JP2003295812A - 映像の輝度変更方法及びその装置 - Google Patents

映像の輝度変更方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の輝度変更方法及び装置を提供する。 【解決手段】 3種類の入力色成分の輝度を、この輝度
を上げる度合いに該当するレベル増加率が決定された色
領域に応じて求める段階10、12と、前記レベル増加
率を用いて前記入力色成分をスケーリングし、得られた
スケーリング結果を前記入力色成分の増加値に決定する
段階14と、前記増加値を用いて前記第4色成分の値を
求める段階と、前記入力色成分の輝度を上げた出力色成
分を前記第4色成分の値及び前記増加値を用いて求める
段階16とを含む。これにより、入力色成分のクリッピ
ングを防止でき、且つ、第4色成分を追加して出力映像
の輝度を上げるときに純度が低下する問題を解決でき、
入力色成分と同じ色及び純度を保持して輝度のみを上げ
た出力映像が得られ、3種類の入力色成分を4種類の出
力色成分に簡便に変換できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像の輝度変更方法
及び装置に係り、特に、映像の色及び彩度を保持したま
ま映像の輝度を調整する映像の輝度変更方法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイ装置(LCD:
Liquid Crystal Display)、シ
リコンベースド液晶(LCOS:Liquid Cry
stal On Silicon)やデジタルマイクロ
ミラーデバイス(DMD:Digital Micro
−mirror Device)等のマイクロディスプ
レイ装置、またはプラズマディスプレイパネル(PD
P:Plasma Display Panel)等の
カラーディスプレイ装置はコンピュータモニタやテレビ
受像機等に多用されており、その市場規模は益々拡大し
てきている。しかし、これらのディスプレイ装置のディ
スプレイスクリーンでは、陰極線管に比べて出力映像の
光量が低くなり易いので、ディスプレイスクリーンの出
力映像の光量を増やすべく、高出力のランプや高出力の
電極等が採用されている。
【0003】このような高出力のランプまたは高出力の
電極を用いることなく出力映像の光量(輝度)を上げる
ために、3種類の第1色成分、第2色成分及び第3色成
分に、これら3種類の色成分とは異なる任意の色成分
(以下、「第4色成分」と称する)を追加した4色ディ
スプレイ装置の製品開発が進められている。この第4色
成分は、ディスプレイ装置のランプを第4色成分のフィ
ルタ(以下、「第4フィルタ」(図示せず)と称する)
に通過させる、あるいはディスプレイ装置のランプを第
4フィルタから反射させることによって得られる。
【0004】そして、この第4フィルタを白色フィルタ
で構成すれば、ディスプレイ装置の輝度(光量)を上げ
ることができるので、高出力のランプまたは高出力の電
極を用いることなく、出力映像の光量(輝度)を上げる
ことができる。
【0005】また、他の例として、第4フィルタを任意
の色で構成すれば、該当する色領域の色表現の量が豊富
になって、この4色ディスプレイ装置で色表現の高画質
化が可能になる。従って、このようにして、4色ディス
プレイ装置で色表現の高画質化を図る際に、3種類の色
成分から第4色成分を抽出して4種類の色成分を得る方
法が必要とされている。
【0006】出力映像の輝度(光量)を上げる従来の映
像の輝度変更方法の1例として、米国のテキサス・イン
スツルメンツ社から、赤色(R:Red)、緑色(G:
Green)、青色(B:Blue)の3色のフィルタ
に白色フィルタを付加する方法が提案されている。この
方法は、色を生成するフィルタ区間を空間的に4等分す
る、あるいはビデオフレームを時間的に4等分して、白
色フィルタ区間または白色光フレームをRGBに追加し
た面順次方式を用いることにより、出力映像の輝度を白
色フィルタ区間の大きさに比例して上げるようにしたも
のである(特許文献1参照)。
【0007】しかし、このような方法ではディスプレイ
装置における出力映像の輝度を上げることができるもの
の、輝度の増加分は無彩色の成分であるために、出力映
像において画素の元の色純度を低下するという問題があ
る。
【0008】また、従来の映像の輝度変更方法の他の1
例として、日本のキャノン社から、2値化した液晶ディ
スプレイ装置を対象としてR、G、B及び白色(W:W
hite)を一つの画素単位として各々のRGBデータ
から白色成分を抽出し、これを、ハーフトーンプロセス
を経てRGB及び白色ディスプレイドットに伝達する方
法が提案されている(特許文献2参照)。
【0009】この方法の特徴は、入力されたRGBデー
タの共通最小量を求めた後、これを非線形的に変換して
白色成分を生成することである。すなわち、非線形モデ
ルはガンマとオフセット及びスケールに該当する。その
結果、前記した米国のテキサス・インスツルメンツ社か
ら提案された方法が以前の面順次方式の白色補強を画素
単位に発展させて白色成分の印加量も所定のモデルに応
じて決定するという利点を有するのに対し、このキャノ
ン社から提案された方法は白色印加量の追加による色の
無彩色化を回避できる色純度保持方法を考慮していな
い。このため、出力映像の輝度を上げるとき、色純度を
一定に保持できないという問題がある。
【0010】
【特許文献1】米国特許第5,233,385号明細書
(発明の名称:White light enhanc
ed color field sequential
projection)(全頁)
【特許文献2】米国特許第5,929,843号明細書
(発明の名称:Image processing a
pparatus which extracts w
hite component data)(全頁)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、映
像の色純度を保持しつつ映像の輝度を上げることのでき
る映像の輝度変更方法を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、前記映像の輝度変更方法を実行する
映像の輝度変更装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)前記目的を達成す
るための本発明に係る映像の輝度変更方法は、(a)第
4色成分が属する色領域に従って、3種類の入力色成分
である第1色成分、第2色成分および第3色成分の輝度
を上げる度合いを示すレベル増加率を求める段階と、
(b)前記レベル増加率を用いて前記入力色成分をスケ
ーリングして得られたスケーリング結果を前記入力色成
分の増加値に決定する段階と、(c)前記入力色成分の
増加値を用いて前記第4色成分の値を求める段階と、
(d)前記入力色成分の輝度を上げた出力色成分を前記
第4色成分の値及び前記入力色成分の増加値を用いて求
める段階とを含み、前記レベル増加率は、第1所定値以
下として構成される。
【0013】(2)本発明は、前記映像の輝度変更方法
において、映像の輝度変更方法は(e)2種類以上の領
域より構成される色領域で、入力色成分である第1色成
分、第2色成分及び第3色成分が属する領域を決定して
段階(a)へ進む段階を更に含み、段階(a)は段階
(e)で決定された領域に応じて前記レベル増加率を求
めるように構成することができる。
【0014】(3)また、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、段階(e)及び段階(a)は光量増加
率を用いて行われ、光量増加率は、予め可変可能に構成
されることが望ましい。
【0015】(4)また、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、前記段階(e)は、入力色成分を表わ
す入力ベクトルを、色領域の境界に延ばすときに境界と
交わる交点を求める段階と、交点の座標のうち少なくと
も一つが第1しきい値より小さいか否かを判断する段階
とを含み、交点のうちの少なくとも一つが前記第1しき
い値より小さければ、入力色成分は固定されていない第
1スケーリング空間に属し、交点のうちのいずれも第1
しきい値より小さくなければ入力色成分は固定された第
2スケーリング空間に属するようにことができる。
【0016】(5)更に、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、第1しきい値は、RGB各色成分にお
ける光量増加率である光量増加率の成分光量増加率のう
ちの最大値または最小値に該当する許容光量増加率に応
じて決定されることが望ましい。
【0017】(6)また、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、段階(a)は、(a1)前記交点の座
標のうち少なくとも一つが第1しきい値より小さいと判
断されれば、交点の座標のうちの最小値及び前記光量増
加率の成分光量増加率のうちの最大値または最小値に該
当する許容光量増加率を乗算し、得られた乗算結果を前
記交点の座標の各々から減算する段階と、(a2)前記
入力色成分の輝度レベルのうちの最大値を前記(a1)
段階で減算された減算結果のうちの最大値で除算して得
られた除算結果を前記レベル増加率に決定し、前記
(b)段階へ進む段階と、(a3)前記交点の座標のう
ちのいずれも前記第1しきい値より小さくないと判断さ
れれば、前記第1所定値を前記レベル増加率に決定して
前記段階(b)へ進む段階とを含むことが望ましい。
【0018】(7)そして、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、第1しきい値を下記式(5)を用い
て決定することができる。
【0019】
【数3】
【0020】前記式(5)中、K3は前記成分光量増加
率のうちの最大値または最小値に該当する許容光量増加
率を表わし、前記光量増加率は各色成分における前記成
分光量増加率で表わされ、k1は前記入力色成分が有し
得る輝度レベルの最大値を表わす。
【0021】(8)また、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、交点R3、G3及びB3の各座標を下記
式(4)を用いて求めることができる。
【0022】
【数4】
【0023】前記式(4)中、R0、G0及びB0はそれ
ぞれ前記入力色成分を表わし、M1は前記R0、G0及び
0のうちの最大値に該当し、k1は前記入力色成分が有
し得る輝度レベルの最大値を表わす。
【0024】(9)また、本発明は、前記映像の輝度変
更方法において、段階(e)が、前記入力色成分のうち
の最大値及び最小値を抽出する段階と、前記最小値の第
1所定値の倍数を前記最大値から減算する段階と、前記
減算された減算結果が第2しきい値より大きいか否かを
判断する段階とを含み、前記減算結果が前記第2しきい
値より大きければ、前記入力色成分は固定されていない
第1スケーリング空間に属し、前記減算結果が前記第2
しきい値以下であれば前記入力色成分は固定された第2
スケーリング空間に属するように構成することができ
る。
【0025】(10)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、段階(a)が、(a1)前記減算結
果が第2しきい値より大きいと判断されれば、最小値と
光量増加率の成分光量増加率のうちの最大値または最小
値に該当する許容光量増加率とを乗算して得られた乗算
結果を最大値から減算し、得られた減算結果と最大値と
の比率を計算して得られた比率をレベル増加率に決定し
た後、段階(b)へ進む段階と、(a2)減算結果が第
2しきい値以下であると判断されれば、第2所定値をレ
ベル増加率に決定した後、段階(b)へ進む段階とを含
んで構成することができる。
【0026】(11)更に、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、(b)段階が、段階(a)の後に、
レベル増加率及び前記入力色成分を各々乗算し、得られ
た乗算結果を前記入力色成分の増加値に決定した後、段
階(d)へ進むことが望ましい。
【0027】(12)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、段階(c)が、(c1)段階(b)
の後に入力色成分の増加値のうちの一部の値を前記第4
色成分の値に決定する段階と、(c2)段階(c1)で
決定された値が第3しきい値より大きいか否かを判断
し、段階(c1)で決定された値が前記第3しきい値以
下であると判断されれば、段階(a)へ進む段階と、
(c3)段階(c1)で決定された値が第3しきい値よ
り大きいと判断されれば、第3しきい値に第4色成分の
値を更新して段階(d)へ進む段階とを含み、第3しき
い値は第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値とさ
れ、且つ、光量増加率の成分光量増加率のうちの最大値
または最小値に該当する許容光量増加率に応じて決定さ
れることが望ましい。
【0028】(13)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、入力色成分の増加値のうちの一部の
値は増加値のうちの最小値に該当するように構成するこ
とが望ましい。
【0029】(14)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、入力色成分の増加値のうちの一部の
値は、増加値のうちの最大値から3種類の入力色成分が
有し得る輝度レベルの最大値を減算して得られた減算結
果に該当するように構成することが望ましい。
【0030】(15)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、入力色成分の増加値のうちの一部の
値を、入力色成分の増加値のうちの最大値から3種類の
入力色成分が有し得る輝度レベルの最大値を減算して得
られた減算結果及び前記増加値のうちの最小値を用いて
求めることができる。
【0031】(16)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、段階(d)が段階(c)の後に入力
色成分の増加値から第4色成分の値を減算して得られた
減算結果を出力色成分に決定することが望ましい。
【0032】(17)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、段階(d)が(d1)段階(c)の
後に第4色チャンネルにおける出力光度を3種類の入力
色成分にベクトル分解した結果である成分毎の光度間の
比率より構成される配合比及び第4色成分の値を成分毎
に各々乗算する段階と、(d2)段階(d1)で得られ
た乗算結果を入力色成分の増加値から減算して得られた
減算結果を出力色成分に決定する段階とを含むことが望
ましい。
【0033】(18)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、第1所定値が許容光量増加率に1を
加算した値であることが望ましい。
【0034】(19)また、本発明は、前記映像の輝度
変更方法において、第2所定値が許容光量増加率に1を
加算した値であることが望ましい。
【0035】(20)そして、前記課題を解決するため
の本発明に係る映像の輝度変更装置は、外部より入力さ
れた入力色成分の輝度を上げる度合いに該当するレベル
増加率を許容光量比及び前記入力色成分から計算する増
加率計算部と、前記入力色成分を前記増加率計算部より
入力された前記レベル増加率に応じてスケーリングし、
得られたスケーリング結果を前記入力色成分の増加値と
して出力する増加値計算部と、前記増加値計算部より入
力された前記入力色成分の増加値から第4色成分の値を
計算して得られた前記第4色成分の値を出力する第4色
成分値計算部と、前記入力色成分の輝度を上げた出力色
成分を、前記入力色成分の増加値及び前記第4色成分の
値から計算し、得られた前記出力色成分を出力する出力
色成分計算部とを備え、前記レベル増加率を第1所定値
として構成される。
【0036】(21)本発明は、前記映像の輝度変更装
置前記映像の輝度変更装置において、第4色領域で前記
外部より入力された3種類の入力色成分である第1色成
分、第2色成分及び第3色成分が属する領域を決定し、
得られた結果を第1制御信号として出力する領域決定部
を更に備え、増加率計算部が第1制御信号に応答して前
記レベル増加率を求めるように構成することが望まし
い。
【0037】(22)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、領域決定部
が入力色成分に属する領域を光量増加率の成分光量増加
率のうちの最大値または最小値に該当する許容光量増加
率に応じて決定し、増加率計算部が許容光量増加率に応
じてレベル増加率を計算することが望ましい。
【0038】(23)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、領域決定部
が、入力色成分を表わすベクトルを前記色領域の境界に
延ばすときに前記境界と交わる交点を前記入力色成分か
ら計算する交点計算部と、交点計算部より入力された前
記交点の座標及び第1しきい値を比較して得られた比較
結果を前記第1制御信号として出力する第1比較部とを
備えることが望ましい。
【0039】(24)更に、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、交点計算部
が、入力色成分のうちの最大値を抽出する第1最大値抽
出部と、入力色成分の輝度レベルのうちの最大値を第1
最大値抽出部より入力された前記最大値で除算する第1
除算部と、第1除算部より入力された前記除算された除
算結果及び前記入力色成分を乗算し、得られた乗算結果
を前記交点の座標として出力する第1乗算部とを備える
ことが望ましい。
【0040】(25)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、増加率計算
部が、第1制御信号に応答して交点計算部より入力され
た交点の座標のうちの最小値を抽出する第1最小値抽出
部と、第1最小値抽出部より入力された最小値を前記交
点の座標の各々から減算して得られた減算結果を出力す
る第1減算部と、第1減算部より入力された減算結果の
うちの最大値を抽出する第2最大値抽出部と、入力色成
分の輝度レベルのうちの最大値を第2最大値抽出部より
入力された最大値で除算し、得られた除算結果をレベル
増加率として増加値計算部に出力する第1除算部と、第
1制御信号に応答して第1所定値をレベル増加率として
出力する第1バイパス部とを備えることが望ましい。
【0041】(26)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、増加率計算
部が、第1最小値抽出部より入力された最小値及び外部
より入力された許容光量増加率を乗算し、得られた乗算
結果を第1減算部に出力する第2乗算部を更に備え、第
1減算部が、第2乗算部より入力された前記乗算結果を
前記交点の座標の各々から減算するように構成すること
が望ましい。
【0042】(27)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、領域決定部
が、入力色成分のうちの最大値を抽出する第3最大値抽
出部と、入力色成分のうちの最小値を抽出する第2最小
値抽出部と、最小値及び第1所定値を乗算し、得られた
乗算結果を出力する第3乗算部と、第3乗算部より入力
された乗算結果を第3最大値抽出部より入力された最大
値から減算して得られた減算結果を出力する第2減算部
と、第2減算部より入力された前記減算結果及び第2し
きい値を比較して得られた比較結果を第1制御信号とし
て出力する第2比較部とを備えることが望ましい。
【0043】(28)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、増加率計算
部が、第1制御信号に応答して前記最大値から前記最小
値を減算して得られた減算結果を出力する第3減算部
と、入力色成分のうちの前記最大値を第3減算部から減
算して得られた減算結果で除算し、得られた除算結果を
レベル増加率として出力する第3除算部と、第1制御信
号に応答して第2所定値をレベル増加率として出力する
第2バイパス部とを備えることが望ましい。
【0044】(29)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、増加率計算
部が、最小値及び許容光量増加率を乗算し、得られた乗
算結果を前記第3減算部に出力する第4乗算部を更に備
え、第3減算部が、第1制御信号に応答して最大値から
第4乗算部の乗算結果を減算するように構成することが
望ましい。
【0045】(30)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、増加値計算
部が、増加率計算部より入力されたレベル増加率及び入
力色成分を各々乗算し、得られた乗算結果を前記入力色
成分の増加値として出力する第5乗算部を備えるように
構成することが望ましい。
【0046】(31)更に、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、第4色成分
値計算部が、増加値計算部より入力された入力色成分の
増加値のうちの最小値を抽出し、抽出された最小値を出
力する第3最小値抽出部と、第3最小値抽出部より入力
された最小値及び第4色成分が有し得る輝度レベルの最
大値を比較して得られた比較結果を第2制御信号として
出力する第3比較部と、第2制御信号に応答して、第3
最小値抽出部より入力された最小値を出力色成分計算部
に前記第4色成分の値としてバイパスする第3バイパス
部と、第2制御信号に応答して、第4色成分の値を第4
色成分が有し得る輝度レベルの最大値に更新して得られ
た第4色成分の値を出力色成分計算部に出力する第1更
新部とを備えるように構成することが望ましい。
【0047】(32)更にまた、本発明は、前記映像の
輝度変更装置において、第4色成分値計算部が、増加値
計算部より入力された入力色成分の増加値のうちの最大
値を抽出して得られた最大値を出力する第4最大値抽出
部と、第4最大値抽出部より入力された最大値及び第4
色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比較して得られ
た比較結果を第3制御信号として出力する第4比較部
と、第3制御信号に応答して、第4最大値抽出部より入
力された最大値または第4色成分が有し得る輝度レベル
の最大値から第4色成分が有し得る輝度レベルの前記最
大値を減算し、得られた減算結果を出力する第4減算部
と、第4減算部より入力された減算結果及び第4色成分
が有し得る輝度レベルの最大値を比較して得られた比較
結果を第4制御信号として出力する第5比較部と、第5
比較部より入力された第4制御信号に応答して、第4減
算部より入力された減算結果を第4色成分の値としてバ
イパスする第4バイパス部と、第5比較部より入力され
た第4制御信号に応答して、第4色成分の値を第4色成
分が有し得る輝度レベルの最大値に更新して得られた第
4色成分の値を出力色成分計算部に出力する第2更新部
とを備えることが望ましい。
【0048】(33)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、第4色成分
値計算部が、増加値計算部より入力された入力色成分の
増加値のうちの最大値を抽出して得られた最大値を出力
する第5最大値抽出部と、第5最大値抽出部より入力さ
れた最大値と第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値
とを比較して得られた比較結果を第5制御信号として出
力する第6比較部と、第6比較部より入力された第5制
御信号に応答して、第4色成分が有し得る輝度レベルの
最小値を出力する最小値設定部と、第6比較部より入力
された第5制御信号に応答して、第5最大値抽出部より
入力された抽出された最大値から第4色成分が有し得る
輝度レベルの最大値を減算して得られた減算結果を出力
する第5減算部と、増加値計算部より入力された前記入
力色成分の増加値のうちの最小値を抽出して得られた最
小値を出力する第4最小値抽出部と、第5制御信号に応
答して、第5減算部より入力された減算結果または最小
値設定部から出力される最小値に第4最小値抽出部より
入力された最小値を加算する加算部と、加算部より入力
された加算結果を所定の第1係数で除算する第4除算部
と、第4除算部より入力された除算された除算結果及び
第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比較して得
られた比較結果を第6制御信号として出力する第7比較
部と、第7比較部より入力された第6制御信号に応答し
て、第4除算部より入力された除算された除算結果をバ
イパスする第5バイパス部と、第7比較部より入力され
た第6制御信号に応答して、第4色成分の値を第4色成
分が有し得る輝度レベルの前記最大値に更新して得られ
た第4色成分の値を出力色成分計算部に出力する第3更
新部とを備えることが望ましい。
【0049】(34)また、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、第4色成分
値計算部が、第5減算部より入力された減算結果及び所
定の第2係数を乗算して得られた乗算結果を加算部に出
力する第6乗算部と、第4最小値抽出部より入力された
抽出された最小値及び所定の第3係数を乗算し、得られ
た乗算結果を加算部に出力する第7乗算部とを更に備
え、加算部が、第5制御信号に応答して第6乗算部より
入力された乗算結果または最小値設定部より入力された
最小値に第7乗算部より入力された乗算結果を加算する
ことが望ましい。
【0050】(35)更に、本発明は、前記映像の輝度
変更装置前記映像の輝度変更装置において、出力色成分
計算部が、入力色成分の増加値から第4色成分の値を減
算して得られた減算結果を出力色成分として出力する第
6減算部を備えることが望ましい。
【0051】(36)そして、本発明は、前記映像の輝
度変更装置前記映像の輝度変更装置において、出力色成
分計算部が、入力色成分の配合比及び第4色成分の値を
各々乗算して得られた乗算結果を出力する第8乗算部
と、第8乗算部で得られた乗算結果を入力色成分の増加
値から減算して得られた減算結果を出力色成分として出
力する第7減算部とを備えることが望ましい。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明に係る映像の輝度変更方法及び装置の原理について
詳細に説明する。図1は、3種類の入力色成分である第
1色成分、第2色成分及び第3色成分(例えば、RG
B)を3次元色空間で示す図面である。
【0053】図2は、4種類の第1色成分、第2色成
分、第3色成分及び第4色成分(例えば、RGBW、こ
こで、Wは第4色成分を意味する)をRG及びWを用い
て2次元上で例示する図面であり、X軸はR及びW
r(ここで、WrはRGB3次元空間上においてWをR軸
に投影した結果を表す)を合わせた軸に該当し、Y軸は
G及びWg(ここで、WgはRGB3次元空間上において
WをG軸に投影した結果を表わす)を合わせた軸に該当
する。第4色成分、例えばWはRGBのベクトル和で表
わすことができ、W={Wrgb}(ここで、WbはR
GB3次元空間上においてWをB軸に投影した結果を表
す)として定義される。
【0054】純度を保持し、且つ映像の輝度を所望の映
像の輝度に変更するために、本発明に係る映像の輝度変
更方法及び装置は、4色処理の方式を導入する。任意の
2色信号C1及びC2の和は両ベクトルの内積であって、
下記式(1)のように表わされる。
【0055】
【数5】
【0056】前記式(1)中、Ci(1≦i≦3)は色
信号を表わし、magiは色信号の大きさを表わし、U
veciは色信号の方向ベクトルを表わし、Dotは内
積を各々表わす。
【0057】図1に示す映像の入力色信号C1に、光量
増加のために第4色信号C2を映像の入力色信号C1に混
合すれば、混合色C3が得られる。このとき、混合色C3
は映像の入力色信号C1とは一般的に異なる方向ベクト
ルを有するため、その結果として入力映像の色信号C1
は、光量は増加されるものの色調が異なって見えること
となる。
【0058】従って、混合色C3を元の映像入力色信号
1方向と一致させる補正過程が必要となる。例えば、
映像の入力色信号C1の方向ベクトルと一致するととも
に、輝度が上げられた目標ベクトルCTを得るために、
第4色信号C2と補正ベクトル成分C4との内積を下記式
(2)を用いて実行することができる。
【0059】
【数6】
【0060】前記式(2)中、補正ベクトル成分C4
大きさmag4及び方向ベクトルUvec4は入力色信号
1の大きさmag1及び方向ベクトルUvec1、第4
色信号C2の大きさmag2及び方向ベクトルUvec2
の関数となる。従って、入力色信号C1の大きさmag1
及び方向ベクトルUvec1、第4色信号C2の大きさm
ag2及び方向ベクトルUvec2のうち少なくとも一つ
が変化すれば、補正ベクトル成分C4の大きさmag4
び方向ベクトルUvec4も変化する。
【0061】このとき、前記式(2)は4種類の色で任
意の入力映像C1の色調を自然に再現するのに充分な条
件とはならない。このため、図2に示すような色領域の
範囲を考慮して第4色成分の値を決定する必要がある。
その理由は、第4色成分の領域は、RGBの3色空間の
ように正6面体のカラー範囲ではなく、最大で10面体
の立方体形状のカラー範囲を有するからである。
【0062】図2に示す入力色領域の範囲を正方形であ
るOrg−R’−F−G’とすると、出力される色領域
の範囲は、6個の頂点であるOrg−G’−A−D−B
−R’を結んだ六角形となる。ここで、2つの三角形
G’−G”−A及びB−R’−R”の内部は色成分を表
わすことができない空間である。
【0063】図2に示すように、四角形Org−A’−
F−B’の内部にある入力色成分と、一定の大きさの値
とが乗算される場合、ベクトル方向を保持し、且つその
大きさを拡大することが可能である。このように色成分
の大きさを拡大した後の色成分が四角形Org−A’−
F−B’以外の空間にある場合には、前記一定の大きさ
と色成分とを乗算すれば、拡大された色成分が色空間上
の外部の位置に写像されたことになる。
【0064】従って、四角形Org−R’−F−G’の
内部にある入力色成分の輝度を、ベクトルの方向を保持
したまま可能な範囲内で上げるには、2つの三角形Or
g−G’−A’及びOrg−R’−B’の内部に存在し
ている色と四角形Org−A’−F−B’の内部に存在
している色とを分離して処理する必要がある。
【0065】更に、2つの三角形Org−G’−A’及
びOrg−R’−B’の内部の色の値を増加させるに
は、表現できる可能性のある色領域に存在するように、
対応する色の成分比または座標に応じて該当する色の増
加率または色の量を適宜調節することが必要である。
【0066】また、四角形Org−A’−F−B’の大
きさと四角形A−D−B−Fの大きさとの比率は、第4
色成分の出力光量に対する第1色成分、第2色成分及び
第3色成分、すなわち、出力光量とRGBの各色成分と
の比(以下、「光量増加率L S」と称する)に応じて決
定される。すなわち、四角形Org−A’−F−B’は
RGBの各色成分の出力光量で表わされる色領域であ
り、四角形A−D−B−Fは第4色成分の出力光量で表
わされる色領域である。そして、2つの三角形Org−
G’−A’及びOrg−R’−B’はRGBの各色成分
と第4色成分との混合によって表わされる色領域であ
る。光量増加率LSは下記式(3)で表される。
【0067】
【数7】
【0068】前記式(3)中、光量増加率LSは、RG
Bの各色成分における光量増加率(以下、「成分光量増
加率」と称する)LS#r、LS#g及びLS#bで表わされ
る。また、Er、Eg、Eb及びEWは、各々ディスプレイ
装置から出力されるRチャンネル、Gチャンネル、Bチ
ャンネル及び第4色チャンネルにおける光度を表わす。
そして、EW#g及びEW#bは、4色チャンネルの出力光度
Wを3色(例えば、RGB)成分にベクトル分解した
ときに得られる3色成分別の光度である。
【0069】例えば、ディスプレイ装置から出力される
Rチャンネル、Gチャンネル及びBチャンネルの出力光
度が各々100であり(Er=Eg=Eb=100)、第
4色チャンネルにおける出力光度EWを3色成分に分解
したときに分解された成分別の光度EW#r、EW#g及びE
W#bが各々40、50及び60である場合、3色の各成
分光量増加率LS#r、LS#g及びLS#bは各々0.4、
0.5及び0.6となる。この場合、図2に示すよう
に、四角形Org−R’−F−G’及び四角形A−D−
B−Fにおける線分Org−R’と線分F−Bとの長さ
比は1:0.4であり、線分Org−G’と線分F−A
との長さ比は1:0.5となる。
【0070】図3は、4種類の色成分、例えばRGBW
をRG及びWを用いて2次元上において例示的に示す他
の図面である。第4色チャンネルで分解された成分別の
光度EW#r、EW#g及びEW#b、EW#bが異なるとき、すな
わち、図2のWr(Wrは線分F−Bの長さである)とW
g(ここで、Wgは線分F−Aの長さである)とが異なる
場合、第4色成分の色領域の様子が変化する場合があ
る。図3は、第4色成分の色領域の様子が変化した色領
域の様子を2次元で示す図面である。
【0071】以下、添付した図面に基づき、本発明に係
る映像の輝度変更方法について説明する。図4は、本発
明に係る映像の輝度変更方法を説明するためのフローチ
ャートである。図4に示すように、本発明に係る映像の
輝度変更方法は、入力された色成分が属する領域に応じ
て求められたレベル増加率を用いて入力された色成分を
スケーリングする段階(第10段階〜第14段階)と、
増加値を用いて第4色成分の値と出力色成分とを求める
段階(第16段階及び第18段階)とを含んで構成され
ている。
【0072】また、図4に示すように、図2に示す色領
域のうち3種類の入力色成分である第1、第2及び第3
色成分が属する領域を決定する(第10段階)。ここ
で、3種類の入力色成分は映像を処理するときに一般的
に用いられる色信号であり、RGB、輝度(Y)及び色
差信号(CrCb)、輝度(Y)及び色差信号(I及び
Q)、色・輝度・純度(HLS:Hue Lightn
ess Saturation)または国際照明委員会
(CIE:CommissionInternatio
nale de l’Eclairage)の輝度及び
色差信号(CIELABまたはCIELUV)などにな
りうる。以下では、本発明への理解のために、3種類の
入力色成分はRGBであると仮定する。
【0073】第10段階後に、入力色成分R0、G0及び
0の輝度を上げる度合いに該当するレベル増加率S1
決定された領域に応じて求める(第12段階)。本発明
によれば、入力色成分R0、G0及びB0が属する領域
と、入力色成分R0、G0及びB0の輝度を上げる度合い
は、光量増加率LSを考慮して決定することができる。
ここで、光量増加率LSは前記式(3)を用いて設定さ
れる、または任意の値として例えば「1」に設定され
る、あるいは予め可変可能な所定値に設定されてもよ
い。
【0074】図5は、図4に示す第10段階及び第12
段階に関する本発明で好適な1実施形態を説明するため
のフローチャートであり、入力色成分が属する領域を決
定する段階(第30段階及び第32段階)及びレベル増
加率を求める段階(第34段階から第38段階)を含ん
で構成される。
【0075】本発明に係る1実施形態によれば、入力色
成分R0、G0及びB0を表わす入力ベクトルを、入力さ
れた色領域の境界、すなわち正四角形Org−R’−F
−G’の周辺に延長するときに、この境界と交わる交点
3、G3及びB3を下記式(4)を用いて求める(第3
0段階)。
【0076】
【数8】
【0077】前記式(4)中、M1はR0、G0及びB0
うちの最大値に該当し、k1は入力色成分が有し得る輝
度レベルの最大値であって、例えば255に設定するこ
とができ、交点R3、G3及びB3は図2に示すG’−F
またはF−R’線上にある点であり、入力色成分R0
0及びB0がQ点に該当するとき、前記の交点R3、G 3
及びB3はK点に該当する。
【0078】そして、第30段階の後で、交点R3、G3
及びB3のうちの少なくとも1つが第1しきい値より小
さいか否かを判断する(第32段階)。本発明にあって
は、この第1しきい値は下記式(5)で表わされる。
【0079】
【数9】
【0080】前記式(5)中、K3は前記式(3)で表
わされる成分光量増加率LS#r、LS# g及びLS#bのうち
の最大値(または最小値)(以下、「許容光量増加率」
と称する)を意味する。もし、この許容光量増加率K3
が1であり、K1が255であるとき、この第1しきい
値は127となる。
【0081】ここで、交点R3、G3及びB3の座標のう
ちの少なくとも1つが第1しきい値より小さければ、入
力色成分R0、G0及びB0は固定されていない第1スケ
ーリング空間、すなわち、図2に示す2つの三角形領域
Org−G’−A’及びOrg−R’−B’に属する。
【0082】しかし、交点R3、G3及びB3の座標のう
ちのいずれも第1しきい値より小さくない場合、入力色
成分R0、G0及びB0は固定された第2スケーリング空
間、すなわち、図2に示す四角形領域Org−A’−F
−B’に属する。
【0083】もし、交点R3、G3及びB3の座標のうち
の少なくとも1つが第1しきい値より小さくないと判断
されれば、交点R3、G3及びB3の座標のうちの最小値
と許容光量増加率K3とを乗算した乗算結果を、交点の
各座標R3、G3またはB3から下記式(6)に示すよう
に減算する(第36段階)。
【0084】
【数10】
【0085】前記式(6)中、R4、G4及びB4は交点
の各座標R3、G3またはB3から交点R3、G3及びB3
座標のうちの最小値と許容光量増加率K3とを乗算した
乗算結果を減算した減算結果を表わし、Min(R3
3、B3)はR3、G3及びB3のうちの最小値を表わ
す。
【0086】第36段階の後に、入力色成分R0、G0
びB0が実現可能な輝度レベルの最大値k1を、R4、G4
及びB4のうちの最大値で下記式(7)に示すように除
算し、得られた除算結果をレベル増加率S1に決定して
第14段階へ進む(第38段階)。
【0087】
【数11】
【0088】前記式(7)中、Max(R4、G4
4)は減算された結果R4、G4及びB4のうちの最大値
を表わす。しかし、交点R3、G3及びB3の座標のうち
のいずれも第1しきい値より小さくないと判断されれ
ば、第1所定値をレベル増加率S1に決定し、第14段
階へ進む(第34段階)。
【0089】ここで、第1所定値K4は許容光量増加率
3に「1」を加算した値である。このとき、許容光量
増加率K3は予め決定されれた値である。従って、第1
所定値K4もまた予め決定される。このとき、前記レベ
ル増加率は第1所定値以下となる。
【0090】図6は、図4に示す第10段階及び第12
段階に関する本発明に係る好適な他の実施形態を説明す
るためのフローチャートであり、入力色成分が属する領
域を決定する段階(第50段階から第54段階)及びレ
ベル増加率を求める段階(第56段階及び第58段階)
を含んで構成される。
【0091】本発明に係る他の実施形態によれば、入力
色成分R0、G0及びB0のうちの最大値M1及び最小値M
2を抽出する(第50段階)。第50段階の後に、最小
値M 2をK4倍した値を最大値M1から減算する(第52
段階)。第52段階の後に、最小値M2をK4倍した値を
最大値M1から減算して得られた減算結果が第2しきい
値より大きいか否かを判断する(第54段階)。例え
ば、第2しきい値は「0」となり得る。
【0092】ここで、最小値M2をK4倍した値を最大値
1から減算して得られた減算結果が第2しきい値より
大きければ、入力色成分R0、G0及びB0は第1スケー
リング空間に属する。しかし、最小値M2をK4倍した値
を最大値M1から減算して得られた減算結果が第2しき
い値以下であれば、入力色成分R0、G0及びB0は第2
スケーリング空間に属する。
【0093】もし、最小値M2をK4倍した値を最大値M
1から減算して得られた減算結果が第2しきい値より大
きいと判断されれば、最小値M2と許容光量増加率K3
を乗算した結果を、最大値M1から減算して得られた減
算結果であるM1−K3×M2と最大値M1との比率を計算
により求め、下記式(8)に示すように計算された比率
をレベル増加率S1に決定して第14段階へ進む(第5
6段階)。
【0094】
【数12】
【0095】しかし、最小値M2をK4倍した値を最大値
1から減算して得られた減算結果が第2しきい値以下
であると判断されれば、第2所定値をレベル増加率S1
に決定し、第14段階へ進む(第58段階)。ここで、
第2所定値は、入力色成分とは独立させて決定され、前
記第1所定値K4と同一の値とされる。
【0096】その結果、入力色成分R0、G0及びB0
第1スケーリング空間に属するときには入力色成分
0、G0及びB0からレベル増加率S1が求められ、入力
色成分R 0、G0及びB0が第2スケーリング空間に属す
るときには入力色成分R0、G0及びB0とは独立させて
レベル増加率S1が求められる。
【0097】本発明に係る映像の輝度変更方法は、図4
に示すように、前記第10段階は必須ではなく、前記第
10段階を備えない場合でも本発明の効果を奏すること
が可能である。この場合、レベル増加率は第4色成分が
含まれる色領域に応じて求められる(第12段階)。
【0098】一方、第12段階後に、レベル増加率S1
を用いて入力色成分R0、G0及びB0をスケーリングし
て得られたスケーリング結果を入力色成分R0、G0及び
0の増加値R2、G2及びB2に決定する(第14段
階)。
【0099】本発明の実施形態によれば、第12段階後
に、レベル増加率S1と入力色成分R0、G0及びB0とを
各々乗算し、下記式(9)に示すように乗算された乗算
結果を増加値R2、G2及びB2に決定して第16段階へ
進む(第14段階)。
【0100】
【数13】
【0101】すなわち、入力色成分R0、G0及びB0
第2スケーリング空間に属するとき、レベル増加率S1
と入力色成分R0、G0及びB0とを前記式(9)に示す
ように乗算すれば、入力色成分R0、G0及びB0は大き
くなりつつ入力色成分R0、G0及びB0のベクトル方向
は一定に保持されうる。例えば、前記式(9)を用いれ
ば、入力色成分R0、G0及びB0に該当する図2のP点
は増加値R2、G2及びB2に該当するP’点となる。
【0102】しかし、入力色成分R0、G0及びB0が第
1スケーリング空間に属するとき、入力色成分R0、G0
及びB0のベクトル方向の延長線と各々交わる入力色領
域の交点IP1及び出力色領域の交点IP2から下記式
(10)に示すようにレベル増加率S1を求める。
【0103】
【数14】
【0104】ここで、交点IP1は図2に示すK点であ
って、(R3、G3、B3)に該当し、交点IP2は図2に
示すH点に該当する。従って、前記式(10)は線分O
rg−H及び線分Org−K間の長さ比によってレベル
増加率S1を決定する。このとき、図2に示すように、
線分K−K’と線分R’−Bとは同じ傾斜を有するた
め、交点IP2に該当する線分Org−Hに対する交点
IP1に該当する線分Org−K間の長さ比は、線分O
rg−R’に対する線分Org−K’間の長さ比と同じ
である。ここで、点K’は(R4、G4、B4)に該当す
る。従って、入力色成分R0、G0及びB0が点Qである
場合、レベル増加率S1と点Qとを乗算すれば、出力色
領域内の1点Q”を得ることができる。
【0105】レベル増加率S1の計算のための他の方法
は、点K’の代わりに点J及び点J’を用いることであ
る。図2に示すように、線分K−K’及び線分R’−B
は線分Q−J’とも同じ傾斜を有するため、交点IP2
に該当する線分Org−Hに対する交点OP1に該当す
る線分Org−Kの比率は線分Org−Jに対する線分
Org−J’の比率と同じである。ここで、線分Org
−Jは前記式(8)のM1に該当し、線分Org−J’
は前記式(8)中のM1−K3×M2に該当する。その結
果、入力色成分R0、G0及びB0が点Qである場合、レ
ベル増加率S1と点Qとを乗算すれば、出力色領域内の
1点Q”を得ることができる。
【0106】一方、第14段階で求められた前記式
(9)で表わされる増加値R2、G2及びB2は、入力色
成分R0、G0及びB0の輝度を上げた結果であるため、
実質的に第4色成分を含んでいる。従って、第14段階
後に、増加値R2、G2及びB2を用いて第4色成分の値
outを求める(第16段階)。第16段階に関する本
発明に係る実施形態について下記の通りに説明する。
【0107】図7は、図4に示す第16段階に関する本
発明に係る一実施形態16Aを説明するためのフローチ
ャートであり、増加値のうち一部値(前記入力色成分の
増加値のうちの一部の値)を第4色成分の値Woutに決
定する段階(第90段階)及び第4色成分の値Wout
第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値k2より大き
いか否かにより第4色成分の値Woutを更新する段階
(第92段階及び第94段階)を含んで構成される。
【0108】第14段階後に、増加値R2、G2及びB2
のうち一部値(前記入力色成分の増加値のうちの一部の
値)Wmを第4色成分の値Woutに決定する(第90段
階)。ここで、一部値Wmは増加値R2、G2及びB2のう
ちの最小値または重み付け値を有する最小値になり、ま
た増加値R2、G2及びB2のうちの最大値(例えば、K4
=1の場合に511)から3種類の入力色成分が有し得
る輝度レベルの最大値(例えば、255)を減算した結
果にもなりうる。また、一部値Wmは増加値R2、G2
びB2のうちの最小値と増加値R2、G2及びB2のうちの
最大値から3色成分の最大値を減算した結果との平均を
取って用いることができる。一部値Wmは下記式(1
1)で定義される。
【0109】
【数15】
【0110】前記式(11)中、M8は増加値R2、G2
及びB2のうちの最小値であり、M9は増加値R2、G2
びB2のうちの最大値から3種類の入力色成分が有し得
る輝度レベルの最大値を減算した結果に該当し、係数a
1、a2及びa3は各々重み付け値を表わす。
【0111】第90段階後に、決定された第4色成分の
値Woutが第3しきい値より大きいか否かを判断する
(第92段階)。ここで、第3しきい値は第4色成分が
有し得る輝度レベルの最大値k2であり、許容光量増加
率K3に応じて決定される。
【0112】もし、決定された第4色成分の値Wout
第3しきい値以下であると判断されれば、第18段階へ
進む。しかし、決定された第4色成分の値Woutが、第
4色成分が有し得る輝度レベルの最大値k2である第3
しきい値より大きいと判断されれば、決定された第4色
成分の値Woutを第4色成分が有し得る輝度レベルの最
大値k2である第3しきい値に更新し、第18段階へ進
む(第94段階)。例えば、K3=1の場合、第3しき
い値は255になりうる。
【0113】第16段階後に、入力色成分R0、G0及び
0の輝度を上げた結果に該当する出力色成分Rout、G
out及びBoutを第4色成分の値Woutと増加値R2、G2
及びB2とを用いて求める(第18段階)。
【0114】本発明の一実施形態によれば、3種類の入
力色成分R0、G0及びB0により生成された第4色成分
と第4色チャンネルにおいて再現される第4色成分とが
同じであると仮定するとき、下記式(12)に示すよう
に、第16段階後に、増加値R2、G2及びB2から第4
色成分Woutの値を減算し、減算された結果を出力色成
分Rout、Gout及びBoutに決定する(第18段階)。
【0115】
【数16】
【0116】すなわち、前記式(12)は入力色成分R
0、G0及びB0の配合比Ra、Ga及びBaがいずれも同じ
場合に求められた出力色成分Rout、Gout及びBout
表わす。
【0117】しかし、入力色成分R0、G0及びB0によ
り生成された第4色成分と第4色チャンネルにおいて再
現される第4色成分とが同じではなく、第4色成分が任
意のカラー成分である場合、すなわち、第4色チャンネ
ルにおける出力光度EWを3色成分にベクトル分解した
とき、分解された成分別の光度EW#r、EW#g及びEW# b
のうち少なくとも一つが異なる場合、図4に示す第18
段階に関する本発明の他の実施形態は下記の通りであ
る。
【0118】図8は、図4に示す第18段階に関する本
発明に係る他の実施形態18Aを説明するためのフロー
チャートであり、配合比Ra、Ga及びBaと第4色成分
の値Woutとを乗算した結果を増加値R2、G2及びB2
ら減算する段階(第110段階及び第112段階)を含
んでなる。
【0119】第16段階後に、第4色チャンネルにおけ
る出力光度EWを3色成分にベクトル分解し、ベクトル
分解された結果である成分別の光度EW#r、EW#g及びE
W#b間の比率よりなる配合比Ra、Ga及びBaと第4色成
分の値Woutとを成分別に各々乗算する(第110段
階)。このとき、配合比Ra、Ga及びBaは下記式(1
3)で定義される。
【0120】
【数17】
【0121】前記式(13)中、関数[F(a、b、
c)]は因子a、b及びcのうちの最大値または最小値
を意味し、係数b1、b2及びb3は成分別の重み付け値
である。
【0122】第110段階後に、乗算された結果を増加
値R2、G2及びB2から減算し、減算された結果を出力
色成分Rout、Gout及びBoutに決定する(第112段
階)。その結果、図8に示す実施形態18Aにより求め
られた出力色成分Rout、Go ut及びBoutは下記式(1
4)で表わされる。
【0123】
【数18】
【0124】以下、添付した図面に基づき、前記映像の
輝度変更方法を実行する本発明に係る映像の輝度変更装
置の構成及び動作について下記の通りに説明する。図9
は、本発明に係る映像の輝度変更装置のブロック図であ
り、領域決定部140、増加率計算部142、増加値計
算部144、第4色成分値計算部146及び出力色成分
計算部148を備える。
【0125】図9に示す領域決定部140は、図4に示
す第10段階を実行するために、図2に示す色領域を表
わす領域のうち外部より入力端子IN1を介して入力さ
れた3種類の入力色成分R0、G0及びB0である第1色
成分、第2色成分及び第3色成分が属する領域を決定
し、決定された結果を第1制御信号C1として増加率計
算部142に出力する。このとき、領域決定部140は
3種類の入力色成分R0、G0及びB0が属する領域を、
入力端子IN1を介して外部より入力された許容光量増
加率K3に応じて決定することができる。
【0126】増加率計算部142は、第12段階を実行
するために、領域決定部140より入力された第1制御
信号C1に応答して入力端子IN1を介して入力された
入力色成分R0、G0及びB0からレベル増加率S1を計算
し、計算されたレベル増加率S1を増加値計算部144
に出力する。このとき、増加率計算部142は、許容光
量増加率K3に応じてレベル増加率S1を計算することが
できる。
【0127】以下、図9に示す領域決定部140及び増
加率計算部142の本発明に係る実施形態の各々の構成
及び動作について下記の通りに説明する。図10は、図
9に示す領域決定部140の本発明で好適な一実施形態
140Aのブロック図であり、交点計算部160及び第
1比較部162を備える。
【0128】図10に示す交点計算部160は、図5に
示す第30段階を実行するために、入力色成分R0、G0
及びB0を表わす入力ベクトルを色領域の境界に延ばす
ときに境界と交わる交点R3、G3及びB3を、入力端子
IN2を介して外部より入力された入力色成分R0、G0
及びB0から計算し、計算された交点R3、G3及びB3
第1比較部162に出力する一方、出力端子OUT2を
介して増加率計算部142に出力することもできる。
【0129】このために、交点計算部160は、第1最
大値抽出部170、第1除算部172及び第1乗算部1
74を備える。ここで、第1最大値抽出部170は入力
端子IN2を介して入力される入力色成分R0、G0及び
0のうちの最大値を抽出し、抽出された最大値を第1
除算部172に出力する。
【0130】第1除算部172は入力色成分R0、G0
びB0が有し得る輝度レベルの最大値k1を第1最大値抽
出部170より入力された最大値で除算し、除算された
結果を第1乗算部174に出力する。第1乗算部174
は第1除算部172より入力された前記除算された結果
と入力色成分R0、G0及びB0とを乗算し、乗算された
結果を交点R3、G3及びB3として出力する。その結
果、交点計算部160は前記式(3)で表わされる交点
を計算する。
【0131】このとき、第1比較部162は、第32段
階を実行するために、交点計算部160より入力された
交点R3、G3及びB3の座標と第1しきい値とを比較
し、比較された結果を第1制御信号C1として増加率計
算部142に出力する。
【0132】図11は、図9に示す増加率計算部142
の本発明に係る一実施形態142Aのブロック図であ
り、第1最小値抽出部190、第2乗算部191、第1
減算部192、第2最大値抽出部194、第2除算部1
96及び第1バイパス部198を備える。
【0133】図11に示す増加率計算部142Aの第1
最小値抽出部190、第2乗算部191及び第1減算部
192は第36段階、すなわち、前記式(6)を実行す
る。ここで、第1最小値抽出部190は領域決定部14
0より入力された第1制御信号C1に応答して、入力端
子IN3を介して入力された交点R3、G3及びB3の座
標のうちの最小値を抽出し、抽出された最小値を第2乗
算部191に出力する。
【0134】このために、第1最小値抽出部190は、
交点R3、G3及びB3を図10に示す領域決定部14
0、例えば交点計算部160から入力してもよく、入力
端子IN3を介して外部より入力された入力色成分
0、G0及びB0から自ら計算してもよい。前記第1最
小値抽出部190は第1制御信号C1を介して交点R3
3及びB3のうち少なくとも一つが第1しきい値より小
さいと判断されたときに限り、交点R3、G3及びB3
うちの最小値を抽出する。
【0135】すなわち、第1制御信号C1を介して交点
3、G3及びB3の座標のうち少なくとも一つが第1し
きい値より小さと判断されないとき、第1最小値抽出部
190は交点R3、G3及びB3の座標のうちの最小値を
抽出しない。第2乗算部191は、第1最小値抽出部1
90より入力された最小値と外部より入力された許容光
量増加率K3とを乗算し、乗算された結果を第1減算部
192に出力する。このとき、第1減算部192は、第
2乗算部191より入力された前記乗算された結果を交
点の座標各々R3、G3及びB3から減算し、減算された
結果を第2最大値抽出部194に出力する。
【0136】もし、許容光量増加率K3が1に設定され
た場合、図11に示す増加率計算部142Aは第2乗算
部191を備えなくてもよい。この場合、第1減算部1
92は第1最小値抽出部190より入力された最小値を
交点の各座標R3、G3及びB 3から減算し、減算された
結果を第2最大値抽出部194に出力する。
【0137】図11に示す第2最大値抽出部194及び
第2除算部196は、第38段階すなわち、前記式
(7)を実行する。ここで、第2最大値抽出部194
は、第1減算部192より入力された前記減算された結
果R4、G4及びB4のうちの最大値を抽出し、抽出され
た最大値を第2除算部196に出力する。第2除算部1
96は入力色成分R0、G0及びB0が有し得る輝度レベ
ルの最大値k1を第2最大値抽出部194より入力され
た最大値で除算し、除算された結果をレベル増加率S1
として増加値計算部144に出力端子OUT3を介して
出力する。
【0138】このとき、第1バイパス部198は、第3
4段階を実行するために、領域決定部140より入力さ
れた第1制御信号C1に応答して第1所定値をレベル増
加率S1として出力端子OUT4を介して出力する。例
えば、第1制御信号C1から交点R3、G3及びB3の座標
のうちいずれも第1しきい値より小さくないと判断され
るとき、第1バイパス部198は第1所定値をレベル増
加率S1として出力端子OUT4を介して出力する。
【0139】図12は、図9に示す領域決定部140の
本発明に係る他の実施形態140Bのブロック図であ
り、第3最大値抽出部210、第2最小値抽出部21
2、第3乗算部214、第2減算部216及び第2比較
部218を備える。図12に示す領域決定部140B
は、図6に示す第50段階ないし第54段階を実行す
る。すなわち、第50段階を実行するために、第3最大
値抽出部210は入力端子IN4を介して外部より入力
された入力色成分R0、G0及びB0のうちの最大値M1
抽出し、第2最小値抽出部212は入力端子IN4を介
して外部より入力された入力色成分R0、G0及びB0
うちの最小値M2を抽出する。このとき、第52段階を
実行するために、第3乗算部214及び第2減算部21
6が設けられる。
【0140】ここで、第3乗算部214は、第2最小値
抽出部212より入力された最小値M2と第1所定値K4
とを乗算し、乗算された結果を第2減算部216に出力
する。第2減算部216は、第3乗算部214より入力
された前記乗算された結果を第3最大値抽出部210よ
り入力された最大値M1から減算し、減算された結果を
第2比較部218に出力する。第54段階を実行するた
めに、第2比較部218は、第2減算部216より入力
された前記減算された結果と第2しきい値とを比較し、
比較された結果を第1制御信号C1として増加率計算部
142に出力する。
【0141】図13は、図9に示す増加率計算部142
の本発明に係る他の実施形態142Bのブロック図であ
り、第4乗算部231、第3減算部230、第3除算部
232及び第2バイパス部234を備える。図13に示
す増加率計算部142Bは、第56段階すなわち、前記
式(8)を実行するために、第4乗算部231、第3減
算部230及び第3除算部232を備える。
【0142】ここで、第4乗算部231は、領域決定部
140より入力された最小値M2と外部より入力される
許容光量増加率K3とを乗算し、乗算された結果を第3
減算部230に出力する。第3減算部230は、領域決
定部140より入力された第1制御信号C1に応答して
最大値M1から第4乗算部231より入力された前記乗
算された結果を減算し、減算された結果を第3除算部2
32に出力する。
【0143】このために、最大値M1及び最小値M2は、
図9に示す領域決定部140、例えば、図12に示す第
3最大値抽出部210及び第2最小値抽出部212より
第3減算部230に別々に入力されてもよく、入力端子
IN1を介して外部より入力された入力色成分R0、G0
及びB0から増加率計算部142により自ら生成された
後に第3減算部230に入力されてもよい。
【0144】もし、許容光量増加率K3が1である場
合、図13に示す増加率計算部142Bは第4乗算部2
31を備えない。このとき、第3減算部230は領域決
定部140より入力された第1制御信号C1に応答して
最大値M1から最小値M2を減算し、減算された結果を第
3除算部232に出力する。
【0145】このとき、第3除算部232は入力色成分
0、G0及びB0のうちの最大値M1を第3減算部230
により減算された結果で除算し、除算された結果をレベ
ル増加率S1として出力端子OUT5を介して増加値計
算部144に出力する。
【0146】このとき、第58段階を実行するために、
第2バイパス部234は、領域決定部140より入力さ
れた第1制御信号C1に応答して、第2所定値K4をレベ
ル増加率S1として出力端子OUT6を通じ増加値計算
部144に出力する。例えば、第1制御信号C1を通し
て最大値M1から最小値M2をK4倍した値を減算した結
果が第2しきい値より大きくないと判断されれば、第2
所定値K4をレベル増加率S1として出力端子OUT6を
介して増加値計算部144に出力する。
【0147】本発明によれば、図9に示す映像の輝度変
更装置は、領域決定部140を備えなくてもよい。この
場合、第12段階を実行するために、増加率計算部14
2は、入力端子IN1を介して入力された許容光量増加
率k3及び入力色成分R0、G 0及びB0からレベル増加率
1を計算する。
【0148】一方、図4に示す第14段階を実行するた
めに、増加値計算部144は、外部より入力端子IN1
を介して入力された入力色成分R0、G0及びB0を増加
率計算部142より入力されたレベル増加率S1に応じ
てスケーリングし、得られたスケーリング結果を入力色
成分R0、G0及びB0の増加値R2、G2及びB2として第
4色成分値計算部146及び出力色成分計算部148に
出力する。
【0149】図14は、図9に示す増加値計算部144
の本発明に係る一実施形態144Aのブロック図であ
り、第5乗算部250を備える。図14に示す増加値計
算部144Aの第5乗算部250は、増加率計算部14
2より入力端子IN5を介して入力されたレベル増加率
1と入力端子IN6を介して外部より入力された入力
色成分R0、G0及びB0とを各々乗算し、乗算された結
果を増加値R2、G2及びB2として出力する。すなわ
ち、増加値計算部144Aの第5乗算部250は、前記
式(9)を用いて増加値R2、G2及びB2を計算する。
【0150】一方、第16段階を実行するために、第4
色成分値計算部146は、増加値計算部144より入力
された増加値R2、G2及びB2から第4色成分の値Wout
を計算し、計算された第4色成分の値Woutを出力色成
分計算部148に出力する。
【0151】図15は、図9に示す第4色成分計算部1
46の本発明に係る好適な一実施形態146Aのブロッ
ク図であり、第3最小値抽出部280、第3比較部28
2、第1更新部284及び第3バイパス部286を備え
て構成されている。
【0152】図15に示す第4色成分値計算部146A
の第3最小値抽出部280は、図7に示す第90段階を
実行するために、増加値計算部144より入力端子IN
7を介して入力された増加値R2、G2及びB2のうちの
最小値を抽出し、抽出された最小値を第3比較部282
及び第3バイパス部286に出力する。第92段階を実
行するために、第3比較部282は、第3最小値抽出部
280より入力された最小値と第4色成分が有し得る輝
度レベルの最大値k2とを比較し、比較された結果を第
2制御信号C2として第1更新部284及び第3バイパ
ス部286に各々出力する。
【0153】このとき、第3バイパス部286は、第3
比較部282より入力された第2制御信号C2に応答し
て第3最小値抽出部280より入力された最小値をバイ
パスし、出力端子OUT8を介して出力色成分計算部1
48に第4色成分の値として出力する。例えば、第3バ
イパス部286は、第3比較部282より入力された第
2制御信号C2を通して第4色成分の値Woutがk2より
大きくないと判断されれば、第3最小値抽出部280よ
り入力された最小値をバイパスし、出力端子OUT8を
介して出力色成分計算部148に第4色成分の値として
出力する。
【0154】第94段階を実行するために、第1更新部
284は、第3比較部282より入力された第2制御信
号C2に応答して、第4色成分の値を第4色成分が有し
得る輝度レベルの最大値k2に更新し、更新された第4
色成分の値Woutを出力色成分計算部148に出力端子
OUT9を介して出力する。例えば、第1更新部284
は、第3比較部282より入力された第2制御信号C2
を通して第4色成分の値がk2より大きいと判断されれ
ば、第4色成分の値をk2に更新し、更新された第4色
成分の値Woutを出力色成分計算部148に出力端子O
UT9を介して出力する。
【0155】図16は、図9に示す第4色成分計算部1
46の本発明に係る他の好適な実施形態146Bのブロ
ック図であり、第4最大値抽出部320、第4比較部3
22、第4減算部324、第5比較部326、第2更新
部328及び第4バイパス部330を備える。
【0156】図16に示す第4色成分値計算部146B
の第4最大値抽出部320、第4比較部322及び第4
減算部324は、図7に示す第90段階を実行する。こ
こで、第4最大値抽出部320は、増加値計算部144
より入力端子IN8を介して入力された増加値R2、G2
及びB2のうちの最大値を抽出し、抽出された最大値を
第4色成分の値に決定して第4比較部322及び第4減
算部324に各々出力する。
【0157】第4比較部322は、第4最大値抽出部3
20より入力された最大値と第4色成分が有し得る輝度
レベルの最大値k2である第3しきい値とを比較し、比
較された結果を第3制御信号C3として第4減算部32
4に出力する。第4減算部324は、第4比較部322
より入力された第3制御信号C3を通して第4最大値抽
出部320の出力である最大値が第3しきい値より大き
いと判断されれば、第4最大値抽出部320から出力さ
れる最大値からk2を減算し、減算された結果を第5比
較部326に出力する。しかし、第3制御信号C3を通
して第4最大値抽出部320の出力である最大値が第3
しきい値より大きくないと判断されれば、第4減算部3
24は「0」、例えば、k2からk2を減算した結果を第
5比較部326に出力する。
【0158】第5比較部326及び第4バイパス部33
0は第92段階を実行する。ここで、第5比較部326
は、第4減算部324より入力された前記減算された結
果と第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値k2とを
比較し、比較された結果を第4制御信号C4として第2
更新部328及び第4バイパス部330に各々出力す
る。
【0159】もし、第4減算部324において減算され
た結果がk2より大きければ、第5比較部326は第2
更新部328がイネーブルされるように第4制御信号C
4を発振する。しかし、第4減算部324において減算
された結果がk2より大きくなければ、第5比較部32
6は第4バイパス部330がイネーブルされるように第
4制御信号C4を発振する。第4バイパス部330は第
5比較部326より入力された第4制御信号C4に応答
してイネーブルされ、第4減算部324より入力された
前記減算された結果をバイパスし、出力端子OUT10
を介して出力色成分計算部148に第4色成分の値とし
て出力する。
【0160】第94段階を実行するために、第2更新部
328は第5比較部326より入力された第4制御信号
4に応答してイネーブルされ、第4色成分が有し得る
輝度レベルの最大値k2に第4色成分の値を更新して出
力端子OUT11を介して出力色成分計算部148に出
力する。
【0161】図17は、図9に示す第4色成分計算部1
46の本発明に係る更に他の好適な実施形態146Cの
ブロック図であり、第5最大値抽出部340、第4最小
値抽出部342、第6比較部344、第5減算部34
6、第6乗算部348、第7乗算部350、最小値設定
部352、加算部354、第7比較部356、第3更新
部358、第4除算部360及び第5バイパス部362
を備える。
【0162】図17に示す第4色成分値計算部146C
の第5最大値抽出部340、第4最小値抽出部342、
第6比較部344、第5減算部346、第6乗算部34
8、第7乗算部350、最小値設定部352、加算部3
54及び第4除算部360は、図7に示す第90段階を
実行する。
【0163】ここで、第5最大値抽出部340は、増加
値計算部144より入力端子IN9を介して入力された
増加値R2、G2及びB2のうちの最大値を抽出し、抽出
された最大値を第6比較部344及び第5減算部346
に出力する。第6比較部344は、第5最大値抽出部3
40より入力された最大値と第4色成分が有し得る輝度
レベルの最大値k2である第3しきい値とを比較し、比
較された結果を第5制御信号C5として第5減算部34
6、最小値設定部352及び加算部354に各々出力す
る。もし、入力された最大値が第3しきい値より大きけ
れば、第6比較部344は第5減算部346をイネーブ
ルするように第5制御信号C5を発振する。
【0164】しかし、入力された最大値が第3しきい値
より大きくなければ、第6比較部344は最小値設定部
352をイネーブルするように第5制御信号C5を発振
する。最小値設定部352は第5制御信号C5に応答し
てイネーブルされ、第4色成分が有し得る輝度レベルの
最小値k2’、例えば「0」を加算部354に出力す
る。第5減算部346は第6比較部344より入力され
た第5制御信号C5に応答してイネーブルされ、第5最
大値抽出部340より入力された最大値からk2を減算
し、減算された結果を第6乗算部348に出力する。第
6乗算部348は第5減算部346より入力された前記
減算された結果と係数a2とを乗算し、乗算された結果
を加算部354に出力する。
【0165】一方、第4最小値抽出部342は、増加値
計算部144より入力端子IN9を介して入力された増
加値R2、G2及びB2のうちの最小値を抽出し、抽出さ
れた最小値を第7乗算部350に出力する。第7乗算部
350は第4最小値抽出部342より入力された前記抽
出された最小値と係数a1とを乗算し、乗算された結果
を加算部354に出力する。
【0166】加算部354は第6乗算部348から出力
される前記乗算された結果及び最小値設定部352から
出力される最小値のうちいずれか一方に第7乗算部35
0から出力される前記乗算された結果を加算し、加算さ
れた結果を第4除算部360に出力する。例えば、加算
部354は、第5制御信号C5を通して第5最大値抽出
部340の出力が第3しきい値より大きいと判断されれ
ば、第6乗算部348において乗算された結果に第7乗
算部350において乗算された結果を加算する。
【0167】しかし、第5制御信号C5を通して第5最
大値抽出部340の出力が第3しきい値より大きくない
と判断されれば、加算部354は最小値設定部352の
出力に第7乗算部350の出力を加算する。
【0168】本発明によれば、図17に示す第4色成分
計算部146Cは、第6及び第7乗算部348及び35
0を備えなくてもよい。この場合、加算部354は、第
5減算部346から出力される前記減算された結果及び
最小値設定部352から出力される最小値のうちいずれ
か一方に第4最小値抽出部342より入力された最小値
を加算し、加算された結果を第4除算部360に出力す
る。
【0169】第4除算部360は、加算部354から出
力される前記加算された結果を係数a3で除算し、除算
された結果を第7比較部356及び第5バイパス部36
2に各々出力する。
【0170】第7比較部356及び第5バイパス部36
2は第92段階を実行する。ここで、第7比較部356
は、第4除算部360より入力された前記除算された結
果と第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値k2であ
る第3しきい値とを比較し、比較された結果を第6制御
信号C6として第3更新部358及び第5バイパス部3
62に出力する。もし、第4除算部360から出力され
る前記除算された結果が第3しきい値より大きければ、
第7比較部356は第3更新部358をイネーブルする
ように第6制御信号C6を発振する。
【0171】しかし、第4除算部360から出力される
前記除算された結果が第3しきい値より大きくなけれ
ば、第7比較部356は第5バイパス部362をイネー
ブルするように第6制御信号C6を発振する。第5バイ
パス部362は第7比較部356より入力された第6制
御信号C6に応答してイネーブルされ、第4除算部36
0より入力された前記除算された結果をバイパスし、出
力端子OUT12を介して出力色成分計算部148に第
4色成分の値として出力する。
【0172】第94段階を実行するために、第3更新部
358は第7比較部356より入力された第6制御信号
6に応答してイネーブルされ、第4色成分が有し得る
輝度レベルの最大値k2である第3しきい値に第4色成
分の値を更新し、出力端子OUT13を介して出力色成
分計算部148に出力する。
【0173】図9に示す出力色成分計算部148は、第
18段階を実行するために、入力色成分R0、G0及びB
0の輝度を上げた出力色成分Rout、Gout及びBoutを増
加値計算部144より入力された増加値R2、G2及びB
2及び第4色成分値計算部146より入力された第4色
成分の値Woutから計算し、計算された出力色成分
o ut、Gout及びBoutを、出力端子OUT1を介して
出力する。
【0174】図18は、図9に示す出力色成分計算部1
48の本発明で好適な一実施形態148Aのブロック図
であり、第6減算部390を備える。図18に示す第6
減算部390は、入力端子IN10を介して増加値計算
部144より入力された増加値R2、G2及びB2から入
力端子IN11を介して第4色成分値計算部146より
入力された第4色成分の値Woutを減算し、減算された
結果を出力色成分Rout、Gout及びBoutとして出力端
子OUT14を介して出力する。すなわち、第6減算部
390は、前記式(12)を用いて出力色成分Rout
out及びBoutを計算する。
【0175】図19は、図9に示す出力色成分計算部1
48の本発明に係る他の実施形態148Bのブロック図
であり、第8乗算部400及び第7減算部402を備え
る。図19に示す第8乗算部400は、図8に示す第1
10段階を実行するために、入力色成分R0、G0及びB
0の配合比Ra、Ga及びBaと入力端子IN12を介して
第4色成分値計算部146より入力された第4色成分の
値Woutとを各々乗算し、乗算された結果を第7減算部
402に出力する。第112段階を実行するために、第
7減算部402は、入力端子IN13を介して増加値計
算部144より入力された増加値R2、G2及びB2から
第8乗算部400において乗算された結果を減算し、減
算された結果を出力色成分Rout、Gout及びBoutとし
て出力端子OUT15を介して出力する。
【0176】以上の通り、図9に示す本発明に係る映像
の輝度変更装置は、入力端子IN1を介して3種類の入
力色成分R0、G0及びB0を入力して、出力端子OUT
1を介して3種類の出力色成分Rout、Gout及びBout
と、第4色成分の値Woutとを出力することが可能とい
うことがわかる。
【0177】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば、以下の効果を奏する。すなわち、本発明に係る
映像の輝度変更方法及び装置によれば、入力色成分の輝
度を調整する輝度のレベル増加率を、色領域を考慮して
入力色成分に応じて適応的に調節するので、入力色成分
のクリッピングを防止することができ、且つ、第4色成
分を追加して出力映像の輝度を上げるときに純度が低下
するという問題を解消することができ、その結果、入力
色成分と同じ色及び純度を保持して、輝度のみを上げた
出力映像を獲得することを可能とし、ひいては3種類の
入力色成分を4種類の出力色成分に比較的簡便に変換さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3種類の入力色成分である第1、第2及び第3
色成分(例えば、RGB)を3次元色空間において示す
図面である。
【図2】4種類の第1、第2、第3及び第4色成分(例
えば、RGBW)をRG及びWを用いて2次元上におい
て例示的に示す図面である。
【図3】4種類の色成分(例えば、RGBW)をRG及
びWを用いて2次元上において例示的に示す他の図面で
ある。
【図4】本発明に係る映像の輝度変更方法を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】図4に示す第10段階及び第12段階に関する
本発明で好適な一実施形態を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】図4に示す第10段階及び第12段階に関する
本発明に係る他の好適な実施形態を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】図4に示す第16段階に関する本発明に係る一
実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図8】図4に示す第18段階に関する本発明に係る他
の実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明に係る映像の輝度変更装置のブロック図
である。
【図10】図9に示す領域決定部の本発明で好適な一実
施形態のブロック図である。
【図11】図9に示す増加率計算部の本発明に係る一実
施形態のブロック図である。
【図12】図9に示す領域決定部の本発明に係る他の実
施形態のブロック図である。
【図13】図9に示す増加率計算部の本発明に係る他の
実施形態のブロック図である。
【図14】図9に示す増加値計算部の本発明に係る一実
施形態のブロック図である。
【図15】図9に示す第4色成分計算部の本発明で好適
な一実施形態のブロック図である。
【図16】図9に示す第4色成分計算部の本発明で好適
な他の実施形態のブロック図である。
【図17】図9に示す第4色成分計算部の本発明で好適
な更に他の実施形態のブロック図である。
【図18】図9に示す出力色成分計算部の本発明で好適
な一実施形態のブロック図である。
【図19】図9に示す出力色成分計算部の本発明に係る
他の実施形態のブロック図である。
フロントページの続き (72)発明者 金 昌 容 大韓民国 京畿道 龍仁市 駒城面 宝亭 里 1161番地 鎮山マウル 三星5次アパ ート 502棟 1305号 (72)発明者 徐 亮 錫 大韓民国 ソウル特別市 江北区 水踰洞 181−16番地 (72)発明者 洪 昌 完 大韓民国 京畿道 水原市 八達区 靈通 洞 1046−1番地 清明マウル 三星来美 安アパート 431棟 1104号 Fターム(参考) 5C066 CA27 EA07 GA05 JA03 JA05 KA12 KD03 KE02 KE03 KM11 5C080 CC03 DD01 EE28 EE30 GG09 JJ02 JJ05 JJ07

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第4色成分が属する色領域に従っ
    て、3種類の入力色成分である第1色成分、第2色成分
    および第3色成分の輝度を上げる度合いを示すレベル増
    加率を求める段階と、 (b)前記レベル増加率を用いて前記入力色成分をスケ
    ーリングして得られたスケーリング結果を前記入力色成
    分の増加値に決定する段階と、 (c)前記入力色成分の増加値を用いて前記第4色成分
    の値を求める段階と、 (d)前記入力色成分の輝度を上げた出力色成分を前記
    第4色成分の値及び前記入力色成分の増加値を用いて求
    める段階と、を含み、 前記レベル増加率は、第1所定値以下として構成される
    ことを特徴とする映像の輝度変更方法。
  2. 【請求項2】 前記映像の輝度変更方法は、 (e)2種類以上の領域より構成される色領域で、前記
    入力色成分である第1色成分、第2色成分及び第3色成
    分が属する領域を決定して前記段階(a)へ進む段階
    を、更に含み、 前記段階(a)は、前記段階(e)で決定された領域に
    応じて前記レベル増加率を求めることを特徴とする請求
    項1に記載の映像の輝度変更方法。
  3. 【請求項3】 前記段階(e)及び段階(a)は光量増
    加率を用いて行われ、 前記光量増加率は、予め可変可能に構成されることを特
    徴とする請求項2に記載の映像の輝度変更方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(e)は、 前記入力色成分を表わす入力ベクトルを、前記色領域の
    境界に延ばすときに前記境界と交わる交点を求める段階
    と、 前記交点の座標のうち少なくとも一つが第1しきい値よ
    り小さいか否かを判断する段階と、を含み、 前記交点のうちの少なくとも一つが前記第1しきい値よ
    り小さければ、前記入力色成分は固定されていない第1
    スケーリング空間に属し、前記交点のうちのいずれも前
    記第1しきい値より小さくなければ、前記入力色成分は
    固定された第2スケーリング空間に属することを特徴と
    する請求項3に記載の映像の輝度変更方法。
  5. 【請求項5】 前記第1しきい値は、RGB各色成分に
    おける光量増加率である、前記光量増加率の成分光量増
    加率のうちの最大値または最小値に該当する許容光量増
    加率に応じて決定されることを特徴とする請求項4に記
    載の映像の輝度変更方法。
  6. 【請求項6】 前記段階(a)は、 (a1)前記交点の座標のうち少なくとも一つが第1し
    きい値より小さいと判断されれば、前記交点の座標のう
    ちの最小値及び前記光量増加率の成分光量増加率のうち
    の最大値または最小値に該当する許容光量増加率を乗算
    し、得られた乗算結果を前記交点の座標の各々から減算
    する段階と、 (a2)前記入力色成分の輝度レベルのうちの最大値を
    前記(a1)段階で減算された減算結果のうちの最大値
    で除算して得られた除算結果を前記レベル増加率に決定
    し、前記(b)段階へ進む段階と、 (a3)前記交点の座標のうちのいずれも前記第1しき
    い値より小さくないと判断されれば、前記第1所定値を
    前記レベル増加率に決定して前記段階(b)へ進む段階
    と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の映像の輝
    度変更方法。
  7. 【請求項7】 前記第1しきい値は下記式(5)を用い
    て決定されることを特徴とする請求項4に記載の映像の
    輝度変更方法。 【数1】 前記式(5)中、K3は前記成分光量増加率のうちの最
    大値または最小値に該当する許容光量増加率を表わし、
    前記光量増加率は各色成分における前記成分光量増加率
    で表わされ、k1は前記入力色成分が有し得る輝度レベ
    ルの最大値を表わす。
  8. 【請求項8】 前記交点R3、G3及びB3の各座標は下
    記式(4)を用いて求められることを特徴とする請求項
    4に記載の映像の輝度変更方法。 【数2】 前記式(4)中、R0、G0及びB0はそれぞれ前記入力
    色成分を表わし、M1は前記R0、G0及びB0のうちの最
    大値に該当し、k1は前記入力色成分が有し得る輝度レ
    ベルの最大値を表わす。
  9. 【請求項9】 前記段階(e)は、 前記入力色成分のうちの最大値及び最小値を抽出する段
    階と、 前記最小値の第1所定値の倍数を前記最大値から減算す
    る段階と、 前記減算された減算結果が第2しきい値より大きいか否
    かを判断する段階と、を含み、 前記減算結果が前記第2しきい値より大きければ、前記
    入力色成分は固定されていない第1スケーリング空間に
    属し、前記減算結果が前記第2しきい値以下であれば前
    記入力色成分は固定された第2スケーリング空間に属す
    るように構成することを特徴とする請求項3に記載の映
    像の輝度変更方法。
  10. 【請求項10】 前記段階(a)は、 (a1)前記減算結果が第2しきい値より大きいと判断
    されれば、前記最小値と前記光量増加率の成分光量増加
    率のうちの最大値または最小値に該当する許容光量増加
    率とを乗算して得られた乗算結果を前記最大値から減算
    し、得られた減算結果と前記最大値との比率を計算して
    得られた比率を前記レベル増加率に決定した後、前記段
    階(b)へ進む段階と、 (a2)前記減算結果が前記第2しきい値以下であると
    判断されれば、第2所定値を前記レベル増加率に決定し
    た後、前記段階(b)へ進む段階と、を含むことを特徴
    とする請求項9に記載の映像の輝度変更方法。
  11. 【請求項11】 前記(b)段階は、 前記段階(a)の後に、前記レベル増加率及び前記入力
    色成分を各々乗算し、得られた乗算結果を前記入力色成
    分の増加値に決定した後、前記段階(d)へ進むことを
    特徴とする請求項3に記載の映像の輝度変更方法。
  12. 【請求項12】 前記段階(c)は、 (c1)前記段階(b)の後に、前記入力色成分の増加
    値のうちの一部の値を前記第4色成分の値に決定する段
    階と、 (c2)前記段階(c1)で決定された値が第3しきい
    値より大きいか否かを判断し、前記段階(c1)で決定
    された値が前記第3しきい値以下であると判断されれ
    ば、前記段階(a)へ進む段階と、 (c3)前記段階(c1)で決定された値が前記第3し
    きい値より大きいと判断されれば、前記第3しきい値に
    前記第4色成分の値を更新して前記段階(d)へ進む段
    階と、を含み、 前記第3しきい値は、前記第4色成分が有し得る前記輝
    度レベルの最大値とされ、且つ、前記光量増加率の成分
    光量増加率のうちの最大値または最小値に該当する許容
    光量増加率に応じて決定されることを特徴とする請求項
    3に記載の映像の輝度変更方法。
  13. 【請求項13】 前記入力色成分の増加値のうちの一部
    の値は、前記増加値のうちの最小値に該当することを特
    徴とする請求項12に記載の映像の輝度変更方法。
  14. 【請求項14】 前記入力色成分の増加値のうちの一部
    の値は、前記増加値のうちの最大値から前記3種類の入
    力色成分が有し得る輝度レベルの最大値を減算して得ら
    れた減算結果に該当することを特徴とする請求項12に
    記載の映像の輝度変更方法。
  15. 【請求項15】 前記入力色成分の増加値のうちの一部
    の値は、前記入力色成分の増加値のうちの最大値から前
    記3種類の入力色成分が有し得る輝度レベルの最大値を
    減算して得られた減算結果及び前記増加値のうちの最小
    値を用いて求められることを特徴とする請求項12に記
    載の映像の輝度変更方法。
  16. 【請求項16】 前記段階(d)は、 前記段階(c)の後に、前記入力色成分の増加値から前
    記第4色成分の値を減算して得られた減算結果を前記出
    力色成分に決定することを特徴とする請求項3に記載の
    映像の輝度変更方法。
  17. 【請求項17】 前記段階(d)は、 (d1)前記段階(c)の後に、第4色チャンネルにお
    ける出力光度を前記3種類の入力色成分にベクトル分解
    した結果である成分毎の光度間の比率より構成される配
    合比、及び前記第4色成分の値を成分毎に各々乗算する
    段階と、 (d2)前記段階(d1)で得られた乗算結果を前記入
    力色成分の増加値から減算して得られた減算結果を前記
    出力色成分に決定する段階と、を含むことを特徴とする
    請求項3に記載の映像の輝度変更方法。
  18. 【請求項18】 前記第1所定値は、前記許容光量増加
    率に1を加算した値であることを特徴とする請求項6に
    記載の映像の輝度変更方法。
  19. 【請求項19】 前記第2所定値は、前記許容光量増加
    率に1を加算した値であることを特徴とする請求項10
    に記載の映像の輝度変更方法。
  20. 【請求項20】 外部より入力された入力色成分の輝度
    を上げる度合いに該当するレベル増加率を許容光量比及
    び前記入力色成分から計算する増加率計算部と、 前記入力色成分を前記増加率計算部より入力された前記
    レベル増加率に応じてスケーリングし、得られたスケー
    リング結果を前記入力色成分の増加値として出力する増
    加値計算部と、 前記増加値計算部より入力された前記入力色成分の増加
    値から第4色成分の値を計算して得られた前記第4色成
    分の値を出力する第4色成分値計算部と、 前記入力色成分の輝度を上げた出力色成分を、前記入力
    色成分の増加値及び前記第4色成分の値から計算し、得
    られた前記出力色成分を出力する出力色成分計算部と、
    を備え、 前記レベル増加率は、第1所定値であることを特徴とす
    る映像の輝度変更装置。
  21. 【請求項21】 前記映像の輝度変更装置は、 第4色領域で前記外部より入力された3種類の入力色成
    分である第1色成分、第2色成分及び第3色成分が属す
    る領域を決定し、得られた結果を第1制御信号として出
    力する領域決定部を、更に備え、 前記増加率計算部は、前記第1制御信号に応答して前記
    レベル増加率を求めることを特徴とする請求項20に記
    載の映像の輝度変更装置。
  22. 【請求項22】 前記領域決定部は、前記入力色成分に
    属する領域を前記光量増加率の成分光量増加率のうちの
    最大値または最小値に該当する許容光量増加率に応じて
    決定し、 前記増加率計算部は、前記許容光量増加率に応じて前記
    レベル増加率を計算することを特徴とする請求項21に
    記載の映像の輝度変更装置。
  23. 【請求項23】 前記領域決定部は、 前記入力色成分を表わすベクトルを前記色領域の境界に
    延ばすときに前記境界と交わる交点を前記入力色成分か
    ら計算する交点計算部と、 前記交点計算部より入力された前記交点の座標及び第1
    しきい値を比較して得られた比較結果を前記第1制御信
    号として出力する第1比較部と、を備えることを特徴と
    する請求項22に記載の映像の輝度変更装置。
  24. 【請求項24】 前記交点計算部は、 前記入力色成分のうちの最大値を抽出する第1最大値抽
    出部と、 前記入力色成分の輝度レベルのうちの最大値を前記第1
    最大値抽出部より入力された前記最大値で除算する第1
    除算部と、 前記第1除算部より入力された前記除算された除算結果
    及び前記入力色成分を乗算し、得られた乗算結果を前記
    交点の座標として出力する第1乗算部と、を備えること
    を特徴とする請求項23に記載の映像の輝度変更装置。
  25. 【請求項25】 前記増加率計算部は、 前記第1制御信号に応答して、前記交点計算部より入力
    された交点の座標のうちの最小値を抽出する第1最小値
    抽出部と、 前記第1最小値抽出部より入力された前記最小値を前記
    交点の座標の各々から減算して得られた減算結果を出力
    する第1減算部と、 前記第1減算部より入力された前記減算結果のうちの最
    大値を抽出する第2最大値抽出部と、 前記入力色成分の輝度レベルのうちの最大値を前記第2
    最大値抽出部より入力された前記最大値で除算し、得ら
    れた除算結果を前記レベル増加率として前記増加値計算
    部に出力する第1除算部と、 前記第1制御信号に応答して第1所定値を前記レベル増
    加率として出力する第1バイパス部と、 を備えることを特徴とする請求項23に記載の映像の輝
    度変更装置。
  26. 【請求項26】 前記増加率計算部は、 前記第1最小値抽出部より入力された前記最小値及び外
    部より入力された前記許容光量増加率を乗算し、得られ
    た乗算結果を前記第1減算部に出力する第2乗算部を、
    更に備え、 前記第1減算部は、前記第2乗算部より入力された前記
    乗算結果を前記交点の座標の各々から減算することを特
    徴とする請求項25に記載の映像の輝度変更装置。
  27. 【請求項27】 前記領域決定部は、 前記入力色成分のうちの最大値を抽出する第3最大値抽
    出部と、 前記入力色成分のうちの最小値を抽出する第2最小値抽
    出部と、 前記最小値及び第1所定値を乗算し、得られた乗算結果
    を出力する第3乗算部と、 前記第3乗算部より入力された前記乗算結果を前記第3
    最大値抽出部より入力された前記最大値から減算して得
    られた減算結果を出力する第2減算部と、 前記第2減算部より入力された前記減算結果及び第2し
    きい値を比較して得られた比較結果を前記第1制御信号
    として出力する第2比較部と、 を備えることを特徴とする請求項22に記載の映像の輝
    度変更装置。
  28. 【請求項28】 前記増加率計算部は、 前記第1制御信号に応答して前記最大値から前記最小値
    を減算して得られた減算結果を出力する第3減算部と、 前記入力色成分のうちの前記最大値を前記第3減算部か
    ら減算して得られた減算結果で除算し、得られた除算結
    果を前記レベル増加率として出力する第3除算部と、 前記第1制御信号に応答して第2所定値を前記レベル増
    加率として出力する第2バイパス部と、を備えることを
    特徴とする請求項27に記載の映像の輝度変更装置。
  29. 【請求項29】 前記増加率計算部は、 前記最小値及び前記許容光量増加率を乗算し、得られた
    乗算結果を前記第3減算部に出力する第4乗算部を、更
    に備え、 前記第3減算部は、前記第1制御信号に応答して前記最
    大値から前記第4乗算部の乗算結果を減算することを特
    徴とする請求項28に記載の映像の輝度変更装置。
  30. 【請求項30】 前記増加値計算部は、 前記増加率計算部より入力された前記レベル増加率及び
    前記入力色成分を各々乗算し、得られた乗算結果を前記
    入力色成分の増加値として出力する第5乗算部を備える
    ことを特徴とする請求項22に記載の映像の輝度変更装
    置。
  31. 【請求項31】 前記第4色成分値計算部は、 前記増加値計算部より入力された前記入力色成分の増加
    値のうちの最小値を抽出し、抽出された前記最小値を出
    力する第3最小値抽出部と、 前記第3最小値抽出部より入力された前記最小値及び前
    記第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比較して
    得られた比較結果を第2制御信号として出力する第3比
    較部と、 前記第2制御信号に応答して、前記第3最小値抽出部よ
    り入力された前記最小値を前記出力色成分計算部に前記
    第4色成分の値としてバイパスする第3バイパス部と、 前記第2制御信号に応答して、前記第4色成分の値を前
    記第4色成分が有し得る輝度レベルの前記最大値に更新
    して得られた前記第4色成分の値を前記出力色成分計算
    部に出力する第1更新部と、を備えることを特徴とする
    請求項22に記載の映像の輝度変更装置。
  32. 【請求項32】 前記第4色成分値計算部は、 前記増加値計算部より入力された前記入力色成分の増加
    値のうちの最大値を抽出して得られた前記最大値を出力
    する第4最大値抽出部と、 前記第4最大値抽出部より入力された前記最大値及び前
    記第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比較して
    得られた比較結果を第3制御信号として出力する第4比
    較部と、 前記第3制御信号に応答して、前記第4最大値抽出部よ
    り入力された前記最大値または前記第4色成分が有し得
    る輝度レベルの最大値から前記第4色成分が有し得る輝
    度レベルの前記最大値を減算し、得られた減算結果を出
    力する第4減算部と、 前記第4減算部より入力された前記減算結果及び前記第
    4色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比較して得ら
    れた比較結果を第4制御信号として出力する第5比較部
    と、 前記第5比較部より入力された前記第4制御信号に応答
    して、前記第4減算部より入力された前記減算結果を前
    記第4色成分の値としてバイパスする第4バイパス部
    と、 前記第5比較部より入力された前記第4制御信号に応答
    して、前記第4色成分の値を前記第4色成分が有し得る
    前記輝度レベルの最大値に更新して得られた前記第4色
    成分の値を前記出力色成分計算部に出力する第2更新部
    と、を備えることを特徴とする請求項22に記載の映像
    の輝度変更装置。
  33. 【請求項33】 前記第4色成分値計算部は、 前記増加値計算部より入力された前記入力色成分の増加
    値のうちの最大値を抽出して得られた前記最大値を出力
    する第5最大値抽出部と、 前記第5最大値抽出部より入力された前記最大値と前記
    第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値とを比較して
    得られた比較結果を第5制御信号として出力する第6比
    較部と、 前記第6比較部より入力された前記第5制御信号に応答
    して、前記第4色成分が有し得る輝度レベルの最小値を
    出力する最小値設定部と、 前記第6比較部より入力された前記第5制御信号に応答
    して、前記第5最大値抽出部より入力された前記抽出さ
    れた最大値から前記第4色成分が有し得る輝度レベルの
    最大値を減算して得られた減算結果を出力する第5減算
    部と、 前記増加値計算部より入力された前記入力色成分の増加
    値のうちの最小値を抽出して得られた前記最小値を出力
    する第4最小値抽出部と、 前記第5制御信号に応答して、前記第5減算部より入力
    された前記減算結果または前記最小値設定部から出力さ
    れる最小値に前記第4最小値抽出部より入力された前記
    最小値を加算する加算部と、 前記加算部より入力された前記加算結果を所定の第1係
    数で除算する第4除算部と、 前記第4除算部より入力された前記除算された除算結果
    及び前記第4色成分が有し得る輝度レベルの最大値を比
    較して得られた比較結果を第6制御信号として出力する
    第7比較部と、 前記第7比較部より入力された前記第6制御信号に応答
    して、前記第4除算部より入力された前記除算された除
    算結果をバイパスする第5バイパス部と、 前記第7比較部より入力された前記第6制御信号に応答
    して、前記第4色成分の値を前記第4色成分が有し得る
    輝度レベルの前記最大値に更新して得られた前記第4色
    成分の値を前記出力色成分計算部に出力する第3更新部
    と、 を備えることを特徴とする請求項22に記載の映像の輝
    度変更装置。
  34. 【請求項34】 前記第4色成分値計算部は、 前記第5減算部より入力された前記減算結果及び所定の
    第2係数を乗算して得られた乗算結果を前記加算部に出
    力する第6乗算部と、 前記第4最小値抽出部より入力された前記抽出された最
    小値及び所定の第3係数を乗算し、得られた乗算結果を
    前記加算部に出力する第7乗算部と、を更に備え、 前記加算部は、前記第5制御信号に応答して前記第6乗
    算部より入力された前記乗算結果または前記最小値設定
    部より入力された前記最小値に前記第7乗算部より入力
    された前記乗算結果を加算することを特徴とする請求項
    33に記載の映像の輝度変更装置。
  35. 【請求項35】 前記出力色成分計算部は、 前記入力色成分の増加値から前記第4色成分の値を減算
    して得られた減算結果を前記出力色成分として出力する
    第6減算部を備えることを特徴とする請求項22に記載
    の映像の輝度変更装置。
  36. 【請求項36】 前記出力色成分計算部は、 前記入力色成分の配合比及び前記第4色成分の値を各々
    乗算して得られた乗算結果を出力する第8乗算部と、 前記第8乗算部で得られた乗算結果を前記入力色成分の
    増加値から減算して得られた減算結果を前記出力色成分
    として出力する第7減算部と、を備えることを特徴とす
    る請求項22に記載の映像の輝度変更装置。
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