JP2021092896A - 点検業務を支援する方法、システム、プログラム、記録媒体、サーバー、および情報端末 - Google Patents

点検業務を支援する方法、システム、プログラム、記録媒体、サーバー、および情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】点検先との意思疎通を充実化させて点検業務の促進を図り、点検業務を効率化することにある。【解決手段】顧客情報から点検先情報を抽出する工程と、点検予約サイト(管理サーバー4)に点検予定情報を公開する工程と、点検先端末(点検先端末6)に前記点検予定情報を配信する工程と、点検先端末から点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を点検先端末に配信する工程と、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信する工程と、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する工程とを含む。【選択図】図1

Description

本発明はたとえば、LPG(Liquefied Petroleum Gas :液化石油ガス)などのガス供給先に設置された各種ガス器具などの点検業務の支援技術に関する。
LPGを燃料とする各種ガス器具の点検・調査はガス供給先の安全を確保するための保安業務である。この保安業務には、ガス供給の開始時点検・調整、容器交換時等供給設備点検、定期供給設備点検、定期消費設備点検など、多岐に亘っている。各種ガス器具の寿命は有限であり、一定の期間が経過したガス器具は交換することが必要である。
このガス器具の点検に関し、ガスメーターがガス器具別の使用時間を検出し、定期的に使用時間を集中監視装置や携帯端末に送信し、集中監視装置や携帯端末がガス器具の点検時期や交換時期を超える毎に販売店などに点検および交換指示を行うことが知られている(たとえば、特許文献1)。
ガス器具の管理に関し、器具の種類や、設置時点からの累積時間などに関する情報をリアルタイムに取得し、事前に点検時期を把握し、積算時間が監視時間を超えたとき、ガス事業者や使用者に通報することが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2009−168651号公報 特開2009−210243号公報
ところで、ガス供給先の各種ガス器具の点検業務はガス事業者や器具販売店によって行われており、点検担当者がガス供給先(つまり、点検先)に訪問し、安全使用を実現するため、ガス器具に直接触れて機能点検などを行う。
このため、ガス器具の点検にはガスユーザーの在宅が求められ、点検先では、点検を受けるために必要な時間を確保しなければならない。点検先で点検が受け入れられても、点検日に在宅していなければ、点検業務ができないという課題がある。点検日を確定させても、点検先の都合によっては点検ができないし、点検日の変更などの融通性が乏しい場合には点検拒否など、結果的に点検業務を停滞させるという課題がある。
斯かる点検業務の効率化には点検先との意思疎通や、点検先との対話を重視して点検に至ることが点検業務において不可欠、かつ有益であるとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、点検先との意思疎通を充実化させて点検業務の促進を図り、点検業務を効率化することにある。
上記目的を達成するため、本発明の点検業務支援方法の一側面によれば、顧客情報から点検先情報を抽出する工程と、点検予約サイトに点検予定情報を公開する工程と、前記点検先情報と関係付けられた点検先端末に前記点検予定情報を配信する工程と、前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信する工程と、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信する工程と、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する工程とを含む。
この点検業務支援方法において、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信する工程を含んでよい。
この点検業務支援方法において、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受ける工程と、この変更情報を受けて管理サーバーが前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信する工程とを含んでよい。
この点検業務支援方法において、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信する工程を含んでよい。
この点検業務支援方法において、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信する工程を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の点検業務支援システムの一側面によれば、顧客情報から抽出された点検先情報に関係付けられた点検先端末と、点検予約サイトに点検予定情報を公開し、前記点検先端末に前記点検予定情報を配信し、前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信し、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信し、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する管理サーバーとを備える。
この点検業務支援システムにおいて、前記管理サーバーは、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信してよい。
この点検業務支援システムにおいて、前記管理サーバーは、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受け、前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信してよい。
この点検業支援理システムにおいて、前記管理サーバーは、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信してよい。
この点検業務支援システムにおいて、前記管理サーバーは、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信してよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実現させるためのプログラムであって、顧客情報から点検先情報を抽出する機能と、点検予約サイトに点検予定情報を公開する機能と、点検先端末に前記点検予定情報を配信する機能と、前記点検先情報から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信する機能と、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信する機能と、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する機能とを前記コンピュータに実現させる。
このプログラムにおいて、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受ける機能と、この変更情報を受けて管理サーバーが前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信する機能を前記コンピュータに実現させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の記録媒体の一側面によれば、前記プログラムを格納している。
上記目的を達成するため、本発明のサーバーの一側面によれば、顧客情報から抽出される点検先情報に関係付けられる点検先端末と連係し、点検業務情報を管理するサーバーであって、点検予約サイトに点検予定情報を公開し、前記点検先端末に前記点検予定情報を配信し、前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信し、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信し、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する処理部を備える。
このサーバーにおいて、前記処理部は、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信してよい。
このサーバーにおいて、前記処理部は、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受け、前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信してよい。
このサーバーにおいて、前記処理部は、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信してよい。
このサーバーにおいて、前記処理部は、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信してよい。
上記目的を達成するため、本発明の情報端末の一側面によれば、点検業務を管理する管理サーバーと連係し、顧客情報から抽出される点検先情報に関係付けられる情報端末であって、前記管理サーバーから点検予定情報の配信を受け、前記管理サーバーが公開する点検予約サイトへアクセスして仮予約を行い、前記管理サーバーから点検日を含む点検予告情報の配信を受け、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、前記管理サーバーから定期または不定期に訪問予告情報の配信を受け、点検終了の場合、報奨情報の配信を受ける端末処理部を備える。
この情報端末において、さらに、前記端末処理部は、点検対象の機器情報を含む販売促進情報が付加された前記訪問予告情報の配信を受けてよい。
この情報端末において、さらに、前記端末処理部は、前記点検日の変更情報を生成し、前記点検日を変更したとき、前記管理サーバーから該変更情報の配信を受けてよい。
この情報端末において、さらに、前記管理サーバーが点検未了情報を取得した場合、前記管理サーバーから新たな点検日が設定された前記点検予告情報の配信を受けてよい。
この情報端末において、さらに、前記管理サーバーが点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、前記管理サーバーから該検索結果情報の配信を受けてよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 点検プロセスに、
ア)各点検先を表す点検先情報が格納された顧客情報から点検先情報の抽出、
イ)点検予約サイトへの点検予定情報の公開、
ウ)点検先端末から点検予約サイトへのアクセスを受けて点検の仮予約の受付け、
エ)点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報の配信、
オ)該配信から点検日前まで定期または不定期に訪問予告情報の配信、
カ)点検終了情報に基づく報奨情報の配信
を含み、これらの段階的な点検準備処理を機械的に行うことで、点検先との意思疎通を確立することができ、点検の契機から点検終了までの処理を支援して効率化を図ることができる。
(2) 点検先の意思疎通性を見極めることができ、点検の契機から点検完了までの履歴情報を機器の販売促進に役立てることができる。
第1の実施の形態に係る点検業務支援工程を示すフローチャートである。 点検未了管理工程を示すフローチャートである。 点検業務支援工程を実行する点検業務支援システムを示す図である。 顧客情報データベースを示す図である。 点検先情報データベースを示す図である。 第2の実施の形態に係る点検業務支援システムを示す図である。 管理サーバーのハードウェアを示す図である。 管理端末のハードウェアを示す図である。 点検先端末のハードウェアを示す図である。 顧客情報の登録処理シーケンスを示す図である。 点検業務の支援処理シーケンスを示す図である。 簡略化された顧客情報の登録画面映像を示す図である。 点検予定情報の抽出画面映像を示す図である。 点検予定情報の抽出画面映像を示す図である。 点検予定情報の抽出画面映像を示す図である。 点検予定情報の通知画面映像を示す図である。 管理端末の訪問予告情報の提示画面映像を示す図である。 点検先端末の訪問予告情報の提示画面映像を示す図である。 管理端末の販売促進情報の提示画面映像を示す図である。 点検先端末の販売促進情報の提示画面映像を示す図である。 点検先端末のアンケート応答画面映像を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る点検業務支援工程を示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この点検業務支援工程には点検先情報の抽出(S101)、点検予定情報の公開(S102)、点検予定情報の配信(S103)、仮予約の受付け(S104)、点検日の確定(S105)、訪問予告情報などの配信(S106)、変更要求情報の受信(S107)、変更情報の配信(S108)、点検終了情報の取得(S109)、報奨情報の配信(S110)、点検未了の確定(S111)などの処理が含まれる。
点検先情報の抽出(S101): 管理サーバー4は、点検先情報の集合体(データベース)である顧客情報から点検先情報を抽出する。顧客情報は、配送されるガスのユーザーを表す識別情報である。この顧客情報から点検先情報を抽出するには、抽出条件として点検先に設定されたたとえば、点検期間、所有機器の耐用期間などを用いればよい。
点検予定情報の公開(S102): 管理サーバー4は、顧客情報から抽出した点検先情報を点検予定情報として点検予約サイトに公開する。点検予約サイトは、たとえば、インターネットからのアクセスが可能なWeb(World Wide Web)ページである。この点検予約サイトに公開される点検予定情報には、点検先を含むエリア情報、点検日など、点検予定を表す情報が含まれる。
点検予定情報の配信(S103): 管理サーバー4は、点検予約サイトへの公開に合わせ、点検先端末6に点検予定情報を配信する。
仮予約の受付け(S104): 管理サーバー4は、点検予定情報を配信先である点検先端末6から点検予約サイトへのアクセスを受け、任意の点検日の仮予約を行うことができる。
点検日の確定(S105): 管理サーバー4はたとえば、仮予約リストを作成し、点検エリアごとに点検日を確定させる。
点検予告情報などの配信(S106): 点検日の確定の後、点検先端末6に対して点検予告情報を配信し、この配信と同時に販売促進情報を配信する。この販売促進情報にはたとえば、点検先が所有する機器や交換機器に関する機器情報が含まれる。この点検予告情報および販売促進情報の配信は、点検日の確定後、点検日前まで定期または不定期に行う。
変更要求情報の受信(S107): 管理サーバー4は、点検日を確定させた点検先の点検先端末6から点検日の変更を表す変更要求情報を受け付けたかを判定する(S107)。
変更情報の配信(S108): 管理サーバー4は、点検先端末6から変更要求情報を受け付けた場合(S107のYES)、管理サーバー4が受け付けた変更情報を点検先端末6に配信する。管理サーバー4は、点検先端末6から変更要求情報を受け付けなかった場合(S107のNO)、S108をスキップしてS109に遷移する。
点検終了情報の取得(S109): 管理サーバー4は、点検先の点検終了を表す点検終了情報を管理端末8から取得する。
報奨情報の配信(S110): 管理サーバー4は、点検終了情報を取得した場合(S109のYES)、報奨を表す報奨情報(たとえばクーポン付与情報)を生成し、この報奨情報を該当する点検先端末6に配信する。
点検未了の確定(S111): 管理サーバー4は点検終了情報を取得できなければ(S109のNO)、点検未了を確定させ(S111)、この処理を終了する。
<点検未了処理>
この点検未了処理は、点検担当者14が点検先に訪問した際、不在などにより点検ができない場合の処理である。
図2は、点検未了処理の処理手順を示している。この点検未了処理には、点検未了の判断(S201)、点検先情報の検索(S202)、検索結果情報の配信(S203)などの処理が含まれる。
点検未了の判断(S201): 管理サーバー4は、既述したように点検終了情報を取得できなければ(S109のNO)、点検未了を確定させる。つまり、この点検未了の判断では、点検終了情報を取得できなければ、点検未了と判断する(S201のYES)。
点検エリアの点検先情報の検索(S202): 管理サーバー4は、点検未了と判断すれば、点検未了の点検先が属している点検エリアから新たに点検先情報を検索する。
検索結果情報の配信(S203): 管理サーバー4は、新たに点検先情報の検索結果情報を取得し、これを点検先端末6および管理端末8に配信する。これにより、この管理端末8を所有する点検担当者14は、提供された点検先情報を受け、点検先情報に関係付けられた新たな点検先に対する点検が可能となる。
<時間管理および情報配信>
(1) 点検期間
管理サーバー4は、点検期間が到来している機器などを所有する点検先の点検期間を管理し、点検予約サイトに点検予定情報を公開する。また、管理サーバー4は、点検先情報に関係付けられた点検先端末6に対し、点検予定情報を配信する。
(2) 仮予約の受付期間
管理サーバー4は、点検予定情報の配信時点から経過時間を管理し、点検予定情報の配信時点から点検日前において、点検の仮予約を受け付ける受付期間を設定する。管理サーバー4は、この受付期間において、点検予定情報の配信を受けている点検先端末6から点検の仮予約を受け付ける。
(3) 点検日の確定期間
管理サーバー4は、仮予約の受付を契機に経過時間を管理し、点検エリアごとに点検日を確定させる。
(4) 訪問予告情報の配信期間
管理サーバー4は、点検日を確定させたとき、該当する点検先端末6に対し、訪問予告情報を配信する。また、管理サーバー4は、この点検予告情報の配信から点検日前までの経過時間を管理し、この時間内において、定期または不定期に点検先端末6に訪問予告情報を配信する。
点検日が変更された場合には、管理サーバー4は、変更後の点検日前までの経過時間を管理し、この時間内において、定期または不定期に点検先端末6に訪問予告情報を配信する。
(5) 点検日などの変更情報の受付期間
管理サーバー4は、点検予告情報または訪問予告情報の配信後、点検日前までの経過時間を管理し、点検先端末6から点検日などの変更情報を受け付ける。
点検日が変更された場合には、管理サーバー4は、変更後の点検日前までの経過時間を管理し、同様に点検先端末6から点検日などの変更情報を受け付ける。
(6) その他、情報生成のタイミング
管理サーバー4は、点検先端末6または管理端末8からの情報受信から所定のタイミングで情報を生成し、点検先端末6または管理端末8に情報を配信する。
<点検業務支援システム2>
図3は、点検業務支援システム2を示している。図3に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この点検業務支援システム2には、管理サーバー4、複数の点検先端末6、管理端末8が設置され、ネットワーク10を通じて有線接続または無線接続により連係される。
管理サーバー4は、燃料ガスを燃焼させるガス器具の複数の顧客から選択される点検先12に対する器具点検などを管理する管理者に設置される。この管理サーバー4には通信機能を備えるコンピュータが用いられる。この管理サーバー4は、ガス器具や点検先12などの点検業務を支援する。
各点検先端末6は顧客情報から選択される点検先情報に関係付けられた情報端末の一例であり、点検先12に設置されて点検業務を支援する。各点検先端末6には通信機能を備える携帯端末などの情報端末が含まれる。
各管理端末8は、点検を担当する点検担当者14が携行する情報端末の一例である。各管理端末8には、点検先端末6と同様に通信機能を備える携帯端末などの情報端末が含まれる。
<管理サーバー4の情報処理>
この点検業務支援システム2によれば、点検業務に関し、管理サーバー4が既述の処理手順(図1)に記載した支援処理を行うことができる。
管理サーバー4は、定期または不定期に顧客情報から点検先情報を抽出し(S101)、管理サーバー4がWebに公開する点検予約サイトに点検予定情報を公開する(S102)とともに、該当する点検先端末6に点検予定情報を配信する(S103)。点検予約情報が配信された点検先端末6は、点検先12の意思に従って点検予約サイトにアクセスし、管理サーバー4との情報処理に基づき、仮予約の受付け(S104)を行うことができる。
この仮予約の受付けの後、管理サーバー4はたとえば、点検エリアを単位に点検先12ごとに点検日を確定し(S105)、点検日が確定した点検先12に係る点検先端末6に訪問予告情報などを配信する(S106)。訪問予告情報を配信した管理サーバー4は、点検日を確定させた点検先12に係る点検先端末6からの変更要求情報を受信することができる(S107)。つまり、点検日が確定していなければ、そもそも点検日の変更はあり得ない。点検日を変更した点検先12については点検先端末6に変更情報を配信する(S108)。
そして、管理サーバー4が管理端末8から点検終了情報を取得したかを判断し(S109)、点検終了情報を取得すれば(S109のYES)、報奨を表す報奨情報を生成し、この報奨情報を該当する点検先情報で特定される点検先端末6に配信し(S110)、この処理を終了する。
管理サーバー4は、管理端末8から点検終了情報を取得しなければ(S109のNO)、点検未了を確定させ(S111)、この処理を終了する。
<点検先端末6の情報処理>
点検先端末6の情報処理には次の処理が含まれる。
ア)点検先端末6は、管理サーバー4からの点検予定情報の配信を受ける。
イ)点検先端末6は、管理サーバー4が公開した点検予約サイトに対してアクセスし、管理サーバー4から点検の仮予約の受付け処理を受けることができる。
ウ)点検先端末6は、管理サーバー4による点検日の確定の後、訪問予告情報および販売促進情報の配信を受ける。
エ)点検先端末6は、管理サーバー4に対し、点検日の変更を含む変更要求情報を送信可能であり、変更要求が受け入れられた際、管理サーバー4から変更情報の配信を受けることができる。
オ)点検先情報に関係付けられた点検先端末6は、管理サーバー4が管理端末8から点検終了情報を取得したとき、管理サーバー4から報奨情報の配信を受ける。
カ)同様に点検先情報に関係付けられた点検先端末6は、点検未了情報を取得した管理サーバー4が点検エリアの点検先情報を検索したとき、その検索結果情報の配信を受ける。
<管理端末8の情報処理>
管理端末8の情報処理には次の処理が含まれる。
ア)管理端末8は、点検未了の際、管理サーバー4に対して点検未了情報を送信する。
イ)管理端末8は、点検未了情報を取得した管理サーバー4が点検エリアの点検先情報を検索したとき、その検索結果情報の配信を受ける。
<顧客情報データベース(DB)18>
この顧客情報DB18には、点検先情報およびその点検先の各種情報が格納されている。
図4は、顧客情報DB18の一例を示している。この顧客情報DB18には、点検先情報に関係付けられた複数の顧客情報ファイル20−1、20−2、・・・、20−N(以下単に「顧客情報ファイル20」と称する)が含まれている。
各顧客情報ファイル20には顧客情報部22、使用器具情報部24、点検履歴情報部26が設定されている。顧客情報部22には、各顧客を識別するための識別情報が格納される。この顧客情報部22には、氏名部22−1、住所部22−2、端末情報部22−3が設定されている。氏名部22−1には顧客を特定するための氏名たとえば、代表者氏名など、点検先を特定するための識別情報が格納される。住所部22−2には点検先の住所など、所在地情報が格納される。端末情報部22−3には点検先端末6の識別情報が格納される。
使用器具情報部24には、使用器具を特定するための情報が格納される。この使用器具情報部24には種別部24−1、機種名部24−2、消費量部24−3、設置年月日部24−4、保証期限部24−5、接続管種別部24−6が設定される。種別部24−1には使用器具の機種たとえば、給湯器屋外壁掛けなどの種別情報が格納される。機種名部24−2には使用器具の製造メーカー情報、型番情報などの機種情報が格納される。消費量部24−3にはガス消費量を表す消費量情報が格納される。設置年月日部24−4には点検先に設置された使用器具の設置年月日情報が格納される。保証期限部24−5には使用器具の保証期限情報が格納される。接続管種別部24−6には接続管が金属か合成樹脂かなどの種別情報が格納される。
点検履歴情報部26には、点検先12の点検日、点検担当者14、使用器具の点検履歴、異常情報履歴など、各種の履歴情報が格納される。
<点検先情報DB28>
この点検先情報DB28には、顧客情報DB18から抽出された点検先情報およびその点検先の各種情報が格納される。
図5は、点検先情報DB28の一例を示している。この点検先情報DB28には、点検先情報に関係付けられた複数の点検先ファイル30−1、30−2、・・・、30−N(以下単に「点検先ファイル30」と称する)が含まれている。
各点検先ファイル30には点検先情報部32、点検先端末情報部33、使用器具情報部34、受付区分情報部36、指示内容情報部38、訪問予定情報部40、業務情報部42、指示年月日情報部44、対応担当者情報部46、状態情報部48、区分情報部50、履歴情報部52が設定される。
点検先情報部32には、顧客情報DB18の顧客情報部22(氏名部22−1、住所部22−2、端末情報部22−3)から取得した点検先12に該当する顧客の氏名、住所、端末情報などが格納される。
点検先端末情報部33には、顧客情報から抽出された点検先情報に関係付けられた点検先端末6のアドレス情報を含む識別情報が格納される。
使用器具情報部34には顧客情報DB18の使用器具情報部24(種別部24−1、機種名部24−2、消費量部24−3、設置年月日部24−4、保証期限部24−5、接続管種別部24−6)から取得した使用器具を特定するための情報が格納される。
受付区分情報部36には、点検先端末6から受け付けた受付区分たとえば、点検などの区分情報が格納される。指示内容情報部38には点検日予約などの指示内容を表す情報が格納される。訪問予定情報部40には点検予定日である訪問日、訪問時間などの予定情報が格納される。業務情報部42には点検先の状況たとえば、代表者は不在であるが、同居者が対応するなどの連絡情報が格納される。指示年月日情報部44には点検先に指示した時間情報が格納される。対応担当者情報部46には点検者を特定するための識別情報が格納される。状態情報部48には点検の完了、指示、保留などの状態情報が格納される。区分情報部50には点検情報シートの発行区分に関する情報が格納される。履歴情報部52には受付年月日などの受付情報、受付時間などの時間情報、受付者を表す担当者情報などが格納される。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 一連の情報処理の媒介により、点検業務の促進を図り、効率的に支援することができる。
(2) この点検業務の支援では、顧客情報から点検先を表す点検先情報の抽出、点検予約サイトへの点検予定情報の公開、点検先端末から点検予約サイトへのアクセスを受けて点検の仮予約の受付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報の配信、該配信から点検日前まで定期または不定期に訪問予告情報の配信、点検終了情報に基づく報奨情報の配信を含み、段階的な支援処理を機械的に行うことができる。これにより、点検先と管理者つまり管理サーバーとの意思疎通を確立でき、点検の契機から終了までの処理を支援でき、点検業務の効率化に寄与することができる。
(3) 点検先の意思疎通性を見極め、点検の契機から点検終了までの履歴情報を機器の販売促進にも活用することができる。
(4) この点検業務の支援において、情報配信を含む情報交換にはSNS(Social Networking Service)のたとえば、LINE(登録商標)の通信サービスを活用することができる。
〔第2の実施の形態〕
図6は、第2の実施の形態に係る点検業務支援システム2を示している。図6に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図6において、図3と共通部分には共通符号を付してある。
この点検業務支援システム2はコンピュータを支援手段に活用し、情報処理を以てガス事業者や販売管理者などの管理者における点検業務の管理を支援する側面、点検担当者の点検業務を支援する側面、点検を受ける点検先を支援する側面を実現している。
この実施の形態の点検業務支援システム2には、ガス管理システム54、ネットワークシステム56、複数の点検先端末6が含まれる。ガス管理システム54は、ガス事業者、ガス供給管理者などの管理者に属するコンピュータシステムであり、管理サーバー4および管理端末8が含まれる。管理サーバー4には顧客情報源58、顧客機器情報源60、履歴情報源62が連係される。顧客情報源58には既述の点検先情報の抽出対象である顧客情報の情報源が含まれる。顧客機器情報源60には顧客が所有する機器、つまり点検先情報に関係付けられる機器情報が含まれる。履歴情報源62には点検、故障、修理などの点検先の機器に関する履歴情報が格納される。
管理端末8は、管理サーバー4に対する情報取得部や情報提示部の機能を実現し、点検情報などの各種情報の取得、各種情報の提示を行う。
ネットワークシステム56は通信機能を備えたコンピュータを媒介として公的な情報通信を担うシステムである。このネットワークシステム56には管理サーバー63が備えられる。
点検先端末6は、管理端末8と同様に情報取得部や情報提示部の機能を実現し、点検情報などの各種情報の取得、各種情報の提示を行う。
<管理サーバー4のハードウェア>
図7は、管理サーバー4のハードウェアの一例を示している。この管理サーバー4は通信機能を備えるコンピュータであり、プロセッサ64、記憶部66、情報入出力部(I/O)68、通信部70およびタイマー71を備える。
プロセッサ64は、記憶部66にあるOS(Operating System)や点検業務支援プログラムを実行する処理部の一例である。
記憶部66は、ROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などの記憶素子からなる記憶媒体の一例であり、点検業務支援プログラムなどの各種プログラムを格納する。
I/O68はプロセッサ64の制御により各種情報の出力や取得を行う。タイマー71は、既述した点検期間、仮予約の受付期間、点検日の確定期間、訪問予告情報の配信期間、点検日などの変更情報の受付期間、その他の情報、これら情報生成のタイミングの生成や管理に用いられる。このタイマー71は、ハードウェアで構成してもよく、ソフトウェアで時間管理を行う構成でもよい。
通信部70は各種情報機器やネットワークシステム56と有線接続または無線接続を媒介としてプロセッサ64の制御により各種情報の送受を行う。
図示しないが、ネットワークシステム56における管理サーバー63についても、管理サーバー4と同様のハードウェアを備えればよい。
<管理端末8のハードウェア>
図8は、管理端末8のハードウェアの一例を示している。この管理端末8は通信機能を備えるコンピュータであり、管理サーバー4と同様に、プロセッサ72、記憶部74、I/O76、通信部78、情報入力部80、情報提示部82を備える。プロセッサ72は、記憶部74にあるOSや点検業務支援プログラムを実行する処理部の一例である。記憶部74は、ROMやRAMなどの記憶素子からなる記憶媒体の一例であり、点検業務支援プログラムなどの各種プログラムを格納する。
I/O76はプロセッサ72の制御により各種情報の出力や取得を行う。通信部78は各種情報機器やネットワークシステム56と有線接続または無線接続を媒介としてプロセッサ72の制御により各種情報の送受を行う。
情報入力部80は情報取得部の一例であり、たとえば、キーボード、マウス、バーコード読取器、タッチパネル部などを用いてプロセッサ72の制御により情報の取得を行う。情報提示部82はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)などの情報提示機器で構成され、プロセッサ72の制御により情報の提示を行う。この実施の形態では、管理端末8は管理サーバー4に対する情報取得部および情報提示部の機能を実現している。
<点検先端末6のハードウェア>
図9は、点検先端末6のハードウェアを示している。この点検先端末6は管理端末8と同様に通信機能を備えるコンピュータであり、プロセッサ84、記憶部86、I/O88、通信部90、情報入力部92、情報提示部94を備える。プロセッサ84は、記憶部86にあるOSや点検業務支援プログラムを実行する処理部の一例である。記憶部86は、ROMやRAMなどの記憶素子からなる記憶媒体の一例であり、点検業務支援プログラムなどの各種プログラムを格納する。
I/O88はプロセッサ84の制御により各種情報の出力や取得を行う。通信部90は各種情報機器やネットワークシステム56と有線接続または無線接続を媒介としてプロセッサ84の制御により各種情報の送受を行う。
<顧客情報の登録処理>
図10は、顧客情報の登録処理を示している。この登録処理は、点検業務の支援処理の一部を構成する。
この顧客情報の登録処理には、管理サーバー4および管理端末8が用いられる。顧客情報の登録には、管理端末8と管理サーバー4を連係させ、管理端末8から管理サーバー4に顧客情報の登録要求を行う(S301)。
この登録要求を受けると、認証処理の後、管理サーバー4は登録要求を発した管理端末8に対し、登録画面映像を提示する(S302)。これにより、管理端末8には登録画面映像が展開される(S303)。登録画面映像のガイド情報に従い、顧客情報を入力すれば、管理端末8は顧客情報の取得とともに管理サーバー4に送信し(S304)、同時に管理サーバー4がこの顧客情報を取得する(S305)。管理サーバー4は取得した顧客情報を顧客情報DB18に登録し格納する(S306)。
この顧客情報DB18について、管理端末8から閲覧要求により(S307)、管理サーバー4から管理端末8に対し、個別または複数の顧客を含む顧客情報を提示する(S308)。管理端末8に展開された顧客情報は点検業務の支援や情報更新に利用できる(S309)。
<点検業務の支援処理>
図11は、点検業務の支援処理(以下単に「支援処理」と称する。)を示している。この支援処理には管理サーバー4、点検先端末6および管理端末8が用いられる。
管理サーバー4は、顧客情報DB18から一定の抽出条件により点検先情報の抽出を行う(S401)。抽出した点検先情報について、点検予約サイトに点検予定情報を公開する(S402)。
管理サーバー4は、抽出された点検先の点検先端末6に対し、点検予定情報を配信する(S403)。この点検予定情報の配信を受けた点検先に係る点検先端末6から管理サーバー4に対し、仮予約の申込みを行うことができる(S404)。管理サーバー4は仮予約の申込みを行った点検先12に対して仮予約の受付を行い(S405)、仮予約リスト情報を生成する。管理サーバー4は、点検エリアごとに点検日の確定を行う(S406)。この点検日の確定を行なったことを契機に、点検先端末6および管理端末8に対し訪問予告情報、販売促進情報を配信する(S407)。
訪問予告情報の配信は、点検予定情報の配信日から点検日まで一定の時間間隔内で行われる。この一定の時間間隔内では、点検日の変更が可能である。管理サーバー4は所定期間で変更要求情報の監視モードに移行し(S408)、点検先端末6から送信される点検日の変更を含む変更要求情報を受信する(S409)。
管理サーバー4は変更要求情報を受信したかを判定し(S410)、変更要求情報を受信していれば(S410のYES)、変更情報を点検先端末6および管理端末8に配信する(S411)。
管理サーバー4は変更要求情報の監視モードの終了後、点検終了情報の監視モードに移行する(S412)。点検終了情報は点検終了時、管理端末8から管理サーバー4に送信される点検終了通知である。この監視モードにおいて、管理サーバー4は管理端末8から点検終了情報を受信する(S413)。
管理サーバー4が点検終了情報を受信すれば(S414のYES)、報奨情報を生成し、この報奨情報を点検終了に係る点検先情報に関係付けられた点検先端末6に配信する(S415)。この配信を受けた点検先端末6は、アンケートに応答すれば、さらに報奨を表す報奨情報を取得することができる(S416)。
管理サーバー4は、点検終了情報を受信しなければ(S414のNO)、点検未了を確定させ(S417)、点検未了の点検先が属する点検エリアまたは該点検先に隣接する点検エリアの点検先情報を検索する(S418)。管理サーバー4は、この検索結果情報を管理端末8に配信し(S419)、再点検の管理を支援する。
<第2の実施の形態の効果>
(1) 一連の情報処理を媒介として点検業務の促進、効率的な支援など、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(2) 点検先12との意思疎通性の見極め、販売促進情報の提供、およびアンケート応答に対する報奨情報の提供ができる。
この実施例は、第1および第2の実施の形態について、管理サーバー4や点検先端末6への配信情報画面の一例を示している。この点検業務の支援において、情報配信を含む情報交換には既述したように、SNSのたとえば、LINE(登録商標)の通信サービスを活用している。
<顧客情報の登録画面映像100>
図12は、顧客情報の登録画面映像100を示している。この登録画面映像100は、顧客情報の提示の一例であり、管理端末8の情報提示部82に提示され、顧客情報登録の際に用いられる。
この登録画面映像100にはタイトル部102、識別情報部104、登録情報部106、点検管理情報部108が含まれる。
タイトル部102には顧客情報の登録画面を表すタイトル情報が提示される。
識別情報部104には顧客を特定するためのコードや氏名などの識別情報が格納されて提示される。
登録情報部106には登録した担当者情報の他、情報の更新日、登録日などの日時情報が格納されて提示される。
点検管理情報部108には、点検先を特定するための点検先情報、設備機器情報、施設情報、点検先の家族情報など、使用するガス機器の関連情報が格納されて提示される。
<点検予定情報>
図13、図14および図15は、管理端末8の情報提示部82に提示される点検予定情報の抽出画面映像を示している。この抽出画面映像は、顧客情報から点検予定情報の抽出の際に用いることができる。
各抽出画面映像は、それぞれ抽出条件画面映像110−1、対象顧客画面映像110−2、印刷指定画面映像110−3を含む。抽出条件画面映像110−1、対象顧客画面映像110−2、印刷指定画面映像110−3には共通部であるタイトル部112の他、各画面映像を表示させるためのタブである抽出条件部114、対象顧客部116、印刷指定部117などが含まれる。
タイトル部112には点検予定情報を表すタイトル情報が提示される。
抽出条件画面映像110−1には図13に示すように、点検予定情報部118、対象点検区分情報部120、前倒し点検情報部122が含まれる。
対象点検区分情報部120には、対象点検区分情報として供給点検、消費調査などの情報が提示され、チェックボックス123−1、123−2、123−3、123−4、123−5とともに抽出条件情報が提示されている。
対象顧客画面映像110−2(図14)では、事業者、事業所、開閉栓区分、供給形態、適用法令、点検担当者などの抽出条件を設定できる。この対象顧客には、顧客抽出情報ボックス125が含まれ、抽出された顧客情報が提示される。
印刷指定画面映像110−3(図15)では、抽出条件画面映像110−1または対象顧客画面映像110−2から遷移させた点検予定情報から点検担当者14が印刷対象情報を選択可能である。
<点検予定通知映像124>
図16は、点検予定通知情報の一例である点検予定通知映像124を示している。
この点検予定通知映像124は管理サーバー4から点検先端末6に配信される周知情報である。この点検予定通知映像124には、会員サイトアイコン126、ホームページアイコン128などが含まれる。たとえば、会員サイトアイコン126をチェックすると、顧客が登録したガス事業者や販売管理者の会員サイトに遷移させることができる。点検予定通知映像124には、図16に示すように、挨拶文に続き、訪問予定日時情報130−1、点検予定時間130−2、点検意義メッセージ130−3などが提示されている。
<訪問予告画面映像136>
図17は、配信前の訪問予告情報として訪問予告画面映像136を示している。この訪問予告画面映像136は、管理サーバー4側にある管理端末8に配信前の提示画面映像であり、点検先端末6に配信される訪問予告情報の一例である。
この訪問予告画面映像136は、情報提示部82に提示される。この訪問予告画面映像136には、顧客情報の一例である点検先情報部138、受付情報部140、器具情報部142、点検管理情報部144が含まれる。
点検先情報部138には氏名部138−1、住所部138−2が含まれる。氏名部138−1には点検先を特定する個人情報が格納されて提示され、住所部138−2には訪問先の所在地情報が格納されて提示される。
受付情報部140には受付日時情報、受付者および営業担当者などの識別情報が格納されて提示される。
器具情報部142には点検先の使用器具情報として、種別、機種名、ガス消費量、設置年月日、保証期限、接続管種別、ガス栓種別など、点検器具情報が格納されて提示される。
点検管理情報部144には点検管理情報が格納されており、受付区分情報部145、日程管理部146、業務メモ情報部148、指示期日情報部150、対応担当者情報部152、完了区分情報部154、発行区分情報部156などが含まれる。
受付区分情報部145には、受付け情報カテゴリーが格納されて提示される。日程管理部146には日程管理情報として指示内容部146−1、訪問予定情報部146−2が含まれる。指示内容部146−1には点検日予約など点検日に関する情報が格納されて提示される。訪問予定情報部146−2には訪問日時の詳細情報が格納されて提示される。
業務メモ情報部148には点検業務に関する留意情報が格納されて提示される。この例では、点検先が「共働きで不在のため、同居の親族が対応する」などの事情情報が格納されて提示されている。
指示期日情報部150には点検日を指示した期日情報が格納されて提示される。対応担当者情報部152には、点検業務の点検担当者情報が格納されて提示される。完了区分情報部154には点検業務の状態情報として、完了、指示、保留などの区分で、その状態情報が格納されて提示される。
発行区分情報部156には点検情報シートの発行区分として、無し、有り、発行済みなどの区分情報が格納されて提示される。
<訪問予告画面映像158>
図18は、点検先端末6に提示された訪問予告画面映像158を示している。この訪問予告画面映像158は、管理サーバー4から点検先端末6に配信される訪問予告情報の一例である。
この訪問予告画面映像158は管理サーバー4から定期または不定期に配信される情報である。この訪問予告画面映像158には、配信日情報部160、点検予告情報部162などが含まれる。
配信日情報部160には配信日情報が格納されて提示される。図18に示す訪問予告画面映像158は、5/13(月)に配信された情報であることを提示している。
たとえば「訪問予告情報」が5月13日(月)17:55に配信されたとすれば、該当する点検先端末6には、現在の日時が配信日と同日の場合、160は「今日」と表示される。現在の日時が5月14日であれば、配信日情報部160には「昨日」に表示が変わる。これに対し、現在の日時が5月15日であれば、配信日情報部160には「5/13(月)」の表示となる。点検予告情報部162に提示された予告情報からすれば、「訪問予告情報」は訪問日よりも前に配信されたものと推定できる。また、点検先端末6には日時が表示されていない場合にも点検予告情報部162に「2019年5月20日(月)」が提示されても、配信日情報部160には実時間情報である配信日時「5/13(月)」が提示される。
点検予告情報部162には、点検予告情報の一例として、
ア)点検予告情報は数回の配信をしていること
イ)点検日が到来していること
ウ)その予定日時
エ)点検時間
オ)点検の立会いのお願い
などが格納されて提示される。
<販売促進画面映像164>
図19は、配信前の販売促進画面映像164を示している。この販売促進画面映像164は、販売促進情報の一例であり、管理サーバー4側にある管理端末8に提示される配信前の提示画面映像である。
この販売促進画面映像164は、管理サーバー4側にある情報提示部としての管理端末8の情報提示部82に提示される。この販売促進画面映像164には、タイトル部166の他、抽出条件や抽出される対象顧客を提示するための抽出条件部168、対象顧客部170などが含まれる。
タイトル部166には販売促進情報を表すタイトル情報としてたとえば、「販売促進」が提示される。
抽出条件部168には抽出条件情報として事業者情報168−1、事業所情報168−2、管理部門情報168−3、営業担当者情報168−4、供給形態情報168−5、持家区分情報168−6、世帯区分情報168−7、家族人数情報168−8、部屋数情報168−9、使用器具情報168−10が設定されている。これらの抽出条件は、販売促進を効率的に行うための適合情報である。
使用器具情報168−10には使用器具情報、設置年月日情報、保証期限情報、製造番号などの使用器具に関する識別情報が抽出条件として格納される。これらの識別情報が適合する器具の選択情報に供せられる。
<販売促進画面映像172>
図20は、点検先端末6に配信される販売促進画面映像172を示している。この販売促進画面映像172は、管理サーバー4から点検先端末6に定期または不定期に配信される画面映像情報である。この販売促進画面映像172には、販売促進情報部174が含まれる。
この販売促進情報部174には、販売促進情報の一例として、
ア)点検先の使用機器の寿命時期
イ)機能障害のおそれ
ウ)交換機器のメリット
エ)検討要請
などが格納されて提示される。
その他、キャッチフレーズ部176には提供機器のメリット情報などが提示されている。
<アンケート応答画面映像178>
図21は、アンケート応答画面映像178を示している。このアンケート応答画面映像178は、管理サーバー4から点検先端末6に配信したアンケート要請に対し、応答してきた点検先端末6に配信されるアンケート応答情報の一例である。
このアンケート応答画面映像178には、アンケート応答情報部180が含まれる。
このアンケート応答情報部180には、アンケート応答情報の一例として、
ア)アンケートに対するお礼
イ)使用機器の不都合などの問い合わせ
ウ)交換機器のメリット
エ)検討要請
などが格納されて提示される。
その他、キャッチフレーズ部182には提供機器のメリット情報などが提示されている。
<実施例の効果>
上記実施例によれば、顧客情報の登録、点検予定情報の抽出、点検予定通知情報の提供、訪問予告情報の提供、販売促進情報の提供、アンケート情報に対する報奨情報などの提供を効率的に行うことができ、事業者と点検先との意志疎通を情報処理の媒介により迅速に行うことができ、点検業務の促進と効率化に寄与することができる。
〔他の実施の形態〕
上記実施形態または上記実施例において、情報配信を含む情報交換にSNSのたとえば、LINE(登録商標)の通信サービスの活用を提示しているが、これは一例であり、本発明がこれらに限定されるものではない。
上記実施の形態において、管理サーバー4から点検先端末6に配信されるアンケート情報の応答を契機に報奨情報を生成し、アンケート応答に係る点検先端末6に報奨情報を配信してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、顧客情報から点検先情報の抽出、点検先端末と管理サーバーとによる点検要請、点検の仮予約、点検日の確定などの処理とともに、管理端末と管理サーバーとによる点検完了、点検未了などの処理を情報処理で行うことができ、情報処理および通信による点検の促進と効率化を実現することができる。
2 点検業務支援システム
4 管理サーバー
6 点検先端末
8 管理端末
10 ネットワーク
12 点検先
14 点検担当者
18 顧客情報DB
20、20−1、20−2、・・・、20−N 顧客情報ファイル
22 顧客情報部
22−1 氏名部
22−2 住所部
22−3 端末情報部
24 使用器具情報部
24−1 種別部
24−2 機種名部
24−3 消費量部
24−4 設置年月日部
24−5 保証期限部
24−6 接続管種別部
26 点検履歴情報部
28 点検先情報DB
30、30−1、30−2、・・・、30−N 点検先ファイル
32 点検先情報部
33 点検先端末情報部
34 使用器具情報部
36 受付区分情報部
38 指示内容情報部
40 訪問予定情報部
42 業務情報部
44 指示年月日情報部
46 対応担当者情報部
48 状態情報部
50 区分情報部
52 履歴情報部
54 ガス管理システム
56 ネットワークシステム
58 顧客情報源
60 顧客機器情報源
62 履歴情報源
63 管理サーバー
64、72、84 プロセッサ
66、74、86 記憶部
68、76,88 I/O
70、78、90 通信部
71 タイマー
80、92 情報入力部
82、94 情報提示部
100 登録画面映像
102、112、166 タイトル部
104 識別情報部
106 登録情報部
108 点検管理情報部
110−1 抽出条件画面映像
110−2 対象顧客画面映像
110−3 印刷指定画面映像
114 抽出条件部
116 対象顧客部
117 印刷指定部
118 点検予定情報部
120 対象点検区分情報部
122 前倒点検情報部
123−1、123−2、123−3、123−4、123−5 チェックボックス
124 点検予定通知映像
125 顧客抽出情報ボックス
126 会員サイトアイコン
128 ホームページアイコン
130−1 訪問予定日時情報
130−2 点検予定時間
130−3 点検意義メッセージ
136 訪問予告画面映像
138−1 氏名部
138−2 住所部
138 点検先情報部
140 受付情報部
142 器具情報部
144 点検管理情報部
145 受付区分情報部
146 日程管理部
146−1 指示内容部
146−2 訪問予定情報部
148 業務メモ情報部
150 指示期日情報部
152 対応担当者情報部
154 完了区分情報部
156 発行区分情報部
158 訪問予告画面映像
160 配信日情報部
162 点検予告情報部
164、172 販売促進画面映像
168 抽出条件部
168−1 事業者情報
168−2 事業所情報
168−3 管理部門情報
168−4 営業担当者情報
168−5 供給形態情報
168−6 持家区分情報
168−7 世帯区分情報
168−8 家族人数情報
168−9 部屋数情報
168−10 使用器具情報
170 対象顧客部
174 販売促進情報部
176、182 キャッチフレーズ部
178 アンケート応答画面映像
180 アンケート応答情報部

Claims (26)

  1. 顧客情報から点検先情報を抽出する工程と、
    点検予約サイトに点検予定情報を公開する工程と、
    前記点検先情報と関係付けられた点検先端末に前記点検予定情報を配信する工程と、
    前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信する工程と、
    前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信する工程と、
    点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する工程と、
    を含むことを特徴とする点検業務支援方法。
  2. さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の点検業務支援方法。
  3. さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受ける工程と、
    この変更情報を受けて管理サーバーが前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点検業務支援方法。
  4. さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の点検業務支援方法。
  5. さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の点検業務支援方法。
  6. 顧客情報から抽出された点検先情報に関係付けられた点検先端末と、
    点検予約サイトに点検予定情報を公開し、前記点検先端末に前記点検予定情報を配信し、前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信し、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信し、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する管理サーバーと、
    を備えることを特徴とする点検業務支援システム。
  7. 前記管理サーバーは、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信することを特徴とする請求項6に記載の点検業務支援システム。
  8. 前記管理サーバーは、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受け、前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の点検業務支援システム。
  9. 前記管理サーバーは、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信することを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れかの請求項に記載の点検業務支援システム。
  10. 前記管理サーバーは、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理者業務端末に配信することを特徴とする請求項6ないし請求項9の何れかの請求項に記載の点検業務支援システム。
  11. コンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    顧客情報から点検先情報を抽出する機能と、
    点検予約サイトに点検予定情報を公開する機能と、
    点検先端末に前記点検予定情報を配信する機能と、
    前記点検先情報から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信する機能と、
    前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信する機能と、
    点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  12. さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項11に記載のプログラム。
  13. さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受ける機能と、
    この変更情報を受けて管理サーバーが前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項11または請求項12に記載のプログラム。
  14. さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項11ないし請求項13の何れかの請求項に記載のプログラム。
  15. さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項11ないし請求項14の何れかの請求項に記載のプログラム。
  16. 請求項11ないし請求項15の何れかの請求項に記載のプログラムを格納していることを特徴とする記録媒体。
  17. 顧客情報から抽出される点検先情報に関係付けられる点検先端末と連係し、点検業務情報を管理するサーバーであって、
    点検予約サイトに点検予定情報を公開し、前記点検先端末に前記点検予定情報を配信し、前記点検先端末から前記点検予約サイトへのアクセスを受けて仮予約を受け付け、点検エリアごとに確定させた点検日を含む点検予告情報を前記点検先端末に配信し、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、定期または不定期に訪問予告情報を前記点検先端末に配信し、点検終了情報を取得した場合、前記点検先端末に報奨情報を配信する処理部を備えることを特徴とするサーバー。
  18. 前記処理部は、さらに、点検対象の機器情報を含む販売促進情報を前記訪問予告情報に付加して配信することを特徴とする請求項17に記載のサーバー。
  19. 前記処理部は、さらに、前記点検先端末から前記点検日の変更情報を受け、前記点検日を変更したとき、該変更情報を前記点検先端末に配信することを特徴とする請求項17または請求項18に記載のサーバー。
  20. 前記処理部は、さらに、点検未了情報を取得した場合、新たな点検日を設定した前記点検予告情報を配信することを特徴とする請求項17ないし請求項19の何れかの請求項に記載のサーバー。
  21. 前記処理部は、さらに、点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、この検索結果を前記点検先端末および管理端末に配信することを特徴とする請求項17ないし請求項20の何れかの請求項に記載のサーバー。
  22. 点検業務を管理する管理サーバーと連係し、顧客情報から抽出される点検先情報に関係付けられる情報端末であって、
    前記管理サーバーから点検予定情報の配信を受け、前記管理サーバーが公開する点検予約サイトへアクセスして仮予約を行い、前記管理サーバーから点検日を含む点検予告情報の配信を受け、前記点検予告情報の配信から前記点検日前まで、前記管理サーバーから定期または不定期に訪問予告情報の配信を受け、点検終了の場合、報奨情報の配信を受ける端末処理部を備えることを特徴とする、情報端末。
  23. さらに、前記端末処理部は、点検対象の機器情報を含む販売促進情報が付加された前記訪問予告情報の配信を受けることを特徴とする、請求項22に記載の情報端末。
  24. さらに、前記端末処理部は、前記点検日の変更情報を生成し、前記点検日を変更したとき、前記管理サーバーから該変更情報の配信を受けることを特徴とする、請求項22または請求項23に記載の情報端末。
  25. さらに、前記管理サーバーが点検未了情報を取得した場合、前記管理サーバーから新たな点検日が設定された前記点検予告情報の配信を受けることを特徴とする、請求項22ないし請求項24の何れかの請求項に記載の情報端末。
  26. さらに、前記管理サーバーが点検未了情報を取得した場合、点検未了の点検先を基準とする点検エリアから新たに点検先情報を検索し、前記管理サーバーから該検索結果情報の配信を受けることを特徴とする、請求項22ないし請求項25の何れかの請求項に記載の情報端末。
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