲において、従来のようにS
i層およびMo層のみから構成される場合(図12参
照)に比べて、TE偏光およびTM偏光のいずれにおい
ても大きな反射率が得られることがわかる。
【0030】このように、本実施形態で説明した反射体
10aは、Si層12、Mo層13およびRu層14が
同一順で繰り返し積層されてなる多層膜構成を有してい
るため、極短紫外光に対する反射率を従来よりも向上さ
せることが可能である。しかも、反射体の一般的な構成
材料であるSiおよびMoに加えて、露光用の反射型マ
スク等にごく一般的に用いられる材料であるRuを成膜
するだけでよいので、反射率の向上を容易に実現するこ
とができる。
【0031】〔第2の実施の形態〕次に、請求項3およ
び4に記載の発明に係る極短紫外光の反射体について説
明する。図4は、本発明の第2の実施の形態における極
短紫外光の反射体の概略構成例を示す模式図である。図
例のように、本実施形態で説明する反射体10bは、R
u層14に代わってPd層15が積層されてなる点で、
第1の実施の形態の場合と異なる。
【0032】このような反射体10bにおいて、Pdの
屈折率は0.876121-0.0463986iである。すなわち、Pd
は、実数部分の屈折率がSiの実数部分の屈折率と大き
く異なっている。その一方で、極短紫外光を吸収する作
用を示す虚数部分の消衰係数がSiよりも大きい。その
ため、Siとの実数部分の屈折率差が相対的に小さいが
消衰係数の小さいMoと、Siとの実数部分の屈折率差
が相対的に大きいが消衰係数も大きいPdを積層する構
成を用いれば、第1の実施の形態の場合と同様に、反射
率を増大させる作用を得て、かつ、光の減衰を抑えるこ
とが可能になる。
【0033】図5は、極短紫外光の反射体における反射
率の一具体例を示す説明図である。図例では、Si層1
2、Mo層13およびPd層15が上からこの順に各4
0層ずつ積層された構成の反射体10bにおいて、Si
層12の膜厚に対し、Mo層13およびPd層15の膜
厚をパラメータとし、入射角0度から7度までの反射率
を、TE偏光およびTM偏光について平均したものを示
している。なお、比較のため、図中には、Pd層15の
膜厚が0.0nmである場合(Si層およびMo層のみが積
層された場合)についても同様に示している。図例から
も明らかなように、Si層12、Mo層13およびPd
層15からなる多層膜構成の反射体10bは、従来のよ
うにSi層およびMo層のみから構成されるものより
も、反射率を増大させる作用によって大きな反射率が得
られることがわかる。
【0034】ところで、Si層12、Mo層13および
Pd層15が積層されてなる反射体10bにおいても、
極端紫外光の中心波長が13.5nmであると、その波長から
一つの繰り返し単位であるSi層12、Mo層13およ
びPd層15の合計の膜厚が略特定されるのは、第1の
実施の形態の場合と同様である。ただし、当該一つの繰
り返し単位において、Si層12、Mo層13およびP
d層15のそれぞれの膜厚は、Si層12の厚さをX、
Mo層13の厚さをY、Pd層15の厚さをZとする
と、X,Y,Zの範囲が、3.92nm≦X≦4.01nm、1.90nm
≦Y<3.00nm、0.00nm<Z≦1.10nmであることが望まし
い。このとき、Mo層13の厚さYとPd層15の厚さ
Zとは、Z=(3nm−Y)の関係にあるものとする。な
お、かかる関係式は、当該一つの繰り返し単位の合計膜
厚と、その合計膜厚とMo層13およびPd層15の厚
さとの比を基にして、導き出されたものである。
【0035】さらに、Si層12、Mo層13およびP
d層15のそれぞれの膜厚は、上述した各範囲の中で
も、X=3.95nm、Y=2.5nm、Z=0.5nmである場合が最
も望ましい。このような最適な膜厚の構成とした場合に
おけるTE偏光およびTM偏光の反射率の一具体例を図
6に示す。図例によれば、最適な膜厚の構成とした場合
には、特にマスクブランクスおよび反射ミラーで用いら
れる入射角0度〜7度の範囲において、従来のようにS
i層およびMo層のみから構成される場合(図12参
照)に比べて、TE偏光およびTM偏光のいずれにおい
ても大きな反射率が得られることがわかる。
【0036】このように、本実施形態で説明した反射体
10bは、Si層12、Mo層13およびPd層15が
同一順で繰り返し積層されてなる多層膜構成を有してい
るため、極短紫外光に対する反射率を従来よりも向上さ
せることが可能である。しかも、反射体の一般的な構成
材料であるSiおよびMoに加えて、貴金属系で安定な
材料であるPdを成膜するだけでよいので、反射率の向
上を容易に実現することができる。
【0037】〔第3の実施の形態〕次に、請求項5およ
び6に記載の発明に係る極短紫外光の反射体について説
明する。図7は、本発明の第3の実施の形態における極
短紫外光の反射体の概略構成例を示す模式図である。図
例のように、本実施形態で説明する反射体10cは、R
u層14またはPd層15に代わってRh層16が積層
されてなる点で、第1または第2の実施の形態の場合と
異なる。
【0038】このような反射体10cにおいて、Rhの
屈折率は0.875049-0.0311778iである。すなわち、Rh
は、実数部分の屈折率がSiの実数部分の屈折率と大き
く異なっている。その一方で、極短紫外光を吸収する作
用を示す虚数部分の消衰係数がSiよりも大きい。その
ため、Siとの実数部分の屈折率差が相対的に小さいが
消衰係数の小さいMoと、Siとの実数部分の屈折率差
が相対的に大きいが消衰係数も大きいRhを積層する構
成を用いれば、第1または第2の実施の形態の場合と同
様に、反射率を増大させる作用を得て、かつ、光の減衰
を抑えることが可能になる。
【0039】図8は、極短紫外光の反射体における反射
率の一具体例を示す説明図である。図例では、Si層1
2、Mo層13およびRh層16が上からこの順に各4
0層ずつ積層された構成の反射体10cにおいて、Si
層12の膜厚に対し、Mo層13およびRh層16の膜
厚をパラメータとし、入射角0度から7度までの反射率
を、TE偏光およびTM偏光について平均したものを示
している。なお、比較のため、図中には、Rh層16の
膜厚が0.0nmである場合(Si層およびMo層のみが積
層された場合)についても同様に示している。図例から
も明らかなように、Si層12、Mo層13およびRh
層16からなる多層膜構成の反射体10cは、従来のよ
うにSi層およびMo層のみから構成されるものより
も、反射率を増大させる作用によって大きな反射率が得
られることがわかる。
【0040】ところで、Si層12、Mo層13および
Rh層16が積層されてなる反射体10cにおいても、
極端紫外光の中心波長が13.5nmであると、その波長から
一つの繰り返し単位であるSi層12、Mo層13およ
びRh層16の合計の膜厚が略特定されるのは、第1ま
たは第2の実施の形態の場合と同様である。ただし、当
該一つの繰り返し単位において、Si層12、Mo層1
3およびRh層16のそれぞれの膜厚は、Si層12の
厚さをX、Mo層13の厚さをY、Rh層16の厚さを
Zとすると、X,Y,Zの範囲が、3.91nm≦X≦4.01n
m、1.60nm≦Y<3.00nm、0.00nm<Z≦1.40nmであるこ
とが望ましい。このとき、Mo層13の厚さYとRh層
16の厚さZとは、Z=(3nm−Y)の関係にあるもの
とする。なお、かかる関係式は、当該一つの繰り返し単
位の合計膜厚と、その合計膜厚とMo層13およびRh
層16の厚さとの比を基にして、導き出されたものであ
る。
【0041】さらに、Si層12、Mo層13およびR
h層16のそれぞれの膜厚は、上述した各範囲の中で
も、X=3.95nm、Y=2.0nm、Z=1.0nmである場合が最
も望ましい。このような最適な膜厚の構成とした場合に
おけるTE偏光およびTM偏光の反射率の一具体例を図
9に示す。図例によれば、最適な膜厚の構成とした場合
には、特にマスクブランクスおよび反射ミラーで用いら
れる入射角0度〜7度の範囲において、従来のようにS
i層およびMo層のみから構成される場合(図12参
照)に比べて、TE偏光およびTM偏光のいずれにおい
ても大きな反射率が得られることがわかる。
【0042】このように、本実施形態で説明した反射体
10cは、Si層12、Mo層13およびRh層16が
同一順で繰り返し積層されてなる多層膜構成を有してい
るため、極短紫外光に対する反射率を従来よりも向上さ
せることが可能である。しかも、反射体の一般的な構成
材料であるSiおよびMoに加えて、貴金属系で安定な
材料であるRhを成膜するだけでよいので、反射率の向
上を容易に実現することができる。
【0043】ここで、上述した第1〜第3の実施の形態
で説明した反射体10a,10b,10cと、従来のも
のとの比較について、さらに詳しく説明する。
【0044】図10は、TE偏光およびTM偏光の反射
率について平均したものの具体例を示す説明図である。
図例では、第1〜第3の実施の形態で説明した最適な膜
厚構成の反射体10a,10b,10cにおける反射率
の他に、比較のため従来のようにSi層およびMo層の
みから構成されるものの反射率についても示している。
図例からも明らかなように、最適な膜厚構成の反射体1
0a,10b,10cは、いずれも、Si層およびMo
層のみからなる構成に比べて、反射率が増大しているこ
とがわかる。しかも、反射率の増大の他に、入射角度0
度から5度までは反射率の入射角度依存性がないとい
う、従来の構成では得られない顕著な効果も得られる。
このことは、特に入射角が1度〜4度程度であることが
多いマスクブランクスまたは反射ミラーに用いて非常に
好適なことを意味している。
【0045】図11は、入射角0度から7度までのトー
タル反射率の具体例を示す説明図である。図例において
も、第1〜第3の実施の形態で説明した最適な膜厚構成
の反射体10a,10b,10cにおけるトータル反射
率の他に、比較のため従来のようにSi層およびMo層
のみから構成されるもののトータル反射率についても示
している。図例からも明らかなように、トータル反射率
は、従来の構成が0.7291であるのに対し、最適な膜厚構
成の反射体10aでは0.7440、最適な膜厚構成の反射体
10bでは0.7387、最適な膜厚構成の反射体10cでは
0.7400であることがわかる。つまり、最適な膜厚構成の
反射体10a,10b,10cでは、いずれも、Si層
およびMo層のみからなる構成に比べて、入射角0度か
ら7度までのトータル反射率も増大している。
【0046】これら最適な膜厚構成の反射体10a,1
0b,10cを用いて、露光装置においてミラー反射面
を12面、マスクによる反射面を1面、すなわち合計1
3面の反射面を経て、光源からの極端紫外光がウエハ上
に塗布されたレジストまで到達する場合を考える。レジ
ストに到達するエネルギーは、光源から発生するエネル
ギー(光源光強度)を1とすると、従来のようにSi層
およびMo層のみからなる構成の場合には0.729513=0.
0166となるが、反射体10aを用いた場合には0.744013
=0.0214となり、従来の1.289倍に増大する。また、反
射体10bを用いた場合には0.738713=0.0195となり、
従来の1.175倍に増大する。また、反射体10cを用い
た場合には0.740013=0.0200となり、従来の1.205倍に
増大する。このように、レジストに到達するエネルギー
が従来の1.3倍程度にまで増大すれば、従来あったよう
な極短紫外光の減衰が問題となるのを回避でき、半導体
装置の製造工程、すなわち半導体装置の回路パターンを
形成するためのリソグラフィ工程において、そのパター
ン形成等の好適化を図れるようになる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の極短紫
外光の反射体によれば、Si層およびMo層に加えて、
Ru層、Pd層またはRh層のいずれかが積層された構
成を有していることから、Si層およびMo層のみから
なる積層構造の場合に比べて高い反射率が得られ、これ
によりレジストに到達するエネルギーを従来よりも増大
させることができる。したがって、従来あったような極
短紫外光の減衰が問題となるのを回避でき、半導体装置
の製造工程、特に半導体装置の回路パターンを形成する
ためのリソグラフィ工程において、そのパターン形成等
の好適化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における極短紫外光
の反射体の概略構成例を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の反射体における反
射率の一具体例を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の反射体で最適な膜
厚構成とした場合のTE偏光およびTM偏光の反射率の
一具体例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における極短紫外光
の反射体の概略構成例を示す模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の反射体における反
射率の一具体例を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の反射体で最適な膜
厚構成とした場合のTE偏光およびTM偏光の反射率の
一具体例を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における極短紫外光
の反射体の概略構成例を示す模式図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の反射体における反
射率の一具体例を示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の反射体で最適な膜
厚構成とした場合のTE偏光およびTM偏光の反射率の
一具体例を示す説明図である。
【図10】本発明の反射体で最適な膜厚構成とした場合
のTE偏光およびTM偏光の反射率について平均したも
のの具体例とその比較例とを示す説明図である。
【図11】本発明の反射体で最適な膜厚構成とした場合
の入射角0度から7度までのトータル反射率の具体例と
その比較例とを示す説明図である。
【図12】従来の極短紫外光の反射体における反射率の
一具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c…反射体、12…Si層、13
…Mo層、14…Ru層、15…Pd層、16…Rh層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 515F 531A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造工程にて用いられる極
    短紫外光の反射体であって、 Si層、Mo層およびRu層が同一順で繰り返し積層さ
    れてなることを特徴とする極短紫外光の反射体。
  2. 【請求項2】 極短紫外光が13.5nmを中心波長とするも
    のである場合に、Si層の厚さをX、Mo層の厚さを
    Y、Ru層の厚さをZとすると、 3.91nm≦X≦4.01nm、 1.00nm≦Y<3.00nm、 0.00nm<Z≦2.00nm であることを特徴とする請求項1記載の極短紫外光の反
    射体。
  3. 【請求項3】 半導体装置の製造工程にて用いられる極
    短紫外光の反射体であって、 Si層、Mo層およびPd層が同一順で繰り返し積層さ
    れてなることを特徴とする極短紫外光の反射体。
  4. 【請求項4】 極短紫外光が13.5nmを中心波長とするも
    のである場合に、Si層の厚さをX、Mo層の厚さを
    Y、Pd層の厚さをZとすると、 3.92nm≦X≦4.00nm、 1.90nm≦Y<3.00nm、 0.00nm<Z≦1.10nm であることを特徴とする請求項3記載の極短紫外光の反
    射体。
  5. 【請求項5】 半導体装置の製造工程にて用いられる極
    短紫外光の反射体であって、 Si層、Mo層およびRh層が同一順で繰り返し積層さ
    れてなることを特徴とする極短紫外光の反射体。
  6. 【請求項6】 極短紫外光が13.5nmを中心波長とするも
    のである場合に、Si層の厚さをX、Mo層の厚さを
    Y、Rh層の厚さをZとすると、 3.91nm≦X≦4.00nm、 1.60nm≦Y<3.00nm、 0.00nm<Z≦1.40nm であることを特徴とする請求項5記載の極短紫外光の反
    射体。
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