JP2003301991A - 配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー - Google Patents

配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー

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JP2003301991A
JP2003301991A JP2002106838A JP2002106838A JP2003301991A JP 2003301991 A JP2003301991 A JP 2003301991A JP 2002106838 A JP2002106838 A JP 2002106838A JP 2002106838 A JP2002106838 A JP 2002106838A JP 2003301991 A JP2003301991 A JP 2003301991A
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昌浩 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト口径差による隙間を閉塞する合理的な
異径接続部カバーを提供する。 【解決手段】 大径ダクト3の端部に小径ダクト4の端
部を偏心配置にして挿入した異径接続部において、大径
ダクト3の内面と小径ダクト4の外面との間の隙間Sを
閉塞する配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバ
ーを構成するのに、ダクト長手方向視の形状がC字状形
状で、そのC字状形状の開口部10aに大径ダクト3の
内面と小径ダクト4の外面との接触部Tを位置させた装
着状態において、ダクト長手方向における一端部10b
が小径ダクト4に対して緊密に外嵌し、かつ、ダクト長
手方向における他端部10cに対して大径ダクト3が緊
密に外嵌するテーパー構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒管やドレン管
などの各種管を覆う配管用化粧ダクト、又は、各種ケー
ブルを覆う配線用化粧ダクトの施設において、大径ダク
トと小径ダクトを接続する異径接続部に適用する配管用
又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き異径接続部において大
径ダクトと小径ダクトとの口径差による隙間の残存を回
避するには、図19,20に示すように、一端を大径ダ
クト3の端部に外嵌させ、かつ、他端を小径ダクト4の
端部に外嵌させる異径ダクト継手12を用いて大径ダク
ト3と小径ダクト4を接続していた。
【0003】そして、ダクト内への管やケーブルの収納
のために、大径ダクト3及び小径ダクト4を、底側分割
部3A,4Aとその底側分割部3A,4Aに管やケーブ
ルを収容した状態で底側分割部3A,4Aに装着する蓋
側分割部3B,4Bとの縦割りの2分割構造にするのと
同様に、上記の異径ダクト継手12も底側分割部12A
と蓋側分割部12Bとの縦割りの2分割構造になってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の異径ダ
クト継手12を用いる場合、底側分割部12Aを壁1な
どに取り付けた後、その底側分割部12Aに管やケーブ
ルを収容した上で蓋側分割部12Bを装着するといった
大径ダクト3や小径ダクト4と同様の複数工程の施工作
業が必要になるため、実質的にダクトの施設本数が増え
たのと同じになり、この為、施工作業が煩雑になって施
工能率が低くなる問題があった。
【0005】また、上記の異径ダクト継手では、接続対
象の大径ダクト3や小径ダクト4と同様の2分割構造
で、底側分割部12Aを壁1などに固定するための構造
や蓋側分割部12Bを底側分割部12Aに装着するため
の構造などの付加構造を要するため、製作コストが高く
付く問題もあった。
【0006】この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、
合理的な構造をもって異径接続部での口径差による隙間
の残存を回避することで上記の如き問題を効果的に解消
できる配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー
を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明は配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバーに
係り、その特徴は、大径ダクトの端部に小径ダクトの端
部を、それらダクトの周方向の一部で小径ダクトの外面
が大径ダクトの内面に接触する偏心配置にして挿入した
異径接続部において、それら大径ダクトの内面と小径ダ
クトの外面との間の隙間を閉塞するのに、ダクト長手方
向視の形状がC字状形状で、そのC字状形状の開口部に
大径ダクトの内面と小径ダクトの外面との接触部を位置
させた装着状態において、ダクト長手方向における一端
部が小径ダクトに対して緊密に外嵌し、かつ、ダクト長
手方向における他端部に対して大径ダクトが緊密に外嵌
するテーパー構造にしてある点にある。
【0008】つまり、この構成の異径接続部カバーは、
ダクト周方向において上記接触部以外の部分で小径ダク
トの外面と大径ダクトの内面との間に生じる隙間(すな
わち、ダクト長手方向視でC字状の隙間)を、それに合
致させたダクト長手方向視における上記C字状形状、及
び、ダクト長手方向での上記テーパー形状をもって閉塞
し、これにより、異径接続部において口径差による隙間
が残存するのを回避する。
【0009】そして、上記構成の異径接続部カバーであ
れば、ダクト周方向の一部における大径ダクト内面と小
径ダクト外面との接触部をダクト長手方向視におけるC
字状形状の開口部に位置させる構造(言わば底側分割部
を有しない単一構造)であって、底側分割部を壁に固定
するための構造や蓋側分割部を底側分割部に装着するた
めの構造などの付加構造が不要な極めて簡単な構造にな
るから、接続対象の大径ダクトや小径ダクトと同様の2
分割構造を採る先述の異径ダクト継手に比べ、その取り
付け作業を極めて容易にすることができて施工能率を効
果的に高めることができ、また、製作コストも効果的に
低減することができる。
【0010】〔2〕請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の実施に好適な実施形態を特定するものであ
り、その特徴は、装着状態において前記一端部が小径ダ
クトを弾性的に締め付ける状態で小径ダクトに外嵌する
構成にしてある点にある。
【0011】つまり、この構成によれば、上記の弾性締
め付けにより異径接続部におけるカバーの装着安定性及
び装着強度を高く確保することができ、これにより、振
動等に対する耐用性を高めることができる。
【0012】また、ダクトの施設方向(長手方向)が縦
方向である場合、上記の弾性締め付けをもってカバーを
小径ダクトに保持することで、施工作業中においてカバ
ーから手を離すことも許されるようになり、この点で施
工作業を一層容易にすることもできる。
【0013】〔3〕請求項3に係る発明は、請求項1又
は2に係る発明の実施に好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記開口部の幅寸法が小径ダクト
の幅寸法よりも小さい自然状態から、前記開口部の幅寸
法が小径ダクトの幅寸法よりも大きくなる拡口状態まで
の弾性変形が可能な構成にしてある点にある。
【0014】つまり、この構成によれば、カバーのC字
状形状における中央部に対して小径ダクトの端部を相対
的に挿通する形態でカバーの装着を行なうに限らず、上
記拡口状態にカバーを弾性変形させて小径ダクトを相対
的にC字状形状の開口部からC字状形状の内部へ入れる
といった装着形態も採ることが可能になり、これらの装
着形態を施工状況に応じて選択できることで施工作業を
一層容易にすることができる。
【0015】〔4〕請求項4に係る発明は、請求項1〜
3のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、小径ダクトに外嵌さ
せた状態でのダクト長手方向への摺接移動により前記異
径接続部への装着が可能な構成にしてある点にある。
【0016】つまり、この構成によれば、大径ダクトの
蓋側分割部を装着する前にカバーを大径ダクトと小径ダ
クトとの重合部である異径接続部に対して装着しておく
といった装着形態に限らず、大径ダクトの蓋側分割部を
装着した後に上記の摺接移動をもってカバーを異径接続
部に装着するといった装着形態も採ることが可能にな
り、これらの装着形態を施工状況に応じて選択できるこ
とで施工作業を一層容易にすることができる。
【0017】〔5〕請求項5に係る発明は、請求項1〜
4のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、装着状態において大
径ダクト側又は小径ダクト側の係合部との係合によりダ
クト長手方向へのカバー移動を規制するカバー側係合部
を設けてある点にある。
【0018】つまり、この構成によれば、上記係合によ
るカバーの移動規制により異径接続部におけるカバーの
装着安定性及び装着強度を一層高く確保することがで
き、これにより、振動等に対する耐用性(特にダクトの
施設方向が縦方向である場合の耐用性)を効果的に高め
ることができる。
【0019】〔6〕請求項6に係る発明は、請求項1〜
4のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、装着状態において大
径ダクト側の係合部と第1カバー側係合部との係合、及
び、小径ダクト側の係合部と第2カバー側係合部との係
合により、ダクト長手方向へのカバー移動を規制し、か
つ、大径ダクトと小径ダクトとのダクト長手方向への相
対移動を規制する構成にしてある点にある。
【0020】つまり、この構成によれば、カバーのダク
ト長手方向への移動が規制されるとともに、大径ダクト
と小径ダクトとのダクト長手方向への相対移動が規制さ
れるので、大径ダクトと小径ダクトとの接続の安定性を
高めるとともに、これら二箇所での係合によって、異径
接続部におけるカバーの装着安定性及び装着強度をさら
に一層高く確保することができ、これにより、振動等に
対する耐用性を一層効果的に高めることができる。
【0021】また、口径が適合する本来の接続対象ダク
トに対する係合部として、大径ダクト及び小径ダクトの
それぞれに設けられている係合部を、第1カバー側係合
部及び第2カバー側係合部の夫々と係合させる対カバー
用のダクト側係合部として利用すれば、新たに対小径ダ
クト用の係合部を大径ダクトに設けることや、新たに対
大径ダクト用の係合部を小径ダクトに設けることなく、
大径ダクトと小径ダクトとの相対移動を規制することが
できる。
【0022】なお、請求項4に係る発明と請求項5に係
る発明とを併行実施する場合や、請求項4に係る発明と
請求項6に係る発明とを並行実施する場合、小径ダクト
に外嵌させたカバーの大径ダクト側(異径接続部側)へ
の摺接移動に伴い、カバー側とダクト側の上記係合部ど
うしが自動的に係合状態になる構成にしておけば、カバ
ーの装着を一層容易にすることができて施工作業をさら
に容易にすることができる。
【0023】〔7〕請求項7に係る発明は、請求項1〜
6のいずれか1項に係る発明の実施に好適な実施形態を
特定するものであり、その特徴は、前記他端部に、大径
ダクトの内面に形成された接当部とのダクト長手方向で
の接当により、ダクト長手方向におけるカバー装着位置
を装着時において規定する装着位置規定部が形成されて
いる点にある。
【0024】つまり、この構成によれば、カバーを小径
ダクトに外嵌させた状態で大径ダクト側に摺接移動させ
て異径接続部に装着する場合には、上記接当によりカバ
ーの摺接移動を停止させて大径ダクト内へのカバーの過
挿入を防止することができ、また、カバーを径方向に移
動させて異径接続部に装着する場合には、上記接当状態
でカバーを径方向に移動させることにより、そのカバー
移動を案内することができ、これらのことから何れの場
合にも、カバーを異径接続部における適切な装着位置へ
容易にかつ的確に装着することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図7は配管用化
粧ダクトの施設例を示し、この例では、建屋外壁1の外
面に沿わせて施設した冷媒管,ドレン管,アース線(以
下、これらを管線2と称す)を束ねた状態にして化粧ダ
クト3,4,5により覆ってある。
【0026】化粧ダクトとしては、外壁外面における配
管貫通孔6の形成部に配置した貫通孔用のエルボダクト
3、そのエルボダクト3に接続した直管ダクト4、直管
ダクト4どうしを接続するソケットダクト5の3種を用
いている。
【0027】また本例では、エルボダクト3及びソケッ
トダクト5の夫々に、大小径2種の直管ダクト4の接続
が可能な大小径兼用仕様のもの(換言すれば、大径のエ
ルボダクト及び大径のソケットダクト)を用い、直管ダ
クト4には小径仕様のものを用いている。
【0028】上記3種の化粧ダクト3〜5はいずれも、
外壁1の外面に対してビス7により連結固定する底側分
割部3A〜5Aと、その底側分割部3A〜5Aに管線2
を収納した状態で底側分割部3A〜5Aに装着する蓋側
分割部3B〜5Bとの縦割りの2分割構造にしてあり、
エルボダクト3の蓋側分割部3Bは、図2に示すよう
に、その装着状態において底側分割部3Aと外壁1との
両方に対しビス7により連結固定し、ソケットダクト5
の蓋側分割部5Bは、その装着状態において底側分割部
5Aに対しビス7により連結固定する構造にしてある。
【0029】一方、図1,図2に示すように、直管ダク
ト4の蓋側分割部4Bには、その端部に連結用孔8を形
成してあり、エルボダクト3と直管ダクト4との接続に
おいては、エルボダクト蓋側分割部3Bの装着の際に、
そのエルボダクト蓋側分割部3Bの端部内方側に設けた
ピン9を直管ダクト蓋側分割部4Bの連結用孔8に係合
させることで、また同様に、ソケットダクト5と直管ダ
クト4との接続においては、ソケットダクト蓋側分割部
5Bの装着の際に、そのソケットダクト蓋側分割部5B
の端部内方側に設けたピン(図示せず)を直管ダクト蓋
側分割部4Bの連結用孔8に係合させることで、夫々、
直管ダクト蓋側分割部4Bに対してズレ止めを施す。
【0030】大小径兼用仕様のエルボダクト3と小径仕
様の直管ダクト4との接続については、大小径兼用仕様
のエルボダクト3に大径仕様の直管ダクトを接続する場
合と同様、図1〜図3に示すように、大小径兼用仕様の
エルボダクト3(以下、大径ダクトと称す)の端部に対
し小径仕様の直管ダクト4(以下、小径ダクトと称す)
の端部を挿入した接続形態を採るが、口径差がある大径
ダクト3と小径ダクト4とを接続する異径接続であるこ
とに対し、ダクト周方向における外壁側の一部で小径ダ
クト4の外面が大径ダクト3の内面に接触する偏心配置
にして、大径ダクト3の端部に小径ダクト4の端部を挿
入した接続形態を採るようにしてある。
【0031】そして、大径ダクト3と小径ダクト4との
重合部である異径接続部には、大径ダクト3の内面と小
径ダクト4の外面との間に生じるダクト長手方向視でC
字状の隙間Sを閉塞する異径接続部カバー10を装着す
る。
【0032】異径接続部カバー10は、図1〜図5に示
すように、ダクト長手方向視において上記隙間Sの形状
に合致するC字状形状を有し、そのC字状形状の開口部
10aに大径ダクト3の内面と小径ダクト4の外面との
接触部Tを位置させた装着状態において、小径ダクト側
の端部10bが小径ダクト4に対して緊密に外嵌し、か
つ、大径ダクト側の端部10cに対して大径ダクト3が
緊密に外嵌するテーパー構造にしてある。
【0033】この異径接続部カバー10は小径ダクト4
に外嵌させた状態でのダクト長手方向への摺接移動が可
能であり、また、各ダクト3A〜3Cと同様の合成樹脂
製で、その材質及びC字状形状から生じる弾性により、
装着状態において小径ダクト側端部10bが小径ダクト
4を弾性的に締め付ける状態で小径ダクト4に外嵌する
ようにしてあり、さらには、図6(イ)に示すように、
C字状形状における開口部10aの幅寸法が小径ダクト
4の幅寸法よりも小さい自然状態から、開口部10aの
幅寸法が小径ダクト4の幅寸法よりも大きくなる拡口状
態までの弾性変形を可能にしてある。
【0034】そしてまた、この異径接続部カバー10の
大径ダクト側端部10cで開口部10aとは反対側の箇
所には、カバー装着状態において大径ダクト側の前記ピ
ン9(大径ダクト側係合部)と係合させるカバー側係合
部11を設けてあり、この係合により異径接続部カバー
10のダクト長手方向への移動を規制するようにしてあ
る。
【0035】上記カバー側係合部11は、大径ダクト側
に突出する2本の突片11aをもって形成してあり、そ
れら突片11aどうしの間を大径ダクト側ピン9の挿通
部とするのに対し、各突片11aの先端部にはピン9に
対して係合させる所謂返り11bを設けている。
【0036】異径接続部カバー10は上記の異径接続部
に対し2種の装着形態をもって装着することができ、そ
の通常の装着形態としては、図1に示すように、大径ダ
クト3の蓋側分割部3Bを装着する前の段階で、異径接
続部カバー10のC字状形状における中央部に対し小径
ダクト4の端部を相対的に挿通するようにして異径接続
部カバー10を装着位置に配置し、その後、大径ダクト
側ピン9のカバー側係合部11に対する係合と小径ダク
ト側連結用孔8への係入とを伴う状態で大径ダクト3の
蓋側分割部3Bを底部側分割部3Aに装着するようにし
て、図2に示す状態を得る。
【0037】もう一つの装着形態は、図6(イ),
(ロ)に示すように、大径ダクト3の蓋側分割部3Bを
装着した後の段階で、異径接続部カバー10を前記拡口
状態に弾性変形させて小径ダクト4を相対的にC字状形
状の開口部10aからC字状形状の内部へ入れるように
して異径接続部カバー10を異径接続部から外れた箇所
で小径ダクト4に外嵌させ、そして、その異径接続部カ
バー10を小径ダクト4に対する外嵌状態のままで大径
ダクト3側に摺接移動させて大径ダクト3の端部にもぐ
り込ませる状態で異径接続部に装着する。
【0038】なお、後者の摺接移動によるカバー装着で
は、異径接続部の側へのカバー10の摺接移動に伴い、
小径ダクト側連結用孔8に対して既に係入している大径
ダクト側ピン9がカバー側係合部11における両突片1
1aの先端どうしの間から両突片11a間に侵入する形
態で、大径ダクト側ピン9とカバー側係合部11とが自
動的に係合状態になる。
【0039】以上、大小径兼用仕様のエルボダクト3と
小径仕様の直管ダクト4との接続について説明したが、
大小径兼用仕様のソケットダクト5と小径仕様の直管ダ
クト4との接続についても、上記の異径接続部カバー1
0を用いた同様の接続形態を採る。
【0040】〔第2実施形態〕図8〜11は、第2実施
形態を示し、この第2実施形態において、大径ダクト側
係合部としてのピン9は、大径ダクト3に対しそれと口
径が適合する本来の接続対象ダクト(大径仕様のダク
ト)を接続する際に、その接続対象ダクトの連結用孔に
係合するに足りるだけの短尺なピンで、小径ダクト4の
連結用孔8には届かない長さのものである。
【0041】これに対し、本第2実施形態の異径接続部
カバー10は、カバー装着状態においてダクト側係合部
との係合によりダクト長手方向へのカバー移動を規制す
るカバー側係合部として、第1実施形態と同様の2本の
突片11aからなって、大径ダクト側係合部としてのピ
ン9と係合させる第1カバー側係合部11と、小径ダク
ト側係合部としての連結用孔8と係合させる第2カバー
側係合部12とを備えている。
【0042】第2カバー側係合部12は、第1カバー側
係合部11のカバー径方向内方に形成されていて、大径
ダクト側に延びる直杆状の掛止杆12aとその先端に形
成されている掛止部12bとから構成されている。
【0043】すなわち、この構成において、図10に示
すように、大径ダクト3の蓋側分割部3Bを装着する前
の段階で、異径接続部カバー10のC字状形状における
中央部に対し小径ダクト4の端部を相対的に挿通するよ
うにして、かつ、掛止部12bが小径ダクト4の連結用
孔8に係入するようにして異径接続部カバー10を装着
位置に配置し、その後、大径ダクト側の短尺ピン9の第
1カバー側係合部11に対する係合を伴う状態で大径ダ
クト3の蓋側分割部3Bを底側分割部3Aに装着するよ
うにすると、連結用孔8に対して係入状態にある掛止部
12bに大径ダクト側のピン9が接当し、これにより、
掛止部12bに対する抜け止めが施されて、小径ダクト
側係合部としての連結用孔8と第2カバー側係合部12
との係合状態が固定化される。
【0044】そして、このように大径ダクト側係合部と
してのピン9と第1カバー側係合部11とが係合し、か
つ、小径ダクト側係合部としての連結用孔8と第2カバ
ー側係合部12とが係合することにより、短尺ピン9を
用いながらも、異径接続部カバー10のダクト長手方向
への移動の規制とともに、大径ダクト3と小径ダクト4
とのダクト長手方向での相対移動の規制が実現される。
【0045】更に、異径接続部カバー10の大径ダクト
側の端部10cには、大径ダクト3の内面に形成された
接当部3cとのダクト長手方向での接当により、ダクト
長手方向におけるカバー装着位置を、装着時において規
定する装着位置規定部としての一対の突片13が形成さ
れていて、大径ダクト3の蓋側分割部3Bを装着する前
の段階で、異径接続部カバー10を径方向に移動させて
装着する際、異径接続部カバー10の適正な装着位置に
装着でき、よって、大径ダクト側係合部としてのピン9
と第1カバー側係合部11、及び、小径ダクト側係合部
としての連結用孔8と第2カバー側係合部12とを確
実、かつ、容易に係合させることができる。
【0046】〔第3実施形態〕図12〜15は、第3実
施形態を示し、この第3実施形態では、第2実施形態と
同様、大径ダクト3のピン9が短尺なものであることに
対し、異径接続部カバー10に、大径ダクト側係合部と
してのピン9と係合させる2本の突片11aからなる第
1カバー側係合部11と、小径ダクト側係合部としての
連結用孔8と係合させる第2カバー側係合部12とを備
えさせてあるが、本第3実施形態において、第2カバー
側係合部12は、可撓性で彎曲している掛止杆12aと
その先端に形成されている掛止部12bとから構成され
ていている。
【0047】すなわち、この構成において、図12
(イ),(ロ)に示すように、大径ダクト3の蓋側分割
部3Bを装着した後の段階で、異径接続部カバー10を
前記拡口状態に弾性変形させて小径ダクト4を相対的に
C字状形状の開口部10aからC字状形状の内部へ入れ
るようにして異径接続部カバー10を異径接続部から外
れた箇所で小径ダクト4に外嵌させ、そして、その異径
接続部カバー10を小径ダクト4に対する外嵌状態のま
まで大径ダクト3側に摺接移動させて大径ダクト3の端
部にもぐり込ませる状態で異径接続部に装着するとき、
掛止杆12aが大径ダクト側の短尺ピン9と小径ダクト
側の連結用孔8との間の隙間Xに入り込み、そして、掛
止杆12aが大径ダクト側のピン9に接当した段階か
ら、異径接続部カバー10の大径ダクト3内への摺接移
動が進むに連れて、そのピン9が掛止杆12aを連結用
孔8側に押圧し、これにより掛止部12bが小径ダクト
側の連結用孔8に押入されて、小径ダクト側係合部とし
ての連結用孔8と第2カバー側係合部12とが自動的に
係合状態になる。
【0048】また、これに併行して、第1実施形態と同
様に大径ダクト側ピン9が第1カバー側係合部11にお
ける両突片11aの先端どうし間から両突片11a間に
進入する形態で、大径ダクト側係合部としてのピン9と
第1カバー側係合部とが自動的に係合状態になる。
【0049】そして、このように小径ダクト側係合部と
しての連結用孔と第2カバー側係合部12とが係合し、
かつ、大径ダクト側係合部としてのピン9と第1カバー
側係合部11とが係合することにより、短尺ピン9を用
いながらも、異径接続部カバー10のダクト長手方向へ
の移動の規制とともに、大径ダクト3と小径ダクト4と
のダクト長手方向での相対移動の規制が実現される。な
お、本第3実施形態の異径接続部カバー10を装着する
のに、大径ダクト3の蓋側分割部3Bを装着する前の段
階で、異径接続部カバー10のC字状形状における中央
部に対し、小径ダクト4の端部を相対的に挿通するよう
にする装着形態を採り得ることは言うまでもない。
【0050】更に、第2実施形態と同様に、異径接続部
カバー10の大径ダクト側の端部10cには、大径ダク
ト3の内面に形成された接当部3cとのダクト長手方向
での接当により、ダクト長手方向におけるカバー装着位
置を、装着時において規定する装着位置規定部としての
一対の突片13が形成されていて、大径ダクト3の蓋側
分割部3Bを装着する前の段階で、異径接続部カバー1
0を径方向に移動させて装着する場合は、異径接続部カ
バー10を適正な装着位置に装着でき、よって、大径ダ
クト側係合部としてのピン9と第1カバー側係合部1
1、及び、小径ダクト側係合部としての連結用孔8と第
2カバー側係合部12とを確実、かつ、容易に係合させ
ることができるとともに、大径ダクト3の蓋側分割部3
Bを装着した後の段階で、異径接続部カバー10を小径
ダクト4に外嵌させた状態で大径ダクト側に摺接移動さ
せて大径ダクト3内にもぐり込ませる場合には、突片1
3が異径接続部カバー10の大径ダクト3内への過挿入
を規制するので、大径ダクト側係合部としてのピン9と
第1カバー側係合部11、及び、小径ダクト側係合部と
しての連結用孔8と第2カバー側係合部12とを確実、
かつ、容易に係合させることができるだけでなく、更
に、異径接続部カバー10の大径ダクト4内への過挿入
による第2カバー側係合部12の破損をも防止する。
【0051】〔別実施形態〕大径ダクト側係合部として
のピン9と係合させるカバー側係合部11の具体的構造
は種々の変更が可能であり、例えば図16に示す如き環
状形状のカバー側係合部11にしてもよい。
【0052】また、図17に示すように、環状形状のカ
バー側係合部11においてその先端部に薄肉部11cを
形成しておき、これにより、前記した通常のカバー装着
形態を採る場合にはカバー側係合部11を環状形状のま
まにして異径接続部カバー10を装着するが、前記した
後者の摺接移動によるカバー装着を行なう場合には、上
記薄肉部11cを鋏などにより切除することで、カバー
10の摺接移動に伴う大径ダクト側ピン9とカバー側係
合部11との自動的係合を可能にするようにしてもよ
い。
【0053】さらにまた、図18の示すように、小径ダ
クト4の連結用孔8に対して係合させるピン11dをカ
バー側係合部11に形成した構造にし、これにより、大
径ダクト側ピン9とカバー側係合部11との係合により
異径接続部カバー10のダクト長手方向への移動を規制
した状態で、カバー側ピン11dと小径ダクト側連結用
孔8との係合により小径ダクト4に対してズレ止めを施
すようにしてもよい。
【0054】カバー側係合部11と係合させる大径ダク
ト側係合部の構造もピン構造に限らず種々の構成変更が
可能であり、カバー側係合部11と大径ダクト側係合部
との係合には種々の係合形式を採用できる。
【0055】また、小径ダクト4において壁等に固定さ
れた底側分割部4Aに対し蓋側分割部4Bがビス連結等
をもって固定される場合には、小径ダクト側係合部とカ
バー側係合部11との係合により異径接続部カバー10
のダクト長手方向への移動を規制するようにしてもよ
い。
【0056】上記の第2及び第3実施形態では、第2カ
バー側係合部12の掛止杆12aは直杆状と彎曲状とに
形成したが、その形状については種々の形状に形成する
ことができる。
【0057】対象とする化粧ダクトは、配管に対する化
粧ダクト、あるいは、配線に対する化粧ダクト、あるい
はまた、配管と配線とに対する兼用の化粧ダクトであっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の化粧ダクト異径接続部の分解斜
視図
【図2】化粧ダクト異径接続部の縦断断面図
【図3】化粧ダクト異径接続部の横断面図
【図4】異径接続部カバーの平面図
【図5】異径接続部カバーの側面視断面図
【図6】カバー装着形態を説明する斜視図
【図7】化粧カバーの施設例を示す斜視図
【図8】第2実施形態の異径接続部カバーの側面視断面
【図9】異径接続部カバーの平面図
【図10】化粧ダクト異径接続部の分解斜視図
【図11】化粧ダクト異径接続部の縦断断面図
【図12】第3実施形態の異径接続部カバー装着形態を
説明する斜視図
【図13】異径接続部カバーの側面視断面図(摺接移動
装着前)
【図14】異径接続部カバーの側面視断面図(摺接移動
装着後)
【図15】化粧ダクト異径接続部の縦断断面図
【図16】別実施形態を示す異径接続部カバーの斜視図
【図17】別実施形態を示す異径接続部カバーの斜視図
【図18】別実施形態を示す化粧ダクト異径接続部の縦
断断面図
【図19】従来例を示す化粧ダクト異径接続部の縦断断
面図
【図20】従来例を示す異径ダクト継手の分解斜視図
【符号の説明】
3 大径ダクト 3C 接当部 4 小径ダクト 8 小径ダクト側係合部 9 大径ダクト側係合部 10a 開口部 10b 一端部 10c 他端部 11 カバー側係合部(第1カバー側係合部) 12 第2カバー側係合部 13 装着位置規定部 S 隙間 T ダクト接触部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径ダクトの端部に小径ダクトの端部
    を、それらダクトの周方向の一部で小径ダクトの外面が
    大径ダクトの内面に接触する偏心配置にして挿入した異
    径接続部において、それら大径ダクトの内面と小径ダク
    トの外面との間の隙間を閉塞する配管用又は配線用化粧
    ダクトの異径接続部カバーであって、 ダクト長手方向視の形状がC字状形状で、そのC字状形
    状の開口部に大径ダクトの内面と小径ダクトの外面との
    接触部を位置させた装着状態において、ダクト長手方向
    における一端部が小径ダクトに対して緊密に外嵌し、か
    つ、ダクト長手方向における他端部に対して大径ダクト
    が緊密に外嵌するテーパー構造にしてある配管用又は配
    線用化粧ダクトの異径接続部カバー。
  2. 【請求項2】 装着状態において前記一端部が小径ダク
    トを弾性的に締め付ける状態で小径ダクトに外嵌する構
    成にしてある請求項1記載の配管用又は配線用化粧ダク
    トの異径接続部カバー。
  3. 【請求項3】 前記開口部の幅寸法が小径ダクトの幅寸
    法よりも小さい自然状態から、前記開口部の幅寸法が小
    径ダクトの幅寸法よりも大きくなる拡口状態までの弾性
    変形が可能な構成にしてある請求項1又は2記載の配管
    用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー。
  4. 【請求項4】 小径ダクトに外嵌させた状態でのダクト
    長手方向への摺接移動により前記異径接続部への装着が
    可能な構成にしてある請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の配管用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー。
  5. 【請求項5】 装着状態において大径ダクト側又は小径
    ダクト側の係合部との係合によりダクト長手方向へのカ
    バー移動を規制するカバー側係合部を設けてある請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の配管用又は配線用化粧ダ
    クトの異径接続部カバー。
  6. 【請求項6】 装着状態において大径ダクト側の係合部
    と第1カバー側係合部との係合、及び、小径ダクト側の
    係合部と第2カバー側係合部との係合により、ダクト長
    手方向へのカバー移動を規制し、かつ、大径ダクトと小
    径ダクトとのダクト長手方向への相対移動を規制する構
    成にしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の配管
    用又は配線用化粧ダクトの異径接続部カバー。
  7. 【請求項7】 前記他端部に、大径ダクトの内面に形成
    された接当部とのダクト長手方向での接当により、ダク
    ト長手方向におけるカバー装着位置を装着時において規
    定する装着位置規定部が形成されている請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の配管用又は配線用化粧ダクトの異
    径接続部カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2931114A1 (fr) * 2008-05-19 2009-11-20 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif amovible a poche de rangement d'objets et armatures de transport, pour un logement de vehicule automobile

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