JP2003292050A - 物品収容装置 - Google Patents

物品収容装置

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JP2003292050A
JP2003292050A JP2002099992A JP2002099992A JP2003292050A JP 2003292050 A JP2003292050 A JP 2003292050A JP 2002099992 A JP2002099992 A JP 2002099992A JP 2002099992 A JP2002099992 A JP 2002099992A JP 2003292050 A JP2003292050 A JP 2003292050A
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JP
Japan
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article
vibration
pair
skirt portion
vibration absorbing
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JP2002099992A
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English (en)
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Hideo Igami
秀生 伊神
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IBM Japan Business Logistics Co Ltd
Original Assignee
IBM Japan Business Logistics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送・搬送時に、収容された物品に加わる振動
あるいは衝撃を可及的に緩和させるようにした物品収容
装置を提供する。 【解決手段】物品3の両側方を覆った一対の振動吸収用
側方カバー11を、円錘台形状のスカート部14と、こ
のスカート部14の底縁18であって、互いに対向する
一端18aを互いに締結する締結手段19とを具えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品の輸送・搬
送時等に発生する振動あるいは衝撃から当該物品を有効
に保護する物品収容装置に関し、特に保護対象の物品と
してハードディスク等の小型電子機器を収容する物品収
容装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、物品の輸送・搬送時に加わる振
動あるいは衝撃から当該物品を保護するため、物品の一
側面を収容する凹部が形成された振動吸収用側方カバー
を一対用意し、この一対の振動吸収用側方カバーを使用
して物品の両側方を覆い、その後、この物品の両側方を
覆った一対の振動吸収用側方カバーごと物品を箱体内に
収容するようにした物品収容装置が提供されている。
【0003】図10は、上述した従来の物品収容装置1
の主要構成要素を示す振動吸収用側方カバー2の概念斜
視図で、特に矩形状のハードディスク等の物品3をその
両側方から覆う状態を示している。
【0004】この振動吸収用側方カバー2は、PET
(ポリエチレンテレフタレート)等を発泡させた板状の
合成樹脂を加圧成形して得れるものである。
【0005】振動吸収用側方カバー2は全体が略円錘台
形状に成形され、その一端の平面部4には物品3の側方
3aを収容して覆う凹部5が形成され、そのスカート部
6は断面が略円筒形状に形成されている。
【0006】この振動吸収用側方カバー2を使用するに
は、まず図10の矢印で示すように、一対の振動吸収用
側方カバー2の各凹部5内に矩形状の物品3の両側方3
aを接近させ、その後、図11で示すようにこの各凹部
5内に矩形状の物品3の両側方をそれぞれ収容する。
【0007】次に、図12で示すように、物品3の両側
方を覆った一対の振動吸収用側方カバー2ごと当該物品
3を矩形状の箱体7内に収容する。なお、図13は図1
2のAA概念断面図である。
【0008】この図12、図13で示すように、一対の
振動吸収用側方カバー2ごと当該物品3を矩形状の箱体
7内に収容すると、箱体7に対し、物品の輸送・搬送時
に各矢印で示すように、図面上下方向へ向け、振動ある
いは衝撃が加わった場合は、そのスカート部6の各側壁
6aがその振動あるいは衝撃力に応じて容易に変形する
ので、その振動あるいは衝撃が効率よく吸収されること
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の物品収容装置1では、図12あるいは図13のよう
に、箱体7の上下方向に加わる振動及び衝撃等は一対の
振動吸収用側方カバー1を構成するスカート部6の各側
壁6aの変形により吸収することができるが、図12お
よび図13で示すように、箱体7の左右方向、即ち図1
2および図13の矢印Bで示す図面の左右方向に加わる
振動あるいは衝撃に対して、スカート部6の底縁6bは
変形しずらく、そのため箱体7の左右方向に加わる振動
及び衝撃を物品3に直接伝達してしまい、このため箱体
7内に収容された物品3に大きな損傷を与えてしまう虞
があった。
【0010】この発明は上述した事情に鑑み、輸送・搬
送時に、箱体内に収容された物品に加わる振動あるいは
衝撃を可及的に緩和させるようにした物品収容装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、物品の一側面を収容する凹部が形
成された一対の振動吸収用側方カバーにより物品の両側
方を覆うとともに、該物品の両側方を覆った一対の振動
吸収用側方カバーごと前記物品を箱体内に収容するよう
にした物品収容装置において、前記振動吸収用側方カバ
ーは、円錘台形状のスカート部と、該スカート部の底縁
であって、互いに対向する前記底縁の各一端を互いに締
結する締結手段とを具えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る物品収容装
置10の一実施例を詳述する。
【0013】図1はこの発明に係わる物品収容装置10
の主要構成要素である振動吸収用側方カバー11の上面
図である。
【0014】この振動吸収用側方カバー11も従来と同
様にPET(ポリエチレンテレフタレート)等を発泡さ
せた板状の合成樹脂を加圧成形して得れるものである。
【0015】この振動吸収用側方カバー11は全体が略
円錘台形状に成形され、その平面部12には物品の側方
を収容して覆う凹部13が形成され、そのスカート部1
4も断面が略円筒形状に形成されている。
【0016】一方、このスカート部14の側壁15のう
ち、互いに対向する位置には、側壁15の下端、すなわ
ちスカート部14の底縁18を折り曲げやすくするた
め、それぞれ円弧形状からなる一対の凹部16が加圧成
形されている。
【0017】また、このスカート部14の側壁15う
ち、前記一対の凹部16以外の互いに対向する位置に
は、一対の円弧状の折り曲げ部17が形成され、その各
下端であって、スカート部14の底縁18に位置する部
分18aには、これらの各部分18aを互いに締結する
ための締結手段19が形成されている。
【0018】この締結手段19は互いに係合するスリッ
ト20が形成された一対の舌片21により構成されてい
る。
【0019】次に、上述した振動吸収用側方カバー11
の作用を説明し、併せてこの発明に係る物品収容装置1
0の構成をより詳細に説明する。
【0020】まず、図2の斜視図に示すように、振動吸
収用側方カバー11の底縁18を上方にし、次に図3の
各矢印Cで示すように、締結手段19の各舌片21を互
いに隣接するよう、折り曲げ部17に沿ってスカート部
14の対向する部分を折り曲げる。
【0021】次に図4で示すように、締結手段19を構
成する各スリット20を互いに係合させ、これにより互
いに対向するスカート部14の底縁18位置する各部分
18aを締結する。
【0022】このように、締結手段19により互いに対
向するスカート部14の底縁部分18aを締結した振動
吸収用側方カバー11を図5で示すように一対用意し、
この各振動吸収用側方カバー11の凹部13内に物品3
の両側方をそれぞれ収容する。
【0023】次に、図6で示すように、物品3の両側方
を覆った一対の振動吸収用側方カバー11ごと当該物品
3を矩形状の箱体7内に収容する。なお、図7は図6の
DD概念断面図である。なおこの図6、図7において、
符号30は円弧状の折り曲げ部17によって囲繞された
スカート部14の側壁15を示している。
【0024】この図6、図7で示すように、一対の振動
吸収用側方カバー11ごと物品3を矩形状の箱体7内に
収容すると、箱体7に対し、物品の輸送・搬送時に各矢
印で示すように、図面上下方向へ向け、振動あるいは衝
撃が加わった場合は、そのスカート部14の各側壁15
がその振動あるいは衝撃力に応じて容易に変形するの
で、その振動あるいは衝撃が効率よく吸収されることと
なる。
【0025】一方、図8あるいは図9のように、箱体7
の左右方向、即ち図面8、9の矢印Bで示す図面の左右
方向に加わる振動あるいは衝撃に対しては、スカート部
14の底縁18に位置する各部分18aを介し振動吸収
用側方カバー11に力が加わるが、この力は、図9で示
すように折り曲げ部17によって囲繞されたスカート部
14の部分30が大きく湾曲変形して吸収するので、物
品3には大きな力が加わらず、このため物品3に損傷を
与える虞が可及的に防止される。
【0026】従って、上述した一対の振動吸収用側方カ
バー11からなる物品収容装置10によると、物品の輸
送・搬送時における、箱体7内における物品3の左右お
よび上下方向に作用する振動あるいは衝撃は全てスカー
ト部14の変形により効率よく吸収されることとなる。
【0027】なお、上記実施例では、スカート部14の
側壁15のうち、互いに対向する位置に円弧形状からな
る一対の凹部16(図1)を形成するようにしたが、こ
の発明は上記実施例に限定されること無く、従来と同様
になくても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、物
品の両側方を覆った一対の振動吸収用側方カバーを、円
錘台形状のスカート部と、このスカート部の底縁であっ
て、互いに対向する前記底縁の各一端を互いに締結する
締結手段とにより構成したから、各方向から加わる力に
対してスカート部が効率よく変形し、このため各方向か
ら加わる力を効率良く吸収して、輸送・搬送時に、箱体
内に収容された物品に加わる振動あるいは衝撃を可及的
に緩和させ、その損傷を可及的に低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る物品収容装置の振動吸
収用側方カバーを示す上面図。
【図2】図2は、この発明に係る振動吸収用側方カバー
の上面斜視図。
【図3】図3は、この発明に係る物品収容装置の物品収
容手順を示す斜視図。
【図4】図4は、この発明に係る物品収容装置の物品収
容手順を示す斜視図。
【図5】図5は、この発明に係る物品収容装置の物品収
容手順を示す斜視図。
【図6】図6は、この発明に係る振動吸収用側方カバー
の衝撃吸収工程を示す図。
【図7】図7は、この発明に係る振動吸収用側方カバー
の衝撃吸収工程を示す図。
【図8】図8は、この発明に係る振動吸収用側方カバー
の衝撃吸収工程を示す図。
【図9】図9は、この発明に係る振動吸収用側方カバー
の衝撃吸収工程を示す図。
【図10】図10は、従来の物品収容装置の物品収容手
順を示す斜視図。
【図11】図11は、従来の物品収容装置の物品収容手
順を示す斜視図。
【図12】図12は、従来の振動吸収用側方カバーの衝
撃吸収工程を示す図。
【図13】図13は、従来の振動吸収用側方カバーの衝
撃吸収工程を示す図。
【符号の説明】
3…物品 7…箱体 10…物品収容装置。 11…振動吸収用側方カバー 13、16…凹部 14…円錘台形状のスカート部 15…側壁 17…円弧状の折り曲げ部 18…底縁 18a…一端 19…締結手段 20…スリット 21…舌片
フロントページの続き Fターム(参考) 3E066 AA03 BA01 CA01 DA01 FA13 GA20 HA01 JA01 KA20 NA42 3E067 AB40 AB94 AB99 AC01 BA05A BA27A BA33A BB14A EC33 ED08 GD03 3E096 AA01 BA30 CA02 CB03 DA03 DA05 DA25 DB07 DC03 EA02Y FA09 FA10 FA26 FA30 GA11 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品の一側面を収容する凹部が形成された
    一対の振動吸収用側方カバーにより物品の両側方を覆う
    とともに、該物品の両側方を覆った一対の振動吸収用側
    方カバーごと前記物品を箱体内に収容するようにした物
    品収容装置において、 前記振動吸収用側方カバーは、 円錘台形状のスカート部と、 該スカート部の底縁であって、互いに対向する一端を互
    いに締結する締結手段とを具えたことを特徴とする物品
    収容装置。
  2. 【請求項2】前記スカート部の側壁のうち互いに対向す
    る位置には、一対の凹部が成形されているることを特徴
    とする請求項1に記載の物品収容装置。
  3. 【請求項3】前記スカート部の側壁のうち、互いに対向
    する位置には円弧状の折り曲げ部が形成され、該円弧状
    の折り曲げ部の各下端に前記締結手段が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品収容装置。
  4. 【請求項4】前記締結手段は互いに係合するスリットが
    形成された一対の舌片からなることを特徴とする請求項
    1又は3に記載の物品収容装置。
JP2002099992A 2002-04-02 2002-04-02 物品収容装置 Abandoned JP2003292050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030877A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Nikon Corp 緩衝部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012030877A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Nikon Corp 緩衝部材

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Effective date: 20071026

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

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