JP2003299332A - 小型ブラシレスモータ - Google Patents
小型ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JP2003299332A JP2003299332A JP2002103295A JP2002103295A JP2003299332A JP 2003299332 A JP2003299332 A JP 2003299332A JP 2002103295 A JP2002103295 A JP 2002103295A JP 2002103295 A JP2002103295 A JP 2002103295A JP 2003299332 A JP2003299332 A JP 2003299332A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- core
- brushless motor
- rotor
- small
- Prior art date
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- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速における回転精度の維持と耐振動に強
く、長寿命の小型ブラシレスモータを提供することを目
的とする。 【解決手段】 吸引マグネット9をコア6内周部に取り
付け、ロータフレーム4を吸引することにより、高速回
転での縦振動を抑制でき、ディスクの情報を正確に読み
取ることが可能となる。また、コア6の内径部にメタル
カバー10を圧入することにより、含油メタル2の外部
への油の飛散が防止でき長寿命化が期待できる。
く、長寿命の小型ブラシレスモータを提供することを目
的とする。 【解決手段】 吸引マグネット9をコア6内周部に取り
付け、ロータフレーム4を吸引することにより、高速回
転での縦振動を抑制でき、ディスクの情報を正確に読み
取ることが可能となる。また、コア6の内径部にメタル
カバー10を圧入することにより、含油メタル2の外部
への油の飛散が防止でき長寿命化が期待できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、CD−RO
M、CDやMD等のディスク回転伝達に用いるスピンド
ルモータの構造に関する。
M、CDやMD等のディスク回転伝達に用いるスピンド
ルモータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROMやDVDは、データ
の転送速度の高速化が求められている。それらに使用さ
れるスピンドルモータも高速の回転数となり、低振動と
長寿命が求められている。従来、この種のスピンドルモ
ータの軸受装置は焼結含油メタルの軸受が主流で、CD
−ROM等に採用されているモータとしては特開平7−
59324号公報や特開平8−33300号公報、特開
平8−289523号公報に記載された構造のモータが
一般に知られている。
の転送速度の高速化が求められている。それらに使用さ
れるスピンドルモータも高速の回転数となり、低振動と
長寿命が求められている。従来、この種のスピンドルモ
ータの軸受装置は焼結含油メタルの軸受が主流で、CD
−ROM等に採用されているモータとしては特開平7−
59324号公報や特開平8−33300号公報、特開
平8−289523号公報に記載された構造のモータが
一般に知られている。
【0003】以下に、図面を参照しながら従来モータの
構造の一例について説明する。
構造の一例について説明する。
【0004】図2は、特開平8−289523号公報記
載の従来モータの構造を示す断面図である。図2におい
て、1は回転伝達を行うシャフト、2は含油メタル、3
は含油メタル保持部とセットへの取り付け部を一体とし
たブラケット、4はロータフレーム、5はマグネット、
6はコア、7はインシュレータ、8は巻線である。モー
タは、マグネット5とコア6の間に順次発生する磁気力
により回転力を得、ロータフレーム4の中央に圧入され
たシャフト1が、前記含油メタル2から構成された軸受
装置により回転自在に支持され、回転を外部に伝達す
る。
載の従来モータの構造を示す断面図である。図2におい
て、1は回転伝達を行うシャフト、2は含油メタル、3
は含油メタル保持部とセットへの取り付け部を一体とし
たブラケット、4はロータフレーム、5はマグネット、
6はコア、7はインシュレータ、8は巻線である。モー
タは、マグネット5とコア6の間に順次発生する磁気力
により回転力を得、ロータフレーム4の中央に圧入され
たシャフト1が、前記含油メタル2から構成された軸受
装置により回転自在に支持され、回転を外部に伝達す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、回転速度が低速では問題無いが高速にな
るにつれ、回転精度の維持や回転数の2乗に比例するア
ンバランスによる耐振動性に劣り、ディスク上のデータ
を正確に読み取ることができないという不具合や機器の
寿命を著しく低下させるという課題を有していた。
うな構成では、回転速度が低速では問題無いが高速にな
るにつれ、回転精度の維持や回転数の2乗に比例するア
ンバランスによる耐振動性に劣り、ディスク上のデータ
を正確に読み取ることができないという不具合や機器の
寿命を著しく低下させるという課題を有していた。
【0006】本発明は、高速における回転精度の維持と
耐振動性に優れた、長寿命の小型ブラシレスモータを提
供することを目的とする。
耐振動性に優れた、長寿命の小型ブラシレスモータを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータの構造は、ロータを吸引するためのマ
グネットをコアの上面に有することと、含油メタルの外
周部を被うメタルカバーをコア内径部に圧入して構成し
たものである。
に本発明のモータの構造は、ロータを吸引するためのマ
グネットをコアの上面に有することと、含油メタルの外
周部を被うメタルカバーをコア内径部に圧入して構成し
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コアにインシュレータを介して巻線が巻装されてい
る固定子の前記コアの巻線されていない内径側の上部に
マグネットを、回転子のロータフレームと対向した位置
に配設して、磁気吸引力でロータを吸引している。
は、コアにインシュレータを介して巻線が巻装されてい
る固定子の前記コアの巻線されていない内径側の上部に
マグネットを、回転子のロータフレームと対向した位置
に配設して、磁気吸引力でロータを吸引している。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、含油メ
タルの外周部に円筒状のカバーを前記コア内径に圧入し
て構成し、油の外周への飛び出しを抑制する。
タルの外周部に円筒状のカバーを前記コア内径に圧入し
て構成し、油の外周への飛び出しを抑制する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図1は、本発明の小型ブラシレスモータの
断面図を示し、1は回転伝達を行うシャフト、2は含油
メタル、3は含油メタル保持部とセットへの取り付け部
を一体としたブラケット、4はロータフレーム、5はマ
グネット、6はコア、7はインシュレータ、8は巻線、
9は吸引マグネットである。モータはロータマグネット
5とコア6の間に順次発生する磁気力により回転力を
得、ロータフレーム4の中央に圧入されたシャフト1
が、前記含油メタル2から構成された軸受装置により回
転自在に支持され、回転を外部に伝達する。そしてコア
6の巻線されていない内径部の上部に、単極又は多極に
着磁された吸引マグネット9を、ロータフレーム4と対
向した位置に配設し、ロータフレーム4を磁気的に吸引
する。また、含油メタル2の外周部に絞り加工によって
形成されたメタルカバー10をコア6の内径に圧入して
いる。
断面図を示し、1は回転伝達を行うシャフト、2は含油
メタル、3は含油メタル保持部とセットへの取り付け部
を一体としたブラケット、4はロータフレーム、5はマ
グネット、6はコア、7はインシュレータ、8は巻線、
9は吸引マグネットである。モータはロータマグネット
5とコア6の間に順次発生する磁気力により回転力を
得、ロータフレーム4の中央に圧入されたシャフト1
が、前記含油メタル2から構成された軸受装置により回
転自在に支持され、回転を外部に伝達する。そしてコア
6の巻線されていない内径部の上部に、単極又は多極に
着磁された吸引マグネット9を、ロータフレーム4と対
向した位置に配設し、ロータフレーム4を磁気的に吸引
する。また、含油メタル2の外周部に絞り加工によって
形成されたメタルカバー10をコア6の内径に圧入して
いる。
【0012】
【発明の効果】吸引マグネットをコア内周部に取り付
け、ロータフレームを吸引することにより、高速回転で
の縦振動を抑制でき、ディスクの情報を正確に読み取る
ことが可能となる。また、コア内径部にメタルカバーを
圧入することにより、含油メタル外部への油の飛散が防
止でき長寿命化が期待できる。
け、ロータフレームを吸引することにより、高速回転で
の縦振動を抑制でき、ディスクの情報を正確に読み取る
ことが可能となる。また、コア内径部にメタルカバーを
圧入することにより、含油メタル外部への油の飛散が防
止でき長寿命化が期待できる。
【図1】本発明の実施例における軸受装置の断面図
【図2】従来のモータの構造を示す断面図
1 シャフト
2 含油メタル
3 ブラケット
4 ロータフレーム
5 マグネット
6 コア
7 インシュレータ
8 巻線
9 吸引マグネット
10 メタルカバー
Claims (2)
- 【請求項1】 回転子と、この回転子と対向して配置さ
れた固定子と、前記回転子の中央に固定されたシャフト
と、このシャフトを回転自在に支持する含油メタルを有
する小型ブラシレスモータにおいて、前記固定子には、
コアにインシュレータを介して巻線が巻装されている。
前記コアの巻線されていない内径部の上部にアキシャル
方向に着磁されたマグネットを、前記回転子のロータフ
レームと対向した位置に配設した小型ブラシレスモー
タ。 - 【請求項2】 軸受部は、含油メタルで構成されてい
て、その含油メタルの外周部に円筒状のカバーを前記コ
ア内径に圧入して構成した小型ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103295A JP2003299332A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 小型ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103295A JP2003299332A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 小型ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003299332A true JP2003299332A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29389211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103295A Pending JP2003299332A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 小型ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003299332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172193A (ja) * | 2005-12-12 | 2010-08-05 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | スピンドルモーター |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103295A patent/JP2003299332A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172193A (ja) * | 2005-12-12 | 2010-08-05 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | スピンドルモーター |
US7880353B2 (en) * | 2005-12-12 | 2011-02-01 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Spindle motor having holding magnet preventing oil discharge |
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