JP2003302868A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003302868A
JP2003302868A JP2002107488A JP2002107488A JP2003302868A JP 2003302868 A JP2003302868 A JP 2003302868A JP 2002107488 A JP2002107488 A JP 2002107488A JP 2002107488 A JP2002107488 A JP 2002107488A JP 2003302868 A JP2003302868 A JP 2003302868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet member
image forming
photosensitive drum
forming apparatus
photoconductor drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002107488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishido
和宏 西土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムに形成される回転方向と異なる
方向の傷によって引き起こされる感光体ドラムの表面へ
のトナー、添加剤、紙粉、充填剤などの付着を防ぎ良好
な画像を得ることができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 上面に無数の突起2を備えたシート部材
1を設け、このシート部材1が製造後未使用であった感
光体ドラムの表面3と前記突起2とを向き合わせる態様
で配置されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体ドラムを遮光
または保護するシート部材を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置はその設置場所に
搬送され、所定の設定後必要に応じて運転されて所定の
機能を果たすものである。
【0003】かかる画像形成装置において、製造後未使
用であった感光体ドラムを最初に運転するとき、感光体
ドラムの表面にトナーが付着し易く、画像を出力した時
に、感光体ドラム上にトナーの付着を生じ、これによっ
て発生する白ポチや、白筋等の発生を防ぐことが必要と
なる。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点を解決する
ために、感光体ドラムに形成される回転方向と異なる方
向の傷によって引き起こされる感光体ドラムの表面への
トナー、添加剤、紙粉、充填剤などの付着を防ぎ良好な
画像を得ることができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、上面に無数の突起を備
えたシート部材を設け、このシート部材が製造後未使用
であった感光体ドラムの表面と前記突起を向き合わせて
配置される画像形成装置を最も主要な特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、製造後未使用で
あった感光体ドラムを使用するさいに、新品検知によ
り、前記感光体ドラムの表面を覆っているシート部材を
巻き取って引き抜く巻き取り手段を備え、前記シート部
材の前記感光体ドラムの表面側にこの表面を荒らすため
の突起を形成した画像形成装置を主要な特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明では、画像形成装置の
設置時に、光を遮るシート部材を巻いた感光体ドラムを
使用し、前記シート部材の前記感光体ドラムの表面側に
突起を設け、この突起によって前記感光体ドラムの回転
時に前記感光体ドラムの表面を荒らす画像形成装置を主
要な特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明では、画像形成装置本
体に対して、着脱可能な感光体ドラムおよび現像スリー
ブを含むユニットを備え、使用されるユニットの感光体
ドラムと現像スリーブ間に、保護のためのシート部材を
配置し、このシート部材の感光体ドラムの表面側に、こ
の感光体ドラムの表面を荒らすための突起を形成した画
像形成装置を主要な特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明において使用するシ
ート部材の構成を示す概略図である。このシート部材1
は上面の少なくとも1部分に無数の突起2を備えてい
る。このシート部材1はこれが使用される主たる目的に
応じて、感光体ドラム用の遮光紙、または感光体ドラム
の表面を現像スリーブとの接触から保護する保護シート
と呼ばれる。このシート部材1を使用する目的は複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置の感光体ドラム3が
初めて使用される、すなわち新品であるとき、感光体ド
ラム3の表面を適度に荒らすことにある。感光体ドラム
3の表面を荒らす理由については後述する。
【0010】図2は本発明によるシート部材を備えた画
像形成装置の第1の実施例を示す概略断面図である。図
2に示すように、シート部材1を感光体ドラム3と現像
ユニット4の現像スリーブ5との間に配置し、シート部
材1の一端を巻き取り部材6に係合させている。シート
部材1の他端を感光体ドラム3のまわりに巻き付け、感
光体ドラム3のほぼ半分を覆っている遮光紙として使用
している。
【0011】この実施例においては、図示されていない
新品検知手段(例えば、プッシュスイッチやフォトイン
タラプタのようなもの)の検知によって、巻き取り部材
6が、回転駆動され、遮光紙としてのシート部材1を引
き抜く。このさい、該シート部材1の内側の一部に、感
光体ドラム3の表面を荒らすための突起(図示の都合
上、この図には示してないが図1の突起2と同一の突
起)を形成してあるため、感光体ドラム3は、表面が荒
らされることとなる。
【0012】表面を荒らすための突起形成は、例えば、
サンドペーパー(#3000)のごとき、表面の荒れた
ものを貼り付ける構成であっても良い。シート部材1の
突起2によって荒らされた感光体ドラム3はこの表面に
付着し易いトナー(低融点であったり、微紛含有率が高
い等)を使用しても、表面の荒れた感光体ドラム3(粗
さ0.5〜4μm) は、トナーが付着しづらいため、画
像を出力した時に、感光体ドラム上に付着を生じたとき
に発生する白ポチや、白筋等の発生を防ぐことができ、
良好な画像を得ることができる。
【0013】また、同様に、感光体ドラム3の表面に付
着し易い紙の充填剤である炭酸カルシウム等の付着を抑
えることができる(とくに、感光体ドラムの回転方向と
垂直に発生している浅い傷(深さ1μm以下の傷)の影
響を抑えることができる。)。シート部材1の突起2に
よる表面の傷は、回転方向に沿って作る必要があり、し
たがって、回転方向の粗さR1と、この回転方向に対し
て垂直方向の粗さR2は、R2>R1である必要があ
る。またその大きさは、4>R2>0.5μmであるこ
とが、望ましい。
【0014】図3は本発明によるシート部材を備えた画
像形成装置の第2の実施例を示す概略断面図である。図
3に示すように、シート部材1を感光体ドラム3と現像
ユニット4の現像スリーブ5との間に配置し、感光体ド
ラム3は光を遮る遮光紙としてシート部材1を巻いた状
態で画像形成装置本体に組み入れ、設置する。
【0015】感光体ドラム3の表面を覆うように設けら
れたシート部材1の内側には、突起が設けられており
(図示の都合上、この図には示してないが図1の突起2
と同一の突起)、画像形成装置の設置モードにより、こ
の装置が、回転すると、それに伴って、感光体ドラム3
の表面は、突起によって、荒らされる。荒らし終わった
後に、シート部材1を除去して、通常通り画像出力を行
なえば、良好な画像を得ることができる。
【0016】図4は本発明によるシート部材を備えた画
像形成装置の第3の実施例を示す概略断面図である。感
光体ドラム3および現像ユニット4は、画像形成装置本
体から、着脱可能で、感光体ドラム3と現像ユニット4
の現像スリーブ5との間には、異物の混入を防いだり、
異常な帯電を防ぐ機能を持っている保護シートとして本
発明によるシート部材1が配置されている。該シート部
材1の感光体ドラム3側に、感光体ドラム3の表面を荒
らすための突起(図示の都合上、この図には示してない
が図1の突起2と同一の突起)を形成したため、感光体
ドラム3の回転に伴って、この感光体ドラム3の表面に
傷を形成することができる。その後、シート部材1を外
して、画像出力を行えば、良好な画像を得ることができ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の画像形成装置によれば、
新しい感光体ドラムを使用するさいに、感光体ドラムの
表面を荒らすための突起が形成されているため、新品時
に、感光体ドラムの表面に、回転方向の傷が形成される
ので、感光体ドラムに形成される回転方向と異なる方向
の傷によって引き起こされる感光体ドラム表面へのトナ
ー、添加剤、紙粉、充填剤などの付着を防ぎ良好な画像
を得ることができる。
【0018】請求項2記載の画像形成装置によれば、新
しい感光体ドラムを使用するさいに、新品検知により、
表面を覆っているシート部材を引き抜く機構を有してお
り、該シート部材の内側、すなわち感光体ドラム側の一
部に、感光体ドラム表面を荒らすための突起が形成され
ているため、新品時に、感光体ドラム表面に、回転方向
の傷が形成されるので、感光体ドラムに形成される回転
方向と異なる方向の傷によって引き起こされる感光体ド
ラム表面へのトナー、添加剤、紙粉、充填剤などの付着
を防ぎ良好な画像を得ることができる。
【0019】請求項3記載の画像形成装置によれば、シ
ート部材の内側に突起を設け、感光体ドラムの回転によ
り感光体ドラム表面を荒らす、設置モードを有してお
り、設置時の感光体ドラムの回転により回転方向の傷が
形成されるので、感光体ドラムに形成される回転方向と
異なる方向の傷によって引き起こされる感光体ドラム表
面へのトナー、添加剤、紙粉、充填剤などの付着を防ぎ
良好な画像を得ることができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、本体に対し
て、着脱可能な感光体ドラムおよび現像を含むユニット
を定期的に交換・保守する画像形成装置において、使用
されるユニットの感光体ドラムと現像ローラ間に、保護
のためのシート部材を設け、該シート部材の感光体ドラ
ム側に、感光体ドラムの表面を荒らすための突起を形成
しているので、請求項3と同じに、設置時の回転によ
り、回転方向の傷が形成されるので、感光体ドラムに形
成される回転方向と異なる方向の傷によって引き起こさ
れる感光体ドラム表面へのトナー、添加剤、紙粉、充填
剤などの付着を防ぎ良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明において使用するシート部材の構
成を示す概略図である。
【図2】本発明によるシート部材を備えた画像形成装置
の第1の実施例を示す概略断面図である。
【図3】本発明によるシート部材を備えた画像形成装置
の第2の実施例を示す概略断面図である。
【図4】本発明によるシート部材を備えた画像形成装置
の第3の実施例を示す概略断面図である
【符号の説明】
1 シート部材 2 突起 3 感光体ドラム 4 現像ユニット 5 現像スリーブ 6 巻き取り部材( 巻き取り手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に無数の突起を備えたシート部材を
    設け、このシート部材が製造後未使用であった感光体ド
    ラムの表面と前記突起を向き合わせる態様で配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 製造後未使用であった感光体ドラムを使
    用するさいに、新品検知により、前記感光体ドラムの表
    面を覆っているシート部材を巻き取って引き抜く巻き取
    り手段を備え、前記シート部材の前記感光体ドラムの表
    面側にこの表面を荒らすための突起を形成したことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置の設置時に、光を遮るシー
    ト部材を巻いた感光体ドラムを使用し、前記シート部材
    の前記感光体ドラムの表面側に突起を設け、この突起に
    よって前記感光体ドラムの回転時に前記感光体ドラムの
    表面を荒らすことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体に対して、着脱可能な
    感光体ドラムおよび現像スリーブを含むユニットを備
    え、使用されるユニットの感光体ドラムと現像スリーブ
    間に、保護のためのシート部材を配置し、このシート部
    材の感光体ドラムの表面側に、この感光体ドラムの表面
    を荒らすための突起を形成したことを特徴とする画像形
    成装置。
JP2002107488A 2002-04-10 2002-04-10 画像形成装置 Pending JP2003302868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049039A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kyocera Mita Corp 保護部材付き感光体ドラム、感光体ドラムの梱包方法、及び感光体ドラム用保護部材
JP2015219344A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049039A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kyocera Mita Corp 保護部材付き感光体ドラム、感光体ドラムの梱包方法、及び感光体ドラム用保護部材
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