JP2003296376A - 装備適用計算システム及び装備適用計算方法 - Google Patents

装備適用計算システム及び装備適用計算方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】バリエーション変更や部品検索等の利便性が高
く、適用の設定のミス等を防止でき、精度良く製品の全
てのバリエーションを管理する。 【解決手段】製品バリエーション計算部11、12、1
3と、部品適用部4と、部品表計算部15、16とを具
備する装備適用計算システムを用いる。製品バリエーシ
ョン計算部11、12、13は、製品の種類と仕様とに
基づき、製品バリエーションと製品と仕様に関わる装備
とを関連付ける製品バリエーション表を計算する。部品
適用部14は、装備のうちの部品の仕様の差を決める仕
様差装備と部品とに基づき、仕様差装備の組合せとして
の仕様差装備バリエーションと仕様差装備と部品とを関
連付けた部品特性表を計算する。部品表計算部15、1
6は、仕様差装備バリエーションと製品バリエーション
とに基づき、仕様差装備バリエーションを含む製品バリ
エーションと部品とを関連付けた部品表を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装備適用計算システ
ム及び装備適用計算方法に関し、特に、製品の部品表に
おける部品の適用を自動化する装備適用計算システム及
び装備適用計算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のような複雑且つ多数の部品から
構成される機器の設計においては、部品表システムを用
いて部品の管理を行う。ここで、部品表とは、任意の品
目に対する部品の親(自動車を構成する部品)・子(親
部品を構成する部品)の構成、部品の個数、部品の設計
変更履歴など部品固有の情報、製品での組み立て単位、
使用される状態等について、部品毎に管理する表であ
る。
【0003】製品の種類、仕様を決定してから、複数の
製品のバリエーションを設定し、それらの各々に使用す
る部品を設定するには、次のような技術が知られてい
る。すなわち、関係木構造で表現できる部品表のデータ
ベースを作成し、各製品バリエーションに対して直接部
品を設定する手法である。それはバリエーションコード
入力システムと、部品適用入力システムとから構成され
ている。ここで、バリエーションコード入力システム
は、製品のバリエーションの数に対しての識別符号(バ
リエーションコード)を設定する。部品適用入力システ
ムは、バリエーションコードに対して部番、部番の種類
コード、個数を入力する。管理者は、バリエーションコ
ード入力システムを用いて、製品のバリエーションの数
に対してバリエーションコードを設定する。部品の設計
者は、部品適用入力システムを用いて、各バリエーショ
ンコードに対して最上位レベル(レベル1)部品の適用
を直接入力する。その際、設計者は、バリエーションに
よる仕様の差に基づいて、必要に応じて部品にも差を設
けながら部品の適用を入力する。そうすることにより、
製品バリエーションごとのレベル1部品の集合が構築さ
れる。この結果、あるバリエーションコードに適用され
るレベル1の部品の全て、及びレベル1の部品に連なる
下位の部品を抜き出すことにより、製品1種類分の部品
を取り出すことができる。
【0004】しかしながら、上記の技術においては、バ
リエーションの仕様の差の確認作業は設計者の作業に任
され、どの仕様のバリエーションに対してどの部番の部
品を設定しようとしたのかという意志がデータとして存
在しないため、機械的な入力チェックを行うことが出来
なかった。そのため、適用ミスの発生の問題や、製品仕
様の変更による製品バリエーションの増減、オプション
仕様の変更などに対して、手作業で部品の適用を行う必
要があり、精度良く迅速に追従することが困難であっ
た。
【0005】また、従来は存在し得るオプションの組合
わせが数億通りに及ぶこともあるため基本的な装備の組
合わせだけで、製品の代表的なバリエーションを管理し
ている場合がある。それでも、そのバリエーションの種
類は1,000種類以上に及ぶこともあり手作業で早く
正確に計算することが困難である。また、代表的なバリ
エーションの管理のみであるため、あるバリエーション
一つに対してオプション違いの部品も登録する事にな
り、あるオプション装備を使用している製品1種類分の
部品を機械的に取り出すことができないという問題があ
る。適用の設定のミスを防止することが可能な技術が望
まれている。バリエーション変更に対する適用の自動更
新を行なうことが可能な技術が求められている。オプシ
ョン仕様製品の部品検索を行なうことができる技術が望
まれている。製品の全てのバリエーションを管理するこ
とが可能な技術が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、適用の設定のミスを防止することが可能な装備適用
計算システム及び装備適用計算方法を提供することであ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、バリエーショ
ン変更に対する適用の自動更新を行なうことが可能な装
備適用計算システム及び装備適用計算方法を提供するこ
とである。
【0008】本発明の更に他の目的は、オプション仕様
製品の部品検索を行なうことができる装備適用計算シス
テム及び装備適用計算方法を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、製品の全てのバリエ
ーションを管理することが可能な装備適用計算システム
及び装備適用計算方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]との対応
関係を明らかにするために付加されたものである。ただ
し、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載
されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
【0011】従って、上記課題を解決するために、本発
明の装備適用計算システムは、製品バリエーション計算
部(11、12、13)と、部品適用部(14)と、部品
表計算部(15、16)とを具備する。製品バリエーシ
ョン計算部(11、12、13)は、製品の種類(33)
と仕様とに基づいて、複数のその製品のバリエーション
としての複数の製品バリエーション(41)と製品(3
3)と仕様に関わる複数の装備(40)とを関連付ける
製品バリエーション表(38)を計算する。部品適用部
(14)は、複数の装備(40)のうち、部品(47)の
仕様の差を決める複数の装備としての複数の仕様差装備
(46)とその部品(47)に基づいて、複数の仕様差装
備(46)の各々の組合せとしての仕様差装備バリエー
ション(48)と仕様差装備(46)と部品(47)とを
関連付けた部品特性表(45)を計算する。部品表計算
部(15、16)は、仕様差装備バリエーション(48)
と製品バリエーション(41)とに基づいて、仕様差装
備バリエーション(48)を含む製品バリエーション(4
1)としての抽出製品バリエーション(66、67)と
部品(47/64、65)とを関連付けた部品表(63)
を計算する。ここで、製品バリエーション計算部(1
1、12、13)は、本明細書の実施例中の装備適用指
示部(11)と派生計算部(12)とバリエーション計算
部(13)とを併せた機能を有する構成である。また、
部品表計算部(15、16)は、本明細書の実施例中の
装備組合せ計算部(15)と適用計算部(16)とを併せ
た機能を有する構成である。
【0012】また、本発明の装備適用計算システムは、
製品バリエーション計算部(11、12、13)が、装
備適用指示部(11)と、派生計算部(12)と、バリエ
ーション計算部(13)とを具備する。装備適用指示部
(11)は、製品の種類(33)と仕様とに基づいて、製
品(33)と複数の装備(34)の各々とを関連付ける装
備仕様を示す装備仕様表(31)を設定する。派生計算
部(12)は、その装備仕様に基づいて、複数の装備(3
4)の組合せで示される複数のバリエーションとしての
複数の装備バリエーションを計算する。バリエーション
計算部(13)は、その複数の装備バリエーションに基
づいて、製品バリエーション表(38)を計算する。
【0013】また、本発明の装備適用計算システムは、
装備仕様表(80)のデータを、複数の装備(82)の種
類毎(87、92)のデータ(85、90)に分割して格
納する装備仕様データベース(22)を更に具備する。
【0014】更に、本発明の装備適用計算システムは、
部品表計算部(15、16)が、装備組合せ計算部(1
5)と、適用計算部(16)とを具備する。装備組合せ
計算部(15)は、仕様差装備バリエーション(48)と
製品バリエーション(38)とに基づいて、抽出製品バ
リエーション(66、67)を抽出する。適用計算部(1
6)は、抽出製品バリエーション(66、67)に基づ
いて、部品表(63)を計算する。
【0015】更に、本発明の装備適用計算システムは、
部品検索部(17)を更に具備する。部品検索部(17)
は、製品バリエーション(167)と部品特性(173、
184、195)とに基づいて、製品バリエーション
(167)を有する製品の部品(208、212)を取
り出す。
【0016】上記課題を解決するために、本発明の装備
適用計算方法は、製品の種類(33)と仕様とに基づい
て、複数の製品(33)のバリエーションとしての複数
の製品バリエーション(41)と、仕様に関わる複数の
装備(40)とを関連付ける製品バリエーション表(3
8)を計算するステップと、複数の装備(40)のう
ち、部品(47)の仕様の差を決める複数の装備として
の複数の仕様差装備(46)と部品(47)に基づいて、
複数の仕様差装備(46)の各々の組合せとしての仕様
差装備バリエーション(48)と仕様差装備(46)と部
品(47)とを関連付けた部品特性表(45)を計算する
ステップと、仕様差装備バリエーション(48)と製品
バリエーション(41)とに基づいて、仕様差装備バリ
エーション(48)を含む製品バリエーション(41)と
しての抽出製品バリエーション(66、67)と部品(4
7/64、65)とを関連付けた部品表(63)を計算
するステップとを具備する。
【0017】また、本発明の装備適用計算方法は、製品
バリエーション表(38)を計算するステップが、製品
の種類(33)と仕様とに基づいて、製品(33)と複数
の装備(34)の各々とを関連付ける装備仕様を示す装
備仕様表(31)を設定するステップと、その装備仕様
に基づいて、複数の装備(34)の組合せで示される複
数のバリエーションとしての複数の装備バリエーション
を計算するステップと、その複数の装備バリエーション
に基づいて、製品バリエーション表(38)を計算する
ステップとを具備する。
【0018】また、本発明の装備適用計算方法は、その
複数の装備バリエーションを計算するステップが、複数
の装備(87、92)の各々の取り得る種類としての複
数の装備種類(MT、AT、S/R、NO S/R)を
取得するステップと、複数の装備種類(MT、AT、S
/R、NO S/R)の各々に、互いに異なる識別符号
(100、109)を付与するステップと、製品の種類
(96、105)の各々に含まれる複数の装備種類(M
T、AT、S/R、NO S/R)の各々としての含有
装備種類(97、106)を求めるステップと、製品の
種類(96、105)の各々と、含有装備種類(97、1
06)の識別符号(100、109)とを関連付けるス
テップとを具備する。
【0019】また、本発明の装備適用計算方法は、装備
仕様表のデータ(80)が、複数の装備(82)の種類毎
(87、92)のデータ(85、90)に分割してデータ
ベース(22)に格納されている。
【0020】更に、本発明の装備適用計算方法は、部品
表(63)を計算するステップが、仕様差装備バリエー
ション(48)と製品バリエーション(38)とに基づい
て、抽出製品バリエーション(66、67)を抽出する
ステップと、抽出製品バリエーション(66、67)に
基づいて、部品表(63)を計算するステップとを具備
する。
【0021】更に、本発明の装備適用計算方法は、部品
特性(117)を計算するステップが、装備バリエーシ
ョン(113)を取得するステップと、装備バリエーシ
ョン(113)の内の重複しているものを除去して仕様
差装備バリエーション(118)を得るステップと、仕
様差装備バリエーション(118)を仕様差装備(11
9)と部品(121)とに関連付けたステップとを具備
する。
【0022】更に、本発明の装備適用計算方法は、製品
バリエーション(167)を指定するステップと、その
製品の部品特性(173、184、195)を取得する
ステップと、製品バリエーション(167)と部品特性
(173、184、195)に基づいて、製品バリエー
ション(167)を有するその製品に用いる部品(20
8、212)を取得するステップとを更に具備する。
【0023】上記課題を解決するために、本発明に関す
るプログラムは、製品の種類(33)と仕様の入力に基
づいて、複数の製品(33)のバリエーションとしての
複数の製品バリエーション(41)と、仕様に関わる複
数の装備(40)とを関連付ける製品バリエーション表
(38)を計算するステップと、複数の装備(40)のう
ちの部品(47)の仕様の差を決める複数の装備として
の複数の仕様差装備(46)と部品(47)の入力に基づ
いて、複数の仕様差装備(46)の各々の組合せとして
の仕様差装備バリエーション(48)と仕様差装備(4
6)と部品(47)とを関連付けた部品特性表(45)を
計算するステップと、仕様差装備バリエーション(4
8)と製品バリエーション(41)とに基づいて、仕様
差装備バリエーション(48)を含む製品バリエーショ
ン(41)としての抽出製品バリエーション(66、6
7)と部品(47/64、65)とを関連付けた部品表
(63)を計算するステップとを具備する方法をコンピ
ュータに実行させる。
【0024】また、本発明に関するプログラムは、製品
バリエーション表(38)を計算するステップが、製品
の種類(33)と仕様の入力に基づいて設定された製品
(33)と複数の装備(34)の各々とを関連付ける装備
仕様を示す装備仕様表(31)に基づいて、複数の装備
(34)の組合せで示される複数のバリエーションとし
ての複数の装備バリエーションを計算するステップと、
その複数の装備バリエーションに基づいて、製品バリエ
ーション表(38)を計算するステップとを具備する方
法をコンピュータに実行させる。
【0025】また、本発明に関するプログラムは、その
複数の装備バリエーションを計算するステップが、複数
の装備(87、92)の各々の取り得る種類としての複
数の装備種類(MT、AT、S/R、NO S/R)を
取得するステップと、複数の装備種類(MT、AT、S
/R、NO S/R)の各々に、互いに異なる識別符号
(100、109)を付与するステップと、製品の種類
(96、105)の各々に含まれる複数の装備種類(M
T、AT、S/R、NO S/R)の各々としての含有
装備種類(97、106)を求めるステップと、製品の
種類(96、105)の各々と、含有装備種類(97、1
06)の識別符号(100、109)とを関連付けるス
テップとを具備する方法をコンピュータに実行させる。
【0026】また、本発明に関するプログラムは、装備
仕様表のデータ(80)が、複数の装備(82)の種類毎
(87、92)のデータ(85、90)に分割してデータ
ベース(22)に格納されている。
【0027】更に、本発明に関するプログラムは、部品
表(63)を計算するステップが、仕様差装備バリエー
ション(48)と製品バリエーション(38)とに基づい
て、抽出製品バリエーション(66、67)を抽出する
ステップと、抽出製品バリエーション(66、67)に
基づいて、部品表(63)を計算するステップとを具備
する方法をコンピュータに実行させる。
【0028】更に、本発明に関するプログラムは、部品
特性(117)を計算するステップが、装備バリエーシ
ョン(113)を取得するステップと、装備バリエーシ
ョン(113)の内の重複しているものを除去して仕様
差装備バリエーション(118)を得るステップと、仕
様差装備バリエーション(118)を仕様差装備(11
9)と部品(121)とに関連付けたステップとを具備
する方法をコンピュータに実行させる。
【0029】更に、本発明に関するプログラムは、製品
バリエーション(167)を指定するステップと、その
製品の部品特性(173、184、195)を取得する
ステップと、製品バリエーション(167)と部品特性
(173、184、195)に基づいて、製品バリエー
ション(167)を有するその製品に用いる部品(20
8、212)を取得するステップとを更に具備する方法
をコンピュータに実行させる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明である装備適用計算
システム及び装備適用計算方法の実施の形態に関して、
添付図面を参照して説明する。本実施例において、自動
車の設計に使用される装備適用計算システム及び装備適
用計算方法を例に示して説明する。ただし、他の複雑且
つ多数の部品から構成される機器の設計においても、適
用可能である。
【0031】図1は、本発明である装備適用計算システ
ムの実施の形態における構成を示す図である。装備適用
計算システムは、ワークステーションやパーソナルコン
ピュータに例示される情報処理装置である。装備適用計
算システムは、プログラムとしての装備適用計算システ
ム本体1を備え、装備適用計算データベース2を搭載
し、入出力装置3を有する。
【0032】装備適用計算システム本体1について説明
する。装備適用計算システム本体1は、装備適用指示部
11、派生計算部12、バリエーション計算部13、部
品適用部14、装備組合せ計算部15、適用計算部16
及び部品検索部17とを具備する。ここで、装備適用指
示部11と派生計算部12とバリエーション計算部13
とを併せて製品バリエーション計算部とも称する。ま
た、装備組合せ計算部15と適用計算部16とを併せて
部品表計算部とも称する。
【0033】装備適用指示部11は、製品の種類と仕様
とに基づいて、複数種類の製品の各々と、仕様に関わる
複数の装備の各々とを関連付けた装備仕様を定義する
(設定する)。そして、複数の製品の各々と複数の装備
の各々とを関連付けた表としての装備仕様表を生成す
る。製品の種類及び仕様は、製品仕様データベース21
に格納されている。装備仕様表は、装備仕様データベー
ス22に格納される。ここで、製品の種類とは、本実施
例では自動車の車種である。製品の仕様は、本実施例で
は各車種における装備の設定を含む仕様である。装備
は、複数の機能差、仕様差を有する構成であり、本実施
例では、例えばトランスミッション(MT、AT)、エ
アバック(SRS)、アンチロックブレーキ(AB
S)、クルーズコントロール(C/C)などである。
【0034】派生計算部12は、装備仕様(装備仕様
表)に基づいて、複数の装備の各々の組合せで示される
複数のバリエーションとしての複数の装備バリエーショ
ンを計算する。装備バリエーションは、派生データベー
ス24に格納される。
【0035】バリエーション計算部13は、派生計算部
12で求めた複数の装備バリエーションに基づいて、複
数の製品のバリエーションとしての製品バリエーション
と複数の装備とを関連付けた製品バリエーション表を計
算する。複数の装備バリエーションは、複数の製品のバ
リエーションに対応する。製品バリエーション表は、シ
ステム運用者により、製品のバリエーション毎に製品バ
リエーションコードを入力される。製品バリエーション
表は、装備バリエーションデータベース23に格納され
ている。
【0036】部品適用部14は、複数の装備のうち、複
数の仕様差装備に基づいて、複数の仕様差装備の各々の
組合せとしての仕様差装備バリエーションを算出する。
そして、仕様差装備と仕様差装備バリエーションと部品
の番号としての部番とを関連付けた部品特性を定義す
る。それと共に、仕様差装備と仕様差装備バリエーショ
ンと部品(の番号としての部番)とを関連付けた部品特
性表を生成する。部品特性表は、部品特性データベース
25に格納される。ここで、仕様差装備とは、装備の相
違により、ある品目に適用する部品に仕様の差を設ける
場合における、その装備(その仕様差を設ける基準とな
る)をいう。すなわち、装備の仕様の差を決める複数の
装備である。仕様差装備は、設計者により決定(設
定)、入力される。
【0037】装備組合せ計算部15は、仕様差装備バリ
エーションと製品バリエーションとに基づいて、仕様差
装備バリエーションを含んでいる製品バリエーションを
抽出製品バリエーションとして抽出する。抽出された抽
出製品バリエーションは、装備組合せデータベース26
に格納される。
【0038】適用計算部16は、抽出製品バリエーショ
ンの製品バリエーションコードに基づいて、部品と製品
バリエーションコードとを関連付けた部品表を生成す
る。部品表は、装備部品表データベース27に格納され
る。
【0039】部品検索部17は、製品バリエーション表
と部品特性表に基づいて、(オプション)仕様の異なる
部品を検索する。また、装備を指定することにより、製
品バリエーションコードと部品特性表とに基づいて、そ
の装備を有する製品の部品の全てを取り出す。
【0040】製品仕様データベース21は、製品の種類
及び仕様を格納している。装備仕様データベース22
は、装備仕様表を格納している。装備バリエーションデ
ータベース23は、製品バリエーション表を格納してい
る。派生データベース24は、ミッション用などの各種
装備IDデータ、各種タイプ別装備IDデータを格納し
ている。また、装備バリエーションを格納する場合も有
る。部品特性データベース25は、部品特性表を格納し
ている。装備組合せデータベース26は、抽出製品バリ
エーションを格納している。装備部品表データベース2
7は、部品表を格納している。
【0041】入出力装置3は、従来ワークステーション
やパーソナルコンピュータに用いられる入出力装置であ
り、入力装置としてはキーボード及びマウスに例示さ
れ、出力装置としては表示装置やプリンタに例示され
る。
【0042】次に、本発明である装備適用計算方法(装
備適用計算システムにおける動作)の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図17は、本発明である
装備適用計算方法(装備適用計算システムにおける動
作)の実施の形態を示すフロー図である。
【0043】(1)ステップS01 管理者、設計者等により、製品の種類及び仕様が決定さ
れる。ここでは、車種及びタイプ(又はグレード)の種
類、それらにおいて用いられる装備の種類及び組合せ等
が決定される。製品の種類及び仕様は、製品仕様データ
ベース21に格納される。
【0044】(2)ステップS02 装備適用指示部11により、設計者等が製品仕様データ
ベース21を参照して入力した製品の種類及び仕様に基
づいて、装備仕様が定義される。そして、装備仕様表が
作成される。装備仕様表は、製品仕様データベース21
に格納される。
【0045】ここで、装備仕様表について説明する。図
2(a)は、装備仕様表を示す図である。装備仕様表3
1は、複数の製品の各々と、仕様に関わる複数の装備の
各々とを関連付けている。車種欄32、タイプ欄33、
装備欄34及びチェック欄35を有する。車種欄32
は、自動車の車種を示す。ここでは、車種A及び車種B
が示されている。タイプ欄33は、各車種におけるタイ
プ(又はグレード)を示す。ここでは、例えば車種Aに
ついてタイプ20E、タイプ20T及びタイプ25Sの
3タイプが示されている。装備欄34は、装備を示す。
ここでは、MT、AT、SRS、ABS及びC/Cが示
されている。チェック欄35は、タイプと装備との関係
を示す。例えば、車種Aのタイプ20Eについて見る
と、図中の装備のうち、MT及びSRSの欄に○があ
り、それらの装備のみ装着されることを示している。な
お、Fは、オプションであることを示す。
【0046】すなわち、ステップS02は、製品の種類
及び仕様に基づいて、タイプ欄33(及び車種欄32)
に関するデータと、装備欄34に関するデータとを関連
付けるチェック欄35のデータを求めるプロセスであ
る。
【0047】(3)ステップS03 派生計算部12により、装備仕様(装備仕様表)の複数
の製品と複数の装備とに基づいて、複数の装備の各々の
組合せとしての複数の装備バリエーションが計算され
る。計算方法については、後述する。装備バリエーショ
ンは、派生データベース24に格納しても良い。その場
合、他の計算に流用できる。
【0048】(4)ステップS04 バリエーション計算部13により、複数の装備バリエー
ションに基づいて、製品バリエーション表が算出され
る。複数の装備バリエーションは、複数の製品のバリエ
ーションに対応する。製品バリエーション表は、装備バ
リエーションデータベース23に格納されている。
【0049】ここで、製品バリエーション表について説
明する。図2(b)は、製品バリエーション表を示す図
である。製品バリエーション表38は、製品バリエーシ
ョンと装備とを関連付けている。タイプ欄39、装備欄
40、製品バリエーションコード欄41及びチェック欄
42を有する。タイプ欄39は、製品バリエーションに
対応する各車種におけるタイプ(又はグレード)を示
す。図2(a)装備仕様表31におけるタイプ欄33に
対応している。ここでは、車種A分のみ表示している。
ただし、装備仕様表31を装備の組合せ(製品バリエー
ション)毎に分けて記しているので、例えば、タイプ2
0Tは4種類となる。装備欄40は、装備を示す。図2
(a)装備仕様表31における装備欄34と同じであ
る。製品バリエーションコード欄41は、製品バリエー
ションのコードを示す。システム運用者により、適当な
規則に基づいて、全ての製品バリエーションについて、
異なる値となるように入力される。チェック欄42は、
タイプ及び製品バリエーションコードと装備との関係を
示す。例えば、図2(a)装備仕様表31の車種Aのタ
イプ20Tの欄から、このタイプ20Tは、4種類の製
品バリエーションがあることが計算できる。それは、図
2(b)製品バリエーション表38におけるタイプ20
Tの製品バリエーションコード21、22、31、32
の4種類として記される。そして、それぞれについて、
図中の装備のうち、チェック欄42に○がある装備のみ
装着されることを示している。
【0050】すなわち、ステップS04は、装備仕様表
から求まる複数の装備バリエーションに基づいて、タイ
プ欄39及び製品バリエーションコード欄41に関する
データと、装備欄40に関するデータとを関連付けるチ
ェック欄42のデータを求めるプロセスである。
【0051】(5)ステップS05 設計者は、部品の仕様の差を決める複数の仕様差装備
を、複数の装備の中から決定する。そして、部品適用部
14へ入力する。部品適用部14により、複数の仕様差
装備に基づいて、仕様差装備バリエーションが算出され
る。計算方法については、後述する。そして、設計者が
入力した複数の部番に基づいて、部品特性表が定義(設
定)される。部品特性表は、部品特性データベース25
に格納される。
【0052】ここで、部品特性表について説明する。図
3(a)は、部品特性表を示す図である。部品特性表4
5は、仕様差装備と仕様差装備バリエーションと部番と
を関連付けている。装備欄46、部番欄47、装備チェ
ック欄48、適用個数欄49及び品目50を有する。装
備欄46は、装備を示す。部番欄47は、部品番号を示
す。装備チェック欄48は、装備欄46の装備の起こり
得る組合せ(仕様で設定されているもの)を示す。適用
個数欄49は、装備欄46の装備の組合せと部番欄47
の部品番号との関連付けを示している。品目50は、こ
の部品特性表の部品を適用する品目の名称を示す。品目
(品目50)で使用する、仕様の差を有する部品(部品
欄47に記載)について、どの装備により、仕様の差を
設けるかにより、装備欄46が決定する。すなわち、装
備欄46が仕様差装備である。それに基づいて、その組
合せである仕様差装備バリエーションが計算され、装備
チェック欄48が決定する。その組み合わせの数に対し
て、部品及びその数が決定される。この時、装備の組合
せに対応する部番の適用個数(適用個数欄49)は、初
期値(デフォルト)として“1”が自動設定される。そ
して、それらの部品に対応する部番が設定されることに
より、部番47が決定される。この自動設定された適用
個数欄49の適用個数を変更することにより、適用個数
欄49が決定される。すなわち、CALIPER AS
SY(品目50)で使用する部品について、設計者は、
部品の仕様の差を決める仕様差装備(装備欄46)を、
複数の装備の中からトランスミッション(MT、AT)
及びABSと決定し、部品適用部14において入力す
る。部品適用部14は、MT、AT及びABSから、3
通りの仕様差装備バリエーションを算出する(装備チェ
ック欄48及び適用個数欄49、ただし、AT+ABS
なし、は仕様に無いので除外する)。ただし、適用個数
欄49には、自動設定された初期値“1”が入ってい
る。設計者は、3通りの仕様差装備バリエーションに対
して、仕様の差を有する3通りの部品及びその部番(4
5230−SW3A−0000、9000、9100)
を決定する(部番欄47)。そして、設計者は、適用個
数欄49において、3通りの仕様差装備バリエーション
(装備チェック欄48)のそれぞれに対する3通りの部
番(部番欄47)の適用個数を(必要に応じて)変更す
る。
【0053】すなわち、ステップS05は、装備欄46
のデータ(仕様差装備)を決定した後、装備欄46のデ
ータに基づいて、装備チェック欄48のデータ(仕様差
装備バリエーション)を算出し、装備欄46と部番欄4
7と装備チェック欄48とを関連付けた部品特性表を得
るプロセスである。
【0054】(6)ステップS06 装備組合せ計算部15により、仕様差装備バリエーショ
ンと製品バリエーションとに基づいて、仕様差装備バリ
エーションを含んでいる製品バリエーションが、抽出製
品バリエーションとして抽出される。抽出された抽出製
品バリエーションは、装備組合せデータベース26に格
納される。
【0055】ここで、抽出製品バリエーションについて
説明する。図3(b)は、抽出製品バリエーションを説
明するための製品バリエーション表を示す図である。製
品バリエーション表55は、製品バリエーション表38
(図2(b))と同じである。すなわち、製品バリエー
ションと装備とを関連付けている。そして、タイプ欄5
6、装備欄57、製品バリエーションコード欄58及び
チェック欄59は、それぞれタイプ欄39、装備欄4
0、製品バリエーションコード欄41及びチェック欄4
2に対応する。そして、部品特性表の仕様差装備バリエ
ーションの各々について、それぞれの装備の組合せを含
んでいる製品バリエーションが製品バリエーション表か
ら抽出される。すなわち、図3(a)を参照し、装備チ
ェック欄48の列51を例として見ると、MTとABS
にチェックがある(チェックがあるとは、図面上では白
丸又は黒丸があることである)。それは、部番欄47の
行52の部番45230−SW3A−9000と対応し
ていることが、適用個数欄49のチェックからわかる。
一方、図3(b)では、チェック欄59において、MT
とABSにチェックがある(=MTとABSとの組を含
んでいる)タイプ欄56と製品バリエーションコード欄
58との組合せは、タイプ欄56の列60−1〜60−
3で示す(20T、21)、(20T、22)、(25
S、24)である。すなわち、MTとABSとの装備に
対応する部番45230−SW3A−9000が装備さ
れる抽出製品バリエーションとして、(20T、2
1)、(20T、22)、(25S、24)が抽出され
る。
【0056】すなわち、ステップS06は、仕様差装備
バリエーションと製品バリエーションとに基づいて、製
品バリエーション表から仕様差装備バリエーションを適
用する製品バリエーションを抽出するプロセスである。
【0057】(7)ステップS07 適用計算部16により、抽出製品バリエーションの製品
バリエーションコードに基づいて、部品表が生成され
る。そして、製品バリエーションコードに対する部品適
用、個数を計算する。部品表は、装備部品表データベー
ス27に格納される。
【0058】ここで、部品表について説明する。図3
(c)は、部品表を示す図である。部品表63は、部品
と装備バリエーションとを関連付けている。部品記号欄
64、部番欄65−1、適用個数欄65−2、製品バリ
エーションコードA欄66、製品バリエーションコード
B欄67、部品欄68及び品目70を有する。部品記号
欄64は、部品を示す記号である。部番欄65−1は、
部品番号を示す。この欄は、図3(a)部番欄47と対
応している。同じ品目(CALIPER ASSY)だ
からである。適用個数欄65−2は、部品の適用個数を
示す。この欄は、図3(a)適用個数欄49と対応して
いる。製品バリエーションコードA欄66は、製品バリ
エーションコード(製品バリエーションコード欄58)
の、一方の桁(ここでは2桁の数字の左側)の数字であ
る。製品バリエーションコードB欄67は、製品バリエ
ーションコード(製品バリエーションコード欄58)
の、他方の桁(右側)の数字である。部品欄68は、製
品バリエーションコードA欄66と製品バリエーション
コードB欄67とで特定される抽出装備バリエーション
(コード)に適用される部品の記号(部品記号欄64の
記号)である。品目70は、この部品特性表の部品を適
用する品目の名称を示す。図3(a)の品目50と同じ
である。仕様差装備バリエーションの一つに対して、部
品が特定される。そして、その部品(仕様差装備)に対
して、製品バリエーション(コード)である抽出製品バ
リエーション(コード)が決定される。そして、部品
(部番)と抽出製品バリエーション(コード)とに基づ
いて、製品バリエーションコードA欄66と製品バリエ
ーションコードB欄67とで特定される抽出製品バリエ
ーションコードと、そこに適用される部品(部品欄6
8)との関係を示す部品表が生成される。すなわち、C
ALIPER ASSY(品目70)で使用する部品に
ついて、図3(a)において列51の仕様差装備バリエ
ーション(MTとABS)に対して、行52の部品(部
番45230−SW3A−9000)が特定される。図
3(b)において仕様差装備バリエーション(MTとA
BS)に対応する部番45230−SW3A−9000
が装備される抽出製品バリエーションとして、(20
T、21)、(20T、22)、(25S、24)が抽
出される。そのとき、抽出製品バリエーションコード
は、それぞれ、21、22、24である。ここで、抽出
製品バリエーションコード(21、22、24)は、そ
れぞれ、(2、1)、(2、2)、(2、4)と分解さ
れる。これは、(製品バリエーションコードA欄66、
製品バリエーションコードB欄67)=(2、1)、
(2、2)、(2、4)と対応づけられる。そして、
(製品バリエーションコードA欄66、製品バリエーシ
ョンコードB欄67)=(2、1)の欄71−1には、
抽出製品バリエーションコード21に対応する部品
(B,行69の部番45230−SW3A−9000)
が入る。(製品バリエーションコードA欄66、製品バ
リエーションコードB欄67)=(2、2)、(2、
4)の欄71−2、71−3も同様である。このように
して、製品バリエーションコードA欄66(0〜3)と
製品バリエーションコードB欄67(0〜4)とで特定
される抽出製品バリエーションコード(21、22、2
4)と、そこに適用される部品部品欄68との関係を示
す部品表が生成される。他の欄も同様に埋められる。
【0059】すなわち、ステップS07は、製品バリエ
ーション(コード)と抽出製品バリエーションに基づい
て、部品と製品バリエーション(コード)とを関連付け
た部品表を生成するプロセスである。
【0060】上記プロセスは、自動車の設計に関わる一
部の装備、品目、部品を例にして説明している。しか
し、本発明はそれらに限定されるものではなく、全ての
装備、品目、部品について適用可能である。
【0061】上記プロセスにより、設計者は、装備仕様
表から装備バリエーションを作成する際の自分が設計す
べき製品の種類計算や、製品バリエーション表から部品
表を作成する際の全バリエーション一つ一つに対する手
作業での部品適用の指示が必要なくなった。すなわち、
設計者の負担が少なくなると共に、情報処理により処理
が高速化され、精度が向上する。
【0062】次に、製品に装備変更(既にある装備につ
いての適用先の変更)が発生した場合について、図面を
参照して説明する。図18は、本発明である装備適用計
算方法(装備適用計算システムにおける動作)の実施の
形態のうち、製品に装備変更が発生した場合を示すフロ
ー図である。ここでは、上述の図2及び図3について装
備変更を行った場合を例に説明する。図2が図4に、図
3が図5に対応する。そして、図2及び図3に対応する
符号には、図4及び図5において同一の符号に「’(ダ
ッシュ)」を付けて示し、その説明を省略する。
【0063】(1)ステップS11 管理者、設計者等により、製品の仕様の変更が決定され
る。ここでは、車種及びタイプ(又はグレード)の種
類、それらにおいて用いられる装備の種類及び組合せ等
の変更が決定される。製品の種類及び仕様の変更は、製
品仕様データベース21に格納される。
【0064】(2)ステップS12 装備適用指示部11により、設計者等が製品仕様データ
ベース21を参照して入力した製品の種類及び仕様の変
更に基づいて、装備仕様の変更が定義される。そして、
装備仕様表が変更される。変更された装備仕様表は、製
品仕様データベース21に格納される。
【0065】ここで、装備仕様表について説明する。図
4(a)は、変更された装備仕様表を示す図である。こ
こでは、図2(a)の装備仕様を変更し、図4(a)と
なった場合を説明する。装備仕様表31’は、図2の装
備仕様表31と同様である。しかし、チェック欄35’
の欄36’に示すように、車種Aのタイプ20Eに、オ
プションとしてABSが追加されるという装備変更がな
されている。
【0066】すなわち、ステップS12では、装備変更
によりチェック欄35’に変更が行われる。
【0067】(3)ステップS13 派生計算部12により、装備仕様(装備仕様表)の変更
に基づいて、複数の装備の各々の組合せとしての複数の
装備バリエーションが計算される。計算方法について
は、後述する。装備バリエーションが派生データベース
24に格納されている場合には、変更された装備バリエ
ーションは、派生データベース24に格納される。
【0068】(4)ステップS14 バリエーション計算部13により、変更された複数の装
備バリエーションに基づいて、変更された製品バリエー
ション表が算出される。変更された製品バリエーション
表は、装備バリエーションデータベース23に格納され
ている。
【0069】ここで、変更された製品バリエーション表
について説明する。図4(b)は、変更された製品バリ
エーション表を示す図である。ここでは、装備仕様の変
更により、製品バリエーション表が図2(b)から図4
(b)となっている。製品バリエーション表38’は、
図2の製品バリエーション表38と同様である。しか
し、タイプ欄39’の列43’で示すように、装備変更
により、製品バリエーションの一つであるタイプ20E
−製品バリエーションコード01が追加される。
【0070】すなわち、ステップS14は、装備変更に
伴い、タイプ欄39’に変更が行われる場合がある。
【0071】設計変更は、既にある装備についての適用
先の変更であり、図4(b)のタイプ欄39’の列4
3’が増えたとしても、トランスミッション(MT、A
T)やABS種類に変更は無い。従って、図5(a)に
示す部品特性表45’は、図3(a)の部品特性表45
と全く同一である。従って、装備変更が行われても、部
品特性表は変更する必要が無い。
【0072】すなわち、ステップS05に対応するステ
ップは不要となる。
【0073】(5)ステップS15 装備組合せ計算部15により、仕様差装備バリエーショ
ンと製品バリエーションとに基づいて、仕様差装備バリ
エーションを含んでいる製品バリエーションが、抽出製
品バリエーションとして抽出される。このとき、装備変
更によっては、新たに抽出される抽出製品バリエーショ
ンが発生する。抽出された抽出製品バリエーションは、
装備組合せデータベース26に格納される。
【0074】ここで、抽出製品バリエーションについて
説明する。図5(b)は、変更された抽出製品バリエー
ションを説明するための製品バリエーション表を示す図
である。ここでは、装備仕様の変更により、製品バリエ
ーション表が図3(b)から図5(b)となっている。
製品バリエーション表55’は、図3の製品バリエーシ
ョン表55と同様である。しかし、新たに装備変更によ
り発生したタイプ欄56’の列60−4’、すなわち、
タイプ欄56’と製品バリエーションコード欄58’と
の組合せ(20E、01)が、MTとABSを有する製
品バリエーションとして新たに抽出(=抽出製品バリエ
ーション)されている。
【0075】すなわち、ステップS16では、装備変更
により、新たに抽出製品バリエーションが抽出される場
合がある。
【0076】(6)ステップS16 適用計算部16により、変更された抽出製品バリエーシ
ョンの変更された製品バリエーションコードに基づい
て、部品表が変更される。そして、製品バリエーション
コードに対する部品適用、個数を変更する。変更された
部品表は、装備部品表データベース27に格納される。
【0077】ここで、変更された部品表について説明す
る。図5(c)は、変更された部品表を示す図である。
ここでは、装備仕様の変更により、部品表が図3(c)
から図5(c)となっている。部品表63’は、図3の
部品表63と同様である。しかし、部品記号B(部番4
5230−SW3A−9000)については、装備変更
により抽出製品バリエーションコード01が増加してい
る。そのため、部品欄68’で示すように、図5(b)
の(製品バリエーションコードA欄66’、製品バリエ
ーションコードB欄67’)=(0、1)の欄72’に
部品記号Bが新たに入る。
【0078】すなわち、ステップS16は、抽出製品バ
リエーションの製品バリエーションコードに基づいて、
自動的に部品表が変更される。
【0079】上記装備変更のプロセスでは、ステップS
12において、設計者が装備仕様表に装備変更を入力す
れば、ステップS16まで自動的に計算が進む。すなわ
ち、装備変更後の、部品表の作成を非常に高速且つ精密
に実行することができる。
【0080】次に、ステップS03及びステップS13
における複数の装備バリエーションの計算方法、ステッ
プS05及びステップS14における仕様差装備バリエ
ーションの計算方法について説明する。
【0081】前提となる、装備仕様表(例示:図2
(a)、図4(a))におけるデータの持ち方について
説明する。図6は、装備仕様表(複数の製品の各々と、
仕様に関わる複数の装備の各々とを関連付けている)に
おけるデータの持ち方を説明する図である。図6(a)
を参照して、装備仕様表80は、タイプ欄81、装備欄
82及びチェック欄83を備える。タイプ欄81は、あ
る車種におけるタイプ(又はグレード)を示す欄であ
る。装備欄82は、装備を示す欄である。チェック欄8
3は、装備とタイプとの関連を示し、ここに白丸を記入
することにより、対応するタイプで対応する装備を有す
ることを示す欄である。ここでは、簡単のために、3種
類のタイプ(EX、DX、LX)、2種類の装備(MT
又はAT、S/R)の場合について説明する。しかし、
本発明はその種類に限定されるものではない。
【0082】装備仕様表(入出力装置3の表示装置の画
面、あるいはプリンタ出力した紙)は、通常図6(a)
のような形態である。しかし、装備仕様データベース2
2中は、図6(b)及び図6(c)に示すように、装備
単位でデータを保存している。ここで、図6(b)及び
図6(c)について説明する。図6(b)は、ミッショ
ン用装備仕様データ85を示し、タイプ欄86、装備欄
87及びチェック欄88を備える。図6(c)は、サン
ルーフ用装備仕様データ90を示し、タイプ欄91、装
備欄92及びチェック欄93を備える。各欄の意味は図
6(a)と同様である。この場合、各装備における取り
得る種類としての複数の装備種類として、MT及びAT
(MISSION)、S/R及びNO S/R(S/
R)がある。ただし、Fはオプションである。そして、
表示や出力の際には、それらのタイプ欄(86、91)
に基づいて、ミッション用装備仕様データ85とサンル
ーフ用装備仕様データ90とを結合し、図6(a)の形
とする。
【0083】装備単位でデータを保存しているので、装
備が追加された場合でも、図6(b)及び図6(c)の
ような、その装備の単位での、複数の製品(タイプ)の
各々と装備とを関連付けているデータを追加するだけで
よい。従って、装備の種類の増減、装備内のアイテムの
増減に対して装備仕様データベース22の変更範囲が小
さくて済む。
【0084】次に、ステップS03及びステップS13
における複数の装備バリエーションの計算方法について
説明する。計算方法の説明に当たり、派生計算部12に
より行う複数の装備バリエーションの計算に用いるデー
タの持ち方を説明する。図7は、派生計算部12により
行う複数の装備バリエーションの計算に用いるデータの
持ち方を示す図である。図7は、図6に対応して、3種
類のタイプ(EX、DX、LX)及び2種類の装備(M
T又はAT、S/R)の場合の例を示す。
【0085】図7(a)は、MISSION(ミッショ
ン)の場合であり、ミッション用装備IDデータ99
(図7(a)下図)とタイプ別装備IDデータ95(図
7(a)上図)を示す。ミッション用装備IDデータ9
9は、列ID欄100、装備欄101及びチェック欄1
02を含む。装備欄101は、装備を示す欄である。列
ID欄100は、装備毎に付けるID(列ID)であ
る。ここでは、数字を用いる。チェック欄102は、列
IDと装備との関連を示し、白丸を記入することによ
り、対応する装備で対応する列IDを有することを示す
欄である。このミッション用装備IDデータ99の場
合、MTに列ID1、ATに列ID2が与えられること
を示している。タイプ別装備IDデータ95は、タイプ
欄96及び装備列ID欄97を有する。タイプ欄96
は、製品のグレード(あるいはタイプ)を示す。装備列
ID欄97は、各タイプの有する装備(含有装備種類)
を示す列IDを示す。このタイプ別装備IDデータ95
の場合、タイプEXは、MTとATの設定がある(図6
(b))ので、列ID1及び列ID2が与えられ、タイ
プDX及びLXは、ATの設定がある(図6(c))の
で、列ID2が与えられることを示す。
【0086】図7(b)は、S/R(サンルーフ)の場
合であり、サンルーフ用装備IDデータ108(図7
(b)下図)とタイプ別装備IDデータ104(図7
(b)上図)を示す。サンルーフ用装備IDデータ10
8は、列ID欄109、装備欄110及びチェック欄1
11を含む。各欄は、図7(a)下図と同様である。こ
のサンルーフ用装備IDデータ108の場合、NO S
/R(サンルーフ無し)に列ID3、S/R(サンルー
フ有り)に列ID4が与えられることを示している。タ
イプ別装備IDデータ104は、タイプ欄105及び装
備列ID欄106を有する。各欄は、図7(a)上図と
同様である。このタイプ別装備IDデータ104の場
合、タイプEXは、S/Rの設定のみ(図6(c))な
ので、列ID4が与えられる。タイプDX及びLXは、
S/Rがオプション(同上)でありNOS/RとS/R
の設定があるので、列ID3及び列ID4が与えられる
ことを示す。
【0087】次に、装備バリエーションの計算方法につ
いて、装備仕様表80の装備バリエーションの計算を行
う方法を例にして説明する。図19は、装備仕様表80
の装備バリエーションの計算を行う方法を示すフロー図
である。 (1)ステップS21 派生計算部12は、装備仕様データベース22のミッシ
ョン用装備仕様データ85(図6(b))を参照して、
装備単位に何種類あるか(各装備の取り得る種類)を計
算する。ここでは、装備としてMISSION(ミッシ
ョン)の場合、装備欄87よりMT及びATの2種類と
算出する。 (2)ステップS22 派生計算部12は、2種類の装備に対して、列IDを付
与する。その場合、過去に使用せず、互いに異なるもの
を用いる。そして、ミッション用装備IDデータ99
(図7(a)下図)を生成する。ミッション用装備ID
データ99は、派生データベース24に格納される。 (3)ステップS23 派生計算部12は、ミッション用装備仕様データ85
(図6(b))を参照して、各タイプにどのMISSI
ONが設定されているかを計算する。ここでは、タイプ
EXはMTとAT、タイプDX及びLXはATの設定が
あると算出する。 (4)ステップS24 派生計算部12は、算出された結果と、ミッション用装
備IDデータ99とに基づいて、各タイプへ列IDを付
与する。そして、タイプ別装備IDデータ95(図7
(a)上図)を生成する。タイプ別装備IDデータ95
は、派生データベース24に格納される。 (5)ステップS25 派生計算部12は、他に、装備仕様表80において、装
備があるかどうかを検索する。ある場合には上記(1)
ステップS21へ戻る。例えば、派生計算部12は、サ
ンルーフ用装備IDデータ108(図7(b)下図)及
びタイプ別装備IDデータ104(図7(b)上図)を
生成する。それらは、派生データベース24に格納され
る。ない場合には、ステップS26へ進む。 (6)ステップS26 派生計算部12は、タイプ別装備IDデータ95とタイ
プ別装備IDデータ104とに基づいて、装備バリエー
ションを計算する。ここでは、タイプEXについては、
MISSIONは列ID1及び列ID2の2種類、S/
Rは列ID4の1種類である。従って、タイプEXの組
合せ(=装備バリエーション)は、1−4及び2−4で
ある。同様にタイプDX及びLXの装備バリエーション
は、2−3及び2−4となる。この装備バリエーション
と、ミッション用装備IDデータ99及びサンルーフ用
装備IDデータ108とに基づいて、製品バリエーショ
ン表を生成することができる。装備バリエーションは、
派生データベース24に格納しても良い。
【0088】上記計算例は、3タイプ、2種類の装備を
例にして説明している。しかし、上記計算方法は、この
範囲に限定されるものでは無い。仕様する製品のタイ
プ、及び装備の種類により、いくらでも増加可能であ
る。
【0089】この計算方法では、装備単位でデータを計
算、保存しているので、装備が追加された場合でも、上
記計算方法の(1)〜(4)のような、その装備の単位
での計算を追加で行い、図7(a)のような追加データ
を作成するだけでよい。従って、装備の増減、装備アイ
テムの増減に対して、計算量の増加が小さく、また、装
備バリエーションデータベース23の変更範囲が小さく
て済む。
【0090】次に、ステップS05及びステップS14
における仕様差装備バリエーションの計算方法について
説明する。図20は、仕様差装備バリエーションの計算
方法を示すフロー図である。 (1)ステップS31 派生計算部12は、派生データベース24のタイプ別装
備IDデータ95とタイプ別装備IDデータ104とに
基づいて、装備バリエーションを計算する。あるいは、
既に計算済みの各装備バリエーションを派生データベー
ス24から取り出す。ここでは、前述(ステップS2
6)のように、タイプEXについては、MISSION
は列ID1及び列IDの2種類、S/Rは列ID4の1
種類である。従って、タイプEXの組合せは、1−4及
び2−4である。同様にタイプDX及びLXは、2−3
及び2−4となる。その結果を図8に示す。図8(a)
は、タイプと装備IDデータとの関係としての装備バリ
エーションを示す図である。装備バリエーション113
は、タイプ欄114と装備バリエーション欄115を有
する。タイプ欄114は、製品のグレード(あるいはタ
イプ)を示す。装備バリエーション欄115は、各タイ
プの有する装備の組合せを示す列IDの組合せを示す。
この装備バリエーション113の場合、前述のように、
タイプEXは、1−4及び2−4である。同様にタイプ
DX及びLXは、2−3及び2−4となる。 (2)ステップS32 タイプEXの組合せから計算を進める場合、タイプDX
の2−4は、既にタイプEXに有るので、組合せとして
は計算しなくて良い。同様に、タイプLXの2−3及び
2−4は、既にタイプEX及びタイプDXに有るので、
組合せとして計算しなくて良い。すなわち、組合せの重
複を削除する。従って、この例では、6通りの組合せが
考えられたが、実際には3通りの組合せについて計算す
れば良いことになる。ここでは、1−4、2−3及び2
−4である。 (3)ステップS33 装備バリエーション欄115の列IDの組合せと、ミッ
ション用装備IDデータ99及びサンルーフ用装備ID
データ108とに基づいて、1−4、2−3及び2−4
を装備の組合せに変換する。そして、部品特性表(の上
半分)が作成する。その部品特性表を示したのが図8
(b)である。図8(b)は、部品特性表(図3(a)
や図5(a)と同様)を示す図である。部品特性表11
7は、仕様差装備と仕様差装備バリエーションと部番と
を関連付けている。装備バリエーション欄118(図3
(a)や図5(a)では省略)、装備欄119、装備チ
ェック欄120、部番欄121及び適用個数欄122を
有する。装備バリエーション欄118は、装備バリエー
ション欄115の列IDの組合せを示す。装備欄119
は、装備を示す。部番欄121は、部品番号を示す。装
備チェック欄120は、装備バリエーション欄118の
列IDの組合せに対応する装備の組合せを示す。適用個
数欄122は、列IDの組合せと部番欄121の部品番
号との関連付けを示している。そして、列ID組合せの
うち、1−4によりMT及びS/R、2−3によりAT
及びNO S/R、2−4によりAT及びS/Rが示さ
れている。この時、装備の組合せに対応する部番の適用
個数(適用個数欄121)は、初期値(デフォルト)と
して“1”が自動設定される。上記(1)〜(3)の計
算により、部品特性表117の装備バリエーション欄1
18、装備欄119、装備チェック欄120及び適用個
数欄121が算出される。
【0091】図6〜図8を用いて説明したステップS0
3及びステップS13における複数の装備バリエーショ
ンの計算方法、ステップS05及びステップS14にお
ける仕様差装備バリエーションの計算方法は、セットオ
プション(ある装備が設定された場合にのみ設定される
装備)についても、以下の方法で対応可能である。
【0092】前提となる、装備仕様表におけるデータの
持ち方について説明する。図9は、装備仕様表における
データの持ち方を説明する図である。図9(a)を参照
して、装備仕様表124は、タイプ欄125、装備欄1
26及びチェック欄127を備える。これらは、図6
(a)と同様である。ただし、タイプ欄125にセット
オプションを示すセットオプション欄125−1が追加
されている。セットオプション欄125−1において、
A:F=ATは、MISSIONがATの場合、AがF
(セットオプション)となることを示す。また、B:○
=S/R(○)は、S/Rが有りの場合、TCSが有り
となることを示す。ここでは、簡単のために、3種類の
タイプ(EX、DX、LX)、4種類の装備(MT又は
AT、S/R、TCS、FR FOG)の場合について
説明する。しかし、本発明はその種類に限定されるもの
ではない。
【0093】図9(a)の場合においても、装備仕様デ
ータベース22中には、図6(b)及び図6(c)で示
されるような装備単位(MISSION、S/R、TC
S、FR FOG)のデータが保存されている。そし
て、それに加えて、セットオプションの設定を示すデー
タも同様に保存している。それを図9(b)に示す。図
9(b)は、オプション用装備仕様データ129を示
し、セットオプションID欄130、装備欄131及び
チェック欄132を備える。セットオプションID欄1
30は、セットオプションの取り得るセットのIDとし
てのセットIDを示す。装備欄131は、装備を示す。
チェック欄132は、装備とオプション組合せとの関係
を示す。チェック欄132は、選択した装備の取り得る
全ての組合せの中から選択することにより設定される。
そして、その選択は、セットオプション欄125−1に
おけるA:F=AT及びB:○=S/R(○)に基づい
て成される。ここでは、セットが3種類(セットID=
1〜3)有ることがわかる。セット1は、ATとS/R
とTCSとを有しないセットである。セット2は、AT
を有するがS/RとTCSとを有しないセットである。
セット3は、ATとS/RとTCSとを有するセットで
ある。なお、オプション用装備仕様データ129は、装
備仕様データベース22の格納されている。
【0094】次に、ステップS03及びステップS13
における複数の装備バリエーションの計算方法について
説明する。計算方法の説明に当たり、派生計算部12に
より行う複数の装備バリエーションの計算に用いるデー
タの持ち方を説明する。図10は、派生計算部12によ
り行う複数の装備バリエーションの計算に用いるデータ
の持ち方を示す図である。図10は、図9に対応して、
3種類のタイプ及び4種類の装備の場合の例を示す。
【0095】図10(a)では、各データがMISSI
ON(ミッション)とS/RとTCSとを組み合せた場
合のデータとなっている。これらを組み合せるのは、オ
プションのセットがこれらの3つの組合せに関わってい
るからである。図10(a)は、ミッション関連用装備
IDデータ138(図10(a)下図)とタイプ別装備
IDデータ134(図10(a)上図)を示す。ミッシ
ョン関連用装備IDデータ138は、列ID欄139、
装備欄140及びチェック欄141を含む。各欄の意味
は、図7(a)下図の場合と同様である。ここでは、列
ID欄139として、オプション用装備仕様データ12
9のセットオプションID欄130で示すセット(セッ
ト1〜セット3)の番号1〜3が入る。このミッション
関連用装備IDデータ138は、図6(b)及び図6
(c)に示すような装備単位のデータである。ミッショ
ン用装備仕様データ、サンルーフ用装備仕様データ及び
TCS用装備仕様データと、そられに加えて、オプショ
ン用装備仕様データ129とを用い、計算されたもので
ある。タイプ別装備IDデータ134は、タイプ欄13
5及び装備列ID欄136を有する。タイプ欄135と
装備列ID欄136は、図7(a)上図と同様である。
このタイプ別装備IDデータ134の場合、タイプEX
は、オプション用装備仕様データ129のセットオプシ
ョンID欄130(図9)で示すセット1〜セット3の
設定があるので、列ID1〜列ID3が与えられ、タイ
プDX及びLXは、セット2及びセット3の設定がある
ので、列ID2及び列ID3が与えられることを示す。
【0096】図10(b)は、FR FOG(フォグラ
ンプ)の場合であり、フォグランプ用装備IDデータ1
47(図10(b)下図)とタイプ別装備IDデータ1
43(図10(b)上図)を示す。フォグランプ用装備
IDデータ147は、列ID欄148、装備欄149及
びチェック欄150を含む。各欄は、図7(b)下図と
同様である。このフォグランプ用装備IDデータ147
の場合、NO FR FOG(フォグランプ無し)に列
ID4、FR FOG(フォグランプ有り)に列ID5
が与えられることを示している。タイプ別装備IDデー
タ143は、タイプ欄144及び装備列ID欄145を
有する。各欄は、図7(b)上図と同様である。このタ
イプ別装備IDデータ143の場合、タイプEX、タイ
プDX及びLXは、全てNO FR FOGとFR F
OGの設定があるので、列ID4及び列ID5が与えら
れることを示す。
【0097】次に、セットオプション装備バリエーショ
ンの計算方法について、装備仕様表124の装備バリエ
ーションの計算を行う方法を例にして説明する。図19
は、セットオプション装備バリエーションの計算方法を
説明するフロー図である。 (1)ステップS21 派生計算部12は、装備仕様データベース22のミッシ
ョン用装備仕様データ(例示:図6(b))、サンルー
フ用装備仕様データ(例示:図6(c))、TCS用装
備仕様データ(図示せず)及びフォグランプ用装備仕様
データ(図示せず)に基づいて、装備単位に何種類ある
かを計算する。ここでは、装備としてMISSION、
S/R及びTCSの全ての場合において、2種類と算出
する。そして、派生計算部12は、2×2×2の組合せ
の内、オプション用装備仕様データ129で許容される
組合せ(3種類)を残す。 (2)ステップS22 派生計算部12は、3種類の装備の組合せに対して、列
IDを付与する。その場合、過去に使用せず、互いに異
なるものを用いる。そして、ミッション関連用装備ID
データ138(図10(a)下図)を生成する。ミッシ
ョン用装備IDデータ138は、派生データベース24
に格納される。 (3)ステップS23 派生計算部12は、装備仕様表124を参照して、各タ
イプにどのセットが設定されているかを計算する。ここ
では、タイプEXはセット1〜セット3の設定がある。
タイプDX及びLXはセット2及びセット3の設定があ
ると算出する。 (4)ステップS24 派生計算部12は、算出された結果と、ミッション関連
用装備IDデータ138とに基づいて、各タイプへ列I
Dを付与する。そして、タイプ別装備IDデータ134
(図10(a)上図)を生成する。タイプ別装備IDデ
ータ134は、派生データベース24に格納される。 (5)ステップS25 派生計算部12は、他に、装備仕様表124において、
装備があるかどうかを検索する。ある場合には上記
(1)ステップS21へ戻る。例えば、派生計算部12
は、フォグランプ用装備IDデータ147(図10
(b)下図)及びタイプ別装備IDデータ143(図1
0(b)上図)を生成する。それらは、派生データベー
ス24に格納される。ない場合には、ステップS26へ
進む。 (6)ステップS26 派生計算部12は、タイプ別装備IDデータ134とタ
イプ別装備IDデータ143とに基づいて、装備バリエ
ーションを計算する。ここでは、タイプEXについて
は、ミッション関連は列ID1〜列ID3の3種類、F
R FOGは列ID4及び列ID2種類である。従っ
て、タイプEXの組合せ(=装備バリエーション)は、
1−4、1−5、2−4、2−5、3−4及び3−5で
ある。同様にタイプDX及びLXの装備バリエーション
は、2−4、2−5、3−4及び3−5となる。この装
備バリエーションと、ミッション関連用装備IDデータ
138及びフォグランプ用装備IDデータ147とに基
づいて、製品バリエーション表を生成することができ
る。装備バリエーションは、派生データベース24に格
納しても良い。
【0098】上記計算例は、3タイプ、4種類の装備
で、かつ3種類の装備がオプション関係を示す例を示し
て説明している。しかし、上記計算方法は、この範囲に
限定されるものでは無い。仕様する製品のタイプ、及び
装備の種類により、いくらでも増加可能、変更が可能で
ある。
【0099】この計算方法では、オプションのセットが
設定、追加される場合にも、オプションセットのデータ
をオプション用装備仕様データ129のような形で定義
することで、上記計算方法の(1)〜(4)のような、
そのオプションのセットの単位での計算を追加で行い、
図11(a)のような追加データを作成するだけでよ
い。従って、装備の増減、装備アイテムの増減に対し
て、計算量の増加が小さく、また、装備バリエーション
データベース23の変更範囲が小さくて済む。
【0100】次に、セットオプションがある場合のステ
ップS05及びステップS14における仕様差装備バリ
エーションの計算方法について説明する。図20は、仕
様差装備バリエーションの計算方法を示すフロー図であ
る。 (1)ステップS31 派生計算部12は、派生データベース24のタイプ別装
備IDデータ134とタイプ別装備IDデータ143と
に基づいて、装備バリエーションを計算する。あるい
は、既に計算済みの各装備バリエーションを派生データ
ベース24から取り出す。ここでは、前述(ステップS
26)のように、タイプEXの組合せは、1−4、1−
5、2−4、2−5、3−4及び3−5である。同様に
タイプDX及びタイプLXは、2−4、2−5、3−4
及び3−5となる。この結果を図11に示す。図11
(a)は、タイプと装備IDデータとの関係としての装
備バリエーションを示す図である。装備バリエーション
152は、タイプ欄153と装備バリエーション欄15
4を有する。各欄は、図8(a)と同様である。この装
備バリエーション152の場合、前述のように、タイプ
EXは、1−4、1−5、2−4、2−5、3−4及び
3−5である。同様にタイプDX及びタイプLXは、2
−4、2−5、3−4及び3−5となる。 (2)ステップS32 タイプEXの組合せから計算を進める場合、タイプDX
及びタイプLXの2−4、2−5、3−4及び3−5
は、既にタイプEXに有るので、組合せとしては計算し
なくて良い。すなわち、組合せの重複を削除する。従っ
て、この例では、14通りの組合せが考えられたが、実
際には6通りの組合せについて計算すれば良いことにな
る。ここでは、1−4、1−5、2−4、2−5、3−
4及び3−5である。 (3)ステップS33 装備バリエーション欄154の装備列IDの組合せと、
ミッション関連用装備IDデータ138及びフォグラン
プ用装備IDデータ147とに基づいて、1−4、1−
5、2−4、2−5、3−4及び3−5を装備の組合せ
に変換する。そして、部品特性表(の上半分)が作成す
る。その部品特性表を示したのが図11(b)である。
図11(b)は、部品特性表(図3(a)や図5(a)
と同様)を示す図である。部品特性表156は、仕様差
装備と仕様差装備バリエーションと部番とを関連付けて
いる。装備バリエーション欄157(図3(a)や図5
(a)では省略)、装備欄158、装備チェック欄16
0、部番欄159及び適用個数欄161を有する。図中
160−1は、装備列ID1を示し、160−2は、装
備列ID4を示す。各欄は、図8(b)と同様である。
そして、この時、装備の組合せに対応する部番の適用個
数(適用個数欄161)は、初期値(デフォルト)とし
て“1”が自動設定される。上記(1)〜(3)の計算
により、部品特性表156の装備バリエーション欄15
7、装備欄158、装備チェック欄160、及び適用個
数欄161が算出される。
【0101】オプションのセットが設定されても、図1
1(a)の説明に有るように、予めオプションのセット
条件に合うものだけを計算で算出している。従って、計
算する必要のない組合せを削除しておくことができ、そ
の後の計算にかかる時間やシステムへの負担等を軽減す
ることが可能となる。そして、オプションセットを後か
ら追加しても、追加の計算が少なく容易に行うことがで
きる。
【0102】図19及び図20に示す上記プロセスによ
り、ここでバリエーションの計算時間は計算に使用され
る装備の数、製品の種類数の増加によって大きく左右さ
れることがあるが、その影響を少なくするために、予め
個々の装備に対してのバリエーションとその適用先製品
名を計算しておくことで、同一組合わせを何度も計算し
てしまう無駄を排除でき、装備数によって計算時間が指
数関数的に増加してしまうのを防ぐことが出来る。
【0103】次に、本発明において、オプションを指定
して、部品番号を取り出す方法について説明する。
【0104】図12は、装備仕様表及び製品バリエーシ
ョン表を示す図である。図12(a)を参照して、装備
仕様表163は、タイプ欄164、装備欄165及びチ
ェック欄166を備える。タイプ欄164、装備欄16
5及びチェック欄166は、図6の説明と同様である。
ここでは、簡単のために、2種類のタイプ(EX、D
X)、4種類の装備(MT又はAT、S/R、FR F
OG、k/E)の場合について説明する。しかし、本発
明はその種類に限定されるものではない。
【0105】図12(b)を参照して、製品バリエーシ
ョン表は、タイプ欄168、装備欄169、チェック欄
170及び製品バリエーションコード欄171を備え
る。タイプ欄168、装備欄169及びチェック欄17
0は、図12(a)と同様である。製品バリエーション
コード欄171は、製品のバリエーションの識別符号
(コード)を示す。ここでは、図12(a)に対応した
製品バリエーション表であるが、2種類の装備(MT又
はAT、S/R)に基づいた製品バリエーション表であ
る。このとき、製品バリエーションは、EXが4種類、
DXは1種類となる。それぞれ、製品バリエーションコ
ードについて、J01〜J04及びJ05とする。な
お、本発明はその種類に限定されるものではない。
【0106】図13は、装備仕様表163の品目610
00の部品特性表(例示:図3(a))を示す図であ
る。算出方法は既述のとおりである。図13(a)を参
照して、部品特性表173は、タイプ欄174、装備欄
175、装備チェック欄177、部番欄176及び適用
個数欄178を有する。タイプ欄174、装備欄17
5、装備チェック欄177、部番欄176及び適用個数
欄178は、図3(a)の説明と同様である。ここで
は、品目61000の仕様差を決める装備をMISSI
ONと決定し、品目61000の部品として、MTに部
番Aの部品、ATに部番Bの部品を設定していることを
示す。そして、部番Aの部品はタイプEXのみ、部番B
の部品は、タイプEX及びタイプDXで使用される。図
13(b)は、その場合の各製品バリエーションコード
J01〜J05と使用する部品との関係を示す表として
のコード部品対応表を示す図である。図13(b)を参
照して、コード部品対応表180は、製品バリエーショ
ンコード欄181及びチェック欄182を有する。ここ
では、J01、J02が部番Aの部品、J03〜J05
が部番Bの部品を用いることを示す。
【0107】図14は、装備仕様表163の品目620
00の部品特性表(例示:図3(a))を示す図であ
る。算出方法は既述のとおりである。図14(a)を参
照して、部品特性表184は、タイプ欄185、装備欄
186、装備チェック欄188、部番欄187及び適用
個数欄189を有する。タイプ欄185、装備欄18
6、装備チェック欄188、部番欄187及び適用個数
欄189は、図13(a)の説明と同様である。ここで
は、品目62000の仕様差を決める装備をS/R及び
FR FOGと決定し、品目62000の部品として、
S/R及びFR FOGの設定可能な組合せに対して、
部番C、部番D及び部番Eの部品を設定していることを
示す。そして、部番Cの部品はタイプEXのみ、部番D
の部品は、タイプEX及びタイプDX、部番Eの部品は
タイプDXのみで使用される。図14(b)は、その場
合の各製品バリエーションコードJ01〜J05と使用
する部品との関係を示す表としてのコード部品対応表を
示す図である。図14(b)を参照して、コード部品対
応表191は、製品バリエーションコード欄192及び
チェック欄193を有する。ここでは、J01、J03
が部番Cの部品、J02、J04、J05が部番Dの部
品、J05が更に部番Eの部品を用いることを示す。
【0108】図15は、装備仕様表163の品目630
00の部品特性表(例示:図3(a))を示す図であ
る。算出方法は既述のとおりである。図15(a)を参
照して、部品特性表195は、タイプ欄196、装備欄
197、装備チェック欄199、部番欄198及び適用
個数欄200を有する。タイプ欄196、装備欄19
7、装備チェック欄199、部番欄198及び適用個数
欄200は、図14(a)の説明と同様である。ここで
は、品目63000の仕様差を決める装備をFR FO
G及びK/E(キーレスエントリー)と決定し、品目6
3000の部品として、FR FOG及びK/Eの設定
可能な組合せに対して、部番F、部番G及び部番Hの部
品を設定していることを示す。そして、部番Fの部品は
タイプEXのみ、部番G及び部番Hの部品は、タイプD
Xのみで使用される。図15(b)は、その場合の各製
品バリエーションコードJ01〜J05と使用する部品
との関係を示す表としてのコード部品対応表を示す図で
ある。図15(b)を参照して、コード部品対応表20
2は、製品バリエーションコード欄203及びチェック
欄204を有する。ここでは、J01〜J04が部番F
の部品、J05が部番G及び部番Hの部品の部品を用い
ることを示す。
【0109】上記の部品特性表173、部品特性表18
4及び部品特性表195のような部品特性表のグループ
に対して、ある製品バリエーションコードに用いる部番
を調べる場合を考える。その場合、以下のようなプロセ
スを実行する。 (1)設計者等は、製品バリエーションコード(及び必
要に応じて品目)を指定する。ここでは、製品バリエー
ションコードJ05及び品目61000、62100、
63100である。 (2)部品検索部17は、指定された製品バリエーショ
ンコード及び品目とに基づいて、部品特性データベース
24に格納された各品目の部品特性表を取り出す。ここ
では、部品特性表173、部品特性表184及び部品特
性表195を取り出す。 (3)部品検索部17は、各部品特性表から、コード部
品対応表を展開する。そして、指定された製品バリエー
ションコードの部番を取り出す。ここでは、部品特性表
173、部品特性表184及び部品特性表195のそれ
ぞれから、コード部品対応表180、コード部品対応表
191及びコード部品対応表202をそれぞれ展開す
る。そして、それらから指定された製品バリエーション
コードJ05の欄の部番を取り出す。
【0110】取り出された結果を図16に示す。図16
は、部品検索部17により取り出された製品バリエーシ
ョンJ05で使用する部番の表としての製品バリエーシ
ョン部番表を示す図である。図16(a)を参照して、
製品バリエーション部番表206は、品目欄207、部
番欄208及び派生コード欄209を含む。品目欄20
7は、品目を示す。部番欄208は、部番を示す。派生
コード欄209は、製品バリエーションコードと、コー
ド部品対応表180、コード部品対応表191及びコー
ド部品対応表202のチェックを示す。上記プロセスに
より、製品バリエーションコードJ05に適用されてい
る各品目の各部品の部番は、B、D、E、G、Hである
ことが、計算される。
【0111】上記プロセスにおいて、オプションを指定
して、その場合の部番を知りたい場合には、(1)にお
いて、オプションを同時に指定する。例えばFR FO
G(フォグランプ有り)を指定する。そして、(3)に
おいて、各品目に仕様差を決定する装備に指定されたオ
プションが入っている場合、そのオプションを用いる場
合の部番を選択する。FRFOGが指定された場合、品
目61000(部品特性表173)では、部品の選択は
FR FOGに関係が無いので、部番Bが選択される。
品目62100(部品特性表184)では、FR FO
Gのオプションでは、部番Eを使用するので、部番Eが
選択される(部番Dが選択されない)。品目63100
(部品特性表195)では、FR FOGのオプション
では、部番Hを使用するので、部番Hが選択される(部
番Gが選択されない)。その結果を、図16(b)に示
す。図16(b)は、オプションの指定をして、部品検
索部17により取り出された製品バリエーションコード
J05で使用する部番の表としての製品バリエーション
部番表を示す図である。図16(b)を参照して、製品
バリエーション部番表210は、品目欄211、部番欄
212及び派生コード欄213を含む。品目欄211、
部番欄212及び派生コード欄213は、図16(a)
と同様である。上述のように、製品バリエーションコー
ドJ05に適用されている各品目の各部品の部番は、
B、E、Hであることが計算される。
【0112】上記プロセスにより、製品バリエーション
コードとオプション装備を指定することによりその製品
の部品全てを取り出すことができるようになる。
【0113】また部品の製品への適用は製品バリエーシ
ョンコード単位に作成されるが、部品検索部17では部
品特性表(173、184、195)によって定義され
たオプション仕様違いの部品を検索するという手法によ
って部品を取り出すことができる。そして、オプション
違いの全ての関係木構造を持たずにオプション違いのデ
ータを管理することが可能になる。これによりオプショ
ン装備の増減や仕様変更があっても、そのオプション装
備を使用している部品特性表のデータの更新のみで済み
データ更新の処理時間が最小限で済み、システムへの負
担も少ない。
【0114】本発明によれば、装備の種類毎に部品適用
を定義することにより、部品適用の設定を自動的に早く
正確に計算することができるようになった。また装備仕
様表を変更後、部品特性表への影響を自動で計算する事
ができ、装備組合わせのバリエーションの増減があるこ
とをシステム側が提示したり、同一バリエーションに対
する部品適用の自動指示を早く正確に処理するようにな
る。そして、製品バリエーションの増減やオプション仕
様の変更などに対して、部品の適用を精度良く追従出来
るようになる。
【0115】
【発明の効果】本発明により、バリエーション変更や部
品検索等の利便性が高く、適用の設定のミス等を防止で
き、精度良く製品の全てのバリエーションを管理するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である装備適用計算システムの実施の形
態における構成を示す図である。
【図2】(a)装備仕様表を示す図である。(b)製品
バリエーション表を示す図である。
【図3】(a)部品特性表を示す図である。(b)抽出
製品バリエーションを説明するための製品バリエーショ
ン表を示す図である。(c)部品表を示す図である。
【図4】(a)変更された装備仕様表を示す図である。
(b)変更された製品バリエーション表を示す図であ
る。
【図5】(a)部品特性表を示す図である。(b)変更
された抽出製品バリエーションを説明するための製品バ
リエーション表を示す図である。(c)変更された部品
表を示す図である。
【図6】(a)装備仕様表を示す図である。(b)
(c)装備仕様表における装備毎のデータの持ち方を説
明する図である。
【図7】(a)(b)複数の装備バリエーションの計算
に用いる装備毎のデータの持ち方を示す図である。
【図8】(a)装備バリエーションを示す図である。
(b)部品特性表を示す図である。
【図9】(a)装備仕様表を示す図である。(b)装備
仕様表における装備毎のデータの持ち方を説明する図で
ある。
【図10】(a)(b)複数の装備バリエーションの計
算に用いる装備毎のデータの持ち方を示す図である。
【図11】(a)装備バリエーションを示す図である。
(b)部品特性表を示す図である。
【図12】(a)装備仕様表を示す図である。(b)製
品バリエーション表を示す図である。
【図13】(a)装備仕様表の品目61000の部品特
性表を示す図である。(b)コード部品対応表を示す図
である。
【図14】(a)装備仕様表の品目62100の部品特
性表を示す図である。(b)コード部品対応表を示す図
である。
【図15】(a)装備仕様表の品目63100の部品特
性表を示す図である。(b)コード部品対応表を示す図
である。
【図16】(a)(b)製品バリエーション部番表を示
す図である。
【図17】本発明である装備適用計算方法の実施の形態
を示すフロー図である。
【図18】本発明である装備適用計算方法の他の実施の
形態を示すフロー図である。
【図19】装備仕様表の装備バリエーションの計算を行
う方法を示すフロー図である。
【図20】仕様差装備バリエーションの計算方法を示す
フロー図である。
【符号の説明】
1 装備適用計算システム本体 2 装備適用計算データベース 3 入出力装置 11 装備適用指示部 12 派生計算部 13 バリエーション計算部 14 部品適用部 15 装備組合せ計算部 16 適用計算部 17 部品検索部 21 製品仕様データベース 22 装備仕様データベース 23 装備バリエーションデータベース 24 派生データベース 25 部品特性データベース 26 装備組合せデータベース 27 装備部品表データベース 31(’) 装備仕様表 32(’) 車種欄 33(’) タイプ欄 34(’) 装備欄 35(’) チェック欄 38(’) 55(’) 製品バリエーション表 39(’) 56(’) タイプ欄 40(’) 57(’) 装備欄 41(’) 58(’) 製品バリエーションコード
欄 42(’) 59(’) チェック欄 45(’) 部品特性表 46(’) 装備欄 47(’) 部番欄 48(’) 装備チェック欄 49(’) 適用個数欄 50(’) 品目 51(’) 列 52(’) 行 60−1(’)〜4(’) 列 63(’) 部品表 64(’) 部品記号欄 65(’) 部番欄 66(’) 製品バリエーションコードA欄 67(’) 製品バリエーションコードB欄 68(’) 部品欄 69(’) 行 70(’) 品目 71−1〜3 欄 72’ 欄 80 124 装備仕様表 81 125 タイプ欄 82 126 装備欄 83 127 チェック欄 85 ミッション用装備仕様データ 86 91 タイプ欄 87 92 131 装備欄 88 93 132 チェック欄 90 サンルーフ用装備仕様データ 95 タイプ別装備IDデータ 96 105 135 144 タイプ欄 97 106 136 145 装備列ID欄 99 ミッション用装備IDデータ 100 109 139 148 列ID欄 101 110 140 149 装備欄 102 111 141 150 チェック欄 104 タイプ別装備IDデータ 108 サンルーフ用装備IDデータ 113 装備バリエーション 114 153 タイプ欄 115 154 装備バリエーション欄 117 部品特性表 118 157 装備バリエーション欄 119 158 装備欄 120 160 装備チェック欄 121 159 部番欄 122 161 適用個数欄 125−1 セットオプション欄 129 オプション用装備仕様データ 130 セットオプションID欄 134 タイプ別装備IDデータ 138 ミッション関連用装備IDデータ 143 タイプ別装備IDデータ 147 フォグランプ用装備IDデータ 152 装備バリエーション 156 部品特性表 160−1 装備列ID1 160−2 装備列ID4 163 装備仕様表 164 タイプ欄 165 装備欄 166 チェック欄 167 製品バリエーション表 168 タイプ欄 169 装備欄 170 チェック欄 171 製品バリエーションコード欄 173 184 195 部品特性表 174 185 196 タイプ欄 175 186 197 装備欄 176 188 199 装備チェック欄 177 187 198 部番欄 178 189 200 適用個数欄 180 191 202 コード部品対応表 181 192 203 製品バリエーションコード
欄 182 193 204 チェック欄 206 210 製品バリエーション部番表 207 211 品目欄 208 212 部番欄 209 213 派生コード欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 直明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山本 雅貴 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 鈴木 雅史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D114 AA20 BA40 JA07 5B046 AA04 DA01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の種類と仕様とに基づいて、複数の前
    記製品のバリエーションとしての複数の製品バリエーシ
    ョンと前記製品と仕様に関わる複数の装備とを関連付け
    る製品バリエーション表を計算する製品バリエーション
    計算部と、 前記複数の装備のうち、部品の仕様の差を決める複数の
    装備としての複数の仕様差装備と前記部品に基づいて、
    前記複数の仕様差装備の各々の組合せとしての仕様差装
    備バリエーションと前記仕様差装備と前記部品とを関連
    付けた部品特性表を計算する部品適用部と、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記仕様差装備バリエーションを含む
    前記製品バリエーションとしての抽出製品バリエーショ
    ンと前記部品とを関連付けた部品表を計算する部品表計
    算部と、 を具備する、 装備適用計算システム。
  2. 【請求項2】前記製品バリエーション計算部は、 前記製品の種類と仕様とに基づいて、前記製品と前記複
    数の装備の各々とを関連付ける装備仕様を示す装備仕様
    表を設定する装備適用指示部と、 前記装備仕様に基づいて、前記複数の装備の組合せで示
    される複数のバリエーションとしての複数の装備バリエ
    ーションを計算する派生計算部と、 前記複数の装備バリエーションに基づいて、前記製品バ
    リエーション表を計算するバリエーション計算部と、 を具備する、 請求項1に記載の装備適用計算システム。
  3. 【請求項3】前記装備仕様表のデータを、前記複数の装
    備の種類毎のデータに分割して格納する装備仕様データ
    ベースを更に具備する、 請求項1又は2に記載の装備適用計算システム。
  4. 【請求項4】前記部品表計算部は、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記抽出製品バリエーションを抽出す
    る装備組合せ計算部と、 前記抽出製品バリエーションに基づいて、前記部品表を
    計算する適用計算部と、 を具備する、 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装備適用計算シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記製品バリエーションと前記部品特性と
    に基づいて、前記製品バリエーションを有する前記製品
    の前記部品を取り出す部品検索部を更に具備する、 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装備適用計算シ
    ステム。
  6. 【請求項6】製品の種類と仕様とに基づいて、複数の前
    記製品のバリエーションとしての複数の製品バリエーシ
    ョンと、仕様に関わる複数の装備とを関連付ける製品バ
    リエーション表を計算するステップと、 前記複数の装備のうち、部品の仕様の差を決める複数の
    装備としての複数の仕様差装備と前記部品に基づいて、
    前記複数の仕様差装備の各々の組合せとしての仕様差装
    備バリエーションと前記仕様差装備と前記部品とを関連
    付けた部品特性表を計算するステップと、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記仕様差装備バリエーションを含む
    前記製品バリエーションとしての抽出製品バリエーショ
    ンと前記部品とを関連付けた部品表を計算するステップ
    と、 を具備する、 装備適用計算方法。
  7. 【請求項7】製品バリエーション表を計算するステップ
    は、 前記製品の種類と仕様とに基づいて、前記製品と前記複
    数の装備の各々とを関連付ける装備仕様を示す装備仕様
    表を設定するステップと、 前記装備仕様に基づいて、前記複数の装備の組合せで示
    される複数のバリエーションとしての複数の装備バリエ
    ーションを計算するステップと、 前記複数の装備バリエーションに基づいて、前記製品バ
    リエーション表を計算するステップと、 を具備する、請求項6に記載の装備適用計算方法。
  8. 【請求項8】前記複数の装備バリエーションを計算する
    ステップは、 前記複数の装備の各々の取り得る種類としての複数の装
    備種類を取得するステップと、 前記複数の装備種類の各々に、互いに異なる識別符号を
    付与するステップと、 前記製品の種類の各々に含まれる前記複数の装備種類の
    各々としての含有装備種類を求めるステップと、 前記製品の種類の各々と、前記含有装備種類の前記識別
    符号とを関連付けるステップと、 を具備する、 請求項7に記載の装備適用計算方法。
  9. 【請求項9】前記装備仕様表のデータは、前記複数の装
    備の種類毎のデータに分割してデータベースに格納され
    ている、 請求項7又は8に記載の装備適用計算方法。
  10. 【請求項10】前記部品表を計算するステップは、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記抽出製品バリエーションを抽出す
    るステップと、 前記抽出製品バリエーションに基づいて、前記部品表を
    計算するステップと、 を具備する、 請求項6乃至9のいずれか一項に記載の装備適用計算方
    法。
  11. 【請求項11】前記部品特性を計算するステップは、 前記装備バリエーションを取得するステップと、 前記装備バリエーションの内の重複しているものを除去
    して前記仕様差装備バリエーションを得るステップと、 前記仕様差装備バリエーションを前記仕様差装備と前記
    部品とに関連付けたステップと、 を具備する、 請求項6乃至10のいずれか一項に記載の装備適用計算
    方法。
  12. 【請求項12】前記製品バリエーションを指定するステ
    ップと、 前記製品の前記部品特性を取得するステップと、 前記製品バリエーションと前記部品特性に基づいて、前
    記製品バリエーションを有する前記製品に用いる前記部
    品を取得するステップと、 を更に具備する、 請求項6乃至11のいずれか一項に記載の装備適用計算
    方法。
  13. 【請求項13】製品の種類と仕様の入力に基づいて、複
    数の前記製品のバリエーションとしての複数の製品バリ
    エーションと、仕様に関わる複数の装備とを関連付ける
    製品バリエーション表を計算するステップと、 前記複数の装備のうちの部品の仕様の差を決める複数の
    装備としての複数の仕様差装備と前記部品の入力に基づ
    いて、前記複数の仕様差装備の各々の組合せとしての仕
    様差装備バリエーションと前記仕様差装備と前記部品と
    を関連付けた部品特性表を計算するステップと、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記仕様差装備バリエーションを含む
    前記製品バリエーションとしての抽出製品バリエーショ
    ンと前記部品とを関連付けた部品表を計算するステップ
    と、 を具備する方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラム。
  14. 【請求項14】製品バリエーション表を計算するステッ
    プは、 前記製品の種類と仕様の入力に基づいて設定された前記
    製品と前記複数の装備の各々とを関連付ける装備仕様を
    示す装備仕様表に基づいて、前記複数の装備の組合せで
    示される複数のバリエーションとしての複数の装備バリ
    エーションを計算するステップと、 前記複数の装備バリエーションに基づいて、前記製品バ
    リエーション表を計算するステップと、 を具備する、 請求項13に記載の方法をコンピュータに実行させるた
    めのプログラム。
  15. 【請求項15】前記複数の装備バリエーションを計算す
    るステップは、 前記複数の装備の各々の取り得る種類としての複数の装
    備種類を取得するステップと、 前記複数の装備種類の各々に、互いに異なる識別符号を
    付与するステップと、 前記製品の種類の各々に含まれる前記複数の装備種類の
    各々としての含有装備種類を求めるステップと、 前記製品の種類の各々と、前記含有装備種類の前記識別
    符号とを関連付けるステップと、 を具備する、請求項14に記載の方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】前記装備仕様表のデータは、前記複数の
    装備の種類毎のデータに分割してデータベースに格納さ
    れている、 請求項14又は15に記載の方法をコンピュータに実行
    させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】前記部品表を計算するステップは、 前記仕様差装備バリエーションと前記製品バリエーショ
    ンとに基づいて、前記抽出製品バリエーションを抽出す
    るステップと、 前記抽出製品バリエーションに基づいて、前記部品表を
    計算するステップと、 を具備する、 請求項13乃至又は16のいずれか一項に記載の方法を
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】前記部品特性を計算するステップは、 前記装備バリエーションを取得するステップと、 前記装備バリエーションの内の重複しているものを除去
    して前記仕様差装備バリエーションを得るステップと、 前記仕様差装備バリエーションを前記仕様差装備と前記
    部品とに関連付けたステップと、 を具備する、 請求項13乃至17のいずれか一項に記載の方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】前記製品バリエーションを指定するステ
    ップと、 前記製品の前記部品特性を取得するステップと、 前記製品バリエーションと前記部品特性に基づいて、前
    記製品バリエーションを有する前記製品に用いる前記部
    品を取得するステップと、 を更に具備する、 請求項13乃至18のいずれか一項に記載の方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
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