JP2003295065A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JP2003295065A JP2002097497A JP2002097497A JP2003295065A JP 2003295065 A JP2003295065 A JP 2003295065A JP 2002097497 A JP2002097497 A JP 2002097497A JP 2002097497 A JP2002097497 A JP 2002097497A JP 2003295065 A JP2003295065 A JP 2003295065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインセンサでの撮像するときの焦点距離調
整を正確に行う。 【解決手段】 試料をラインセンサで撮像する顕微鏡
と、ラインセンサで撮像したライン画像から試料の画像
を作成する画像処理手段とを備え、顕微鏡は、投光手段
を備えた合焦手段を有し、合焦手段は、試料上であって
ラインセンサで撮像する範囲Bの近傍に投光位置C1,
C2を設けている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や研究所等に
おいて、中性子等の放射線被爆量や細胞組織等を検査す
る顕微鏡装置に関し、特にラインセンサによって試料を
撮像する顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、病院での放射線治療や原子力発電
所等、放射線が発生する施設等が増加し、このような場
所で従事する者の個人被爆量を測定する必要性が増して
いる。ところで従来から、この個人被爆量の計測は、特
開平11−174157号や特開2001−42038
号等で開示されているように、試料を上着等に着けて、
この試料に記録された放射線の入射量や入射方向を測定
する手段が提案されている。この測定手段は、概ね次の
とおりである。
【0003】この試料は、有機系プラスチック等からな
り、この試料を放射線が通過すると、高分子結合が損傷
を受ける。そしてこの損傷部分を所定の溶液でエッチン
グすると、微小なエッチピットが生じる。このエッチピ
ットは、放射線の入射量や入射方向によって形状が異な
る。したがって、試料に生じたエッチピットの形状を、
顕微鏡で検査、集計することにより、放射線の入射量や
入射方向が測定できる。また、病院等の医療機関や大学
の研究所等においては、顕微鏡による癌細胞等の細胞組
織検査等が頻繁に行われている。
【0004】ところでエッチピットの形状や細胞組織等
の検査や判定等を、顕微鏡を見ながら目視で行なうこと
も可能ではあるが、多数の試料について目視で検査や判
定等を行なうのは、多大な労力と負担とが必要となる。
さらに、検査や判定等する人の個人差によって、検査や
判定結果等にバラツキがでることもあり得る。このた
め、いわゆる2次元CCDカメラを顕微鏡に取り付け
て、この荷電結合素子(CCD)センサで撮像した画像
を、コンピュータ画面に表示して、放射線の入射量や入
射方向、あるいは細胞組織の検査を行う手段が考えられ
る。また画像処理手段を用いて、顕微鏡で撮像した画像
から、放射線の入射量や入射方向の判定や、あるいは癌
細胞等の範囲や進行状況等の判定を、自動的に行うこと
も考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCCD
カメラに使用されるCCDセンサは、例えば一辺が21
マイクロメートルの荷電結合素子を縦横600個ずつ、
すなわち約35万個を、平面的に配置した2次元的なも
のが使用されている。したがって、例えば30倍の倍率
で撮像する場合には、21マイクロメートル × 60
0個 ÷ 30= 0.42ミリメートル四方の範囲し
か、一度に撮像することができない。
【0006】このため、被写体である試料を、端から順
に0.42ミリメートル四方の撮像範囲を移動させつ
つ、撮像することを繰り返す必要がある。ところで、鮮
明な撮像画面を得るためには、1画面ずつ移動す毎に試
料を停止して撮像する必要があり、所定の領域内を撮像
するためには、多くの時間が掛かる。さらに、鮮明な撮
像画面を得るためには、各々の撮像毎に焦点距離を正し
く設定する必要がある。このため2次元CCDセンサを
使用して、通常のCCDカメラのように焦点距離を自動
設定することも考えられる。
【0007】しかし、このような焦点距離の自動設定手
段では、次の問題があった。すなわち2次元CCDセン
サを使用した通常のCCDカメラのピントの調整は、撮
像画像が一番シャープ、すなわちコントラストが強い焦
点位置をピントの合った位置として設定するものであ
る。このため、2次元CCDセンサでピント調整をしよ
うとするとコントラストが最も強い位置を探すため合焦
位置の前後も調べてコントラストの最大値を調べる必要
があった。つまり、合焦位置の前後も調べる必要がある
ためピント合わせに時間がかかる不都合があった。そこ
で本発明の目的は、放射線入射量や細胞組織等の検査等
において、試料の所定の領域内の撮像を、迅速かつ高精
度に行なうことができる装置顕微鏡装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明による顕微鏡装置の第1の特徴は、試料をライン
センサで撮像する顕微鏡と、このラインセンサで撮像し
たライン画像から上記試料の画像を作成する画像処理手
段とを備え、上記顕微鏡は、投光手段を備えた合焦手段
を有し、この合焦手段は、上記試料上であって、上記ラ
インセンサで撮像する範囲の近傍に投光位置を設けてい
ることにある。
【0009】ここで試料とは、放射線の入射量や入射方
向を計測するための飛跡検出用固体、癌細胞等の検査の
ための細胞組織片を意味するが、これらに限らず、特定
の範囲を顕微鏡で検査、計測するものを全て含む。また
ラインセンサとは、1個の荷電結合素子を、例えば数千
個一列に直線状に配列したものからなるセンサを意味す
るが、かならずしも1個に限らず、2〜10個程度の複
数の荷電結合素子を直線状に配列したものも含まれる。
また、画像処理手段とは公知の技術であって、ラインセ
ンサで撮像した個々のライン画像を重ね合わせて、試料
の所定の範囲の画像を作成、あるいは比較照合等する手
段を意味する。そして、投光手段を備えた合焦手段とは
公知の技術であって、例えば円形のレーザースポットを
試料上に投光し、その反射光形状の変形から、適正な焦
点距離からのずれを計測する手段を意味する。
【0010】本発明による顕微鏡装置の第2の特徴は、
上記第1の特徴に記載の投光位置は、上記ラインセンサ
の前方位置であることにある。このように発明を構成す
ることにより、試料の測定範囲をラインセンサで順次撮
像する場合に、その撮像対象の焦点距離を予め計測して
調整することが可能となると共に、投光手段の投光がラ
イン画像に入射することを、確実に防止できる。
【0011】本発明による顕微鏡装置の第3の特徴は、
上記第1の特徴に記載の投光手段は、上記ラインセンサ
の前方位置に投光する前方投光手段と、上記ラインセン
サの後方位置に投光する後方投光手段とを備えているこ
とにある。ここでラインセンサの前方位置とは、水平移
動するラインセンサの撮像範囲の、進行方向側位置を意
味し、ラインセンサの後方位置とは、水平移動するライ
ンセンサの撮像範囲の、進行方向と逆側位置を意味す
る。
【0012】このように発明を構成することにより、試
料を移動させつつ順次ラインセンサで撮像する場合に、
移動方向を、例えば左から右の次に右から左のように変
えて双方向走査するようにしても、ラインセンサの撮像
対象の焦点距離を、予め計測して調整することが可能と
なると共に、投光手段の投光がライン画像に入射するこ
とを、確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照しつつ、本発明
による顕微鏡装置を放射線の飛跡検出装置に使用した実
施例で説明する。放射線の飛跡検出装置は、試料である
飛跡検出用固体1を移動させる移動手段2と、この飛跡
検出用固体1を拡大する顕微鏡3と、この拡大した飛跡
検出用固体を、ライン画像として撮像するラインセンサ
4と、このライン画像から飛跡検出用固体1の画像を作
成すると共に、この画像から放射線の入射量および入射
方向を判定する判定手段5とを備えている。また、移動
手段2の上部には、飛跡検出用固体1を支持すると共
に、その傾きと焦点距離とを調整する、支持台であるチ
ルティングテーブル6が設置してある。そして、移動手
段2と顕微鏡3とは、L字型の架台7によって、それぞ
れ支持されている。
【0014】移動手段2は、L字型の架台7の水平部の
上に設置してあり、飛跡検出用固体1を載せたチルティ
ングテーブル6を、リニアモータによって左右及び前後
方向に水平移動させる。このリニアモータは公知の技術
であって、帯状に配列した永久磁石の上を、電機子が移
動するものであり、高速駆動、高応答性、そして高精度
位置決めが可能である。そして、このリニアモータは、
後述するようにコンピュータによってリモートコントロ
ールされ、所定の位置に飛跡検出用固体1を移動させ
る。また、リニアモータ近傍にはエンコーダも設けられ
ており、リニアモータによるチルティングテーブル6の
移動量を演算処理部51にフィードバックしている。
【0015】次に顕微鏡3は、光学顕微鏡で構成されて
おり、対物レンズ31、飛跡検出用固体を照射するラン
プ部32、オートフォーカス用のAFユニット33、鏡
筒34、及び目視観察用の接眼レンズ35から構成され
る。以下これらについて順に説明する。
【0016】対物レンズ31は、10倍及び20倍のも
のが使用してあり、レボルバ36によって、相互に手動
切り替え可能になっている。ランプ部32は、鮮明な撮
像を得るために、ランプ部32の内部に設けられている
図示しないハロゲンランプからの光を、ハーフミラーに
より、顕微鏡3の光軸に沿うように直角に曲げて飛跡検
出用固体1に照射し、この飛跡検出用固体1からの反射
光を増強する。また飛跡検出用固体1の裏面からも照射
できるように架台7に外部に設けられた図示しないハロ
ゲンランプからの光を導入する光ファイバ8が設けられ
ている。オーフォーカス用のAFユニット33は、レー
ザ投光手段を備えた合焦手段331と2次元CCDセン
サ332とを備えている。
【0017】レーザ投光手段は、図3に示すように、レ
ーザ光の投光部331bと受光部331aとからなる前
方投光手段と、レーザ光の投光部331dと受光部33
1cとからなる後方投光手段とを備え、それぞれプリン
ト基板333に配置してある。プリント基板333は、
AFユニット33の内壁面に取り付けてある。投光部3
31b、331dで発光したレーザ光は、レンズシステ
ムとハーフミラーとにより、顕微鏡3の光軸に沿うよう
に直角に曲げて飛跡検出用固体1に投光され、その反射
光は経路を逆に経由して、それぞれ受光部331a,3
31cで検出される。
【0018】この飛跡検出用固体1への投光位置は、図
4に示すように、顕微鏡3の視野A内にある飛跡検出用
固体1の上面であって、ラインセンサ4で撮像する範囲
Bの両側の近傍位置C1、C2に設定してある。ここ
で、近傍位置C1は前方投光手段の投光部331bから
のレーザ光の投光位置であり、近傍位置C2は後方投光
手段の投光部331dからのレーザ光の投光位置を示し
ている。したがって、ラインセンサ4で撮像するライン
画面に、飛跡検出用固体1からのレーザ反射光が入るこ
とを確実に防止でき、かつ撮像範囲Bまでの焦点距離
を、その近傍で計測することによって、できるだけ正確
に計測することが可能になる。なお後述するように、こ
の2組のレーザ投光手段を備えた合焦手段331によっ
て、飛跡検出用固体1の傾きと焦点距離との調整を迅速
に行なうことができる。また、2組のレーザ投光手段を
備えたのは、後述するように、飛跡検出用固体1をX方
向に移動させつつ、ラインセンサ4でライン画像を順次
撮像するときに、その左方向と右方向との移動で、レー
ザ光を投光する近傍位置C1等が、ライン画像の撮像す
る範囲Bより前側に位置するように、使い分けるためで
ある。これにより、ラインセンサを左右交互に双方向走
査してもラインセンサで撮像する範囲の前方側で焦点距
離を調整でき、ピント調整が正確に行われる。
【0019】2次元CCDセンサ332は、一般的なC
CDカメラに使用されている、一辺が21マイクロメー
トルの電荷結合素子を、縦横600 × 600 =
約35万個、平面的に配置したものであり、図3に示し
たプリント基板333に取り付けてある。2次元CCD
センサ332は、図5に示すように、飛跡検出用固体1
の表面であって、ライン画像の撮像範囲Cを挟んだ矩形
範囲が2次元CCDセンサ332の撮像範囲Eで、ハー
フミラーを介して撮像する。なお、図3のDの領域が、
2次元CCDセンサ332の撮像面Dである。そして、
後述するように、2次元CCDセンサ332の撮像によ
って、飛跡検出用固体1の撮像領域11を指定すること
ができる。
【0020】鏡筒34は、目視観察用の接眼レンズ35
と、ラインセンサ4とを支持しており、更にこの鏡筒の
側部は、ラックアンドピニオン機構71を介して、L字
型架台7の直立部分に取り付けてある。したがって、飛
跡検出用固体1をチルティングテーブル6に載置する場
合等に、ラックアンドピニオン機構71によって、顕微
鏡3自体を手動で上下移動させることができる。なお、
目視観察用の接眼レンズ35は、対物レンズ31からの
光軸をプリズムで傾けて、目視観察が容易になるように
している。
【0021】さてラインセンサ4はケースに収納されて
おり、このケースは、鏡筒34の先端に着脱可能に装着
してある。なおこの装着部の形状は、レンズ取り付け部
分についての、一眼レフカメラの標準取り付け形状であ
る、Fマウントを採用している。ラインセンサ4は、1
辺が7マイクロメートルの荷電結合素子を1個ずつ、直
線状に約4000個配列して構成してある。したがっ
て、撮像倍率が10倍の場合は、幅が、7マイクロメー
トル ÷ 10 = 0.7マイクロメートル、長さ
が、7マイクロメートル × 4000個 ÷ 10
= 2.8ミリメートルの範囲を、一度に撮像すること
ができる。そして、後述するように、ラインセンサ4
は、移動手段2によって水平移動する飛跡検出用固体1
を、この範囲毎に順次撮像し、各々のライン画像データ
を連結コード(図示せず。)を介して、次に説明する判
定手段5に伝達する。
【0022】判定手段5は、市販用のコンピュータ、い
わゆるパソコンを使用するものであって、演算処理部5
1、表示部52、ライン画像データを記録するメモリ部
53とから構成される。この演算処理部51は、後述す
るように、飛跡検出用固体1の撮像領域の設定、移動手
段2の移動、チルティングテーブル6の傾きと焦点距離
との調整、移動手段2のエンコーダからフィードバック
された移動量を基にしたラインセンサ4の撮像実行指
示、このラインセンサ4で撮像したライン画像データの
取り込みと、このライン画像データから撮像領域の全体
画像の作成、そしてこの全体画像から放射線の入射量と
入射方向との判定を行なう。
【0023】さて次に、チルティングテーブル6につい
て説明する。チルティングテーブル6は、正三角形を構
成するように配置した3個の超音波モータ61と、この
超音波モータの垂直の出力軸61aの先端で3点支持さ
れる平板形状のテーブル部62と、超音波モータ61の
相互の位置を固定する固定部材63とから構成される。
本実施の形態では、この3個の超音波モータ61が支持
台であるチルティングテーブル6の傾きや上下位置の調
整を行う調整手段となっている。なお、垂直の出力軸6
1aの先端は、テーブル部62の裏面上に形成した窪み
に当接しており、相互の水平方向位置がずれないように
している。
【0024】超音波モータ61は公知の技術であって、
電圧を加えると変形する圧電セラミックス上に弾性部材
を当設し、この圧電セラミックスに超音波領域の電圧を
かけて弾性部材に屈曲振動を発生させ、これにより出力
軸を回転させるものであり、高い応答性と制御性とを有
し、作動音が小さい等の特性を有している。本発明に使
用する超音波モータ61は、出力軸がネジ構造になって
おり、出力軸が回転して上下に可動する。なお後述する
ように、チルティングテーブル6は、上述した合焦手段
331からの信号に基づくコンピュータ制御によって、
飛跡検出用固体1の傾きと、焦点距離とを調整する。チ
ルティングテーブル6の傾き調整を行う超音波モータ6
1を利用して焦点距離調整も超音波モータ61により行
うため、焦点距離調整用駆動手段を別に設ける必要がな
くなる。
【0025】さて次に図6〜図10を参照しつつ、本発
明による放射線の飛跡検出装置の使用について説明す
る。図6に示すように、まず放射線の測定対象である飛
跡検出用固体1を、チルティングテーブル6のテーブル
部62の上面にセットし(A)、移動しないようにバキ
ューム手段等によって、この飛跡検出用固体をこのテー
ブル部に吸着等固定する(B)。次に飛跡検出用固体1
の測定領域11をパソコンからの入力により設定する
(C)。
【0026】測定領域11は図7に示すように、飛跡検
出用固体1の表面上であって、実際にエッチピットを撮
像する矩形形状をした範囲である。測定領域11を指定
する理由は、飛跡検出用固体1の大きさが異なった場合
に、この飛跡検出用固体の周辺からはみ出さない範囲で
撮像する必要があること、また、ラインセンサ4で順次
撮像するライン画像の撮像の、始点11aと終点11b
とを設定するためである。測定領域11は、目視観察用
の接眼レンズ35を見ながら設定することもできるが、
パソコンの表示部52に、飛跡検出用固体1の画像を表
示して設定する方が、はるかに作業性を向上することが
できる。
【0027】ところで本発明においては、後述するよう
にラインセンサ4からの撮像が判定手段5に送られるた
め、この撮像を表示部52に表示して、この撮像画面を
見ながら、測定領域11を設定することも考えられる。
しかるに、ラインセンサ4で撮像した各々のライン画像
は、上述したように幅が0.7マイクロメートルの極狭
い範囲であるため、飛跡検出用固体1の周辺部を確認す
ることは困難である。したがって、ライン画像を見なが
ら、飛跡検出用固体1の周辺からはみ出さないように、
測定領域11を設定することは事実上不可能である。そ
こで本発明においては、ある程度2次元的な広がりを撮
像できる、2次元CCDセンサ332によって、測定領
域11を設定することにした。
【0028】測定領域11の設定は、2次元CCDセン
サ332の撮像領域E(図5参照)の領域が映し出され
た撮像画面を見ながら、移動手段2をパソコンの入力手
段53からの指示でXY方向に移動調整して行う。すな
わち2次元CCDセンサ332により、図7に示す矩形
形状をした飛跡検出用固体1の対角線上にある一端の角
部近傍の位置11a周辺を映し出し、ラインセンサ4に
よる撮像開始始点を設定し、次に対角線上にある他端の
角部近傍の位置11b周辺を映し出し撮像終了終点を設
定し、その位置をパソコンで認定させる。これにより、
位置11a、11bのXY座標が、移動手段2のリニア
モータの移動始点と終点位置に対応する情報として、パ
ソコンの演算処理部51に記録される。したがって後述
するように、ラインセンサ4によって撮像する場合に
は、演算処理部51からの指示によって、移動手段2の
リニアモータを、最初の撮像位置である内側位置11a
から、最後の撮像位置である水平方向位置11bまで順
次移動させる。
【0029】測定領域11の設定(C)が終わると、次
は飛跡検出用固体1の焦点距離と、傾きとの調整を行な
う(D)。この調整は図8に示す手順によって、AFユ
ニット33に装備してあるレーザ投光手段を備える合焦
手段331からの情報に基づき、パソコンの演算処理部
51からの指示によって自動的に行なわれる。ここで、
飛跡検出用固体1の傾きと、焦点距離の調整を、投光手
段を備える合焦手段331で行なう理由を説明する。す
なわち、上述したように、本発明はラインセンサ4およ
びAFユニット33に装着した2次元CCDセンサ33
2を有している。したがって、これらのセンサによっ
て、通常のCCDカメラのように焦点距離を自動設定す
ることも考えられる。
【0030】しかしこの手段では、次の問題があった。
2次元CCDセンサ332を使用した通常のCCDカメ
ラの焦点距離の自動設定は、撮像画像が一番シャープ、
すなわちコントラストが強い焦点位置をピントのあった
位置として設定するものである。このため、2次元CC
Dセンサ332でピント調整をしようとするとコントラ
ストが最も強い位置を探すため合焦位置の前後も調べて
コントラストの最大値を調べる必要があった。しかる
に、ラインセンサ4は、きわめて狭い幅の範囲を撮像す
るため、画像のコントラストを検知することが困難であ
り、また、合焦位置の前後も調べる必要があるためピン
ト合わせに時間がかかる不都合もある。そこで、本発明
においては、極めて高精度かつ高速に焦点距離を計測で
きる、レーザ投光による合焦手段331を採用してい
る。
【0031】さて図8に戻って、飛跡検出用固体1の傾
きの調整手順を説明する。この調整は、パソコンの演算
処理部51に内蔵してあるプログラムによって制御され
る。演算処理部51は先ず最初に、飛跡検出用固体1の
測定領域11の中央部を、計測点i=1として設定
(G)し、このXY座標位置に顕微鏡3の光軸が一致す
るように、移動手段2を移動させる(H)。そしてこの
位置で発光部331b、331dからレーザスポットを
投光して、飛跡検出用固体1までの距離が適正な焦点距
離とずれているか否かを判定する(I)。
【0032】適正な焦点距離とのずれは、受光手段33
1a、331cに入射した反射光の形から判定する。す
なわち反射光の形は、適正な焦点距離に合っている場合
には、図9Bのように円形となり、適正な焦点距離より
近い場合には、図9Aのように左斜めに、そして適正な
焦点距離より遠い場合には、図9Cのように右斜めに変
形する。したがって、受光部331a、331cに入射
した反射光の形状を、演算処理部51が認識し、焦点距
離がずれている場合には、その距離が適正な焦点距離よ
り長い(遠い)か、短い(近い)かを判定し(J)、近
い場合には、チルティングテーブル6の3個の超音波モ
ータ61の出力軸61aを、ずれの分だけ同量引き下げ
て、適正な焦点距離に合わせる(K)。逆に、遠い場合
には、チルティングテーブル6の3個の超音波モータ6
1の出力軸61aを、ずれの分だけ同量引き上げて、適
正な焦点距離に合わせる(L)。以上により、計測点i
=1は、適正な焦点距離位置に設定される(M)。
【0033】次に、2箇所の計測点(i=2、3)の焦
点距離のずれを同様に計測することによって行なう。す
なわち、演算処理部51は、計測点i=1から所定の距
離を隔てた第2の計測点i=2を設定(N)し、このX
Y座標位置に顕微鏡3の光軸が一致するように、移動手
段2を移動させる(H)。そしてこの位置でレーザスポ
ットを投光して、上述したのと同様な手段によって、こ
の計測距離と適正な焦点距離とのずれ量を算出して記録
する(M)。そして、演算処理部51は、計測点i=1
から所定の距離を隔てた第3の計測点i=3を設定し、
このXY座標位置に、移動手段2を移動させ(H)、上
述と同様にして、この計測距離と適正な焦点距離とのず
れ量を算出して記録する(M)。なお、計測点i=3の
計測後は、判別式i>3によって焦点距離の計測は終了
する(O)。
【0034】以上により、3点の計測点i=1、2、3
の、それぞれのXY座標位置における、適正な焦点距離
からのずれ量が判明するため、この3次元的な座標位置
から、飛跡検出用固体1のXY方向の傾きが、幾何学的
に計算され、このずれ量を修正するために必要な、3個
の超音波モータ61の出力軸61aの、それぞれの上下
調整量が算出できる。そして演算処理部51は、この計
算結果に基づき、3個の超音波モータ61の出力軸61
aの繰り出し量を調整し、傾き量を調整する(P)。
【0035】以上のように、移動手段2によりチルティ
ングテーブル6を移動させたとき、飛跡検出用固体1の
撮像部の表面は水平となる。次に図10を参照しつつ、
ラインセンサ4で、飛跡検出用固体1を撮像する手順を
説明する。この撮像は、パソコンの演算処理部51に内
蔵してあるプログラムによって制御される。演算処理部
51は先ず最初に、エンコーダーによって計測位置j=
0、k=0を設定し(A1)、この計測位置j=0を、
座標X=0、Y=0(0、dy × j)として認識す
る。そしてこのXY座標(0、0)位置に、移動手段2
によって飛跡検出用固体1を移動させる(A2)。この
XY座標(0、0)位置は、図7に示す測定領域11の
左下隅11aであり、この点が撮像を開始する始点とな
る。
【0036】さて、測定領域11の左下隅11a位置
に、撮像位置の始点が設定されると、演算処理部51
は、合焦手段331でピント調整(焦点距離の調整)を
行いピントがずれていたら3個の超音波モータ61を同
量駆動させてピント調整を行う(A3)。つまり、図1
1に示すように、ピント調整を始める(B1)。演算処
理部51は合焦手段331で得られる情報からピントが
許容量以上ずれているか判定し(B2)、許容量以上ピ
ントがずれていたら、そのずれが近い場合(B3)チル
ティングテーブル6の3個の超音波モータ61の出力軸
61aをずれの分だけ同量引き下げて(B4)適正な焦
点距離に合わせる。逆に遠い場合、3個の超音波モータ
61の出力軸61aをずれの分だけ同量引き上げる(B
5)。そして、X軸の移動量dx=0を設定し(A
4)、計測位置(0、0)におけるラインセンサ4で撮
像したライン画像を記録すると共に、X方向に一定の速
度で、移動手段2の移動を開始させる(A5)。移動手
段2の移動量はエンコーダにより計測されて演算処理部
51にデータが送られる。そして移動手段2が、測定領
域11を、X方向にラインセンサ4の1計測幅分だけ移
動したと演算処理部51により判断された時(A6)
に、同様に2番目の計測位置(1dX、0)におけるラ
インセンサ4からのライン画像を記録する(A7)。そ
して演算処理部51は1ライン記録する毎にkに1を加
えていく(A8)。そして演算処理部51は、移動手段
2が一定の速度でX方向に移動し、計測位置が図7に示
す測定領域11の右下隅にくるまで、X方向長さLの1
列の範囲について、順次ライン画像を記録する。
【0037】そしてライン画像がkライン分すなわちX
方向長さLの25%(図7の領域kに相当)まで記録さ
れたら(A9)、ライン画像の記録と並行して演算処理
部51は領域k分のエッチピット特徴量抽出を行う(A
10)。エッチピット特徴量抽出後、kはk=0に設定
される(A11)。エッチピット特徴量抽出は、演算処
理部51が領域k内の画像内にあるエッチピットの形状
を認識し、予め記録してあるエッチピットパターンと照
合比較して、エッチピットの種類を判別し、種類別の数
量を集計して記録することにより行われる。つまり、演
算処理部51は、X方向長さLのライン画像の記録を行
いながら、長さLの25%(kライン分)のデータが入
力されると、その都度、ライン画像記録作業と並行して
当該入力データに基づいてエッチピット特徴量抽出を行
う。したがって、長さLの1列の範囲の走査が終了した
ときには4回エッチピット特徴量抽出を行う。
【0038】測定領域11の最下段、すなわちY座標=
0の撮像したデータの取り込みが完了する(A12)
と、演算処理部51は、ピント調整作業を終了し(A1
3)、エンコーダにj=1を設定し(A14)、XY座
標X=L、Y=dY(L、dY× j)位置に、移動手
段2によって測定位置を移動させる。この位置は、図7
に示す測定領域11の左下隅11aから、X方向にLだ
け右であって、ラインセンサ4の長さ分だけY方向に移
動した位置である。そして、Y座標=dYの位置におい
て、測定領域11の右端から左端まで、順次ライン画像
を取り込む。このようにして、順次ライン画像の走査方
向を右から左へまたは左から右へと変更しつつ、ライン
センサ4が新たな撮像範囲に移動した瞬間に、演算処理
部51は、順次ライン画像を計測座標と共に記録する。
そして、j>nまで達したら(A15)演算処理部51
は測定領域11の全領域を撮像したと判断して、抽出結
果の統合と全領域の表示とを表示部52へ表示させる
(A16)。
【0039】なお、上述した連続撮像においては、その
都度上述した手順により焦点距離からのずれがチェック
(いわゆるピント調整)され、許容量以上にずれている
場合には、焦点距離の調整を行なう。ところで、上述し
たようにラインセンサは、撮像範囲が左右に1個移動し
た時にライン画像を順次撮像する。したがって、この撮
像するライン画像の焦点距離の調整は、ライン画像を撮
像する前、すなわち撮像範囲が移動を終了する前に、あ
らかじめ完了しておく必要がある。このためには、図4
に示すレーザスポットは、移動するライン画像の撮像範
囲Bより、常に先行した位置に投光すことが必要にな
る。例えばライン画像の撮像範囲Bが、右方向に移動す
る場合には、この撮像範囲Bより右側の近傍位置C1に
レーザスポットを投光する必要がある。そして、ライン
画像の撮像範囲Bが、左方向に移動する場合には、この
撮像範囲Bより左側の近傍位置C2にレーザスポットを
投光する必要がある。
【0040】ところで上述したように、ラインセンサ4
によるライン画像は、X方向に一列撮像が完了すると、
このラインセンサの長さ分だけ、Y方向に飛跡検出用固
体1を移動手段2で移動させ、再度X方向に一列撮像す
ることを繰り返して行う。この場合、X方向の移動を左
から右というように常に同じ方向にすると、一列毎に飛
跡検出用固体1を、左端に戻す作業が必要になる。した
がって、一列毎にX方向の移動方向を変えて、左から右
への移動の次には右から左への移動というようにジグザ
グに移動する方が迅速な撮像が可能になる。
【0041】このようにジグザグに移動する場合には、
上述したように、その進行方向の変化に応じて、レーザ
スポットを投光する位置を、変更する必要がある。しか
るに、このレーザスポットを投光する位置の変更を、1
組の投光部と受光部で行うことは、極めて複雑な切り替
え構造が必要になる。このため、本発明では、2組の投
光部331b、331dと、受光部331a、331c
とを採用し、進行方向の変化に対して、それぞれを使い
分ける構成を採用している。
【0042】なお、ラインセンサ4の構成は、CCDを
1個づつ約4000個配列する場合に限らず、数個づつ
を更に長く配列してもよい。また、ラインセンサ4の各
々の画素のサイズは、小さい方が解像度の良い画像を撮
像できるが、大きいサイズの画素を使用する場合には、
撮像の拡大率を大きくすれば、解像度の良い画像を撮像
することができる。エッチピットの種類の判別と、種類
別の数量の集計等は、処理時間の短縮を考慮すると、上
述したように測定領域11の所定の範囲、例えば長さL
の1列の範囲の25%の部分毎に行なって、最後に集計
する手順が望ましいが、1列の範囲の画像が得られた後
や測定領域11の全範囲についてライン画像が得られた
後に、一括して行なうこともできる。
【0043】また、2次元CCDセンサ332からの撮
像画像や、レーザスポットの反射画像を表示部53に表
示させ、この表示画面を見ながら、入力手段52からの
マニュアル入力によって、移動手段2やチルティングテ
ーブル6を調整するように構成することも容易にでき
る。なお、2次元CCDセンサ332はこれに限るもの
ではなくCMOSセンサ等の固体撮像素子でもよい。
【0044】
【発明の効果】ラインセンサで撮像する範囲の近傍に投
光手段の投光位置が設けられているため、ラインセンサ
で撮像するときにはピント調整が正確に行われる。ま
た、前方投光手段と後方投光手段との2つの投光手段を
設けたときにはラインセンサを左右交互に双方向走査し
てもラインセンサで撮像する範囲の前方側で焦点距離を
調整でき、ピント調整が正確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顕微鏡装置の一部側面図である。
【図2】顕微鏡装置の正面図である。
【図3】合焦手段と2次元CCDセンサの概略構成図で
ある。
【図4】ラインセンサの撮像範囲とレーザスポット位置
とを示す顕微鏡の視野図である。
【図5】ラインセンサと2次元CCDセンサとの撮像範
囲示す顕微鏡の視野図である。
【図6】顕微鏡装置の使用手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】計測領域内におけるライン画像の撮像範囲と順
序とを示す説明図である。
【図8】試料の焦点距離と傾きとの調整手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】レーザスポットの反射形状を示すイメージ図で
ある。
【図10】ライン画像の撮像手順を示すフローチャート
である。
【図11】焦点距離のずれ量調整の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 試料(飛跡検出用固体) 11 測定領域 2 移動手段 3 顕微鏡 31 接眼レンズ 32 ランプ 33 AFユニット 331 投光手段を備える合焦手段 331a,331b 前方投光手段 331c,331d 後方投光手段 332 2次元CCDセンサ 34 鏡筒 35 目視観察用接眼レンズ 4 ラインセンサ 5 画像処理手段 51 演算処理部 52 表示部 53 入力手段 6 チルティングテーブル 61 超音波モータ 61a 出力軸 7 架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 義浩 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 Fターム(参考) 2H011 AA06 2H051 AA11 CA01 2H052 AC04 AC27 AC34 AD06 AF14 AF21 AF25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料をラインセンサで撮像する顕微鏡
    と、 上記ラインセンサで撮像したライン画像から上記試料の
    画像を作成する画像処理手段とを備え、 上記顕微鏡は、投光手段を備えた合焦手段を有し、 上記合焦手段は、上記試料上であって上記ラインセンサ
    で撮像する範囲の近傍に投光位置を設けていることを特
    徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記投光位置は、上
    記ラインセンサの前方位置であることを特徴とする顕微
    鏡装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記投光手段は、上
    記ラインセンサの前方位置に投光する前方投光手段と、
    上記ラインセンサの後方位置に投光する後方投光手段と
    を備えていることを特徴とする顕微鏡装置。
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