JP2003301765A - アイドルストップ車両の起動装置 - Google Patents

アイドルストップ車両の起動装置

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JP2003301765A
JP2003301765A JP2002106355A JP2002106355A JP2003301765A JP 2003301765 A JP2003301765 A JP 2003301765A JP 2002106355 A JP2002106355 A JP 2002106355A JP 2002106355 A JP2002106355 A JP 2002106355A JP 2003301765 A JP2003301765 A JP 2003301765A
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Mikio Saito
幹男 斎藤
Masahiko Osada
正彦 長田
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Denso Corp
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、アイドルストップ車両のアイドルス
トップ時のギヤ式スタータの再始動音を低減する起動装
置を提供しようとするものである。 【解決手段】本発明のアイドルストップ車両の起動装置
は、アイドルストップ車両のギヤ式スタータを用いた起
動装置であって、ギヤ式スタータの始動音をその逆位相
を有する相殺音で低減するアクティブサイレンス手段を
組入れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイドルストップ
車両のギヤ式スタータを用いた起動装置に関する。より
詳しくは、アイドルストップ車両のギヤ式スタータを用
いた起動装置で、スタータの始動音を低減するアクティ
ブサイレンス手段を組入れた起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排ガス規制、二酸化炭素排出量の低減、
さらに車両の燃費向上などの要求が高まっており、自動
車の停止中にエンジンを停止させる、いわゆるアイドル
ストップ車両の必要性が高まってきている。
【0003】アイドルストップ車両の再始動方式には、
従来のギヤ式スタータを用いた方式と、通常の始動はギ
ヤ式スタータで行い、アイドルストップ(エンジン自動
停止)後の再始動はギヤ式スタートとは別個に設けられ
たギヤを用いないでモータジェネレータを用いる、即ち
2種類の始動手段を有する方式とがある。モータジェネ
レータを有する車両においては、アイドルストップ時の
再始動音はほとんど問題とはならない。しかし、このモ
ータジェネレータを有する車両の再起動装置は高価であ
るため、現状では、主として高級車に採用されている。
【0004】また、従来のギヤ式スタータを用いる再始
動方法では、安価ではあるが、再始動音が大きいため
に、頻繁にエンジンを再始動するアイドルストップ車両
では、運転者を始め乗員や、車両の近くで信号待ちして
いる歩行者や近隣の住人などに不快感を与えることがあ
り、アイドルストップ車両の普及を進める上で問題とな
っている。
【0005】一方、車両の発する振動や騒音を低減させ
る靜音技術は、車両の形状に始り、防振材料や吸音材料
など多方面の研究開発がなされている。中でも振動源と
逆位相を持つ振動を発生させて振動や騒音を相殺低減さ
せるアクティブサイレンス方式についても多くの方法が
提案されている。例えば、特開平10−214119号
公報では、車両の必要箇所に振動検出器を設置し、車両
の走行状態を判別し、判別した走行状態により、相殺信
号を出力して、ロードノイズ、こもり音さらにアイドル
騒音などの複数の車内振動を1つの制御系で抑制するこ
とを提案している。また、特開平5−224679号公
報では、位相差検出センサによって騒音の位相を検出す
ることにより、エンジンを停止後に再始動させたとき、
記憶装置に記憶された逆位相音を同期装置で騒音と同期
させることにより、騒音制御を行う車両用振動制御装置
を開示している。
【0006】しかし、これらの従来技術は、車両の走行
時または、車両のアイドリング(クランキング)時に発
生する振動や騒音の制御を目的としており、ギヤ式スタ
ータの始動音について言及しているものは見当らない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アイドルス
トップ車両のアイドルストップ時のギヤ式スタータの再
始動音を低減する起動装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアイドルストッ
プ車両の起動装置は、アイドルストップ車両のギヤ式ス
タータを用いた起動装置であって、ギヤ式スタータの始
動音をその逆位相を有する相殺音で低減するアクティブ
サイレンス手段を組入れたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】(アイドルストップ車両)まず本
発明に好適なアイドルストップ車両の駆動システム及び
その作用について図面を参照しつつ説明する。
【0010】図1は、本発明に好適なアイドルストップ
車両の駆動システム1の全体を表したブロック図であ
る。駆動システム1は、所定の停止条件が成立したとき
にエンジンを自動停止すると共に、エンジンの自動停止
中にアクセルペダルの踏込みを含む所定の再始動条件が
成立したときにエンジンを再始動するアイドルストップ
モードを実行可能な駆動システムである。
【0011】駆動システム1は、図1に示すように、エ
ンジン2と自動変速機3と、ブレーキ機構4と、エンジ
ン電子制御装置(以下、エンジンECUと称する)5
と、アイドルストップ電子制御装置(以下、アイドルス
トップECUと称する)6と、ブレーキ電子制御装置
(以下、ブレーキECUと称する)7とから構成されて
いる。
【0012】エンジン2には、ギヤ式スタータ8と、オ
ルタネータ10とが設けられている。ここで、ギヤ式ス
タータ8は、イグニッションキーにより通常のエンジン
始動を行うモータであるとともに、アイドルストップモ
ードにおける自動停止中にエンジン2を再始動させるた
めのモータでもある。
【0013】自動変速機3には、電動ATポンプ3aが
設けられている。電動ATポンプ3aは、自動変速機用
の電動オイルポンプである。電動ATポンプ3aは、エ
ンジン自動停止中においても駆動されるため、前進クラ
ッチを常に係合した状態に維持しておくことができる。
【0014】エンジンECU5は、CPUと、ROM
と、RAMとを含んで構成され、各種入力信号に基づい
て演算等の処理を行い、エンジン2や自動変速機3を制
御するための各種指令を出力する装置である。
【0015】より詳細に説明すると、エンジンECU5
には、駆動システム1に設けられた各種センサ等から出
力される車速、バッテリ電圧、エンジン回転数、アクセ
ル開度、ATシフトポジション、エンジン水温、路面傾
斜量、ブレーキ負圧等に関する信号が入力されると共
に、アイドルストップECU6から出力される燃料噴射
信号、吸気量信号、点火制御信号が入力される。また、
エンジンECU5から、噴射・点火・吸気制御信号等の
各種指令がエンジン2や自動変速機3に出力されると共
に、エンジン2や自動変速機3等の駆動システム1各部
の状態を表すステータス信号がアイドルストップECU
6に出力される。
【0016】アイドルストップECU6は、エンジンE
CU5と同様にCPUと、ROMと、RAMとを含んで
構成され、駆動システム1各部の状態を表すステータス
信号に基づいて、アイドルストップモードにおける自動
停止及び再始動を行うための各種指令を出力する。ま
た、アイドルストップECU6には、車両室内に設けら
れたアイドルストップシステムのメインスイッチ6aが
電気的に接続されている。
【0017】より詳細に説明すると、アイドルストップ
ECU6には、エンジンECU5から出力されるステー
タス信号が入力されると共に、ブレーキストロークセン
サ4aから出力されるブレーキストローク信号が入力さ
れる。また、アイドルストップECU6からは燃料噴射
信号、吸気量信号、点火制御信号がエンジンECU5
に、通常スタータ制御信号と再始動スタータ制御信号が
ギヤ式スタータ8に、電動ATポンプ制御信号が電動A
Tポンプ3aに、ブレーキ制御信号がブレーキECU7
にそれぞれ出力される。
【0018】また、メインスイッチ6aからはアイドル
ストップモードのON信号またはOFF信号がアイドル
ストップECU6に入力される。運転者は、車両室内に
設けられたメインスイッチ6aにより、アイドルストッ
プモードの作動(ON)、不作動(OFF)を切換える
ことができる。
【0019】ブレーキECU7は、エンジンECU5と
同様にCPUと、ROMと、RAMとを含んで構成さ
れ、アイドルストップECU6から出力されるブレーキ
制御信号及びブレーキ機構4からのマスタシリンダ圧信
号が入力され、これらの入力信号に基づいてブレーキ機
構4を制御するためのブレーキ制御信号をブレーキ機構
4に出力する。
【0020】次に、上述した構成を有する駆動システム
1で、所定の自動停止条件の成立によりエンジンの自動
停止を行う場合の処理について説明する。自動停止条件
は、例えば、 (a)アイドルストップモードがONであること (b)車速が零であること (c)自動変速機3のシフトポジションがドライブポジ
ション(以下、Dポジションと略記する)であること (d)フットブレーキ4bが踏まれていることのように
設定され、全条件が成立するとき自動停止が行われる。
【0021】これらの自動停止条件が成立するか否かの
判断は、アイドルストップECU6に含まれるCPU
が、ROMに格納されたプログラムを実行することによ
り行う。以下に、各条件の処理判断の詳細について説明
する。
【0022】条件(a)については、メインスイッチ6
aからのON信号がアイドルストップECU6に入力さ
れている場合に、条件が成立していると判断される。
【0023】条件(b)については、駆動システム1に
設けられた図示しない車速センサにより検出され出力さ
れた車速信号がエンジンECU5に入力され、その車速
信号に基づいてエンジンECU5から出力されかつアイ
ドルストップECU6に入力されるステータス信号が、
車速が零であることを表している場合に、条件が成立し
ていると判断される。
【0024】条件(c)については、自動変速機3より
出力されたATシフトポジション信号がエンジンECU
5に入力され、そのATシフトポジション信号に基づい
てエンジンECU5から出力され、かつアイドルストッ
プECU6に入力されるステータス信号が、ATシフト
ポジションがDポジションであることを表している場合
に、条件が成立していると判断される。
【0025】条件(d)については、ブレーキストロー
クセンサ4aより出力され、かつアイドルストップEC
U6に入力されるブレーキストローク信号が、例えばブ
レーキストロークが20%以上であることを表している
場合に、条件が成立していると判断される。なお、ブレ
ーキストロークとは、フットブレーキ4bが全く踏まれ
ていない状態を0%とし、フットブレーキ4bが最大限
踏込まれた状態を100%としたときに、フットブレー
キ4bの踏込みの度合を百分率で表した数値をいう。
【0026】上述した(a)〜(d)の全ての条件が成
立していることをアイドルストップECU6が判断した
場合、アイドルストップECU6は、エンジンへの燃料
の供給をカットするための燃料噴射信号、及びエンジン
への吸気をカットするための吸気信号をエンジンECU
5に出力する。これにより、エンジン2への燃料の供給
及び吸気がカットされ、エンジン2が自動停止する。ま
た、エンジン2が自動停止すると、アイドルストップE
CU6からブレーキ圧制御信号がブレーキECU7に出
力されることにより、ブレーキ機構4には一定のブレー
キ圧が設定される。従って、エンジンの自動停止中は、
一定のブレーキが保持されている。
【0027】次に、エンジン2が自動停止した状態で所
定の再始動条件の成立により再始動する場合の処理につ
いて、図2を参照しつつ説明する。尚、図2は、自動停
止中におけるメインルーチンのフローチャートであり、
アイドルストップECU6が自動停止から再始動するま
での間に実行する一連の処理内容を示している。また、
メインルーチンの処理プログラムは、アイドルストップ
ECU6に内蔵されたROM内に格納され、同CPUに
より実行される。
【0028】図2に示すメインルーチンにはいると、ま
ず、自動停止か否かが判断される(ステップ1、以下、
ステップ1をS1と略記する。他のステップも同様であ
る)。自動停止中でない場合は(S1:No)、本ルー
チンの処理を終了する。
【0029】自動停止中の場合は(S1:Yes)、ブ
レーキストロークが20%未満であるか否かが判断され
る(S2)。ブレーキストロークが20%以上である場
合は(S2:No)、フットブレーキ4bが充分に踏込
まれているので、自動停止を継続する。
【0030】一方、ブレーキストロークが20%未満で
ある場合は(S2:Yes)、エンジンの再始動制御を
行う(S3)。尚、ブレーキストロークが20%未満の
場合とは、フットブレーキ4bの踏込みが充分に緩めら
れた状態であり、運転者による走行の意思表示があった
とみなすことができるため、これを契機としてエンジン
の再始動制御を行うこととしている。
【0031】エンジンの再始動制御(S3)では、アイ
ドルストップECU6からスタータ8へスタータ制御信
号が出力され、これによりスタータ8が駆動されてエン
ジン2が再始動される。
【0032】エンジンの再始動制御(S3)の後、再始
動が完了したか否かが判断される(S4)。尚、この場
合の再始動完了とは、再始動制御開始後、エンジン回転
数が上昇して所定のアイドル回転数に達したことを意味
する。
【0033】再始動が完了すると(S4:Yes)、続
いてアクセルがONされているか否かが判断される(S
5)。アクセル・ONの判断は、駆動システム1に設け
られた図示しないアクセル開度センサから出力されるア
クセル開度信号がエンジンECU5に入力され、エンジ
ンECU5を介してアイドルストップECU6に入力さ
れるステータス信号に基づいて行われる。アクセル開度
が0より大きい値である場合、アクセルONと判断され
る。アクセル・ONの場合は(S5:Yes)、ブレー
キ力減少制御(S6)が実行される。
【0034】エンジン回転数は、再始動制御開始から急
上昇してアイドル回転数に到達すると再始動が完了す
る。そして、再始動完了と同時にアクセルがONされ、
以後アクセル開度に応じてエンジン回転数が上昇してい
く。(アクティブサイレンス制御)以上が従来技術にな
るアイドルストップ車両の駆動システムの一例である。
本発明は、この駆動システムに、ギヤ式スタータの始動
音をその逆位相を有する相殺音で低減するアクティブサ
イレンス手段を組入れたことを特徴とする。
【0035】本発明のアクティブサイレンス手段を組込
んだアイドルストップ車両の駆動システムの模式図を図
3に示す。すなわち、前記従来技術になるアイドルスト
ップ車両の駆動システム1に、アクティブサイレンス手
段として、再始動音検出手段21と、コントローラ22
と、相殺音発生手段23、24とを搭載した車両であ
る。
【0036】ギヤ式スタータ8の近傍に再始動音検出手
段(マイクなど)21と、再始動音検出手段21からの
出力を再始動音参照信号として再始動音に基づく騒音抑
制のためのフィードバック制御回路を含むコントローラ
(再始動音抑制信号発生手段)22と、コントローラ2
2の出力に基づいて車室内および/または車室外へに向
けて設置したスピーカ(相殺音発生手段)23、24を
駆動して、ギヤ式スタータ8の再始動音の逆位相音を発
生させて、再始動音に基づく車室内及び車室外の騒音を
抑制するものである。
【0037】アクティブサイレンス制御は、図3のアイ
ドルストップECU6のメインルーチンの処理プログラ
ムに従って実行される。すなわち、エンジンが自動停止
した状態から、所定の再始動条件の成立によって再始動
する場合には、まず、自動停止か否かが判断される(S
1)。自動停止中でない場合、すなわち、イグニション
キーによる始動の場合には、本ルーチンの処理を終了す
る。自動停止中の場合は(S1:Yes)、例えばブレ
ーキストロークが20%未満であるか否かが判断される
(S2)。ブレーキストロークが20%未満である場合
は(S2:Yes)、アクティブサイレンス制御(S2
1)を可能とし(すなわち、アイドルストップECU6
からコントローラ22へアクティブサイレンス制御信号
が出力される)、続いてエンジンの再始動制御(S3)
を行う。
【0038】エンジンの再始動制御(S3)では、アイ
ドルストップECU6からスタータ8へスタータ制御信
号が出力され、これによりスタータ8が駆動されてエン
ジン2が再始動される。この時には、アクティブサイレ
ンス制御(S21)は可能な状態にあるので、ギヤ式ス
タータ8の再起動音はマイク21によって検出され、コ
ントローラ22で逆位相信号が形成されてスピーカ2
3、24へ出力され、スピーカ23は運転者の頭部付近
で、またスピーカ24は例えば、車室外の歩行者を想定
した位置で、ギヤ式スタータ8の再起動音を相殺するよ
うに逆位相音を発生する。
【0039】エンジン再始動制御(S3)以降の各ステ
ップは、図2の従来技術と同様に行うことができる。
【0040】なお、ギヤ式スタータの電源回路とアクテ
ィブサイレンス手段の電源回路とはそれぞれ独立に電源
に結合されていることが望ましい。これはスタータの始
動により電源電圧の低下を生じることで効果的なアクテ
ィブサイレンス制御を妨げないためである。
【0041】アクティブサイレンス手段は、上述した実
施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱
しない範囲で種々の変更を施すことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明のアイドルストップ車両の起動装
置は、ギヤ式スタータの始動音をその逆位相を有する相
殺音で低減するアクティブサイレンス手段を組入れたこ
とを特徴としている。これによってエンジン自動停止後
のギヤ式スタータの再起動音(ギヤ鳴り)を低減するこ
とができ、運転者や、歩行者などに再始動音による不快
感を与えることがない。したがって、ギヤ式スタータに
よるアイドルストップ車両の普及を促進することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アイドルストップ車両の駆動システムのシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図2】自動停止中のメインルーチンのフローチャート
である。
【図3】本発明のアクティブサイレンス手段を搭載した
アイドルストップ車両の模式図である。
【図4】本発明のアクティブサイレンス制御を組込んだ
自動停止中のメインルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1:エンジン 21:マイクロフォン 22:フィード
バック制御回路 23、24:スピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 F02D 29/02 321B // B60R 11/02 B60R 11/02 B G10K 11/178 G10K 11/16 H Fターム(参考) 3D020 BA02 BB01 BC01 BE03 3G092 AC03 DG08 EA02 FA14 GA01 HA01Z HA05Z HE01Z HE08Z HF00Z HF02Z HF08Z HF12Z HF21Z HF26Z HG03Z 3G093 AA01 AA05 BA32 CA02 DA01 DA05 DA06 DA12 DB05 DB11 DB15 DB19 EA03 EB00 EC02 FA12 5D061 FF01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイドルストップ車両のギヤ式スタータを
    用いた起動装置であって、 前記ギヤ式スタータの始動音をその逆位相を有する相殺
    音で低減するアクティブサイレンス手段を組入れたこと
    を特徴とするアイドルストップ車両の起動装置。
  2. 【請求項2】前記アクティブサイレンス手段は、始動音
    検出手段と、該始動音と逆位相の相殺信号を発生する始
    動音抑制信号発生手段と、該始動音抑制信号発生手段か
    ら出力される相殺信号によって相殺音を発生する相殺音
    発生手段とを有する請求項1に記載のアイドルストップ
    車両の起動装置。
  3. 【請求項3】前記ギヤ式スタータの電源回路と前記アク
    ティブサイレンス手段の電源回路とは、それぞれ独立に
    電源に結合されている請求項1または2に記載のアイド
    ルストップ車両の起動装置。
  4. 【請求項4】前記アクティブサイレンス手段はエンジン
    が自動停止した後の再始動時に稼働する手段である請求
    項2または3に記載のアイドルストップ車両の起動装
    置。
  5. 【請求項5】前記車両の該車室内および/または該車室
    外とに向けて前記再始動音を制御する相殺音発生手段を
    有する請求項1ないし4のいずれかに記載のアイドルス
    トップ車両の起動装置。
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