JP2003292291A - ウインチの乱巻防止機構 - Google Patents
ウインチの乱巻防止機構Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で巻かれるワイヤロープに張力の
変動が生じても、確実に規則的に巻取りできる機能を備
えるウインチの乱巻防止機構を提供する。 【解決手段】 多層巻されるドラム3を備えるウインチ
1であって、そのウインチドラム3に近付けて軸方向に
移動可能なロープRのガイドシーブ20を設けるととも
に、前記ドラムに対してロープRが巻き付けられる近傍
位置に押付け付勢力が加えられるロープ押えローラ6を
配置して、ドラム3へのロープ巻き付け部では、ロープ
Rに常時緊張力を与えるようにする。
変動が生じても、確実に規則的に巻取りできる機能を備
えるウインチの乱巻防止機構を提供する。 【解決手段】 多層巻されるドラム3を備えるウインチ
1であって、そのウインチドラム3に近付けて軸方向に
移動可能なロープRのガイドシーブ20を設けるととも
に、前記ドラムに対してロープRが巻き付けられる近傍
位置に押付け付勢力が加えられるロープ押えローラ6を
配置して、ドラム3へのロープ巻き付け部では、ロープ
Rに常時緊張力を与えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揚重作業機におけ
るワイヤロープを駆動するウインチの巻取りドラムに対
する乱巻防止機構に関するもので、詳しくは巻取りドラ
ムに対向して配置されるロープ押えローラからやや離れ
た位置でワイヤロープを案内し、巻取りドラムに対して
張力を維持させながらワイヤロープがウインチドラムに
巻き取られるようにされる機能を備えるウインチの乱巻
防止機構に関するものである。
るワイヤロープを駆動するウインチの巻取りドラムに対
する乱巻防止機構に関するもので、詳しくは巻取りドラ
ムに対向して配置されるロープ押えローラからやや離れ
た位置でワイヤロープを案内し、巻取りドラムに対して
張力を維持させながらワイヤロープがウインチドラムに
巻き取られるようにされる機能を備えるウインチの乱巻
防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレーンなど揚重作業機における
ワイヤロープの巻取り・繰出しを行わせるウインチにお
いては、円滑な揚重作業を実施するために、巻取りドラ
ムに巻き付けられるワイヤロープを正しく巻き付けるこ
とが必要である。そのために、ウインチの巻取りドラム
に対して巻き付けられるワイヤロープは、先に巻かれて
いるロープが隣合う間に形成される溝部に対して順次巻
かれるように緊張力を維持しながら巻き付けられてい
る。このようにするため、ロープガイドを設けることが
多く実施されている。
ワイヤロープの巻取り・繰出しを行わせるウインチにお
いては、円滑な揚重作業を実施するために、巻取りドラ
ムに巻き付けられるワイヤロープを正しく巻き付けるこ
とが必要である。そのために、ウインチの巻取りドラム
に対して巻き付けられるワイヤロープは、先に巻かれて
いるロープが隣合う間に形成される溝部に対して順次巻
かれるように緊張力を維持しながら巻き付けられてい
る。このようにするため、ロープガイドを設けることが
多く実施されている。
【0003】しかしながら、運転操作の際になんらかの
原因でワイヤロープに作用している張力が一瞬緩められ
る現象が発生すると、ドラムに巻き付けられるワイヤロ
ープが浮き上がってしまうことがある。その浮き上がり
量が大きいと、ドラムに巻かれるワイヤロープが順次巻
き付けられる位置から横にずれることになり、特に多層
に巻かれる場合には、巻き付けられるワイヤロープによ
って形成される巻き付け溝部に受入れられて上層部で巻
き付けられるワイヤロープが食い込んだり、外れたりす
ることになって、正常な巻き付けが行われず、いわゆる
乱巻状態が発生する。このような乱巻が生じると、ワイ
ヤロープにキンクや素線切れが起こり、ワイヤロープが
破断する原因となって、危険な状態となる。このような
事態の発生を防止するために、乱巻防止装置を付帯させ
ている。この乱巻防止装置については、既に多くのもの
が提案され、かつ実用に供されている。
原因でワイヤロープに作用している張力が一瞬緩められ
る現象が発生すると、ドラムに巻き付けられるワイヤロ
ープが浮き上がってしまうことがある。その浮き上がり
量が大きいと、ドラムに巻かれるワイヤロープが順次巻
き付けられる位置から横にずれることになり、特に多層
に巻かれる場合には、巻き付けられるワイヤロープによ
って形成される巻き付け溝部に受入れられて上層部で巻
き付けられるワイヤロープが食い込んだり、外れたりす
ることになって、正常な巻き付けが行われず、いわゆる
乱巻状態が発生する。このような乱巻が生じると、ワイ
ヤロープにキンクや素線切れが起こり、ワイヤロープが
破断する原因となって、危険な状態となる。このような
事態の発生を防止するために、乱巻防止装置を付帯させ
ている。この乱巻防止装置については、既に多くのもの
が提案され、かつ実用に供されている。
【0004】このようなワイヤロープの乱巻防止装置に
関しては、例えば特開平10−273288号公報、特
開平10−120378号公報や特開平8−30158
0号公報などによって開示されている。
関しては、例えば特開平10−273288号公報、特
開平10−120378号公報や特開平8−30158
0号公報などによって開示されている。
【0005】前記特開平10−273288号公報にて
開示されるものは、ウインチドラムの片側に一括して配
置される2つのバネと、ウインチドラムに対向して配置
されてそのウインチドラムによるワイヤロープの乱巻を
防止する乱巻防止ローラと、前記バネのバネ力を乱巻防
止ローラの両端に伝達して、乱巻防止ローラをウインチ
ドラム側に付勢する付勢手段とを具備する構造が記載さ
れている。
開示されるものは、ウインチドラムの片側に一括して配
置される2つのバネと、ウインチドラムに対向して配置
されてそのウインチドラムによるワイヤロープの乱巻を
防止する乱巻防止ローラと、前記バネのバネ力を乱巻防
止ローラの両端に伝達して、乱巻防止ローラをウインチ
ドラム側に付勢する付勢手段とを具備する構造が記載さ
れている。
【0006】また、前記特開平10−120378号公
報に開示されているのは、ウインチドラムの径方向にむ
けて進退可能なロープ押え部と、そのロープ押え部を支
持して当該ロープ押え部を進退させる押力発生機とを備
えるものが記載されている。なおこの技術においては、
ウインチドラムに巻き付けられるワイヤロープをシリン
ダ装置(押力発生機)により操作されるロープ押え部に
よって押え付けながら巻き取られるときの電動モータの
負荷からワイヤロープの張力を検知して、電気信号でも
って逆にロープ押え部への押し付け力を調整するような
制御手段を備えていることが記載されている。
報に開示されているのは、ウインチドラムの径方向にむ
けて進退可能なロープ押え部と、そのロープ押え部を支
持して当該ロープ押え部を進退させる押力発生機とを備
えるものが記載されている。なおこの技術においては、
ウインチドラムに巻き付けられるワイヤロープをシリン
ダ装置(押力発生機)により操作されるロープ押え部に
よって押え付けながら巻き取られるときの電動モータの
負荷からワイヤロープの張力を検知して、電気信号でも
って逆にロープ押え部への押し付け力を調整するような
制御手段を備えていることが記載されている。
【0007】また、前記特開平8−301580号公報
によれば、ウインチドラムから水平方向に繰出されるワ
イヤロープを、そのウインチドラムから離れた位置に設
けられたワイヤロープガイド部におけるガイドシーブを
経由して垂下させ、ウインチドラムにおけるワイヤロー
プの巻取り位置は、ウインチドラムに平行して別途に設
けられる巻取り位置検出部によって検出され、前記ガイ
ドシーブによるワイヤロープの垂下位置がワイヤガイド
位置検出部によって検出され、その検出データが演算制
御部に出力され、ワイヤガイド部では、前記演算制御部
により制御される第二の送り部によって常にワイヤロー
プの巻取り位置の変化に追随して移動されるように構成
されたものが開示されている。
によれば、ウインチドラムから水平方向に繰出されるワ
イヤロープを、そのウインチドラムから離れた位置に設
けられたワイヤロープガイド部におけるガイドシーブを
経由して垂下させ、ウインチドラムにおけるワイヤロー
プの巻取り位置は、ウインチドラムに平行して別途に設
けられる巻取り位置検出部によって検出され、前記ガイ
ドシーブによるワイヤロープの垂下位置がワイヤガイド
位置検出部によって検出され、その検出データが演算制
御部に出力され、ワイヤガイド部では、前記演算制御部
により制御される第二の送り部によって常にワイヤロー
プの巻取り位置の変化に追随して移動されるように構成
されたものが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のような乱巻防止
装置にあって、たとえば前記特開平10−273288
号公報に記載のものでは、ウインチドラムの軸線に沿っ
てその外周に一箇所で押えローラが配設されているのみ
であるから、取扱われるワイヤロープが常時緊張状態で
巻取り・繰出しを行えるときには規則的に巻き付けられ
て浮き上がりや食い込みを防止できるが、作業の状況に
変化があってワイヤロープが急に弛むようなことになる
と、言換えるとワイヤロープの張力が不規則になる取扱
いを受ける(例えば、クラムシェルバケットを使用して
フリーフォールさせるような作業)と、乱巻防止効果が
著しく低減し、目的を達成することができない、という
問題点がある。
装置にあって、たとえば前記特開平10−273288
号公報に記載のものでは、ウインチドラムの軸線に沿っ
てその外周に一箇所で押えローラが配設されているのみ
であるから、取扱われるワイヤロープが常時緊張状態で
巻取り・繰出しを行えるときには規則的に巻き付けられ
て浮き上がりや食い込みを防止できるが、作業の状況に
変化があってワイヤロープが急に弛むようなことになる
と、言換えるとワイヤロープの張力が不規則になる取扱
いを受ける(例えば、クラムシェルバケットを使用して
フリーフォールさせるような作業)と、乱巻防止効果が
著しく低減し、目的を達成することができない、という
問題点がある。
【0009】また、前記特開平10−120378号公
報や特開平8−301580号公報に開示されるような
乱巻防止装置では、ウインチドラムにワイヤロープを巻
取り・繰出す操作を電気的に制御する機構を具備させて
乱巻を防止するものであり、その制御手段として電気信
号を得るための機械構造をウインチに付加する必要があ
り、理論的には有効であるとしても、検出のための機械
構造が正確に作動しないと目的の達成が困難であるとい
う実用上に問題点を有している。まして、苛酷に使用さ
れるような機械装置に用いられる場合、ワイヤロープの
巻付け位置の検出を正確に行わせることは困難であり、
機構上の問題点のほかにコスト高となって実用性に乏し
いものであるという問題点がある。
報や特開平8−301580号公報に開示されるような
乱巻防止装置では、ウインチドラムにワイヤロープを巻
取り・繰出す操作を電気的に制御する機構を具備させて
乱巻を防止するものであり、その制御手段として電気信
号を得るための機械構造をウインチに付加する必要があ
り、理論的には有効であるとしても、検出のための機械
構造が正確に作動しないと目的の達成が困難であるとい
う実用上に問題点を有している。まして、苛酷に使用さ
れるような機械装置に用いられる場合、ワイヤロープの
巻付け位置の検出を正確に行わせることは困難であり、
機構上の問題点のほかにコスト高となって実用性に乏し
いものであるという問題点がある。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、簡単な構成で巻かれるワイヤロープに張力の
変動が生じても、確実に規則的に巻取りできる機能を備
えるウインチの乱巻防止機構を提供することを目的とす
るものである。
たもので、簡単な構成で巻かれるワイヤロープに張力の
変動が生じても、確実に規則的に巻取りできる機能を備
えるウインチの乱巻防止機構を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、本発明によるウインチの乱
巻防止機構は、多層巻されるドラムを備えるウインチで
あって、そのウインチドラムに近付けて軸方向に移動可
能なワイヤロープのガイドシーブを設けることを特徴と
するものである(第1発明)。
れた目的を達成するために、本発明によるウインチの乱
巻防止機構は、多層巻されるドラムを備えるウインチで
あって、そのウインチドラムに近付けて軸方向に移動可
能なワイヤロープのガイドシーブを設けることを特徴と
するものである(第1発明)。
【0012】本発明によれば、ウインチのドラム(ウイ
ンチドラム)に巻き付けられるワイヤロープを、そのウ
インチドラムに近付けて軸方向に移動可能にされるガイ
ドシーブを介して巻き取られるようにされることで、ワ
イヤロープに作用する緊張力が負荷側で弛められる現象
が発生しても、ガイドシーブとウインチドラムとの間で
のワイヤロープの振れなどの発生が防止され、ウインチ
ドラムに巻き付けられる位置では大きな影響を受けない
ので、所定通りに巻き付けられて乱巻現象の発生を防止
できるという効果が得られるのである。
ンチドラム)に巻き付けられるワイヤロープを、そのウ
インチドラムに近付けて軸方向に移動可能にされるガイ
ドシーブを介して巻き取られるようにされることで、ワ
イヤロープに作用する緊張力が負荷側で弛められる現象
が発生しても、ガイドシーブとウインチドラムとの間で
のワイヤロープの振れなどの発生が防止され、ウインチ
ドラムに巻き付けられる位置では大きな影響を受けない
ので、所定通りに巻き付けられて乱巻現象の発生を防止
できるという効果が得られるのである。
【0013】前記ガイドシーブは、ウインチドラムの軸
線に平行して配設される軸上で、そのウインチドラムに
巻かれるワイヤロープの通過に対応して軸方向にスライ
ドしつつ回転するように支持される構成であるのがよい
(第2発明)。また、前記ガイドシーブは、ワイヤロー
プが通るそのロープ溝のガイド部分が、前記ウインチド
ラムの少なくとも最大巻取り径よりも外側に位置するよ
うに軸支持されるのがよい(第3発明)。このようにす
ることで、ウインチドラムに巻き取られるワイヤロープ
には、その巻付け位置とガイドシーブ間で所要の緊張力
が維持されて巻き付けられることになるので、規則的な
巻き付けが行われ、乱巻が生じることはない。
線に平行して配設される軸上で、そのウインチドラムに
巻かれるワイヤロープの通過に対応して軸方向にスライ
ドしつつ回転するように支持される構成であるのがよい
(第2発明)。また、前記ガイドシーブは、ワイヤロー
プが通るそのロープ溝のガイド部分が、前記ウインチド
ラムの少なくとも最大巻取り径よりも外側に位置するよ
うに軸支持されるのがよい(第3発明)。このようにす
ることで、ウインチドラムに巻き取られるワイヤロープ
には、その巻付け位置とガイドシーブ間で所要の緊張力
が維持されて巻き付けられることになるので、規則的な
巻き付けが行われ、乱巻が生じることはない。
【0014】前記ガイドシーブの外周に近接する位置に
は、ワイヤロープの外れ止めローラが配置され、かつ前
記ガイドシーブの横移動を規制するストッパが付設され
ているのが好ましい(第4発明)。こうすると、ウイン
チドラムに巻取り・繰出しされるワイヤロープの緊張力
が低下して振れるようなことが生じてもガイドシーブか
ら外れること(脱索)がない。また、ウインチドラムに
ワイヤロープを順次巻付ける際に、ガイドシーブの横移
動を規制するストッパを設けることで、過度な横移動を
防止して確実な巻取り・繰出し操作を行わせることがで
きる。
は、ワイヤロープの外れ止めローラが配置され、かつ前
記ガイドシーブの横移動を規制するストッパが付設され
ているのが好ましい(第4発明)。こうすると、ウイン
チドラムに巻取り・繰出しされるワイヤロープの緊張力
が低下して振れるようなことが生じてもガイドシーブか
ら外れること(脱索)がない。また、ウインチドラムに
ワイヤロープを順次巻付ける際に、ガイドシーブの横移
動を規制するストッパを設けることで、過度な横移動を
防止して確実な巻取り・繰出し操作を行わせることがで
きる。
【0015】前記ウインチドラムに対するワイヤロープ
の巻付け接線位置近傍には、そのウインチドラムの求心
方向に押圧力が作用するように支持されるロープ押えロ
ーラが配設されているのがよい(第5発明)。こうする
と、ウインチドラムに対して巻き付けられる(繰出され
る)位置近傍で、ワイヤロープをロープ押えローラによ
って押えられるので、前記ガイドシーブによる案内機能
と相俟って乱巻現象を確実に防止できるという効果が得
られる。
の巻付け接線位置近傍には、そのウインチドラムの求心
方向に押圧力が作用するように支持されるロープ押えロ
ーラが配設されているのがよい(第5発明)。こうする
と、ウインチドラムに対して巻き付けられる(繰出され
る)位置近傍で、ワイヤロープをロープ押えローラによ
って押えられるので、前記ガイドシーブによる案内機能
と相俟って乱巻現象を確実に防止できるという効果が得
られる。
【0016】前記ガイドシーブを支持する軸は、ウイン
チドラムの支持フレームもしくはその支持フレームに取
付く部材にて支持され、かつワイヤロープの外れ止め手
段も同様に支持されている構成であるのがよい(第6発
明)。このようにすることにより、ウインチドラムを基
準にしてガイドシーブおよびワイヤロープの外れ止め手
段を最適条件で配置することができ、組立の容易性を図
ることができる。
チドラムの支持フレームもしくはその支持フレームに取
付く部材にて支持され、かつワイヤロープの外れ止め手
段も同様に支持されている構成であるのがよい(第6発
明)。このようにすることにより、ウインチドラムを基
準にしてガイドシーブおよびワイヤロープの外れ止め手
段を最適条件で配置することができ、組立の容易性を図
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるウインチの乱
巻防止機構の具体的な実施の形態につき、図面を参照し
つつ説明する。
巻防止機構の具体的な実施の形態につき、図面を参照し
つつ説明する。
【0018】図1には、本発明に係る乱巻防止機構を備
えるウインチの一実施形態のモ−タ部分を外してなる一
部切欠き正面図が示されている。図2には、図1におけ
るA−A線に沿った一部外観断面図が、図3には図1の
B−B視図が、それぞれ示されている。
えるウインチの一実施形態のモ−タ部分を外してなる一
部切欠き正面図が示されている。図2には、図1におけ
るA−A線に沿った一部外観断面図が、図3には図1の
B−B視図が、それぞれ示されている。
【0019】本実施形態のウインチ1は、複数(二台)
のウインチを一軸上に配列してなるものであるが、左右
対称に設けられるので、その片側半分(一台のウインチ
二個一組のウインチドラムを備える部分)について説明
する。一対の支持フレーム2(ただし片側のみ表示)と
中間支持フレーム2'とによってウインチドラム3(以
下、単にドラム3という)が周知の手段で回転自在に支
持されて、支持フレーム2側に取付くモータ4により、
ドラム3に内蔵の減速機構5(例えば遊星歯車機構)に
よって所要の速度で回転駆動されるようになされてい
る。
のウインチを一軸上に配列してなるものであるが、左右
対称に設けられるので、その片側半分(一台のウインチ
二個一組のウインチドラムを備える部分)について説明
する。一対の支持フレーム2(ただし片側のみ表示)と
中間支持フレーム2'とによってウインチドラム3(以
下、単にドラム3という)が周知の手段で回転自在に支
持されて、支持フレーム2側に取付くモータ4により、
ドラム3に内蔵の減速機構5(例えば遊星歯車機構)に
よって所要の速度で回転駆動されるようになされてい
る。
【0020】前記ドラム3は、両端に鍔部3aを備えて
軸方向の中間位置で仕切板3bによって分割されてい
る。したがって、その仕切板3bを挟んで両側のドラム
部分には等速でワイヤロープが順次巻き付けられるよう
にされている。このような構成から、以下の説明につい
ては、その一方のドラム部分に巻き付けられるワイヤロ
ープについて具体的に説明し、他方のドラム部分は同様
にしてワイヤロープが巻き付けられるので、その説明を
省略する。
軸方向の中間位置で仕切板3bによって分割されてい
る。したがって、その仕切板3bを挟んで両側のドラム
部分には等速でワイヤロープが順次巻き付けられるよう
にされている。このような構成から、以下の説明につい
ては、その一方のドラム部分に巻き付けられるワイヤロ
ープについて具体的に説明し、他方のドラム部分は同様
にしてワイヤロープが巻き付けられるので、その説明を
省略する。
【0021】前記ドラム3に対するワイヤロープR(以
下、説明上、単にロープRという)の巻き付け接線部分
とそれより巻付け側には、適宜寸法離れて二個のロープ
押えローラ6,6'が、シーソー状に可動アームによっ
て支持される支持部材7の両端部にて支持されて、ドラ
ム3の軸芯に対して求心方向に押圧するように配置され
ている。
下、説明上、単にロープRという)の巻き付け接線部分
とそれより巻付け側には、適宜寸法離れて二個のロープ
押えローラ6,6'が、シーソー状に可動アームによっ
て支持される支持部材7の両端部にて支持されて、ドラ
ム3の軸芯に対して求心方向に押圧するように配置され
ている。
【0022】前記ロープ押えローラ6,6'は、ドラム
3の巻取り幅のほぼ全幅にわたりロープRに対して押付
け力が機能できるように、その全長寸法が設定され、ド
ラム3の両側の鍔部3a(一方は前述の仕切板3b)間
に収まる長さとなっている。さらに、その押えローラ
6,6'は、図1および図3によって示されるように、
前記支持部材7によって支持されるべく3分割されてお
り、詳細については図示省略するが、分割された各ロー
ラ部分は支持部材7によって支持される軸上で回転自在
に支持されている。また、前記ロープ押えローラ6,
6'の両端部は、先端部分を細径に形成されて中間部分
とテーパ状の部分で繋がる外形に形成され、ドラム3に
対するロープRの巻付け時において段差が生じても問題
が生じないように形成されている。
3の巻取り幅のほぼ全幅にわたりロープRに対して押付
け力が機能できるように、その全長寸法が設定され、ド
ラム3の両側の鍔部3a(一方は前述の仕切板3b)間
に収まる長さとなっている。さらに、その押えローラ
6,6'は、図1および図3によって示されるように、
前記支持部材7によって支持されるべく3分割されてお
り、詳細については図示省略するが、分割された各ロー
ラ部分は支持部材7によって支持される軸上で回転自在
に支持されている。また、前記ロープ押えローラ6,
6'の両端部は、先端部分を細径に形成されて中間部分
とテーパ状の部分で繋がる外形に形成され、ドラム3に
対するロープRの巻付け時において段差が生じても問題
が生じないように形成されている。
【0023】このようなロープ押えローラ6,6'を支
持している支持部材7は、所定の間隔で平行する二部片
で構成されている。そして、この支持部材7は、その両
端部にて支持する前記ロープ押えローラ6,6'間の中
間位置で、可動アーム8の先端部にピン9によりシーソ
ー状に支持されており、その可動アーム8がドラム3の
左右フレーム3(3')の下部を連結する連結部材10
の中間部側面に取り付くペンガラス状のブラケット11
の上面に設けられる支持部12に、基部をドラム3の軸
線に平行するようにして基部支持軸13で支持されてい
る。さらに、その可動アーム8は中間部において、前記
ブラケット11上の前記支持部12と反対位置に設けら
れた突片14に一端を支持される引張バネ15の他端部
を取付けられ、その引張バネ15によって可動アーム8
を介して前記ロープ押えローラ6,6'がドラム3の外
周部に巻き付けられるロープRに押付け力を付勢するよ
うにされている。なお、前記ロープRに対する押付け力
の付勢手段としては、引張バネ15のほかに押しバネ、
あるいは流体圧ダンパーなどであってもよい。
持している支持部材7は、所定の間隔で平行する二部片
で構成されている。そして、この支持部材7は、その両
端部にて支持する前記ロープ押えローラ6,6'間の中
間位置で、可動アーム8の先端部にピン9によりシーソ
ー状に支持されており、その可動アーム8がドラム3の
左右フレーム3(3')の下部を連結する連結部材10
の中間部側面に取り付くペンガラス状のブラケット11
の上面に設けられる支持部12に、基部をドラム3の軸
線に平行するようにして基部支持軸13で支持されてい
る。さらに、その可動アーム8は中間部において、前記
ブラケット11上の前記支持部12と反対位置に設けら
れた突片14に一端を支持される引張バネ15の他端部
を取付けられ、その引張バネ15によって可動アーム8
を介して前記ロープ押えローラ6,6'がドラム3の外
周部に巻き付けられるロープRに押付け力を付勢するよ
うにされている。なお、前記ロープRに対する押付け力
の付勢手段としては、引張バネ15のほかに押しバネ、
あるいは流体圧ダンパーなどであってもよい。
【0024】一方、前記ドラム3の斜め上方位置にはガ
イドシーブ20が端部を支持フレーム2に支持される支
持軸21上でスライド可能に支持されて、ロープRを案
内してドラム3に巻取り・繰出しできるように設けられ
ている。
イドシーブ20が端部を支持フレーム2に支持される支
持軸21上でスライド可能に支持されて、ロープRを案
内してドラム3に巻取り・繰出しできるように設けられ
ている。
【0025】このガイドシーブ20は、所要半径でロー
プ溝20aに嵌って案内されるロープRが、ドラム3の
最大巻取り径Dよりも、そのドラム3軸芯を通る鉛直線
aから外側になる距離Lとなるようにして、かつ構造的
にドラム3に近い位置にて支持軸21で支持されるよう
にされている。また、このガイドシーブ20は支持軸2
1上でロープ溝20aに受入れられるロープRがドラム
3外周に順次巻き付けられる際、軸線方向に移動するの
に追従してスライド可能なように、スライド並びに回転
自在なベアリング22を備えている。もちろん、このガ
イドシーブ20の支持軸21は、その外周面を平滑に仕
上げられてガイドシーブ20の回転並びにスライドを容
易なようにされている。
プ溝20aに嵌って案内されるロープRが、ドラム3の
最大巻取り径Dよりも、そのドラム3軸芯を通る鉛直線
aから外側になる距離Lとなるようにして、かつ構造的
にドラム3に近い位置にて支持軸21で支持されるよう
にされている。また、このガイドシーブ20は支持軸2
1上でロープ溝20aに受入れられるロープRがドラム
3外周に順次巻き付けられる際、軸線方向に移動するの
に追従してスライド可能なように、スライド並びに回転
自在なベアリング22を備えている。もちろん、このガ
イドシーブ20の支持軸21は、その外周面を平滑に仕
上げられてガイドシーブ20の回転並びにスライドを容
易なようにされている。
【0026】また、前記ガイドシーブ20の外周に対し
てその外側にロープの外れ止めローラ25が前記ガイド
シーブ20の支持軸21と平行して支持フレーム2にて
端部を支持される支持軸26上で回転自在に設けてあ
る。そして、そのロープの外れ止めローラ支持軸26に
は前記ガイドシーブ20のスライド範囲を規制するスト
ッパ27が一ドラム単位で両側(この実施形態では三個
所)に設けられている。
てその外側にロープの外れ止めローラ25が前記ガイド
シーブ20の支持軸21と平行して支持フレーム2にて
端部を支持される支持軸26上で回転自在に設けてあ
る。そして、そのロープの外れ止めローラ支持軸26に
は前記ガイドシーブ20のスライド範囲を規制するスト
ッパ27が一ドラム単位で両側(この実施形態では三個
所)に設けられている。
【0027】このように構成されるウインチ1の乱巻防
止機構では、そのドラム3にロープRが巻き付けられる
とき、図示されない作業機側に伸びるロープRが、まず
ガイドシーブ20に案内されてドラム3に巻き取られる
のであり、ドラム3の表面に巻かれる際には従来同様に
既に巻かれているロープRの隣接位置に沿って順次接触
しながら巻き付けられる。この際、ガイドシーブ20
は、ロープRがドラム3の外周に巻き付けられるロープ
Rの側部に沿わせて順次らせん状に巻き取られるにつれ
て軸方向に支持軸21上でスライドし、また、ドラム3
側では巻き付けられるロープRをロープ押えローラ6,
6'が付勢手段の引張バネ15力によって押付けること
により、当該部分ではロープRに弛みが生じない。
止機構では、そのドラム3にロープRが巻き付けられる
とき、図示されない作業機側に伸びるロープRが、まず
ガイドシーブ20に案内されてドラム3に巻き取られる
のであり、ドラム3の表面に巻かれる際には従来同様に
既に巻かれているロープRの隣接位置に沿って順次接触
しながら巻き付けられる。この際、ガイドシーブ20
は、ロープRがドラム3の外周に巻き付けられるロープ
Rの側部に沿わせて順次らせん状に巻き取られるにつれ
て軸方向に支持軸21上でスライドし、また、ドラム3
側では巻き付けられるロープRをロープ押えローラ6,
6'が付勢手段の引張バネ15力によって押付けること
により、当該部分ではロープRに弛みが生じない。
【0028】したがって、前記ガイドシーブ20とロー
プ押えローラ6との間では、ロープRに常時緊張力が作
用し、ドラム3に巻き取られるロープRは、常時規則正
しく巻き付けられることになる。
プ押えローラ6との間では、ロープRに常時緊張力が作
用し、ドラム3に巻き取られるロープRは、常時規則正
しく巻き付けられることになる。
【0029】作業の状況によって作業機側に伸びるロー
プRに作用していた緊張力が弛みを生じる事態となった
場合、前述のようにガイドシーブ20とドラム3外周部
に対向して配置されるロープ押えローラ6との間では、
ロープRに常時緊張力が作用するようにされているの
と、そのガイドシーブ20の外側に、外れ止めローラ2
5が設けられているので、作業機側でのロープRに対す
る張力が弛んで、ロープRが振れるような状態となって
も、何等問題なく巻取り操作が行われるのである。ま
た、ドラム3に対するロープRの巻取り範囲は、外れ止
めローラ25の支持軸26上に配設されているストッパ
27によりガイドシーブ20の移動が制限され、ロープ
Rを異常に案内させることを防止される機能を備え、多
層巻きを確実に行わせることができる。
プRに作用していた緊張力が弛みを生じる事態となった
場合、前述のようにガイドシーブ20とドラム3外周部
に対向して配置されるロープ押えローラ6との間では、
ロープRに常時緊張力が作用するようにされているの
と、そのガイドシーブ20の外側に、外れ止めローラ2
5が設けられているので、作業機側でのロープRに対す
る張力が弛んで、ロープRが振れるような状態となって
も、何等問題なく巻取り操作が行われるのである。ま
た、ドラム3に対するロープRの巻取り範囲は、外れ止
めローラ25の支持軸26上に配設されているストッパ
27によりガイドシーブ20の移動が制限され、ロープ
Rを異常に案内させることを防止される機能を備え、多
層巻きを確実に行わせることができる。
【0030】そして、ガイドシーブ20とロープ押えロ
ーラ6との間においては、そのガイドシーブ20によっ
て案内されるロープRの接するロープガイド溝20a位
置が、常時ロープを巻付けているドラム3の外周径Dの
1/2(半径)よりも、そのドラム3の軸芯を通る鉛直
線aからの距離Lが大であるので、そのガイドシーブ2
0の外側に配置される外れ止めローラ25によるロープ
Rの浮き上がり防止機能と相俟って、ロープRの緊張状
態が維持されて巻取りに際し浮き上がりや振れが生じる
ことがない。言換えると、乱巻きする要因の発生を防止
することができるのである。
ーラ6との間においては、そのガイドシーブ20によっ
て案内されるロープRの接するロープガイド溝20a位
置が、常時ロープを巻付けているドラム3の外周径Dの
1/2(半径)よりも、そのドラム3の軸芯を通る鉛直
線aからの距離Lが大であるので、そのガイドシーブ2
0の外側に配置される外れ止めローラ25によるロープ
Rの浮き上がり防止機能と相俟って、ロープRの緊張状
態が維持されて巻取りに際し浮き上がりや振れが生じる
ことがない。言換えると、乱巻きする要因の発生を防止
することができるのである。
【0031】また、本実施形態のウインチ1において
は、ガイドシーブ20がドラム3の上方に位置するもの
について説明したが、そのガイドシーブ20とロープ押
えローラ6,6'との位置関係を維持するならば、ロー
プの引き出し方向を、例えば90〜180°の範囲で変
位させて使用することも可能である。またさらに、ウイ
ンチドラムが単一のものにおいても同様の機能を発揮さ
せることができ、このようなウインチにおける乱巻防止
機構についても本発明の技術的範囲に属するものである
ことは、言うまでもない。
は、ガイドシーブ20がドラム3の上方に位置するもの
について説明したが、そのガイドシーブ20とロープ押
えローラ6,6'との位置関係を維持するならば、ロー
プの引き出し方向を、例えば90〜180°の範囲で変
位させて使用することも可能である。またさらに、ウイ
ンチドラムが単一のものにおいても同様の機能を発揮さ
せることができ、このようなウインチにおける乱巻防止
機構についても本発明の技術的範囲に属するものである
ことは、言うまでもない。
【図1】図1は、本発明に係る乱巻防止機構を備えるウ
インチの一実施形態のモ−タ部分を外してなる一部切欠
き正面図である。
インチの一実施形態のモ−タ部分を外してなる一部切欠
き正面図である。
【図2】図2は、図1におけるA−A線に沿った一部外
観断面図である。
観断面図である。
【図3】図3は、図1のB−B視拡大図である。
1 ウインチ
2 支持フレーム
3 ドラム(ウインチドラム)
6,6' ロープ押えローラ
7 支持部材
8 可動アーム
10 連結部材
11 ブラケット
15 引張バネ
20 ガイドシーブ
21 ガイドシーブの支持軸
25 外れ止めローラ
26 外れ止めローラの支持軸
27 ストッパ
R ロープ(ワイヤロープ)
Claims (6)
- 【請求項1】 多層巻されるドラムを備えるウインチで
あって、そのウインチドラムに近付けて軸方向に移動可
能なワイヤロープのガイドシーブを設けることを特徴と
するウインチの乱巻防止機構。 - 【請求項2】 前記ガイドシーブは、ウインチドラムの
軸線に平行して配設される軸上で、そのウインチドラム
に巻かれるワイヤロープの通過に対応して軸方向にスラ
イドしつつ回転するように支持される構成である請求項
1に記載のウインチの乱巻防止機構。 - 【請求項3】 前記ガイドシーブは、ワイヤロープが通
るそのロープ溝のガイド部分が、前記ウインチドラムの
少なくとも最大巻取り径よりも外側に位置するように軸
支持される請求項1または2に記載のウインチの乱巻防
止機構。 - 【請求項4】 前記ガイドシーブの外周に近接する位置
には、ワイヤロープの外れ止めローラが配置され、かつ
前記ガイドシーブの横移動を規制するストッパが付設さ
れている請求項1に記載のウインチの乱巻防止機構。 - 【請求項5】 前記ウインチドラムに対するワイヤロー
プの巻付け接線位置近傍には、そのウインチドラムの求
心方向に押圧力が作用するように支持されるロープ押え
ローラが配設されている請求項1に記載のウインチの乱
巻防止機構。 - 【請求項6】 前記ガイドシーブを支持する軸は、ウイ
ンチドラムの支持フレームもしくはその支持フレームに
取付く部材にて支持され、かつワイヤロープの外れ止め
手段も同様に支持されている構成である請求項1〜4の
いずれかに記載のウインチの乱巻防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098344A JP2003292291A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ウインチの乱巻防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098344A JP2003292291A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ウインチの乱巻防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003292291A true JP2003292291A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29240376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098344A Withdrawn JP2003292291A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | ウインチの乱巻防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003292291A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102774766A (zh) * | 2012-08-02 | 2012-11-14 | 湖南奇思环保有限公司 | 绞车排绳器 |
JP7046406B1 (ja) * | 2021-12-07 | 2022-04-04 | 合同会社森林システム研究所 | 集材機及び集材機用ロープ巻き取り装置 |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098344A patent/JP2003292291A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102774766A (zh) * | 2012-08-02 | 2012-11-14 | 湖南奇思环保有限公司 | 绞车排绳器 |
JP7046406B1 (ja) * | 2021-12-07 | 2022-04-04 | 合同会社森林システム研究所 | 集材機及び集材機用ロープ巻き取り装置 |
WO2023105900A1 (ja) * | 2021-12-07 | 2023-06-15 | 合同会社森林システム研究所 | 集材機及び集材機用ロープ巻き取り装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041216 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20061026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |