JP2003301714A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JP2003301714A
JP2003301714A JP2002109279A JP2002109279A JP2003301714A JP 2003301714 A JP2003301714 A JP 2003301714A JP 2002109279 A JP2002109279 A JP 2002109279A JP 2002109279 A JP2002109279 A JP 2002109279A JP 2003301714 A JP2003301714 A JP 2003301714A
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water
engine
tank
voltage
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JP2002109279A
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Kenichi Nishikawa
健一 西川
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Denso Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煤成分PMを捕集して除去すると共に、窒素
酸化物NOXや硫黄酸化物SOXをも除去することのでき
る排気ガス浄化装置を提供する。 【解決手段】 排気ガスを水中で放出して水の中を通し
てから外部へ排出するバブリング槽41と、バブリング
槽41の水を通して水の中に捕集された煤成分PMを濾
過するフィルタ44と、フィルタ44を通過した水を貯
留する中和槽43と、中和槽43の中に設けられ、少な
くともマグネシウム材の電極を含む複数の電極板45
a、45b、45cからなる電極列45とを備え、電極
列45の両端電極45a、45c間に電圧を印加するこ
とにより、排気ガス中の窒素酸化物NOxや硫黄酸化物
SOxが溶け込んで酸性となった水をマグネシウムとの
電解反応により中性もしくはアルカリ性に改質する。こ
れにより、煤成分PMと同時に窒素酸化物NOXや硫黄
酸化物SOXをも除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン(内燃機
関)の排気ガス中に含まれる粒子状物質(煤成分)を捕
集して除去すると共に、同じく排気ガス中に含まれる窒
素酸化物や硫黄酸化物をも電解反応にて中和して除去す
る排気ガス浄化装置に関するもので、特に、上記物質が
発生しやすいディーゼルエンジン等に用いて好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジン等に適用され
る排気ガス浄化装置として、本出願人は先に特開平11
−324644号公報に記載のものを提案している。こ
れは、エンジンからの排気ガス中に含まれる粒子状物質
(Particulate Metter:主に煤成
分)を凝集させてサイクロン式遠心分離装置により分離
・捕集している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディーゼルエ
ンジン等からの排気ガス中には、先の粒子状物質PMの
他に窒素酸化物NOxや硫黄酸化物SOxも多く含まれ
ており、従来の排気ガス浄化装置ではこれら窒素酸化物
NOxや硫黄酸化物SOxの排出量は低減できていない
という問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題に鑑みて成された
ものであり、その目的は、粒子状物質(煤成分)PMを
捕集して除去すると共に、同じく排気ガス中に含まれる
窒素酸化物NOxや硫黄酸化物SOxをも除去すること
のできる排気ガス浄化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記、目的を達成するた
めに、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採
用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、エンジ
ン(1)で発生する排気ガスを外部へ排出するための排
気ガス通路(30)に設けられ、排気ガス中の粒子状物
質(PM)を捕集する排気ガス浄化装置において、排気
ガスを水中で放出して水の中を通してから外部へ排出す
るバブリング槽(41)と、バブリング槽(41)の水
を通して、水の中に捕集された粒子状物質(PM)を濾
過するフィルタ(44)と、フィルタ(44)を通過し
た水を貯留する中和槽(43)と、中和槽(43)の中
に設けられ、少なくともマグネシウム材の電極を含む複
数の電極板(45a〜45c)からなる電極列(45)
とを備え、電極列(45)の両端電極(45a、45
c)間に電圧を印加することにより、排気ガス中の窒素
酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が溶け込んで
酸性となった水をマグネシウムとの電解反応により中性
もしくはアルカリ性に改質することを特徴としている。
【0006】これにより、エンジン(1)からの排気ガ
ス中に含まれる粒子状物質(PM)は、排気ガスをバブ
リング槽(41)に通すことで水中にて捕集でき、次に
通過させるフィルタ(44)で濾過して分離し除去する
ことができる。また、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化
物(SOx)も、排気ガスをバブリング槽(41)に通
すことで水中に溶け込ませて除去することができる。
【0007】この窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物
(SOx)が溶け込んで酸性となった水は、中和槽(4
3)でマグネシウム材からなる電極板(45a〜45
c)を浸漬させると共に、その電極板(45a、45
b、45c)に電圧を印加することから酸性水中にMg
2+イオンが溶解する。そして、このMg2+イオンがOH
―と反応してMg(OH)2や酸性水に含まれるHNO3
及びH2SO4と反応して3Mg(NO32及びMgSO
4等が生成されて酸性水に混じることで酸性水が中性も
しくはアルカリ性に改質される。
【0008】マグネシウム材は、酸性から中性域では活
性な溶解特性を持つがアルカリ性域では、不動体を生成
するために安定となるため、この領域では溶解が進行し
ない。従って、アルカリ性に改質した水に浸漬している
時は電極板(45a〜45c)が消耗することはない。
また、Mg2+イオンが溶解されることにより、上水道に
も含まれるミネラルの1つであるマグネシウムが溶解さ
れるので直接下水道に排出が可能であり、しかも環境に
対する汚染の心配がない。
【0009】請求項2に記載の発明では、中和槽(4
3)の水を、循環手段(47)を用いてバブリング槽
(41)へ循環させることを特徴とする。これにより、
バブリング槽(41)へは常に中和された水が供給され
て順次水が入れ替わっていくため、バブリング槽(4
1)内が過度の酸性状態となることはなく、窒素酸化物
(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が溶け込み易い状態
が維持される。
【0010】また、バブリング槽(41)に水を供給す
ることで常にバブリング槽(41)は満水に保たれ、煤
成分が浮いた上面の水が溢れてフィルタ(44)へ流れ
るため、効率良く煤成分を捕集することができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、両端電極(4
5a、45c)の一方に正の電圧を印加して他方に負の
電圧を印加する第1通電モードと、両端電極(45a、
45c)の一方に負の電圧を印加して他方に正の電圧を
印加する第2通電モードとを交互に切り換える電圧印加
手段(46)を備え、マグネシウム材からなる電極板
(45a〜45c)の正の電位が帯電した側から中和槽
(43)内にMg2+イオンが溶解して電解反応が起こ
り、中和槽(43)内の水を中性もしくはアルカリ性に
改質することを特徴としている。
【0012】これにより、正の電位が帯電した側からM
gオンが溶解することにより電極板(45a〜45c)
が消耗されるが、交互に切り換える電圧印加手段(4
6)を有することにより、電極板(45a〜45c)が
均等に消耗するため保守期間を長くすることができる。
【0013】請求項4に記載の発明では、両端電極(4
5a、45c)を、プラチナ−チタン合金としたことを
特徴としている。これにより、電圧印加手段(46)を
接続した両端電極(45a、45c)はほとんど消耗し
ないため、電気接続のないマグネシウム材からなる中間
電極(45b)だけを交換すれば良いことからメンテナ
ンスが容易となる。
【0014】請求項5に記載の発明では、電極列(4
5)を中和槽(43)内の上下方向に配置する場合、電
極板(45a〜45c)の支持していない側を上方に傾
けた、または支持している辺に対して左右いずれかの側
方を上方に傾けたことを特徴としている。これは、電極
板(45a〜45c)の負の電位が帯電した側からは、
2H+イオンが電子を受け取って水素ガスH2が発生する
が、電極板(45a〜45c)を若干傾けて配置するこ
とにより、電極間に水素ガスH2が溜まり難く、大気中
に放出され易くなる。
【0015】請求項6に記載の発明では、両端電極(4
5a、45c)間への電圧の印加は、エンジン(1)が
始動してから所定時間(T1)経過した後に開始し、エ
ンジン(1)が停止してから所定時間(T2)経過した
後に停止することを特徴としている。
【0016】これにより、エンジン(1)が始動して中
和槽(43)内の酸性度が上がった頃に中和のための電
解反応を開始し、エンジン(1)が停止しても中和槽
(43)内の水が略中和状態となってから電圧の印加を
停止することとなる。尚、上記各手段の括弧内の符号
は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態における
排気ガス浄化装置40及びヒートポンプ装置100の全
体構成を示す模式図である。本実施形態では、本発明の
排気ガス浄化装置40を、灯油・軽油・ガソリン等を燃
料とする水冷式のエンジン1によって駆動されるエンジ
ン駆動式ヒートポンプ空調装置(以下、単にヒートポン
プ装置という)100に適用したものとして説明する。
このヒートポンプ装置100は車両搭載型あるいは固定
設置型の空調装置として用いられ、車室内や屋内を冷暖
房することができる。
【0018】まず、全体の構成を説明すると、エンジン
1によって駆動される圧縮機2、冷媒の流路を切り替る
四方弁4、冷房時は蒸発器として働き且つ暖房時は凝縮
器として働く室内熱交換器5、冷媒を減圧する減圧手段
である膨張弁6、冷房時は凝縮器として働き且つ暖房時
は蒸発器として働く室外熱交換器7、暖房時にエンジン
排熱を回収した温水(エンジン冷却水)で冷媒を加熱す
る冷媒加熱器8、冷媒を気液に分離しガス冷媒を導出す
るアキュムレ−タ9が冷媒管路10によって順次接続さ
れ、周知のヒートポンプ装置100の主回路が構成され
ている。
【0019】尚、符号5aは室内熱交換器5の送風ファ
ンである室内ファン、符号7aは室外熱交換器7の送風
ファンである室外ファンであり、各ファン5a・7aは
電動モータ(図示せず)によって駆動されるようになっ
ている。また、膨張弁6は周知のように、運転時に蒸発
器となる方の熱交換器出口の冷媒温度および冷媒圧力を
各々図示しない温度センサ及び圧力センサで検知し、こ
れらのセンサからの検知信号に応じて弁開度を制御する
電子膨張弁が用いられる。
【0020】エンジン1はVベルト3により圧縮機2に
駆動力を伝達し、圧縮機2を駆動させるようになってい
る。そして、エンジン1の排気口から燃料燃焼後の排気
ガスが排出されるが、排気口には、エンジン1からの排
気ガスを流して外部に排出するための金属管等からなる
排気ガス通路30が、フランジ等により接続されてい
る。
【0021】この排気ガス通路30の終端部は、本発明
の排気ガス浄化装置40内に引き込まれている。尚、こ
の排気ガス浄化装置40の構造は本発明の要部であるた
め、後述で詳細に説明する。ここで、排気ガス通路30
のうちエンジン1と排気ガス浄化装置40の間の部位に
は、後述の冷却水回路20内の冷却水と排気ガスとを熱
交換させる熱交換器(熱交換部)11が介在設定されて
いる。
【0022】熱交換器11は、例えば、公知のフィン−
チューブ型の熱交換器等を用いることが可能であり、チ
ューブ内部に冷却水を循環させ、フィンの隙間に排気ガ
スを通過させることで熱交換が行なわれる。熱交換器1
1への冷却水の供給は、冷却水回路20の一部をなすホ
ース(例えばゴムホース等)によって行なわれる。ま
た、排気ガス通路30と熱交換器11との接続はフラン
ジ等により行なわれる。
【0023】エンジン1は、エンジン1を冷却するため
の冷却水が循環する冷却水回路20を有している。ここ
で、冷却水回路20は、エンジン1の冷却水出口からホ
ースによって熱交換器11を通り、サ−モスタット12
を介しラジエ−タ13を通ってエンジン1の冷却水入口
に戻る回路(回路1)と、エンジン1の冷却水出口から
ホースによって熱交換器11を通り、サ−モスタット1
2を介し冷媒加熱器8を通ってエンジン1の冷却水入口
に戻る回路(回路2)とから構成されている。
【0024】尚、冷却水回路20は循環駆動源としてエ
ンジン1に内蔵された水ポンプ(図示せず)を有してお
り、ヒートポンプ装置100の冷房時には前者の回路1
を、暖房時には後者の回路2を冷却水が流れるように流
路制御されるようになっている。また、サーモスタット
12は冷却水温度をモニタし、回路2において冷却水温
度が高すぎる場合に回路1に切り換える等の流路制御を
行なうためのものである。また、ラジエ−タ13は室外
熱交換器7のサブクールを取る過冷却器として構成され
ている。
【0025】尚、ヒートポンプ装置100は上記の構成
要素にて構成されるが、これらのうち室内熱交換器5お
よび室内ファン5aは、室内機を構成して室内(車室内
または屋内)の適所に設置され、その他のものは、室外
機を構成して室外(車両の場合は例えばエンジンルーム
内)の適所に設置されている。そして、これら室内機お
よび室外機は図示しない電子回路等からなる制御装置に
よって、作動制御されるようになっている。
【0026】次に、本発明の要部である排気ガス浄化装
置40の構造について、図2も用いて説明する。図2
は、本発明の一実施形態における排気ガス浄化装置40
の構成を示す模式図である。排気ガス浄化装置40は、
大きく分けてバブリング槽41と中和槽43とから構成
されていて、両槽41・43は仕切り部42にて仕切ら
れている。また、両槽41・43は、酸およびアルカリ
に強いプラスチックなどの樹脂材料か、もしくは耐食性
を有する金属材料で形成されている。
【0027】バブリング槽41内には水が満たされてお
り、そのバブリング槽41の底まで排気ガス通路30の
終端部が引き込まれ、その終端部には無数の孔の開いた
ノズル31が接続されている。そして、排気ガスをバブ
リング槽41の底で無数の泡状として水中に噴出し、水
の中を通してから外部へ排出するようになっている。3
2は排気ガス浄化装置40の上部に設けられ排気ガス通
路30の一部を成す排気筒であり、ここから浄化された
排気ガスが外部(大気中)へ排出される。
【0028】このバブリング槽41から溢れた水は仕切
り部42を越えて隣に配置された中和槽43に貯留され
る。その中和槽43の上部には、フィルタ44が設置さ
れており、バブリング槽41からの水を受けて水中で捕
集された粒子状物質PMを濾過する。このフィルタ44
は、耐食性のある材質で作られており、例えばステンレ
スメッシュ等である。
【0029】中和槽43の中には、少なくともマグネシ
ウム材を用いた電極を含む複数の電極板45a・45b
・45cからなる電極列45が設けられており、貯留し
た水に浸漬するようになっている。本実施形態では、こ
の電極列45を中和槽43内の上下方向に配置してお
り、電極板45a〜45cの支持していない側を上方に
傾きを設けている(図3参照)。また、この電極列45
の両端に配置された両端電極45a・45cには、電圧
を印加するための電圧印加回路部(電圧印加手段)46
が接続されている。
【0030】また、中和槽43の底からバブリング槽4
1の上部へ水を循環する回路が設けられており、その水
循環回路には中和槽43の水をバブリング槽41に循環
させる循環ポンプ(循環手段)47と、定期的に排気ガ
ス浄化装置40内の水を中和槽43の底から外部へ排出
する排水バルブ49と、排水や蒸発で減少した水量をバ
ブリング槽41の上部から上水で補うための給水バルブ
48とが設けられている。
【0031】そして、排気ガス浄化装置40の運転中
は、中和槽43中の電極列45が浸漬する水量を保ちな
がら循環が行われる。また、これら機器は排気ガス浄化
装置40の制御装置50にて制御され、ヒートポンプ装
置100の制御装置から運転信号51が入力されると、
電圧印加回路部46、循環ポンプ47、給水バルブ4
8、排水バルブ49に作動信号を出力するようになって
いる。
【0032】次に、本実施形態の作動を上記構成に基づ
いて説明する。まずヒートポンプ装置100の作動につ
いて述べるが、その作動は公知であるため簡単に述べ
る。
【0033】冷房時:操作パネルの冷房スイッチが起動
されると、四方弁4が冷房側(破線)に切り替えられ、
冷媒は図1の破線矢印の様に流れる。すなわち、圧縮機
2を出た高温のガス冷媒は四方弁4、冷媒加熱器8を順
次流れ、室外熱交換器7で放熱凝縮され、膨張弁6で減
圧され、室内熱交換器5で吸熱蒸発し、冷房を行う。
【0034】その後、再び四方弁4を通りアキュムレー
タ9にて気液分離され、再び圧縮機2に戻る。この時、
冷却水回路20では、上記回路1を冷却水が流れる。す
なわち、エンジン1を出た冷却水は熱交換器11、サー
モスタット12、ラジエータ13を通り、再びエンジン
1に戻る。
【0035】暖房時:操作パネルの暖房スイッチが起動
されると、四方弁4が暖房側(実線)に切り替えられ、
冷媒は図1の実線矢印の様に流れる。すなわち、圧縮機
2を出た高温のガス冷媒は四方弁4を通り、室内熱交換
器5で放熱凝縮し、暖房を行う。室内熱交換器5を出た
高温の液冷媒は、膨張弁6で減圧され、室外熱交換器7
にて空気と熱交換(外気吸熱)して蒸発する。更に冷媒
加熱器8で、排気ガスの熱を回収した冷却水と熱交換し
て蒸発する。その後、四方弁4を再び通り、アキュムレ
ータ9から圧縮機2に戻る。
【0036】この時、冷却水回路20では、上記回路2
を冷却水が流れる。すなわち、エンジン1を出た冷却水
は熱交換器11、サーモスタット12を通り、冷媒加熱
器8へと流れ、上述のように、冷媒と熱交換し冷却され
た後、再びエンジン1に戻る。
【0037】次に、ヒートポンプ装置100の作動に伴
う排気ガス浄化装置40の作動について述べる。エンジ
ン1を始動させるとヒートポンプ装置100の制御装置
(図示せず)から排気ガス浄化装置40の運転信号51
が制御装置50に入力され、制御装置50は循環ポンプ
47の運転を開始する。
【0038】エンジン1の爆発行程にて発生した排気ガ
スは、エンジン1の排気口から、排気ガス通路30を通
り熱交換器11へ送られる。熱交換器11において冷や
された排気ガスは、更に排気ガス通路30を通過する際
に、自然放熱により温度が低下しながら排気ガス浄化装
置40に入り、バブリング槽41の底のノズル31から
無数の泡状となって水中に噴出される。
【0039】この際、排気ガス中に含まれる粒子状物質
PMは、排気ガスを水中に通すことで水に捕集されて除
去できる。また、窒素酸化物NOxや硫黄酸化物SOx
も、排気ガスを水中に通すことで水の中に溶け込ませて
除去することができる。そして水の中を通って浄化され
た排気ガスが排気筒32から外部の大気中へ排出され
る。
【0040】一方、粒子状物質PMを捕集したうえ窒素
酸化物NOxや硫黄酸化物SOxが溶け込んで酸性とな
った水の一部は、循環ポンプ47で供給された水量分だ
けバブリング槽41から溢れ、仕切り部42を越えて中
和槽43へ流入する。この際、中和槽43の上部に設け
られたフィルタ44で粒子状物質PMが濾過される。
尚、この粒子状物質PMを捕集したフィルタ44は、定
期的に交換を行う。
【0041】次に、フィルタ44を通過して中和槽43
に貯留された酸性水に対して、電極列45の両端電極4
5a・45cから電圧を印加する。図3は、本発明での
電解反応を説明するための中和槽43中での反応を示す
模式図であり、図4は本発明の電圧印加回路部46での
極性の切り換えを示す説明図である。
【0042】電圧印加手段である電圧印加回路部46
は、図4に示すように、一端の電極45aに正の電圧
(+Vo)を印加し他端の電極45cに負の電圧(−V
o)を印加する第1通電モード(t秒間)と、一端の電
極45aに負の電圧(−Vo)を印加し他端の電極45
cに正の電圧(+Vo)を印加する第2通電モード(t
秒間)とを交互に極性を切り換えるように通電を行う。
【0043】尚、両端電極45a・45cに印加する電
圧は、中和槽43内を流れる電流が所定値となるように
制御装置50により調整される。また、この電圧印加は
エンジン1が作動後、所定時間T1経過後に開始し、エ
ンジン1が停止後、所定時間T2経過後に停止させるよ
うに制御される。そして、両端電極45a・45c間に
電圧が印加されると、電極板45a〜45c間に電流が
流れて、酸性水が以下に示すように電気分解される。
【0044】ちなみに、両端電極45a・45c間に印
加される電圧の極性は所定時間(t秒間)毎に高電位側
から低電位側に反転するように切り換えられるが、説明
の便宜上、以下、一端の電極45aが高電位側の極性で
他端の電極45cが低電位側の極性となっている時を示
す。中間電極45bにおいても、それぞれの電極間に、
両端電極45a・45c間の電位差の略半分の電位差が
生ずることで、それぞれの電極で起こる電解反応につい
て図3を用いて説明する。
【0045】各電極板45a〜45cの高電位に帯電し
た側からMg2+イオンが溶解し、下記化学式(1)によ
って示されるようにMg2+イオンがOH―と反応してM
g(OH)2が生成され、更に、化学式(2)ないし
(5)に示すように、酸性水中に含まれるHNO3及び
2SO4と、Mg及びMg(OH)2とがそれぞれ反応
して3Mg(NO32及びMgSO4などの水に溶けや
すい物質が生成されて水に混じるので、中和槽43内の
酸性水が中性もしくはアルカリ性に改質される。
【0046】
【化1】 Mg2++2OH―→Mg(OH)2
【0047】
【化2】 3Mg+8HNO3→3Mg(NO32
2NO+4H2
【0048】
【化3】 Mg+H2SO4→MgSO4+H2
【0049】
【化4】 Mg(OH)2+2HNO3→Mg(N
32+2H2
【0050】
【化5】 Mg(OH)2+2H2SO4→MgSO4
2H2
【0051】また、他方の低電位に帯電した側では、水
素イオン2H+が電子を受け取って水素ガスH2になる反
応が起きている。尚、低電位側で発生した水素ガスH2
は、大気中に開放される。ちなみに、両端電極45a・
45cの極性が反転したときには、化学式(1)ないし
(5)で示す反応が起こる側と、水素イオン2H+が電
子を受け取って水素ガスH2になる反応が起こる側が反
転する。
【0052】また、高電位に帯電した側からMg2+イオ
ンが溶解することにより、各電極板45a〜45cのマ
グネシウムが消耗してしまう。本実施形態では、第1通
電モードと第2通電モードとを交互に切り換えて通電を
行うことにより、各電極板45a〜45cの両面が交互
に溶解するため均等に消耗するものである。
【0053】次に、エンジン1が停止するとヒートポン
プ装置100の制御装置(図示せず)から排気ガス浄化
装置40の運転停止信号51が制御装置50に入力さ
れ、制御装置50は、それから所定時間T2経過後に運
転を停止する。
【0054】次に、本実施形態の特徴を述べる。エンジ
ン1で発生する排気ガスを外部へ排出するための排気ガ
ス通路30に設けられ、排気ガス中の粒子状物質PMを
捕集する排気ガス浄化装置において、排気ガスを水中で
放出して水の中を通してから外部へ排出するバブリング
槽41と、このバブリング槽41の水を通して水の中に
捕集された粒子状物質PMを濾過するフィルタ44と、
このフィルタ44を通過した水を貯留する中和槽43
と、この中和槽43の中に設けられ、少なくともマグネ
シウム材の電極を含む複数の電極板45a〜45cから
なる電極列45とを備え、この電極列45の両端電極4
5a・45c間に電圧を印加することにより、排気ガス
中の窒素酸化物NOxや硫黄酸化物SOxが溶け込んで
酸性となった水をマグネシウムとの電解反応により中性
もしくはアルカリ性に改質している。
【0055】これにより、エンジン1からの排気ガス中
に含まれる粒子状物質PMは、排気ガスをバブリング槽
41に通すことで水中にて捕集でき、次に通過させるフ
ィルタ44で濾過して分離し除去することができる。ま
た、窒素酸化物NOxや硫黄酸化物SOxも、排気ガス
をバブリング槽41に通すことで水中に溶け込ませて除
去することができる。
【0056】そして、この窒素酸化物NOxや硫黄酸化
物SOxが溶け込んで酸性となった水は、中和槽43で
マグネシウム材からなる電極板45a〜45cを浸漬さ
せると共に、その両端電極45a・45cに電圧を印加
することから酸性水中にMg 2+イオンが溶解する。そし
て、このMg2+イオンがOH―と反応してMg(OH)
2や酸性水に含まれるHNO3及びH2SO4と反応して3
Mg(NO32及びMgSO4等が生成されて酸性水に
混じることで酸性水が中性もしくはアルカリ性に改質さ
れる。
【0057】マグネシウム材は、酸性から中性域では活
性な溶解特性を持つがアルカリ性域では、不動体を生成
するために安定となるため、この領域では溶解が進行し
ない。従って、アルカリ性に改質した水に浸漬している
時は電極板45a〜45cが消耗することはない。ま
た、Mg2+イオンが溶解されることにより、上水道にも
含まれるミネラルの1つであるマグネシウムが溶解され
るので直接下水道に排出が可能であり、しかも環境に対
する汚染の心配がない。
【0058】また、中和槽43の水を、循環ポンプ47
を用いてバブリング槽41へ循環させている。これによ
り、バブリング槽41へは常に中和された水が供給され
て順次水が入れ替わっていくため、バブリング槽41内
が過度の酸性状態となることはなく、窒素酸化物NOx
や硫黄酸化物SOxが溶け込み易い状態が維持される。
【0059】また、バブリング槽41に水を供給するこ
とで常にバブリング槽41は満水に保たれ、煤成分が浮
いた上面の水が溢れてフィルタ44へ流れるため、効率
良く煤成分を捕集することができる。
【0060】また、両端電極45a・45cの一方に正
の電圧を印加して他方に負の電圧を印加する第1通電モ
ードと、両端電極45a・45cの一方に負の電圧を印
加して他方に正の電圧を印加する第2通電モードとを交
互に切り換える電圧印加回路部46を備え、マグネシウ
ム材からなる電極板45a〜45cの正の電位が帯電し
た側から中和槽43内にMg2+イオンが溶解して電解反
応が起こり、中和槽43内の水を中性もしくはアルカリ
性に改質している。
【0061】これにより、正の電位が帯電した側からM
gオンが溶解することにより電極板45a〜45cが消
耗されるが、交互に切り換える電圧印加回路46を有す
ることにより、電極板45a〜45cが均等に消耗する
ため保守期間を長くすることができる。
【0062】また、両端電極45a・45cを、プラチ
ナ−チタン合金としても良い。これにより、電圧印加回
路部46を接続した両端電極45a・45cはほとんど
消耗しないため、電気接続のないマグネシウム材からな
る中間電極45bだけを交換すれば良いことからメンテ
ナンスが容易となる。
【0063】また、電極列45を中和槽43内の上下方
向に配置する場合、電極板45a〜45cの支持してい
ない側を上方に傾けた、または支持している辺に対して
左右いずれかの側方を上方に傾けている。これは、電極
板45a〜45cの負の電位が帯電した側からは、2H
+イオンが電子を受け取って水素ガスH2が発生するが、
電極板45a〜45cを若干傾けて配置することによ
り、電極間に水素ガスH 2が溜まり難く、大気中に放出
され易くなる。
【0064】また、両端電極45a・45c間への電圧
の印加は、エンジン1が始動してから所定時間T1経過
した後に開始し、エンジン1が停止してから所定時間T
2経過した後に停止させている。これにより、エンジン
1が始動して中和槽43内の酸性度が上がった頃に中和
のための電解反応を開始し、エンジン1が停止しても中
和槽43内の水が略中和状態となってから電圧の印加を
停止することとなる。
【0065】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、排気ガス浄化装置40をヒートポンプ装置100に
組み込んだ形態としたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、ヒートポンプ装置100に組み込まずに、
単に内燃機関の排気ガス浄化を行なうものでもよい。ま
た、上述の実施形態では、水冷式のエンジンである例を
述べたが、冷却水回路を有しないもの、例えば空冷式の
エンジンであってもよい。
【0066】また、上述の実施形態では、ヒートポンプ
装置100から運転信号51を制御装置50に入力させ
て排気ガス浄化装置40の作動を行うように制御した
が、例えばバブリング槽41内にpHセンサーを設けて水
のpH値を検出し、検出値に基づいて、排気ガス浄化装置
40の作動および電圧印加条件を可変するようにしても
良い。これにより、エンジン1作動後の所定時間T1経
過後に作動させ、エンジン1停止後の所定時間T2経過
後に停止させる制御よりも効率良く酸性水の改質が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における排気ガス浄化装置
およびヒートポンプ装置の全体構成を示す模式図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態における排気ガス浄化装置
の構成を示す模式図である。
【図3】本発明での電解反応を説明するための中和槽中
の反応を示す模式図である。
【図4】本発明の電圧印加回路部での極性の切り換えを
示す説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 30 排気ガス通路 41 バブリング槽 43 中和槽 44 フィルタ 45 電極列 45a、45c 両端電極、電極板 45b 中間電極(電極板) 46 電圧印加回路部(電圧印加手段) 47 循環ポンプ(循環手段) NOX 窒素酸化物 PM 粒子状物質 SOX 硫黄酸化物 T1、T2 所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/77 F01N 3/02 301Z 4D041 C02F 1/46 B01D 53/34 133 4D061 F01N 3/02 301 23/02 A Fターム(参考) 3G090 AA01 AA06 EA04 3G091 AA02 AA06 AA17 AA18 AB08 AB14 AB15 BA11 BA17 CA26 EA30 FC06 4D002 AA02 AA12 AC10 BA02 BA13 BA14 BA20 CA06 DA35 EA07 FA10 GA03 GB09 GB20 HA01 HA02 HA08 4D020 AA05 AA06 BA23 BB03 CB02 DA01 DB08 DB20 4D032 AA22 BA05 BB05 CA01 CA10 4D041 AA03 AB03 AB17 AB21 AD12 CA07 CB04 CC08 4D061 DA08 DB09 DB18 DC14 DC17 EA02 EB05 EB18 EB20 EB30 EB31 EB39 FA11 FA13 GC11 GC12 GC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)で発生する排気ガスを外
    部へ排出するための排気ガス通路(30)に設けられ、
    前記排気ガス中の粒子状物質(PM)を捕集する排気ガ
    ス浄化装置において、 前記排気ガスを水中で放出して水の中を通してから外部
    へ排出するバブリング槽(41)と、 前記バブリング槽(41)の水を通して水の中に捕集さ
    れた前記粒子状物質(PM)を濾過するフィルタ(4
    4)と、 前記フィルタ(44)を通過した水を貯留する中和槽
    (43)と、 前記中和槽(43)の中に設けられ、少なくともマグネ
    シウム材の電極を含む複数の電極板(45a〜45c)
    からなる電極列(45)とを備え、 前記電極列(45)の両端電極(45a、45c)間に
    電圧を印加することにより、前記排気ガス中の窒素酸化
    物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が溶け込んで酸性
    となった水をマグネシウムとの電解反応により中性もし
    くはアルカリ性に改質することを特徴とする排気ガス浄
    化装置。
  2. 【請求項2】 前記中和槽(43)の水を、循環手段
    (47)を用いて前記バブリング槽(41)へ循環させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記両端電極(45a、45c)の一方
    に正の電圧を印加して他方に負の電圧を印加する第1通
    電モードと、前記両端電極(45a、45c)の一方に
    負の電圧を印加して他方に正の電圧を印加する第2通電
    モードとを交互に切り換える電圧印加手段(46)を備
    え、前記マグネシウム材からなる電極板(45a〜45
    c)の正の電位が帯電した側から前記中和槽(43)内
    にMg 2+イオンが溶解して電解反応が起こり、前記中和
    槽(43)内の水を中性もしくはアルカリ性に改質する
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記両端電極(45a、45c)を、プ
    ラチナ−チタン合金としたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3に記載の排気ガス浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記電極列(45)を前記中和槽(4
    3)内の上下方向に配置する場合、前記電極板(45a
    〜45c)の支持していない側を上方に傾けた、または
    支持している辺に対して左右いずれかの側方を上方に傾
    けたことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装
    置。
  6. 【請求項6】 前記両端電極(45a、45c)間への
    電圧の印加は、前記エンジン(1)が始動してから所定
    時間(T1)経過した後に開始し、前記エンジン(1)
    が停止してから所定時間(T2)経過した後に停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
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