JP4346485B2 - 電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、正極と負極の間にセパレータを介在させて形成した電極群を有底筒状の外装缶内に収納した後に電解液を注液して作製される電池の製造方法に関する。
近年、小型ビデオカメラ、携帯電話、ノートパソコン等の携帯用電子・通信機器の需要が高まるにつれて、その電源として、リチウムイオン電池で代表されるリチウム二次電池や、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池等のアルカリ蓄電池の需要が増大した。この種の電池は、携帯用電子・通信機器に用いられることから、高容量であることが要求されているため、活物質の充填量を増加させる必要がある。ところが、活物質の充填量を増加させた電極をセパレータを介して積層したり、これを渦巻状に巻回して電極群を構成すると、電極の厚みが増加していることから電極群の径や厚みが大きくなる。
ここで、電極群の径や厚みが大きくなると、この電極群が外装缶内で占める体積の割合が増加し、それに伴って電極群と外装缶の間の空間(残存する空間)の体積が減少する。活物質の充填量が増加することから電解液の注液量も増加させなければならないこととなるが、外装缶内の残存する空間の体積の減少により電解液が缶内に浸透しにくくなり、所望量の電解液が注液でないという問題が生じた。このような問題を解決するためには、外装缶の径を大きくすればよいが、携帯用電子・通信機器においては、電池を収容するためのスペースが限られているため、外装缶の径を大きくすることには限度が生じることとなる。
このため、電極群を挿入する場合においては、電極群の径よりも若干径が大きい外装缶を用い、この外装缶に電極群を挿入した後に外装缶の径を小さくする(これを縮径という)方法が、特許文献1等で提案されるようになった。この特許文献1にて提案された方法においては、最終完成電池における電池缶(外装缶)の外形寸法より大きい外形寸法の外装缶を使用し、この外装缶へ電極素子(電極群)を収納する。この後、縮径機によって、外装缶の外径を最終完成電池における外装缶の外形寸法まで縮径するというものである。この方法によれば、最終完成電池における外装缶の外形寸法より大きい外形寸法の外装缶を使用するので、電極群と外装缶の間の空隙を確保でき、縮径前に注液を行うことにより、所定量の電解液を効率よく外装缶内に注液することが可能となる。
特開平11−354084号公報
ところが、上述した特許文献1にて提案された方法においては、縮径機により外装缶の全体を圧縮するように加圧している。このため、加圧された外装缶の内壁により電極群の全体が押圧されることとなる。これにより、機械的強度が弱い極板を用いている場合には、極板に亀裂が生じたりあるいは極板が切断されたりして、極板あるいはセパレータが損傷し、所定の容量が維持できなくなってサイクル寿命が低下したり、内部短絡が発生するという問題も生じた。
そこで、本発明は上記の如き課題を解決するためになされたものであって、必要な電解液量が確保できるとともに外装缶全体が圧縮されないようにして、電池容量とサイクル寿命が向上した電池を提供できるようにするとともに、機械的強度に優れた外装缶を持つ電池を提供できるようにすることを目的とする。
本発明は正極と負極の間にセパレータを介在させて形成した電極群を有底筒状の外装缶内に収納した後に電解液を注液して作製される電池の製造方法であり、上記目的を達成するため、側壁の一部が内部から外方に向けて突出するように形成された突出部を有する有底筒状の外装缶内に電極群を収納する電極群収納工程と、電極群が収納された有底筒状の外装缶内に電解液を注液する注液工程と、有底筒状の外装缶の側壁の突出部の外壁面をこの側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形する加圧成形工程とを備えたことを特徴とする。
このように、電極群が収納された有底筒状外装缶の側壁の一部が内部から外方に向けて突出するように形成された突出部を有すると、この突出部と電極群との間に空間部が形成されるようになる。このため、この空間部が注液時に注液された電解液の貯留空間となるため、必要となる電解液量を十分に確保できるようになる。そして、電解液量を十分に確保できた状態で突出部を側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形すると、突出部以外の側壁は押圧されることがないため、機械的強度が弱い電極を使用している場合であっても、これらの電極に亀裂が生じたりあるいは切断されたりすることがない。
この結果、所定の容量が維持できてサイクル寿命が向上するとともに、内部短絡が発生するという問題も生じなくなり、電池容量とサイクル寿命が向上した電池が得られるようになる。また、突出部が加圧されることにより、機械的強度に優れた外装缶が得られるようにもなる。この場合、円筒型電池における突出部の配置については、電極群への液浸透性が均等となるように、外装缶の側壁に均等に配置されることが望ましい。また、突出部は必ずしも缶底から開口部に至るまで連続して形成されている必要はないが、缶底から開口部まで連続して形成された方が、電極群への液浸透性が均等となるので望ましい。更に、突出部ではない側面のある任意部分から90°、180°、270°の位置には突出部がないような部分が存在するよう配置されることが望ましい。これは組電池にした場合、突出部(加圧成型後の略同一面に同じ)をこのような配置にすると、略同一面の微小な突出部分が邪魔することなく、所定の寸法に組電池を形成できるからである。
ついで、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて以下に説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は加圧成形される前の突出部を有する略円筒状の有底外装缶を模式的に示す斜視図である。図2は図1の突出部を有する略円筒状の有底外装缶を製造するための工程を模式的に示す断面図である。図3は、外装缶に電極群を収納した状態の横断面を模式的に示す断面図であり、図3(a)は図1の外装缶に電極群を収納した状態を示す断面図であり、図3(b)は円筒型外装缶に電極群を収納した状態を示す断面図である。
また、図4は電極群を収納した外装缶を加圧成形した状態を模式的に示す断面図であり、図4(a)は図3(a)の外装缶に形成された突出部を側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形した状態を示す断面図であり、図4(b)は図4(a)のZ部を拡大して示す図であり、図4(c)は図3(b)の外装缶を加圧することなくそのままの状態、あるいは図3(b)の外装缶の側壁を加圧して縮径した状態を示す断面図である。図5は略角筒状の有底外装缶を模式的に示す図であり、図5(a)は加圧成形される前の突出部を有する状態を模式的に示す断面図であり、図5(b)は図5(a)に示された突出部を側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形した状態を模式的に示す断面図である。また、図5(c)は突出部を有さない略角筒状の有底外装缶を模式的に示す断面図である。
1.外装缶
(1)実施例
本実施例の突出部12を有する外装缶10は、図1に示すように、鉄からなる基材にニッケルメッキが施され、厚み(缶厚)tが0.25mm(t=0.25mm)の略円筒状で有底の本体部11と、この本体部11の側壁の一部が内部から外方に向けて突出するように形成された8個の突出部12とからなる。本実施例においては、本体部11の内径Rは17.5mm(R=17.5mm)であり、突出部は、高さhが1.7mm(h=1.7mm)、底辺の長さlが2.7mm(l=2.7mm)の二等辺三角形状である。
この場合、本体部11から突出して形成された突出部12の数は、上述のように8個に限られることはないが、図3(a)および図4(a)に示されるように、この外装缶10の長軸に対して垂直な断面において、0°、90°、180°、270°の位置にはそれぞれ突出部12が存在しないようにするのが望ましい。そして、後述する加圧部12aの端部が本体部11の外表面に引かれた垂線(直径に垂直な線)と交差することがないように、即ち、互いに平行な一対の垂線間(例えば、図4(a)のA−A間あるいはB−B間)の長さが、R(本体部の内径)+2t(t=0.25mm)となるように形成されているのが望ましい。ここで、互いに平行な一対の垂線間の長さR+2tは、後述する比較例1の円筒缶20の外形寸法(R+2t)と等しいことを意味する。このような配置にすると、略同一面のわずかにつき出た部分が邪魔することなく、所定の寸法に組電池を形成できるからである。
ついで、上述のような構成となる外装缶10の作製方法を図2に基づいて以下に説明する。まず、鉄からなる基材にニッケルメッキが施された基板を圧延して厚みが0.5mmの板材を得た後、この板材を円形状あるいは正方形状に打ち抜いて、例えば、直径が50cmになるような円形板10aを形成した。ついで、図2(a)に示すような、図1に示す外装缶10の断面形状を有するポンチ15と絞りダイス16とを用いて、図2(b)に示すように、前絞り筒10bを成形した。この後、この前絞り筒10bを、筒内に挿入された保持部材と再絞りダイス(図示せず)とで保持した。
ついで、保持部材および再絞りダイスと同軸にかつ保持部材内を出入りし得るように設けられた再絞りポンチと再絞りダイス(図示せず)とを互いに噛み合うように相対的に移動させる動作を繰り返した。これにより、図2(c)に示すように、前絞り筒10bを深絞り加工して側壁を延伸させた深絞り筒10cを成形した。ついで、このような動作を繰り返して、図2(d)に示すように、深絞り筒10cをさらに深絞り加工して、側壁をさらに延伸させた深絞り筒10dを成形した。最後に、開口部までの長さが所定の長さになるように切断して、側壁と底壁に継ぎ目のない側壁に突出部12を有する外装缶10を形成した。
(2)比較例
一方、比較例の外装缶20は、図3(b)に示すように、鉄からなる基材にニッケルメッキが施され、厚み(缶厚)tが0.25mm(t=0.25mm)の円筒状で有底の本体部21から形成されている。この場合、この外装缶20の直径(内径)Rは実施例の外装缶10の本体部11の直径Rと等しくなるように形成されている。このような円筒状の外装缶20を作製する場合は、円形状の断面形状を有する図2(a)に示すようなポンチ15と絞りダイス16とを用いて、上述と同様に形成すればよい。また、外装缶10と内容積が等しくなるように、上述と同様に、直径(内径)が1.06Rの外装缶25も作製した。
2.円筒形電池
(1)正極の作製
正極活物質としての平均粒径が約5μmのLiCoO2粉末と、導電剤としての人造黒鉛粉末を、質量比が9:1となるように混合して正極合剤を調製した。この正極合剤とポリビニリデンフルオライド(PVdF)をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)からなる有機溶剤に5質量%溶解させた結着剤溶液とを、固形分質量比で95:5となるように混合して、正極スラリーを調製した。
このスラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔(厚みは15μm)の両面に、ドクターブレードを用いて均一に塗布して、活物質層を塗布した正極板を形成した。この場合、塗布質量は両面塗布部の乾燥後の質量で500g/m2(片面では250g/m2で、集電体の質量は除く)となるようにした。この後、乾燥機中を通過させて乾燥させた後、この乾燥正極板をロールプレス機により所定の厚みに圧延して、活物質の充填密度が3.7g/cm3となるようにした後、所定寸法に切断し、150℃で2時間真空乾燥して帯状正極を作製した。
(2)負極の作製
一方、鱗片状黒鉛(d002値が3.356Åで、Lc値が1000Åで、平均粒径が20μmのもの)と、結着剤としてのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)のディスパージョン(固形分は48%)を水に分散させた。この後、増粘剤となるカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加して負極スラリーを調製した。この場合、乾燥後の固形分の質量比が黒鉛:SBR:CMCが100:3:2となるように調製した。
ついで、得られた負極スラリーを負極集電体としての銅箔(厚みは10μm)の両面にドクターブレードを用いて均一に塗布して、活物質層を塗布した負極板を形成した。この場合、塗布質量は両面塗布部の乾燥後の質量で200g/m2(片面では100g/m2で、集電体の質量は除く)となるようにした。乾燥後、所定の厚みに圧延して、活物質の充填密度が1.7g/cm3となるようにした後、所定寸法に切断し、110℃で2時間真空乾燥して帯状負極を作製した。
(3)円筒形非水電解質電池の作製
ついで、上述のようにして作製した帯状正極板と帯状負極板とを用意し、これらの間にポリプロピレン製微多孔膜からなるセパレータを介在させて重ね合わせて渦巻状に巻回して、渦巻状電極群30を作製した。この場合、渦巻状電極群30の直径は各外装缶10(20,25)の内径Rよりも小さくなるように巻回している。この電極群30を上述のように作製された外装缶10(20,25)の開口部より挿入した。なお、図3,図4に示された電極群30の渦巻の1本の曲線は、セパレータ、正極板、セパレータ、負極板の組み合わせを示している。ついで、電極群30の負極板より延出する負極集電タブ(図示せず)を外装缶10(20、25)の底部に溶接した。
ついで、エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)からなる混合溶媒(EC:MEC=30:70:体積比)にLiPF6を1モル/リットル溶解して電解液を調製した。この電解液を電極群30が収納された外装缶10(20,25)の開口部より注液し、減圧下で30分間放置して、電解液を電極群30に十分に含浸させた。この場合、注液後に注液前との質量差、即ち、注液量(g)を求めると、外装缶10内および外装缶25内には6.2gが注液されていることが分かった。また、外装缶20内には5.1gが注液されていることが分かった。ここで、外装缶20への注液量に対して、外装缶10内および外装缶25への注液量の増加分は、外装缶10においては突出部12による内容積の増加分、外装缶25においては径の増加分(0.06R)による内容積の増加分にほぼ一致していた。
この後、外装缶10については、外装缶10の本体部11から突出して形成された突出部12をこの本体部11の外壁面と略同一面となるように加圧成形した。ここで、図示しない加圧成型器に外装缶10を通すことにより、図4(a)に示すように、突出部12が押圧されて加圧部12aが形成され、この加圧部12aの外表面が本体部11の外壁面と略同一面になるように加圧成形されている。図4(b)に加圧部12aを拡大した図を示しているが、このように突出部12は加圧されることにより一部が折り重なるように折り畳まれて折り畳み部14が形成されることになる。このため、電極群30を押圧するのはこの折り畳み部14のみとなる。また、外装缶25についても内径Rとなるように側壁の全面を縮径した。
ついで、図示しないが、電極群30の上部にスペーサを配置した後、電極群30の正極板より延出する正極リードを封口体に設けられた正極端子の内底部に溶接した。この後、絶縁ガスケットを介して封口体を外装缶10(20,25)の開口部に配置し、外装缶10(20,25)の開口部を封口体とかしめつけて電池内を気密に封止した。これにより、設計容量が1800mAhで18650サイズ(底面の直径が18mmで、高さが65mmのもの)の円筒形非水電解質電池(リチウム二次電池)A1,X1,Y1をそれぞれ作製した。ここで、外装缶10を用いたものを電池A1とし、外装缶20を用いたものを電池X1とし、外装缶25を用いたものを電池Y1とした。
3.電池特性試験
(1)充放電サイクル試験
これらの各電池A1,X1,Y1をそれぞれ室温(約25℃)で、1800mA(1It)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電した。この後、1800mA(1It)の放電電流で、電池電圧が2.75Vに達するまで放電させるという充放電サイクルを500サイクル繰り返して行った。このとき、500サイクル目の放電容量と1サイクル目の放電容量の比を500サイクル後の容量維率として求めると、下記の表1に示すような結果となった。
Figure 0004346485
上記表1の結果から明らかなように、外装缶10を用いた電池A1および外装缶25を用いた電池Y1においては、電池内の電解液量が多いことから、500サイクル後の容量維持率(%)が大きいことが分かる。一方、外装缶20を用いた電池X1においては、電池内の電解液量が少ないことから、500サイクル後の容量維持率(%)が減少していることが分かる。これらのことから、外装缶10,25のように、電解液注液時に保持される十分な空隙のある外装缶を使うと、電解液の注液量が増大して、容量維持率(%)が向上して好ましいことが分かる。
(2)内部短絡率
ついで、上述のように各電池A1,X1,Y1を組み立てた後に、内部短絡の発生数を測定して、内部短絡率を求めると、下記の表2に示すような結果が得られた。
Figure 0004346485
上記表2の結果から明らかなように、側壁全体を縮径した電池Y1は縮径のない電池X1に比べ内部短絡率が10倍に増加していることが分かる。一方、外装缶の一部のみを加圧成型した電池A1は、縮径のない電池X1と同等の内部短絡率であることが分かる。このことは、電池Y1のように外装缶の側壁全体を縮径したものに比べて、一部を加圧したのみである電池A1は、従来品である電池X1と同等の内部短絡率にできるとともに、サイクル特性を大きく改善できることを意味している。
(3)落下試験
まず、厚み(缶厚)が0.15mm(t=0.15mm)になるように本体部11を形成するとともに、図1と同様に8個の突出部12を備えた外装缶10を用いたこと以外は、上述の電池A1と同様に非水電解質電池を作製し、これを電池A2とした。また、厚み(缶厚)が0.15mm(t=0.15mm)になるように形成された本体部21を備えた円筒形外装缶20を用いたこと以外は、上述の電池X1と同様に非水電解質電池を作製し、これを電池X2とした。
ついで、電池A1,A2および電池X1,X2を用いて、これらの各電池A1,A2,X1,X2をそれぞれ室温(約25℃)で、1800mA(1It)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電して満充電状態とした。この後、これらの満充電状態の各電池A1,A2,X1,X2の内部抵抗を測定すると下記の表3に示すような結果が得られた。また、充電後のこれらの各電池A1,A2,X1,X2をそれぞれ1mの高さからコンクリート製の台座上に30回ずつ落下させた後、これらの各電池A1,A2,X1,X2の内部抵抗を測定すると下記の表3に示すような結果が得られた。
Figure 0004346485
上記表3の結果から明らかなように、電池A1,A2では、落下試験後も試験前とほぼ同等の内部抵抗値を示しているのに対して、電池X1,X2では、試験後の内部抵抗値が大きく低下していることが分かる。これは、電池X1,X2においては、落下試験により外装缶20が変形して、電池内部で微小な短絡が生じて内部抵抗値が大きく低下したためと考えられる。また、缶厚が0.25mm(t=0.25mm)の外装缶20を用いた電池X1より、缶厚が0.15mm(t=0.15mm)と薄い外装缶20を用いた電池X2の方が内部抵抗の低下量が大きいことが分かる。
これに対して、缶厚が0.25mmの外装缶10を用いた電池A1であっても、缶厚が0.15mmと薄い外装缶10を用いた電池A2であっても、内部抵抗の低下量がほとんど変化していないことが分かる。これは、外装缶10においては、本体部11から突出して形成された突出部12を電解液の注液後に、本体部11の側壁の外壁面と略同一面となるように加圧されて加圧部12aが形成されており、この加圧部12aにより外装缶10の強度が向上したためと考えられる。この結果、外装缶10の缶厚が薄くなっても内部抵抗が低下することはなく、即ち、電池内部での微小な短絡も生じなくなって、信頼性が各段に向上するようになる。
4.角形電池
ついで、図5(a)に示すように、アルミニウム製で厚み(缶厚)が0.20mm(t=0.20mm)の略角筒状で有底の本体部41と、この本体部41の側壁の一部が内部から外方に向けて突出するように形成された4個の突出部42とからなる角形外装缶40を用意し、これを外装缶40とした。また、図5(c)に示すように、アルミニウム製で厚み(缶厚)が0.20mm(t=0.20mm)で突出部が形成されていない角筒状で有底の本体部51を備えた角形外装缶50を用意し、これを外装缶50とした。
ついで、上述と同様に作製された渦巻状電極群30を角形外装缶40(50)の平面形状に一致するように扁平状に押圧して扁平状電極群(図示せず)を形成した。この扁平状電極群を上述した角形外装缶40(50)に収納した。この後、これらの外装缶40(50)の開口部より上述と同様な電解液を注液し、減圧下で30分間放置して、電解液を電極群に十分に含浸させた。この場合、注液後に注液前との質量差、即ち、注液量(g)を求めると、外装缶40内には5.3gの電解液が注液されていることが分かった。また、外装缶50内には4.5gの電解液が注液されていることが分かった。
この後、外装缶40については、外装缶40の本体部41から突出して形成された突出部42をこの本体部41の側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形した。ここで、図示しない加圧成型器に外装缶40を通すことにより、図5(b)に示すように、突出部42が押圧されて加圧部42aが形成され、この加圧部42aの外表面が本体部41の外壁面と略同一面になるように加圧成形されている。
ついで、図示しないが、電極群の上部にスペーサを配置した後、電極群の負極板より延出する負極集電タブを封口体に設けられた端子板の内底部に溶接し、電極群の正極板より延出する正極リードを外装缶40(50)と封口体との間に挟み込むようにして、封口体を外装缶40(50)の開口部に配置した。ついで、外装缶40(50)の開口部の周壁と封口体との間をレーザ溶接して電池内を気密に封止した。これにより、設計容量が1700mAhで103450サイズ(10mm×34mm×50mm)の角形非水電解質電池B1,Z1をそれぞれ作製した。ここで、外装缶40を用いたものを電池B1とし、外装缶50を用いたものを電池Z1とした。
これらの各電池B1,Z1をそれぞれ室温(約25℃)で、1700mA(1It)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電した。この後、1700mA(1It)の放電電流で、電池電圧が2.75Vに達するまで放電させるという充放電サイクルを500サイクル繰り返して行った。このとき、500サイクル目の放電容量と1サイクル目の放電容量の比を500サイクル後の容量維率として求めると、下記の表4に示すような結果となった。
Figure 0004346485
上記表4の結果から明らかなように、電池B1においては、電池内の電解液量が多いことから、500サイクル後の容量維持率(%)が大きいことが分かる。一方、電池Z1においては、電池内の電解液量が少ないことから、500サイクル後の容量維持率(%)が減少していることが分かる。これらのことから、外装缶40のように、本体部41から突出して形成された突出部42を形成した外装缶40を用い、電解液の注液後に、この突出部42をこの本体部41の側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形すると、電解液の注液量が増大して、容量維持率(%)が向上して好ましいことが分かる。
ついで、上述のように作製した電池B1および電池Z1を用いて、これらの各電池B1,Z1をそれぞれ室温(約25℃)で、1700mA(1It)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電して満充電状態とした。これらの満充電状態の電池の中央部での厚みT1を測定した。その後、90℃の恒温槽中に2時間放置した。ついで、恒温槽から取り出して、電池の中央部での厚みT2を測定した。ついで、恒温槽に保存後の電池の厚みT2と、恒温槽に保存する前の電池の厚みT1との厚み差を膨れ量(δmm)として求めると、下記の表5に示すような結果が得られた。
Figure 0004346485
上記表5の結果から明らかなように、本体部41から突出して形成された突出部42を押圧して加圧部42aが本体部41の外壁面と略同一面になるように加圧成形された外装缶40を用いた電池B1の膨れ量(δ)が0.09mmと小さいのに対して、このような加圧部が形成されていない外装缶50を用いた電池Z1の膨れ量(δ)が1.36mmと大きいことが分かる。これは、外装缶40においては、加圧部42aが形成されているために外装缶40の強度が増大したためと考えられる。
上述したように、本発明においては、外装缶の本体部11(41)に内部から外部に向けて突出する突出部12(42)が形成されており、電解液の注液後に、突出部12(42)を押圧して加圧部12a(42a)が本体部11(41)の外壁面と略同一面になるように加圧成形された外装缶10(40)を用いている。このため、電解液の注液時には、突出部12(42)により形成された空間部が電液の貯蔵空間となって、必要とする電解液量を容易に確保することが可能となる。また、電解液の注液後に形成された加圧部12a(42a)は外装缶10(40)の強度補強の役目を果たすようになる。このため、外装缶10(40)に膨れを生じたり、落下などにより電池内部に微小短絡や短絡が生じて内部抵抗が極端に低下するという事態も生じることもなくなり、信頼性が向上した電池が得られるようになる。
なお、上述した実施の形態においては、本発明を非水電解質電池に適用するために、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)を混合した溶媒に、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)からなる溶質を溶解させた非水電解液を用いる例について説明したが、これ以外に種々の非水電解液を用いることができる。例えば、溶質としては、LiPF6以外に、LiBF4,LiCF3SO3,LiAsF6,LiN(CF3SO22,LiC(CF3SO23,LiCF3(CF23SO3等を用いてもよい。
また、溶媒としては、上述したECとDECとの混合溶媒以外に、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネート(VC)、シクロペンタノン、スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−ジメトキシスルホラン、3−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、γ−ブチロラクトン(GBL)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ブチルメチルカーボネート(BMC)、エチルプロピルカーボネート(EPC)、ブチルエチルカーボネート(BEC)、ジプロピルカーボネート(DPC)、1,2−ジエトキシエタン(DEE)、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、酢酸メチル、酢酸エチル等の単体、これらの2成分あるいは3成分の混合溶媒を用いてもよい。
また、上述した実施の形態においては、負極活物質として鱗片状黒鉛を用いた例について説明したが、鱗片状黒鉛以外に、リチウムイオンを吸蔵・放出し得るカーボン系材料、例えば、カーボンブラック、コークス、ガラス状炭素、炭素繊維、またはこれらの焼成体、人造黒鉛、非晶質酸化物等の公知のものを用いてもよい。また、負極スラリーを調製する際に、結着剤としてSBRを用い、増粘剤としてCMCを用いる例について説明したが、結着剤および増粘剤はこれに限られることはない。
例えば、結着剤としてはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のエチレン性不飽和カルボン酸エステルを用いることができる。さらに、アクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等のエチレン性不飽和カルボン酸を使用することができる。増粘剤としては、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸(塩)、酸化スターチ、リン酸スターチ、カゼイン等を用いることができる。
また、上述した実施の形態においては、正極活物質にコバルト酸リチウムを用いた例について説明したが、コバルト酸リチウム以外に、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複合酸化物あるいは二酸化マンガン(MnO2)、五酸化バナジウム、五酸化ニオブなどの金属酸化物、二硫化チタン、二硫化モリブデンなどの金属カルコゲン化物等も使用できる。
さらに、上述した実施の形態においては、本発明を非水電解質電池に適用する例について説明したが、本発明は上述した非水電解質電池に限らず、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム等のアルカリ蓄電池や、固体電解質電池等の他の電池にも適用できることは明らかである。
加圧成形される前の突出部を有する略円筒状の有底外装缶を模式的に示す斜視図である。 図1の突出部を有する略円筒状の有底外装缶を製造するための工程を模式的に示す断面図である。 外装缶に電極群を収納した状態の横断面を模式的に示す断面図であり、図3(a)は図1の外装缶に電極群を収納した状態を示す断面図であり、図3(b)は円筒型外装缶に電極群を収納した状態を示す断面図である。 電極群を収納した外装缶を加圧成形した状態を模式的に示す断面図であり、図4(a)は図3(a)の外装缶に形成された突出部を側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形した状態を示す断面図であり、図4(b)は図4(a)のZ部を拡大して示す図であり、図4(c)は図3(b)の外装缶を加圧することなくそのままの状態、あるいは図3(b)の外装缶の側壁を加圧して縮径した状態を示す断面図である。 略角筒状の有底外装缶を模式的に示す図であり、図5(a)は加圧成形される前の突出部を有する状態を模式的に示す断面図であり、図5(b)は図5(a)に示された突出部を側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形した状態を模式的に示す断面図である。また、図5(c)は突出部を有さない略角筒状の有底外装缶を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10…外装缶、10a…円形板、10b…前絞り筒、10c…深絞り筒、10d…延伸された深絞り筒、11…本体部、12…突出部、12a…加圧部、13…空間、14…折り畳み部、15…ポンチ、16…ダイス、20,25…円筒形外装缶、21…本体部、30…電極群、40…角形外装缶、41…本体部、42…突出部、42a…加圧部、50…角形外装缶、51…本体部

Claims (4)

  1. 正極と負極の間にセパレータを介在させて形成した電極群を有底筒状の外装缶内に収納した後に電解液を注液して作製される電池の製造方法であって、
    側壁の一部が内部から外方に向けて突出するように形成された突出部を有する有底筒状の外装缶内に前記電極群を収納する電極群収納工程と、
    前記電極群が収納された前記有底筒状の外装缶内に電解液を注液する注液工程と、
    前記有底筒状の外装缶の側壁の前記突出部の外壁面を前記側壁の外壁面と略同一面となるように加圧成形して加圧部を形成する加圧成形工程とを備えたことを特徴とする電池の製造方法。
  2. 前記突出部は前記外装缶の底面から開口部まで連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池の製造方法。
  3. 前記外装缶はその長軸に対して垂直な断面が前記突出部以外の部分が円形である略円筒状の外装缶であり、その断面の突出部以外の任意部分を基準にして、その基準から90°、180°、270°の位置には前記突出部が存在しないような部分が存在するように前記突出部が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池の製造方法。
  4. 前記外装缶はその長軸に対して垂直な断面が前記突出部以外の部分が円形である略円筒状の外装缶であり、前記突出部がその断面の仮想円周上に均等に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電池の製造方法。
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