JP2003293335A - 簡易車両規制装置 - Google Patents

簡易車両規制装置

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JP2003293335A
JP2003293335A JP2002130966A JP2002130966A JP2003293335A JP 2003293335 A JP2003293335 A JP 2003293335A JP 2002130966 A JP2002130966 A JP 2002130966A JP 2002130966 A JP2002130966 A JP 2002130966A JP 2003293335 A JP2003293335 A JP 2003293335A
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裕康 立崎
Kenta Hamazaki
健太 濱崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 当該施設W等への通路1の出入口3に、バラ
ンスウエイト16により常時垂直状に起立するように付
勢され、当該出入口3を通行する車輛周りとの当接によ
り水平状に倒伏し、該車輛の通過により垂直状に起立す
る車輛規制棒15を設けることにより、運転者が当該車
輛から降車して出入口3の車輛規制棒15を取り外し、
また、取り外した車輛規制棒15を旧位に戻すことな
く、しかも、比較的低コストで設置できる簡易車輛規制
装置Pを提供する。 【構成】 各種施設W等への通路1の出入口3周りの、
凹部4頂部の蓋板6に水平軸を設け、該水平軸上の中歯
車に噛合う上歯車を固定する上水平軸に車輛規制棒15
を、前記中歯車に噛合う下歯車の下水平軸にバランスウ
エイト16を夫々設け、当該出入口3へ進入する車輛周
りとの当接により、該車輛規制棒15を略水平状に倒伏
15Bさせる一方、当該車輛が同出入口3を通過する
と、バランスウエイト16Bの復元力により、車輛規制
棒15が垂直状に起立し、当該出入口3を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は簡易車両規制装置、
殊に、工事現場、車両収容装置等の各種施設又は当該施
設への通路の出入口に設置することにより、当該工事現
場、車両収容装置等の各種施設に係わる、工事車輛、契
約車輛等の関係車両の通行を許容し、一般車輛の通行を
阻止可能にした簡易車両規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の、工事現場、車両収容装置等の
各種施設又は当該施設への通路の出入口に設けられ、当
該工事現場、車両収容装置等の各種施設に係わる、工事
車輛、契約車輛等の関係車両の通行は許容し、一般車輛
の通行を阻止する簡易車両規制装置としては、例えば、
当該工事現場等の施設へ進入する自動車等の運転者が、
当該車両から降りて当該施設への出入口の路面等に設け
た一対の孔に基部を挿入、起立させた逆U字状又は門型
等の車両止め具を、当該出入口の路面等に設けた孔から
取外して適所に置いた後、当該運転者が車両に乗車して
目的とする施設側に進入した後、当該運転者が車両から
降りて、取外した前記逆U字状又は門型車両止め具の基
部を、当該出入口路面の孔に挿入、起立させ、一般車両
の進入を規制する一方、同運転者が当該車両に再度乗車
して目的とする施設等の適所まで進入して所要の作業を
し、又は、当該車輛をその収容装置等の所定位置に駐車
させる。
【0003】また、当該施設等における所要作業の中断
又は終了後、当該車両を当該施設等の出入口、若しくは
当該駐車場に駐車させた車両をその出入口から一般道路
へ退出させる場合には、前記と略逆の操作をして逆U字
状又は門型車両止め具の基部を、当該工事現場又は駐車
場等の各種施設への通路の、出入口の路面孔から取り外
して適所に置いた後、当該車輛に運転者が乗車し、当該
出入口を通過した後、同出入口路面孔に前記逆U字状又
は門型状車止め具の基部を挿入して、当該出入口に起立
させ、一般通路からの当該出入口を介する車輛の進入を
阻止可能にするのが通常である。
【0004】なお、各種施設、殊に、車両収納領域の出
入口部に、当該出入口への車輛の近接を検知する車両近
接検出手段等を設け、該車両近接検出手段等により、当
該出入口への車輛の近接を検知し、当該検知信号等によ
り当該出入口の開閉を制御し、当該近接車両の進入を可
能にした車輛規制装置も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 工事現場、駐車場等
の各種施設又は当該施設への通路の出入口の路面に設け
た一対の穴に適度な高さを有する逆U字状又は門型車止
の両脚部を挿入して、当該出入口を開閉する当該工事現
場等への車両の進入を規制する従来の車両規制装置は、
その構造が簡単で、簡易に設置できる利点がある反面、
自動車等の車両を当該工事現場等へ進入させ、又は、当
該工事現場、駐車場等から一般道路等へ退出させる都
度、当該車両の運転者が、当該車両から降車して逆U字
状又は門型車止の脚下部を当該出入口路面の孔から引き
抜いて適所に置いた後、同車両に乗車して当該出入口を
通過し、工事現場、駐車場等側に進入させた後、当該車
両から降りて逆U字状又は門型車両止の脚下部を当該出
入口路面の孔へ挿入、起立させた後、当該車両に再度乗
車して工事現場、駐車場等へ進入させる必要があり、ま
た、当該施設内の車両を、前記出入口を介して一般道路
へ退出させる場合には、前記と略逆の操作をする必要が
あり、係る車両からの降車、逆U字状又は門型車止の取
り外し、車両への乗車、前進、車両からの降車、逆U字
状又は門型車止の出入口路面孔への挿入、起立、車両へ
の再乗車、車輛進行等の一連の操作が面倒で、煩わしさ
を伴う嫌いがあった。
【0006】また、前記工事現場等の出入口部等への車
両の近接を検出手段により検出し、該検出信号により、
当該施設等への出入口の車両規制装置を自動的に開閉可
能にした従来の車両規制装置にあっては、人手を要する
ことなく、当該施設への車両の侵入を可能にする一方、
一般車両の進入を阻止できるものの、このような制御装
置は大型で、コスト高を伴うため、大型工事や長期間を
要する工事、大型駐車場等への設置は別として、通常の
施設、殊に、小規模の工事現場、駐車場等への設置に
は、実際上無理があった。
【0007】この発明は前記のような従来例における問
題点に着目してなされたもので、当該工事現場、駐車場
等の各種施設への通路出入口への車両運転者が、当該車
両から降りて逆U字状又は門型車止を、当該施設等の出
入口路面の孔から引抜き、該引抜いた逆U字状又は門型
車止を、当該工事現場、駐車場等の各種施設への出入口
路面の孔へ挿入、起立させるような煩わしく、しかも、
面倒な操作をすることなく、また、設置コスト高を招く
恐れなく、前記のような課題を解決できる簡易車両規制
装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この発明は、前記のよ
うな課題を解決するため、請求項1の発明は、工工事現
場、駐車場等の各種施設又は当該施設への通路の出入口
に、適宜付勢手段により当該出入口の車輛通行領域を常
時閉塞する棒又は板状車輛規制具を設け、当該出入口を
通過する車輛下部周りとの当接により、当該車輛規制具
を当該出入口の車輛通行領域から排除して開放する一
方、当該車輛の下部周りとの当接解除により、前記車輛
規制具を当該出入口の車輛通行領域に自動的に復位させ
て、当該出入口の閉塞状態を常時確保可能にした簡易車
両規制装置である。
【0009】請求項2の発明は、前記各種施設又は同施
設への通路の出入口周り路面に凹部を設け、該凹部の蓋
板部に伝動箱を略垂直状に設けるとともに、該伝動箱に
前記出入口の横方向に伸びる水平軸を設け、該水平軸上
の中央歯車に上下歯車を同時に噛合させ、前記上水平軸
に適度な高さ及び巾を有する車輛規制具を設ける一方、
前記凹部内に回動可能に設けた下歯車に下水平軸を固定
し、該下水平軸に前記車輛規制具を、バランスウエイト
又はばね等の適宜付勢手段により常時略垂直状に起立さ
せるようにしたものである。
【0010】請求項3の発明は、前記各種施設又は当該
施設への通路の、出入口周りの凹部内の下歯車又は下チ
エン歯車に固定した下水平軸に、ばね等の適宜付勢手段
により常時端部側へ付勢されるガイドローラを備えるガ
イドアーム基部を固定すると共に、前記ガイドローラを
前記下水平軸周りの弧状レール内側に沿って回動可能に
設け、かつ、該弧状ガイドレールの中央部内側に前記ガ
イドローラの係止用凹部を設けたものである。
【0011】請求項4の発明は、前記各種施設又は当該
施設への通路の出入口中央部に凹部を設け、該凹部に当
該出入口の横方向に適宜間隔を存して一対の低支柱を設
け、該低支柱に支承した水平状支軸に、当該出入口巾の
略半分の長さで、適宜高さを有する車輛規制具を回動可
能に設けると共に、該車輛規制具をばね等の適宜付勢手
段により常時略垂直状に起立させるように付勢させたも
のである。
【0012】請求項5の発明は、前記各種施設又は当該
施設への通路の出入口側縁部に凹部を設け、該凹部の蓋
板に、頂部に当該出入口の車輛通過領域を閉塞する水平
状車輛規制具を備える適宜高さの垂直状支柱を回動可能
に設け、該垂直状支柱の下部に、前記水平状車輛規制具
を前記出入口の車輛通過領域を常時閉塞するように付勢
する適宜付勢手段を設け、かつ、前記出入口を通過する
車輛下部周りとの当接により、前記水平状車輛規制具を
当該通路の側縁部へ排除する一方、当該車輛下部周りと
の当接解除により、前記水平状車輛規制具を当該出入口
の車輛通行領域に復位させるようにしたものである。
【0013】請求項6の発明は、前記各種施設又は当該
施設への通路の出入口側縁部の凹部蓋板に、回動可能に
設けた適宜高さの垂直状支柱の頂部に、当該出入口の車
輛通過領域を閉塞する水平状車輛規制具を設ける一方、
該垂直状支柱の下部に直接又は円盤、取付棒等の取付具
若しくは傘歯車等の連動手段を介して、前記水平状車輛
規制具により、前記出入口の車輛通過領域を常時閉塞さ
せるばね又はバランスウエイト等の付勢手段を連接した
ものである。
【0014】
【作用】 請求項1の発明によれば、工事現場、駐車場
等の各種施設又は当該施設への通路の出入口まわりに、
適宜付勢手段により付勢され、当該施設への車輛の進入
を規制する棒又は板等の車輛規制具を設けたから、必要
に応じて当該車両の運転者が当該車両に乗車したまま当
該出入口へ進入すると、当該車輛の下部周りとの当接に
より、該車輛規制具が当該出入口の車輛通行領域から排
除される一方、当該車両の当該出入口通過により、前記
車輛規制具が当該出入口の車輛通行領域に自動的に復位
し、当該出入口の閉塞状態を確保する。
【0015】請求項2の発明によれば、各種施設又は当
該施設への通路の出入口周りに設けた凹溝の蓋板部に、
当該出入口の横方向に伸びる水平軸を設け、該水平軸上
の中央歯車に上下歯車を同時に噛合させると共に、該上
下歯車の上下水平軸を前記蓋板に固定され、同蓋板から
略垂直状に起立する支板に回動可能に支承し、かつ、前
記上歯車軸に適度な高さと巾を有する車輛規制棒又は規
制板等の規制具を設ける一方、前記凹溝内の下歯車に固
定された下水平軸から支腕を介して設けられ、前記車輛
規制板又は規制棒を常時略垂直状に起立させるように付
勢するバランスウエイト又はばねを設けたから、当該車
両下部周りの前記車輛規制具への当接により、該車両規
制具を略水平状に倒伏させて出入口を開放する一方、該
車両の当該出入口通過により前記車両規制具が自動的に
復位し、常時当該出入口の閉塞状態を確保する。
【0016】請求項3の発明によれば、各種施設又は当
該施設への通路出入口まわりに設けた凹溝内にも受けら
れ、前記車輛規制具に連動する下歯車に固定した下水平
軸に、ばねにより常時端部側に付勢されるガイドローラ
を備えるアームの基部を固定すると共に、前記ガイドロ
ーラを前記下水平軸周りの弧状ガイドレールに沿って回
動可能に設け、かつ、該弧状ガイドレールの中央部内側
に前記ガイドローラの係止する凹部を設けたから、前記
出入口周りの凹部内の下歯車に固定した下水平軸上の、
アーム端部のガイドローラが弧状ガイドレールに沿って
スムーズに誘導される外、前記アームが垂直状になって
当該車輛規制具により当該出入口を閉塞する際、ガイド
ローラが前記ばねにより弧状ガイドレールの中央部内側
の凹部に圧入され、当該車輛規制具の略垂直状起立状態
が確保され、多少の風圧当により、みだりにふらつかな
い。
【0017】請求項4の発明によれば、前記通路出入口
の横方向略中央部の凹部に、当該出入口の横方向に適宜
間隔を存して一対の低支柱を設け、該低支柱に支承した
水平状支軸に、当該出入口巾の略半分程度の長さで、適
宜高さの車輛規制棒又は規制板等の車輛規制具を回動可
能に設けると共に、該車輛規制具を適宜ばねにより常時
略垂直状に起立させるように付勢し、かつ、前記車輛規
制具と当該出入口へ進入する車輛の下部周りとの当接に
より、当該車輛規制具が略水平状に倒伏し、当該車両の
同出入口通過により、前記車輛規制具が自動的に略垂直
状に起立して、その閉塞状態を確保する。
【0018】請求項5の発明によれば、前記通路の出入
口側縁部の凹部蓋板に、頂部に当該出入口の車輛通過領
域を閉塞する水平状車輛規制具を備える適宜高さの垂直
状支柱を回動可能に設けるとともに、該垂直状支柱の下
部に、前記水平状車輛規制具を前記出入口の車輛通過領
域を閉塞するように常時付勢する適宜付勢手段を設け、
かつ、前記出入口への進入車輛の下部周りとの当接によ
り、前記水平状車輛規制具を当該出入口の側縁側へ排除
する一方、当該車輛周りとの当接解除により、前記水平
状車輛規制具を前記出入口の車輛通行領域に復帰させ
て、当該出入口を自動的に閉塞させ得るようにしたこと
により、当該出入口へ進入する車輛の下部周りと水平状
車輛規制具との当接により、前記水平状車輛規制具を当
該出入口の側縁側へ排除させる一方、当該車輛の当該出
入口通過により、排除させた前記水平状車輛規制具を自
動的に当該出入口の車輛通行領域に復位させる。
【0019】請求項6の発明によれば、前記通路の出入
口側縁部の凹部蓋板に、回動可能に設けた適宜高さの垂
直状支柱頂部に、当該出入口の車輛通過領域を閉塞する
水平状車輛規制具を設け、同垂直状支柱の下部に直接又
は円盤若しくは取付棒等の取付具、あるいは傘歯車等の
連動手段を介して、前記水平状車輛規制具を当該出入口
の車輛通過領域に常時復位させるばね又はバランスウエ
イト等の適宜付勢手段を設けたから、当該通路の出入口
に進入する車両の下部周りとの当接により、前記垂直状
支柱の下部に直接又は円盤、取付棒若しくは傘歯車等の
伝動手段を介して前記水平状車輛規制具を、前記出入口
の車輛通過領域からその側縁部へ排除する一方、当該車
両下部回りとの当接解除により、排除した水平状車輛規
制具を前記出入口の車輛通行領域に自動的に復位させ、
その閉塞状態を確保する。
【0020】
【発明の実施態様】 以下、本発明に係る簡易車両規制
装置の第1〜6実施態様及びそれらの変形例P〜Vを、
添付の図1〜25を参照して説明する。なお、第1〜6
実施態様及びそれらの変形例に共通する部分には、同一
名称、同一符号を用いる。
【0021】
【第1実施態様】 図1はこの発明に係る簡易車輛規制
装置の第1実施態様Pの平面説明図、図2はその側面説
明図、図3はその正面説明図、図4はその伝動装置の正
面説明図、図5はその案内板17、弧状ガイドレール1
8、ガイドローラ21部の正面図(ガイドアーム19垂
下状態)、図6はその案内装置の正面図(ガイドアーム
19垂下状態)、図7はその案内装置の正面図(ガイド
アーム19水平状態)、図8はこの第1実施態様Pの模
式作用説明図である。
【0022】図1〜8において、1は一般道路等から工
事現場、駐車場等の各種施設(建設途上又は完成後の各
種施設等を含む)への通路で、この通路1には進入路1
A及び誘導路1Bとそれらの中間に位置する出入口3が
配設され、出入口3にはこの発明に係る簡易車輛規制装
置の第1実施態様Pが設けられる。2は通路1の側縁
部、4は出入口3の横方向(図1では上下方向)に伸
び、出入口3の巾(図1では上下)方向の中央部に設け
た凹部4B周りの周壁、4Dは凹部4Bの底壁部にもう
けた水抜き穴で、水抜き穴4Dは、当該凹部4B内に流
入した雨水、砂等を適宜排出管(図示省略)等を介し
て、適所へ排出可能に構成する。5は伝動箱、5Aは上
水平軸10の軸受、6は凹部4B周りの周壁4頂部に設
けた蓋板で、蓋板6上面は通路1の路面と略同一面状を
なすように配設され、ボルト7により凹部4B周壁4の
頂部に着脱可能に固定する。
【0023】8は案内箱で、案内箱8は蓋板6下側に垂
直状に伸びるように設けた半円盤状案内板17に設けら
れる。9は中水平軸、10は上水平軸、11は下水平軸
で、上、中、下水平軸10、9、11は伝動箱5側壁
に、出入口3の巾(図1では上下)方向に伸びるように
設けられ、上水平軸10は蓋板6の上部に配設され、そ
の端部が軸受5Aにより支承され、下水平軸11は蓋板
6の下部に配設され、その端部は蓋板6下部に設けた後
述の半円盤状案内板17の適所に回動可能に支承され
る。
【0024】12、13、14は上、中、下水平軸1
0、9、11に設けた中歯車、上歯車、下歯車で、上中
下歯車13、12、14は相互に噛合い、この実施例で
は上下歯車13、14は等径に構成され、上、下水平軸
10、11が同角度同方向に回動する。
【0025】15は基部を上水平軸10の中央部に固定
した車輛規制具としての車両規制棒、15Aは車両規制
棒15周りに設けた緩衝ゴムで、緩衝ゴム15Aは車両
規制棒15と、当該出入口3へ進入する自動車Cの下部
周りとの当接により、当該車両規制棒15を上水平軸1
0と共に同上水平軸10周りに回動させて、図2の鎖線
位置15Bのようにほぼ水平状に倒伏させ、車輛Cの当
該出入口3の通行を可能にする際、当該自動車C周りと
の当接による騒音及び損傷発生を抑制する。
【0026】16は基部(図3では上部)を下水平軸1
1の中央部に固定し、端部(図3では下部)にウエイト
16Bを設けたたバランスウエイト(付勢手段)、17
は半円盤状ガイドボード、18は半円弧状ガイドレール
で、半円弧状ガイドレール18は半円盤状ガイドボード
17周縁部の側方(図3では右側)に、前記下水平軸1
1を中心とする円弧状に設けられる。18Aは半円弧状
ガイドレール18の中央下部上側(図7)に形成する。
19は基部(図5では上部)を軸11の端部に固定した
ガイドアーム、20はガイドアーム19の下端部(図6
では下部)の上下方向に設けた長穴、21は長穴20に
軸22承されるガイドローラで、ガイドローラ21は長
穴20の長さ範囲内で、その長さ方向に移動可能に構成
する。
【0027】23はガイドローラ21の軸22を回動可
能に支承する支枠24から上方(図5)へ突出する支
軸、25は支軸23周りに設けられ、支枠24を介して
前記ガイドローラ21を半円弧状ガイドレール18に弾
圧係合させるコイルばねで、車輛規制棒15がランスウ
エイト16(ウエイト部16Bを含む)の重量により、
図2のようにほぼ垂直状に起立する状態を確保するに当
り、ガイドアーム19を介してガイドローラ21が半円
弧状ガイドレール18の凹部18Aと系合し、その状態
(車輛規制棒15の垂直状切状態)がコイルばね25に
より、この垂直状起立状態が確保される。
【0028】
【第1実施態様の作用】 任意の自動車Cが一般道路か
ら工事現場、駐車場等の各種施設Wへの通路1の出入口
3に設置された簡易車輛規制装置Pに、図8の右側自動
車Cが同図左側自動車Cのように進入しようとすると、
垂直状に起立する車両規制棒15に自動車C(図8の右
側)の前部、例えば、フロントバンパ、又は後部のリヤ
バンパ(当該自動車Cがバックで進入する場合)周りが
当接すると、その押圧力により車両規制棒15を上水平
軸10と共に、例えば、図2(図8も同様)の反時計方
向に、バランスウエイト16に抗して回動する(ただ
し、図2、図8では車両規制棒15を進入路1A側に倒
伏させる状態を略示)と、車両規制棒15が略水平状に
倒伏15Bし、自動車Cの出入口3への進入を可能にす
る。車輛規制棒15が略水平状に倒伏(回動)する際、
上歯車13の回転が中歯車12を介して下歯車14に伝
達され、同下歯車14を固定した下水平軸11に固定し
たバランスウエイト16及びアーム18端部の案内ロー
ラ21が、半円弧ガイドレール18の内側凹部18Aか
らコイルばね25に抗して突出し(抜け出し)、同半円
弧状ガイドレール18の弧面に沿って、前記車輛規制棒
15の倒伏角度に対応する角度(この例では等角度)、
図2の反時計方向に回動し、同図2の鎖線位置15Bの
ように略水平状に倒伏し、バランスウエイト16が同図
2右側のほぼ水平状の鎖線位置16BBとなる。
【0029】自動車Cが出入口3を通過して図8の左側
へ進むと、当該自動車Cの下部周り、例えば、フロント
バンパ、車体下部、リヤバンパ等と、前記車両規制棒1
5その当接が開放されて、当該車両規制棒15への押圧
力が解消され、バランスウエイト16、16Bにより下
水平軸11、下歯車14等が、前記とは逆の時計方向に
回動し、中歯車12、上歯車13、上水平軸10等を介
して車両規制棒15が、略垂直状に起立する。車両規制
棒15が垂直状態に起立する際、ガイドローラ21が半
円弧状ガイドレール18の内側面(図6では上面)に沿
ってスムーズに回動した後、同ガイドローラ21がコイ
ルばね25により前記凹部18Aへ押圧され、その位
置、即ち、車両規制棒15が略垂直状に起立して当該出
入口3を閉塞し、同出入口3への一般車輛の進入規制状
態を確保する。
【0030】なお、図7のガイドアーム19及びガイド
ローラ21は、車両規制棒15を図2に鎖線15Bで示
す位置とは逆方向に倒伏させる際、即ち、自動車Cが前
記各種施設W(図8の左)側から出入口3を介して一般
道路側へ進行する際、車両規制棒15に当接して、当該
両規制棒15を前記とは逆方向に略水平状に倒伏させる
場合のガイドアーム19及びガイドローラ21の位置を
略示した。
【0031】
【第1実施態様の変形例】 なお、前記車両規制棒15
を常時略垂直状に起立させる付勢手段は、当該車両規制
棒15を常時略垂直状に起立させるように付勢できる限
り、前記下水平軸11に設けたバランスウエイト16に
代えて、該水平軸11を常時同方向に駆動するばね(例
えば、後述の図18〜23のばね39、45参照)又は
ワイヤ51及びバランスウエイト53を備える構造のも
の等に変更することができる。また、前記弧状ガイドレ
ール18の内側面に設ける凹部18Aは、図示例のよう
な凹弧状に構成する外、図示しないが、V状又は凹台形
状に形成することもでき、それらの何れの形状に構成し
た場合にも、前記第1実施態様の凹部18Aと略同様な
係支作用をする。
【0032】
【第2実施態様】 次に、この発明に係る簡易車輛規制
装置の第2実施態様Qを、図9〜13を参照して説明す
る。図9は第2実施態様の簡易車輛規制装置Qの平面
図、図10はその要部の正面説明図、図11はその要部
の側面図、図12はその伝動部の正面説明図、図13は
その伝動部の縦断側面説明図である。なお、図1〜8に
略示した前記第1実施態様と共通する部分には、同一名
称、同一符号を用いる。
【0033】図9〜13図において、この第2実施態様
の簡易車輛規制装置Qは、前記第1実施態様における伝
動箱5内の上、中、下水平軸10、9、11に設けた
上、中、下歯車13、12、14からなる伝動構造に代
えて、伝動箱5内の中水平軸9に設けた中歯車12を外
し、上下水平軸10、11上の上下歯車13、14に代
えて上下チエン歯車13A、14Aとし、併せて、上下
チエン歯車13A、14Aにチエン12Bを巻回し、こ
のチエン12Bの中央部の両外側をテンションローラ1
2E、12Eで弾圧する伝動構造としたものである。
【0034】第2実施態様の簡易車輛規制装置Qは、通
路1の出入口3へ自動車Cが進入する際、当該自動車C
の下部周り、例えば、フロントバンパ、車体下部、リヤ
バンパ等が、車両規制棒15に当接することにより、当
該車両規制棒15へ押圧力を付与して当該車両規制棒1
5を倒伏させ、また、当該自動車C周りと車両規制棒1
5との当接解除に基ずく押圧力付与が解除されると、バ
ランスウエイト16、16Bにより下水平軸11、下歯
車14、中歯車12、上歯車13、上水平軸10等に代
わる、上チエン歯車13A、下チエン歯車14A、チエ
ン12、加圧軸12D、加圧ローラ12E等からなる伝
動構造を介して、前記第1実施例と略同様な作用をす
る。なお、その予の構造及び作用は前記第1実施態様と
略同様である。
【0035】
【第3実施態様】 次に、この発明の車簡易輛規制装置
の第3実施態様Rを、その模式側面説明図の図14、及
びその模式正面説明図の図15を参照して説明する。な
お、図1〜13に略示した前記第1、2実施態様と共通
する部分には同一名称、同一符合を用いる。
【0036】この発明の第3実施態様の簡易車輛規制装
置Rは、前記図1の平面図に略示したような通路1の出
入口3の巾(図1では上下)方向、中央部に設けた車輛
規制装置Pの蓋6下部に位置する凹部4B(第2実施態
様の簡易車輛規制装置Qの凹部4Bもこれと同様)と、
同様な通路の出入口とほぼ同位置に設置される。
【0037】第3実施態様の簡易車輛規制装置Rの凹部
4Bは、図14、15のように通路1の長さ(図15で
は左右)方向にやや長く構成し、この簡易車輛規制装置
Rの車両規制棒(車輛規制手段)35全体を、当該凹部
4B内に没入可能に構成する他、同凹部4Bの長さ(図
15の左右方向)を前記車両規制棒35よりやや短く構
成することもできる。
【0038】hは通路1を進行する自動車Cの下部周り
との当接により倒伏する車輛規制棒35の一部が、凹部
4B内に最大限に倒伏した状態において、当該路面1A
(又は1B)上に残留可能な(許容される)最大高さ
で、この車両規制棒35の残留可能な最大高さhは、当
該通路1を進行する車輛C(ただし、その車輪を除く)
の低部の高さch(図8の参照)より低く設定される。
【0039】31、31は出入口3の中央部に設けた低
支柱(図14、15では、低支柱31の高さと凹部4B
の高さとを略等高に設定)、32は水平軸、33は水平
軸32周りに設けたコイルばね(付勢手段)で、コイル
ばね33は水平軸32の適所に固定され、その両端部
を、適宜長さ、例えば、当該出入口3巾の約半分の長さ
を有する、中空状の当該車両規制棒35の内壁に当接
し、当該車両規制棒35を常時略垂直状に起立させるよ
うに付勢する。
【0040】
【第3実施態様の作用】 第3実施態様の垂直状に起立
する車輛規制板35に自動車C下部周り、例えば、フロ
ントバンパ又はリヤバンパ等が当接すると、同車両規制
棒35がコイルばね33に抗して、水平軸32に周りの
時計又は反時計方向(図15)の何れかの方向に回動し
て、図15のように大きく倒伏し、当該自動車Cの進行
を許容するが、自動車Cが当該出入口3を通過すると、
水平状に倒伏した車両規制板35がコイルばね33の復
元力で略垂直状に起立し、一般自動車の当該出入口3へ
の進入を規制する。
【0041】なお、凹部4Bの当該通路1長さ(図15
では左右)方向の長さを、当該車輛規制棒35より長く
構成すれば、凹部4B内に当該車輛規制棒35が倒伏す
る際、前記高さhが0となる。その予の構造及び作用
は、前記第1、2実施態様と略同様である。
【0042】
【第3実施態様の変形例1】 図14、15に略示した
第3実施態様の車両規制棒35を水平軸32周りに回動
させて、常時略垂直状に起立させる付勢手段としては、
同図に略示したコイルばね33、33を、当該中空状車
両規制棒35の内側に設ける外、図示しないが、同車両
規制棒35の左右(図15参照)両外側に配し、同コイ
ルばね33基部をぞれ水平軸32に固定し、同コイルば
ね33の多端を当該車輛規制棒35の側面に当接させ、
常時略垂直状に起立するように構成することもできる
(第3実施態様の変形例1)。また、このコイルばね3
3に代えて、図示しない渦巻きばねを設けることもで
き、何れのばねを用いた場合にも、前記第3実施態様と
略同様な作用をする。
【0043】
【第3実施態様の変形例2】 次に、この発明の、第3
実施態様の変形例2の簡易車輛規制措置R’を、その要
部の模式側面説明図及び模式正面説明図の図16及び図
17を参照して説明する。なお、図1〜15に略示した
前記第1〜3実施態様の簡易車輛規制措置P〜Rと共通
する部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0044】図16、17において、3は工事現場、駐
車場等の各種施設(図1の符号W付与部参照)への通路
1に設けた出入口、31は出入口3の中央部に設けた低
支柱、32は水平軸、36は基部を水平軸32に回動可
能に設けた中空状の車輛規制棒で、該車輛規制板36の
外側下部両側をコイルばね(付勢手段)37、37によ
り、出入口3の路面側に張引され、当該車輛規制板36
を常時略垂直状に起立させ、一般車両の進入を規制す
る。その予の構造及び作用は、前記第1〜3実施態様と
略同様である。
【0045】なお、車輛規制棒36外側への弾力付与手
段としては、図16、17のコイルばね37、37に代
えて、図示しないが、水平軸32に巻き付けたコイルば
ね(例えば、図14、15のコイルばね33参照)の一
端を、車輛規制棒36の一側(例えば、図17の左側)
面に、同コイルばねの他端を当該凹部4Bの底部又は前
記低支柱31の側面に当接させる一方、当該車輛規制棒
36の他側にもこれと同様なコイルばねを当接させるこ
とにより、車輛規制棒36を常時略垂直状に起立させる
ように構成できる。その予の構造及び作用は、前記第1
〜3実施態様と略同様である。なお、この変形例は前記
図14、15に略示した簡易車輛規制装置Rの変形例と
も言える。
【0046】
【第4実施態様】 次に、この発明の第4実施態様に係
る簡易車輛規制装置Sを、その要部の模式平面説明図の
図18、及びその模式正面説明図の図19を参照して説
明する。ただし、図18ではコ状車輛規制棒38を水平
状に倒伏させ、図19ではコ状車輛規制棒38を垂直状
に起立させた状態を示す。なお、前記第1〜3実施態様
と共通する部分には同一名称、同一符号を用いる。
【0047】図18、19において、4Bはコ状車輛規
制棒(車輛規制手段)38は、その基部を工事現場、駐
車場等の各種施設(第1〜3実施態様における符号W付
与部も参照)又は同施設Wへの通路1の、出入口3の巾
方向の中央部に設けた凹部4Bに、適宜間隔(例えば、
当該出入口3巾の約半分)を存して設けた一対の低支柱
31、31に、支承した水平軸32に回動可能に設けら
れ、端部(図19では左右方向の中央部寄り)を当該水
平軸32に固定した、又は凹部4Bの低壁部に当接させ
たコイルばね39、39の他端部を、該コ状車輛規制棒
38の左右両側脚部38Bの手前側と向側(図19)を
同時に弾圧し、常時略垂直状に起立させるように付勢
し、これにより、当該出入口3への一般車輛の進入を規
制する。
【0048】4BBはコ状凹部(図18の左側)で、コ
状凹部4BBには、自動車C周りとの当接により、水平
軸32周りに水平状に倒伏するコ状車輛規制棒38が進
入する。なお、図18の右側には図示しないが、同図右
側にも、同図左側のコ状凹部4BBと同形状のコ状凹部
4BBを、水平軸32対称に設けることができ、この場
合には、自動車C周りとの当接によりコ状車輛規制棒3
8が、右側のコ状凹部4BB内に水平状に倒伏すること
になる。
【0049】また、図18右側の4CCは凹部で、凹部
4CCには、自動車C周りとの当接により水平軸32周
りに回動して倒伏するコ状車輛規制棒38の左右両側脚
部38B、38Bが進入するが、図18における右側の
凹部4CCは、その長さが当該コ状車輛規制棒38の左
右両側脚部38B、38Bの長さより短いため、水平軸
32周りに回動するコ状車輛規制棒38が、水平状態ま
では倒伏することなく、例えば、前記図15、17の鎖
線35A、36Aで略示した車輛規制棒35A、36A
と同様に、当該コ状車輛規制棒38の左右両側脚部38
B、38Bが、傾斜状をなすように倒伏する。なお、第
4実施態様の簡易車輛規制装置Sの、その予の構造及び
作用は前記第1〜3実施態様と略同様である。
【0050】
【第4実施態様の変形例1】 次に、この発明の第4実
施態様の変形例1に係る簡易車輛規制装置S’を、その
要部の模式側面説明図の図20を参照して説明する。な
お、前記示18、19に略示した第4実施態様と共通す
る部分には同一名称、及び同一符号を用いる。
【0051】第4実施態様の変形例1の簡易車輛規制装
置S’は、前記図18、19に略示した第4実施態様の
コ状車輛規制棒38に代えて、それと略同形(ただし、
門型)、同大の門型車輛規制棒38Aを設けたものに当
る。なお、その予の構造及び作用は前記第4実施態様と
略同様である。
【0052】
【第4実施態様の変形例2】 また、第4実施態様及び
その変形例1の車輛規制装置S、S’は、それらのコ状
車輛規制棒38及び門型状車輛規制棒38Aを、図示し
ないが、夫々と外形寸法が略同一の平板、穴付平板、枠
付平板状ネットとして構成すると共に、それらの基部を
水平軸32に回動可能に設け、同平板、穴付平板、枠付
平板状ネットを、コイルばね39と同様なばねにより、
常時略垂直状に起立するように構成することもでき、こ
れらのいずれの変形例も、前記第4実施態様及びその変
形例1の簡易車輛規制装置S、S’と略同様な作用をす
る。
【0053】ただし、仮に、前記通路1の出入口3周り
に、前記コ状又は門型の車輛規制板と同形、同大の平
板、穴付平板、枠付平板状ネット等を、収容可能な大き
さの凹部を設ければ、当該出入口3へ進入しようとする
自動車Cの通行の妨げとなるから、この場合には前記図
18の凹部4BBの長さを可能限り短くし、当該自動車
Cの進入の妨げにならない範囲で、前記平板、穴付平
板、枠付平板状ネット状をなす車輛規制板の倒伏状態に
おける最大高さ(図15、17における高さhに相当)
が低くなるように、その倒伏角度を選択するのがよい。
【0054】
【第5実施態様】 この発明の第5実施態様の簡易車輛
規制装置Tを、その模式平面説明図の図21、及びその
模式正面説明図の図22を参照して説明する。この第5
実施態様の簡易車輛規制装置Tは、前記第1〜4実施態
様のように通路1の出入口3中央部の凹部4Bに、車輛
規制棒15、35、36、コ状車輛規制棒38又は門型
車輛規制棒38A(コ状車輛規制棒38又は門型車輛規
制棒38Aの外形と略同形板状の平板、穴付平板、同形
枠付平板状ネット等の車輛規制板を含む)を備える車輛
規制装置P、Q、R、R’、S、S’を設けて、当該車
輛Cの通行領域に車輛規制棒又は車輛規制板を倒伏可能
に設けるものとは異なり、図21に略示するように、当
該通路1の出入口3の側縁部2(図21では下側縁)
に、その長さ(図21では左右)方向に伸びる凹部4B
を設けるとともに、この凹部4Bに垂直状起立状態を維
持しつつ回動可能な垂直状支柱41を設け、この垂直状
支柱41の上部から、当該通路3の長さ(図21では左
右)方向に対して略直交し、前記通路1の出入口3の中
央部に向かって略水平状に突出する車輛規制棒42を設
け、該車輛規制棒42を、当該通路1を通行する自動車
の下部C周りとの当接により、当該出入口3の中央部か
らその側縁部2側に後退させる一方、当該自動車通過に
より同車輛規制棒42を当該出入口3の中央部方向に復
位させ、当該出入口を常時閉塞させるようにしたもので
ある。
【0055】図21、22において、4は各種施設Wへ
の通路1の出入口3の一側縁(図14では下側縁)2に
設けた凹部4B周りの周壁、6Bは凹部4Bの周壁4B
の頂部に設けた蓋板、41は蓋板6Bに回動可能に設け
た垂直状の支柱、42は支柱41の上部に、略水平状に
設けた車輛規制棒(車輛規制手段)、43は支柱41の
下部に固定した円盤、44、44は支柱41の下部及び
中央部を回動可能支承する軸受で、軸受44、44は、
例えば、凹部4の低壁上部及び蓋板6B下面に夫々設け
る。45は円盤43の左右(図22では上下)対側位置
に一端を、他端を凹部4Bの周壁4(図22では左右
壁)に夫々固定し、前記支柱41の上部に水平状に設け
た車輛規制棒42を、通路1の出入口3の巾(図21で
は上下)方向をなし、当該出入口3を常時閉塞するよう
に付勢する。
【0056】なお、この車輛規制棒42が通路1の出入
口3の巾(図21では上下)方向を向き、その閉塞状態
を確保(仮止め)するために、当該車輛規制棒42が出
入口3方向をなす支柱41の周面又は円盤43の適所に
図示しない凹部(図示省略)を、該凹部に係合するばね
付ボール(図示省略)を蓋板6Bの下部等の適所に設け
れば、前記車輛規制棒42が前記出入口3の巾方向へ向
き、当該出入口3の閉塞状態を容易に確保できる。
【0057】
【第5実施態様の作用】 各種施設Wへの通路1の出入
口3(図21ではその左側)に向かう自動車Cの下部周
り、例えば、フロントバンパ又はリヤバンパ(図示省
略)が、当該出入口3を閉塞する水平状の車輛規制棒4
2に当接すると、前記垂直状の支柱41が、その下部の
円盤43に端部を取付けたばね45、45に抗して、図
21の反時計方向に回動し、同図21の破線位置42
B、即ち、前記側縁部2と略平行するように当該出入口
3から排除され(後退し)て、当該出入口3が開放し、
同出入口3に自動車Cが無理なく進入し、通過する。
【0058】自動車Cが出入口3を通過すると、ばね4
5、45の復元力により水平状車輛規制棒42が、垂直
状支柱41と共に、同図21の破線位置42Bから時計
方向に回動して、同出入口3の横(図21では上下)方
向に向かう実線位置42に復位して当該出入口3を閉塞
し、当該出入口3への一般車輛の進入を規制する。
【0059】なお、図示しないが、この第5実施態様
は、前記ばね45、45の端部を取付ける、略垂直状の
支柱41下部に設けた円盤43に代えて、同支軸41下
部に、当該支軸41の直径よりやや長い取付棒を、その
両端部が当該支軸41の両外側に突出するように固定
し、同取付棒の両端部に前記ばね45、45の端部を取
付ける構造にすることもでき、この場合にも、前記第5
実施態様とほぼ同様な作用をする。なお、その予の構造
及び作用は、前記第1、4実施態様と略同様である。
【0060】
【第5実施態様の変形例】 次に、この簡易車輛規制装
置の第5実施態様の変形例Uを、その要部の模式縦断正
面説明図の図23を参照して説明する。なお、図21、
22に略示した前記第5実施態様と共通する部分には、
同一名称、同一符号を用いる。
【0061】図23において、4Bは各種施設Wへの通
路1の出入口3の一側縁2(第5実施態様の模式平面説
明図の図21では下側縁部)に設けた凹部で、凹部4B
は前記第5実施例の凹部4Bよりやや深く構成される。
51はワイヤ、52はアイドルローラ、53はバランス
ウエイト、55はワイヤ51の端部を垂直状支柱41に
固定した円盤43へ固定する取付部で、取付部55、5
5は円盤43の左右対側(図14、15参照)に位置
し、ワイヤ51、51によりアイドルローラ52、52
を介して吊下されるバランスウエイト53、53によ
り、支軸41上の車輛規制棒42が、常時出入口3の横
(図21では上下)方向に復位し、同出入口3を閉塞す
るように付勢する。
【0062】なお、この第5実施態様の変形例の簡易車
輛規制装置Uは、前記図21、22に略示した第5実施
態様の簡易車輛規制装置Tにおける垂直状支柱41上の
車輛規制棒42を、常時その出入口3横(図21では上
下)方向に復位させる付勢手段としてのばね45、45
に代えて、バランスウエイト53、ワイヤ51、ガイド
シーブ52を設けたものといえる。なお、その予の構造
及び作用は、前記第5実施態様と略同様である。
【0063】また、図示しないが、前記図21〜23に
略示した支軸41の上部に取付けた車輛規制棒42と同
様な車輛規制棒(図示しないが、仮に、「42’、4
2’」とする)を、当該中直情支柱41の上下部から水
平状出入口3のに突出させ、この上下の車輛規制棒4
2’、42’の端部を連結してコ状に構成し、又は同上
下の車輛規制棒42’、42’の間に平板又は平板状ネ
ットを設けることもでき、このように変形した場合に
も、前記第5実施例及びその第1変形例の簡易車輛規制
装置T、Uと略同様な作用及び効果をきたいできる。
【0064】
【第6実施態様】 次に、この簡易車輛規制装置の第6
実施態様Vを、その要部の模式正面縦断説明図の図2
4、及びその模式縦断側面説明図の図25を参照して説
明する。なお、図21〜23に略示した前記第5実施態
様及びその変形例T、Uと共通する部分には、同一名
称、同一符号を用いる。
【0065】図24、25において、4Bは各種施設W
への通路1の出入口3の一側縁2(第5実施例の模式平
面説明図の図21では下側縁)に設けた凹部で、凹部4
Bは前記第5実施例の凹部4Bよりやや深く構成され
る。61は蓋板6B上面の軸受64に下端を回転可能に
設けた垂直状支柱で、該種直状支柱61の下部には傘歯
車63が、上部には車輛規制棒(車輛規制具)62がそ
れぞれ略水平状に設けられる。65は傘歯車で、傘歯車
65は前記傘歯車63と常時噛合う。65Aは傘歯車6
5に固定する水平軸66を支承する軸受で、軸受65A
は蓋板6Bの仮面に設けられる。68はバランスウエイ
トで、バランスウエイト68の基部は水平軸66に固定
され、その端部にはウエイト部が構成される。
【0066】なお、63Bは傘歯車63及び傘歯車65
の同傘歯車63への噛合部、即ち、蓋板6B上に突出す
る部分を被覆するカバーで、カバー63Bは同傘歯車6
3、65部を保護する。また、当然のことながら、この
傘歯車63及び傘歯車6の上部を蓋板6B下側の凹部4
B内に配設すれば(図示省略)、このカバー63Bを省
略できる。
【0067】
【第6実施態様の作用】 第6実施態様の簡易車輛規制
装置Vは、そのバランスウエイト68のウエイト部69
が図24のように垂下する状態において、傘歯車65、
63を介して垂直状支柱から突出する車輛規制棒62が
通路1の出入口3の巾(図21では上下)方向に自動的
に復位して図25の状態(ただし、図25では、垂直状
支柱61の高さ及び、車輛規制棒62の長さを実際のも
のより短小なものとして略示した)になり、当該同出入
口3の巾方向に伸び、同出入口3を常時車輛規制棒62
により自動的に閉塞する。なお、その予の作用効果は前
記第5実施例及びその変形例と略同様である。
【0068】
【出入口周り凹部の水抜き穴】 この発明に係る簡易車
輛規制装置の第1〜6実施態様及びその変形例の何れに
おいても、前記各種施設又は当該施設への通路1の出入
口3周りに設けられる凹部4Bには、雨水や砂等の流入
する恐れがある。そこで、この水抜き穴4Dをやや大き
めに構成すると共に、同水抜き穴4Dを図示しない排水
管を介して、当該凹部4Bの底壁より低位置に設置され
る、例えば、マンホール(図示省略)に連結し、当該凹
部4B内に流入下した雨水、砂等を、当該雨水により自
然流出可能に構成するのがよい。仮に、当該凹部4B内
に砂等が残留すれば、該凹部4Bにやや大量の水を流入
させ、戸流入水によりその砂を流出可能にすることによ
り、この装置の保守管理を容易にできる。
【0069】
【発明の効果】 この発明の車止装置は、前記のような
構成を有し、作用をするから、次のような効果を奏す
る。
【0070】(1) 請求項1の発明によれば、工事現
場、駐車場等の各種施設又は当該施設への通路の出入口
に、ばね又はバランスウエイト等の適宜付勢手段により
付勢され、当該施設への車輛規制棒又は規制板等の規制
具を設けると共に、該車輛規制具を、当該出入口を通過
する車輛周りとの当接により当該出入口の車輛通行領域
から後退させる一方、該車両の当該出入口通過により、
前記車輛規制具を当該出入口の車輛通行領域に自動的に
復帰可能にしたことにより、同種の従来例のような高度
の車輛近接検出装置や、当該車輛近接検出装置に連動す
る開放規制装置等を設けることなく、当該施設又はその
通路の出入口に、当該出入口の開放を常時規制する簡易
な車輛規制棒又は規制板等の規制具を備える簡易車輛規
制装置を設けることにより構成でき、しかも、運転者が
当該車輛から降りることなく乗車したまま当該出入口を
通過することにより、当該車輛周りのフロントバンパ又
はリヤバンパ等が前記車輛規制具に当接して、当該出入
口の車輛通過領域から後退、開放して進行できると共
に、車輛の当該出入口通過により、前記後退した車輛規
制具が当該出入口の車輛通行領域に復帰し、当該出入口
の開放を自動的に規制にする。
【0071】(2) 請求項2の発明によれば、前記各
種施設又は該施設への通路の出入口に設けた凹溝頂部を
閉塞する基板に、当該出入口の横方向に伸びる水平軸を
設け、該水平軸上の中央歯車に上下歯車を同時に噛合さ
せると共に、該上下歯車の軸を前記基板に固定され、同
基板から略垂直状に起立する側板により回動可能に支承
し、かつ、前記上歯車軸に適度な高さと巾を有する車輛
規制棒又は規制板等の規制具を設ける一方、前記凹溝内
の下歯車軸に固定された下水平軸から支腕を介して設け
られ、前記車輛規制具を常時略垂直状に起立させるよう
に付勢するバランスウエイトを設けたから、自動車等の
車輛に運転者が乗車したまま当該通路の出入口に起立す
る、前記車輛規制板又は車輛規制棒を倒伏させて無理な
く通過できる外、車輛通過後、倒伏した前記車輛規制具
が、バランスウエイトの復元力により起立し、当該出入
口の開放が自動的に規制される。
【0072】(3) 請求項3の発明によれば、前記各
種施設又は該施設への通路の出入口に設けた凹溝内の下
歯車に固定された下水平軸に、ばねにより常時外側へ付
勢される案内ローラを端部に備えるアームの基部を固定
すると共に、該案内ローラを前記下水平軸周りの弧状ガ
イドに沿って回動可能に設け、かつ、該弧状ガイドの中
央部内側に前期案内ローラを収容する弧状凹部を形成し
たことにより、当該車輛規制棒又は規制板等の規制具を
ふらつくことなく作動し、しかも、下水平軸上のアーム
端部の案内ローラが前記弧状ガイドの凹部に弾圧、挿入
されることにより、同アーム、ひいては、当該車輛規制
具の垂直状に起立する状態が、当該車輛規制具に多少の
風圧等が作用してもみだりにふらつくことなく確保され
る。
【0073】(4) 請求項4の発明によれば、前記各
種施設又は該施設への通路の出入口の横方向略中央部
に、該出入口の横方向に適宜間隔を存して一対の低支柱
を設け、該低支柱に支承した水平状支軸に、当該出入口
巾の略半分程度の長さで、適宜高さの車輛規制棒又は規
制板との規制具を回動可能に設けると共に、該車輛規制
具を適宜ばねにより常時略垂直状に起立させるように付
勢すると共に、該ばねのばね力を前記車輛規制と当該出
入口を通過する車輛周りとの当接により、当該車輛規制
具を略水平状に倒伏可能で、当該車両の通過により、前
記車輛規制具を略垂直状に復位可能に設定するだけの簡
易な構成により、各種施設又は当該施設への通路の出入
口の簡易車輛規制装置を構成でき、この簡易車輛規制装
置の普及を期待できる。
【0074】(5) 請求項5の発明によれば、前記各
種施設又は当該各種施設への通路の出入口の側縁部に凹
溝を設け、該凹溝の頂部を閉塞する基板に適宜高さの垂
直状支柱を回動可能に設け、該垂直状支柱の頂部に前記
出入口の開放を規制する適宜長さの水平状車輛規制棒又
は規制板との規制具を設ける一方、該垂直状支柱の下部
又は該垂直状支柱の下部に設けた円盤又は取付棒等の取
付部を介して、前記水平状車輛規制棒又は規制板等の規
制具を、前記出入口を通過する車輛周りとの当接によ
り、同水平状車輛規制具を当該出入口側縁側に排除し、
当該車輛の通過により側縁舞に排除した前記水平状車輛
規制具を復帰させて、当該出入口の開放を規制するばね
又はバランスウェイト等の付勢手段を設けるだけの簡易
な構成により、必要に応じて当該車輛に乗車したまま当
該出入口を通行可能な、簡易車輛規制装置を提供でき、
しかも、当該出入口部の路面、殊に、当該出入口中央部
の車輛通行領域に凹部等を設けることなく、当該出入口
の側縁部のみに、頂部に前記出入口の開放を規制する適
宜長さの水平状車輛規制棒又は規制板等の規制具を備え
る適宜高さの垂直状支柱を回動可能で、常時当該出入口
を閉塞するような付勢手段を備えるものを収容するに足
る、比較的小さな凹部を設けることにより、この簡易車
輛規制装置を設置できるから、既存の各種施設又は同施
設への通路の出入口部に対しても、この簡易車輛規制装
置を容易に実施できる。
【0075】(6) 請求項6の発明によれば、前記各
種施設又は当該施設への通路の出入口側縁部の凹部蓋板
に、回動可能に設けた適宜高さの垂直状支柱の頂部に、
当該出入口の車輛通過領域を閉塞する水平状車輛規制具
を設ける一方、該垂直状支柱の下部に直接又は円盤、取
付棒等の取付具若しくは傘歯車等の連動手段を介して、
前記水平状車輛規制具により、前記出入口の車輛通過領
域を常時閉塞させるばね又はバランスウエイト等の付勢
手段を連接したから、
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第1実施
態様の平面説明図である。
【図2】 その一部を縦断して示す正面説明図である。
【図3】 その一部を縦断して示す側面説明図である。
【図4】 その伝動箱の蓋を開放して示す模式側面説明
図である。
【図5】 その案内部の側面説明図である。
【図6】 そのガイド板及びガイドレール部の側面(車
輛規制棒起立状態)説明図である。
【図7】 そのガイド板及びガイドレール部の側面(車
輛規制棒倒伏状態)説明図である。
【図8】 その作用の模式側面説明図である。
【図9】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第2実施
態様の平面説明図である。
【図10】 その一部を縦断して示す正面説明図であ
る。
【図11】 その一部を縦断して示す側面説明図であ
る。
【図12】 その伝動箱の蓋を開放して示す正面説明図
である。
【図13】 その伝動箱部の縦断側面説明図である。
【図14】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第3実
施態様の、模式側面説明図である。
【図15】 その要部の模式正面説明図である。
【図16】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第3実
施態様の変形例の模式側面説明図である。
【図17】 その要部の模式正面説明図である。
【図18】 この発明に係る簡易車輛規制装置の、第4
実施態様の模式平面説明図である。
【図19】 その模式側面説明図である。
【図20】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第4実
施態様の、変形例の模式側面説明図である。
【図21】 この発明に係る簡易車輛規制装置の第5実
施例の、模式平面説明図である。
【図22】 その模式正面説明図である。
【図23】 この発明に係る簡易車輛規制装置の、第5
実施態様の変形例の模式正面説明図である。
【図24】 そこの発明に係る簡易車輛規制装置の第6
実施例の模式正面説明図である。
【図25】 その模式側面説明図である。
【符号の説明】
1……通路 1A……導入路 1B……進入路 2……通路側縁部 3……出入口 4……凹部4Bの周癖 4B、4BB、4C……通路1の出入口3周りの凹部 4D……凹部4Bの水抜き穴 5……伝動箱 5A……案内箱 6、6B……蓋板(凹部4B、4Cの頂部) 7……ボルト 8……案内部 9……水平軸 10……上水平軸 11……下水平軸 12……中歯車 12B……チエン 12D……加圧軸 12E……加圧ローラ 13……上歯車 13A……上チエン歯車 14……下歯車 14A……下チエン歯車 15……車輛規制棒(起立状態) 15A……車輛規制棒緩衝材 15B……車輛規制棒(倒伏状態) 16……バランスウエイト 16B、16BB……ウエイト部 17……ガイド板(半円盤状) 18……ガイドレール(半円弧状) 18A……凹部(ガイドレール18) 19……ガイドアーム 20……長溝 21……ガイドローラ 22……ガイドローラ軸 23……支軸 24……支枠 25……ばね 31……低支柱 32……水平軸 33……コイルばね 35、36……車輛規制棒(起立状態) 35A、36B……車輛規制棒(倒伏状態) 37、39……コイルばね 38……コ状車輛規制棒 38A……門型車輛規制棒 39……コイルばね 41……垂直状支柱 42、42B……水平状規制棒 43……円盤 44……軸受 45……コイルばね 51……ワイヤ 52……アイドルローラ 53……バランスウエイト 55……ワイヤ取付部 61……垂直状支柱 62……車輛規制棒 63、65……傘歯車 64、67……軸受 68……バランスウエイト 69……ウエイト部 C……自動車(車輛) h……車倒伏状態の輛規制棒35の最大高さ P……簡易車輛規制装置(第1実施態様) Q……簡易車輛規制装置(第2実施態様) R……簡易車輛規制装置(第3実施態様) R’……簡易車簡易輛規制装置(第3実施態様の変形
例) S……簡易車輛規制装置(第4実施態様) S’……簡易車輛規制装置(第4実施態様の変形例) T……簡易車輛規制装置(第5実施態様) U……簡易車輛規制装置(第5実施態様の変形例) V……簡易車輛規制装置(第6実施態様) W……各種施設(作業現場、駐車場等)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D101 CA11 CB03 EA01 FA11 FA21 FA33 FA34 GA13 HA02 HA03 HA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事現場、駐車場等の各種施設又は当該
    施設への通路の出入口に、適宜付勢手段により当該出入
    口の車輛通行領域を常時閉塞する棒又は板状車輛規制具
    を設け、当該出入口を通過する車輛下部周りとの当接に
    より、当該車輛規制具を当該出入口の車輛通行領域から
    排除して開放する一方、当該車輛の下部周りとの当接解
    除により、前記車輛規制具を当該出入口の車輛通行領域
    に自動的に復位させて、当該出入口の閉塞状態を常時確
    保可能にしたことを特徴とする簡易車両規制装置。
  2. 【請求項2】 前記各種施設又は同施設への通路の出入
    口周り路面に凹部を設け、該凹部の蓋板部に伝動箱を略
    垂直状に設けるとともに、該伝動箱に前記出入口の横方
    向に伸びる水平軸を設け、該水平軸上の中央歯車に上下
    歯車を同時に噛合させ、前記上水平軸に適度な高さ及び
    巾を有する車輛規制具を設ける一方、前記凹部内に回動
    可能に設けた下歯車に下水平軸を固定し、該下水平軸に
    前記車輛規制具を、バランスウエイト又はばね等の適宜
    付勢手段により常時略垂直状に起立させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の簡易車両規制装置。
  3. 【請求項3】 前記各種施設又は当該施設への通路の、
    出入口周りの凹部内の下歯車又は下チエン歯車に固定し
    た下水平軸に、ばね等の適宜付勢手段により常時端部側
    へ付勢されるガイドローラを備えるガイドアーム基部を
    固定すると共に、前記ガイドローラを前記下水平軸周り
    の弧状レール内側に沿って回動可能に設け、かつ、該弧
    状ガイドレールの中央部内側に前記ガイドローラの係止
    用凹部を設けたことを特徴とする請求項2記載の簡易車
    両規制装置。
  4. 【請求項4】 前記各種施設又は当該施設への通路の出
    入口中央部に凹部を設け、該凹部に当該出入口の横方向
    に適宜間隔を存して一対の低支柱を設け、該低支柱に支
    承した水平状支軸に、当該出入口巾の略半分の長さで、
    適宜高さを有する車輛規制具を回動可能に設けると共
    に、該車輛規制具をばね等の適宜付勢手段により常時略
    垂直状に起立させるように付勢させたことを特徴とする
    請求項1記載の簡易車両規制装置。
  5. 【請求項5】 前記各種施設又は当該施設への通路の出
    入口側縁部に凹部を設け、該凹部の蓋板に、頂部に当該
    出入口の車輛通過領域を閉塞する水平状車輛規制具を備
    える適宜高さの垂直状支柱を回動可能に設け、該垂直状
    支柱の下部に、前記水平状車輛規制具を前記出入口の車
    輛通過領域を常時閉塞するように付勢する適宜付勢手段
    を設け、かつ、前記出入口を通過する車輛下部周りとの
    当接により、前記水平状車輛規制具を当該通路の側縁部
    へ排除する一方、当該車輛下部周りとの当接解除によ
    り、前記水平状車輛規制具を当該出入口の車輛通行領域
    に復位させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の簡易車両規制装置。
  6. 【請求項6】 前記各種施設又は当該施設への通路の出
    入口側縁部の凹部蓋板に、回動可能に設けた適宜高さの
    垂直状支柱の頂部に、当該出入口の車輛通過領域を閉塞
    する水平状車輛規制具を設ける一方、該垂直状支柱の下
    部に直接又は円盤、取付棒等の取付具若しくは傘歯車等
    の連動手段を介して、前記水平状車輛規制具により、前
    記出入口の車輛通過領域を常時閉塞させるばね又はバラ
    ンスウエイト等の付勢手段を連接したことを特徴とする
    請求項5記載の簡易車両規制装置。
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CN106869564A (zh) * 2017-04-18 2017-06-20 湖北科技学院 一种共享经济模式下的物联网车位锁
CN108999116A (zh) * 2018-09-29 2018-12-14 华东交通大学 一种基于电子围栏的城市小汽车禁停区域智能交警
CN113756633A (zh) * 2021-10-15 2021-12-07 安徽信息工程学院 一种汽车停车位地锁结构

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