JP2003293471A - 外断熱形外壁構造、外断熱形外壁パネル及び外断熱材 - Google Patents
外断熱形外壁構造、外断熱形外壁パネル及び外断熱材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外断熱構造において外装材を施工容易にかつ
安定良くしっかりと受け支えることができ、しかも、結
露を生じさせることがなく、もちろん外断熱効果を損な
わせることもない、外断熱形外壁構造等を提供する。 【解決手段】 外断熱材４が繊維系断熱材からなり、こ
の繊維系外断熱材４は、外装材１をその背面側から受け
る部分４ａ…が、樹脂の含浸によって硬化されており、
この硬化部分４ａに外装材１の背面側が受けられ、残部
４ｂは樹脂の含浸されていない繊維系部分からなってい
る。
安定良くしっかりと受け支えることができ、しかも、結
露を生じさせることがなく、もちろん外断熱効果を損な
わせることもない、外断熱形外壁構造等を提供する。 【解決手段】 外断熱材４が繊維系断熱材からなり、こ
の繊維系外断熱材４は、外装材１をその背面側から受け
る部分４ａ…が、樹脂の含浸によって硬化されており、
この硬化部分４ａに外装材１の背面側が受けられ、残部
４ｂは樹脂の含浸されていない繊維系部分からなってい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外断熱形の外壁構
造等に関する。
造等に関する。
【０００２】
【関連する技術及び課題】外断熱形の外壁構造に用いら
れる外断熱材として、発泡プラスチック系断熱材や、ボ
ード状にした繊維系断熱材がある。
れる外断熱材として、発泡プラスチック系断熱材や、ボ
ード状にした繊維系断熱材がある。
【０００３】発泡プラスチック系断熱材を外断熱材とし
て用いる場合は、図３（イ）に示すように、外壁面材な
どの外装材５１をその背面側からこの硬質の発泡プラス
チック系の外断熱材５２に安定良くしっかりと受け支え
させることができて施工が容易であるという点での有利
性を備えている。しかしその一方で、発泡プラスチック
系断熱材５２は透湿抵抗高く、そのため、外断熱材５２
の背面側で結露５４を生じさせやすいという問題もあ
る。
て用いる場合は、図３（イ）に示すように、外壁面材な
どの外装材５１をその背面側からこの硬質の発泡プラス
チック系の外断熱材５２に安定良くしっかりと受け支え
させることができて施工が容易であるという点での有利
性を備えている。しかしその一方で、発泡プラスチック
系断熱材５２は透湿抵抗高く、そのため、外断熱材５２
の背面側で結露５４を生じさせやすいという問題もあ
る。
【０００４】また、外断熱材として繊維系断熱材を用い
る場合は、図３（ロ）に示すように、繊維系断熱材５３
が透湿抵抗の低いものであるため、結露の問題は少な
い。しかしその一方で、繊維系断熱材による外断熱材５
３では、外装材５１をこの外断熱材５３に安定良く受け
支えさせることができず、そのため、ピース物のプラス
チックスペーサー５９などを用いて、このスペーサー５
９で外装材５１を受け支えるようにしなければならず、
施工が厄介であるという問題がある。なお、５５は建物
構造体の柱、５６は室内側の壁板、５７は通気用空間部
である。
る場合は、図３（ロ）に示すように、繊維系断熱材５３
が透湿抵抗の低いものであるため、結露の問題は少な
い。しかしその一方で、繊維系断熱材による外断熱材５
３では、外装材５１をこの外断熱材５３に安定良く受け
支えさせることができず、そのため、ピース物のプラス
チックスペーサー５９などを用いて、このスペーサー５
９で外装材５１を受け支えるようにしなければならず、
施工が厄介であるという問題がある。なお、５５は建物
構造体の柱、５６は室内側の壁板、５７は通気用空間部
である。
【０００５】本発明は、上記のような問題点に鑑み、外
断熱構造において外装材を施工容易にかつ安定良くしっ
かりと受け支えることができ、しかも、結露を生じさせ
ることがなく、もちろん外断熱効果を損なわせることも
ない、外断熱形外壁構造等を提供することを課題とす
る。
断熱構造において外装材を施工容易にかつ安定良くしっ
かりと受け支えることができ、しかも、結露を生じさせ
ることがなく、もちろん外断熱効果を損なわせることも
ない、外断熱形外壁構造等を提供することを課題とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、外断熱材
が繊維系断熱材からなり、この繊維系外断熱材は、外装
材をその背面側から受ける部分が、樹脂の含浸によって
硬化されており、この硬化部分に外装材の背面側が受け
られ、残部は樹脂の含浸されていない繊維系部分からな
っていることを特徴とする外断熱形外壁構造によって解
決される。
が繊維系断熱材からなり、この繊維系外断熱材は、外装
材をその背面側から受ける部分が、樹脂の含浸によって
硬化されており、この硬化部分に外装材の背面側が受け
られ、残部は樹脂の含浸されていない繊維系部分からな
っていることを特徴とする外断熱形外壁構造によって解
決される。
【０００７】この構造では、外断熱材が繊維系断熱材か
らなってはいるが、外装材をその背面側から受ける部分
を樹脂の含浸によって硬化させていて、この硬化部分で
外装材を受ける構造としているので、外装材を安定良く
しっかりと受け支えることができる。
らなってはいるが、外装材をその背面側から受ける部分
を樹脂の含浸によって硬化させていて、この硬化部分で
外装材を受ける構造としているので、外装材を安定良く
しっかりと受け支えることができる。
【０００８】しかも、繊維系断熱材に樹脂を含浸させた
ものを使用するだけでよく、ピース物のスペーサーなど
を用いる必要がなく、そのため、外装材を施工容易に受
け支えさせることができる。
ものを使用するだけでよく、ピース物のスペーサーなど
を用いる必要がなく、そのため、外装材を施工容易に受
け支えさせることができる。
【０００９】加えて、上記の繊維系外断熱材において、
残部は樹脂の含浸されていない繊維系部分からなってい
るので、この繊維系部分で外断熱材の透湿性が確保さ
れ、結露の発生を防ぐことができる。
残部は樹脂の含浸されていない繊維系部分からなってい
るので、この繊維系部分で外断熱材の透湿性が確保さ
れ、結露の発生を防ぐことができる。
【００１０】もちろん、上記の外断熱材は、樹脂の良断
熱性により樹脂含浸部分も含めて良好な断熱性能を発揮
しうるものであるから、その全部が断熱材であり、外断
熱効果を損なわせることもない。
熱性により樹脂含浸部分も含めて良好な断熱性能を発揮
しうるものであるから、その全部が断熱材であり、外断
熱効果を損なわせることもない。
【００１１】外断熱材と外装材との間に通気用空間部が
設けられている場合は、外断熱材の樹脂の含浸されてい
ない繊維系部分を透過した湿気がこの通気用空間部に送
り込まれ、湿気を外に排出することができる。特に、湿
気を外装材を通じて外に排出できないような場合に効果
的である。
設けられている場合は、外断熱材の樹脂の含浸されてい
ない繊維系部分を透過した湿気がこの通気用空間部に送
り込まれ、湿気を外に排出することができる。特に、湿
気を外装材を通じて外に排出できないような場合に効果
的である。
【００１２】また、上記の課題は、外断熱材が繊維系断
熱材からなり、この繊維系外断熱材は、外装材をその背
面側から受ける部分が、樹脂の含浸によって硬化されて
おり、この硬化部分に外装材の背面側が受けられ、残部
は樹脂の含浸されていない繊維系部分からなっているこ
とを特徴とする外断熱形外壁パネルによっても、同様に
解決される。そして、この場合は特に、繊維系外断熱材
の樹脂の含浸された硬化部分に外装材の背面側を受けさ
せることでパネル化をすることができるので、外壁パネ
ルをピース物のスペーサーなど用いることなく容易に製
作することができる。
熱材からなり、この繊維系外断熱材は、外装材をその背
面側から受ける部分が、樹脂の含浸によって硬化されて
おり、この硬化部分に外装材の背面側が受けられ、残部
は樹脂の含浸されていない繊維系部分からなっているこ
とを特徴とする外断熱形外壁パネルによっても、同様に
解決される。そして、この場合は特に、繊維系外断熱材
の樹脂の含浸された硬化部分に外装材の背面側を受けさ
せることでパネル化をすることができるので、外壁パネ
ルをピース物のスペーサーなど用いることなく容易に製
作することができる。
【００１３】更に、上記の課題は、繊維系断熱材からな
り、外装材をその背面側から受ける部分が樹脂の含浸に
よって硬化され、残部が樹脂の含浸されていない繊維系
部分からなることを特徴とする外断熱材によって、同様
に解決される。特に、この外断熱材は、外装面材を受け
させる部分が、樹脂を含浸させて硬化させたものからな
っているので、そのような硬化部分を容易に形成するこ
とができると共に、硬化部分と樹脂の含浸されていない
繊維系部分との一体性により、その製作から使用にわた
るいずれの段階における取扱いも容易に行うことができ
る。
り、外装材をその背面側から受ける部分が樹脂の含浸に
よって硬化され、残部が樹脂の含浸されていない繊維系
部分からなることを特徴とする外断熱材によって、同様
に解決される。特に、この外断熱材は、外装面材を受け
させる部分が、樹脂を含浸させて硬化させたものからな
っているので、そのような硬化部分を容易に形成するこ
とができると共に、硬化部分と樹脂の含浸されていない
繊維系部分との一体性により、その製作から使用にわた
るいずれの段階における取扱いも容易に行うことができ
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１５】図１に示す実施形態の外断熱形外壁構造に
おいて、１は外装材としての窯業系などからなる外壁面
材、２はパネルフレーム、３は建物構造体の柱であり、
そして、４が外断熱材である。建物構造体は鉄骨からな
っている。なお、５はフレーム内に備えられた桟、６は
室内側の桟、７は石膏ボードなどによる室内側の壁板、
８，９はグラスウールなどからなる一般的な断熱材であ
る。
おいて、１は外装材としての窯業系などからなる外壁面
材、２はパネルフレーム、３は建物構造体の柱であり、
そして、４が外断熱材である。建物構造体は鉄骨からな
っている。なお、５はフレーム内に備えられた桟、６は
室内側の桟、７は石膏ボードなどによる室内側の壁板、
８，９はグラスウールなどからなる一般的な断熱材であ
る。
【００１６】外断熱材４は、外壁面材１とパネルフレー
ム２との間に備えられ、パネルフレーム２は、柱３を左
右両側から挟むように設置されて柱３と結合され、これ
により、外断熱材４が建物構造体である柱３の外側に位
置して外断熱構造を形成している。そして、外壁面材１
は、その背面側を、通気用空間部１２を形成するための
縦桟２１…を介して外断熱材４に受け支えられ、そのよ
うな構成において、外断熱材４を介してパネルフレーム
２に取り付けられている。
ム２との間に備えられ、パネルフレーム２は、柱３を左
右両側から挟むように設置されて柱３と結合され、これ
により、外断熱材４が建物構造体である柱３の外側に位
置して外断熱構造を形成している。そして、外壁面材１
は、その背面側を、通気用空間部１２を形成するための
縦桟２１…を介して外断熱材４に受け支えられ、そのよ
うな構成において、外断熱材４を介してパネルフレーム
２に取り付けられている。
【００１７】上記の外断熱材４は、ボード状の繊維系断
熱材からなっており、図１及び図２に示すように、外壁
面材１をその背面側から受ける領域部分４ａ…が、樹脂
の含浸によって硬化されており、この硬化部分４ａ…に
外壁面材１の背面側が縦桟２１…を介して受けられ、残
部領域部分４ｂ…は、樹脂の含浸されていない繊維系部
分からなっている。なお、本実施形態では、硬化部分４
ａは、縦パネルフレーム２ａの存在する領域、及び、パ
ネルフレーム２内の縦桟５の存在する領域部分におい
て、縦方向に延びて備えられており、それらの間が樹脂
の含浸されていない繊維系部分４ｂ…で構成されてい
る。
熱材からなっており、図１及び図２に示すように、外壁
面材１をその背面側から受ける領域部分４ａ…が、樹脂
の含浸によって硬化されており、この硬化部分４ａ…に
外壁面材１の背面側が縦桟２１…を介して受けられ、残
部領域部分４ｂ…は、樹脂の含浸されていない繊維系部
分からなっている。なお、本実施形態では、硬化部分４
ａは、縦パネルフレーム２ａの存在する領域、及び、パ
ネルフレーム２内の縦桟５の存在する領域部分におい
て、縦方向に延びて備えられており、それらの間が樹脂
の含浸されていない繊維系部分４ｂ…で構成されてい
る。
【００１８】上記の外断熱形外壁構造では、外断熱材４
が繊維系断熱材からなってはいるが、外壁面材１をその
背面側から受ける領域部分４ａを樹脂の含浸によって硬
化させていて、この硬化部分４ａに外壁面材１を受けさ
せる構造としているので、外壁面材１を安定良くしっか
りと受け支えることができる。しかも、必要領域部分４
ａに樹脂を含浸させた繊維系外断熱材４を用いるだけで
よく、ピース物のスペーサーなどを用いる必要はなく、
そのため、外壁面材１を施工容易に取り付けることがで
きる。加えて、上記の繊維系外断熱材４において、残部
領域部分４ｂは樹脂の含浸されていない繊維系部分から
なっているので、この繊維系部分４ｂで外断熱材４の透
湿性を確保し、結露の発生を防ぐことができる。湿気
は、この繊維系外断熱材４の樹脂の含浸されていない繊
維系部分４ｂを透過し、通気用空間部１２に入り込ん
で、この通気用空間部１２を通じて外に排出される。そ
して、上記の繊維系外断熱材４は、樹脂含浸部分４ａも
含めて良好な断熱性能を発揮しうるものであるから、そ
の全部が断熱材であり、外断熱効果を損なわせることも
ない。
が繊維系断熱材からなってはいるが、外壁面材１をその
背面側から受ける領域部分４ａを樹脂の含浸によって硬
化させていて、この硬化部分４ａに外壁面材１を受けさ
せる構造としているので、外壁面材１を安定良くしっか
りと受け支えることができる。しかも、必要領域部分４
ａに樹脂を含浸させた繊維系外断熱材４を用いるだけで
よく、ピース物のスペーサーなどを用いる必要はなく、
そのため、外壁面材１を施工容易に取り付けることがで
きる。加えて、上記の繊維系外断熱材４において、残部
領域部分４ｂは樹脂の含浸されていない繊維系部分から
なっているので、この繊維系部分４ｂで外断熱材４の透
湿性を確保し、結露の発生を防ぐことができる。湿気
は、この繊維系外断熱材４の樹脂の含浸されていない繊
維系部分４ｂを透過し、通気用空間部１２に入り込ん
で、この通気用空間部１２を通じて外に排出される。そ
して、上記の繊維系外断熱材４は、樹脂含浸部分４ａも
含めて良好な断熱性能を発揮しうるものであるから、そ
の全部が断熱材であり、外断熱効果を損なわせることも
ない。
【００１９】上記の外断熱形外壁構造は、図２に示すよ
うな外壁パネル１３を用いてパネル式で形成されていて
もよいし、パネル式でなく形成されていてもよい。外壁
パネル１３を用いて外断熱形の外壁を形成する場合に、
予め外壁パネル１３を製作しておく必要があるが、外壁
パネル１３の製作は、外壁面材１とパネルフレーム２と
の間に通気用空間部形成用の縦桟２１…と上記の繊維系
外断熱材４を配置し、そして、外断熱材４の樹脂含浸部
分４ａ…において、外壁面材１をパネルフレーム２に取
り付けるだけでよく、外壁パネル１３を容易に製作する
ことができる。なお、外壁パネル１３は、柱３が備えら
れているもの、あるいは、柱３に加えて一般断熱材８，
９や屋内用の壁板７が備えられているものとして製作さ
れてもよい。
うな外壁パネル１３を用いてパネル式で形成されていて
もよいし、パネル式でなく形成されていてもよい。外壁
パネル１３を用いて外断熱形の外壁を形成する場合に、
予め外壁パネル１３を製作しておく必要があるが、外壁
パネル１３の製作は、外壁面材１とパネルフレーム２と
の間に通気用空間部形成用の縦桟２１…と上記の繊維系
外断熱材４を配置し、そして、外断熱材４の樹脂含浸部
分４ａ…において、外壁面材１をパネルフレーム２に取
り付けるだけでよく、外壁パネル１３を容易に製作する
ことができる。なお、外壁パネル１３は、柱３が備えら
れているもの、あるいは、柱３に加えて一般断熱材８，
９や屋内用の壁板７が備えられているものとして製作さ
れてもよい。
【００２０】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、外壁面
材１と外断熱材４との間の通気用の空間部１２は必要に
応じて設けるようにすればよく、外断熱材４の樹脂の含
浸されていない繊維系部分４ｂを通じて外装材の背面側
にくる湿気を逃がす他の手段が備えられていれば、この
通気用空間部１２は省略されてもよい。また、建物構造
体は鉄骨に限らず、その他のものであってもよい。ま
た、外装材として、面材以外のものが用いられてもよ
い。
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、外壁面
材１と外断熱材４との間の通気用の空間部１２は必要に
応じて設けるようにすればよく、外断熱材４の樹脂の含
浸されていない繊維系部分４ｂを通じて外装材の背面側
にくる湿気を逃がす他の手段が備えられていれば、この
通気用空間部１２は省略されてもよい。また、建物構造
体は鉄骨に限らず、その他のものであってもよい。ま
た、外装材として、面材以外のものが用いられてもよ
い。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、外断熱構造において外装材を施工容易にかつ安定良
くしっかりと受け支えることができ、しかも、結露を生
じさせることがなく、もちろん外断熱効果を損なわせる
こともない。
ら、外断熱構造において外装材を施工容易にかつ安定良
くしっかりと受け支えることができ、しかも、結露を生
じさせることがなく、もちろん外断熱効果を損なわせる
こともない。
【図１】実施形態の外断熱形外壁構造を示す平面断面図
である。
である。
【図２】外壁パネルを示す分解斜視図である。
【図３】関連技術を示すもので、図（イ）は外断熱形外
壁構造の一つの形態を示す平面断面図、図（ロ）は外断
熱形外壁構造の他の形態を示す平面断面図である。
壁構造の一つの形態を示す平面断面図、図（ロ）は外断
熱形外壁構造の他の形態を示す平面断面図である。
１…外壁面材（外装材）
４…繊維系外断熱材
４ａ…樹脂含浸硬化部分
４ｂ…樹脂の含浸されていない繊維系部分
１２…通気用空間部
１３…外壁パネル
Claims (4)
- 【請求項１】 外断熱材が繊維系断熱材からなり、この
繊維系外断熱材は、外装材をその背面側から受ける部分
が、樹脂の含浸によって硬化されており、この硬化部分
に外装材の背面側が受けられ、残部は樹脂の含浸されて
いない繊維系部分からなっていることを特徴とする外断
熱形外壁構造。 - 【請求項２】 前記外断熱材と外装材との間に通気用空
間部が設けられている請求項１に記載の外断熱形外壁構
造。 - 【請求項３】 外断熱材が繊維系断熱材からなり、この
繊維系外断熱材は、外装材をその背面側から受ける部分
が、樹脂の含浸によって硬化されており、この硬化部分
に外装材の背面側が受けられ、残部は樹脂の含浸されて
いない繊維系部分からなっていることを特徴とする外断
熱形外壁パネル。 - 【請求項４】 繊維系断熱材からなり、外装材をその背
面側から受ける部分が樹脂の含浸によって硬化され、残
部が樹脂の含浸されていない繊維系部分からなることを
特徴とする外断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002094017A JP2003293471A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 外断熱形外壁構造、外断熱形外壁パネル及び外断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002094017A JP2003293471A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 外断熱形外壁構造、外断熱形外壁パネル及び外断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003293471A true JP2003293471A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29238212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002094017A Pending JP2003293471A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 外断熱形外壁構造、外断熱形外壁パネル及び外断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003293471A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007297875A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Daiwa House Ind Co Ltd | パネル式外断熱耐火外壁構造 |
| JP2007327284A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Sanwa Home:Kk | 木造建築の断熱壁構造 |
| JP2008280749A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット住宅における外付加断熱材の組付方法 |
| JP2012219550A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Toyota Home Kk | 建物の断熱構造 |
| JP2017002636A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | トヨタホーム株式会社 | 外壁部断熱構造 |
| KR102214504B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2021-02-09 | 한국건설기술연구원 | 외벽 시스템의 단열 향상 및 화재확산 방지 장치 |
| KR102214518B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2021-02-09 | 한국건설기술연구원 | 외벽 시스템의 단열 향상 및 화재확산 방지용 발포패드 및 그 시공 방법 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002094017A patent/JP2003293471A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007297875A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Daiwa House Ind Co Ltd | パネル式外断熱耐火外壁構造 |
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| KR102214518B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2021-02-09 | 한국건설기술연구원 | 외벽 시스템의 단열 향상 및 화재확산 방지용 발포패드 및 그 시공 방법 |
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Legal Events
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Effective date: 20061031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |