JP2003298757A - ネットワークシステム及び情報処理方法 - Google Patents

ネットワークシステム及び情報処理方法

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JP2003298757A
JP2003298757A JP2002098632A JP2002098632A JP2003298757A JP 2003298757 A JP2003298757 A JP 2003298757A JP 2002098632 A JP2002098632 A JP 2002098632A JP 2002098632 A JP2002098632 A JP 2002098632A JP 2003298757 A JP2003298757 A JP 2003298757A
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Yoshibumi Suzuki
義文 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石油会社が顧客サイドに設置した灯油タンク
への効率の良い灯油補給が行えるネットワークシステム
を提供する。 【解決手段】 顧客サイドに設置した灯油タンク310
の残量をセンサ320で検出し、発呼制御部330が灯
油タンク残量に応じて石油会社100の所有する異なる
電話番号回線に発呼元電話番号通知モードで発呼する。
石油会社100のサーバ装置110は、被呼が検出され
た回線の電話番号から顧客の灯油タンク310の残量を
認識し、報知される発呼元電話番号から残量を報知して
きた顧客を特定し、顧客の灯油残量を把握して計画的な
給油計画を立案し、配給ルートを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売元に設置
されたサーバ装置と、各顧客に設置された顧客装置と、
前記サーバ装置と前記顧客装置を接続するための公衆回
線網とから構成されるネットワークシステム及び情報処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冬季にあける暖房として、石
油ストーブを利用したり、灯油を燃焼させてセントラル
ヒーティングを実現することが広く行われている。この
ような場合に、いちいちポリタンクなどを持参して灯油
を購入することは非常な労力が必要であり、簡便な灯油
購入が求められていた。
【0003】冬季に一定以上の消費が見込める場合には
顧客の敷地内に灯油タンクを設置し、この灯油タンク内
に灯油を貯蔵しておいて必要な量を取り出す方法が普及
してきた。この場合には灯油販売元が顧客よりの要求に
応じて灯油の補給を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客は
灯油の残量が極僅かとなった時点で、あるいは完全に無
くなってから販売元に灯油の補給を要求してくることが
多く、このような場合には緊急に灯油を補給する必要が
あり、例え近くに複数の顧客があり、一括して灯油を補
給しようとしても、他に灯油の補給を要求している顧客
があれば要求している顧客への給油に向わなければなら
ず、顧客が広範囲な場所に点在しているような場合には
給油のために走り回らなければならず、非効率であっ
た。
【0005】本発明はかかる課題を解決することを目的
として成されたもので、商品残量を顧客からの要求前に
自動的に認識可能とし、緊急度を考慮した効率的な商品
配送計画を立てることを可能とするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決して上
記目的を達成する一手段として、本発明にかかる一発明
の実施の形態例は、例えば以下の構成を備える。
【0007】即ち、商品販売元に設置されたサーバ装置
と、各顧客に設置された顧客装置と、前記サーバ装置と
前記顧客装置を接続するための公衆回線網とから構成さ
れるネットワークシステムであって、前記サーバ装置
は、前記公衆回線網の少なくとも2つの異なる電話番号
回線よりの被呼を検出可能な被呼検出手段と、前記被呼
検出手段が被呼を検出した回線の電話番号及び発呼先電
話番号から発呼先顧客装置及び販売商品残量を取得する
取得手段とを備え、前記顧客装置は、商品残量を検出す
る残量検出手段と、前記残量検出手段が検出した商品残
量に応じて発呼先電話番号を選択する選択手段と、前記
選択手段が選択した電話番号に自動発呼する発呼手段と
を有し、前記サーバ装置は前記取得手段が取得した発呼
先電話番号から商品残量を放置した顧客を特定すると共
に、被呼電話番号より商品残量を認識可能とすることを
特徴とする。
【0008】そして例えば、前記商品は灯油であり、前
記残量検出手段は設置されている灯油タンクの残量があ
らかじめ定めた量となったかの検出を行い、前記選択手
段は、前記灯油タンク残量があらかじめ定めた量になっ
た時に残量に応じて定められた電話番号を選択すること
を特徴とする。
【0009】また例えば、前記サーバ装置は、更に前記
取得手段で取得した被呼電話番号から商品残量を認識し
て商品材料に応じて商品供給緊急度を決め商品配送ルー
トを決定する商品配送決定手段を備えることを特徴とす
る。
【0010】また、商品販売元に設置された少なくとも
2つの異なる電話番号回線よりの被呼を検出可能なサー
バ装置と、各顧客に設置された顧客装置と、前記サーバ
装置と前記顧客装置を接続するための公衆回線網とから
構成されるネットワークシステムにおける情報処理方法
であって、前記サーバ装置は、前記公衆回線網の少なく
とも2つの異なる電話番号回線よりの被呼を検出すると
被呼を検出した回線の電話番号及び発呼先電話番号から
発呼先顧客装置位置及び販売商品残量を認識し、顧客へ
の商品配送計画を立案可能とする情報処理方法とするこ
とを特徴とする。
【0011】そして例えば、前記顧客装置は、商品残量
があらかじめ定めた残量になると残量で定まる電話番号
に自動発呼することで商品残量をサーバ装置に報知可能
とすることを特徴とする。
【0012】また例えば、前記商品は灯油であり、設置
されている灯油タンクの残量があらかじめ定めた量とな
った場合に残量によりあらかじめ決められた電話番号に
自動発呼させることを特徴とする。
【0013】更に例えば、前記サーバ装置は、更に被呼
電話番号から商品残量を認識して商品材料に応じて商品
供給緊急度を決め顧客への商品配送ルートを決定するこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る一発明の実施の形態例について詳細に説明す
る。図1は本発明にかかる一発明の実施の形態例の商品
配送システムを説明するための図である。以下の説明は
石油会社が顧客の家の敷地内に灯油タンクを設置し灯油
タンクに灯油を補給していく場合を例に説明する。
【0015】図1では顧客を2軒のみ示しているが、実
際は数千軒に対して灯油の補給をしており、灯油の補給
をする地域も広範囲にわたっている。図1において、1
00は灯油の配送を行う石油会社、200は石油会社と
顧客とを接続可能な公衆電話回線網、300、400は
顧客である。
【0016】石油会社100は、通信制御及び顧客情報
管理などを行うためのサーバ装置110、公衆回線網2
00に接続されているそれぞれ別個の電話番号が割り当
てられている通信回線(電話回線)とのインタフェース
を司るNCU150、160、170を備えている。
【0017】例えば、各顧客側に設置されている灯油タ
ンク310の残量が50%以下となった場合の報知用に
(0ab−cd−efgh)の回線を、残量が20%以
下となった場合の報知用には(0ij−kl−mno
p)の回線を、残量がほとんどなくなった場合の報知用
には(0qr−st−uvwx)の回線を有している。
【0018】なお、顧客数が多く、電話がかかりにくく
なることが予想される場合には報知用の回線数を更に増
加させることが望ましい。この場合に各顧客グループ毎
に割り当て回線を異ならせても良い。あるいは代表番号
式にして複数回線で順次応答可能にしてもよい。
【0019】各顧客300、400はそれぞれ同様の構
成を備えているが、説明の容易化のため顧客300の構
成のみを図示している。顧客は、例えば敷地内に設置さ
れた灯油タンク310、灯油タンク310の残量を検出
するセンサ320、センサ320の検出結果があらかじ
め定めた残量となったか否かを判断し、検出結果があら
かじめ定めた残量となった時にNCU340を起動して
残量により定まる石油会社100の電話番号を発呼する
発呼制御部330、公衆回線網200への発呼制御及び
被呼制御を行うNCU340とを備えている。
【0020】センサ320は、例えば灯油タンク310
内の残量を連続的に検出できるセンサであっても良く、
例えば、残量が所定の量となったことを検出可能なセン
サを複数備える構成でもよい。この場合には、例えば灯
油タンク310残量が50%以下となったことを検出す
る第1のセンサと、残量が20%以下となったことを検
出する第2のセンサと、残量がほとんど無くなったこと
を検出する第3のセンサを備える構成とすることが望ま
しい。しかし、本実施の形態例は以上の例に限定される
ものではなく、更に多くのセンサを備える構成としても
よく、満タンセンサを備えていてもよい。
【0021】灯油タンク310の残量を連続的に検出可
能なセンサを備える場合には、発呼制御部330でセン
サの検出量を監視し、夫々灯油タンク310内残量が5
0%、20%、ほとんどなくなった場合といったあらか
じめ設定した残量となったことを認識可能に構成すれば
よい。
【0022】発呼制御部330は、センサ320よりの
残量検出結果に従ってあらかじめ設定した残量となるご
とにNCU340を起動して夫々固有の石油会社(サー
バ装置110)の電話番号を選択して自動発呼する。
【0023】例えば、センサ320の検出結果が灯油タ
ンク310の残量が50%以下となった場合には(0a
b−cd−efgh)に、残量が20%以下となった場
合には(0ij−kl−mnop)に、残量がほとんど
なくなった場合には(0qr−st−uvwx)に発呼
するように制御する。
【0024】この場合に、発呼制御部330は自己の
(発呼元)電話番号を相手先に通知するモードで上記電
話番号への発呼を行う。これにより、サーバ装置110
のNCUが被呼を検出した際に発呼元電話番号を認識す
ることができ、いずれの顧客からの報知であるかを容易
に特定できる。更に、どの回線で被呼を検出したかを認
識して顧客の灯油タンクの残量を把握することができる
ことになる。
【0025】以上の構成を備えることにより、顧客(例
えば顧客300)の敷地内などに設置した灯油タンク3
10の残量をセンサ320で検出し、発呼制御部330
が灯油タンク残量応じて石油会社100の所有する異な
る電話番号回線に発呼元電話番号通知モードで発呼する
ことで、自動的に灯油タンク残量を石油会社の報知する
ことが可能となる。
【0026】そして、石油会社100のサーバ装置11
0は、被呼が検出された回線の電話番号から顧客の灯油
タンク310の残量を認識し、報知される発呼元電話番
号から残量を報知してきた顧客を特定し、顧客の灯油残
量を把握して計画的な給油計画を立案し、配給ルートを
決定可能となる。
【0027】サーバ装置110の詳細構成を図2を参照
して以下に説明する。図2は本実施の形態例の石油会社
のサーバ装置の詳細構成を説明するための図である。
【0028】図2に示すようにサーバ装置110は、サ
ーバ装置全体の制御を司る制御部111、NCU15
0,160,170の制御を司ると共に発呼元を特定可
能な発呼元番号認識部112、顧客情報を保持する顧客
ファイル113、顧客場所情報を含む商品配送地域情報
を保持する地図ファイル114、各種情報を表示可能な
表示部115、解析結果や後述する配送ルートなどを印
刷出力可能な印刷出力部116を備えている。
【0029】発呼元番号認識部112は、公衆回線網2
00よりの電話回線(局線)に接続されたNCU15
0,160,170(該NCU150、160、170
は、各階線毎に別構成で備えられる場合に限定されるも
のではなく、一つのNCUで複数回線の発呼制御及び被
呼制御を行う構成としてもよい。)よりの被呼検出に応
答して、発呼元から通知される電話番号を認識して発呼
元番号として制御部111に報知すると共に、被呼を検
出した回線番号を制御部111に報知し、制御部111
で発呼元顧客及び該発呼元顧客から報知された灯油タン
ク310内の灯油残量を認識可能とする。
【0030】顧客ファイル113は、顧客の電話番号を
キーワードとして、顧客コード、顧客氏名、顧客住所、
顧客タンク残量情報、顧客契約情報、顧客使用予想情
報、配送ルート情報などを登録している。地図ファイル
114は配送ルートを決定するための地図情報が記憶さ
れている。
【0031】制御部111では顧客ファイルから最も緊
急度の高い例えば灯油タンク残量の最も少ないと予想さ
れる顧客情報を読み出すと共に、当該顧客に石油を配送
するとした場合に近隣地区の顧客情報を検索し、例えば
灯油タンク残量が50%以下であると報知されている顧
客を抽出する。
【0032】そして、地図ファイル114から最も緊急
度の高い例えば灯油タンク残量の最も少ないと予想され
る顧客を含む配送可能領域の地図情報を読み出してきて
表示すると共に、周辺の抽出した顧客を地図上に表示す
る。
【0033】そして例えば表示画面を確認しながら配給
顧客を選択することにより石油配送先を指示すると配送
時間などから配給ルートと共に配送順を決定し表示部1
15の表示画面に表示すると共に印刷出力部116より
印刷出力し、配送を行うドライバに渡せるようにする。
【0034】なお、地図ファイル114を備えていなく
ても、配送サービス地域の地図をあらかじめ用意してお
き、配送先顧客を地図上に記入して配送指示書を作成し
てもよい。
【0035】以上のように配送先を決定することによ
り、灯油が無くなる前に計画的な配送ルート決定が可能
となり、効率的な給油が行えると共に、万一灯油がなく
なってしまったような場合でも、このような緊急顧客へ
の給油を行った後近隣の顧客に併せて給油することが可
能となる。
【0036】以上に説明したサーバ装置における灯油タ
ンク残量認識制御及び給油計画制御の詳細を図3のフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。図3は本実施の
形態例の石油会社の顧客給油制御を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0037】まず、接続回線よりの被呼が検出されたか
否かを調べる。被呼が検出されていない場合にはステッ
プS2に進み、配送ルート決定指示がなされたか否かを
調べる。配送ルート決定指示がない場合にはステップS
1に戻り、被呼が検出されるか配送指示が成されるのを
監視する。
【0038】ここでいずれかの接続回線からの被呼が検
出され、NCU150、160、170いずれかから被
呼信号の検出が報知された場合にはステップS1よりス
テップS5に進み、発呼元電話番号情報を取得する。こ
の電話番号は被呼に応答しなくても収集が可能である。
【0039】続いてステップS6において顧客ファイル
113をアクセスして収集した電話番号が登録されてい
る顧客電話番号であるか否かを調べる。登録された番号
でない場合には間違い電話、あるいは他の問い合わせ番
号であると判断して対応する処理を実行し以下の制御を
中止する。
【0040】登録された番号である場合には顧客ファイ
ル113から当該顧客情報を特定してステップS7に進
み、被呼回線が50%以下の場合に対応する回線か否か
を調べる。
【0041】被呼回線が50%以下の場合に対応する回
線である場合にはステップS8に進み、先に特定した顧
客情報の灯油タンク残量情報として50%以下が報知さ
れた日時と共に登録する。なお、過去の当該顧客の消費
傾向から、灯油タンクが空となると予想される日時も併
せて登録する。そしてステップS1に戻る。
【0042】一方、ステップS7で被呼回線が50%以
下の場合に対応する回線でない場合にはステップS9に
進み、被呼回線が20%以下の場合に対応する回線か否
かを調べる。被呼回線が20%以下の場合に対応する回
線である場合にはステップS10に進み、先に特定した
顧客情報の灯油タンク残量情報として20%以下が報知
された日時と共に登録する。なお、過去の当該顧客の消
費傾向から、灯油タンクが空となると予想される日時も
併せて算出し、50%以下の場合と異なる場合には更新
して最新の予想日時を登録する。そしてステップS1に
戻る。
【0043】被呼回線が20%以下の場合に対応する回
線でない場合には、灯油タンク残量がほとんどない場合
であるためステップS11に進み、先に特定した顧客情
報の灯油タンク残量情報として灯油タンクが空であると
登録する。そしてステップS12に進み、表示部115
に灯油タンク内に灯油残量が無くなったため、緊急に給
油する必要があるため、配送ルート決定を行い緊急に給
油すべきことを報知する。そしてステップS1に戻る。
【0044】この配送ルート決定を促す表示が行われた
場合、あるいは未然に給油を行おうとした場合には給油
のための配送ルート決定指示を行うとステップS2より
ステップS20に進み、顧客ファイル113を調べ、緊
急に給油する必要のある灯油タンク内に灯油残量が無く
なった顧客があるか否かを検索する。
【0045】緊急に給油する必要のある灯油タンク内に
灯油残量が無くなった顧客がある場合にはステップS2
1に進み、地図ファイル114から当該顧客を中心とし
た地図情報を読み出す。
【0046】続くステップS22において、顧客ファイ
ル113を検索して読み出した範囲内の顧客情報の中で
給油する必要のある顧客(例えば灯油残量50%以下の
顧客)を抽出し、灯油タンクが空となると予想される日
時の近い顧客より優先して地図上に表示する。なお、実
際の給油が行われていなくとも、他の配送車の配送ルー
トに指定した給油する必要のある顧客は、仮給油状態に
制御し、実際の給油が確認された段階で給油状態とし、
何らかの理由で給油が行われなかった場合には未給油状
態として給油する必要のある顧客として抽出される状態
とすればよい。
【0047】そしてステップS23において表示結果を
調べて緊急顧客を中心とした給油対象の顧客を選択して
配送ルートを決定する。そしてステップS23で決定し
た配送ルートに応じて給油顧客を給油順序と共に印刷出
力する。この印刷出力結果に従って給油を行うことによ
り効率の良い給油が行える。
【0048】一方、ステップS20で緊急に給油する必
要のある灯油タンク内に灯油残量が無くなった顧客がな
い場合にはステップS30に進み、灯油タンクが空とな
ると予想される日時の最も近い顧客を抽出し、地図ファ
イル114から当該顧客を中心とした地図情報を読み出
す。そしてステップS22に進む。
【0049】以上に説明したように本実施の形態例によ
れば、石油会社が顧客の灯油タンク310の残量が給油
する必要がある、あるいは給油してもよい状態にあるか
否かの情報を自動的に収集することが可能となり、計画
的な給油制御が可能となる。
【0050】更に、緊急に給油する必要がある顧客に給
油する場合であっても、近隣顧客に併せて給油すること
が可能となる効率の良い給油が行える。
【0051】なお、給油を行う配送車両に給油ルートを
表示する表示器を備え、例えば無線で配送情報を転送可
能(例えば携帯電話や携帯情報端末を利用してのデータ
通信が可能)である場合には、配送途中であってもその
後の給油ルートを常時更新して表示器の表示することに
よりリアルタイムで確実且つ効率の良い給油制御が可能
となる。
【0052】本発明は、上述した実施の形態例に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変形が可能である。例えば、サーバ装置側から
顧客の発呼制御部をアクセス可能とし、サーバ装置より
の発呼制御に応じて顧客灯油タンクの残量(センサ検出
結果)を収集可能に構成してもよい。この場合には、発
呼制御部があらかじめ定められた電話番号の相手よりの
被呼を検知すると灯油タンク残量報知要求であるとし
て、灯油タンク残量に応じた電話番号に自動発呼するこ
とにより灯油残量を報知してもよい。あるいは、被呼に
応答しなくても所定回数のCI信号検知後に被呼断とな
った場合にサーバ装置よりの残量報知要求と判断しても
よい。
【0053】更に、サーバ装置においても顧客よりの被
呼に応答しなくても、発呼元番号が認識できた段階で顧
客の特定及び顧客の灯油タンク残量は収集可能であり、
発呼元番号が認識できた段階で顧客ファイルのアクセス
を行ってもよい。
【0054】更に、石油会社が顧客に設置されている灯
油タンクへの給油制御を例に説明したが、本発明は以上
の例に限定されるものではなく、例えば定期的に顧客に
配送する必要がある商品、あるいは顧客の有する残量が
減少した場合に自動的に補給する必要がある場合にはそ
のまま適用することができる。
【0055】顧客の有する商品残量を自動的に検出可能
に構成すればいずれの商品にも適用でき、例えばプロパ
ンガス、ミネラルウォーター、惣菜、米などあらゆる商
品に適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客に商品の配送を行う必要があるか否か、あるいは緊急
に配送の必要があるか否かの情報を自動的に簡単な構成
で収集することができ、計画的な、且つ効率の良い商品
配給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一発明の実施の形態例の商品配
送システムを説明するための図である。
【図2】本実施の形態例の石油会社のサーバ装置の詳細
構成を説明するための図である。
【図3】本実施の形態例の石油会社の顧客給油制御を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 石油会社 110 サーバ装置 111 制御部 112 発呼元番号認識部 113 顧客ファイル 114 地図ファイル 115 表示部 116 印刷出力部 150、160、170、340 NCU 200 公衆電話回線網 300、400 顧客 310 灯油タンク 320 センサ 330 発呼制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売元に設置されたサーバ装置と、
    各顧客に設置された顧客装置と、前記サーバ装置と前記
    顧客装置を接続するための公衆回線網とから構成される
    ネットワークシステムであって、 前記サーバ装置は、前記公衆回線網の少なくとも2つの
    異なる電話番号回線よりの被呼を検出可能な被呼検出手
    段と、 前記被呼検出手段が被呼を検出した回線の電話番号及び
    発呼先電話番号から発呼先顧客装置及び販売商品残量を
    取得する取得手段とを備え、 前記顧客装置は、 商品残量を検出する残量検出手段と、 前記残量検出手段が検出した商品残量に応じて発呼先電
    話番号を選択する選択手段と、 前記選択手段が選択した電話番号に自動発呼する発呼手
    段とを有し、 前記サーバ装置は前記取得手段が取得した発呼先電話番
    号から商品残量を放置した顧客を特定すると共に、被呼
    電話番号より商品残量を認識可能とすることを特徴とす
    るネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記商品は灯油であり、前記残量検出手
    段は設置されている灯油タンクの残量があらかじめ定め
    た量となったかの検出を行い、 前記選択手段は、前記灯油タンク残量があらかじめ定め
    た量になった時に残量に応じて定められた電話番号を選
    択することを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置は、更に前記取得手段で
    取得した被呼電話番号から商品残量を認識して商品材料
    に応じて商品供給緊急度を決め商品配送ルートを決定す
    る商品配送決定手段を備えることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のサーバシステム。
  4. 【請求項4】 商品販売元に設置された少なくとも2つ
    の異なる電話番号回線よりの被呼を検出可能なサーバ装
    置と、各顧客に設置された顧客装置と、前記サーバ装置
    と前記顧客装置を接続するための公衆回線網とから構成
    されるネットワークシステムにおける情報処理方法であ
    って、 前記サーバ装置は、前記公衆回線網の少なくとも2つの
    異なる電話番号回線よりの被呼を検出すると被呼を検出
    した回線の電話番号及び発呼先電話番号から発呼先顧客
    装置位置及び販売商品残量を認識し、顧客への商品配送
    計画を立案可能とすることを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記顧客装置は、商品残量があらかじめ
    定めた残量になると残量で定まる電話番号に自動発呼す
    ることで商品残量をサーバ装置に報知可能とすることを
    特徴とする請求項4記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記商品は灯油であり、設置されている
    灯油タンクの残量があらかじめ定めた量となった場合に
    残量によりあらかじめ決められた電話番号に自動発呼さ
    せることを特徴とする請求項4または請求項5記載の情
    報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記サーバ装置は、更に被呼電話番号か
    ら商品残量を認識して商品材料に応じて商品供給緊急度
    を決め顧客への商品配送ルートを決定することを特徴と
    する請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の情報処理
    方法。
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