JP2003302032A - 使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置及び処理方法 - Google Patents
使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置及び処理方法Info
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Abstract
の接着構造体を経済的に処理することができる使用済み
の金属とゴムとの接着構造体の処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 使用済みの金属とゴムとの接着構造体が
収容される炭化ボックス2と、該炭化ボックス2を内部
に収容する乾留用燃焼炉3とを備え、該乾留用燃焼炉3
内において炭化ボックス2を外部から加熱して炭化ボッ
クス2内のゴムクローラ1から乾留ガスを発生させ、さ
らに、前記乾留用燃焼炉3の外には前記乾留ガスが導入
される二次燃焼炉5が設けられ、該二次燃焼炉5におい
て前記乾留ガスからカーボンブラックCが製造されるこ
とを特徴とする。
Description
ゴムとの接着構造体からカーボンブラックを製造する使
用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置と処理方
法に関する。
構造体としてのゴムクローラ35の説明図である。符号
35aはゴムクローラ本体であって天然ゴム等の加硫ゴ
ムにより形成され、36は芯金であって焼き入れ及び焼
き戻し等の熱処理を施した鋳鋼品や鍛造品等が使用され
る。37はスチールコードであって、図に示すように、
ゴムクローラ本体35aの内部に多数の芯金36とスチ
ールコード37が埋設されている。ゴムクローラは、ラ
グや接地側のゴム質が摩滅して内部のスチールコードが
露出するようになって、スチールコードの配列が乱れた
り切断したりすると使用不能となって廃棄物となるので
あり、この状態では使用前のゴムクローラにおけるゴム
質の30%〜40%が滅失しているのであって、ゴムク
ローラ廃棄物におけるゴム質、芯金及びスチールコード
の重量比は略32対64対4の割合となり、その処理方
法は細かく切断して埋め立て処分するか、もしくは焼却
した後に残渣を埋め立て処分している。
れ、且つ焼き入れ及び焼き戻し等の熱処理が施されてい
るために高い強度及び耐摩耗性を有しているのであり、
このためスプロケットや転輪と当接する部分が少し摩滅
するのみで殆ど損傷がなく、再利用が充分可能な状態で
ゴムクローラ廃棄物中に残存しているのであるが、従来
はゴムクローラ廃棄物の発生量がさほどでもなく、また
芯金を回収する方法が充分研究されていなかったため、
まとめて廃棄されていた。
ーラ廃棄物の処理方法としては埋め立てもしくは焼却処
理であり、埋め立て処理は「廃棄物の処理及び清掃に関
する法律」によると最大径おおむね15cm以下に切断
するものとされている。ところで、ゴムクローラ廃棄物
を切断するには芯金がない箇所のスチールコードを切断
するのであるが、スチールコードは本来切断し難いもの
である上に、ゴム質で被覆されているため更に切断し難
いものとなっているのであり、このため上記寸法に切断
することはかなり厄介で費用のかかる作業となっている
のである。
量のばいじんが発生すること、燃焼炉の炉壁の損傷が甚
だしいこと等の他、ゴムクローラ廃棄物中の大部分が鉄
材であって焼却後に多量の残渣を生じるため、焼却及び
埋め立ての両方にかなりの費用を要するのである。この
場合芯金は高温でばい焼されているため、くず鉄として
の価値しかないのである。
て、舗装道路を損傷しないこと、走行中の騒音や振動が
小さいこと等のため次第に使用量が増加しているが、一
方、寿命がやや短いために廃棄物の発生量が多いのであ
り、このためゴムクロ一ラ廃棄物の有利な処理方法の開
発が急務とされている。
ではなく、芯金とゴムの接着構造体にはいずれも同様の
問題があった。芯金とゴムの接着構造体としては、他に
ゴムパッド、ソリッドタイヤなどがある。例えばゴムク
ローラは一例として特開2000-313371号公報、特許30093
42号、実用新案登録第2523838号、特許3009342号実用新
案登録第2601477号に、ゴムパッドは一例として特開平1
1-286284号公報に開示されている。
あり、ゴムクローラなどの使用済みの金属とゴムとの接
着構造体を経済的に処理することができる使用済みの金
属とゴムとの接着構造体の処理装置及び処理方法を提供
することを目的とする。
は、使用済みの金属とゴムとの接着構造体が収容される
炭化ボックスと、該炭化ボックスを内部に収容する乾留
用燃焼炉とを備え、該乾留用燃焼炉内において炭化ボッ
クスを外部から加熱して炭化ボックス内の該接着構造体
から乾留ガスを発生させ、さらに、前記乾留用燃焼炉の
外には前記乾留ガスが導入される二次燃焼炉が設けら
れ、該二次燃焼炉において前記乾留ガスからカーボンブ
ラックが製造されることを特徴とする。
ムとの接着構造体から発生した高温の乾留ガスを原料と
し、二次燃焼炉においてカーボンブラックを製造する。
二次燃焼炉に導入される乾留ガスは非常に高温であるか
ら、二次燃焼炉で用いる燃料量は少なくてよい。
の前記乾留用燃焼炉内において前記炭化ボックスを外部
から加熱して前記炭化ボックス内の前記接着構造体から
乾留ガスを発生させて前記金属を回収することを特徴と
する。
ムとの接着構造体からカーボンブラックを製造するに加
えて金属を回収し再利用することができる。
2に記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理
装置において、前記炭化ボックスから吐出した前記乾留
ガスの一部が前記乾留用燃焼炉内で燃焼されることを特
徴とする。
出した乾留ガスを再び乾留用燃焼炉に戻して炭化ボック
スを加熱するための燃料として使用することができる。
の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置にお
いて、前記炭化ボックス内の温度を検出する温度センサ
が設けられ、該温度センサの検出結果に基づいて前記炭
化ボックスから吐出した前記乾留ガスの、前記乾留用燃
焼炉への供給量が決められることを特徴とする。
度が適切な範囲となるように、乾留用燃焼炉にて燃焼さ
れる乾留ガス量を制御することができる。
いずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体
の処理装置において、前記炭化ボックス内には、前記接
着構造体としてゴムクローラまたはゴムパッドまたはソ
リッドタイヤが収容されることを特徴とする。
てはゴムクローラまたはゴムパッドまたはソリッドタイ
ヤから金属(芯金)を取り出すことができ、二次燃焼炉
においてはゴムクローラまたはゴムパッドまたはソリッ
ドタイヤから発生した乾留ガスからカーボンブラックを
製造しあるいは金属を回収することができる。
いずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体
の処理装置において、前記二次燃焼炉の下流に、該二次
燃焼炉から吐出したカーボンブラックを含むガスに水を
噴霧する減温装置が設けられ、該減温装置から排出され
た水蒸気の少なくとも一部が前記炭化ボックス内に導入
されることを特徴とする。
じる水蒸気を炭化ボックスに導入する。水蒸気が炭化ボ
ックスに導入されることにより、炭化ボックスから生じ
る乾留ガスの経路上にタールが付着することが防止され
る。
の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置にお
いて、前記炭化ボックスで発生する乾留ガスの量に基づ
いて前記炭化ボックス内に導入される水蒸気量を制御す
る制御部が設けられていることを特徴とする。
ボックスに導入される水蒸気量とを、タール発生を防止
するために適切なモル比とすることができる。
7に記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理
装置において、前記減温装置から前記炭化ボックスに導
入される水蒸気と前記乾留ガスとの間で熱交換が行われ
ることを特徴とする。
れる水蒸気の温度が足りない場合に、高温の乾留ガスに
より加熱して十分な温度とした後に炭化ボックス内に導
入することができる。
いずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体
の処理装置において、前記二次燃焼炉から吐出したカー
ボンブラックを含むガスからカーボンブラックを取り出
した後の排気ガスの脱硫を行う脱硫装置が設けられてい
ることを特徴とする。
排気を清浄化することができる。
属とゴムとの接着構造体を乾留させることにより乾留ガ
スを発生させ、この乾留ガスを原料として用いてカーボ
ンブラックを製造することを特徴とする。
ムとの接着構造体から発生した高温の乾留ガスを原料と
してカーボンブラックを製造する。乾留ガスは非常に高
温であるから、乾留ガスからカーボンブラックを製造す
る際に用いる燃料量は少なくてよい。
記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法
において、前記乾留ガスを燃焼させることにより前記接
着構造体を乾留して乾留ガスを取り出すことを特徴とす
る。
として、使用済みの金属とゴムとの接着構造体から発生
した乾留ガス自体を使用することで、使用する燃料量を
抑えることができる。
記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法
において、前記接着構造体の乾留温度を測定し、乾留の
熱源として燃焼させる前記乾留ガスの量を前記温度に基
づいて制御することを特徴とする。
度範囲となるように、燃焼される乾留ガス量を制御する
ことができる。
ら12のいずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接
着構造体の処理方法において、前記接着構造体としてゴ
ムクローラまたはゴムパッドまたはソリッドタイヤを乾
留することを特徴とする。
ゴムパッドまたはソリッドタイヤを乾留することにより
金属(芯金)を取り出すことができ、乾留ガスからはカ
ーボンブラックを製造することができる。
ら13のいずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接
着構造体の処理方法において、乾留ガスからカーボンブ
ラックを取り出す過程において、カーボンブラックを含
むガスに水を噴霧して減温させ、噴霧された水は水蒸気
となり、少なくとも該水蒸気の一部を前記接着構造体が
収容されて乾留される炭化ボックス内に導入することを
特徴とする。
蒸気を炭化ボックスに導入する。水蒸気が炭化ボックス
に導入されることにより、炭化ボックスから生じる乾留
ガスの経路上にタールが付着することが防止される。
記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法
において、前記炭化ボックスで発生する乾留ガスの量に
基づいて前記炭化ボックス内に導入される水蒸気量を制
御することを特徴とする。
ボックスに導入される水蒸気量とを、タール発生を防止
するために適切なモル比とすることができる。
たは15に記載の使用済みの金属とゴムとの接着構造体
の処理方法において、前記炭化ボックス内に導入される
水蒸気と、前記乾留ガスとの間で熱交換を行うことを特
徴とする。
される水蒸気の温度が足りない場合に、高温の乾留ガス
により加熱して十分な温度とした後に炭化ボックス内に
導入することができる。
ら16いずれかに記載の使用済みの金属とゴムとの接着
構造体の処理方法において、カーボンブラックを製造す
る際に発生する排ガスを脱硫した後に排気することを特
徴とする。
排気を清浄化することができる。
て、図面を参照して説明する。図1に示したものは本発
明の一実施形態として示した使用済みの金属とゴムとの
接着構造体の処理装置である。使用済みの金属とゴムと
の接着構造体の処理装置は、使用済みの金属とゴムとの
接着構造体の一例としてのゴムクローラ1が収容される
炭化ボックス2と、該炭化ボックス2を内部に収容する
乾留用燃焼炉3とを備えている。接着構造体はゴムクロ
ーラ1の他にゴムパッドまたはソリッドタイヤあるいは
ラジアルタイヤのような金属にゴムを接着した他の接着
構造体も使用できる。乾留用燃焼炉3の下部は燃焼室3
aであり、外部から空気と、補助用燃料としてLPG
(液化石油ガス)が供給されるようになっており、さら
に後述の乾留ガスも導入されるようになっている。燃焼
室3aにおいて燃焼を行うことで、炭化ボックス2を外
部から加熱して炭化ボックス2内のゴムクローラ1から
エチレンガス等を含む乾留ガスを発生させるようになっ
ている。乾留用燃焼炉3の下流には、炭化ボックス2で
発生した乾留ガスが導入される二次燃焼炉5が設けられ
ている。具体的には、炭化ボックス2で発生した乾留ガ
スは、燃焼室3aにつながる流路6と、二次燃焼炉5に
つながる流路7に分岐する。なお、燃焼室3a内で燃焼
した後の排ガスは、流路7に合流して二次燃焼炉5に導
入されるようになっている。それぞれの流路6,7には
各々ダンパ8,9が設けられており、流量を調整するこ
とができるようになっている。ダンパ8,9の開度は、
炭化ボックス2内に設けられた温度センサ10により検
出された温度に基づいて制御部11によって制御される
ようになっている。
水・空気・燃料(LPG)の供給を受けて乾留ガスから
カーボンブラックを製造する装置であり、乾留ガス(例
えばエチレンC2H4)を高温(たとえば1500℃)で
熱分解し、カーボンブラック(C)を取り出すようにな
っている。二次燃焼炉5の下流には、減温装置12が設
けられている。この減温装置12は、二次燃焼炉5から
吐出したカーボンブラックを含むガスを水により減温さ
せる装置である。減温装置12内に噴霧された水は、水
蒸気となって一部は炭化ボックス2の内部に導入され、
一部は下流に設けられたバグフィルタ15に導入され
る。バグフィルタ15は減温装置12から導入されたカ
ーボンブラックを含むガスからカーボンブラックCを取
り出す装置である。残りのガスは、さらに下流に設けら
れた脱硫装置17により脱硫されてその後排気される。
ムとの接着構造体の処理装置は、まず、炭化ボックス2
にゴムクローラ1を入れ、乾留用燃焼炉3に空気とLP
Gを導入して燃焼室3aにて燃焼を行う。燃焼熱によっ
て炭化ボックス2が加熱され、ゴムクローラ1が乾留さ
れて乾留ガスが発生する。乾留ガスは流路6を介して燃
焼室3aに導入され、燃焼に用いられる。LPGによる
加熱が十分に行われた後は、ゴムクローラ1から発生し
た乾留ガス自体によって炭化ボックス2の加熱が行われ
るため、LPGの供給は停止する。このとき、炭化ボッ
クス2内の温度が適切な範囲となるように、温度が温度
センサ10により検出されて、制御部11が適宜ダンパ
8,9を制御し、必要な量の乾留ガスだけが燃焼室3a
に導入されるようにし、余分な乾留ガスは流路7を介し
て二次燃焼炉5に導入される。なお、燃焼室3内の排気
ガスも流路7と合流して二次燃焼炉5に導入される。
とし、水、空気、燃料としてのLPGが用いられてカー
ボンブラックが製造される。なお、乾留ガスは非常に高
温であるため、燃料としてのLPGの量は通常のカーボ
ンブラック製造装置と比較して少ない量で足りる。
ックを含むガスは、減温装置12に導入される。ここで
水を噴霧されて減温され、水は水蒸気となる。そしてカ
ーボンブラック及び水蒸気を含むガスの一部は炭化ボッ
クス2に導入され、残りの大部分はバグフィルタ15で
カーボンブラックが取り出される。減温装置12から炭
化ボックス2に水蒸気が導入されることにより、特開平
9−208968号に記載されている技術のようにター
ルの発生を防止することができる。ここで、送られる水
蒸気の量は、流量調整弁13により制御される。この流
量調整弁13は制御部11により制御される。また、炭
化ボックス2で発生する乾留ガスの量を検出する流量計
14が設けられ、この流量計14の検出結果に基づき、
制御部11は水蒸気の供給量が適切な範囲となるように
流量調整弁13を制御する。水蒸気の供給量は、特開平
9−208968号に記載されている技術により定める
ことができる。すなわち、制御部11は、流量計14に
より検出された乾留ガス量に基づき、水蒸気と乾留ガス
中の炭素とのモル比H2O/Cが1〜10となるように
水蒸気量を算出し、流量調整弁13を制御する。このよ
うに、炭化ボックス2に適切なモル比の水蒸気が導入さ
れることで、流路6,7にタールが付着することが防止
される。また、バグフィルタ15でカーボンブラックが
取り出された残りのガスは脱硫装置17で脱硫された後
排気される。
みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置においては、
ゴムクローラ1の芯金は炭化ボックス2内に残り、ゴム
分はカーボンブラックとして取り出すことができる。乾
留用燃焼炉2においてはLPGは燃焼の開始時に用いら
れるだけであり、その後はゴムクローラ1から発生する
乾留ガス自体を燃料として用いることができるため、経
済性が高い。また、ゴムクローラ1から発生する乾留ガ
スは非常に高温であるため、二次燃焼炉5にて用いられ
る燃焼用のLPGの量は少なくてよく、経済的である。
さらに減温装置12にて発生する水蒸気を適切なモル比
で炭化ボックス2に導入することにより、乾留用燃焼炉
2におけるタール発生を防止することができる。この水
蒸気もカーボンブラックを製造する過程において発生す
るものであるから、非常に経済性よくタール発生を防止
することができる。また水蒸気を発生させるためのボイ
ラなど別個の装置を設ける必要もないため、コストが安
いと共に設置スペースも抑えることができる。
ローラ1からのダイオキシンの発生も防止することがで
きる。また、単にゴムクローラ1のゴム成分を燃焼させ
ると大量の二酸化炭素が発生するが、本実施形態におい
ては炭素をカーボンブラックとして取り出されるため、
排出二酸化炭素量が少なくなるという効果を有する。以
上のように、ゴムクローラ1から、芯金とカーボンブラ
ックを経済的に取り出すことができる。
構成してもよい。図2においては、減温装置12から前
記炭化ボックス2に導入される水蒸気と乾留用燃焼炉3
から二次燃焼炉5に導入される乾留ガスとの間で熱交換
を行うための熱交換器20が設けられている。この場合
においては、減温装置12から吐出される水蒸気の温度
が足りない場合に、高温の乾留ガスにより加熱して十分
な温度とした後に炭化ボックス2内に導入することがで
きる。なお、この場合の熱交換器20や上記実施形態に
おける脱硫装置17は、必ずしも必要ではなく、条件に
よっては設けなくてもよい。
以下の効果を得ることができる。請求項1に記載の発明
によれば、使用済みの金属とゴムとの接着構造体からカ
ーボンブラックを製造することができる。また、二次燃
焼炉に導入される乾留ガスは非常に高温であるから、二
次燃焼炉で用いる燃料量は少ない量で足りるという効果
を有する。請求項2に記載の発明によれば、使用済みの
金属とゴムとの接着構造体からカーボンブラックを製造
するに加えて金属を回収し再利用することができる。し
たがって廃却処理する金属の再利用による資源の有効利
用と製作に要するエネルギー等の有効利用ができる。
クスから吐出した乾留ガスを再び乾留用燃焼炉に戻して
炭化ボックスを加熱するための燃料として使用すること
ができる。したがって乾留を行うために供給する燃料量
は少ない量で足りるという効果を有する。
焼炉にて燃焼される乾留ガス量を制御することで炭化ボ
ックス内の温度が適切な範囲となるように温度制御を行
うことができる。請求項5に記載の発明によれば、乾留
用燃焼炉においてはゴムクローラまたはゴムパッドまた
はソリッドタイヤから金属(芯金)を取り出すことがで
き、二次燃焼炉においてはゴムクローラまたはゴムパッ
ドまたはソリッドタイヤから発生した乾留ガスからカー
ボンブラックを製造することができる。
炭化ボックスに導入されることにより、炭化ボックスか
ら生じる乾留ガスの経路上にタールが付着することを防
止することができる。請求項7に記載の発明によれば、
乾留ガスの量と炭化ボックスに導入される水蒸気量と
を、タール発生を防止するために適切なモル比とするこ
とができる。
から吐出される水蒸気の温度が足りない場合に、高温の
乾留ガスにより加熱して十分な温度とした後に炭化ボッ
クス内に導入することができる。請求項9に記載の発明
によれば、脱硫することにより排気を清浄化することが
できる。
みの金属とゴムとの接着構造体からカーボンブラックを
製造することができる。また、カーボンブラックの原料
としての乾留ガスは非常に高温であるから、乾留ガスか
らカーボンブラックを製造する際に用いる燃料量は少な
い量で足りるという効果を有する。請求項11に記載の
発明によれば、乾留における加熱源として、使用済みの
金属とゴムとの接着構造体から発生した乾留ガス自体を
使用することで、使用する燃料量を抑えることができ
る。
ス量を制御することで乾留温度が適切な温度となるよう
に制御することができる。請求項13に記載の発明によ
れば、ゴムクローラまたはゴムパッドまたはソリッドタ
イヤを乾留することにより金属(芯金)を取り出すこと
ができ、乾留ガスからはカーボンブラックを製造するこ
とができる。
を炭化ボックスに導入することにより、炭化ボックスか
ら生じる乾留ガスの経路上にタールが付着することを防
止することができる。請求項15に記載の発明によれ
ば、乾留ガスの量と炭化ボックスに導入される水蒸気量
とを、タール発生を防止するために適切なモル比とする
ことができる。
ックスに導入される水蒸気の温度が足りない場合に、高
温の乾留ガスにより加熱して十分な温度とした後に炭化
ボックス内に導入することができる。請求項17に記載
の発明によれば、脱硫することにより排気を清浄化する
ことができる。
属とゴムとの接着構造体の処理装置の構成を示した図で
ある。
理装置の変形例に用いられる熱交換器を示した図であ
る。
Claims (17)
- 【請求項1】 使用済みの金属とゴムとの接着構造体が
収容される炭化ボックスと、該炭化ボックスを内部に収
容する乾留用燃焼炉とを備え、該乾留用燃焼炉内におい
て炭化ボックスを外部から加熱して炭化ボックス内の該
接着構造体から乾留ガスを発生させ、さらに、前記乾留
用燃焼炉の外には前記乾留ガスが導入される二次燃焼炉
が設けられ、該二次燃焼炉において前記乾留ガスからカ
ーボンブラックが製造されることを特徴とする使用済み
の金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の使用済みの金属とゴム
との接着構造体の処理装置において、 前記乾留用燃焼炉内において前記炭化ボックスを外部か
ら加熱して前記炭化ボックス内の前記接着構造体から乾
留ガスを発生させて前記金属を回収することを特徴とす
る使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の使用済みの金
属とゴムとの接着構造体の処理装置において、 前記炭化ボックスから吐出した前記乾留ガスの一部が前
記乾留用燃焼炉内で燃焼されることを特徴とする使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の使用済みの金属とゴム
との接着構造体の処理装置において、 前記炭化ボックス内の温度を検出する温度センサが設け
られ、該温度センサの検出結果に基づいて前記炭化ボッ
クスから吐出した前記乾留ガスの、前記乾留用燃焼炉へ
の供給量が決められることを特徴とする使用済みの金属
とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項5】 請求項1から4いずれかに記載の使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置において、 前記炭化ボックス内には、前記接着構造体としてゴムク
ローラまたはゴムパッドまたはソリッドタイヤが収容さ
れることを特徴とする使用済みの金属とゴムとの接着構
造体の処理装置。 - 【請求項6】 請求項1から5いずれかに記載の使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置において、 前記二次燃焼炉の下流に、該二次燃焼炉から吐出したカ
ーボンブラックを含むガスに水を噴霧する減温装置が設
けられ、該減温装置から排出された水蒸気の少なくとも
一部が前記炭化ボックス内に導入されることを特徴とす
る使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の使用済みの金属とゴム
との接着構造体の処理装置において、 前記炭化ボックスで発生する乾留ガスの量に基づいて前
記炭化ボックス内に導入される水蒸気量を制御する制御
部が設けられていることを特徴とする使用済みの金属と
ゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の使用済みの金
属とゴムとの接着構造体の処理装置において、 前記減温装置から前記炭化ボックスに導入される水蒸気
と前記乾留ガスとの間で熱交換が行われることを特徴と
する使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項9】 請求項1から8いずれかに記載の使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置において、 前記二次燃焼炉から吐出したカーボンブラックを含むガ
スからカーボンブラックを取り出した後の排気ガスの脱
硫を行う脱硫装置が設けられていることを特徴とする使
用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理装置。 - 【請求項10】 使用済みの金属とゴムとの接着構造体
を乾留させることにより乾留ガスを発生させ、この乾留
ガスを原料として用いてカーボンブラックを製造するこ
とを特徴とする使用済みの金属とゴムとの接着構造体の
処理方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の使用済みの金属と
ゴムとの接着構造体の処理方法において、 前記乾留ガスを燃焼させることにより前記接着構造体を
乾留して乾留ガスを取り出すことを特徴とする使用済み
の金属とゴムとの接着構造体の処理方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の使用済みの金属と
ゴムとの接着構造体の処理方法において、 前記接着構造体の乾留温度を測定し、乾留の熱源として
燃焼させる前記乾留ガスの量を前記温度に基づいて制御
することを特徴とする使用済みの金属とゴムとの接着構
造体の処理方法。 - 【請求項13】 請求項10から12のいずれかに記載
の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法にお
いて、 前記接着構造体としてゴムクローラまたはゴムパッドま
たはソリッドタイヤを乾留することを特徴とする使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法。 - 【請求項14】 請求項10から13のいずれかに記載
の使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法にお
いて、 乾留ガスからカーボンブラックを取り出す過程におい
て、カーボンブラックを含むガスに水を噴霧して減温さ
せ、噴霧された水は水蒸気となり、少なくとも該水蒸気
の一部を前記接着構造体が収容されて乾留される炭化ボ
ックス内に導入することを特徴とする使用済みの金属と
ゴムとの接着構造体の処理方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の使用済みの金属と
ゴムとの接着構造体の処理方法において、 前記炭化ボックスで発生する乾留ガスの量に基づいて前
記炭化ボックス内に導入される水蒸気量を制御すること
を特徴とする使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処
理方法。 - 【請求項16】 請求項14または15に記載の使用済
みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法において、 前記炭化ボックス内に導入される水蒸気と、前記乾留ガ
スとの間で熱交換を行うことを特徴とする使用済みの金
属とゴムとの接着構造体の処理方法。 - 【請求項17】 請求項10から16いずれかに記載の
使用済みの金属とゴムとの接着構造体の処理方法におい
て、 カーボンブラックを製造する際に発生する排ガスを脱硫
した後に排気することを特徴とする使用済みの金属とゴ
ムとの接着構造体の処理方法。
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