JP2003292049A - 包装材 - Google Patents
包装材Info
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- JP2003292049A JP2003292049A JP2002097743A JP2002097743A JP2003292049A JP 2003292049 A JP2003292049 A JP 2003292049A JP 2002097743 A JP2002097743 A JP 2002097743A JP 2002097743 A JP2002097743 A JP 2002097743A JP 2003292049 A JP2003292049 A JP 2003292049A
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
たブロック状等の角形状物を、各角部を当接させずに安
定性よく支持できてその保護を良好になし、かつ複数の
サイズの違いにも柔軟に対応できる包装材を提供する。 【解決手段】 合成樹脂の発泡シート等から上下一組の
支持部材1,2を成形し、両支持部材1,2には、それ
ぞれ互いの対向面側に支持対象の角形状物Bの対角位置
の角部b1,b2を支持する支持凹部11,21が形成
され、各支持凹部11,21は、角部b1,b2をその
両側辺部で支持する二つの傾斜面部13,14及び2
3,24を有し、両傾斜面部13,14間及び23,2
4間の部分がさらに凹設せしめられて、前記角部b1,
b2が当接しないように構成されている。
Description
板、液晶用ガラス基板、パソコンに内蔵されるハードデ
ィスクその他の略四角形の板状体等を包装するための緩
衝支持用の包装材に関するものである。
携帯電話や電卓の液晶表示基板や液晶用ガラス基板ある
いはハードディスク等の比較的小さい略四角形の板状体
を輸送する場合、数十枚〜数百枚の多数枚の板状体を重
ね合わせ、これをラップフィルム等により包んで角形の
ブロック状にして、包装することとしている。
に柔軟なポリウレタンフォームで包んで外装箱に収容
し、必要に応じて周囲に緩衝保護材を詰めて動きを止め
るようにして包装していた。この場合、包装作業や輸送
先での取り出し作業等が面倒になる上、輸送時の安定性
にも欠け、対象物が前記の液晶表示基板等の繊細なもの
の包装方法としては問題があった。
等の比較的大きい板状体を相互に接触させずに安定性よ
く包装するための包装材として、合成樹脂発泡シートか
ら一体に成形された緩衝材であって、底板とその両側縁
に連設された折曲起立自在な両側板とからなり、この底
板及び両側板にそれぞれ仕切用凸部と受支用凸部とを並
設してなる包装材(包装用支持枠)が提案されている
(例えば、特許第2990330号公報)。
ドディスク等の比較的大きい板状体を収納するためのも
のであって、前記の液晶表示基板等の比較的小さい板状
体の包装、特に該板状体を重ね合わせた状態での包装に
は不向きである上、前記包装材による包装形態では、大
きさが一定の板状体にしか対応できず、板状体の大きさ
や形状が多少異なったものに対しても、それぞれに対応
する別の包装材を必要とする。
は略四角形の板状をなすものであっても、その大きさや
形状は数十種類もしくはそれ以上にもなり、そのためこ
れらの各種類毎の包装材を製作するのは、製作のための
費用、工数が増大することになり、きわめて不経済なも
のである。
り、主として液晶表示基板、液晶用ガラス基板、ハード
ディスク等の比較的小さい略四角形の板状体もしくは該
板状体を多数枚重ね合わせた角形のブロック状物等の包
装に使用する包装材として、前記板状体等の各角部を当
接させずに安定性よく支持できてその保護を良好にな
し、さらには各板状体等の少々の大きさや形状の違い、
つまりは複数のサイズの違いにも柔軟に対応できる包装
材を提供しようとするものである。
泡シートもしくは非発泡シートから成形された上下一組
の支持部材からなり、略四角形の板状体もしくはこれを
重ね合わせたブロック状物等の角形状物を支持する包装
材であって、上下の両支持部材は、それぞれ周縁部に対
して膨出形成された互いの対向面側に、前記角形状物の
対角位置の角部を支持する支持凹部が形成されてなり、
各支持凹部は、前記角部をその両側辺部で支持する二つ
の傾斜面部を有するとともに、両傾斜面部間の部分が前
記角部が当接しないようにさらに凹設せしめられてなる
ことを特徴とする。
用ガラス基板、ハードディスク等の比較的小さい略四角
形の板状体もしくはこれを重ね合わせたブロック状物等
の角形状物を、上下の両支持部材の支持凹部により対角
位置の角部を上下から支持できる。特に該支持凹部の二
つの傾斜面部により前記角部の両側辺部で各角部を支持
部材に当接させずにかつ安定性よく支持できる。しかも
支持対象の角形状物すなわち液晶表示基板等の板状体の
サイズが少々変化しても、上下の両支持部材の間隔や位
置を調整することにより、双方の支持凹部により上下に
対応する対角位置の角部を前記同様に支持できる。
には、それぞれ上下に対応する前記支持凹部が所要幅の
凸状仕切部を挟んで複数形成されてなるものが好まし
い。これにより、多数の支持対象の角形状物を同時に支
持できることになる。
斜面部が、傾斜角度を異にしてかつ両者の角度が略直角
をなすように形成されてなるものが好ましい。これによ
り、縦横の寸法を異にする長方形の板状体を、非支持側
の角部を通る対角線を略水平にする等、支持対象の角形
状物に応じた最適な支持状態を得ることが容易に可能に
なる。
は、それぞれの支持凹部の傾斜面部と交差する横方向の
外形寸法が異なり、一方が他方より僅かに小さくなって
いる。これにより、サイズが少々異なる角形状物を支持
した際の上下の支持部材のずれを吸収でき、一定の大き
さの段ボール箱等の外装箱に問題なく収納できる。
部間に形成された凸状仕切部に補強用のリブが形成され
てなるものが好ましい。これにより、上下両支持部材の
膨出形成された対向面側の強度が高められ、角形状物の
支持状態さらには複数段に積み重ね包装する場合の安定
性も高められる。
支持凹部における両傾斜面部間の凹設部分の上面に、押
し潰し可能な凸部が設けられてなるものが好ましい。
サイズが変更になり、両支持部材により支持した状態の
全体の高さ寸法が僅かに変化した場合に、外装箱との関
係で前記凸部の押しつぶしにより高さ調整が可能にな
り、外装箱の高さに容易に合わせることができる。
実施例に基づいて説明する。
下の支持部材を分離した斜視図であり、図2および図3
はそれぞれ上下の支持部材の対向面側からの平面図、図
4は支持対象の角形状物を鎖線で示す上下の支持部材の
支持状態の断面図、図5は前図の一部の拡大図、図6は
図4のVI−VI線の断面図、図7は支持対象の角形状物の
サイズを異にした場合の支持状態の断面図である。
と弾性を有し比較的腰のある合成樹脂製の発泡シートも
しくは非発泡シート、例えばポリプロピレンやポリエチ
レンテレフタレート等の発泡シートや非発泡シートから
成形されてなる上下一組の支持部材(1)(2)からな
る。
れ略四角形の素材シートによる周縁部(1a)(2a)をフ
ランジ状に残存させるようにして、その内方部分が互い
の対向側に膨出形成されており、この膨出した内方部分
(10)(20)による対向面がそれぞれ前記周縁部(1a)
(2a)に対して平行をなしている。
方部分(10)(20)には、それぞれの対向面側におい
て、支持対象の角形状物(B)をその対角位置の各角部
(b1)(b2)でそれぞれ支持するための支持凹部(11)
(21)が形成されている。支持対象の角形状物(B)
は、例えば液晶表示基板等の比較的薄肉の板状体を数枚
〜数百枚重ね合わせてラップフィルムにより包むか、あ
るいはテープ等でまとめた角形をなすブロック状物であ
る。もちろんハードディスク等の他の四角形の板状体や
角形状物を支持対象とすることもできる。
1)(21)が横方向に所要幅の凸状仕切部(12)(22)
を挟んで複数形成されており、複数の角形状物(B)を
並列して支持できるようになっている。この凸状仕切部
(12)(22)による前記支持凹部(11)(21)の並列間
隔は、後述するように支持対象の角形状物のサイズの変
更によっても、支持した角形状物(B)(B)同士が接
触しないように設定される。また、前記支持凹部(11)
(21)を前後幅方向にも複数に仕切り形成しておく場合
もある。
持凹部(11)(21)は、それぞれ前記角形状物(B)の
対角位置の各角部(b1)(b2)を、その両側辺部つまり
該角部を挟んで隣接する両側面で支持する二つの傾斜面
部(13)(14),(23)(24)が形成されるとともに、
両傾斜面部(13)(14),(23)(24)間の部分が、あ
る程度の幅を持って角形状物(B)の角部が当接しない
ようにさらに凹設せしめられている。(15)(25)はそ
の凹設部を示し、該凹設部(15)(25)の底面(15a)
(25a)は前記素材シートによる周縁部(1a)(2a)と
同一平面にあるように形成される。すなわち、前記内方
部分(10)(20)は前記凹設部(15)(25)の底面(15
a)(25a)を除いて膨出形成されることになる。
部(11)(21)における両傾斜面部(13)(14),(2
3)(24)の傾斜角度(水平面に対する傾斜角度)(α
1)(α2)については、支持対象の角形状物(B)の
形状、つまりは液晶表示基板等の板状体の四角形状や支
持状態等に応じて適宜設定できる。すなわち、両者の傾
斜角度(α1)(α2)を同角度に設定することも、両
者の傾斜角度(α1)(α2)を異にすることもでき
る。いずれの場合も、支持対象の角形状物(B)が長方
形の板状体よりなるものの場合は、両傾斜面部(13)
(14)または(23)(24)のなす角度が略直角になるよ
うに設定する。
うに長方形の板状体よりなり断面略長方形をなす場合
は、前記両傾斜面部(13)(14)または(23)(24)の
傾斜角度(α1)(α2)を異にして、主として基本形
及び基本サイズの板状体よりなる角形状物(B)を支持
した状態において、非支持側の両角部(b3)(b4)を通
る対角線が略水平をなすように設定しておくのが実施上
好ましい。すなわち、主として支持する前記角部(b1)
(b2)の両側辺部のうちの長辺側を支持する傾斜面部
(13),(23)の角度を小さく(緩傾斜に)し、また短
辺側を支持する傾斜面部(14),(24)の角度をやや大
きく(やや急傾斜に)し、かつ両傾斜面部(13)(14)
または(23)(24)のなす角度が略直角になるように形
成しておくのが好ましい。
の対向面同士が略対接もしくはごく近接した状態におい
て、上下の両支持凹部(11)(21)間に、これに対応す
る基本形の最小サイズの角形状物(B)を、その非支持
側の角部(b3)(b4)を両対向面間にちょうど位置させ
て支持できることになる。これにより、相似形でややサ
イズの大きい角形状物(B)の場合も同様に支持でき
る。
体よりなるものの場合は、両傾斜面部(13)(14)また
は(23)(24)の傾斜角度を同角度に設定しておけば、
前記同様に支持できる。
状物(B)の非支持側の両角部(b3)(b4)を通る対角
線を傾斜させて支持するように、前記両傾斜面部(13)
(14),(23)(24)の傾斜角度(α1)(α2)を設
定することも可能である。例えば、長辺側を支持する傾
斜面部(13),(23)の角度を大きく(急傾斜に)、ま
た短辺側を支持する傾斜面部(14),(24)の角度を小
さく(緩傾斜に)設定することもできる。これらの場
合、支持した角形状物(B)の非支持側の両角部(b3)
(b4)に高低差が生じることになるので、支持対象の角
形状物(B)が最小サイズの場合にも、両支持部材
(1)(2)間に前記高低差に相当する間隔を保有する
ことになる。
(B)の支持側の角部(b1)(b2)を通る対角線が水平
面に対して垂直をなすように、前記傾斜角度が設定され
ている場合は、支持対象の角形状物(B)の相似形のサ
イズ変更によって、支持状態における包装材(A)全体
の高さが変わるだけであるが、図4及び図7のように前
記支持側の角部(b1)(b2)を通る対角線が傾斜してい
る場合は、支持対象の角形状物(B)の相似形のサイズ
変更によって、該包装材(A)全体の高さが変わるとと
もに、上下の支持部材(1)(2)の位置が横方向に相
互にずれることになる。
ずれを考慮して、上下の両支持部材(1)(2)の外形
における前記支持凹部(11)(21)の傾斜面部(13)
(14),(23)(24)と交差する横方向、つまりは支持
凹部(11)(21)が並列する横方向の外形寸法を異にし
て、一方を他方より僅かに小さく形成し、少々のサイズ
変更では、前記の位置ずれを吸収して包装材(A)全体
としての平面外形が変化しないようにするのが、外装箱
(C)のサイズ変更を要さず、特に好ましい。
支持部材(1)(2)の縦方向(前後幅方向)の寸法は
同じであるが、上側の支持部材(1)の前記支持凹部
(11)が並列する横方向の外形寸法(L1)が、他方の外
形寸法(L2)より僅かに小さく形成されている。
ランジ状の周縁部(1a)(2a)の突出形状をそのままに
して、内方部分(10)の前記横方向寸法を他方の内方部
分(20)の前記横方向寸法より小さく形成し、前記外形
寸法(L1)を他方の外形寸法(L2)より僅かに小さく形
成するほか、フランジ状の周縁部(1a)(2a)の突出寸
法のみを異にして、上側の支持部材(1)の前記外形寸
法を小さくすることができる。
記外形寸法(L2)は包装材(A)としての外形寸法とな
る。なお、前記上下の支持部材(1)(2)の寸法設定
を、上下逆にすることも可能である。
側の支持部材(2)の各支持凹部(21)の縦方向(前後
幅方向)の両側部は、膨出形の内方部分(20)による側
壁部を有しており、収納される角形状物(B)の前後方
向の動きを規制できるように形成されているが、上側の
支持部材(1)の各支持凹部(11)の縦方向(前後幅方
向)の両側部は、前記両傾斜面部(13)(14)からの延
長面で凹設部(15)の部分を除いて開口せしめられてお
り、角形状物(B)に対する被着操作を容易に行えるよ
うになっている。
の各支持凹部(11)(21)間に形成された凸状仕切部
(12)(22)に補強用のリブ(16)(26)が形成されて
おり、膨出した内方部分(10)(20)の対向面側を補強
できるようになっている。
斜面部(13)(14)間の凹設部(15)の底面(15a)に
よる上面側に突出する高さ寸法吸収のための高さが5m
m前後の凸部であり、外装箱へ収納する際、支持する角
形状物(B)のサイズ変更により、支持状態全体の高さ
が変わった場合に、その全体の高さを前記凸部(17)の
押しつぶし等により外装箱の高さに応じて調整できるよ
うにしている。
の外装箱としては、図9のように、角形状物(B)を支
持した状態の前記包装材(A)を殆ど遊動させずに収納
できるように、該包装材(A)の平面における縦横の寸
法に略対応したサイズの外装箱(C)を用い、高さにつ
いては、通常、前記包装材(A)を複数段に積み重ね収
納できる外装箱(C)を用いる。特に、包装材(A)に
より支持する角形状物(B)のサイズ変更によって、前
記包装材(A)の積み重ね高さが変ることになるので、
この高さ変更に対応できるように、例えば5mm等の所
定寸法毎に段階的に高さ調整が可能に構成された外装箱
(図示せず)を用いるのが好ましい。
装箱の高さ調整では対応できない積み重ね高さとの寸法
差を、前記凸部(17)の押しつぶしの程度等により吸収
するようにして高さ調整でき、外装箱(C)に対し上部
に遊動できる空間を生じさせずに安定性よく収納し包装
できることになる。
のように高さ調整できない外装箱を用いる場合にも使用
でき、この場合にも、前記凸部(17)の押しつぶし調整
により、サイズ変更に伴う積み重ね高さの変化をある程
度吸収できることになる。また、他の詰め物を利用する
こともできる。
持部材(1)(2)の平面形状が図1〜4のような平面
略四角形をなすもののほか、例えば、平面における四隅
角部落として斜状に形成したもの(図示せず)等、上記
同様に支持できるものであれば他の形状での実施も可能
である。
る合成樹脂発泡シートとしては、ポリエステル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレンやポリエチレン等
のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂その他の
適度の剛性および弾性を有して保形強度のある合成樹脂
発泡シート、あるいはこれらの合成樹脂発泡シートの片
面もしくは両面に非発泡樹脂を積層した合成樹脂発泡シ
ートが好適に用いられる。中でも、適度に剛性および弾
性がありかつ強靭性があって、ヒンジ強度や補形強度、
緩衝性、深絞り成形性に優れ、しかも微粉が発生し難い
点より、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂の
発泡シートが好ましい。
酸に、二価アルコールを反応させて得られる高分子量の
鎖状ポリエステルであり、中でも耐熱性等の機械的特性
や経済性の点から、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレートを主成分とするものが好適に用
いられる。
素材によっても異なるが、ポリプロピレン系樹脂発泡シ
ートやポリエステル系樹脂発泡シートの場合、0.5〜
8.0mm程度、好ましくは1.0〜3.0mm程度で
あり、発泡倍率は2〜60倍程度のものが好適である。
特には3〜30倍程度がより好ましい。厚みが前記より
小さくなると、充分な支持強度が得られなくなり、また
厚みが前記より大きくなると、発泡シートからの成形が
困難になる上に嵩高になる。また発泡倍率が2倍より小
さいと、緩衝性が劣ることになる上、使用樹脂量が多く
なり不経済であり、また発泡倍率が60倍より大きくな
ると、強度上問題がある。
を用いることもできるが、緩衝保護の効果の点からは前
記の発泡シートが好ましい。
ば、液晶表示基板、液晶用ガラス基板、ハードディスク
等の比較的小さい略四角形の板状体もしくはその多数枚
を重ね合わせたブロック状物等の角形状物(B)を、図
4の鎖線のように、上下の両支持部材(1)(2)の支
持凹部(11)(21)により対角位置の角部(b1)(b2)
において上下から支持できる。特に、該支持凹部(11)
(21)の二つの傾斜面部(13)(14),(23)(24)に
より前記角部(b1)(b2)の両側辺部で各角部を支持部
材(1)(2)に当接させずにかつ安定性よく支持でき
る。
形状物(B)のサイズ、すなわち液晶表示基板等の板状
体のサイズが少々変更された場合においても、該角形状
物(B)の上下に対応する対角位置の角部(b1)(b2)
を前記同様に支持できる。
支持部材(1)(2)の位置が横方向に若干ずれること
になるが、両支持部材(1)(2)の横方向の外形寸法
の違い、すなわち一方(主に上側の支持部材)の外形寸
法が他方より小さくなっていることにより、前記の若干
の位置ずれを吸収でき、包装材(A)全体としての平面
の外形寸法は変わらず、したがって、そのまま同じ外装
箱(C)に問題なく収納包装できる。なお、高さの変化
は前記のように凸部(17)により、あるいは詰め物によ
り吸収すればよい。
ば、主として液晶表示基板、液晶用ガラス基板、ハード
ディスク等の比較的小さい略四角形の板状体もしくは該
板状体を多数枚重ね合わせた角形のブロック状物等の支
持対象の角形状物を、その各角部を当接させずに安定性
よく支持できてその保護を良好になし得る。
の違い、つまりは複数のサイズの違いにも柔軟に対応で
き、その包装作業を簡略化できる。また、支持対象の角
形状物、例えば液晶表示基板等の板状体のサイズが多数
あっても、前記のように一つの包装材で複数のサイズに
対応できるために、各サイズ毎に個別の包装材を製作し
ておく必要がなく、工数削減、コスト低下に寄与でき、
経済的である。
材を分離した斜視図である。
面図である。
る。
示す支持状態の断面図である。
支持状態の断面図である。
態を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】合成樹脂の発泡シートもしくは非発泡シー
トから成形された上下一組の支持部材からなり、略四角
形の板状体もしくはこれを重ね合わせたブロック状物等
の角形状物を支持する包装材であって、 上下の両支持部材は、それぞれ周縁部に対して膨出形成
された互いの対向面側に、前記角形状物の対角位置の角
部を支持する支持凹部が形成されてなり、各支持凹部
は、前記角部をその両側辺部で支持する二つの傾斜面部
を有するとともに、両傾斜面部間の部分が前記角部が当
接しないようにさらに凹設せしめられてなることを特徴
とする包装材。 - 【請求項2】上下の両支持部材には、対応する前記支持
凹部が所要幅の凸状仕切部を挟んで複数形成されてなる
請求項1に記載の包装材。 - 【請求項3】各支持凹部の両傾斜面部が、傾斜角度を異
にしてかつ両者の角度が略直角をなすように形成されて
なる請求項1又は2に記載の包装材。 - 【請求項4】上下の両支持部材は、それぞれの支持凹部
の傾斜面部と交差する横方向の外形寸法が異なり、一方
が他方より僅かに小さくなっている請求項1〜3のいず
れか1項に記載の包装材。 - 【請求項5】上下の両支持部材の各支持凹部間に形成さ
れた凸状仕切部に補強用のリブが形成されてなる請求項
2〜4のいずれか1項に記載の包装材。 - 【請求項6】上側の支持部材の支持凹部における両傾斜
面部間の凹設部分の上面に、押し潰し可能な凸部が設け
られてなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装
材。
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- 2002-03-29 JP JP2002097743A patent/JP4007838B2/ja not_active Expired - Fee Related
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DE102012106087B4 (de) * | 2011-07-29 | 2015-10-22 | Rogers Germany Gmbh | Verpackungseinheit für Substrate |
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JP4007838B2 (ja) | 2007-11-14 |
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