JP2003297429A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池

Info

Publication number
JP2003297429A
JP2003297429A JP2002094660A JP2002094660A JP2003297429A JP 2003297429 A JP2003297429 A JP 2003297429A JP 2002094660 A JP2002094660 A JP 2002094660A JP 2002094660 A JP2002094660 A JP 2002094660A JP 2003297429 A JP2003297429 A JP 2003297429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
thickness
negative electrode
electrode body
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002094660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003297429A5 (ja
JP4201517B2 (ja
Inventor
Yohei Hirota
洋平 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002094660A priority Critical patent/JP4201517B2/ja
Publication of JP2003297429A publication Critical patent/JP2003297429A/ja
Publication of JP2003297429A5 publication Critical patent/JP2003297429A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4201517B2 publication Critical patent/JP4201517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Separators (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極体全体が均一に反応できるようにして、
高容量で充放電サイクル特性に優れた非水電解質二次電
池を提供する。 【解決手段】 本発明の非水電解質二次電池は、加圧成
形により扁平状電極体に成形された渦巻状電極体を角形
外装缶内に備え、かつ、扁平状電極体内に介在するセパ
レータは、最も薄い部分の厚みが最も厚い部分の厚みに
対して70%以上で95%以下になるように成形してい
る。セパレータの最大厚みに対する最小厚みの比率が7
0%以上になると、放電容量が向上するとともに、充放
電サイクル特性も向上する。また、セパレータの加圧力
をできるだけ小さくした方が、セパレータ潰れを防止で
きるようになるが、電極体の加圧力が弱すぎると、スプ
リングバック現象が生じて、この電極体を角形外装缶へ
挿入することが困難になる。このため、最大厚み対する
最小厚みの比率が95%以下になるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、正極板と負極板の
間にセパレータを介在させて渦巻状に巻回された渦巻状
電極体を角形外装缶内に備えた非水電解質二次電池に関
する。 【0002】 【従来の技術】近年、小型ビデオカメラ、携帯電話、ノ
ートパソコン等の携帯用電子・通信機器等の電源とし
て、小型軽量でかつ高容量な非水電解質二次電池が用い
られるようになった。このような非水電解質二次電池
は、リチウムイオンの吸蔵・放出が可能な黒鉛を負極活
物質として用い、リチウム含有コバルト酸化物(LiC
oO 2)、リチウム含有マンガン酸化物(LiMn
24)等のリチウム含有遷移金属酸化物を正極活物質と
して用い、有機溶媒に溶質としてリチウム塩を溶解した
電解液を用いて構成される電池である。 【0003】ところで、この種の非水電解質二次電池が
使用される機器においては、電池を収容するスペースが
角形であることが多いことから、発電要素を角形外装缶
に収容して形成した角形電池が使用されることが多い。
このような角形電池は以下のようにして作製されるのが
一般的である。即ち、まず、正極集電体(正極芯体)に
正極活物質を含有する正極合剤を塗布して正極板を作製
するとともに、負極集電体(負極芯体)に負極活物質を
含有する負極合剤を塗布して負極板を作製する。この
後、これらの正極板と負極板をセパレータを介して相対
向させた後、これらを渦巻状に巻回して渦巻状電極体と
する。この渦巻状電極体を加圧成形して、扁平な渦巻状
電極体とした後、これを扁平な角形外装缶に収容し、非
水電解液を注液して非水電解質二次電池とする。 【0004】この場合、扁平な渦巻状電極体を扁平な角
形外装缶に挿入できるように加圧する必要があるが、こ
の加圧時にセパレータは圧縮されて、加圧前の厚みに比
較して厚みが薄くなる。ところが、渦巻状電極体を強く
加圧するほどセパレータが圧縮されて、セパレータのイ
オン透過性が低下して、電池の放電特性や、高率放電特
性を低下させるとともに、充放電サイクル寿命も短くな
る。このため、セパレータの圧縮度合が所定の範囲内に
なるように制御しなければならいこととなる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の非水電解質二次電池に対する高容量化の要求は高く、
この要求に応えるために、同サイズの電池に充填される
活物質の充填量が増大する傾向にある。このため、以前
にも増して強い力で渦巻状電極体を加圧しなければ、角
形外装缶内に電極体を挿入するのが困難になってきた。
ところが、このように渦巻状電極体を強く加圧して作製
した電池は、活物質の充填量が多い割には電池容量が低
く、充放電サイクル寿命も短くなるという問題を生じ
た。 【0006】そこで、この原因を調査するために、渦巻
状電極体を強く加圧して作製した電池から電極体を取り
出し、取り出した電極体を分解して調査した結果、以下
のことが明らかになった。即ち、分解した電極体から取
り出したセパレータの厚みを測定すると、セパレータの
厚みが場所によって、薄くなっている所とそうでない所
があって、大きく異なっていることが分かった。これ
は、渦巻状電極体を強く加圧すると、電極体の内部にあ
る集電タブ、極板、セパレータの位置関係により、セパ
レータが強く圧縮されている部分と、そうでない部分が
生じたためと考えられる。そして、セパレータが強く圧
縮された部分では、セパレータの厚みが薄くなり、圧縮
が強くない部分ではセパレータの厚みがそれほど薄くな
っていないことが分かった。 【0007】このように、セパレータの厚みが場所によ
って異なることにより、充放電時の電極反応は不均一に
なり、電池容量の低下を招く恐れがある。これは、セパ
レータが強く圧縮されて厚みが薄くなっている部分で
は、そうでない部分に比べて、多孔度が減少するために
イオンの透過性が低下し、電極反応が不均一になるから
である。また、充放電反応での活物質の利用のされ方に
も偏りが生じ、電極反応が特定の部分に集中して、充放
電サイクルによる劣化も早くなるからである。そこで、
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであ
って、電極体全体が均一に反応できるようにして、高容
量で充放電サイクル特性に優れた非水電解質二次電池を
提供することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の非水電解質二次電池は、加圧成形により扁
平状電極体に成形された渦巻状電極体を角形外装缶内に
備え、かつ、扁平状電極体内の正極板と負極板との間に
介在するセパレータは、最も薄い部分の厚みが最も厚い
部分の厚みに対して70%以上で95%以下になるよう
に成形されていることを特徴とする。 【0009】ここで、正極板と負極板の間にセパレータ
を介在させて渦巻状に巻回した渦巻状電極体の内部は、
集電タブが設けられた場所や、極板の積層枚数が多い場
所がある。このような渦巻状電極体を加圧成形して扁平
状電極体とすると、セパレータが強く圧縮される部分
や、そうでない部分が生じる。このため、集電タブの上
下に位置するセパレータや、極板の積層枚数が多い場所
のセパレータは、それ以外の場所のセパレータに比べて
より強く圧縮されることとなる。 【0010】この場合、加圧成形時の加圧力は、集電タ
ブが設けられた場所や極板の積層枚数が多い場所に集中
し、それ以外の場所のセパレータはそれほど加圧力が集
中しないために、セパレータが潰れることはない。そこ
で、加圧力を種々に変更してセパレータの最大厚みと最
小厚みを測定したところ、加圧力によって変動するのは
最小厚みであって、最大厚みは大きく変わることがない
という実験結果が得られた。したがって、渦巻状電極体
を加圧成形するに際して、加圧力を制御することによ
り、セパレータの最大厚みに対する最小厚みの比率を制
御することが可能となる。 【0011】そこで、種々の実験を行った結果、渦巻状
電極体を加圧成形した際に、セパレータの最大厚みに対
する最小厚みの比率が70%以上であれば、放電容量が
向上するとともに、充放電サイクル特性も向上すること
が分かった。一方、セパレータの加圧力をできるだけ小
さくした方が、セパレータ潰れを防止できるようにな
る。ところが、電極体の加圧力が弱すぎると、スプリン
グバック現象が生じて、この電極体を角形外装缶へ挿入
することが困難になるということが分かった。 【0012】そこで、スプリングバック現象が生じない
加圧力を求めた結果、セパレータの最大厚みに対する最
小厚みの比率が95%以下になるような加圧力であれ
ば、スプリングバック現象が生じないことが分かった。
以上のことから、扁平状電極体内に介在するセパレータ
は、最も薄い部分の厚みが最も厚い部分の厚みに対して
70%以上で95%以下になるように成形される必要が
あるということができる。 【0013】この場合、空孔率が40%未満のセパレー
タを用いると充放電サイクル特性が低下し、また、空孔
率が55%を超えたセパレータの場合は、ショート発生
が起こりやすく、品質面で問題があることが明らかにな
った。一般にセパレータの空孔率が小さいほどイオンの
透過性が低下する傾向があり、セパレータの空孔率が4
0%未満の場合、圧縮率が大きい部分でのイオン透過性
が著しく小さくなり、電極反応が不均一になって充放電
サイクルによる劣化も早くなったものと考えられる。ま
た空孔率が55%を超えるセパレータは、高分子膜の強
度が低下するため、ショートが発生しやすくなり、品質
面や安全面で問題がある。このため、空孔率が40%以
上で55%以下のセパレータを用いるのが好ましい。 【0014】また、電極体の中心部に配置されるの負極
板に負極集電タブを設ける場合、この負極集電タブの幅
が電極体中心部空間の幅(負極板の巻始め部の端部から
数えて第1の折り目から第2の折り目までの長さに等し
い)の60%未満であると、電極体中心部空間の幅に対
する負極集電タブの幅は相対的に小さくなる。このた
め、この部分の極板厚みは他の部分の極板厚みよりも厚
くなるため、この部分に配置されるセパレータは強く圧
縮されることとなる。 【0015】一方、負極集電タブの幅が電極体中心部空
間の幅に対して60%以上になると、電極体中心部空間
の幅に対する負極集電タブの幅は相対的に大きくなる。
このため、この部分の極板厚みが他の部分の極板厚みと
均一化されるようになる。これにより、この部分に配置
されるセパレータは均一に圧縮されるようになるので、
渦巻状電極体を加圧成形したときにセパレータの厚みの
場所による変動が小さくなる。この結果、加圧成形後の
電極体内でのセパレータの厚みを均一にすることが可能
になる。 【0016】 【発明の実施の形態】ついで、本発明の実施の形態を図
1〜図3に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形
態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更し
ない範囲で適宜変更して実施することが可能である。な
お、図1は本発明の正極板を示す図であり、図1(a)
は正面図を示し、図1(b)は断面図を示す。また、図
2は本発明の負極板を示す図であり、図2(a)は正面
図を示し、図2(b)は断面図を示す。さらに、図3は
本発明のセパレータを示す図であり、図3(a)は正面
図を示し、図3(b)は断面図を示す。 【0017】1.正極板の作製 まず、正極活物質としてのコバルト酸リチウム(LiC
oO2)粉末が85質量部で、導電剤としての人造黒鉛
粉末とカーボンブラックをそれぞれ5質量部ずつ混合し
て正極合剤を調製した。この正極合剤と、ポリビニリデ
ンフルオライド(PVdF)よりなる結着剤をN−メチ
ル−2−ピロリドン(NMP)からなる有機溶剤に5質
量%溶解した結着剤溶液とを、固形分の質量比で95:
5になるように混合、混練して正極活物質スラリーを調
製した。 【0018】この正極活物質スラリーを正極集電体(例
えば、長さが324mmで、幅が37.5mmで、厚み
が20μmのアルミニウム箔あるいはアルミニウム合金
箔)11の両面に塗布して正極活物質層12を形成した
後、この正極活物質層12を乾燥させた。その後、乾燥
正極板をロールプレス機により圧延して、所定の充填密
度の正極板10を作製した。なお、正極集電体11の後
端部(渦巻状電極体の巻終わり部となる部分)から約5
0mmの部分の片面には正極活物質スラリーを塗布せず
に、正極集電体11を露出させた露出部11aを形成す
るようにした。また、後端部から約25mmの部分の両
面には正極活物質スラリーを塗布せずに、正極集電体1
1を露出させるようにしている。 【0019】2.負極の作製 一方、負極活物質としての天然黒鉛(Lc値が1000
Åで、d002値が3.356Åで、平均粒径が20μm
のもの)粉末95質量部に、ポリビニリデンフルオライ
ド(PVdF)よりなる結着剤をN−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)からなる有機溶剤に5質量%溶解した
結着剤溶液を、固形分の質量比で95:5になるように
混合、混練して負極活物質スラリーを調製した。得られ
た負極活物質スラリーを負極集電体(例えば、長さが3
20mmで、幅が39.5mmで、厚みが15μmの銅
箔)21の両面に塗布して負極活物質層22を形成した
後、この負極活物質層22を乾燥させた。 【0020】その後、乾燥負極板をロールプレス機によ
り圧延して、所定の充填密度の負極板20を作製した。
なお、負極集電体21の先端部(渦巻状電極体の巻始め
部となる部分)から20mm(w=20mm)の部分の
両面には負極活物質スラリーを塗布せずに、負極集電体
21を露出させている。そして、この部分に幅が5mm
で、厚みが80μmのニッケル金属製の負極集電タブ2
3を超音波溶接した。なお、図2(a)に示された一点
鎖線は、この負極板20が渦巻状に巻回された後の加圧
の際に生じる折り目を表しており、先端部t0から約等
間隔wで第1の折り目t1、第2の折り目t2となるよう
に折り目が形成されることとなる。 【0021】3.電池の作製 (1)電極体の作製 ついで、上述のようにして作製した正極板10と負極板
20との間に、微多孔のポリエチレン製セパレータ30
を挟み込んで、渦巻状に卷回して渦巻状電極体を作製し
た。この場合、セパレータ30としては、幅が41.5
mmで、空孔率が40%で、加圧前の厚みが30μmの
ものを使用した。そして、渦巻状に卷回する際に正極板
10は負極板20よりも遅らせて巻き取るようにしてい
る。これにより、正極板10の先端部(巻始め部)は、
負極板20の先端部(巻始め部)よりも約20mm位ず
れることとなる。即ち、負極板20の第1の折曲部t1
(図2参照)に正極板10が位置しないようにしてい
る。また、正極板10は正極集電体11の露出部11a
を電極体の最外周部に位置させるようにして、後に外装
缶の内表面に接触させて電気接続できるようにしてい
る。 【0022】この後、上述のように作製した渦巻状電極
体の両側から加圧して、角形外装缶の開口部から電極体
を挿入できるように成形した。このとき、加圧力を制御
して渦巻状電極体を加圧成形すると、極板の積層枚数が
多い部分や、負極集電タブ23がある場所のセパレータ
30は強く圧縮され、加圧後にセパレータ30の厚みを
測定すると、この部分の厚みが最小になっており、その
他の部分ではあまり強く圧縮されることがなく、圧縮前
の厚み(30μm)とあまり変わらない厚みであること
が分かった。このことは、加圧力を変更するだけで、セ
パレータ30の最大厚みをほとんど変えることなく、最
小厚みを制御できることを意味する。そこで、渦巻状電
極体を加圧成形する際の加圧力を変化させて、下記の表
1に示すようなセパレータ厚みとなるように加圧して各
電極体a1〜a9を作製した。 【0023】 【表1】 【0024】(2)非水電解液二次電池の作製 ついで、肉厚が0.5mmで、外形寸法の高さが48m
mで、幅が29mmで、厚みが5mmのアルミニウム製
の角形外装缶を用意した。なお、角形外装缶の大きさ、
材質、肉厚はこれに限ることはなく、例えば、鉄あるい
は鉄合金製のものを用いるようにしてもよい。ついで、
これらの各電極体a1〜a9を、各角形外装缶の開口部
から挿入して、各電極体a1〜a9の正極集電体11を
露出させた露出部11aを外装缶の内面に接触させた。 【0025】また、各電極体a1〜a9の負極板20よ
り延出する負極集電タブ23を封口体(図示せず)の内
底部に設けた端子板(図示せず、封口板とは電気的に絶
縁されている)に抵抗溶接した。なお、電池表面の封口
板上には、封口板とは電気的に絶縁された負極端子(図
示せず)を設け、この端子板は封口板に開けた透孔を通
じて負極端子と電気的に接続している。ついで、これら
の各角形外装缶内に非水電解液(エチレンカーボネート
(EC)とジエチルカーボネート(DEC)を等体積比
で混合した溶媒に、六フッ化リン酸リチウム(LiPF
6)からなる電解質を1モル/リットル溶解させた非水
溶液)をそれぞれ注入した。この後、外装缶の開口部を
封口体で液密に封口して、設計容量が600mAhの非
水電解質二次電池A1〜A9をそれぞれ作製した。 【0026】なお、電極体a1を用いて作製した非水電
解質二次電池を電池A1とし、電極体a2を用いて作製
した非水電解質二次電池を電池A2とし、電極体a3を
用いて作製した非水電解質二次電池を電池A3とし、電
極体a4を用いて作製した非水電解質二次電池を電池A
4とし、電極体a5を用いて作製した非水電解質二次電
池を電池A5とし、電極体a6を用いて作製した非水電
解質二次電池を電池A6とし、電極体a7を用いて作製
した非水電解質二次電池を電池A7とし、電極体a8を
用いて作製した非水電解質二次電池を電池A8とし、電
極体a9を用いて作製した非水電解質二次電池を電池A
9とした。 【0027】4.非水電解液二次電池の負荷特性試験 ついで、上述のように作製した各電池A1〜A9をそれ
ぞれ、室温(約25℃)で、600mA(1ItmA、
1Itは電池容量を1時間で放電する電流値)の定電流
で電池電圧が4.10Vになるまで充電し、ついで、
4.10Vの定電圧で電流値が10mAになるまで充電
した。この後、600mA(1ItmA)の放電電流で
電池電圧が2.75Vになるまで放電させて、放電時間
から放電容量(mAh)を求めると、下記の表2に示す
ような結果となった。 【0028】 【表2】 【0029】上記表2の結果から明らかなように、電池
A6,A7,A8,A9のように、電極体内のセパレー
タ30の最大厚みに対する最小厚みの割合が70%未満
であると、放電容量が減少していることが分かる。これ
に対して、電池A1,A2,A3,A4,A5のよう
に、電極体内のセパレータ30の最大厚みに対する最小
厚みの割合が70%以上であると、放電容量が増加する
ことが分かる。なお、電池A1のように、電極体内のセ
パレータ30の最大厚みに対する最小厚みの割合が97
%の電極体とすると、電極体の作製時のスプリングバッ
ク現象が生じて、この電極体を角形外装缶内に挿入する
のは困難であった。 【0030】このため、スプリングバック現象が生じな
いようにして、電極体を角形外装缶内に容易に挿入でき
るようにするためには、電極体内のセパレータ30の最
大厚みに対する最小厚みの割合が95%以下になるよう
にする必要がある。これらのことから、電極体内のセパ
レータ30の最大厚みに対する最小厚みの割合を70%
以上にする必要があるととともに、電極体内のセパレー
タ30の最大厚みに対する最小厚みの割合が95%以下
になるようにする必要があるいうことができる。 【0031】5.セパレータの空孔率の検討 ついで、使用するセパレータの空孔率について検討し
た。ここで、空孔率が約30%〜約60%までの間で、
約5%おきに空孔率を変化させたセパレータを用いて、
上述と同様に渦巻状電極体を作製した。このとき、電極
体内のセパレータ30の最大厚みに対する最小厚みの割
合が70%以上になるような圧力を付加して加圧成形し
て、上述と同様に設計容量が600mAhの非水電解質
二次電池B1〜B7を作製した。 【0032】ここで、空孔率が30%のセパレータを用
いて作製したものを電池B1とし、空孔率が35%のセ
パレータを用いて作製したものを電池B2とし、空孔率
が40%のセパレータを用いて作製したものを電池B3
とし、空孔率が45%のセパレータを用いて作製したも
のを電池B4とし、空孔率が50%のセパレータを用い
て作製したものを電池B5とし、空孔率が55%のセパ
レータを用いて作製したものを電池B6とし、空孔率が
60%のセパレータを用いて作製したものを電池B7と
した。 【0033】ついで、上述のように作製した各電池B1
〜B7をそれぞれ、室温(約25℃)で、600mA
(1ItmA)の定電流で電池電圧が4.10Vになる
まで充電し、ついで、4.10Vの定電圧で電流値が1
0mAになるまで充電した。この後、600mA(1I
tmA)の放電電流で電池電圧が2.75Vになるまで
放電させて、放電時間から1サイクル目の放電容量を測
定した。同様にこのような充放電サイクルを繰り返し
て、300サイクル目の放電容量(mAh)を求めた
後、1サイクル目の放電容量に対する300サイクル目
の放電容量の割合(%)を求めると、下記の表3に示す
ような結果となった。 【0034】 【表3】【0035】上記表3の結果から明らかなように、電池
B1,B2のようにセパレータの空孔率が小さいセパレ
ータを用いた場合、1サイクル目の放電容量に対する3
00サイクル目の放電容量の割合が小さくなることが分
かる。これはセパレータの空孔率が40%未満の場合、
圧縮率が大きい部分でのイオン透過性が著しく小さくな
り、充放電サイクルによる劣化が早くなったためであ
る。また、空孔率が60%の電池B7では充放電サイク
ルの途中でショートが発生した。これは空孔率が大き過
ぎるために、セパレータの強度が低く、サイクル時の耐
ショート性が低いためである。このことから、空孔率が
40%以上で55%以下のセパレータを用いるのが好ま
しいことが分かる。 【0036】6.集電タブの幅の検討 ついで、負極集電タブの幅(以下ではタブ幅(mm)と
いう)と、電極体中心部空間の幅との関係について検討
した。なお、電極体中心部空間の幅は、渦巻状電極体を
加圧成形した際に電極体の中心部に形成される空間の幅
であって、加圧成形時に極板に形成される折り目間の長
さを意味する。具体的には、図2においては、負極板の
巻始め部(先端部)(t0)から数えて第1の折り目
(t1)から第2の折り目(t2)までの長さ(w=t2
−t1)となる。 【0037】ここで、図2に示すように、負極集電体2
1の先端部(t0)から第1の折り目(t1)までの部分
(w=20mm)には、上述と同様に負極活物質スラリ
ーを塗布せずに、負極集電体21が露出した露出部が形
成されるようにした。そして、この部分に厚みが80μ
mで、タブ幅を10mm〜20mm(即ち、電極体中心
部空間の幅wに対して50%〜100%)まで変化させ
た負極集電タブ23を超音波溶接して負極板20を作製
した。この場合、負極板20の巻始め部(t 0)から第
1の折り目(t1)までの長さwと、第1の折り目
(t1)から第2の折り目(t2)までの長さwがほぼ等
しくなるようにした。即ち、負極板20を折りたたんだ
際に負極板20の巻始め部(t0)と第2の折り目
(t2)が重なるようにした。 【0038】そして、タブ幅が50%(電極体の中心部
の負極板の極板幅(w=t2−t1)に対して:以下では
同様である)の負極板を用いて作製したものを電池C1
とした。この場合、セパレータとしては空孔率が40%
で、加圧前の厚みが30μmのものを使用した。同様
に、タブ幅が55%の負極板を用いて作製したものを電
池C2とし、タブ幅が60%の負極板を用いて作製した
ものを電池C3とし、タブ幅が65%の負極板を用いて
作製したものを電池C4とし、タブ幅が70%の負極板
を用いて作製したものを電池C5とし、タブ幅が75%
の負極板を用いて作製したものを電池C6とした。ま
た、タブ幅が80%の負極板を用いて作製したものを電
池C7とし、タブ幅が85%の負極板を用いて作製した
ものを電池C8とし、タブ幅が90%の負極板を用いて
作製したものを電池C9とし、タブ幅が95%の負極板
を用いて作製したものを電池C10とし、タブ幅が10
0%の負極板を用いて作製したものを電池C11とし
た。 【0039】ついで、上述のように作製した各電池C1
〜C11をそれぞれ、室温(約25℃)で、600mA
(1ItmA)の定電流で電池電圧が4.10Vになる
まで充電し、ついで、4.10Vの定電圧で電流値が1
0mAになるまで充電した。この後、600mA(1I
tmA)の放電電流で電池電圧が2.75Vになるまで
放電させて、放電時間から放電容量(mAh)を求める
と、下記の表4に示すような結果となった。 【0040】 【表4】【0041】上記表4の結果から明らかなように、電池
C1,C2のようにタブ幅の割合が60%未満であると
放電容量が低く、電池C3〜C11のようにタブ幅の割
合が60%以上になると放電容量が向上することが分か
る。これは、タブ幅の割合が60%未満であると、電極
体中心部空間の幅(第1の折り目t1から第2の折り目
2までの長さw)に対する負極集電体の幅(タブ幅)
が相対的に小さくなるため、この部分の極板厚みが他の
部分の極板厚みよりも厚くなる。このため、この部分に
配置されるセパレータが強く圧縮されるためである。 【0042】一方、タブ幅の割合が60%以上になる
と、電極体中心部空間の幅(第1の折り目t1から第2
の折り目t2までの長さw)に対する負極集電体の幅
(タブ幅)が相対的に大きくなるため、この部分の極板
厚みが他の部分の極板厚みと均一化されるようになる。
このため、この部分に配置されるセパレータは均一に圧
縮されるようになって、渦巻状電極体を加圧成形したと
きにセパレータの厚みの場所による変動が小さくなる。
この結果、加圧成形後の電極体内のセパレータの厚みを
均一にすることが可能になったためと考えられる。 【0043】上述したように、本発明においては、渦巻
状電極体を加圧成形した際に、セパレータの最大厚みに
対する最小厚みの比率が70%以上になるようにしてい
るので、放電容量が向上するとともに、充放電サイクル
特性も向上する。また、セパレータの加圧力をできるだ
け小さくした方が、セパレータ潰れを防止できるように
なるが、電極体の加圧力が弱すぎると、スプリングバッ
ク現象が生じて、この電極体を角形外装缶へ挿入するこ
とが困難になる。このため、本発明においては、セパレ
ータの最大厚みに対する最小厚みの比率を95%以下に
なるような加圧力にして、スプリングバック現象が生じ
ないようにしている。 【0044】なお、上述した実施の形態においては、図
4(a)に示すように、負極板40aの巻始め部
(t0)から第1の折り目(t1)までの長さw1(=t1
−t0)と、第1の折り目(t1)から第2の折り目(t
2)までの長さw2(=t2−t1)がほぼ等しく(w=w
1=w2)なるようにし、この部分に負極集電タブ43を
超音波溶接するようにした。しかしながら、これらの長
さw1,w2は必ずしも等しい長さである必要はない。例
えば、図4(b)に示すように、負極板40bの巻始め
部(t0)から第1の折り目(t1)までの長さw1(=
1−t0)を、第1の折り目(t1)から第2の折り目
(t2)までの長さw2(=t2−t1)よりも短くなるよ
うにしてもよい。 【0045】この場合、巻始め部(t0)から第1の折
り目(t1)までの長さw1(=t1−t0)の部分に取り
付けられる負極集電タブ43の幅がw1(=t1−t0
よりも大きく、かつ、w2(=t2−t1)の60%以上
であってもよい。これは、負極集電体41の厚み(例え
ば15μm)は負極集電タブ43の厚み(例えば80μ
m)に比べて充分に小さいために、負極集電体41の厚
みはセパレータの圧縮厚みに影響を与えないからであ
る。結局、負極集電タブのタブ幅が、電極体の中心部に
配置される負極板の第1の折り目から第2の折り目まで
の長さ(図2、図4におけるt2−t1間の距離)、即
ち、電極体中心部空間の幅に対して60%以上であり、
且つ負極集電タブと負極集電体が電気的に十分接合され
ていればよい。 【0046】また、上述した実施の形態においては、電
極体の中心部に配置される極板を負極板としてこの負極
板に負極集電タブを設け、電極体の最外周に配置される
極板を正極板としてこの部分の正極集電体を外装缶の表
面に接触するように露出させる例について説明したが、
この関係が逆になるようにしてもよい。即ち、電極体の
中心部に配置される極板を正極板としてこの正極板に正
極集電タブを設け、電極体の最外周に配置される極板を
負極板としてこの部分の負極集電体を外装缶の表面に接
触するように露出させる。そして、正極集電タブのタブ
幅の割合、即ち、電極体の中心部に配置される正極板の
幅(即ち、渦巻状電極体を加圧成形した際に形成れる正
極板の第1の折り目から第2の折り目までの長さ)に対
する割合が60%以上になるようにすればよい。 【0047】また、上述した実施の形態においては、負
極活物質として天然黒鉛を用いた例について説明した
が、天然黒鉛以外に、リチウムイオンを吸蔵・放出し得
るカーボン系材料、例えば、カーボンブラック、コーク
ス、ガラス状炭素、炭素繊維、またはこれらの焼成体、
人造黒鉛、非晶質酸化物等の公知のものを用いてもよ
い。また、リチウム、リチウムを主体とする合金を負極
に用いるときには、正極に本発明を適用できるのは勿論
である。 【0048】また、上述した実施の形態においては、正
極活物質にコバルト酸リチウムを用いた例について説明
したが、コバルト酸リチウム以外に、ニッケル酸リチウ
ム、マンガン酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複合
酸化物あるいは二酸化マンガン(MnO2)、五酸化バ
ナジウム、五酸化ニオブなどの金属酸化物、二硫化チタ
ン、二硫化モリブデンなどの金属カルコゲン化物等も使
用できる。また、上述した実施の形態においては、セパ
レータとしてポリエチレン製の微多孔膜を用いた例につ
いて説明したが、セパレータとしては、ポリプロピレン
製の微多孔膜など、ポリオレフィン系の微多孔膜も使用
できる。さらに、ポリオレフィン系の繊維を使用した不
織布セパレータも使用できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の正極板を示す図であり、図1(a)
は正面図を示し、図1(b)は断面図を示す。 【図2】 本発明の負極板を示す図であり、図2(a)
は正面図を示し、図2(b)は断面図を示す。 【図3】 本発明のセパレータを示す図であり、図3
(a)は正面図を示し、図3(b)は断面図を示す。 【図4】 負極板に負極集電タブを溶接した状態を説明
する図であり、図4(a)は、巻始め部から第1の折り
目までの長さと、第1の折り目から第2の折り目までの
長さが等しい負極板に負極集電タブを溶接した状態を示
す正面図であり、図4(b)は、巻始め部から第1の折
り目までの長を、第1の折り目から第2の折り目までの
長さよりも短くした負極板に負極集電タブを溶接した状
態を示す正面図である。 【符号の説明】 10…正極板、11…正極集電体、11a…露出部、1
2…正極活物質層、20…負極板、21…負極集電体、
22…負極活物質層、23…負極集電タブ、30…セパ
レータ、40a,40b…負極板、41…負極集電体、
42…負極活物質層、43…負極集電タブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 正極板と負極板の間にセパレータを介在
    させて渦巻状に巻回された渦巻状電極体を角形外装缶内
    に備えた非水電解質二次電池であって、 前記渦巻状電極体は加圧成形により扁平状電極体に成形
    されているとともに、 前記扁平状電極体内の前記正極板と前記負極板との間に
    介在する前記セパレータは、最も薄い部分の厚みが最も
    厚い部分の厚みに対して70%以上で95%以下になる
    ように成形されていることを特徴とする非水電解質二次
    電池。
JP2002094660A 2002-03-29 2002-03-29 非水電解質二次電池 Expired - Fee Related JP4201517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002094660A JP4201517B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 非水電解質二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002094660A JP4201517B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 非水電解質二次電池

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003297429A true JP2003297429A (ja) 2003-10-17
JP2003297429A5 JP2003297429A5 (ja) 2005-09-02
JP4201517B2 JP4201517B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=29387025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002094660A Expired - Fee Related JP4201517B2 (ja) 2002-03-29 2002-03-29 非水電解質二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4201517B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098997A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 非水電解液二次電池
JP2008123858A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Sanyo Electric Co Ltd 角形非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2016126857A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co., Ltd. 非水電解質二次電池
JP2019207895A (ja) * 2014-12-26 2019-12-05 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co., Ltd. 非水電解質二次電池
US11043700B2 (en) 2014-12-26 2021-06-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Non-aqueous electrolyte rechargeable battery

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098997A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 非水電解液二次電池
KR100790280B1 (ko) * 2004-03-30 2008-01-02 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 비수전해액 2차 전지
US7422825B2 (en) 2004-03-30 2008-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nonaqueous electrolyte secondary battery
US8003259B2 (en) 2004-03-30 2011-08-23 Panasonic Corporation Non-aqueous electrolyte secondary battery
US8119291B2 (en) 2004-03-30 2012-02-21 Panasonic Corporation Non-aqueous electrolyte secondary battery
JP2008123858A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Sanyo Electric Co Ltd 角形非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2016126857A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co., Ltd. 非水電解質二次電池
JP2019207895A (ja) * 2014-12-26 2019-12-05 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co., Ltd. 非水電解質二次電池
US11043700B2 (en) 2014-12-26 2021-06-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Non-aqueous electrolyte rechargeable battery

Also Published As

Publication number Publication date
JP4201517B2 (ja) 2008-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3728162B2 (ja) 非水電解質二次電池
US20110223456A1 (en) Electrode, secondary battery, and fabrication method of secondary battery
JP4236308B2 (ja) リチウムイオン電池
JP2002237293A (ja) 非水電解質二次電池およびその製造方法
JP2001015146A (ja) 電 池
JP4678235B2 (ja) 非水電解質二次電池
JPWO2019069402A1 (ja) 電極、非水電解質電池及び電池パック
US20080113260A1 (en) Prismatic nonaqueous electrolyte secondary battery and method for manufacturing the same
JP2006278184A (ja) 角型電池及びその製造方法
JP2002151156A (ja) リチウム二次電池の製造方法
JP2002237292A (ja) 非水電解質二次電池
JP2002334690A (ja) 固体電解質電池およびその製造方法
JP6646370B2 (ja) リチウム二次電池の充放電方法
JP3332781B2 (ja) リチウムイオン電池
JP4780361B2 (ja) リチウム二次電池
JP2007172879A (ja) 電池およびその製造方法
JP4201517B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP2001102051A (ja) 電極及びリチウム二次電池
JP5072123B2 (ja) 扁平形非水電解質二次電池
JP2007172878A (ja) 電池およびその製造方法
JPH11238500A (ja) 捲回式円筒形電池
JP2000323173A (ja) 非水電解液二次電池
JP2001015168A (ja) リチウム二次電池
JP4346485B2 (ja) 電池の製造方法
JP2000294202A (ja) 薄型電池

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081007

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees