JP2003296241A - 電子メール送信装置、電子メール送信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

電子メール送信装置、電子メール送信方法およびコンピュータプログラム

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JP2003296241A
JP2003296241A JP2002101890A JP2002101890A JP2003296241A JP 2003296241 A JP2003296241 A JP 2003296241A JP 2002101890 A JP2002101890 A JP 2002101890A JP 2002101890 A JP2002101890 A JP 2002101890A JP 2003296241 A JP2003296241 A JP 2003296241A
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mail
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JP2002101890A
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Masahiro Oku
雅博 奥
Norifumi Katabuchi
典史 片渕
Teruko Miyata
輝子 宮田
Hiroshi Sato
浩史 佐藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールアドレスを持たない利用者が電子
メールを送信することが可能な電子メール送信装置を提
供する。 【解決手段】 電話機から入力される信号から送信元情
報、送信先情報およびメール内容情報を検出する(S2
01)。操作案内に関する音声ガイダンスを電話機へ出
力する(S202)。送信先情報を電子メールアドレス
に変換する(S203)。送信元情報から送信元を特定
する情報を取得する(S205)。検出されたメール内
容情報と、変換された送信先の電子メールアドレスデー
タと、取得された送信元特定情報とに基づいて、電子メ
ールメッセージを合成する(S207)。電子メールメ
ッセージを電子メールネットワークの送信先に送信する
(S208)。また、メール送信の際にエラーが生じた
場合には、その旨を送信元に知らせる(S210)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール送信装
置、電子メール送信方法およびコンピュータプログラム
に関し、特に、電話機を使用して電子メールを送信する
ための電子メール送信装置、電子メール送信方法および
コンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている電子メール送信に
関する技術として、例えば特開平8−167938号公
報には、電話機だけで音声メール送信を行い得る電子メ
ール送信装置が記載されている。この技術では、電子メ
ール送信装置が有する宛先管理回路内の宛先管理情報格
納部に、電子メールのメールアドレスである送信元ID
番号と、ユーザの宛先情報である送信先ID番号とが組
となったテーブル構造の宛先管理テーブルが予め格納さ
れる。そして、メール合成装置が音声データと宛先管理
回路からのメールアドレスデータとを合成して電子メー
ルメッセージを作成して、ネットワークへ送信する。
【0003】このような構成により、パーソナルコンピ
ュータ等のメール端末装置を使用することなく電子メー
ルが送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電話機による電子メール送信に関する技術で
は、利用者が電子メールを送信する際に、電子メールア
ドレスではなく宛先管理テーブルに格納された宛先アド
レス番号を予め知っておかなければならないという問題
があった。
【0005】また、従来の電子メール送信装置の場合、
利用者は予め登録してあるユーザにしか電子メールを送
信することができないという問題があった。
【0006】また、従来は利用者自身が予め電子メール
アドレスを取得していなければ電子メールの送信を行う
ことができないという問題があった。
【0007】更に、従来の電子メール送信装置の場合、
送信先の電子メールアドレスが間違っているなどの理由
により電子メールの送信に失敗した場合であっても、該
装置は何の情報も返さない。このため、送信元の利用者
は、電子メールが正しく送信されたか否かがわからない
という問題があった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、電子メールア
ドレスを持たない利用者からでも電子メールを送信する
ことが可能な電子メール送信装置、電子メール送信方法
およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、電子メールが正しく
送信されたことを確認することが可能な電子メール送信
装置、電子メール送信方法およびコンピュータプログラ
ムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に記載の発明は、電子メー
ル送信装置(109)であって、信号の送信元に関する
送信元情報と、電子メールの送信先に関する送信先情報
と、前記電子メールの内容を示すメール内容情報とを含
む前記信号を電話機から電話回線を介して入力する入力
手段(101)と、該入力手段により入力された信号か
ら、前記送信元情報と、前記送信先情報と、前記メール
内容情報とを検出する検出手段(101)と、該検出手
段により検出された送信先情報を前記送信先の電子メー
ルアドレスに変換する送信先アドレス変換手段(10
3)と、前記検出手段により検出された送信元情報およ
びメール内容情報、ならびに前記送信先アドレス変換手
段により変換された前記送信先の電子メールアドレスに
基づき電子メールを合成するメール合成手段(105)
と、該メール合成手段により合成された電子メールを前
記送信先に送信するメール送信手段(107)とを備え
たことを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の電子メール送信装置において、前記電話機の利
用者への操作案内に関する音声ガイダンスを前記送信元
へ前記電話回線を介して出力する音声案内手段(10
2)を更に備え、前記入力手段(101)は、前記音声
案内手段により出力された音声ガイダンスに応答する信
号を入力することを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の電子メール送信装置において、前記検
出手段(101)により検出された前記送信元情報に基
づき、前記送信元を特定する送信元特定情報取得手段
(104)と、前記メール送信手段により前記電子メー
ルが送信されたことまたは前記電子メールの送信に失敗
したことを送信元特定情報取得手段により特定された送
信元に知らせるコールバック手段(108)とを更に備
えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の電子メール送信装置において、前記送信元情報
は、前記信号の発IDであることを特徴とする。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
または4に記載の電子メール送信装置において、前記送
信元情報と前記送信元の電子メールアドレスとを関連付
けた送信元管理テーブル(図4)を更に備え、前記送信
元情報取得手段(104)は、前記検出手段(101)
により検出された送信元情報に基づき前記送信元管理テ
ーブル(図4)から対応する送信元の電子メールアドレ
スを取得することを特徴とする。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
乃至5のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記メール送信手段により送信された電子メールの
送信状況を管理するメール状況管理手段(106)を更
に備え、前記コールバック手段(108)は前記メール
状況管理手段(106)により管理される送信状況に基
づき前記電子メールが送信されたことまたは前記電子メ
ールの送信に失敗したことを知らせることを特徴とす
る。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、請求項3
乃至6のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記送信元特定情報取得手段(104)は前記送信
元情報に基づき前記送信元の電子メールアドレスを取得
し、前記コールバック手段(108)は、前記メール送
信手段(107)により前記電子メールが送信されたこ
とまたは前記電子メールの送信に失敗したことを示す電
子メールを前記取得された送信元の電子メールアドレス
に送信することを特徴とする。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記送信元情報、前記送信先情報および前記メール
内容情報のうちの少なくとも1つはプッシュボタン信号
であることを特徴とする。
【0018】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記送信元情報、前記送信先情報および前記メール
内容情報のうちの少なくとも1つは音声信号であり、前
記入力手段(101)は前記音声信号に基づき音声を認
識する音声認識手段を有することを特徴とする。
【0019】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1乃至9のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記送信先情報は電子メールアドレスであることを
特徴とする。
【0020】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1乃至9のいずれかに記載の電子メール送信装置におい
て、前記送信先情報と前記送信先の電子メールアドレス
とを関連付けた送信先管理テーブル(図3)を更に備
え、前記送信先アドレス変換手段(103)は、前記検
出手段により検出された前記送信先情報に基づき前記送
信先管理テーブル(図3)から対応する送信先の電子メ
ールアドレスを取得することを特徴とする。
【0021】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1乃至11のいずれかに記載の電子メール送信装置にお
いて、前記メール内容情報は音声信号であり、前記メー
ル合成手段(105)は、前記検出手段(101)によ
り検出されたメール内容情報を添付ファイルとした電子
メールを合成することを特徴とする。
【0022】また、請求項13に記載の発明は、電子メ
ール送信装置が電話回線を介して入力された信号に基づ
き電子メールを送信する方法であって、信号の送信元に
関する送信元情報と、電子メールの送信先に関する送信
先情報と、前記電子メールの内容を示すメール内容情報
とを含む前記信号を電話機から電話回線を介して入力し
(S201、S202、S204、S205)、該入力
された信号から、前記送信元情報と、前記送信先情報
と、前記メール内容情報とを検出し(S201、S20
2、S204、S205)、該検出された送信先情報を
前記送信先の電子メールアドレスに変換し(S20
3)、前記検出された送信元情報およびメール内容情
報、ならびに前記変換された前記送信先の電子メールア
ドレスに基づき電子メールを合成し(S207)、該合
成された電子メールを前記送信先に送信する(S20
8)ことを備えたことを特徴とする。
【0023】また、請求項14に記載の発明は、コンピ
ュータプログラムであって、信号の送信元に関する送信
元情報と、電子メールの送信先に関する送信先情報と、
前記電子メールの内容を示すメール内容情報とを含む前
記信号を電話機から電話回線を介して入力するステップ
(S201、S202、S204、S205)と、該入
力された信号から、前記送信元情報と、前記送信先情報
と、前記メール内容情報とを検出するステップ(S20
1、S202、S204、S205)と、該検出された
送信先情報を前記送信先の電子メールアドレスに変換す
るステップ(S203)と、前記検出された送信元情報
およびメール内容情報、ならびに前記変換された前記送
信先の電子メールアドレスに基づき電子メールを合成す
るステップ(S207)と、該合成された電子メールを
前記送信先に送信するステップ(S208)とをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0024】本発明では、まず、電子メール送信装置が
電話機から電話回線を介して入力される信号から送信元
情報、送信先情報およびメール内容情報を検出する。こ
れらの情報の検出は、上記電話機の利用者への操作案内
に関する音声ガイダンスを用いたやりとりにより行われ
る。
【0025】次に、上述の検出処理によって得られた送
信先情報を送信先の電子メールアドレスに変換する。ま
た、上述の処理によって得られた送信元情報を、送信元
を特定する情報に変換する。これらの処理により、送信
元を特定する情報と相手先の電子メールアドレスが得ら
れるので、これらの情報と、上述の検出処理によって取
得されたメール内容情報とを合成して、電子メールメッ
セージを生成する。
【0026】そして、電子メールメッセージを電子メー
ルネットワークに送信するとともに、電子メールの送信
状況を管理する。また、送信元にメール送信を行ったこ
とを知らせる。更に、メール送信にエラーが生じた場合
には、メール送信に失敗したことを送信元に知らせる。
【0027】このような構成により、電子メールアドレ
スを有しない利用者であっても電話機から電子メールを
送信することが可能となる。また、送信に失敗した場合
には、その旨の通知を利用者が受けることも可能とな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0029】図1は、本実施形態に係る電子メール送信
装置を含むネットワークシステム全体の構成を示すブロ
ック図である。本図に示すように、ネットワークシステ
ムは、少なくとも電話機112が、電話回線網111お
よび電子メール送信装置109を介して不図示の電子メ
ールネットワークに接続されており、電話機から電子メ
ールネットワークを通じた情報の送受信を行うことがで
きるように構成されている。
【0030】電子メール送信装置109は、CPUや記
憶装置などから構成される電子メール送信装置本体であ
り、受信部101、音声案内部102、送信先アドレス
変換部103、送信元特定情報取得部104、メール合
成部105、メール状況管理部106、メール送信部1
07、コールバック部108および送信部110を有す
る。
【0031】受信部101は、電話機112から電話回
線網111を介して信号を入力する。ここで入力される
信号は、音声信号であってもよく、またプッシュボタン
(PB)信号であってもよい。また、入力される信号
は、少なくとも送信元情報と、送信先情報と、メール内
容情報とを含んでいる。このうち、送信元情報は、信号
の送信元に関する情報であり、電話機112の電話番号
および利用者の氏名等を含んでいる。送信先情報は、電
子メールの送信先に関する情報であり、送信先の利用者
の氏名や電話番号等を含んでいる。メール内容情報は、
送信先に送信する電子メール本文の内容を示す情報であ
る。受信部101は、入力された信号から送信元情報、
送信先情報およびメール内容情報を検出する。
【0032】更に、本実施形態において、受信部101
は、受信した音声信号を認識して、文字情報に変換して
装置内の他の構成要素へ送信する周知の音声認識手段を
有する。なお、この変換処理において使用される音声認
識手段としては、周知のものを使用することができる。
【0033】音声案内部102は、電話機112の利用
者への操作案内に関する音声ガイダンスや電子メール送
信にエラーが生じた際に電話機112に流す音声メッセ
ージを送信部110に渡す。送信先アドレス変換部10
3は、受信部101で得られた送信先情報を送信先の電
子メールアドレスに変換する。送信元特定情報取得部1
04は、受信部101で検出された送信元情報に基づい
て送信元を特定する。送信元の特定は、具体的には送信
元の電子メールアドレス等の、送信元を特定する情報を
取得することにより行われ、以下この情報を送信元特定
情報という。メール合成部105は、受信部101で得
られたメール内容情報と、送信先アドレス変換部103
で変換された電子メールアドレスと、送信元特定情報取
得部104で取得された送信元特定情報とに基づいて電
子メールメッセージを合成する。
【0034】メール状況管理部106は、メールの送信
状況を管理する。メール送信部107は、メール合成部
105で合成された電子メールメッセージを送信する。
コールバック部108はメール送信部107により電子
メールが送信されたことを、またはメール送信において
エラーが生じた際にはメール送信の失敗を送信元に知ら
せるためのメッセージを、送信部110に渡す。送信部
110は、音声案内部102またはコールバック部10
8から受け取ったメッセージを、電話回線網111を介
して利用者の電話機112へ送信する。
【0035】電話機112および電話回線網111は、
周知のものを使用することができるため、詳細な説明は
省略する。
【0036】(第1実施形態)次に、図2のフローチャ
ートを参照し、本発明の第1実施形態に係る電子メール
送信装置の動作を説明する。なお、以下の動作は、電子
メール送信装置109のCPUが、その記憶装置に記憶
されたコンピュータプログラムを読み出して実行するこ
とにより達成されるものである。
【0037】まず、ステップS201において、受信部
101は、電話回線網111を介して入力される利用者
の電話機112からの信号を受信し、受信したことを音
声案内部102に通知する。ステップS201で信号が
受信されると、ステップS202に移行し、音声案内部
102は送信先情報の入力を利用者に求める音声ガイダ
ンスを生成し、利用者の電話機112に送信する。この
音声ガイダンスに基づいて利用者が行う電話機112の
操作により、電話機112から受信部101に送信先情
報が入力される。
【0038】ステップS203では、受信部101が、
ステップS202の音声ガイダンスに従って電話機11
2から入力された送信先情報を送信先アドレス変換部1
03に送る。送信先アドレス変換部103は、受け取っ
た送信先情報を電子メールアドレスに変換する。変換さ
れた電子メールアドレスは、受信部101に戻される。
【0039】次いで、ステップS204に移行し、音声
案内部102において、送信元情報の入力を利用者に求
める音声ガイダンスを生成して、利用者の電話機112
に送信する。この音声ガイダンスに基づいて利用者が行
う電話機112の操作により、電話機112から受信部
101に送信元情報が入力される。
【0040】ステップS205では、受信部101は、
ステップS204において送信された音声ガイダンスに
従って電話機112から入力された送信元情報を送信元
特定情報取得部104に送る。送信元特定情報取得部1
04は、受け取った送信元情報から送信元特定情報を取
得する。取得された送信元特定情報は、結果として受信
部101に返される。次いで、ステップS206におい
て、音声案内部202はメール内容情報の入力を利用者
に求める音声ガイダンスを生成して、利用者の電話機1
12に送信する。この音声ガイダンスに基づいて利用者
が行う電話機112の操作により、電話機112から受
信部101に、メール内容情報が入力される。
【0041】ステップS207において、受信部101
では、ステップS206の音声ガイダンスに従って電話
機112から入力されたメール内容情報と、ステップS
203で得られた送信先の電子メールアドレス、更にス
テップS205で得られた送信元特定情報をメール合成
部105に送る。メール合成部105では、受け取った
情報に基づいて、メール内容情報を本文、送信元を送信
元特定情報、送信先を送信先の電子メールアドレスとし
た電子メールメッセージを合成する。
【0042】ステップS208では、メール合成部10
5が、合成した電子メールメッセージをメール送信部1
07に送るとともに、メール送信部107による送信状
況をメール状況管理部106に通知する。メール送信部
107では、受け取った電子メールメッセージを電子メ
ールネットワークに送信する。メール状況管理部106
は、メール合成部105からの通知に基づき、メール送
信部107のメール送信の状況を蓄積し、管理を行う。
【0043】ステップS209において、メール状況管
理部106は、メール送信にエラーが生じたか否かを判
定する。判定の結果、メール送信にエラーが生じていな
ければ処理を終了する。一方、エラーが生じた場合に
は、コールバック部108にエラー情報を通知する。
【0044】ステップS210において、エラー情報を
受け取ったコールバック部108では、エラー情報を送
信元の電話機112にコールバックするため、音声案内
部102に対し、エラー情報に基づく音声ガイダンスを
生成することを依頼する。音声案内部102では、コー
ルバックする送信元に、エラー情報に基づく適切な音声
ガイダンスを生成し、生成された音声ガイダンスを送信
元の電話機112に電話回線網111を介して通知す
る。
【0045】以上の処理により、電話機から電子メール
を送信することが可能となる。また、電子メールの送信
に失敗した場合には、電話機においてその旨の通知を受
けることが可能となる。
【0046】(第2実施形態)次に、再び図2を参照
し、受信部101に音声認識手段が利用されている場合
を例に挙げて、本発明の第2実施形態に係る電子メール
送信方法について説明する。
【0047】まず、利用者が電話機112を使用し、電
話回線を介して電子メール送信装置109に電話をかけ
る。受信部101では、その信号を受信すると、受信し
たことを音声案内部102に通知する(ステップS20
1)。
【0048】音声案内部102では、送信先情報の入力
を利用者に求めるために「どなたに電子メールを送信し
ますか。送信先情報を入力してください」といった内容
の音声ガイダンスを生成して電話機112に送信する
(ステップS202)。
【0049】次に、ステップS203において行われる
処理について、(1)利用者が電子メールアドレスを音
声入力した場合、および(2)送信先の氏名や電話番号
を音声入力した場合を例に挙げて説明する。
【0050】(1)利用者が電子メールアドレスを音声
入力した場合 この場合、受信部101では、ステップS202の音声
ガイダンスに従って音声入力された送信先情報を、音声
認識手段を使って文字列に変換する。例えば、入力され
た音声が「えす えー てぃー あい あっとまーく
えむ えー あい える どっと じぇい ぴー」であ
った場合には、音声認識手段において文字列“sati@mai
l.jp”に変換する。このようにして変換された文字列
は、送信先情報として送信先アドレス変換部203に送
られる。送信先アドレス変換部203では、送られてき
た情報がすでに電子メールアドレスであるので、何も処
理せずに送られてきた文字列を受信部101に返す。受
信部101では文字列“sati@mail.jp”を変換された結
果として受け取る。
【0051】(2)送信先の氏名や電話番号を音声入力
した場合 この場合、受信部101では、音声ガイダンスに従って
音声入力された送信先情報を音声認識手段を使って文字
列に変換する。音声入力が「たなかさち」といった氏名
であった場合には音声認識手段において文字列“田中
幸”に変換する。この文字列を送信先情報として送信先
アドレス変換部103に送る。送信先アドレス変換部1
03では、送られてきた文字列の情報を電子メールアド
レスに変換する。
【0052】文字列を変換する際、予め用意した送信先
管理テーブルを使用することができる。この方法では、
送信先管理テーブルは図3の例に示すように送信先情報
である氏名や電話番号を検索キーとして有し、送信先情
報と電子メールアドレスとが関連付られている。なお、
ここでは図3の例に示す送信先管理テーブルを使用する
方法を説明するが、送信先情報を電子メールアドレスに
変換する方法はこの説明により限定されるものではな
い。
【0053】この場合、文字列“田中幸”が送信先アド
レス変換部103に送信先情報として送られる。送信先
アドレス変換部103は、文字列“田中幸”を検索キー
として、図3に示す送信先管理テーブルを検索する。図
3より、文字列“田中幸”に対応する電子メールアドレ
スとして“sati@mail.jp”が取得される。このようにし
て得られた電子メールアドレスは受信部101に返され
る。受信部101は、文字列“sati@mail.jp”を変換さ
れた結果として受け取る。このようにして、検出された
送信先情報に基づいて送信先管理テーブルから対応する
電子メールアドレスを取得する処理が実現される。
【0054】次いで、ステップS204に移行し、音声
案内部102が、送信元情報の入力を利用者に求めるた
めに「あなたの情報を入力してください」といった内容
の音声ガイダンスを生成して利用者に送信する。
【0055】次に、ステップS205の処理について、
(1)電子メールアドレスや電話番号、氏名を送信元特
定情報とする場合、(2)送信元管理テーブルを利用す
る場合および(3)発ID(電話番号)を送信元情報と
する場合を例に挙げて説明する。
【0056】(1)電子メールアドレス、電話番号や氏
名を送信元特定情報とする場合 受信部101は、ステップS204の音声ガイダンスに
従って利用者により音声入力された送信元情報を音声認
識手段を使って文字列に変換する。音声入力が「えー
あい けー おー あっとまーく おー えす どっと
じぇー ぴー」であった場合には、音声認識手段によ
って文字列“aiko@os.jp”に変換される。また、音声入
力が氏名「あいこ」であった場合には音声認識手段によ
って文字列“アイコ”に変換される。ここで、音声入力
が電子メールアドレスであるのか、氏名であるのかの判
定については、音声ガイダンスで入力を指定する方法、
「アットマーク」等のキーワードをもとに判定する方法
などが考えられるが、本発明はこの方法により限定され
るものではない。
【0057】受信部101は、ステップS204の音声
ガイダンスに従って入力された送信元情報を送信元特定
情報取得部104に送る。このケースでは、入力された
電子メールアドレスあるいは氏名をそのまま送信元特定
情報とするので、送信元特定情報取得部104は何もせ
ずに送られてきた文字列を受信部101に返す。受信部
101は送信元特定情報として“aiko@os.jp”または
“アイコ”を受け取る。
【0058】(2)送信元管理テーブルを利用する場合 音声を送信元特定情報に変換する際、予め用意した送信
元管理テーブルを使用することもできる。この方法で
は、送信元管理テーブルは図4の例に示すように送信元
情報である氏名や電話番号を検索キーとして有し、送信
元特定情報である電子メールアドレスが関連付けられて
いる。なお、ここでは送信元特定情報を電子メールアド
レスとするが、送信元特定情報が氏名や電話番号である
場合においても、同様の処理を行うことによって送信元
特定情報を得ることができる。
【0059】いま、入力された音声が氏名「あいこ」で
あったとする。この音声入力は音声認識手段によって文
字列“アイコ”に変換される。次に、文字列“アイコ”
が送信元特定情報取得部104に送信元情報として送ら
れる。送信元特定情報取得部4では文字列“アイコ”を
検索キーとして図4に示す送信元管理テーブルを検索す
る。図4より、文字列“アイコ”に対応する送信元特定
情報として電子メールアドレス“aiko@os.jp”が得られ
る。これを受信部101に返すので、受信部101は文
字列“aiko@os.jp”を送信元特定情報として受け取る。
【0060】(3)発IDを送信元情報とする場合 電話機112の発IDを送信元情報として利用する場
合、ステップS204はスキップされる。従って、音声
案内部102は送信元情報を入力するための音声ガイダ
ンスを送信しない。受信部101では発IDを送信元情
報として送信元特定情報取得部104に送る。発IDは
発信元を特定することができる情報であるので、送信元
特定情報取得部104は発IDをそのまま受信部101
に返す。受信部10では発IDを送信元特定情報として
受け取る。
【0061】次にステップS206に移行し、音声案内
部102はメール内容情報の入力を利用者に求めるため
に、音声ガイダンス「お送りするメール内容を入力して
ください」といった内容の音声ガイダンスを生成して、
利用者の電話機112に送信する。
【0062】受信部101では、ステップS206にお
いて送信された音声ガイダンスに従って利用者により入
力されたメール内容情報と、ステップS203で変換さ
れた送信先の電子メールアドレス、更にステップS20
5で取得された送信元特定情報をメール合成部105に
送る。ステップS207において、メール合成部105
は、受け取った送信元情報に基づいて、メール内容情報
を本文、送信元を送信元特定情報、送信先を送信先の電
子メールアドレスとした電子メールメッセージを合成す
る。
【0063】電子メールメッセージは、テキスト形式の
データとして合成することができる。図5に、メール内
容情報が「次の打ち合わせは来週の火曜日15:00か
らです。アイコ」というテキストであり、送信元特定情
報が電子メールアドレス“aiko@os.jp”、送信先の電子
メールアドレスが“sati@mail.jp”である場合に合成さ
れた電子メールの例を示す。
【0064】また、メール内容情報は音声メールファイ
ルとして送信することとしてもよい。この場合、例えば
メール内容情報を添付ファイルとして電子メールメッセ
ージを合成することができる。図6に、送信元特定情報
が電子メールアドレス“aiko@os.jp”、送信先の電子メ
ールアドレスが“sati@mail.jp”であり、メール内容情
報が「次の打ち合わせは来週の火曜日15:00からで
す。アイコ」という音声ファイル“本文.wav”であ
る場合に合成された電子メールの例を示す。
【0065】次いで、ステップS208に移行し、メー
ル合成部105は、図5または図6の例に示すように合
成された電子メールメッセージをメール送信部107に
送るとともに、その送信状況をメール状況管理部106
に通知する。メール送信部107は受け取った電子メー
ルメッセージを電子メールネットワークに送信する。メ
ール状況管理部106は、メール送信部107のメール
送信の状況を蓄積し、管理する。
【0066】メール状況管理部106は、メール送信に
エラーが生じたか否かを判定する。判定の結果、メール
送信にエラーが生じなければ処理を終了する。一方、エ
ラーが生じた場合には、メール状況管理部106はコー
ルバック部108にエラー情報を通知する(ステップS
209)。
【0067】いま、エラー情報として「宛先のメールア
ドレスがありません」という内容が電子メールネットワ
ーク側から通知されたとする。メール状況管理部106
では、このエラー情報をコールバック部108に通知す
る。エラー情報を受け取ったコールバック部108で
は、エラー情報を送信元にコールバックするため、エラ
ー情報に基づいた音声ガイダンスを音声案内部102に
生成することを依頼する。音声案内部102では、「sa
ti@mail.jp様に送られた電子メールは宛先不明で送信で
きませんでした。」といった内容の音声ガイダンスを生
成する。そして、コールバック部108では送信元の電
話機112にこの音声ガイダンスを電話回線網111を
介して通知する(ステップS210)。
【0068】なお、送信元特定情報が電子メールアドレ
スである場合には、エラー情報の音声をそのまま通知し
てもよく、あるいは音声案内部102で作成した内容
(例えば「sati@mail.jp様に送られた電子メールは宛先
不明で送信できませんでした。」という音声)をテキス
トに変換して送信元の電子メールアドレスに送ってもよ
い。いずれの方法によってもエラー情報を送信元に通知
することが可能である。
【0069】以上の処理により、送信元“アイコ”は電
話機から送信元“田中幸”に対して電子メールを送信す
ることが可能となる。また、送信に失敗した場合には利
用者がその旨の通知を受けることも可能となる。
【0070】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されること
なく、他の種々の形態でも実施が可能であることはいう
までもない。
【0071】例えば、コールバック部において送信元に
知らせる内容はエラーの情報に限定されず、電子メール
が送信された場合にもその旨を通知することとしてもよ
い。
【0072】また、受信部101がプッシュボタンの信
号を識別するための手段を有している場合、電話機のプ
ッシュボタンを押下することによりテキスト情報を直接
入力することが可能となる。電話機112を用いた文字
の入力方式としては、ポケベル方式、携帯電話方式等が
考えられるが、本発明は特にこれらに限定されるもので
はない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話機から直接電子メールアドレスを入力することがで
きるので、利用者は送信先の電子メールアドレスさえ知
っていれば電子メールを送信することができる。
【0074】また、電話機から直接電子メールアドレス
を入力することができるので、電子メール送信装置に予
め登録してあるユーザだけでなく、不特定の相手に電子
メールを送信することができる。
【0075】また、電子メールの送信元の情報として電
話番号または対応する氏名を用いることができるので、
利用者は電子メールアドレスを持っていなくても電話機
から不特定の相手に電子メールを送信することができ
る。
【0076】更に、送信先の電子メールアドレスが間違
っているなど電子メールの送信に失敗した場合に、その
旨を送信元にコールバックして伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子メール送信装置
を含むネットワークシステ全体の構成を示すブロック図
である。
【図2】電子メール送信装置の動作を概略的に説明する
フローチャートである。
【図3】送信先管理テーブルの構成例を示す図である。
【図4】送信元管理テーブルの構成例を示す図である。
【図5】電子メールメッセージの一例を示す図である。
【図6】電子メールメッセージの一例を示す図である。
【符号の説明】
101 受信部 102 音声案内部 103 送信先アドレス変換部 104 送信元特定情報取得部 105 メール合成部 106 メール状況管理部 107 メール送信部 108 コールバック部 109 電子メール送信装置 110 送信部 111 電話回路網 112 電話機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 11/00 303 11/00 303 G10L 3/00 551A (72)発明者 宮田 輝子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 浩史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5D015 KK02 5K024 AA23 AA72 CC03 5K101 KK02 LL01 NN07 NN18 NN21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の送信元に関する送信元情報と、電
    子メールの送信先に関する送信先情報と、前記電子メー
    ルの内容を示すメール内容情報とを含む前記信号を電話
    機から電話回線を介して入力する入力手段と、 該入力手段により入力された信号から、前記送信元情報
    と、前記送信先情報と、前記メール内容情報とを検出す
    る検出手段と、 該検出手段により検出された送信先情報を前記送信先の
    電子メールアドレスに変換する送信先アドレス変換手段
    と、 前記検出手段により検出された送信元情報およびメール
    内容情報、ならびに前記送信先アドレス変換手段により
    変換された前記送信先の電子メールアドレスに基づき電
    子メールを合成するメール合成手段と、 該メール合成手段により合成された電子メールを前記送
    信先に送信するメール送信手段とを備えたことを特徴と
    する電子メール送信装置。
  2. 【請求項2】 前記電話機の利用者への操作案内に関す
    る音声ガイダンスを前記送信元へ前記電話回線を介して
    出力する音声案内手段を更に備え、前記入力手段は、前
    記音声案内手段により出力された音声ガイダンスに応答
    する信号を入力することを特徴とする請求項1に記載の
    電子メール送信装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段により検出された前記送信
    元情報に基づき、前記送信元を特定する送信元特定情報
    取得手段と、 前記メール送信手段により前記電子メールが送信された
    ことまたは前記電子メールの送信に失敗したことを送信
    元特定情報取得手段により特定された送信元に知らせる
    コールバック手段とを更に備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の電子メール送信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信元情報は、前記信号の発IDで
    あることを特徴とする請求項3に記載の電子メール送信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記送信元情報と前記送信元の電子メー
    ルアドレスとを関連付けた送信元管理テーブルを更に備
    え、前記送信元情報取得手段は、前記検出手段により検
    出された送信元情報に基づき前記送信元管理テーブルか
    ら対応する送信元の電子メールアドレスを取得すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の電子メール送信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記メール送信手段により送信された電
    子メールの送信状況を管理するメール状況管理手段を更
    に備え、前記コールバック手段は前記メール状況管理手
    段により管理される送信状況に基づき前記電子メールが
    送信されたことまたは前記電子メールの送信に失敗した
    ことを知らせることを特徴とする請求項3乃至5のいず
    れかに記載の電子メール送信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信元特定情報取得手段は前記送信
    元情報に基づき前記送信元の電子メールアドレスを取得
    し、前記コールバック手段は、前記メール送信手段によ
    り前記電子メールが送信されたことまたは前記電子メー
    ルの送信に失敗したことを示す電子メールを前記取得さ
    れた送信元の電子メールアドレスに送信することを特徴
    とする請求項3乃至6のいずれかに記載の電子メール送
    信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信元情報、前記送信先情報および
    前記メール内容情報のうちの少なくとも1つはプッシュ
    ボタン信号であることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれかに記載の電子メール送信装置。
  9. 【請求項9】 前記送信元情報、前記送信先情報および
    前記メール内容情報のうちの少なくとも1つは音声信号
    であり、前記入力手段は前記音声信号に基づき音声を認
    識する音声認識手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の電子メール送信装置。
  10. 【請求項10】 前記送信先情報は電子メールアドレス
    であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
    載の電子メール送信装置。
  11. 【請求項11】 前記送信先情報と前記送信先の電子メ
    ールアドレスとを関連付けた送信先管理テーブルを更に
    備え、前記送信先アドレス変換手段は、前記検出手段に
    より検出された前記送信先情報に基づき前記送信先管理
    テーブルから対応する送信先の電子メールアドレスを取
    得することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
    載の電子メール送信装置。
  12. 【請求項12】 前記メール内容情報は音声信号であ
    り、前記メール合成手段は、前記検出手段により検出さ
    れたメール内容情報を添付ファイルとした電子メールを
    合成することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか
    に記載の電子メール送信装置。
  13. 【請求項13】 電子メール送信装置が電話回線を介し
    て入力された信号に基づき電子メールを送信する方法で
    あって、 信号の送信元に関する送信元情報と、電子メールの送信
    先に関する送信先情報と、前記電子メールの内容を示す
    メール内容情報とを含む前記信号を電話機から電話回線
    を介して入力し、 該入力された信号から、前記送信元情報と、前記送信先
    情報と、前記メール内容情報とを検出し、 該検出された送信先情報を前記送信先の電子メールアド
    レスに変換し、 前記検出された送信元情報およびメール内容情報、なら
    びに前記変換された前記送信先の電子メールアドレスに
    基づき電子メールを合成し、 該合成された電子メールを前記送信先に送信することを
    備えたことを特徴とする電子メール送信方法。
  14. 【請求項14】 信号の送信元に関する送信元情報と、
    電子メールの送信先に関する送信先情報と、前記電子メ
    ールの内容を示すメール内容情報とを含む前記信号を電
    話機から電話回線を介して入力するステップと、 該入力された信号から、前記送信元情報と、前記送信先
    情報と、前記メール内容情報とを検出するステップと、 該検出された送信先情報を前記送信先の電子メールアド
    レスに変換するステップと、 前記検出された送信元情報およびメール内容情報、なら
    びに前記変換された前記送信先の電子メールアドレスに
    基づき電子メールを合成するステップと、 該合成された電子メールを前記送信先に送信するステッ
    プとをコンピュータに実行させることを特徴とするコン
    ピュータプログラム。
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