JP2003292702A - エチレン系共重合ゴム組成物、スポンジ用ゴム組成物およびスポンジ製品 - Google Patents

エチレン系共重合ゴム組成物、スポンジ用ゴム組成物およびスポンジ製品

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JP2003292702A
JP2003292702A JP2002093902A JP2002093902A JP2003292702A JP 2003292702 A JP2003292702 A JP 2003292702A JP 2002093902 A JP2002093902 A JP 2002093902A JP 2002093902 A JP2002093902 A JP 2002093902A JP 2003292702 A JP2003292702 A JP 2003292702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低密度かつ高モジュラスなスポンジを製造し
うるスポンジ用ゴム組成物、並びに当該組成物のゴム成
分として有用なエチレン系共重合ゴム組成物を提供す
る。 【解決手段】 エチレン系共重合ゴム組成物は、ムーニ
ー粘度20〜70、エチレン含量40〜60重量%およ
びヨウ素価25〜35のエチレン・α−オレフィン・非
共役ジエン共重合ゴム(a)と、ムーニー粘度150〜
250、エチレン含量60〜80重量%およびヨウ素価
15〜25のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン
共重合ゴム(b)からなり、(a)/(b)重量比60
/40〜85/15、ムーニー粘度50〜90であるこ
とを特徴とする。スポンジ用ゴム組成物は、該エチレン
系共重合ゴム組成物に、(シランカップリング剤表面処
理)ケイ酸マグネシウムないし(シランカップリング剤
表面処理)ケイ酸アルミニウム、発泡剤等を配合してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低分子量エチレン
・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムと高分子量
エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムか
らなり、スポンジ用ゴム組成物のゴム成分として有用な
エチレン系共重合ゴム組成物、該エチレン系共重合ゴム
組成物をゴム成分とする、各種工業用ゴム製品の製造に
好適にスポンジ用ゴム組成物、並びに該スポンジ用ゴム
組成物から形成したスポンジ製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スポンジ製品はその要求される物
性上の制約から、スポンジ密度として0.5Mg/m3
以上のものが大部分を占めていたが、近年では、スポン
ジ製品の軽量化およびコストダウンの要請に応えるべ
く、高発泡させて低密度スポンジとすることが多くなっ
ている。しかし、スポンジを高発泡させると、スポンジ
物性の点でモジュラスや耐圧縮荷重が低下するため、製
品の利用分野が限定されるという欠点があった。そこ
で、低密度かつ高モジュラスなスポンジを得るために、
エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴムに
ポリエチレン樹脂(PE)やポリプロピレン樹脂(P
P)等の熱可塑性樹脂をブレンドする方法が提案されて
いる(特開平2000−1558号公報、特開平11−
310654号公報)。しかしながら、PEをブレンド
する方法ではスポンジの圧縮永久歪が大きくなるという
問題があり、またPPをブレンドした場合、ブレンド物
に形状記憶性が発生し、高温状態での変形履歴が再現さ
れて変形するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、熱可
塑性樹脂を用いることなく、低密度かつ高モジュラス
で、かつ特性バランスに優れたスポンジを製造しうるス
ポンジ用ゴム組成物、並びに当該スポンジ用ゴム組成物
に用いるゴム成分として有用なエチレン系共重合ゴム組
成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定の低
分子量エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合
ゴムと特定の高分子量エチレン・α−オレフィン・非共
役ジエン共重合ゴムとを組み合わせたゴム組成物が上記
課題を達成し得ることを見いだし、本発明をなすに至っ
た。
【0005】本発明は、第一に、(イ)低分子量共重合
ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)からなり、
(ロ)低分子量共重合ゴム(a)は、ムーニー粘度(M
1+4, 100℃)が20〜70、エチレン含量がエチレン
とα−オレフインとの合計に対して40〜60重量%お
よびヨウ素価が25〜35であるエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合ゴムであり、(ハ)高分子量
成分共重合ゴム(b)は、ムーニー粘度(ML1+4, 100
℃)が150〜250、エチレン含量がエチレンとα−
オレフインとの合計に対して60〜80重量%およびヨ
ウ素価が15〜25であるエチレン・α−オレフィン・
非共役ジエン共重合ゴムであり、(ニ)低分子量共重合
ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)との重量比
((a)/(b))が60/40〜85/15であり、
そして(ホ)ムーニー粘度(ML1+4, 100℃)が50〜
90であることを特徴とするエチレン系共重合ゴム組成
物からなる。
【0006】本発明は、第二に、(A)前記エチレン系
共重合ゴム組成物100重量部に対して、(D)ケイ酸
マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、シランカップリン
グ剤表面処理ケイ酸マグネシウム、シランカップリング
剤表面処理ケイ酸アルミニウムよりなる群から選ばれる
少なくとも1種の成分20〜60重量部、並びに(E)
発泡剤0.1〜10重量部を配合してなることを特徴と
するスポンジ用ゴム組成物からなる。
【0007】本発明は、第三に、(A)前記エチレン系
共重合ゴム組成物100重量部に対して、(B)カーボ
ンブラック60〜100重量部、(C)プロセスオイル
40〜70重量部、(D)ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
アルミニウム、シランカップリング剤表面処理ケイ酸マ
グネシウム、シランカップリング剤表面処理ケイ酸アル
ミニウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の成分
20〜60重量部、並びに(E)発泡剤0.1〜10重
量部を配合してなることを特徴とするスポンジ用ゴム組
成物からなる。
【0008】本発明は、第四に、前記スポンジ用ゴム組
成物から形成してなるスポンジ製品からなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。エチレン系共重合ゴム組成物 本発明のエチレン系共重合ゴム組成物(以下、「(A)
エチレン系共重合ゴム組成物」ともいう。)は、下記す
る低分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム
(b)からなる。
【0010】低分子量共重合ゴム(a)は、ムーニー粘
度(ML1+4, 100℃)(以下、単に「ムーニー粘度」とい
う。)が20〜70、好ましくは35〜60であり、エ
チレン含量がエチレンとα−オレフインとの合計に対し
て40〜60重量%、好ましくは45〜55重量%であ
り、ヨウ素価が25〜35、好ましくは25〜30であ
るエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合ゴム
である。以下では、低分子量共重合ゴム(a)および高
分子量共重合ゴム(b)におけるエチレンとα−オレフ
インとの合計に対するエチレン含量を単に「エチレン含
量」という。
【0011】低分子量共重合ゴム(a)において、ムー
ニー粘度が20未満では、得られるスポンジにガス抜け
が発生し、所望のスポンジ密度が得られない場合があ
り、一方70を越えると、コンパウンドのムーニー粘度
が高くなり、所望のスポンジ密度が得られない場合があ
り、いずれも好ましくない。また、エチレン含量が40
重量%未満では、コンパウンドの形状保持性が低下し
て、押し出し形状を維持することが困難となる場合があ
り、一方60重量%を越えると、ロール加工性等の加工
特性に劣る場合があり、いずれも好ましくない。さら
に、ヨウ素価が25未満では、得られるスポンジの圧縮
永久歪が大きくなる場合があり、一方35を越えると、
バウンドラバーが発生して、押し出し成形品の表面肌が
損なわれる場合があり、いずれも好ましくない。
【0012】高分子量共重合ゴム(b)は、ムーニー粘
度が150〜250、好ましくは170〜230であ
り、エチレン含量が60〜80重量%、好ましくは60
〜70重量%であり、ヨウ素価が15〜25、好ましく
は20〜35であるエチレン・α−オレフィン・非共役
ジエン共重合ゴムである。
【0013】高分子量共重合ゴム(b)において、ムー
ニー粘度が150未満では、得られるスポンジの圧縮永
久歪みが大きくなる場合があり、一方250を越える
と、ロール加工性や押し出し加工性が低下する場合があ
り、いずれも好ましくない。また、エチレン含量が60
重量%未満では、コンパウンドのグリーン強度が低下し
すぎる場合があり、一方80重量部を越えると、室温で
コンパウンドが硬くなり、熱入れ等に時間がかかる場合
があり、いずれも好ましくない。さらに、ヨウ素価が1
5未満では、得られるスポンジの圧縮永久歪が大きくな
る場合があり、一方25を越えると、バウンドラバーが
発生して、押し出し成形品の表面肌が損なわれる場合が
あり、いずれも好ましくない。
【0014】エチレン系共重合ゴム組成物において、低
分子量共重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)の
重量比((a)/(b))は、60/40〜85/1
5、好ましくは70/30〜80/20である。該重量
比が60/40未満では、コンパウンドのロール加工性
が低下する場合があり、一方85/15を越えると、得
られるスポンジにガス抜けが発生して、吸水率が高くな
りすぎる場合があり、いずれも好ましくない。
【0015】さらに、エチレン系共重合ゴム組成物のム
ーニー粘度は50〜90、好ましくは60〜80であ
る。エチレン系共重合ゴム組成物において、低分子量共
重合ゴム(a)と高分子量共重合ゴム(b)との重量比
が前記範囲であり、かつムーニー粘度が前記範囲である
ことにより、ロール加工性および押し出し加工性が特に
良好となる。
【0016】低分子量共重合ゴム(a)および高分子量
共重合ゴム(b)に使用されるα−オレフィンとして
は、炭素数3〜20のα−オレフィンが好ましく、その
具体例としては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
プテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1
−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−エイコセン等
を挙げることができ、中でもプロピレン、1−ブテン、
1−オクテンが好ましく、特にプロピレンが好ましい。
これらのα−オレフィンは、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。
【0017】また、低分子量共重合ゴム(a)および高
分子量共重合ゴム(b)に使用される非共役ジエンとし
ては、例えば、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5
−プロピリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−メチレン−
2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボ
ルネン、ノルボルナジエン等の環状の非共役ジエン類;
1,4−ヘキサジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジ
エン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル
−1,5−ヘプタジエン、6−メチル−1,5−ヘプタ
ジエン、6−メチル−1,7−オクタジエン、7−メチ
ル−1,6−オクタジエン等の鎖状の非共役ジエン類を
挙げることができ、中でも5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン
が好ましく、特に5−エチリデン−2−ノルボルネンが
好ましい。これらの非共役ジエンは、単独でまたは2種
以上を混合して使用することができる。
【0018】本発明のエチレン系共重合ゴム組成物は、
予め低分子量共重合ゴム(a)および高分子量共重合ゴ
ム(b)を別々に製造したのち、両者を塊状で混合する
か、あるいは各々の共重合ゴムを含有するポリマー溶液
を混合して溶剤を除去することにより、調製することが
でき、またいずれか一方の共重合ゴムを製造し、得られ
た共重合ゴムの存在下で他方の共重合ゴムを製造したの
ち、必要に応じて重合溶媒を除去する二段重合法により
調製することもできる。
【0019】低分子量共重合ゴム(a)および高分子量
共重合ゴム(b)は、中・低圧法による通常の重合方
法、例えば、適当な重合溶媒中、遷移金属化合物と有機
金属化合物とからなるチーグラー・ナッタ触媒、例えば
少なくとも1種の溶媒可溶性バナジウム化合物と少なく
とも1種の有機アルミニウム化合物とからなる触媒の存
在下で、エチレン、αーオレフィンおよび非共役ジエン
を、必要に応じて分子量調節剤として水素を供給しつつ
重合する方法により製造することができ、その際の重合
は、気相法(流動床あるいは攪拌床)でも液相法(スラ
リー法あるいは溶液法)でも実施することができる。
【0020】前記溶媒可溶性バナジウム化合物として
は、VOCl3 、VCl4、あるいはVOCl3 とVCl41種の少なく
とも1種とアルコールとの反応生成物が好ましい。この
場合、前記アルコールとしては、例えばメタノール、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、sec−ブタノール、t−ブタノール、n
−ヘキサノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサ
ノール、n−デカノール、n−ドデカノール等を挙げる
ことができ、中でも炭素数3〜8のアルコールが好まし
い。これらの溶媒可溶性バナジウム化合物は、単独でま
たは2種以上を混合して使用することができる。
【0021】また、前記有機アルミニウム化合物として
は、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウム、トリ−n−ヘキシルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウ
ムモノクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリド、
ブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウ
ムジクロリド、ブチルアルミニウムジクロリド、トリメ
チルアルミニウムと水との反応生成物であるメチルアル
ミノキサン等を挙げることができ、中でもエチルアルミ
ニウムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロ
リド、エチルアルミニウムセスキクロリドとトリイソブ
チルアルミニウムとの混合物、トリイソブチルアルミニ
ウムとブチルアルミニウムセスキクロリドとの混合物が
好ましい。これらの有機アルミニウム化合物は、単独で
または2種以上を混合して使用することができる。
【0022】また、前記重合溶媒としては、通常、炭化
水素溶媒が使用され、好ましい炭化水素溶媒は、n−ペ
ンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、
イソオクタン、シクロヘキサン等である。これらの炭化
水素溶媒は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。エチレン系共重合ゴム組成物において、
低分子量共重合ゴム(a)および高分子量共重合ゴム
(b)は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使
用することができる。本発明のエチレン系共重合ゴム組
成物は、特に、スポンジ用ゴム組成物のゴム成分として
有用であり、また従来からエチレン系共重合ゴムないし
その組成物が使用されている他の分野でも使用すること
ができる。
【0023】スポンジ用ゴム組成物 本発明のスポンジ用ゴム組成物において、カーボンブラ
ックの使用量は、(A)エチレン系共重合ゴム組成物1
00重量部に対して、好ましくは60〜100重量部、
さらに好ましくは70〜90重量部である。カーボンブ
ラックの使用量が60重量部未満では、十分な機械的強
度が得られない場合があり、一方100重量部を越える
と、スポンジの低密度化が困難な場合があり、いずれも
好ましくない。
【0024】本発明におけるカーボンブラックとして
は、特に、ジ−n−ブチルフタレート(DBP)吸油量
が1〜1.5ミリリットル/gで、かつヨウ素吸着量が
20〜50mg/gであるカーボンブラックが好まし
く、その具体例としては、商品名で、旭#50HG、旭
#50HU、旭#60、旭#60HU(以上、旭カーボ
ン(株)製)、ニテロン#10S(新日鉄化学(株)
製)、HTC#100(中部カーボン(株)製)、シー
ストSO(東海カーボン(株)製)、ダイヤブラックS
F、ダイヤブラックE(以上、三菱化学(株)製)等
や、ASTMによる分類記号で、N−550、N−53
9、N−568、N−650、N−683、N−765
等を挙げることができる。これらのカーボンブラック
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
【0025】また、プロセスオイルの使用量は、(A)
エチレン系共重合ゴム組成物100重量部に対して、好
ましくは40〜70重量部、さらに好ましくは45〜6
5重量部である。プロセスオイルの使用量が40重量部
未満では、スポンジの低密度化が困難な場合があり、一
方70重量部を越えると、ガス抜けが起こりやすく、吸
水性が高くなる場合があり、いずれも好ましくない。
【0026】プロセスオイルとしては、例えば、パラフ
ィン系オイル、ナフテン系オイル等の通常のプロセスオ
イルを挙げることができる。これらのプロセスオイル
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
【0027】本発明においては、(B)カーボンブラッ
クと(C)プロセスオイルとの重量比((B)/
(C))を1.5〜2.2、好ましくは1.6〜2.0
の範囲とすることが、得られるスポンジの100%伸張
時のモジュラス(M100)(単位:MPa)と密度(Ds)
(単位:Mg/m3)との比((M100)/(Ds)) を好まし
くは1.5以上、さらに好ましくは2.0以上とするた
めに望ましい。また、前記重量比を前記範囲内とするこ
とにより、密度0.45Mg/m3 以下の低密度スポン
ジが得られやすくなる。
【0028】また、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミ
ニウム、シランカップリング剤表面処理ケイ酸マグネシ
ウムおよびシランカップリング剤表面処理ケイ酸アルミ
ニウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の成分
(以下、「(D)補強剤」という。)の使用量は、
(A)エチレン系共重合ゴム組成物100重量部に対し
て、好ましくは20〜60重量部、さらに好ましくは3
0〜50重量部である。(D)補強剤の使用量が20重
量部未満では、得られるスポンジの伸びが低下する場合
があり、一方60重量部を越えると、得られるスポンジ
の圧縮永久歪が大きくなる場合があり、いずれも好まし
くない。
【0029】(D)補強剤としては、例えば、クレー、
タルク、シランカップリング剤表面処理クレー、シラン
カップリング剤表面処理タルク等を挙げることができ、
好ましい具体例としては、商品名で、ミストロンベーパ
ー、サイプラボンド(以上、日本ミストロン(株)
製)、SMTタルク(山陽クレー工業(株)製)、バー
ゲスKE(バーゲス社製)等を挙げることができる。こ
れらの(D)補強剤は、単独でまたは2種以上を混合し
て使用することができる。
【0030】本発明のスポンジ用ゴム組成物からスポン
ジ製品を形成する際の発泡法としては、化学発泡が好ま
しいが、水発泡、ガス発泡、超臨界液体発泡等も採用す
ることができる。化学発泡の場合、発泡剤の使用量は、
(A)エチレン系共重合ゴム組成物100重量部に対し
て、好ましくは0.1〜10重量部、さらに好ましくは
1〜8重量部、特に好ましくは2〜6重量部である。発
泡剤の使用量が0.1重量部未満では、所望の低密度の
スポンジが得られない場合があり、一方10重量部を越
えると、得られるスポンジの外観が悪くなる場合があ
り、いずれも好ましくない。
【0031】発泡剤としては、例えば、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、炭酸アンモ
ニウム、亜硝酸アンモニウム、N,N’−ジメチル−
N,N’−ジニトロソテレフタルアミド、N,N’−ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボンア
ミド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾシクロヘキシ
ルニトリル、アゾジアミノベンゼン、バリウムアゾジカ
ルボキシレート、ベンゼンスルホニルヒドラジド、トル
エンスルホニルヒドラジド、4,4’−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)、ジフエニルスルホン−
3,3’−ジスルホニルヒドラジド、カルシウムアジ
ド、4,4’−ジフエニルジスルホニルアジド、パラト
ルエンスルホニルアジド等を挙げることができる。これ
らの発泡剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。
【0032】本発明のスポンジ用ゴム組成物には、通
常、前記成分以外に、活性剤、加硫剤、加硫促進剤、脱
水剤等がさらに配合される。前記活性剤としては、例え
ば、亜鉛華、活性亜鉛華、ポリエチレングリコール、ジ
エタノールアミン等を挙げることができる。これらの活
性剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用すること
ができる。
【0033】加硫剤としては、例えば、イオウ、イオウ
系化合物、有機過酸化物等を挙げることができる。イオ
ウの具体例としては、粉末イオウ、沈降イオウ、コロイ
ドイオウ、表面処理イオウ、不溶性イオウ等を挙げるこ
とができる。イオウ系化合物の具体例としては、塩化イ
オウ、二塩化イオウ、高分子多硫化物や、スポンジ用ゴ
ム組成物の加硫温度で活性イオウを放出するイオウ化合
物、例えば、モルホリンジスルフィド、アルキルフェノ
−ルジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジメ
チルジチオカルバミン酸セレン等を挙げることができ
る。
【0034】有機過酸化物の具体例としては、1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシド、ジクミル
パーオキシド、t−ブチルクミルパーオキシド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
サン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソプロ
ピル)ベンゼン等を挙げることができる。これらの加硫
剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することが
できる。
【0035】前記加硫促進剤としては、例えば、N−シ
クロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミ
ド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスル
フェンアミド、N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチ
アゾリルスルフェンアミド等のスルフェンアミド系化合
物;2−メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−メルカプト
ベンゾチアゾ−ル亜鉛、2−(2,4−ジニトロフェニ
ル)メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−(4−モルホリ
ノジチオ)ベンゾチアゾ−ル、ジベンゾチアジルジスル
フィド等のチアゾ−ル系化合物;ジフェニルグアニジ
ン、ジオルソトリルグアニジン、ジオルソニトリルグア
ニジン、オルソニトリルビグアニド、ジフェニルグアニ
ジンフタレ−ト等のグアニジン化合物;アセトアルデヒ
ド−アニリン反応物、ブチルアルデヒド−アニリン縮合
物、ヘキサメチレンテトラミン、アセトアルデヒドアン
モニア等のアルデヒドアミン系またはアルデヒドアンモ
ニア系化合物;2−メルカプトイミダゾリン等のイミダ
ゾリン系化合物;チオカルバニリド、ジエチルチオユリ
ア、ジブチルチオユリア、トリメチルチオユリア、ジオ
ルソトリルチオユリア等のチオユリア系化合物;テトラ
メチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラム
ジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テ
トラブチルチウラムジスルフィド、ペンタメチレンチウ
ラムテトラスルフィド等のチウラム系化合物;ジメチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸
亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチル
フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、n−ブチルフェニル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸
ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジメ
チルジチオカルバミン酸テルル、ジエチルジチオカルバ
ミン酸テルル等のジチオ酸塩系化合物;ジ−n−ブチル
キサントゲン酸亜鉛等のキサントゲン酸塩系化合物;亜
鉛華等を挙げることができる。これらの加硫促進剤は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。
【0036】前記脱水剤の具体例としては、酸化カルシ
ウムを挙げることができる。さらに、本発明のスポンジ
用ゴム組成物には、場合により、充填剤(例えば、微粉
ケイ酸、マイカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等)、
加工助剤(例えば、滑剤、離型剤、可塑剤等)、老化防
止剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、
帯電防止剤、染顔料、防かび剤等の他の添加剤を配合す
ることができる。
【0037】本発明のスポンジ用ゴム組成物は、各構成
成分を、公知の混練機、例えばオープンロールミル、バ
ンバリーミキサー、ニーダー等を用いて混練することに
より調製することができ、各構成成分の配合順序は特に
限定されるものではない。本発明のスポンジ用ゴム組成
物を用いてスポンジを製造する際には、通常用いられる
方法、例えば、該ゴム組成物を公知の加硫・発泡装置の
金型内で加熱して加硫・発泡させる方法、あるいは該ゴ
ム組成物を押出成形機を用いて所望形状に成形したのち
加硫槽内で加熱する方法等により、所望のスポンジを製
造することができる。加硫・発泡時の加熱温度および加
熱時間は、加硫剤や発泡剤の種類、スポンジ密度等によ
って変わるが、加熱温度は、通常、150〜280℃、
好ましくは180〜250℃であり、また加熱時間は、
通常、2〜15分、好ましくは3〜10分である。
【0038】本発明のスポンジ用ゴム組成物は、自動車
用ウェザーストリップ、建材用スポンジ材、土木・建築
用ゴム製品等の各種工業用ゴム製品の製造に好適に使用
することができる。
【0039】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形態
をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、これらの
実施例に何ら制約されるものではない。実施例および比
較例における各測定・評価は、下記の手順で行なった。 (1)エチレン含量 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (2)ヨウ素価 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (3)ムーニー粘度 測定温度100℃、予熱時間1分、粘度を読んだときま
での時間4分で測定した。
【0040】(4)ムーニースコーチ試験 JISK6300に準拠し、125℃において、Vmお
よびt5を測定した。 (5)密度 長さ3cmのスポンジ試料について、空気中における重
量(Wa)と23℃の水中における重量(Ww)を測定
して、下記計算式で求めた。 密度=Wa/(Wa−Ww) (6)引張り試験 押し出し成形して得た台付きチューブ状スポンジ(チュ
ーブ部分はほぼ真円の形状をもつ)の台部分を長さ方向
に切断したチューブ部分から、2号ダンベルで打ち抜い
た試験片について、引張り速度200mm/分におい
て、100%伸張時のモジュラス(M100)、引張り強度
(TB)および伸び(EB)を測定した。
【0041】(7)吸水率 重量(Wa)を測定した長さ3cmのスポンジ試料を水
槽中に静置し、水槽ごと127.5mmHg(絶対圧)
の減圧下で5分間保ったのち、760mmHg(絶対
圧)に戻し、さらに3分経過後に試料を水槽から取出し
てスポンジ表面の水分を拭き取り、空気中における重量
(Wb)を測定して、下記計算式で求めた。 吸水率(%)=100×(Wb−Wa)/Wa (8)圧縮永久歪 縦方向の寸法(L1)を測定した台付きチューブ状スポン
ジ(チューブ部分はほぼ真円の形状をもつ)を縦方向に
50%の圧縮して、オーブン中で70℃×22時間熱処
理したのち、室温で30分放置して、縦方向の寸法(L
2)を測定し、下記計算式より求めた。 圧縮永久歪(%)=100×(L1 −L2)/(L1 ×
0.5)
【0042】実施例1〜9、比較例1〜4 表1に示す低分子量共重合ゴム(a)および高分子量共
重合ゴム(b)の合計100重量部に対して、表2−1
または表2−2に示す配合処方により、発泡剤、加硫
剤、加硫促進剤および脱水剤以外の添加剤成分を、50
℃に設定したBR型バンバリーミキサー(内容量1.7
リットル)を用い、回転数60rpmで4分間混練し
て、配合ゴムを調製した。その後この配合ゴムに、70
℃に設定した10インチロールを用い、発泡剤、加硫
剤、加硫促進剤および脱水剤を配合して、スポンジ用ゴ
ム組成物を調製した。このスポンジ用ゴム組成物を用
い、230℃で6分間、熱空気加硫(HAV)を実施し
て、スポンジを得たのち、評価を行った。評価結果を表
3−1および表3−2に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表2−1および表2−2における「添加剤
名:内容(メーカー名)」は、次のとおりである。 旭#50HG:カーボンブラック=補強剤(旭カーボン
(株)) 旭#60 :カーボンブラック=補強剤(旭カーボン
(株)) PW380 :プロセスオイル=軟化剤(出光興産
(株)) ミストロンベーパー:ケイ酸マグネシウム=補強剤(日
本ミストロン(株)) バーゲスKE:シランカップリング剤表面処理ケイ酸ア
ルミニウム=補強剤(バーゲス社) SMTタルク:ケイ酸マグネシウム=補強剤(山陽タル
ク(株)) ネオセルボンN1000SW :発泡剤(永和化成(株)) 活性亜鉛華 :活性剤(正同化学工業(株)) ステアリン酸:活性剤(花王(株)) 粉末イオウ :加硫剤(鶴見化学(株)) Acc.MZ :2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛=
加硫促進剤(三新化学(株)) Acc.PZ :ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛=加硫
促進剤(三新化学(株)) Acc.DM :ジベンゾチアジルジスルフィド=加硫促
進剤(三新化学(株)) Acc.TL :ジエチルジチオカルバミン酸テルル=加
硫促進剤(川口化学(株)) ベスタPP :脱水剤(井上石灰(株)) ストラクールWB212 :加工助剤(シル・アンド・ザイラ
ッハー社)
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】
【発明の効果】本発明のスポンジ用ゴム組成物は、得ら
れるスポンジが低密度でありながら100%伸張時のモ
ジュラスが高く、所望の耐圧縮荷重のスポンジ製品の薄
肉化が可能となるなど、スポンジ製品の軽量化に寄与す
るところが大きく、しかも押し出し加工性およびロール
加工性を含む加工特性、引張り強度、伸び、圧縮永久歪
等にも優れ、また低吸水率である。したがって、当該ス
ポンジ用ゴム組成物は、自動車用ウェザーストリップ、
建材用スポンジ材、土木・建築用ゴム製品等の各種工業
用ゴム製品の製造に好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 91/00 C08L 91/00 (72)発明者 川田 隆 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4F074 AA25 AC02 AC32 AD01 BA03 BA04 BA05 BA12 BA31 BA32 BA34 BB01 CA22 CA23 DA35 DA45 4J002 AE053 BB15W BB15X DA036 DE208 DE228 DJ007 EQ018 ER008 FB097 FD14 FD15 FD328 GT00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)低分子量共重合ゴム(a)と高分
    子量共重合ゴム(b)からなり、(ロ)低分子量共重合
    ゴム(a)は、ムーニー粘度(ML1+4, 100℃)が20
    〜70、エチレン含量がエチレンとα−オレフインとの
    合計に対して40〜60重量%およびヨウ素価が25〜
    35であるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共
    重合ゴムであり、(ハ)高分子量成分共重合ゴム(b)
    は、ムーニー粘度(ML1+4, 100℃)が150〜25
    0、エチレン含量がエチレンとα−オレフインとの合計
    に対して60〜80重量%およびヨウ素価が15〜25
    であるエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合
    ゴムであり、(ニ)低分子量共重合ゴム(a)と高分子
    量共重合ゴム(b)との重量比((a)/(b))が6
    0/40〜85/15であり、そして(ホ)ムーニー粘
    度(ML1+4, 100℃)が50〜90であることを特徴と
    するエチレン系共重合ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 (A)請求項1に記載のエチレン系共重
    合ゴム組成物100重量部に対して、(D)ケイ酸マグ
    ネシウム、ケイ酸アルミニウム、シランカップリング剤
    表面処理ケイ酸マグネシウムおよびシランカップリング
    剤表面処理ケイ酸アルミニウムよりなる群から選ばれる
    少なくとも1種の成分20〜60重量部、並びに(E)
    発泡剤0.1〜10重量部を配合してなることを特徴と
    するスポンジ用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 (A)請求項1に記載のエチレン系共重
    合ゴム組成物100重量部に対して、(B)カーボンブ
    ラック60〜100重量部、(C)プロセスオイル40
    〜70重量部、(D)ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アル
    ミニウム、シランカップリング剤表面処理ケイ酸マグネ
    シウムおよびシランカップリング剤表面処理ケイ酸アル
    ミニウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種の成分
    20〜60重量部、並びに(E)発泡剤0.1〜10重
    量部を配合してなることを特徴とするスポンジ用ゴム組
    成物。
  4. 【請求項4】(B)カーボンブラックと(C)プロセス
    オイルとの重量比((B)/(C))が1.5〜2.2
    であり、得られるスポンジの100%伸張時のモジュラ
    ス(M100)(単位:MPa)と密度(Ds)(単位:Mg
    /m3)との比((M100)/(Ds)) が1.5以上であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のスポンジ用ゴム組成
    物。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4の何れかに記載のスポンジ
    用ゴム組成物から形成してなるスポンジ製品。
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