JP2003297468A - フラットケーブル接続具、フラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続部 - Google Patents

フラットケーブル接続具、フラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続部

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JP2003297468A
JP2003297468A JP2002104765A JP2002104765A JP2003297468A JP 2003297468 A JP2003297468 A JP 2003297468A JP 2002104765 A JP2002104765 A JP 2002104765A JP 2002104765 A JP2002104765 A JP 2002104765A JP 2003297468 A JP2003297468 A JP 2003297468A
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Yoshiyuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のフラットケーブル回路から簡単に分岐
回路を作成したり、複数のフラットケーブル相互間の接
続を行うことができるフラットケーブル接続具を得る。 【解決手段】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
態で向かい合わせにして相互に連結する1対の絶縁カバ
ー17,18を備え、一方の絶縁カバー17の内面には
フラットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片6を突
設し、他方の絶縁カバー18の内面にはクリンプ片6を
挿入するクリンプ片挿入溝21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器や自動車
等の電気配線に使われるフラットケーブルの相互の接続
に使用するフラットケーブル接続具、このフラットケー
ブル接続具を用いたフラットケーブルの接続方法及びフ
ラットケーブルの接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器や自動車等の電気配線に、図1
0に示すような、平行に並設された銅やアルミニュウム
等の帯状導体よりなる例えば厚さが0.15mm,幅が1.5
mm〜3.0 mm程度の複数のフラット導体1が、ポリエ
チレンテレフタレートの如きプラスチックよりなるフラ
ット絶縁被覆2で一括して被覆された構造のフラットケ
ーブル3が用いられるようになってきている。
【0003】このようなフラットケーブル3では、雌形
端子本体4に連接された端子板部5の幅方向の両側にク
リンプ片6を立設した構造のフラットケーブル接続子7
を用いて、図11に示すようにフラットケーブル3にそ
の各フラット導体1の箇所で各クリンプ片6を突き刺し
て各フラット導体1に導通させ、フラットケーブル3を
突き抜けた各クリンプ片6を円弧状に屈曲させて加締
め、端子接続部8を形成することが行われている。
【0004】また、フラット導体1相互間の接続方法と
しては、図12に示すように端子板部5の幅方向の両側
にクリンプ片6を立設した構造のフラットケーブル接続
子7を用いて、図13に示すように接続すべきフラット
ケーブル3A,3Bの先端面を付き合わせた状態で、こ
れらフラットケーブル3A,3Bにそのフラット導体1
の箇所でフラットケーブル接続子7のクリンプ片6を突
き刺して各フラット導体1に導通させ、相互のフラット
ケーブル3A,3Bの対応するフラット導体1をフラッ
トケーブル接続子7で導通させ、フラットケーブル3
A,3Bを突き抜けた各クリンプ片6を円弧状に屈曲さ
せて加締め、端子接続部8をそれぞれ形成して、フラッ
トケーブル3A,3Bのフラット導体1の相互間の接続
を行うことが行われている。
【0005】このようなフラットケーブル接続子7のク
リンプ片6をフラット導体1の箇所で突き刺してフラッ
ト導体1に導通させ、フラットケーブル3を突き抜けた
各クリンプ片6を円弧状に屈曲させて加締め、端子接続
部8を形成する突き刺し、加締め方法は、図14に示す
接続装置Mを用いて行っていた。
【0006】即ち、フラット導体1が1対のクリンプ片
受け溝9に対応して存在するようにフラットケーブル受
け金具10の上に配置し、かかる状態で、アンビル11
をガイド部材12のガイドで下降させ、アンビル11の
下降でフラットケーブル接続子7を下降させ、各クリン
プ片6をフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に
突き刺す。
【0007】これにより、図示のように各クリンプ片6
はフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺
されてフラット導体1と導通状態になると共に各クリン
プ片6の先一部がフラットケーブル3の反対側に導出さ
れ、1対のクリンプ片受け溝9に嵌まり込む。
【0008】しかる後、矢印Aで示すようにフラットケ
ーブル受け金具10を下降させて各クリンプ片6を各ク
リンプ片受け溝9から抜き、次いでフラットケーブル受
け金具10を矢印Bで示すように水平方向に移動させ、
各クリンプ片6が該フラットケーブル受け金具10の別
の場所に設けられたクリンプ片曲成加締め凹部13に対
向する位置で停止させ、かかる位置で矢印Cで示すよう
にフラットケーブル受け金具10を上昇させ、各クリン
プ片6をクリンプ片曲成加締め凹部13で図11や図1
3に示すように曲成して円弧状に加締める。
【0009】また、既に配線されたフラットケーブル回
路でオプション回路の追加や分岐を行う場合は、該当す
る回路の絶縁を剥離し、露出したフラット導体1に従来
丸電線の絶縁剥離した心線を重ね、半田付けを行い接続
していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たクリンプ片6によってフラットケーブル3A,3Bの
接続を行おうとすると、接続装置Mにフラットケーブル
3A,3Bを正確に位置決めしてクリンプ片6の突き刺
しをしなければならず、標準回路を構成するために同一
方法で大量に生産する場合には向いているが、オプショ
ン回路の設定や、補修、回路変更等、既に設置されたハ
ーネス回路から任意に分岐したり、回路取り換えや増設
用の接続方法としては適していない。
【0011】従来の丸線ハーネスでは、圧接によって簡
単に既存回路から電線を分岐させる接続具が使用されて
いるが、フラットケーブル回路では簡単に分岐回路を得
る方法が未だ開発されていない。
【0012】本発明の目的は、既存のフラットケーブル
回路から簡単に分岐回路を作成したり、フラット導体相
互間の接続を行うことができるフラットケーブル接続
具、フラットケーブルの接続方法及びフラットケーブル
の接続部を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフラットケ
ーブル接続具は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ
状態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁
カバーを備え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケ
ーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方
の絶縁カバーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ
片挿入溝が設けられて構成されている。
【0014】このようなフラットケーブル接続具によれ
ば、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁カ
バーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの内
面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラット
ケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ片
とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを突
き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリン
プ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態でフ
ラット導体との接続を行うことができる。このため、既
存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成し
たり、フラット導体相互間の接続を容易に行うことがで
きる。
【0015】また、本発明に係るフラットケーブル接続
具は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状態で向か
い合わせにして相互に連結される1対の絶縁カバーを備
え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケーブルに突
き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の絶縁カバ
ーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片挿入溝が
設けられ、且つクリンプ片挿入溝の内面にはクリンプ片
を押圧固定する手段が突設されて構成されている。
【0016】このようなフラットケーブル接続具によれ
ば、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁カ
バーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの内
面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラット
ケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ片
とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを突
き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリン
プ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態でフ
ラット導体との接続を行うことができる。このため、既
存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成し
たり、フラット導体相互間の接続を容易に行うことがで
きる。特に、クリンプ片挿入溝の内面にクリンプ片を押
圧固定する手段を設けているので、クリンプ片挿入溝に
入ったクリンプ片の抜防止が図られ、接続の信頼性を向
上させることができる。
【0017】また、本発明に係るフラットケーブル接続
具は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状態で向か
い合わせにして相互に連結される1対の絶縁カバーを備
え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケーブルに突
き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の絶縁カバ
ーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片挿入溝が
設けられ、1対の絶縁カバーの向かい合う内周面の少な
くとも一方にはこれら絶縁カバーの向かい合わせ部分を
シールする弾性シール部材が設けられて構成されてい
る。
【0018】このようなフラットケーブル接続具によれ
ば、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁カ
バーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの内
面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラット
ケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ片
とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを突
き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリン
プ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態でフ
ラット導体との接続を行うことができる。このため、既
存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成し
たり、フラット導体相互間の接続を容易に行うことがで
きる。特に、1対の絶縁カバーの向かい合う内周面の少
なくとも一方に、これら絶縁カバーの向かい合わせ部分
をシールする弾性シール部材を設けているので、接続状
態で内部に水が入るのを防止でき、接続の信頼性を向上
させることができる。
【0019】本発明に係るフラットケーブル相互間の接
続方法は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状態で
向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カバー
を備え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケーブル
に突き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の絶縁
カバーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片挿入
溝が設けられているフラットケーブル接続具を用い、フ
ラットケーブル接続具はその1対の絶縁カバーを開いて
これらの内面の間に、接続すべき複数のフラットケーブ
ルの一部を配置し、1対の絶縁カバーを閉じて連結し、
一方の絶縁カバーのクリンプ片を、接続すべきフラット
ケーブルのフラット導体の箇所で該フラットケーブルに
突き刺してフラット導体相互間の導通をとり、フラット
ケーブルを突き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの
クリンプ片挿入溝で受ける。
【0020】このようなフラットケーブル相互間の接続
方法によれば、接続すべきフラットケーブルの一部を1
対の絶縁カバーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁
カバーの内面から突設されているクリンプ片を接続すべ
きフラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺して
クリンプ片とフラット導体との導通をとり、フラットケ
ーブルを突き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内
面のクリンプ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高
い状態でフラット導体との接続を行うことができる。こ
のため、既存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回
路を作成したり、フラット導体相互間の接続を容易に行
うことができる。
【0021】また、本発明に係るフラットケーブル相互
間の接続部は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
バーを備え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケー
ブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の
絶縁カバーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片
挿入溝が設けられているフラットケーブル接続具が用い
られ、フラットケーブル接続具内に、接続すべきフラッ
トケーブルの一部が配置され、一方の絶縁カバーのクリ
ンプ片が、接続すべきフラットケーブル内のフラット導
体の箇所で該フラットケーブルに突き刺されてフラット
導体相互間の導通がとられ、フラットケーブルを突き抜
けたクリンプ片が他方の絶縁カバーのクリンプ片挿入溝
で受けられている。
【0022】このようなフラットケーブル相互間の接続
部によれば、接続すべきフラットケーブルの一部が1対
の絶縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁
カバーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべ
きフラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺され
てクリンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラッ
トケーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバー
の内面のクリンプ片挿入溝に嵌められるので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、フラット導体相互間の接続を
容易に行うことができる。
【0023】また、本発明に係るフラットケーブル相互
間の接続部は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
バーを備え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケー
ブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の
絶縁カバーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片
挿入溝が設けられ、且つクリンプ片挿入溝の内面にはク
リンプ片を押圧固定する手段が突設されているフラット
ケーブル接続具が用いられ、フラットケーブル接続具内
に、接続すべきフラットケーブルの一部が配置され、一
方の絶縁カバーのクリンプ片が、接続すべきフラットケ
ーブルのフラット導体の箇所で該フラットケーブルに突
き刺されてフラット導体相互間の導通がとられ、フラッ
トケーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバー
のクリンプ片挿入溝で受けられ、該クリンプ片挿入溝内
でクリンプ片は押圧固定する手段で固定されている。
【0024】このようなフラットケーブル相互間の接続
部によれば、接続すべきフラットケーブルの一部が1対
の絶縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁
カバーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべ
きフラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺され
てクリンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラッ
トケーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバー
の内面のクリンプ片挿入溝に嵌められるので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、フラット導体相互間の接続を
容易に行うことができる。特に本発明では、クリンプ片
挿入溝の内面にクリンプ片を押圧固定する手段が設けら
れているので、クリンプ片挿入溝に入ったクリンプ片の
抜防止が図られ、接続の信頼性を向上させることができ
る。
【0025】また、本発明に係るフラットケーブル相互
間の接続部は、フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
バーを備え、一方の絶縁カバーの内面にはフラットケー
ブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設され、他方の
絶縁カバーの内面にはクリンプ片を挿入するクリンプ片
挿入溝が設けられ、1対の絶縁カバーの向かい合う内周
面の少なくとも一方にはこれら絶縁カバーの向かい合わ
せ部分をシールする弾性シール部材が設けられているフ
ラットケーブル接続具が用いられ、フラットケーブル接
続具内に、接続すべきフラットケーブルの一部が配置さ
れ、一方の絶縁カバーのクリンプ片が、接続すべきフラ
ットケーブルのフラット導体の箇所で該フラットケーブ
ルに突き刺されてフラット導体相互間の導通がとられ、
フラットケーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁
カバーのクリンプ片挿入溝で受けられ、1対の絶縁カバ
ーの向かい合う内周面間が弾性シール部材でシールされ
ている。
【0026】このようなフラットケーブル相互間の接続
部によれば、接続すべきフラットケーブルの一部が1対
の絶縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁
カバーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべ
きフラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺され
てクリンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラッ
トケーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバー
の内面のクリンプ片挿入溝に嵌められるので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、フラット導体相互間の接続を
容易に行うことができる。特に本発明によれば、1対の
絶縁カバーの向かい合う内周面の少なくとも一方に、こ
れら絶縁カバーの向かい合わせ部分をシールする弾性シ
ール部材が設けられているので、接続状態で内部に水が
入るのを防止でき、接続の信頼性を向上させることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係るフラ
ットケーブル接続具の実施の形態の第1例を示したもの
で、図1は本例のフラットケーブル接続具で1対の絶縁
カバーを開いて内部構成を示した斜視図、図2は図1の
フラットケーブル接続具で用いているフラットケーブル
接続子の斜視図である。
【0028】本例のフラットケーブル接続具14は、向
かい合わせて相互に連結具15,16で連結される1対
の絶縁カバー17,18を備え、これら1対の絶縁カバ
ー17,18の向かい合わせ縁部には接続すべきフラッ
トケーブルを絶縁カバー17,18の間に存在させるフ
ラットケーブル位置決め溝19,20が設けられ、一方
の絶縁カバー17の内面にはフラットケーブルに突き刺
す金属製の複数のクリンプ片6を端子板部5から突設し
たフラットケーブル接続子7が各クリンプ片6を外部に
突出させ、端子板部5を内部に埋め込んで設けられ、他
方の絶縁カバー18の内面には各クリンプ片6を挿入す
るクリンプ片挿入溝21が設けられて構成されている。
連結具15は、絶縁カバー17の内面に対して直交する
向きで突設された門形突起15aにより形成されてい
る。連結具16は、絶縁カバー18の内面に対して直交
する向きで突設された支持部材16aと、この支持部材
16aの側面に突設された連結突起16bとにより構成
されている。このような連結具15,16は、絶縁カバ
ー17,18と同じ合成樹脂により一体成形されてい
る。また、1対の絶縁カバー17,18は、これら絶縁
カバー17,18と同じ合成樹脂により一体に成形され
た屈曲可能な連結子22で相互に連結されている。
【0029】このようなフラットケーブル接続具14に
よれば、接続すべき各フラットケーブルの一部を1対の
絶縁カバー17,18の内部に配置し、この状態で一方
の絶縁カバー17の内面から突設されているクリンプ片
6を接続すべきフラットケーブルにフラット導体の箇所
で突き刺してクリンプ片とフラット導体との導通をと
り、フラットケーブルを突き抜けたクリンプ片6を他方
の絶縁カバー18の内面のクリンプ片挿入溝21に嵌
め、1対の絶縁カバー17,18を連結具15,16で
連結した状態にすることにより、フラット導体相互間の
接続を行うことができる。このため、既存のフラットケ
ーブル回路から簡単に分岐回路を作成したり、フラット
導体相互間の接続を容易に行うことができる。また、絶
縁カバー17,18を屈曲可能な連結子22で相互に連
結しておくと、絶縁カバー17,18が分離されず、保
管や取り扱いが容易となる。
【0030】次に、このようなフラットケーブル接続具
14を用いた本例のフラットケーブルの接続方法及びフ
ラットケーブルの接続部の実施の形態の第1例につい
て、図3及び図4を参照して説明する。ここで、図3は
開いたフラットケーブル接続具に接続すべきフラットケ
ーブルを配置した状態を示す平面図、図4はこのフラッ
トケーブル接続具でフラットケーブルを接続した状態を
示す要部横断面図である。
【0031】本例のフラットケーブルの接続方法の第1
例では、前述した図1及び図2に示したフラットケーブ
ル接続具14を用い、図3に示すように開いたフラット
ケーブル接続具14でクリンプ片挿入溝21を有する方
の絶縁カバー18の内面に、接続すべきフラットケーブ
ル3A,3Bの端部を相互に突き合わせて配置する。
【0032】この状態では、クリンプ片挿入溝21上に
接続すべきフラットケーブル3A,3Bのフラット導体
1が対応して存在する状態になっている。
【0033】かかる状態で、絶縁カバー17,18を閉
じ、連結具15,16で絶縁カバー17,18を連結す
る。連結具15,16は、連結具16の連結突起16b
を連結具15の門形突起15aに係止させることにより
行う。
【0034】この状態で、接続すべきフラットケーブル
3A,3Bの対向するフラット導体1には同じフラット
ケーブル接続子7の各クリンプ片6が突き刺さり、相互
のフラット導体1がフラットケーブル接続子7で導通接
続される。各フラットケーブル3A,3Bを突き抜けた
各クリンプ片6は、他方の絶縁カバー18のクリンプ片
挿入溝21に嵌まる。
【0035】このようなフラットケーブルの接続方法に
よれば、接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一
部を1対の絶縁カバー17,18の内部に配置し、この
状態で一方の絶縁カバー17の内面から突設されている
クリンプ片6を接続すべきフラットケーブル3A,3B
にフラット導体1の箇所で突き刺してクリンプ片6とフ
ラット導体1との導通をとり、フラットケーブル3A,
3Bを突き抜けたクリンプ片6を他方の絶縁カバー18
の内面のクリンプ片挿入溝21に嵌め、1対の絶縁カバ
ー17,18を連結具15,16で連結した状態にする
ことにより、フラット導体1相互間の接続を容易に行う
ことができる。
【0036】このようなフラットケーブルの接続方法で
接続されたフラットケーブルの接続部の第1例を示す
と、次のような構成になる。
【0037】本例のフラットケーブルの接続部では、図
1及び図2に示したフラットケーブル接続具14が用い
られ、1対の絶縁カバー17,18が連結具15,16
で連結されたフラットケーブル接続具14内に、接続す
べき複数のフラットケーブル3A,3Bの端部が突き合
わされて配置され、一方の絶縁カバー17のフラットケ
ーブル接続子7から突設された各クリンプ片6が、接続
すべき各フラットケーブル3A,3B内のフラット導体
1の箇所で各フラットケーブル3A,3Bに突き刺され
てフラット導体1相互間の導通がとられ、各フラットケ
ーブル3A,3Bを突き抜けたクリンプ片6が他方の絶
縁カバー18のクリンプ片挿入溝21で受けられてい
る。この例では、クリンプ片挿入溝21はクリンプ片6
毎に独立して設けられている。
【0038】このようなフラットケーブルの接続部によ
れば、接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一部
を1対の絶縁カバー17,18の内部に端部を突き合わ
せて配置し、この状態で一方の絶縁カバー17内のフラ
ットケーブル接続子7から突設されているクリンプ片6
を接続すべきフラットケーブル3A,3Bにフラット導
体1の箇所で突き刺してクリンプ片6とフラット導体1
との導通をとり、フラットケーブル3A,3Bを突き抜
けたクリンプ片6を他方の絶縁カバー18の内面のクリ
ンプ片挿入溝21に嵌め、1対の絶縁カバー17,18
を連結具15,16で連結した状態にするので、フラッ
ト導体1相互間の接続をフラットケーブル接続子7で容
易に行うことができる。このため、既存のフラットケー
ブル回路から簡単に分岐回路を作成したり、複数のフラ
ット導体1相互間の接続を容易に行うことができる。
【0039】次に、前述したフラットケーブル接続具1
4を用いた本例のフラットケーブルの接続方法及びフラ
ットケーブルの接続部の実施の形態の第1例の変形例に
ついて、図5及び図6を参照して説明する。ここで、図
5は開いたフラットケーブル接続具に接続すべきフラッ
トケーブルを配置した状態を示す平面図、図6はこのフ
ラットケーブル接続具でフラットケーブルを接続した状
態を示す要部横断面図である。
【0040】本例のフラットケーブルの接続方法では、
前述した図1及び図2に示したフラットケーブル接続具
14を用い、図5に示すように開いたフラットケーブル
接続具14でクリンプ片挿入溝21を有する方の絶縁カ
バー18の内面に、接続すべきフラットケーブル3A,
3Bの端部を重ね合わせて配置する。この状態では、ク
リンプ片挿入溝21上に、フラットケーブル3A,3B
の接続すべきフラット導体1が重ね合わさって存在する
状態になっている。
【0041】かかる状態で、絶縁カバー17,18を閉
じ、連結具15,16で絶縁カバー17,18を連結す
る。連結具15,16は、連結具16の連結突起16b
を連結具15の門形突起15aに係止させることにより
行う。
【0042】この状態で、フラットケーブル3A,3B
の接続すべきフラット導体1には同じフラットケーブル
接続子7の各クリンプ片6が突き刺さり、相互のフラッ
ト導体1がフラットケーブル接続子7で導通接続され
る。各フラットケーブル3A,3Bを突き抜けた各クリ
ンプ片6は、他方の絶縁カバー18のクリンプ片挿入溝
21に嵌まる。
【0043】このようなフラットケーブルの接続方法に
よれば、接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一
部を1対の絶縁カバー17,18の内部に重ねて配置
し、この状態で一方の絶縁カバー17の内面から突設さ
れているクリンプ片6をフラットケーブル3A,3Bに
接続すべきフラット導体1の箇所で突き刺してクリンプ
片6とフラット導体1との導通をとり、フラットケーブ
ル3A,3Bを突き抜けたクリンプ片6を他方の絶縁カ
バー18の内面のクリンプ片挿入溝21に嵌め、1対の
絶縁カバー17,18を連結具15,16で連結した状
態にすることにより、フラット導体1相互間の接続をフ
ラットケーブル接続子7で容易に行うことができる。
【0044】このようなフラットケーブルの接続方法で
接続されたフラットケーブルの接続部の第1例の変形例
について示すと、次のような構成になる。
【0045】本例のフラットケーブルの接続部でも、図
1及び図2に示したフラットケーブル接続具14が用い
られ、1対の絶縁カバー17,18が連結具15,16
で連結されたフラットケーブル接続具14内に、接続す
べき複数のフラットケーブル3A,3Bの端部が重ねて
配置され、一方の絶縁カバー17のクリンプ片6が、接
続すべき各フラットケーブル3A,3B内のフラット導
体1の箇所で各フラットケーブル3A,3Bに突き刺さ
れてフラット導体1相互間の導通がとられ、各フラット
ケーブル3A,3Bを突き抜けたクリンプ片6が他方の
絶縁カバー18のクリンプ片挿入溝21で受けられてい
る。
【0046】このようなフラットケーブルの接続部によ
れば、接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一部
を1対の絶縁カバー17,18の内部に重ねて配置し、
この状態で一方の絶縁カバー17の内面から突設されて
いるクリンプ片6を接続すべきフラットケーブル3A,
3Bにフラット導体1の箇所で突き刺してクリンプ片6
とフラット導体1との導通をとり、フラットケーブル3
A,3Bを突き抜けたクリンプ片6を他方の絶縁カバー
18の内面のクリンプ片挿入溝21に嵌め、1対の絶縁
カバー17,18を連結具15,16で連結した状態に
するので、フラット導体1相互間の接続を容易に行うこ
とができる。このため、既存のフラットケーブル回路か
ら簡単に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブ
ル相互間の接続を容易に行うことができる。
【0047】図7及び図8は本発明に係るフラットケー
ブル接続具の実施の形態の第2例を示したもので、図7
は本例のフラットケーブル接続具で絶縁カバーのクリン
プ片挿入溝の構成を示す斜視図、図8は本例のフラット
ケーブル接続具で接続されたフラットケーブルの接続部
の要部横断面図である。
【0048】本例のフラットケーブル接続具14は、ク
リンプ片挿入溝21が同じ側の複数のクリンプ片6を一
括して挿入できる共通の溝として形成されている。
【0049】このクリンプ片挿入溝21の内面に、各ク
リンプ片6が突き刺さる位置に対応してそのクリンプ片
6を押圧固定する手段23がそれぞれ突設されている。
各押圧固定する手段23は、一端の基部を絶縁カバー1
8内に埋めて固定した湾曲した弾性金属片により構成さ
れている。なお、クリンプ片挿入溝21は各クリンプ片
6毎に独立して設けられていて、それぞれのクリンプ片
挿入溝21内にクリンプ片6を押圧固定する手段23が
設けられた構造であってもよい。
【0050】このようなフラットケーブル接続具14
は、クリンプ片挿入溝21の内面にクリンプ片6を押圧
固定する手段23を設けているので、クリンプ片挿入溝
21に入ったクリンプ片6の抜け防止が図られ、接続の
信頼性を向上させることができる。
【0051】この第2例のフラットケーブル接続具14
を用いたフラットケーブルの接続部の例について説明す
る。
【0052】本例のフラットケーブルの接続部は、図1
及び図2に示す構成で、図7に示すようにクリンプ片挿
入溝21の内面にクリンプ片6を押圧固定する手段23
を設けているフラットケーブル接続具14が用いられ、
1対の絶縁カバー17,18が連結具15,16で連結
されたフラットケーブル接続具14内に、接続すべき複
数のフラットケーブル3A,3Bの端部が配置され、一
方の絶縁カバー17のフラットケーブル接続子7から突
設されたクリンプ片6が、接続すべき各フラットケーブ
ル3A,3B内のフラット導体1の箇所で各フラットケ
ーブル3A,3Bに突き刺されてフラット導体1相互間
の導通がとられ、各フラットケーブル3A,3Bを突き
抜けたクリンプ片6が他方の絶縁カバー18のクリンプ
片挿入溝21で受けられ、該クリンプ片挿入溝21内で
クリンプ片6は押圧固定する手段23で固定されてい
る。
【0053】この場合、接続すべき各フラットケーブル
3A,3Bの端部は突き合わされていても、重ね合わさ
れていても、いずれでもよい。
【0054】このようなフラットケーブルの接続部によ
れば、接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一部
を1対の絶縁カバー17,18の内部に配置し、この状
態で一方の絶縁カバー18の内面から突設されているク
リンプ片6を接続すべきフラットケーブル3A,3Bに
フラット導体1の箇所で突き刺してクリンプ片6とフラ
ット導体1との導通をとり、フラットケーブル3A,3
Bを突き抜けたクリンプ片6を他方の絶縁カバー18の
内面のクリンプ片挿入溝21に嵌め、1対の絶縁カバー
17,18を連結具15,16で連結した状態にしてい
るので、フラット導体1相互間の接続を容易に行うこと
ができる。このため、既存のフラットケーブル回路から
簡単に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブル
相互間の接続を容易に行うことができる。特に、クリン
プ片挿入溝21の内面にクリンプ片6を押圧固定する手
段23を設けているので、クリンプ片挿入溝21に入っ
たクリンプ片6の抜け防止が図られ、接続の信頼性を向
上させることができる。
【0055】図9は本発明に係るフラットケーブル接続
具の実施の形態の第3例で1対の絶縁カバーを開いて内
部構成を示した斜視図である。
【0056】本例のフラットケーブル接続具14は、基
本的構成は前述した図1及び図2に示す実施の形態の第
1例と同じである。本例のフラットケーブル接続具14
では、1対の絶縁カバー17,18の向かい合う内周面
の少なくとも一方、本例では絶縁カバー17の内周面
に、これら絶縁カバー17,18の向かい合わせ部分を
シールする例えばシリコンゴム,ブチルゴム,樹脂発泡
材等よりなる弾性シール部材24が設けられて構成され
ている。なお、弾性シール部材24は、絶縁カバー1
7,18の向かい合う内周面の双方に設けられていても
よい。
【0057】このようなフラットケーブル接続具14に
よれば、1対の絶縁カバー17,18の向かい合う内周
面の少なくとも一方に、これら絶縁カバー17,18の
向かい合わせ部分をシールする弾性シール部材24を設
けているので、接続状態で内部に水が入るのを防止で
き、接続の信頼性を向上させることができる。
【0058】この第3例のフラットケーブル接続具14
を用いたフラットケーブルの接続部の第3例について説
明する。
【0059】本例のフラットケーブルの接続部は、図1
及び図2に示す構成で、図9に示すように絶縁カバー1
7の内周面に、これら絶縁カバー17,18の向かい合
わせ部分をシールする弾性シール部材24を設けている
ので、このようなフラットケーブルの接続部によれば、
接続すべき各フラットケーブル3A,3Bの一部を1対
の絶縁カバー17,18の内部に配置し、この状態で一
方の絶縁カバー18の内面から突設されているクリンプ
片6を接続すべきフラットケーブル3A,3Bにフラッ
ト導体1の箇所で突き刺してクリンプ片6とフラット導
体1との導通をとり、フラットケーブル3A,3Bを突
き抜けたクリンプ片6を他方の絶縁カバー18の内面の
クリンプ片挿入溝21に嵌め、1対の絶縁カバー17,
18を連結具15,16で連結した状態にしているの
で、フラット導体1相互間の接続を容易に行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブル相互
間の接続を容易に行うことができる。特に、本発明で
は、1対の絶縁カバー17,18の向かい合う内周面の
少なくとも一方に、これら絶縁カバー17,18の向か
い合わせ部分をシールする弾性シール部材24を設けて
いるので、接続状態で内部に水が入るのを防止でき、接
続の信頼性を向上させることができる。
【0060】なお、フラットケーブル3A,3Bは平行
する向きで重ねて接続するものに限定されるものではな
く、交差する向きで重ねて対応するフラット導体1の重
ね合わせ部をクリンプ片で接続してもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明に係るフラットケーブル接続具
は、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁カ
バーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの内
面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラット
ケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ片
とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを突
き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリン
プ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態でフ
ラット導体との接続を行うことができる。このため、既
存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成し
たり、複数のフラットケーブル相互間の接続を容易に行
うことができる。
【0062】また、本発明に係るフラットケーブル接続
具は、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁
カバーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの
内面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラッ
トケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ
片とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを
突き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリ
ンプ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態で
フラット導体との接続を行うことができる。このため、
既存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成
したり、複数のフラットケーブル相互間の接続を容易に
行うことができる。特に、本発明では、クリンプ片挿入
溝の内面にクリンプ片を押圧固定する手段を設けている
ので、クリンプ片挿入溝に入ったクリンプ片の抜防止が
図られ、接続の信頼性を向上させることができる。
【0063】また、本発明に係るフラットケーブル接続
具は、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁
カバーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの
内面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラッ
トケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ
片とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを
突き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリ
ンプ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態で
フラット導体との接続を行うことができる。このため、
既存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成
したり、複数のフラットケーブル相互間の接続を容易に
行うことができる。特に、本発明では、1対の絶縁カバ
ーの向かい合う内周面の少なくとも一方に、これら絶縁
カバーの向かい合わせ部分をシールする弾性シール部材
を設けているので、接続状態で内部に水が入るのを防止
でき、接続の信頼性を向上させることができる。
【0064】本発明に係るフラットケーブルの接続方法
は、接続すべきフラットケーブルの一部を1対の絶縁カ
バーの内部に配置し、この状態で一方の絶縁カバーの内
面から突設されているクリンプ片を接続すべきフラット
ケーブルにフラット導体の箇所で突き刺してクリンプ片
とフラット導体との導通をとり、フラットケーブルを突
き抜けたクリンプ片を他方の絶縁カバーの内面のクリン
プ片挿入溝に嵌めるので、接続の信頼性の高い状態でフ
ラット導体との接続を行うことができる。このため、既
存のフラットケーブル回路から簡単に分岐回路を作成し
たり、複数のフラットケーブル相互間の接続を容易に行
うことができる。
【0065】また、本発明に係るフラットケーブルの接
続部は、接続すべきフラットケーブルの一部が1対の絶
縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁カバ
ーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべきフ
ラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺されてク
リンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラットケ
ーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバーの内
面のクリンプ片挿入溝に嵌められているので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブル相互
間の接続を容易に行うことができる。
【0066】また、本発明に係るフラットケーブルの接
続部は、接続すべきフラットケーブルの一部が1対の絶
縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁カバ
ーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべきフ
ラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺されてク
リンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラットケ
ーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバーの内
面のクリンプ片挿入溝に嵌められているので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブル相互
間の接続を容易に行うことができる。特に、本発明で
は、クリンプ片挿入溝の内面にクリンプ片を押圧固定す
る手段が設けているので、クリンプ片挿入溝に入ったク
リンプ片の抜け防止が図られ、接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0067】また、本発明に係るフラットケーブルの接
続部は、接続すべきフラットケーブルの一部が1対の絶
縁カバーの内部に配置され、この状態で一方の絶縁カバ
ーの内面から突設されているクリンプ片が接続すべきフ
ラットケーブルにフラット導体の箇所で突き刺されてク
リンプ片とフラット導体との導通がとられ、フラットケ
ーブルを突き抜けたクリンプ片が他方の絶縁カバーの内
面のクリンプ片挿入溝に嵌められているので、接続の信
頼性の高い状態でフラット導体との接続を行うことがで
きる。このため、既存のフラットケーブル回路から簡単
に分岐回路を作成したり、複数のフラットケーブル相互
間の接続を容易に行うことができる。特に、本発明で
は、1対の絶縁カバーの向かい合う内周面の少なくとも
一方に、これら絶縁カバーの向かい合わせ部分をシール
する弾性シール部材が設けられているので、接続状態で
内部に水が入るのを防止でき、接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブル接続具の実施の
形態の第1例で1対の絶縁カバーを開いて内部構成を示
した斜視図である。
【図2】図1のフラットケーブル接続具で用いているフ
ラットケーブル接続子の斜視図である。
【図3】第1例のフラットケーブル接続具を用いて本発
明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第1
例を構成する工程で、開いたフラットケーブル接続具に
接続すべきフラットケーブルを配置した状態を示す平面
図である。
【図4】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施
の形態の第1例における要部横断面図である。
【図5】第1例のフラットケーブル接続具を用いて本発
明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第1
例を構成する工程で、開いたフラットケーブル接続具に
接続すべきフラットケーブルを配置した状態の変形例を
示す平面図である。
【図6】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施
の形態の第1例における変形例の要部横断面図である。
【図7】本発明に係るフラットケーブル接続具の実施の
形態の第2例で絶縁カバーのクリンプ片挿入溝の構成を
示す斜視図である。
【図8】第2例のフラットケーブル接続具で接続された
フラットケーブルの接続部の要部横断面図である。
【図9】本発明に係るフラットケーブル接続具の実施の
形態の第3例で1対の絶縁カバーを開いて内部構成を示
した斜視図である。
【図10】従来のフラットケーブルとフラットケーブル
接続子の斜視図である。
【図11】従来のフラットケーブルにフラットケーブル
接続子を接続した状態の斜視図である。
【図12】従来の他のフラットケーブル接続子の斜視図
である。
【図13】従来のフラットケーブル相互の接続部の斜視
図である。
【図14】従来のフラットケーブルにフラットケーブル
接続子を接続する工程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フラット導体 2 フラット絶縁被覆 3,3A,3B フラットケーブル 4 端子本体 5 端子板部 6 クリンプ片 7 フラットケーブル接続子 8 端子接続部 9 クリンプ片受け溝 10 フラットケーブル受け金具 11 アンビル 12 ガイド部材 13 クリンプ片曲成加締め凹部 14 フラットケーブル接続具 15,16 連結具 15a 門形突起 16a 支持部材 16b 連結突起 17,18 絶縁カバー 19,20 フラットケーブル位置決め溝 21 クリンプ片挿入溝 22 連結子 23 押圧固定する手段 24 弾性シール部材
フロントページの続き (72)発明者 坂田 和正 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5E012 AA23 AA43 AA44 5E077 BB05 BB11 CC05 DD11 FF09 GG12 GG16 GG28 JJ20 5G311 CA01 CA05 CB01 CD03 CF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられて構成されている
    フラットケーブル接続具。
  2. 【請求項2】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられ、且つ前記クリン
    プ片挿入溝の内面には前記クリンプ片を押圧固定する手
    段が突設されて構成されているフラットケーブル接続
    具。
  3. 【請求項3】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられ、前記1対の絶縁
    カバーの向かい合う内周面の少なくとも一方にはこれら
    絶縁カバーの向かい合わせ部分をシールする弾性シール
    部材が設けられて構成されているフラットケーブル接続
    具。
  4. 【請求項4】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられているフラットケ
    ーブル接続具を用い、 前記フラットケーブル接続具はその前記1対の絶縁カバ
    ーを開いてこれらの内面の間に、接続すべき前記フラッ
    トケーブルの一部を配置し、 前記1対の絶縁カバーを閉じて連結し、 一方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片を、接続すべき
    前記フラットケーブルのフラット導体の箇所で該フラッ
    トケーブルに突き刺して前記フラット導体相互間の導通
    をとり、前記フラットケーブルを突き抜けた前記クリン
    プ片を他方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片挿入溝で
    受けるフラットケーブルの接続方法。
  5. 【請求項5】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられているフラットケ
    ーブル接続具が用いられ、 前記フラットケーブル接続具内に、接続すべき前記フラ
    ットケーブルの一部が配置され、 一方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片が、接続すべき
    前記フラットケーブルのフラット導体の箇所で該フラッ
    トケーブルに突き刺されて前記フラット導体相互間の導
    通がとられ、前記フラットケーブルを突き抜けた前記ク
    リンプ片が他方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片挿入
    溝で受けられているフラットケーブルの接続部。
  6. 【請求項6】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられ、且つ前記クリン
    プ片挿入溝の内面には前記クリンプ片を押圧固定する手
    段が突設されているフラットケーブル接続具が用いら
    れ、 前記フラットケーブル接続具内に、接続すべき前記フラ
    ットケーブルの一部が配置され、 一方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片が、接続すべき
    前記フラットケーブルのフラット導体の箇所で該フラッ
    トケーブルに突き刺されて前記フラット導体相互間の導
    通がとられ、前記フラットケーブルを突き抜けた前記ク
    リンプ片が他方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片挿入
    溝で受けられ、該クリンプ片挿入溝内で前記クリンプ片
    は前記押圧固定する手段で固定されているフラットケー
    ブルの接続部。
  7. 【請求項7】 フラットケーブルの一部を間に挟んだ状
    態で向かい合わせにして相互に連結される1対の絶縁カ
    バーを備え、一方の前記絶縁カバーの内面には前記フラ
    ットケーブルに突き刺す金属製のクリンプ片が突設さ
    れ、他方の前記絶縁カバーの内面には前記クリンプ片を
    挿入するクリンプ片挿入溝が設けられ、前記1対の絶縁
    カバーの向かい合う内周面の少なくとも一方にはこれら
    絶縁カバーの向かい合わせ部分をシールする弾性シール
    部材が設けられているフラットケーブル接続具が用いら
    れ、 前記フラットケーブル接続具内に、接続すべき前記フラ
    ットケーブルの一部が配置され、 一方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片が、接続すべき
    前記フラットケーブルのフラット導体の箇所で前記フラ
    ットケーブルに突き刺されて前記フラット導体相互間の
    導通がとられ、前記フラットケーブルを突き抜けた前記
    クリンプ片が他方の前記絶縁カバーの前記クリンプ片挿
    入溝で受けられ、 前記1対の絶縁カバーの向かい合う内周面間が前記弾性
    シール部材でシールされているフラットケーブルの接続
    部。
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