JP2003291809A - 直上高架作業装置 - Google Patents

直上高架作業装置

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JP2003291809A
JP2003291809A JP2002105554A JP2002105554A JP2003291809A JP 2003291809 A JP2003291809 A JP 2003291809A JP 2002105554 A JP2002105554 A JP 2002105554A JP 2002105554 A JP2002105554 A JP 2002105554A JP 2003291809 A JP2003291809 A JP 2003291809A
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JP2002105554A
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English (en)
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Toshiyuki Ogura
俊幸 小倉
Takeshi Kobayashi
壮至 小林
Katsumi Ogiwara
克巳 荻原
Tadashi Iga
正 伊賀
Hiromi Miyauchi
広美 宮宇地
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Tadano Ltd
Keihin Electric Express Railway Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
Keihin Electric Express Railway Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】前後左右に配置したすくなくとも4基の伸縮駆
動式支脚部10と、各支脚部10に支持されたプラット
ホーム11と、各支脚部10の下端部に配置され既設の
車両走行路Aの左右両側に敷設した軌道16上を転動す
る車輪13と、プラットホーム11上に搭載した作業機
14とを備え、左右の支脚部10間で既存の車両走行路
Aを跨いで作業を可能にする従来の門型構造の直上高架
作業装置は、既存の車両走行路幅の増減に対応できなか
った。 【解決手段】左右の上部支脚部10間に配置され左右支
脚部10の上部間幅を拡縮させる拡縮手段12と、車輪
13が軌道16から逸脱しないよう規制する規制手段3
0とを配置し、既存の走行路幅の増減に応じて左右の支
脚部10間の跨ぎ幅を変更可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、門型構造の直上高
架作業装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の門型構造の直上高架作業装置と
して図6に図示するような装置がある。すなわち、門型
構造の直上高架作業装置は、前後左右に配置した4基の
伸縮駆動式支脚部1と、各支脚部1に支持されたプラッ
トホーム2と、各支脚部1の下端部に配置された走行駆
動可能な車輪3と、プラットホーム2上に搭載した作業
機4とを備えている。
【0003】具体的には、次のように構成している。各
支脚部1は、外筒1aと、外筒1a内に伸縮自在に嵌挿
させた内筒1bと、外筒1aと内筒1b間に配置した油
圧シリンダ1c(図示していない)で構成している。各
支脚部1の内筒1下端には、走行台車5を配置してい
る。走行台車5には複数の車輪3として鉄輪を備えてお
り、予め準備した左右それぞれ2本の軌道6(以下レー
ル6として説明する)上を走行するように各支脚部1の
走行台車5にそれぞれのレール上に位置する鉄輪を配置
している。各支脚部1上には各支脚部1で支持されるプ
ラットホーム2を配置し、プラットホーム2上にクレー
ン等の作業機4を配置している。
【0004】そして左右それぞれ2本のレール6は、既
存の車両走行軌道Aの両側に敷設されている。よってこ
の門型構造の直上高架作業装置は、左右の支脚部1間で
既存の車両走行軌道Aを跨いで作業を可能にするもの
で、近年既存の車両走行軌道Aを高架させるための高架
工事に既存の車両走行軌道Aを生かしたまま作業を行う
ことのできる直上高架作業工法として使用されている。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、既存の車両
走行軌道Aは駅に近づくにつれ軌道が増え全体の既存軌
道幅が段々と増加し、駅から遠ざかるにつれ既存軌道幅
が減り全体の既存軌道幅が段々と減少するようになる。
よって上記門型構造の直上高架作業装置では、既存の軌
道Aが一定幅の場合にこの軌道を跨ぐようにしてあるも
のであるから、既存の軌道幅が増減する作業現場では使
用できないという課題を有している。
【0006】本発明は、このような課題を解決した直上
高架作業装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の直上高架作業装置は、前後
左右に配置したすくなくとも4基の伸縮駆動式支脚部
と、各支脚部に支持されたプラットホームと、各支脚部
の下端部に配置され既設の車両走行路の左右両側に敷設
した軌道上を転動する車輪と、プラットホーム上に搭載
した作業機とを備え、左右の支脚部間で既設の車両走行
路を跨いで作業をする門型構造の直上高架作業装置であ
って、左右の上部支脚部間に配置され左右支脚部の上部
間幅を拡縮させる拡縮手段と、車輪が軌道から逸脱しな
いよう規制する規制手段とを配置し、走行移動にともな
って変化する前記軌道間隔に応じて左右支脚部の下部間
幅を変更させるとともに前記拡縮手段により左右支脚部
の上部間幅を変更させるよう構成したことを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項2記載の直上高架作業装置
は、前後左右に配置したすくなくとも4基の伸縮駆動式
支脚部と、各支脚部に支持されたプラットホームと、各
支脚部の下端部に配置された走行駆動可能な車輪と、プ
ラットホーム上に搭載した作業機とを備え、左右の支脚
部間で既設の車両走行路を跨いで作業を可能にする門型
構造の直上高架作業装置であって、左右の上部支脚部間
に配置され左右支脚部の上部間幅を拡縮させる拡縮手段
と、各車輪を操舵操作可能な操舵輪で構成し、走行移動
にともなう操舵に応じて左右支脚部の下部間幅を変更す
るとともに前記拡縮手段により左右支脚部の上部間幅を
変更するよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る直上高架作業装
置の実施形態について、図1〜図5に図示し以下に説明
する。
【0010】本発明に係る門型構造の直上高架作業装置
は、従来の技術で説明した直上高架作業装置と同様に、
前後左右に配置した4基の伸縮駆動式支脚部10と、各
支脚部10に支持されたプラットホーム11と、各支脚
部10の下端部に配置された走行駆動可能な車輪13
と、プラットホーム11上に搭載した作業機14とを備
えている。しかしながら、従来の技術で説明した直上高
架作業装置と本発明に係る直上高架作業装置とは、既存
の車両走行軌道Aを左右の支脚部10で跨ぐに際して支
脚部10の跨ぎ幅が変更できる点で相違している。
【0011】以下具体的に本発明に係る直上高架作業装
置について説明する。各支脚部10は、外筒10aと、
外筒10a内に伸縮自在に嵌挿させた内筒10bと、外
筒10aと内筒10b間に配置した油圧シリンダ10c
(図示していない)で構成している。各支脚部10の内
筒10下端には、走行駆動可能な走行台車15を配置し
ている。走行台車15には複数の車輪13として鉄輪
(以下鉄輪13として説明する)を備えており、この鉄
輪13は、既存の軌道Aより外側に予め敷設した左右そ
れぞれ2本の軌道16(以下レール16として説明す
る)に案内されて転動するようにレール16上の位置に
配置している。
【0012】各支脚部10とプラットホーム11間には
左右支脚部10の上部間幅を拡縮させる拡縮手段12を
配置している。拡縮手段12は、プラットホーム11の
前後左右位置の4箇所にプラットホーム11から側方に
突出させた内箱12a(図示しない)と、内箱12aに
伸縮自在に外嵌させた外箱12bと、プラットホーム1
1と左右支脚部10の上部適所間に配置した油圧シリン
ダ17で構成している。外嵌させた前後の外箱12b間
には天板11aを配置し補助プラットホームとしてい
る。
【0013】すなわち、油圧シリンダ17を伸長させる
ことで左右各支脚部10の上部間幅を拡張させ、油圧シ
リンダ17を縮小させることで左右各支脚部10の上部
間幅を縮小させるようにしている。なお、上記実施形態
では、油圧シリンダ17をプラットホーム11と左右支
脚部10の上部適所間に配置したが、内箱12aと外箱
12b間に配置するようにしたものであってもよい。
【0014】ここで、外箱12bは、内箱12aを外嵌
させて配置している理由を説明する。これは外箱12b
に取付けた支脚部10の上部まで内箱12aを位置させ
るよう外箱12bを縮小させ、左右支脚部10の上部適
所間をより小さくすることができるようにするために配
慮したものである。逆に内箱12aに外箱12bを内嵌
させると、外箱12bは内箱12aの外縁に支脚部10
が当接する位置までしか内箱12aに外箱12bを内挿
できないので、左右支脚部10の上部適所間をより小さ
く縮小させることができないことからによるものであ
る。
【0015】また本発明に係る直上高架作業装置は、図
5に図示し次に説明する規制手段30を備えている。す
なわち、規制手段30は、鉄輪13がそれぞれのレール
16から逸脱しないようレール16を左右両側から挟み
込むよう鉄輪13に配置した両フランジで構成してい
る。よって左右のレール16幅によって左右支脚部10
の下部間幅Dを変更させるようにしている。
【0016】なお、図5に図示す実施形態では、一つの
鉄輪13に両フランジを備えるようにしているが、上記
実施形態のように左右それぞれ二個のレール16と二個
の鉄輪13とを備えている場合は、例えば二個の内一方
の鉄輪13が左にフランジを備え他方の鉄輪13が右に
フランジを備えて、二個のレール16と二個の鉄輪13
で鉄輪13の逸脱を防止するようにした規制手段30で
あってもよい。
【0017】また、上記実施形態では、鉄輪13に配置
したフランジによって鉄輪13の逸脱を防止する規制手
段30を構成しているが、フランジでなくてもレール1
6を挟み込む適宜手段によって規制手段30を構成した
ものであってもよい。
【0018】各走行台車15と各支脚部10の内筒10
bの下端間は前後方向の水平な支軸18によって左右に
揺動可能に軸支させて、左右のレール16幅によって左
右の車輪間幅Dを変更させるに際して、前記油圧シリン
ダ17による左右支脚部10の上部間幅の拡縮が即追従
できない場合を考慮して、走行台車15に対して支脚部
10を多少揺動させて対応できるようにしたものであ
る。
【0019】支脚部10を強固にするための補強材とし
て、前後の外筒10a間適所には、連結部材18を左右
一対配置している。プラットホーム12の中央部には作
業機14としてクレーンを配置(以下作業機をクレーン
14として説明する)してある。プラットホーム12上
には、油圧ユニット19および発電機20を配置してお
り、各油圧シリンダ17、各油圧シリンダ10cおよび
クレーン14の油圧源ならびに制御装置に使用する電源
として使用するようにしている。
【0020】クレーン14は、クレーン作業の他にクレ
ーンの伸縮ブームの先端部にオーガ装置21を取付け、
穴掘り作業をするようにしている。プラットホーム12
のコーナ部には、オーガによる穴掘り位置を決定するた
めに設けた穴22であって、既存の車両走行軌道Aより
外側位置に穴掘りするよう位置を決定させている。プラ
ットホーム12の側縁にはフェンス23を配置してあ
り、特に前後の側縁に配置したフェンス23は、図示し
ないがプラットホーム12の拡縮動に対応して配置して
いる。プラットホーム12の下部には、防護カバー24
が左右の支脚部10の拡縮動に対応して配置している。
【0021】この様に構成した本発明に係る直上高架作
業装置は、次のように作用する。まず、図1に図示する
左右のレール16の間隔をD0から図3に図示するD1
に変更する(拡張する)場合について説明する。この場
合当然左右のレール16は、間隔をD0からD1となる
ように敷設されている。よって直上高架作業装置を走行
台車15で左右のレール16の間隔をD0とする位置か
らD1とする位置に走行移動させると、左右支脚部10
の下部間幅は前述したレール16と規制手段30によっ
てD0からD1に変更される。そこで左右支脚部10の
下部間幅の変更に伴って、各支脚部10が鉛直姿勢を維
持するよう各油圧シリンダ17を伸長させ、左右支脚部
10の上部間幅を拡張させる。逆に縮小する場合は上記
と逆に走行移動させながら、各支脚部10が鉛直姿勢を
維持するよう各油圧シリンダ17を縮小させ、左右支脚
部10の上部間幅を縮小すればよい。
【0022】なお、左右支脚部10の下部間幅によって
支脚部10が鉛直姿勢を維持するよう油圧シリンダ17
を伸縮させ支脚部10の上部支脚部10間幅を調整する
ようにしたが、左右支脚部10の下部間幅によって支脚
部10が鉛直姿勢を維持するよう油圧シリンダ17を自
動的に伸縮させるようにしてもよい。
【0023】このようにして左右支脚部10の下部間幅
Dを変更しながら目的の位置に移動させるのであるが、
各支脚部10に配置した各油圧シリンダ10cを適宜伸
縮させることで、プラットホーム11の高さ位置、なら
びにプラットホーム11を水平となるよう調整制御させ
ることができる。
【0024】以上のように本発明に係る直上高架作業装
置は、構成し作用するものであるから、既存の車両走行
軌道Aを跨いで既存の車両走行軌道A生かしたまま作業
を行う場合で、既存の車両走行軌道幅が増減する作業現
場であっても跨ぐ既存の車両走行軌道Aの増減幅に応じ
て支脚部10による跨ぎ幅を変更でき、作業できる作業
現場の範囲を広くすることができる。
【0025】なお、上記実施形態では、左右に拡縮手段
12を配置したが、すくなくとも左または右のいずれか
一方のみに配置するようにしたものであってもよい。ま
た、上記実施形態では、左右支脚部10の間隔幅をプラ
ットホーム11を介して左右に配置した拡縮手段12で
変更させるようにしたが、左右支脚部10間に直接拡縮
手段12を配置したものであってもよい。例えば、内箱
12aの左右に外箱12bをそれぞれ外嵌させ、外箱1
2bにそれぞれ左右の支脚部10を取付け、前後の内箱
12a中間部間を天板で連結しこの天板をプラットホー
ム11としてもよい。
【0026】更に、実施形態で各走行台車15は、走行
駆動可能なものとして説明したが、少なくとも左右の走
行台車15の1台が走行駆動できるものであればよい。
また、各走行台車15は、走行駆動せずに牽引等で走行
するようにしたものであってもよい。
【0027】次に、上記実施形態では、既存の走行路を
軌道の場合でしかも既存の車両走行軌道Aの外側にレー
ル16を敷設した場合について説明したが、既存の走行
路として軌道でなく一般道路を跨ぐようにして工事を行
う場合にも同様に実施できる。
【0028】また、上記実施形態では、跨ぐ既存の走行
路の両外側にレール16を敷設して当該レール16を挟
み込むようにレール16とレール16に案内される鉄輪
13が逸脱しないよう規制手段30を配置し左右支脚部
10の下部間幅Dを変更する場合を説明したが、跨ぐ既
存の走行路の外側にレール16を敷設せず、走行台車1
5の車輪13を操舵操作可能な操舵輪で構成し、走行移
動にともなって各車輪を操舵することで左右支脚部10
の下部間幅Dを変更するようにしたものであってもよ
い。
【0029】更に、上記実施形態では、4基の支脚部1
0を配置した場合を説明したが、4基以上支脚部10を
配置したものであってもよい。ただし支脚10を増加さ
せた場合には、増加させた支脚部10に前述の拡縮手段
12を配置しておく必要がある。
【0030】また、上記実施形態では作業機14として
クレーンを配置した場合を説明したが、クレーンに限定
されるものでなく、工事する作業に応じた作業機をプラ
ットホーム12上に配置すればよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る本発明の直上高架作業装
置は、以上のように構成し作用させることにより、跨ぐ
既存の走行路の幅が増減する作業現場であっても、跨ぐ
既存の走行路の増減幅に応じて左右の支脚部による跨ぎ
幅を変更でき、作業できる作業現場の範囲を広くするこ
とができる。
【0032】また、車両の走行路を跨ぐ左右両側に敷設
し前記車輪を案内させる軌道と、車輪が軌道から逸脱し
ないよう規制する規制手段とを配置したものであるか
ら、走行移動にともなって変化する前記軌道間隔に応じ
て左右支脚部の下部間幅を変更させることができ、前記
拡縮手段により左右支脚部の上部間幅を変更させる拡縮
操作だけで既存の走行路の増減幅に応じて左右の支脚部
による跨ぎ幅を変更できる。よって作業できる作業現場
の範囲を広くした直上高架作業装置を提供できる。
【0033】請求項2に係る本発明の直上高架作業装置
は、前記車輪幅変更手段を各車輪を操舵操作可能な操舵
輪で構成し、各車輪を操舵することで左右支脚部の下部
間幅を変更させることができ、跨ぐ既設の走行路の外側
に軌道を敷設せずに各車輪を操舵するだけで車輪幅を変
更することができ、前記拡縮手段により左右支脚部の上
部間幅を変更させる拡縮操作と併用操作で既設の走行路
の増減幅に応じて支脚部による跨ぎ幅を変更できる。よ
って作業できる作業現場の範囲を広くした直上高架作業
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直上高架作業装置を説明する説明
図で、支脚部を縮小し跨ぎ幅を縮小した場合を示す説明
図である。
【図2】本発明に係る直上高架作業装置を説明する説明
図で、図1の側面図である。
【図3】本発明に係る直上高架作業装置を説明する説明
図で、支脚部を伸長し跨ぎ幅を拡大した場合を示す説明
図である。
【図4】本発明に係る直上高架作業装置を説明する説明
図で、図3の平面図である。
【図5】本発明に係る直上高架作業装置を説明する説明
図で、左右支脚部の下部間幅を変更させる場合を説明す
る説明図である。
【図6】従来の直上高架作業装置を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
10 支脚部 11 プラットホーム 13 車輪 14 作業機 12 拡縮手段 30 規制手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月1日(2002.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、既存の車両
走行軌道Aは駅に近づくにつれ軌道(軌道数)が増え
体の既存軌道幅が段々と増加し、駅から遠ざかるにつれ
既存軌道(軌道数)が減り全体の既存軌道幅が段々と減
少するようになる。よって上記門型構造の直上高架作業
装置では、既存の軌道Aが一定幅の場合にこの軌道を跨
ぐようにしてあるものであるから、既存の軌道幅が増減
する作業現場では使用できないという課題を有してい
る。本発明は、このような課題を解決した直上高架作業
装置を提供することを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明の請求項2記載の直上高架作業装置
は、前後左右に配置したすくなくとも4基の伸縮駆動式
支脚部と、各支脚部に支持されたプラットホームと、各
支脚部の下端部に配置された走行駆動可能な車輪と、プ
ラットホーム上に搭載した作業機とを備え、左右の支脚
部間で既設の車両走行路を跨いで作業をする門型構造の
直上高架作業装置であって、左右の上部支脚部間に配置
され左右支脚部の上部間幅を拡縮させる拡縮手段と、各
車輪を操舵操作可能な操舵輪で構成し、走行移動にとも
なう操舵に応じて左右支脚部の下部間幅を変更するとと
もに前記拡縮手段により左右支脚部の上部間幅を変更す
るよう構成したことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 ここで、外箱12bは、内箱12aに
外嵌させて配置している理由を説明する。これは外箱1
2bに取付けた支脚部10の上部まで内箱12aを位置
させるよう外箱12bを縮小させ、左右支脚部10の上
部適所間をより小さくすることができるようにするため
に配慮したものである。逆に内箱12aに外箱12bを
内嵌させると、外箱12bは内箱12aの外縁に支脚部
10が当接する位置までしか内箱12aに外箱12bを
内挿できないので、左右支脚部10の上部適所間をより
小さく縮小させることができないことからによるもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 支脚部10を強固にするための補強材
として、前後の外筒10a間適所には、連結部材18a
左右一対配置している。プラットホーム11の中央部
には作業機14としてクレーンを配置(以下作業機をク
レーン14として説明する)してある。プラットホーム
11上には、油圧ユニット19および発電機20を配置
しており、各油圧シリンダ17、各油圧シリンダ10c
およびクレーン14の油圧源ならびに制御装置に使用す
る電源として使用するようにしている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 クレーン14は、クレーン作業の他に
クレーンの伸縮ブームの先端部にオーガ装置21を取付
け、穴掘り作業をするようにしている。プラットホーム
11のコーナ部には、オーガによる穴掘り位置を決定す
るために設けた穴22であって、既存の車両走行軌道A
より外側位置に穴掘りするよう位置を決定させている。
プラットホーム11の側縁にはフェンス23を配置して
あり、特に前後の側縁に配置したフェンス23は、図示
しないがプラットホーム11の拡縮動に対応して配置し
ている。プラットホーム11の下部には、防護カバー2
4が左右の支脚部10の拡縮動に対応して配置してい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 以上のように本発明に係る直上高架作業
装置は、構成し作用するものであるから、既存の車両走
行軌道Aを跨いでかつ生かしたまま作業を行う場合で、
既存の車両走行軌道幅が増減する作業現場であっても増
減幅に応じて支脚部10による跨ぎ幅を変更でき、作業
できる作業現場の範囲を広くすることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 また、上記実施形態では作業機14と
してクレーンを配置した場合を説明したが、クレーンに
限定されるものでなく、工事する作業に応じた作業機を
プラットホーム11上に配置すればよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 壮至 千葉県市原市惣社5−6−20 (72)発明者 荻原 克巳 東京都町田市図師町522−35 (72)発明者 伊賀 正 香川県香川郡香南町横井127番地2 (72)発明者 宮宇地 広美 香川県高松市屋島西町2494番地2 Fターム(参考) 2D057 BA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右に配置したすくなくとも4基の
    伸縮駆動式支脚部と、各支脚部に支持されたプラットホ
    ームと、各支脚部の下端部に配置され既設の車両走行路
    の左右両側に敷設した軌道上を転動する車輪と、プラッ
    トホーム上に搭載した作業機とを備え、左右の支脚部間
    で既設の車両走行路を跨いで作業をする門型構造の直上
    高架作業装置であって、 左右の上部支脚部間に配置され左右支脚部の上部間幅を
    拡縮させる拡縮手段と、車輪が軌道から逸脱しないよう
    規制する規制手段とを配置し、走行移動にともなって変
    化する前記軌道間隔に応じて左右支脚部の下部間幅を変
    更させるとともに前記拡縮手段により左右支脚部の上部
    間幅を変更させるよう構成したことを特徴とする直上高
    架作業装置。
  2. 【請求項2】 前後左右に配置したすくなくとも4基の
    伸縮駆動式支脚部と、各支脚部に支持されたプラットホ
    ームと、各支脚部の下端部に配置された走行駆動可能な
    車輪と、プラットホーム上に搭載した作業機とを備え、
    左右の支脚部間で既設の車両走行路を跨いで作業を可能
    にする門型構造の直上高架作業装置であって、 左右の上部支脚部間に配置され左右支脚部の上部間幅を
    拡縮させる拡縮手段と、各車輪を操舵操作可能な操舵輪
    で構成し、走行移動にともなう操舵に応じて左右支脚部
    の下部間幅を変更するとともに前記拡縮手段により左右
    支脚部の上部間幅を変更するよう構成したことを特徴と
    する直上高架作業装置。
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