JP2003293760A - 圧入用ガイド治具 - Google Patents
圧入用ガイド治具Info
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Abstract
ス3に圧入して触媒コンバーターを組み立てる際に、生
産性を損なうことなく、触媒1に巻回された保持マット
2を劣化ないし破損させることなく、また、保持マット
2のずれやはみ出しを防止して円滑に圧入することがで
きる圧入用ガイド治具を提供する。 【解決手段】 内孔10Sの内周面のテーパ角が導入部
10a、保持部10b及び圧入部10cで異なり、導入
部10aのテーパ角が最も大きく、保持部10bのテー
パ角が最も小さく、圧入部10cのテーパ角がこれらの
間の角度となっている圧入用ガイド治具10。
Description
化装置の組立工程などにおいて用いるのに好適な圧入用
ガイド治具に係り、詳しくは、外周面に保持マットを巻
回したハニカム状セラミック触媒を金属製ケースに圧入
して触媒コンバーターを組み立てる場合に使用する圧入
用ガイド治具に関する。
含まれる有害物を除去するために、排ガスの流路の触媒
ケーシング内にハニカム状セラミック触媒(以下単に
「触媒」と称す場合がある。)を収容した浄化装置が使
用されている。例えば、自動車ではマフラーを触媒ケー
シングとし、保持マットを介してマフラー内部に触媒を
収容して浄化装置としている。
ターは、貴金属などの触媒を坦持した触媒(ハニカム状
セラミック触媒)と、この触媒を収容してマフラーに接
続するための金属製ケースと、この金属製ケースに触媒
を固定するための保持マットとの3つの部品で主に構成
され、保持マットの両端又は一方の端部にステンレスや
インコネルなどの耐熱金属の細線からなるメッシュリン
グが併用される場合もある。
しては、予め半割した金属製ケース内に、保持マットを
巻回した触媒を装着して半割ケース同士を溶接して一体
化するクラムシェル方式と、触媒の外周よりもやや大き
な金属製ケースに、保持マットを巻回した触媒を圧入す
るスタッフィング方式とがある。特に最近では、部品点
数の削減、或いは組み立て工数の削減から、スタッフィ
ング方式が主流になりつつある。
ーの組み立てには、保持マットを巻回した触媒を、その
触媒上に巻回された保持マットの外径よりも小さい内径
を有する金属製ケースに圧入する方式(以下「圧入方
式」と称す。)と、触媒上に巻回された保持マットの外
径よりも大きな内径を有する金属製ケースに挿入した
後、この金属製ケースの外径を絞り加工する方式とがあ
り、このうち、圧入方式は後加工が不要である点におい
て、生産性に優れる。
示すような筒形の漏斗状の圧入用ガイド治具4を用い、
保持マット2を巻回したハニカム状セラミック触媒1を
金属製ケース3に圧入する。従来の圧入用ガイド治具4
は、図3に示す如く、内孔4Sの一端側4aが大径であ
り、他端側4bが小径となるように、内孔4Sの内周面
が一端側4aから他端側4bにかけてテーパ状に縮径さ
れた形状を有する。なお、圧入用ガイド治具4の他端側
の内周縁部には、金属製ケース3の上端が内嵌する凹段
部4Aが設けられており、この凹段部4Aに金属製ケー
ス3の上端部を内嵌させて圧入用ガイド治具4を金属製
ケース3に固定し(図4(a))、この状態で保持マッ
ト2を巻回した触媒1を圧入用ガイド治具4の一端(上
端)から圧入用ガイド治具4の内孔4Sを通過させ(図
4(b))、金属製ケース3内に圧入する(図4
(c))。
く、金属製ケース3の内周と触媒1の外周との間の間隙
(以下「ギャップ」と称す。)w1は、通常3〜4mm
であるのに対して、保持マット2は嵩密度0.1〜0.
2g/cm3で、触媒1に巻回された状態での厚み(図
4(a)のw2)は5〜10mm程度である。従って、
保持マット2を巻回した触媒1を金属製ケース3に圧入
する際には、保持マット2の厚みw2を1/2〜1/3
に圧縮しながら圧入することになる。また、保持マット
2のギャップ充填密度(以下「GBD」と称す。)の標
準は通常0.3〜0.4g/cm3で、この密度まで圧
縮する時に必要な圧力(以下「圧縮面圧」と称す。)
は、一般的な保持マットでは2〜5kg/cm2と考え
られるが、金属製ケース3の内寸公差及び触媒1の外寸
公差、更には保持マット2の繊維重量公差を考慮した場
合、GBDは最高0.5g/cm3以上にも達する場合
がある。この場合、圧入後の保持マットは初期厚みの1
/4に圧縮された圧縮面圧は8kg/cm2にもなる。
圧入が行われない場合には、金属製ケース内で保持マッ
トが触媒の周囲に均一に介在しないため、触媒を安定に
保持することができず、また、排ガスによって保持マッ
トが部分的に損傷して飛散するなどの問題を引き起こ
す。
4Sの内周面に傾斜を持たせた圧入用ガイド治具4を用
いるが、この圧入用ガイド治具4の内孔4Sの傾斜角
(図3のθ)が大きく、深さの浅いもの、即ち、圧入方
向の長さ(図3のL)が短いものは圧入距離が少なく、
従って、サイクルタイムを短くでき、量産に向いている
が、圧入によって保持マット2の導入側が急激に圧縮さ
れると、その反動で保持マット2の反導入側が大きく反
発してマットの巻回外径が拡大され、触媒との密着性が
悪化するという欠点がある。通常、保持マット2は接着
剤や両面テープで部分的に触媒1に接着、固定されて圧
入に供されるが、このような反発が生じると、保持マッ
ト2と触媒1との接着部が外れる原因となる。接着が外
れたままの状態で圧入した場合には、更に保持マットが
大きくずれることとなる。一方、この傾斜角θの小さい
圧入用ガイド治具4であれば、保持マットが徐々に圧縮
されるため、比較的良好な圧入を行うことができるが、
圧入距離が長くなるため、サイクルタイムが長く、量産
に不向きであるとい欠点がある。また、圧入距離が長い
と、保持マット2と圧入用ガイド治具4の内面との接
触、摩擦によって保持マット2の表面状態が悪化して傷
として残り、保持マットの耐久性に問題が生じる可能性
も出てくる。
するために、触媒に保持マットを巻回した後に保持マッ
トの外周にテープを巻き付けて保持マットの厚みを減少
させる方法が採用される場合もあるが、この場合には、
作業工数の増加、作業性の悪化の問題や、過度にテープ
を巻き付けて逆に圧入用ガイド治具との滑り性が悪化し
て、圧入が困難になるという問題も生じる。
通常600℃以上であり、より高い触媒効率を得ようと
した場合、より高い温度で使用する必要がある。このよ
うな高温下では、従来のセラミック繊維を主体とした保
持マットでは、繊維の熱劣化が起こり保持能力が低下す
る恐れがある。そこで、より耐熱性に優れたアルミナ繊
維からなる保持マットを用いる方法が注目されている
(特開平7−286514号公報、特開平9−946号
公報他)。その中でも、アルミナ繊維の積層シートであ
って、ニードルパンチングによりその繊維の一部を積層
面に対して貫通方向に配向させてなるマットは、その強
度、復元性、取り扱い性において特に優れている。
らなる耐熱性マットであっても、実使用前に過度の機械
的応力が加わった場合は、繊維の一部が破損し、使用中
の寿命低下を招く恐れがある。特に、保持マットを触媒
コンバータに装着する場合に、最近主流とされている上
述のような圧入方式を採用した場合には、圧入の際に繊
維を傷める不都合の他、保持マットを金属製ケースと触
媒との間のギャップに均一に挿入することができないと
いう問題がある。
ターを組み立てる際に使用する圧入用ガイド治具につい
ては、次のような提案がなされているが、いずれも問題
の解決には到っていない。 特開2001−221039号公報:触媒コンバー
ターの製造において触媒表面をシール材で巻回する工程
と、その外周を圧密治具を用いて圧密する工程と、更に
筒状ケースに押圧する充填工程を有する。圧密(圧縮
率)が少ない場合は単一角度のテーパー形状の縮径治
具、或いはピアノ線状の滑り治具を用いることが図示記
載されている。しかしながら、圧密治具との併用は作業
性に劣り量産に不向きという問題点がある。 特開昭58−28506号公報:テーパー状の案内
ブッシュを用いる。この方法では、シール材外周にカラ
ー(滑り部材)を必要とし、圧入の際にカラーまで金属
製ケースに圧入している。このため部品点数が多く製造
コストの削減を図ることができないという問題がある。 特願平09−317455号公報及び特願平09−
317457号公報:周長が変わるようスリットを設け
ている漏斗状の取り付け治具が図示記載されている。こ
の方法は高い圧入圧力を必要とする場合は治具の強度が
ないという問題がある。 特表2001−526115号公報:触媒コンバー
ターの組み立てにおいて触媒をマットで包み込み、円筒
形容器に挿入してから容器周囲を圧縮して応力保持する
方法であり、挿入時に使用する押し込みコーンが図示記
載されている。しかし、この後の円筒容器の縮径のため
に比較的緩い押し込みしか必要とせず、治具の形状は限
定されていない。 特開平11−280459号公報:押し込み治具と
して、テーパ角2〜10°程度で表面粗さが0.8〜1
2.5μmのものが図示記載されている。しかしなが
ら、滑り性の悪い保持マットや圧入時のマット密度が高
い場合はマットと触媒の密着が悪く、ずれが生じ、良好
な圧入ができない問題がある。
問題点を解決し、保持マットを巻回した触媒を金属製ケ
ースに圧入して触媒コンバーターを組み立てる際に、生
産性を損なうことなく、触媒に巻回された保持マットを
劣化ないし破損させることなく、また、保持マットのず
れやはみ出しを防止して円滑に圧入することができる圧
入用ガイド治具を提供することを目的とする。
具は、外周面に保持マットが巻回されたハニカム状セラ
ミック触媒を筒形の金属製ケース内に圧入する際に使用
される筒形のガイド治具であって、内孔の一端側が大径
であり、他端側が小径となっており、該他端側が該金属
製ケースに当接され、前記保持マットが巻回されたセラ
ミック触媒が該一端側から他端側に向って通り抜ける圧
入用ガイド治具において、該内孔の内周面は、該一端側
から他端側にかけて、テーパ角がそれぞれ異なる導入
部、保持部及び圧入部となっており、該導入部のテーパ
角が最も大きく、該保持部のテーパ角が最も小さく、該
圧入部のテーパ角がこれらの間の角度となっていること
を特徴とする。
面が導入部、保持部、及び圧入部で異なるテーパ角を有
しているため、比較的短い圧入距離で、従って生産性を
損なうことなく、保持マットを劣化ないし破損させるこ
となく、また、保持マットのずれやはみ出しを防止し
て、保持マットを巻回した触媒を金属製ケースに円滑に
圧入することができる。
マットを触媒に密着させ、その後、保持マットを巻回し
た触媒全体が内部に入る、テーパ角が最も小さい保持部
では保持マットは軽く圧縮される。そして、圧入部にお
いては、保持マットが既に十分に圧縮されているため、
保持マットと触媒とのずれをひき起こすことなく、良好
な圧入を行える。
触媒の最大外径をd1とし、このセラミック触媒に巻回
された保持マットの最大外径(圧入用ガイド治具内に導
入される前の最大外径)をd2とし、圧入用ガイド治具
の導入部の入口端の最大内径をD1とし、導入部と保持
部との境界部の最大内径をD2とし、保持部と圧入部と
の境界部の最大内径をD3とし、圧入部の出口端の最大
内径をD4とした場合、導入部の入口端の最大内径D1
は保持マットの最大外径d2よりも大であり、前記最大
内径D2,D3及びD4はいずれも保持マットの最大外
径d2よりも小さく且つ触媒の最大外径d1よりも大で
あることが好ましい。
は、通常柱状であるが、その断面(軸方向に垂直な断
面)の形状は円形、楕円形、三角形、四角形、五角形等
の方形等、様々な形状が採用される。従って、このよう
なハニカム状セラミック触媒が圧入される金属製ケー
ス、及びハニカム状セラミック触媒を金属製ケースに圧
入するための圧入用ガイド治具についても、その内孔が
このハニカム状セラミック触媒の形状に倣う筒形であ
り、その断面(筒軸方向に垂直な断面)の形状は、ハニ
カム状セラミック触媒の断面形状と同様に円形、楕円
形、三角形、四角形、五角形等の方形等、様々な形状を
採用し得る。
媒の最大外径d1,このセラミック触媒に巻回された保
持マットの最大外径d2、圧入用ガイド治具の各部の最
大内径D1,D2,D3,D4及び後述の金属製ケース
の最大内径とは、その断面(柱又は筒軸方向に垂直な断
面)において、当該断面形状を平行な2本の直線で挟ん
だ場合に、その直線間距離が最も大きくなる部分の長さ
を指し、例えば、当該断面形状が円形であればその円の
直径であり、楕円形であればその楕円の長径である。ま
た、当該断面形状が三角形であれば最長の一辺の長さで
あり、正方形、長方形、正六角形等であれば対角線の長
さである。
は、その軸方向において同一断面形状及び同一断面寸法
の柱状であり、このハニカム状セラミック触媒が圧入さ
れる金属製ケースの内孔も、その軸方向において同一断
面形状及び同一断面寸法である。また、ハニカム状セラ
ミック触媒を金属製ケースに圧入する圧入用ガイド治具
の内孔の断面形状は、ハニカム状セラミック触媒の断面
形状と相似形であり、この断面形状の寸法がハニカム状
セラミック触媒の圧入方向に異なるものとされる。
「最大内径」は、それぞれ単に「外径」、「内径」と称
す。
径寸法において、更に、保持マットの幅(圧入方向の長
さ)をMとし、前記導入部の圧入方向の長さをL1と
し、前記保持部の圧入方向の長さをL2とし、前記圧入
部の圧入方向の長さをL3とした場合、L1/Mは0.
8/10〜2/10であり、L2/Mは9/10〜11
/10であり、L3/Mは2/10〜5/10であるこ
とが好ましい。
端側の内周縁部には、金属製ケースが内嵌する凹段部が
周設されており、該凹段部と前記圧入部との境界部が該
圧入部の出口端であり、該圧入部の出口端の内径D4は
該金属製ケースの内径以下であることが好ましい。
施の形態を詳細に説明する。
と、保持マットを巻回した触媒及び金属製ケースを示す
断面図であり、図2はこの圧入用ガイド治具を用いた触
媒コンバーターの組み立て方法を示す断面図である。
ット2を巻回したハニカム状セラミック触媒1を筒形の
金属製ケース3内に圧入する際に使用される筒形のガイ
ド治具であって、内孔10Sの一端側(図1の上端側)
が大径であり、他端側(図1の下端側)が小径となって
いる。この他端側の内周縁部には、金属製ケース3が内
嵌する凹段部10Aが周設されている。
2を巻回した触媒1が一端側から他端側に向って通り抜
ける内孔10Sの内周面が、この一端側から他端側にか
けて、テーパ角がそれぞれ異なる導入部10a、保持部
10b及び圧入部10cとなっており、導入部10aの
テーパ角θ1が最も大きく、保持部10bのテーパ角θ
2が最も小さく、圧入部10cのテーパ角θ3がこれら
の間の角度となっている。
の入口端(上端)の内径D1は、触媒に巻回された保持
マット2の圧入前の外径(以下「巻回外径」と称す場合
がある。)d2よりも大であり、導入部10aと保持部
10bとの境界部の内径D2、保持部10bと圧入部1
0cとの境界部の内径D3、圧入部10cの出口端(こ
の出口端は凹段部10Aと圧入部10cとの境界部であ
る。)の内径D4はいずれも、この触媒に巻回された保
持マットの外径d2より小さく、触媒の外径d 2よりも
大きい。なお、圧入部の出口端の内径D4は金属製ケー
ス3の内径D5以下である。
さ)Mに対して、導入部10aの圧入方向の長さL
1は、L1/M=0.8/10〜2/10であり、保持
部10bの圧入方向の長さL2は、L2/M=9/10
〜11/10であり、圧入部10cの圧入方向の長さL
3は、L3/M=2/10〜5/10であることが好ま
しい。
ことにより、保持マット2を巻回した触媒1を圧入用ガ
イド治具10の導入部10aから保持部10b、圧入部
10cを経て、円滑に金属製ケース3に圧入することが
可能となる。
回された保持マット2の外径d2から外径d2未満にす
るための傾斜面又は曲面で構成される。保持マット2の
巻回状態では保持マット2が触媒1に対して均一に密着
していても、触媒1の外径d 1にマット厚みを加えたも
のよりも更にその外径d2は大きい。そこで、第1段目
の圧縮、圧入工程となる導入部10aでは、好ましくは
巻回状態のマット外径d2から触媒外径d1とマット厚
みとの合計以下に圧縮することにより、保持マット2を
触媒1に密着させる(図2(a))。
は触媒1に巻回された保持マット2の外径d2よりも大
きく、導入部10aと保持部10bとの境界部の内径D
2は、触媒の外径d1と巻回前の保持マット2の厚み
(d3とする)との合計(d1+d3×2)に対して、
(d1+d3×2)〜(d1+d3×2−2.0)mm
程度の範囲とするのが好ましい。
れない第1段目の圧縮、圧入工程では、マット反発に伴
う巻回外径d2の拡大がなく、保持マット2の触媒1に
対する密着性が悪化することもない。従って、この導入
部10aの長さL1は、保持マット2の幅Mの0.8/
10〜2/10程度で十分である。
持部10bでは、保持マット2が巻回された触媒1の全
体が圧入用ガイド治具10内に入り(図2(b))、更
に軽く圧縮され、保持マット2が更に触媒1に密着す
る。この保持部10bの内周面のテーパ角は、通常2°
以下、特に0.5〜1.5°の傾斜面で構成されること
が好ましく、また、保持部10bの長さL2は、保持マ
ットの幅Mとほぼ等しく、保持マット2の幅Mの通常9
/10〜11/10程度とすることが好ましい。保持部
10bの長さL2がこれよりも短いと、保持マット2の
一部が触媒1に対して密着せず、また、これよりも長い
と、圧入距離が長過ぎて、生産性を損う。従って、保持
部10bの長さL2は、保持マット2の幅Mとほぼ同等
に設定される。
入部10cは、テーパ角θ3が通常4°以下、特に2〜
3°の傾斜面で構成され、最終的に金属製ケース3の内
径D 5以下に巻回外径を圧縮する。この圧入部10cで
は、保持部10bで既に十分に保持マット2と触媒1と
が密着している状態で圧入が行われるため、保持マット
2と触媒1のずれは極めて少なく、円滑な圧入が可能と
なる。この圧入部10cの長さL3は、保持マット2の
幅Mに対して2/10〜5/10程度とすることが好ま
しい。
ド治具10の内孔10Sの内周面が、導入部10a、保
持部10b、圧入部10cで、各々の圧縮ないし圧入条
件に応じた異なるテーパ角とされているため、圧入距離
を長くすることなく、従って、生産性を損うことなく、
良好な圧入を行える。
部10a、保持部10b及び圧入部10cの内周面は直
線となっているが、曲面であっても良い。
ト、金属製ケースについては特に制限はなく、触媒コン
バーターの製造に従来より一般的に使用されているもの
を用いることができる。
非晶質アルミナシリカ系繊維に熱膨張性鉱石(一般的に
はバーミキュライト)を混ぜて抄造したものが一般的で
あったが、最近になって触媒効率の向上の観点から触媒
位置をよりエンジンに近い部分に移動して高温化した
り、触媒担体(主にコーディエライトよりなるハニカム
構造)の薄肉化が進んでいる。このため、従来の熱膨張
性保持マットでは耐熱性が低く、更に薄肉の触媒担体を
破壊する恐れがあるなどの市場要求の変化から、近年で
は、耐熱性の高い結晶質のアルミナシリカ系繊維を用い
た保持マットが主流になってきている。
m、長さ数ミリから数百mm程度の短繊維で構成され、
マット状で市場に供給されるのが一般的である。こうし
た状態では繊維同士の繋がりが弱いため、その中でも、
アルミナ繊維の積層シートであって、ニードルパンチン
グによりその繊維の一部を積層面に対して貫通方向に配
向させたものが耐久性が優れている点で好適である。更
に、有機バインダーを含浸したものが一般的である。有
機バインダーは繊維を保護するだけでなく、保持マット
の厚みを均一に保つなど、使用時の取り扱い性を向上さ
せる役割を果たすが、圧入の際、圧入用ガイド治具との
滑りを阻害して良好な圧入を行えなくなる原因となるこ
ともあるため、有機バインダー樹脂量は、この圧入を阻
害しない範囲で十分な保形性を発揮するような量とする
ことが好ましい。
ナ繊維量1000〜2000g/m 2、嵩密度0.1〜
0.2g/cm3、繊維に対する有機バインダー樹脂量
3〜30重量%、厚み5〜10mm程度のものが使用さ
れる。
は、その厚みが1/2〜1/5に圧縮され、GBD0.
2〜0.5g/cm3で圧入されることが好ましい。即
ち、本発明の圧入用ガイド治具によれば、保持マットの
厚みに対してギャップが小さく、保持マットが高いGB
Dで大きく圧縮される場合であっても、保持マットのず
れやはみ出しを引き起こすことなく圧入を行うことがで
きる。このため、GBDを高くすることで、触媒の保持
安定性を高めることができ、高品質の触媒コンバーター
を製造することができる。
の幅Mは、圧入時のマット2の延びを考慮して触媒1の
長さよりも短くし、圧入方向の触媒端面とマット端面を
揃えて触媒に巻回されるが、触媒1の長さとこの保持マ
ット2の幅Mとの差(図1のm)は、保持マット2の厚
さや圧入時の圧縮面圧、圧入距離等によっても異なる
が、一般的には、mは10mm以下となるように設計す
ることが好ましい。
り具体的に説明する。
用いて、触媒コンバーターの組み立てを行った。
材(三菱化学産資(株)製:商品名「マフテックOB
M」)を準備した。この保持マット2の単位面積当たり
の繊維量は1320g/m2、繊維に対する有機バイン
ダー樹脂量は8.5重量%、厚みは6.2mm、幅
(M)114mm、長さは338mmであり、GBDで
0.5g/cm3まで圧縮したときに8kg/cm2の
圧縮面圧を発生するものであった。これを長さ124m
m、外径(d1)101.5mmφの円柱形状のハニカ
ム状セラミック触媒1に、圧入方向で触媒1の端面に揃
えて、幅10mmの2列の両面テープを介して巻回し、
更に巻回したその周囲を市販の24mm幅のマスキング
テープ3列で固定した。
Mを圧入時のマット2の延びを考慮して、触媒1の長さ
より10mm短くし、圧入方向で触媒端面に揃えて巻回
した状態で金属製ケース3に圧入し、圧入後のマット2
の端面が触媒1の端面よりはみ出しているか否かで、圧
入用ガイド治具の善し悪しを判断することとした。圧入
が悪くマットが良好に圧入されない場合は、このはみ出
し量が多くなる。
おおよその外径d2は116mmであった。
06.7mmφの円筒形のもの(内孔の水平断面の形状
は円形)を用いた。従って、触媒1と金属製ケース3と
の間のギャップは2.6mm(=(D5−d1)÷2=
(106.7−101.5)÷2)である。
記仕様の略円筒形のもの(内孔の水平断面の形状は円
形)を用いた。 [圧入用ガイド治具10仕様] 導入部10a:入口端の内径D1=121mm 境界部の内径D2=112mm 長さL1=10mm テーパ角θ1=24.2° 保持部10b:上側境界部の内径D2=112mm 下側境界部の内径D3=108.5mm 長さL2=115mm テーパ角θ2=0.9° 圧入部10c:境界部の内径D3:108.5mm 出口端の内径D4:106.5mm 長さL3=25mm テーパ角θ3=2.3°
剤を薄く塗布して金属製ケース3の上部に固定し、保持
マット2を巻回した触媒1を圧入した。
は0.508g/cm3にもなるが、圧入した保持マッ
トのずれやはみ出しはなく、良好な圧入を行うことがで
きた。
mmの長さで内径が121mmから106.5mm(テ
ーパ角θ=8.2°)に縮径する略円筒形のもの(内孔
の水平断面の形状は円形)を用いたこと以外は、実施例
1と同様の条件で圧入を行ったところ、図4(c)に示
す如く、約20mmの保持マットのはみ出し2Aが生じ
た。
ド治具によれば、保持マットを巻回した触媒を金属製ケ
ースに圧入して触媒コンバーターを組み立てる際に、生
産性を損なうことなく、触媒に巻回された保持マットを
劣化ないし破損させることなく、また、保持マットのず
れやはみ出しを防止して円滑に圧入することができ、高
品質の触媒コンバーターを効率的に製造することが可能
となる。
トを巻回した触媒及び金属製ケースを示す断面図であ
る。
媒コンバーターの組み立て方法を示す断面図である。
た触媒及び金属製ケースを示す断面図である。
ターの組み立て方法を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 外周面に保持マットが巻回されたハニカ
ム状セラミック触媒を筒形の金属製ケース内に圧入する
際に使用される筒形のガイド治具であって、 内孔の一端側が大径であり、他端側が小径となってお
り、該他端側が該金属製ケースに当接され、前記保持マ
ットが巻回されたセラミック触媒が該一端側から他端側
に向って通り抜ける圧入用ガイド治具において、 該内孔の内周面は、該一端側から他端側にかけて、テー
パ角がそれぞれ異なる導入部、保持部及び圧入部となっ
ており、 該導入部のテーパ角が最も大きく、 該保持部のテーパ角が最も小さく、 該圧入部のテーパ角がこれらの間の角度となっているこ
とを特徴とする圧入用ガイド治具。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記セラミック触媒の最大外径をd1とし、該セラミッ
ク触媒に巻回された保持マットの最大外径(圧入用ガイ
ド治具内に導入される前の最大外径)をd2とし、 前記導入部の入口端の最大内径をD1とし、 該導入部と前記保持部との境界部の最大内径をD2と
し、 該保持部と前記圧入部との境界部の最大内径をD3と
し、 該圧入部の出口端の最大内径をD4とした場合、 該導入部の入口端の最大内径D1は前記保持マットの最
大外径d2よりも大であり、 前記最大内径D2,D3及びD4はいずれも前記保持マ
ットの最大外径d2よりも小さく且つ前記セラミック触
媒の最大外径d1よりも大であることを特徴とする圧入
用ガイド治具。 - 【請求項3】 請求項2において、前記保持マットの幅
(圧入方向の長さ)をMとし、 前記導入部の圧入方向の長さをL1とし、 前記保持部の圧入方向の長さをL2とし、 前記圧入部の圧入方向の長さをL3とした場合、 L1/Mは0.8/10〜2/10であり、 L2/Mは9/10〜11/10であり、 L3/Mは2/10〜5/10であることを特徴とする
圧入用ガイド治具。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
て、該圧入用ガイド治具の前記他端側の内周縁部には、
前記金属製ケースが内嵌する凹段部が周設されており、 該凹段部と前記圧入部との境界部が該圧入部の出口端で
あり、 該圧入部の出口端の最大内径D4は該金属製ケースの最
大内径以下であることを特徴とする圧入用ガイド治具。
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JP2002100142A Expired - Lifetime JP3982302B2 (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 圧入用ガイド治具 |
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