JP2003293877A - 燃料供給制御装置 - Google Patents

燃料供給制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインタンクとサブタンクとを有する車両に
おいて、サブタンクに設けられたサブポンプの固着を防
止する。 【解決手段】 燃料供給システムは、メインタンクおよ
びサブタンクのそれぞれに設けられたメインポンプ12
0およびサブポンプ140を有する車両の燃料供給を制
御する。燃料供給システムは、車両のエンジンを始動す
るためのスタータ200に接続され、スタータ200へ
の電力の供給と停止とを切換えるスタータリレー202
と、サブポンプ140とスタータリレー202の出力側
とに接続され、スタータリレー202から励磁コイルに
通電されると、サブポンプ140に電力を供給する状態
になる、サブポンプ強制駆動用リレー402とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
燃料ポンプの制御装置に関し、特に、2台の燃料ポンプ
を切り換えて使用する燃料供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンで駆動力を得る車両には、その
エンジンに燃料を供給する燃料供給システムを有する。
様々な目的で、1台の車両に複数の燃料ポンプを搭載す
る場合がある。
【0003】特開平6−330828号公報は、1つの
燃料タンクに2台の燃料ポンプを設けて、必要な燃料噴
射量が少ないときには1台のみの燃料ポンプで、多いと
きには2台の燃料ポンプで、燃料タンクからエンジンに
燃料を供給する燃料供給装置を開示する。
【0004】この公報に開示された燃料供給装置は、燃
料を燃料噴射弁に圧送するために燃料タンク内に並列に
設けられた第1および第2の燃料ポンプと、エンジンの
運転状態に応じて燃料噴射量を算出し、燃料噴射弁を制
御してエンジン内に燃料を噴射する燃料噴射制御回路
と、燃料噴射量が少ないときには第1の燃料ポンプのみ
を駆動し、燃料噴射量が多いときには第1および第2の
燃料ポンプを駆動する駆動制御回路と、エンジンの回転
数を検出する回転数センサと、回転数センサにより回転
が検出されていないときで、かつ、イグニッションスイ
ッチが投入されたときから、エンジンの回転が検出され
るまで、あるいは一定時間が経過するまで、あるいはス
タータがオン状態になるまでの間、第2の燃料ポンプの
みを駆動する補助駆動制御回路とを含む。
【0005】この公報に開示された燃料供給装置による
と、低負荷の運転が続けられた場合、第2の燃料ポンプ
は長時間運転されないという状態が発生し、第2の燃料
ポンプの性能低下、たとえば燃料ポンプのモータの回転
子の接点が燃料で酸化して導通不良が発生したり、ポン
プの内部が固着したりして、性能低下が生じるおそれが
ある。これを回避すべく、エンジンが回転していないと
きであって、かつ、1)イグニッションスイッチが投入
されたときからエンジンの回転が検出されるまでの間、
2)イグニッションスイッチが投入されたときから一定
時間が経過するまで、3)イグニッションスイッチが投
入されたときからスタータがオン状態になるまでの間、
第2の燃料ポンプのみを駆動する。これにより、イグニ
ッションスイッチの投入に対応させて、第2の燃料ポン
プを駆動させることができる。
【0006】さらに、特開平10−259769号公報
は、1つの燃料タンクに複数の燃料ポンプを並設し、燃
料ポンプの台数が多い分だけシステム全体の寿命を延ば
す、燃料ポンプ制御装置を開示する。
【0007】この公報に開示された燃料ポンプ制御装置
は、エンジンに燃料を供給するために燃料タンク内に並
説された複数の燃料ポンプと、エンジンの始動毎に使用
する燃料ポンプを切替えて駆動する切替駆動回路とを含
む。
【0008】この公報に開示された燃料ポンプ制御装置
によると、複数の燃料ポンプがエンジンの始動毎に、駆
動される燃料ポンプおよび停止される燃料ポンプとがそ
れぞれ決定されて、切替えられる。これにより、複数の
燃料ポンプのうちのいずれかに異常が生じたとしても正
常な始動が可能である。また、駆動される燃料ポンプが
エンジンの始動毎に異なるため、各燃料ポンプの停止状
態が短くでき、たとえば、インペラが固着等して燃料ポ
ンプの性能が不確実となるような不都合が生じ難く、燃
料ポンプの台数に見合ったシステム全体の寿命が得られ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−330828号公報に開示された装置では、1)イ
グニッションスイッチが投入されたときからエンジンの
回転が検出されるまでの間、第2の燃料ポンプのみを駆
動する場合には、エンジンの回転数を検知するための回
転数センサからの回転数信号が必要になる。2)イグニ
ッションスイッチが投入されたときから一定時間が経過
するまで、第2の燃料ポンプのみを駆動する場合には、
タイマ回路が必要になる。
【0010】3)イグニッションスイッチが投入された
ときからスタータがオン状態になるまでの間、第2の燃
料ポンプのみを駆動する場合には、以下の問題がある。
イグニッションスイッチがオン位置からすぐにエンジン
スタート位置に回されると、この公報に開示されている
ように16msあるいは32ms毎の短時間の間に制御
が実行される。そのため、ポンプを駆動するモータがほ
とんど回転しない場合が発生する可能性がある。その場
合、ポンプを駆動するモータの回転子の酸化膜が除去で
きたとしても、ポンプが固着している場合には、ポンプ
のインペラは回転する可能性が低く、ポンプの固着を取
り除けないおそれがある。
【0011】さらに、上記3)のようにする場合であっ
ても、この公報には、5秒程度の間、第2の燃料ポンプ
のみを駆動させることも開示されている。このようにす
ると、エンジン始動時に毎回5秒程度の第2の燃料ポン
プの駆動処理後に、第1のポンプを用いて(始動時は燃
料噴射量が少ないので第1の燃料ポンプのみ)エンジン
の始動が開始され、エンジンの始動要求に対するタイム
ラグが生じるおそれがある。
【0012】このようにして燃料ポンプを制御する場合
には、燃料ポンプを制御するコントローラが必要にな
る。このコントローラが故障してしまうと、第2の燃料
ポンプの固着を回避できない。
【0013】また、特開平10−259769号公報に
開示された装置では、第1のポンプのみを使用している
間に次に始動させるべき第2のポンプが固着する可能性
があり、そのような場合、次の始動の際に第2のポンプ
が始動しない場合がある。
【0014】このようにして燃料ポンプを切換え制御す
る場合には、燃料ポンプを制御するコントローラが必要
になる。このコントローラが故障してしまうと、第2の
燃料ポンプの固着を回避できない。
【0015】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、安価に、予備燃料タンクに設けら
れた燃料ポンプの固着を防止できる、燃料供給制御装置
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る燃料供
給制御装置は、主燃料タンクおよび予備燃料タンクのそ
れぞれに設けられた主燃料ポンプおよび予備燃料ポンプ
を有する車両の燃料供給を制御する。この燃料供給制御
装置は、車両のエンジンを始動するためのモータに接続
され、モータへの電力の供給と停止とを切換えるモータ
制御用リレーと、予備燃料ポンプとモータ制御用リレー
の出力側とに接続され、モータ制御用リレーから励磁コ
イルに通電されると、予備燃料ポンプに電力を供給する
状態になる、強制駆動用リレーとを含む。
【0017】第1の発明によると、主燃料タンクには主
燃料ポンプが、予備燃料タンクには予備燃料ポンプがそ
れぞれ設けられる。このタンクの切替えは、通常、運転
者により行なわれることが多く、主燃料タンクの燃料が
なくなるまでは、主燃料タンクからエンジンに燃料が供
給される。このような車両において、通常エンジンを始
動させるために設けられているモータ制御用リレーの出
力側に強制駆動用リレーを設けた。この強制駆動用リレ
ーは、エンジンを回転させるモータ(スタータ)へ電力
が供給されている間、予備燃料ポンプに電力を供給す
る。これにより、エンジンの始動が行なわれるたび(イ
グニッションスイッチがエンジンスタート位置にある
間)、予備燃料ポンプが駆動されて、ポンプのインペラ
が回転して、ポンプの固着を防止することができる。そ
の結果、強制駆動用リレーを1つ追加するだけで、コン
トローラを追加する必要もなく、安価に、予備燃料タン
クに設けられた燃料ポンプの固着を防止できる燃料供給
制御装置を提供することができる。
【0018】第2の発明に係る燃料供給制御装置は、第
1の発明の構成に加えて、主燃料ポンプとイグニッショ
ンスイッチとに接続され、イグニッションスイッチがオ
ン状態になったことに応答して励磁コイルに通電される
と、主燃料ポンプに電力を供給する状態になる、ポンプ
駆動用リレーをさらに含む。
【0019】第2の発明によると、イグニッションスイ
ッチがオン位置になると主燃料ポンプが駆動される。運
転者により、イグニッションスイッチがオン位置からエ
ンジンスタート位置にされている間、予備燃料ポンプが
駆動される。これにより、メインポンプをイグニッショ
ンのオン位置で起動させて、イグニッションがオン状態
にされた後に、エンジン始動が予測されるので事前に燃
料噴射圧を十分に確保しておくことができる。
【0020】第3の発明に係る燃料供給制御装置は、第
2の発明の構成に加えて、モータ制御用リレーは、イグ
ニッションスイッチがオン状態からスタート状態になる
と、モータへの電力の供給を開始するものである。
【0021】第3の発明によると、運転者により、イグ
ニッションスイッチがオン位置からスタート位置にされ
ている間、予備燃料ポンプが駆動される。
【0022】第4の発明に係る燃料供給制御装置は、第
3の発明の構成に加えて、車両は、エンジンと、主燃料
タンクおよび予備燃料タンクとの間には、エンジンと主
燃料タンクとを接続する管路およびエンジンと予備燃料
タンクとを接続する管路のいずれか一方の管路のみを開
く三方弁をさらに含む。
【0023】第4の発明によると、エンジン始動時(イ
グニッションスイッチがスタート位置)においては、主
燃料ポンプも予備燃料ポンプも駆動するが、三方弁によ
り、主燃料タンクから予備燃料タンクへ、予備燃料タン
クから主燃料タンクへ、燃料が逆(エンジン側に流れる
方向の逆)に流れることがない。
【0024】第5の発明に係る燃料供給制御装置は、第
3の発明の構成に加えて、車両は、エンジンと主燃料タ
ンクとを接続する管路の途中であって、三方弁よりも主
燃料タンク側に第1の逆止弁と、エンジンと予備燃料タ
ンクとを接続する管路の途中であって、三方弁よりも予
備燃料タンク側に第2の逆止弁とをさらに含む。
【0025】第5の発明によると、エンジン始動時(イ
グニッションスイッチがスタート位置)においては、主
燃料ポンプも予備燃料ポンプも駆動するが、第1の逆止
弁により、エンジンおよび予備燃料タンクから主燃料タ
ンクへ、第2の逆止弁により、エンジンおよび主燃料タ
ンクから予備燃料タンクへ、燃料が逆(エンジン側に流
れる方向の逆)に流れることがない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0027】図1を参照して、本実施の形態に係る燃料
供給システムについて説明する。図1に示すように、こ
の燃料供給システムは、エンジン100に、メインタン
ク118またはサブタンク138から燃料パイプ112
を介して燃料を供給するシステムである。
【0028】メインタンク118にはメインポンプ12
0が、サブタンク138にはサブポンプ140がそれぞ
れ設けられている。メインタンク118からエンジン1
00へ接続される燃料パイプ112の途中には逆止弁1
16が、サブタンク138からエンジン100へ接続さ
れる燃料パイプ112の途中には逆止弁136が設置さ
れている。
【0029】燃料パイプ112の途中には、エンジン1
00とメインタンク118を接続するか、エンジン10
0とサブタンク138を接続するかのいずれかを選択す
る三方弁114が設置されている。前述した逆止弁11
6は三方弁114よりもメインタンク118側に、逆止
弁136は三方弁114よりもサブタンク138側に設
けられている。
【0030】エンジン100からメインタンク118お
よびサブタンク138にリターンパイプ132が設けら
れる。リターンパイプ132の途中には、リターンバル
ブ134が設けられる。リターンバルブ134は、エン
ジン100から戻される燃料の戻し先を、メインタンク
118およびサブタンク138のいずれか一方を選択す
るためのバルブである。
【0031】図2を参照して、本実施の形態に係る燃料
供給システムの制御ブロック図を示す。図2に示すよう
に、この燃料供給システムは、車両の運転者により切換
えられるサブタンク切換スイッチ306と、サブタンク
切換スイッチ306に接続されたポンプセレクトリレー
304と、ポンプセレクトリレー304に接続されたメ
インポンプ120およびサブポンプ140とを含む。
【0032】ポンプセレクトリレー304には、バッテ
リをメインポンプ120およびサブポンプ140に接続
するポンプ駆動用リレー302が接続される。サブポン
プ140には、スタータ200の作動に同期してサブポ
ンプ140に電力を供給するためのサブポンプ強制駆動
用リレー402が接続される。
【0033】サブポンプ強制駆動用リレー402は、ス
タータリレー202の出力側に接続される。スタータリ
レー202は、スタータに接続され、予め定められた条
件に従って閉じられたスタータリレー202から電力の
供給を受け、エンジンをクランクキングするためにスタ
ータ200が始動される。
【0034】スタータリレー202は、イグニッション
スイッチがオン位置からエンジンスタート位置にされた
ことに応答してオン状態なる。ポンプ駆動用リレー30
2は、イグニッションキーがアクセサリ状態からオン状
態にされたことに応答してオン状態になる。ポンプセレ
クトリレー304は、サブタンク切換スイッチ306が
車両の運転者により切換えられたことにより、メインポ
ンプ120およびサブポンプ140のいずれかに、ポン
プ駆動用リレー302を介して、バッテリの電力が供給
される。
【0035】通常、メインタンク118とサブタンク1
38を有する車両において、メインタンク118にメイ
ンポンプ120を、サブタンク138にサブポンプ14
0を有する車両の制御ブロックにおいては、図2に示す
サブポンプ駆動用リレー402のみを有しない。すなわ
ち、サブタンク切換スイッチ306により切換えられた
メインポンプ120またはサブポンプ402のいずれか
一方にポンプ駆動用リレー302を介して、バッテリの
電力が供給される。
【0036】以上のような構造に基づく燃料供給システ
ムの動作について説明する。車両の運転者がサブタンク
切換スイッチ306をオフ状態にすると、ポンプセレク
トリレー304はメインポンプ120側を選択する。そ
の状態でイグニッションスイッチがオン位置にされる
と、ポンプ駆動用リレー302がオン状態にされ、バッ
テリの電力がポンプ駆動用リレー302およびポンプセ
レクトリレー304を介してメインポンプ120に供給
される。メインポンプ120が駆動して、イグニッショ
ンスイッチがオン状態にされた後に間もなくエンジンが
始動されることに対して、燃料噴射圧を十分に確保して
おく。このときの様子を図3にタイミングチャートとし
て示す。イグニッションスイッチがオン位置になったこ
とに応答してポンプ駆動用リレー302がオン状態にな
る。
【0037】車両の運転者がイグニッションスイッチを
オン状態からエンジンスタート状態にすると、スタータ
リレー202がオン状態にされて、スタータ200にバ
ッテリから電力が供給される。スタータ200が回転し
て、エンジンのクランキング動作が行なわれる。それと
同時に、スタータリレー202からサブポンプ強制駆動
用リレー402の励磁コイルに通電されて、サブポンプ
強制駆動用リレー402を介してバッテリからサブポン
プ140に電力が供給される。
【0038】エンジン100のクランキング動作が行な
われて、エンジン100が予め定められたエンジン回転
数(たとえば、アイドリング回転数近傍)になると、エ
ンジンを制御する制御装置がスタータリレー202をオ
フ状態にする。スタータリレー202がオフ状態になる
と、サブポンプ強制駆動用リレー402の励磁コイルへ
通電されなくなり、サブポンプ強制駆動用リレー402
からサブポンプ140への電力の供給が停止される。こ
れにより、サブポンプ140の駆動が停止する。
【0039】このときの状態を図3に示す。イグニッシ
ョンスイッチがスタート位置になると、サブポンプ強制
駆動用リレー402がオン状態になり、イグニッション
スイッチがスタート位置でなくなるとサブポンプ強制駆
動用リレー402がオフ状態になる。これにより、イグ
ニッションスイッチがエンジンをスタートさせるための
位置にあるときのみ、サブポンプ強制駆動用リレー40
2がオン状態になり、サブポンプ140が駆動される。
【0040】メインタンク118の燃料がなくなると、
車両の運転者はサブタンク切換スイッチ306をオン状
態にする。サブタンク切換スイッチ306がオン状態に
されると、ポンプセレクトリレー304がサブポンプ1
40側を選択する。
【0041】以上のようにして、本実施の形態に係る燃
料供給システムによると、メインタンクとサブタンクと
を有する車両において、メインタンクにメインポンプ
を、サブタンクにサブポンプをそれぞれ有する場合の、
サブポンプの固着を防止するために、エンジンを始動す
るためのスタータがオン状態である間のみサブポンプを
強制的に駆動させることができる。これにより、サブポ
ンプの固着などによるトラブルを未然に防止することが
できる。
【0042】なお、サブタンク切換スイッチ306をオ
ン状態にして、ポンプセレクトリレー304がサブポン
プ140側を選択している場合において、メインポンプ
120の固着を防止するためには、メインポンプ側に、
メインポンプ強制駆動用リレーを設けるようにすればよ
い。このメインポンプ強制駆動用リレーは、サブポンプ
強制駆動用リレーと同じように、スタータリレー202
により励磁コイルに通電され、スタータリレー202が
オン状態であるとメインポンプ強制駆動用リレーがオン
状態になるように接続される。
【0043】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る燃料供給システム
の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る燃料供給システム
の制御ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る燃料供給システム
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 エンジン、112 燃料パイプ、114 三方
弁、116、136逆止弁、118 メインタンク、1
20 メインポンプ、132 リターンパイプ、134
リターンバルブ、138 サブタンク、140 サブ
ポンプ、200 スタータ、202 スタータリレー、
302 ポンプ駆動用リレー、304ポンプセレクトリ
レー、306 サブタンク切替スイッチ、402 サブ
ポンプ強制駆動用リレー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主燃料タンクおよび予備燃料タンクのそ
    れぞれに設けられた主燃料ポンプおよび予備燃料ポンプ
    を有する車両の燃料供給制御装置であって、 車両のエンジンを始動するためのモータに接続され、前
    記モータへの電力の供給と停止とを切換えるモータ制御
    用リレーと、 前記予備燃料ポンプと前記モータ制御用リレーの出力側
    とに接続され、前記モータ制御用リレーから励磁コイル
    に通電されると、前記予備燃料ポンプに電力を供給する
    状態になる、強制駆動用リレーとを含む、燃料供給制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料供給制御装置は、前記主燃料ポ
    ンプとイグニッションスイッチとに接続され、前記イグ
    ニッションスイッチがオン状態になったことに応答して
    励磁コイルに通電されると、前記主燃料ポンプに電力を
    供給する状態になる、ポンプ駆動用リレーをさらに含
    む、請求項1に記載の燃料供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御用リレーは、前記イグニ
    ッションスイッチがオン状態からスタート状態になる
    と、前記モータへの電力の供給を開始する、請求項2に
    記載の燃料供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車両は、前記エンジンと、前記主燃
    料タンクおよび前記予備燃料タンクとの間には、前記エ
    ンジンと前記主燃料タンクとを接続する管路および前記
    エンジンと前記予備燃料タンクとを接続する管路のいず
    れか一方の管路のみを開く三方弁をさらに含む、請求項
    3に記載の燃料供給制御装置。
  5. 【請求項5】 前記車両は、 前記エンジンと前記主燃料タンクとを接続する管路の途
    中であって、前記三方弁よりも前記主燃料タンク側に第
    1の逆止弁と、 前記エンジンと前記予備燃料タンクとを接続する管路の
    途中であって、前記三方弁よりも前記予備燃料タンク側
    に第2の逆止弁とをさらに含む、請求項3に記載の燃料
    供給制御装置。
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