JP2003297186A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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JP2003297186A
JP2003297186A JP2002095274A JP2002095274A JP2003297186A JP 2003297186 A JP2003297186 A JP 2003297186A JP 2002095274 A JP2002095274 A JP 2002095274A JP 2002095274 A JP2002095274 A JP 2002095274A JP 2003297186 A JP2003297186 A JP 2003297186A
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knob
rotary switch
shaft
rotation
operating device
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Yoshihiko Abe
善彦 阿部
Satoshi Ishizuki
敏 石月
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばオートバイや自動車をはじめとする各
種車両、または各種電子・電気機器に搭載される操作装
置に関するものであり、ロータリースイッチの破損を抑
制し得る操作装置を提供する。 【解決手段】 柱状に延びるノブSと、このノブSを回
転操作することにより作動するロータリースイッチ16
とを備え、ノブSにノブSの回転操作によって生じる応
力を吸収する応力吸収部15を設けたことにより、ロー
タリースイッチ16の破損を抑制し得る操作装置を提供
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオートバイ
や自動車をはじめとする各種車両、または各種電子・電
気機器に搭載される操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のメータに設けられ
る光源の輝度調整を行う操作装置として図9に示すよう
な操作装置が採用されている。すなわち、この操作装置
は貫通孔101を有する回路基板102と、貫通孔10
1を貫通して回路基板102の板面と直交する方向に延
びるノブ103と、回路基板102の前方側に配置され
るハウジング104と、このハウジング104の背後に
位置して回路基板102上に配置される表示板105
と、この表示板105に形成される開口部106に臨む
液晶表示素子107と、この液晶表示素子107をバッ
クライト照明する光源108、回路基板102と表示板
105との間に配置され液晶表示素子107を保持する
ケース体109とを備えている。
【0003】ノブ103は例えば黒色の合成樹脂からな
り、略円柱状に形成され、ケース体109、表示板10
5、ハウジング104を通じて外部に延びる操作軸11
0と、この操作軸110からその軸方向とは直交する外
周方向(回路基板102の板面方向)に延びるフランジ
部111と、このフランジ部111から連続して操作軸
110と同軸方向に延びる延長軸112とを有し、回路
基板102の背面側に突出する延長軸112にはロータ
リースイッチ113が嵌挿されている。
【0004】ロータリースイッチ113は略ドーナツ型
からなり、図10に示すようにカーボンからなる抵抗体
114と、この抵抗体114上を摺動する摺動接点11
5とを有している。また、116は操作軸110の回転
に連動して摺動接点115を回転させる筒状部であり、
この筒状部116に突起部117が設けられている。ま
た、ロータリースイッチ113の内部には操作軸110
を回転可能な最大角度まで回転させると突起部117が
当接することにより最大角度以上の回転を規制するスト
ッパからなる回転規制部118が設けられている。
【0005】そして、操作軸110を回転操作すると、
この操作軸110の回転操作に連動して延長軸112が
ロータリースイッチ113を回転させ、このロータリー
スイッチ113の回転角度に応じて抵抗体114と摺動
接点115との間の抵抗値が変動する。そして、この抵
抗値変動に伴って光源108の照明輝度が変化し、この
光源108の照明輝度の変化により液晶表示素子107
のバックライト照明色をユーザーの好みに応じて自由に
設定(調整)できるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操作装置の場合、延長部112がロータリースイッチ1
13の孔径と略一致する外径を有する棒状に形成され、
ノブ103の操作軸110を回転可能な最大角度に回転
させたときにロータリースイッチ113の内部に設けた
突出部117が回転規制部118に当接することでロー
タリースイッチ113の回転規制がなされる構成であ
る。このため、操作軸110を必要以上(突出部117
と回転規制部118とが当接する最大角度以上)に回転
させると回転規制部118に不慮の応力が加わり、これ
によりロータリースイッチ113が破損してしまうこと
が懸念される。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、ロータリースイッチの破損を
抑制し得る操作装置を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ノブと、このノブの回転操作に応じて作動す
るロータリースイッチとを備え、前記ノブに前記回転操
作によって生じる応力を吸収する応力吸収部を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記応力吸収部が径小部ま
たは肉抜き部からなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1から図6は本発明の第1実施
形態を示すもので、以下、これら図面に基づいて本発明
の第1実施形態による操作装置を例えば自動車に搭載さ
れるメータに適用した場合について説明する。なお、図
1は本発明の第1実施形態による操作装置の正面図、図
2は図1のA−A断面図、図3は図2中、C領域を拡大
して示す要部断面図、図4は同実施形態によるロータリ
ースイッチの断面図、図5は同実施形態によるノブとケ
ース体とによる回転規制を示す図、図6は図1のB−B
断面図である。
【0011】図1において、本実施形態による車両用メ
ータは、所定情報として、例えば車速を表示するスピー
ドメータからなる指針式表示部D1と、エンジン回転数
を表示するタコメータからなる指針式表示部D2と、こ
れら各指針式表示部D1,D2間に位置し走行距離や燃
料消費、外気温、時刻等の情報を表示する表示素子D3
と、これら指針式表示部D1,D2、表示素子D3の照
明色や表示素子D3の表示情報をユーザーの操作に応じ
て調整または切り替え動作させるノブSとを有する。
【0012】各指針式表示部D1,D2は、図2に示す
ように、計器ムーブメントMによって回転作動する指針
1と、この指針1の指示対象となる目盛や文字、マーク
等の指標部D11(図1参照)が形成された表示板2と
で構成され、これら指針1及び表示板2の背後には、そ
れぞれに対応する複数の光源3が配置されている。この
場合、指針1は光源3の点灯によりその照射光を受けて
発光可能な光透過材料により形成され、また表示板2の
指標部D11は光源3の点灯によりその照射光を受けて
発光するよう光透過性材料により形成されている。また
表示素子D3に対応する表示板2箇所には、表示素子D
3の表示面を露出する開口部2aが形成されている。
【0013】表示素子D3は、図示しない各種センサ等
の検出信号(電気信号)に基づいて、前述した走行距離
や燃料消費、外気温、時刻等の情報を表示する例えば液
晶表示素子からなり、その背後には表示素子D3をバッ
クライト照明する光源4が配置されている。
【0014】各光源3,4は、例えば所定色にて発光す
る発光ダイオードからなり、表示板2の背後に位置する
硬質の回路基板5の前面側に装着され、この回路基板5
を通じて点灯用電力の供給が行われるようになってい
る。また回路基板5の背面側には、計器ムーブメントM
が装着され、回路基板5を通じて駆動用電力が供給され
るようになっている。
【0015】さらに回路基板5の前方側には、例えば白
色系の遮光性合成樹脂からなる反射体兼フレーム体機能
を有するケース体6が設けられており、このケース体6
には、光源3を収納しそれらの光を表示板2及び指針1
側に案内する照明室が複数形成されている。
【0016】表示素子D3に対応するケース体6の箇所
及びその周囲には、空所が形成され、この空所に表示素
子D3を保持するホルダ7が配置され、このホルダ7の
底部側に光源4が配置されている。
【0017】ケース体6の前方には、表示板2を挟んで
見返し部材8が配置されており、この見返し部材8に
は、各指針式表示部D1,D2を露出する窓部81が形
成され、また見返し部材8の前方には、透明または半透
明のハウジング9が配置されている。
【0018】ノブSは例えば黒色の合成樹脂からなり、
略円柱状に成形され、ケース体6、表示板2、見返し部
材8、ハウジング9を通じて外部に延びる第1の軸部1
0と、この第1の軸部10からその軸方向とは直交する
外周方向(回路基板5の板面方向)に延びるフランジ部
11と、このフランジ部11から連続して第1の軸部1
0と同軸方向に延びる第2の軸部12とを有している。
【0019】フランジ部11は円板状に形成され、図3
に示すようにフランジ部11と回路基板5との間には弾
性部材13が配置されている。
【0020】弾性部材13は第2の軸部12の後述する
応力吸収部の周囲を取り巻く金属性のコイルスプリング
からなり、第1,第2の軸部10,12の軸線Lに沿っ
て伸縮する。また、弾性部材13はその弾性復帰力によ
ってノブSを常時、矢印D方向に付勢しており、これに
よりフランジ部11は前記弾性復帰力によって矢印D方
向に押し上げられるがフランジ部11に対向するケース
体6箇所にはフランジ部11側に延びる筒部61が形成
されており、この筒部61と弾性部材13とによってフ
ランジ部11は安定的に保持されている。
【0021】第2の軸部12はその先端側の一部が隆起
した隆起部14と、この隆起部14とフランジ部11と
の間に配置され隆起部14よりも肉薄(径小)に形成さ
れる応力吸収部15とを備えている。この応力吸収部1
5は回路基板5に形成した孔部51を貫通して回路基板
5の背面側に延び、応力吸収部15の先端側に位置する
隆起部14にはロータリースイッチ16が嵌挿されてい
る。
【0022】ロータリースイッチ16は略ドーナツ型か
らなり、図4に示すようにノブSの回転操作に連動して
回転する回転部材17と、この回転部材17を収納する
フレーム体18とからなる。
【0023】回転部材17は円環板状からなるベース板
19と、このベース板19を保持する筒状部20と、ベ
ース板19の背後に配置され筒状部20の回転に連動し
て回転する接点板21とを有している。
【0024】ベース板19は薄板状の金属材料からな
り、第2の軸部12と筒状部20が貫通する孔191
と、回路基板5側に延び回路基板5に形成した配線パタ
ーンに電気接続される端子192とを有している。
【0025】筒状部20は合成樹脂からなり、孔191
の周囲をベース板19の表裏に渡って保持する凹部20
1と、この凹部201に連続形成されベース板19の背
面側に沿って延びるフランジ202とを有している。な
お本実施形態の場合、フランジ202は接点板21の後
述する摺動接点が形成される側とは反対側(図4中、左
側)に設けられ、203はノブSを回転可能な最大角度
まで回転させたときにフレーム体18の後述する回転規
制部と当接する突出部である。
【0026】接点板21はりん青銅からなり、後述する
抵抗体上を摺動する摺動接点211を有している。なお
本実施形態の場合、フランジ202と対向する接点板2
1箇所がフランジ202に固着されており、このフラン
ジ202に固着された接点板21箇所がベース板19と
筒状部20との間で狭着され、これによりベース板19
の端子192が接点板21と電気的に接続されている。
【0027】フレーム体18は合成樹脂からなり、円環
カップ状に形成され、回転部材17を収納する収納部材
であり、筒状部20が貫通する孔181を有している。
そして、回転部材17とフレーム体18との間に形成さ
れる空所に抵抗板22が配置されている。
【0028】抵抗板22はセラミックからなり、略円環
状に成形され、その表面にはカーボンからなる抵抗体2
3が印刷形成されている。
【0029】なお、24はノブSを回転可能な最大角度
まで回転させると突起部203が当接することにより最
大角度(所定角度)以上の回転を規制する回転規制部
(ストッパ部)であり、この回転規制部24は抵抗板2
2の内壁面に沿うようにフレーム体18に一体に形成さ
れ、抵抗板22を保持する保持部材としても機能してい
る。なお、25は抵抗板22の抵抗体23と前記配線パ
ターンとを電気接続するための端子である。
【0030】このような構成において、ノブSの第1の
軸部10を回転操作すると、この第1の軸部10の回転
操作に連動して第2の軸部12が回転し、この第2の軸
部12の回転により第2の軸部12の隆起部14がロー
タリースイッチ16の筒状部20を回転させる。そし
て、この筒状部20の回転に連動して接点板21が回転
することで接点板21の摺動接点211が抵抗板22の
抵抗体23上を摺動する。
【0031】従って、ノブSの回転角度に応じて摺動接
点211が抵抗体23上を摺動することで、抵抗体23
と摺動接点211との間の抵抗値が変動する。
【0032】この抵抗値変動を端子192と端子25を
通じて検出信号として出力するものである。この検出信
号は図示しない制御部に入力され、制御部を通じて光源
3,4の照明輝度を制御し、これにより光源3,4の照
明輝度が前記抵抗値変動に伴って変動し、この光源3,
4の照明輝度の変動により指針1、表示板2の指標部D
11、表示素子D3の輝度をユーザーの好みに応じて自
由に設定(調整)可能にしている。なお、このような端
子192,25→前記制御部→光源3,4に到る信号伝
送は、回路基板5の前記配線パターンを通じて行われ
る。
【0033】また、ノブSは第1の軸部10の回転操作
に連動してロータリースイッチ16の筒状部20を回転
させるが、第1の軸部10を回転可能な最大角度(例え
ば270度)まで回転させたときには筒状部20の突出
部203がフレーム体18の回転規制部24に当接する
ようになっている。
【0034】そして、この状態からさらに第1の軸部1
0を回転させると回転規制部24に突出部203の応力
が加わり、この際、回転規制部24と突出部203の間
に作用する応力は本来不要な応力となる。
【0035】ところで、このような応力は突出部203
が一体に形成される筒状部20を通じて筒状部20に嵌
挿されている第2の軸部12にも働くが、第2の軸部1
2には応力吸収部15が形成されているため、不要な応
力が加わり続けたり、大きな応力が加わった場合には応
力吸収部15自体が変形する。この変形により不要な応
力が吸収されるためロータリースイッチ16の破損を抑
制することがてきる。
【0036】なお本実施形態では、ノブSのフランジ部
11とケース体6との間に設けたノブ規制部26により
ノブSの回転規制を行っている。
【0037】すなわち、図5に示すようにノブ規制部2
6はフランジ部11から外周方向に延びる突起部27
と、ケース体6に形成されフランジ部11の回転に連動
して突起部27が回転することで突起部27と当接する
規制部28とからなり、ノブSの回転時には先に突出部
203が回転規制部24に当接した後に更にノブSを回
転させると、突起部27が規制部28に当接しノブSの
回転を停止させるようになっている。これによりノブS
を突出部203と回転規制部24との間で規制される回
転可能な最大角度まで回転させたときには、ノブSのフ
ランジ部11の回転に連動して回転する突起部27とケ
ース体6の規制部28との間には微少な隙間が形成され
るように設定されている。
【0038】そして、この状態からさらにノブSを回転
させると、回転規制部24と突出部203との間に働く
応力が応力吸収部15の変形によって吸収される。この
変形によってノブSは突起部27と規制部28との当接
方向に回転するが、これら突起部27と規制部28との
当接によりノブSの回転が停止されるようになってい
る。
【0039】また本実施形態では、ノブSは第1の軸部
10の回転操作により指針1、表示板2の指標部D1
1、表示素子D3の照明色を自由に調整できる機能を有
すると共に、第1の軸部10の押動操作により表示素子
D3の表示情報を切り替え動作させる機能を有してい
る。
【0040】具体的には図6に示すように、ノブSの押
動操作機構はノブSと弾性部材13とスイッチ素子29
とで構成される。ノブSのフランジ部11には回路基板
5側に延びスイッチ素子29を作動させる押動部30が
形成されている。
【0041】スイッチ素子29はタクトスイッチからな
り、押動部30によってオン・オフ動作し、表示素子D
3の表示制御を行う前記制御部に切替信号を出力する作
動部31を有し、この作動部31を通じて発せられた切
替信号が前記制御部に入力されると、前記制御部は表示
切替のための出力信号を表示素子D3に出力し、これに
より表示素子D3に表示されている情報を切り替えた
り、あるいはリセットするように構成されている。な
お、このようなスイッチ素子29→前記制御部→表示素
子D3に到る信号伝送は、回路基板5の前記配線パター
ンを通じて行われる。
【0042】またこの際、作動部31はノブSを矢印E
方向に押動操作することによりオンして切替信号を出力
し、ノブSの押動を解除することによりノブSが弾性部
材13の前記弾性復帰力により元の位置に戻る(オフす
る)ようになっている。そして、ノブSのフランジ部1
1が弾性部材13とケース体6の筒部61との間で安定
的に保持されている。なおこの場合、ノブSの押動操作
及び押動の解除時には第2の軸部12の隆起部14がロ
ータリースイッチ16に対して嵌挿状態を維持しながら
ロータリースイッチ16内を第1,第2の軸部10,1
2の軸線Lに沿って矢印D,E方向に移動するものであ
る。
【0043】また本実施形態では、ノブSのフランジ部
11と隆起部14との間に応力吸収部15が形成され、
この応力吸収部15が回路基板5の孔部51を貫通して
いる。また、応力吸収部15は隆起部14よりも径小に
形成されているため、孔部51と応力吸収部15との間
にはノブSをロータリースイッチ16に組み付けたとき
の組み付け誤差や、ハウジング9や見返し部材8の組み
付け誤差によるノブSの位置ズレを吸収するためのクリ
アランス32が形成される。
【0044】従って、このクリアランス32によって前
記各組み付け誤差を吸収することができると共に、ノブ
Sの押動操作時には第2の軸部12が孔部51内を軸線
Lに沿って矢印D,E方向にスムーズに移動し、これに
よりノブSの押動操作性に対する信頼性を高めることが
できる。
【0045】以上のように本実施形態では、ノブSと、
このノブSの回転操作に応じて作動するロータリースイ
ッチ16とを備え、ノブSに回転操作によって生じる応
力を吸収する応力吸収部15を設けたことにより、ノブ
Sの不用意な回転操作等に伴って生じる応力が応力吸収
部15の変形によって吸収されるためロータリースイッ
チ16の破損を抑制することができる。
【0046】また本実施形態では、応力吸収部15が径
小部からなる形状を適用したが、応力吸収部15の形状
はノブSを通じて不要な応力が加わったときその応力を
吸収できれば任意の形状を適用することができ、例えば
本発明の第2実施形態として図7に示すように第2の軸
部12の内部に空洞部を設け、軸線Lと直交する第2の
軸部12の断面形状を略「コ」字状に形成してもよい。
また、図示しないが応力吸収部15は第2の軸部12に
限らずノブSの任意の箇所に設けることができる。
【0047】また前記各実施形態では、ノブSを第1,
第2の軸部10,12を有する一本の軸によって形成し
たが、軸部は複数に分割形成してもよい。
【0048】また前記各実施形態では、光源3,4の照
明輝度を調整するための操作部として柱状のノブSを適
用したが、照明輝度を調整できるものであれば任意の操
作部を適用することができ、例えばボタン型の操作部で
あってもよい。
【0049】また前記各実施形態では、ノブSを回転操
作することにより光源3,4の照明輝度を調整するもの
であったが、これに限定されるものではなく、例えば走
行距離や燃料消費、外気温、時刻の情報を切り替えた
り、リセットしたりするようにしてもよい。
【0050】なお前記各実施形態では、本発明を自動車
のメータに搭載される操作装置に適用した例を示した
が、本発明はこれに限定されることはなく、回転操作に
よって生じる応力を吸収する応力吸収部を設けた各種電
気・電子機器の操作装置に適用してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、ロータリースイッチの破損を抑制し
得る操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による操作装置の正面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2中、C領域を拡大して示す要部断面図。
【図4】同実施形態によるロータリースイッチの断面
図。
【図5】同実施形態によるノブとケース体とによる回転
規制を示す図。
【図6】図1のB−B断面図。
【図7】本発明の第2実施形態による軸線と直交する第
2の軸部の断面図。
【図8】従来例による操作装置の断面図。
【図9】従来例によるロータリースイッチの断面図。
【符号の説明】
1 指針 2 表示板 3,4 光源 5 回路基板 6 ケース体 9 ハウジング 10 第1の軸部 11 フランジ部 12 第2の軸部 14 隆起部 15 応力吸収部 16 ロータリースイッチ 20 筒状部 21 接点板 23 抵抗体 24 回転規制部 203 突出部 211 摺動接点 D1,D2 指針式表示部 D3 表示素子 D11 指標部 M 計器ムーブメント S ノブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノブと、このノブの回転操作に応じて作
    動するロータリースイッチとを備え、前記ノブに前記回
    転操作によって生じる応力を吸収する応力吸収部を設け
    たことを特徴とする操作装置。
  2. 【請求項2】 前記応力吸収部が径小部または肉抜き部
    からなることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080590A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Denso Corp 切替スイッチ
JP7096975B2 (ja) 2018-06-26 2022-07-07 日本精機株式会社 操作装置

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