JP2003291750A - 車載機器制御装置 - Google Patents

車載機器制御装置

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JP2003291750A
JP2003291750A JP2002099084A JP2002099084A JP2003291750A JP 2003291750 A JP2003291750 A JP 2003291750A JP 2002099084 A JP2002099084 A JP 2002099084A JP 2002099084 A JP2002099084 A JP 2002099084A JP 2003291750 A JP2003291750 A JP 2003291750A
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Japan
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unit
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operator
voice
word
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JP2002099084A
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English (en)
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Hiroshi Saito
浩 斎藤
Satoshi Yagi
聡 八木
Toshiyuki Ito
敏行 伊藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が操作手段を自由に変更しながら入力
操作を継続して行うことができる車載機器制御装置を提
供すること。 【解決手段】 車両に搭載され、操作者による入力操作
が可能な手動操作部2及び音声入力操作手段3を備えた
車載機器制御装置1に、操作者が一の操作部を使用して
入力操作を行っている際に、他の操作部を、一の操作部
にて行っている入力操作の継続に使用可能な状態にする
音声入力開始終了判断部6を備えさせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
様々な機器の操作に用いられる車載機器制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載された複数の機器
(カーオーディオや経路誘導装置等)を操作可能な車載
機器制御装置として、例えば特開平09−34488号
公報に示す車載機器制御装置が知られている。
【0003】当該車載機器制御装置は、操作者による手
動入力操作が可能な手動操作手段(手動スイッチ等)
と、操作者による音声入力操作が可能な音声入力操作手
段(マイクロホン等)と、を備えており、操作者は、手
動操作手段を使用して入力操作を行うことで、複数の機
器のうちから操作したい機器を選択し、音声入力操作手
段を使用して入力操作を行うことで、当該選択した機器
を操作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、当該車載機器
制御装置は、手動操作手段及び音声入力操作手段の役割
が明確なため、操作者は、これらの操作手段を自由に変
更しながら入力操作を継続して行うこと(例えば、音声
入力手段を使用して機器を選択し、手動操作手段を使用
して機器を操作すること)ができなかった。
【0005】このため、複数の操作手段を使用した入力
操作を可能とした効果が十分発揮されていないという欠
点があった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その主に目的とするところ
は、操作者が操作手段を自由に変更しながら入力操作を
継続して行うことができる車載機器制御装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、操
作者による入力操作が可能な複数の操作手段を備えた車
載機器制御装置において、操作者が一の操作手段を使用
して入力操作を行っている際に、他の操作手段を、前記
一の操作手段にて行っている入力操作の継続に使用可能
な状態にする設定手段を備えていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
載機器制御装置において、前記操作手段を使用して行わ
れる入力操作を支援する操作支援情報を表示する表示手
段を備え、前記一の操作手段を使用して行われる入力操
作を支援する操作支援情報と、前記他の操作手段を使用
して行われる入力操作を支援する操作支援情報と、は同
一であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車載機器制御装置において、前記複数の操作手段
は、操作者による手動入力操作が可能な手動操作手段
と、操作者による音声入力操作が可能な音声入力操作手
段と、を含み、前記設定手段は、操作者による操作によ
り前記手動操作手段のみを使用可能とする手動操作起動
手段と、操作者による操作により前記手動操作手段及び
前記音声入力操作手段をともに使用可能とする音声入力
操作起動手段と、を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
載機器制御装置において、前記手動操作手段及び前記音
声入力操作手段が、前記車両のステアリングホイールの
近傍に配設されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の車載機器制御装置において、前記設定手段は、前記
音声入力操作起動手段が選択されている際に、操作者が
前記手動操作手段を使用した入力操作を行った場合に
は、前記手動操作手段のみを使用可能とすることを特徴
とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れか1項に記載の車載機器制御装置において、操作者が
前記複数の操作手段の何れかを使用して入力操作を行っ
ている際に、現在使用可能な操作手段を報知する報知手
段を備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、設定手段が、
操作者が一の操作手段を使用して入力操作を行っている
際に、他の操作手段を、一の操作手段にて行っている入
力操作の継続に使用可能な状態にする。
【0014】これによって、操作者は、一の操作手段を
使用して入力操作を行っている際に、入力操作に使用す
る操作手段をいつでも他の操作手段に変更して、入力操
作を継続することができる。
【0015】したがって、操作者は、操作手段を自由に
変更しながら入力操作を継続して行うことができる。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明による効果に加え、一の操作手段を使用して行われ
る入力操作を支援する操作支援情報と、他の操作手段を
使用して行われる入力操作を支援する操作支援情報と、
は同一であるので、操作者が、一の操作手段を使用して
入力操作を行っている際に、入力操作に使用する操作手
段を一の操作手段から他の操作手段に変更しても、表示
手段に表示される操作支援情報が変更されることがな
い。
【0017】したがって、操作者は、入力操作に使用す
る操作手段を変更した後において、入力操作をスムーズ
に再開することができる。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明による効果に加え、設定手段は、操作者に
よる操作により、手動操作手段のみを使用可能とする手
動操作起動手段と、操作者による操作により、手動操作
手段及び音声入力操作手段をともに使用可能とする音声
入力操作起動手段と、を備えている。
【0019】これによって、操作者は、手動操作起動手
段を操作することで、手動操作手段を入力操作に使用す
ることができ、音声入力操作起動手段を操作すること
で、手動操作手段及び音声入力操作手段を入力操作に使
用することができる。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明による効果に加え、手動操作手段及び音声入力操作
手段が、車両のステアリングホイールの近傍に配設され
ているので、操作者が車両の運転手である場合には、操
作者の近傍に手動操作手段及び音声入力操作手段が存在
することとなる。
【0021】したがって、操作者が車両の運転手である
場合には、操作者は容易に入力操作を行うことができ
る。
【0022】請求項5記載の発明では、請求項3または
4記載の発明による効果に加え、設定手段は、音声入力
操作起動手段が選択されている際に、操作者が手動操作
手段を使用した入力操作を行った場合には、手動操作手
段のみを使用可能とする。
【0023】これにより、操作者が手動操作手段を使用
した入力操作を開始した後においては、音声入力操作手
段を使用した入力操作が不可能になるので、操作者が意
図しない騒音等による誤入力を防止することができる。
【0024】請求項6記載の発明では、請求項1〜5の
何れか記載の発明による効果に加え、報知手段が現在使
用可能な操作部の種類を報知するので、操作者は、現在
使用可能な操作部の種類を容易に確認することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】図1は、本実施形態に係る車載機器制御装
置1の構成を示すブロック図、図2は、ステアリング及
びその周辺の様子を模式的に示す説明図である。以下、
当該車載機器制御装置1の構成について説明する。
【0027】図1に示すように、車載機器制御装置1
は、操作者による入力操作が可能な手動操作部(手動操
作手段)2及び音声入力操作部(音声入力操作手段)3
と、音声入力操作部3にて入力された音声情報を認識す
る音声認識実行部4と、操作状態判断部5と、手動操作
部2及び音声入力操作部3を使用可能とする音声入力開
始終了判断部(設定手段)6と、音声待ち受け単語管理
部7と、音声待ち受け単語格納部8と、音声ガイド出力
部(報知手段)9と、後述する図8等に示す初期操作メ
ニュー10b等の操作支援情報を表示する操作状態表示
部(表示手段、報知手段)10と、それぞれ異なる機器
を制御する複数のシステムコントローラ11…と、を備
えている。
【0028】また、当該車載機器制御装置1は、図2に
示すように、車両100に搭載されており、システムコ
ントローラ11…が制御する機器には図示しない経路誘
導装置が含まれる。
【0029】図1に示す手動操作部2は、操作者による
手動入力操作が可能となっており、図2に示すように、
車両100のステアリングホイール101に配設されて
いる。
【0030】当該手動操作部2は、図2に示すように、
選択確定スイッチ(手動操作起動手段)21と、戻り釦
22と、発話釦(音声入力操作起動手段)23と、を備
えており、当該選択確定スイッチ21は、ステアリング
ホイール101の正面側から見て、操作者により上下に
倒され、また、水平状態となっている時に押下されるこ
とが可能となっている。
【0031】当該手動操作部2は、操作者による選択確
定スイッチ21、戻り釦22、及び発話釦23の操作に
応じて、所定の指示情報を図1に示す操作状態判断部5
に出力する。
【0032】即ち、図1に示す手動操作部2は、操作者
により選択確定スイッチ21が上または下に倒される
と、操作者により選択操作が行われた旨の選択操作指示
情報を図1に示す操作状態判断部5に出力する。より具
体的には、選択確定スイッチ21が上に倒された場合に
は、第一の選択操作指示情報を、選択確定スイッチ21
が下に倒された場合には、第二の選択操作指示情報を、
それぞれ操作状態判断部5に出力する。
【0033】また、手動操作部2は、操作者により選択
確定スイッチ21が押下されると、操作者により確定操
作が行われた旨の確定操作指示情報を操作状態判断部5
に出力する。
【0034】また、手動操作部2は、初期状態(車載機
器制御装置1が操作者により使用されていない状態)に
おいて操作者により選択確定スイッチ21が押下された
場合、及び、手動操作部2及び音声入力操作部3がとも
に使用可能となっている状態(当該状態については、後
述する)において操作者により選択確定スイッチ21が
操作された場合(選択確定スイッチ21が上下に倒され
た場合または押下された場合)、には、上述した選択操
作指示情報及び確定操作指示情報に加え、操作者により
手動操作部2の使用が要求された旨の手動操作開始指示
情報21aを操作状態判断部5に出力する。
【0035】また、手動操作部2は、操作者により戻り
釦22が押下されると、操作者により操作のやり直しが
要求された旨のやり直し指示情報を操作状態判断部5に
出力し、操作者により発話釦23が押下(操作)される
と、操作者により音声入力操作部3の使用が要求された
旨の音声入力開始指示情報23aを操作状態判断部5に
出力する。
【0036】音声入力操作部3は、操作者による音声入
力操作が可能となっており、図2に示す車両100の運
転手が車両100を運転している際に、当該音声入力操
作部3が運転手の口元に配置されるように、ステアリン
グコラム、ステアリングコラムの近傍、またはルームミ
ラーの近傍に配設されている。なお、音声入力操作部3
にて入力された音声情報は、A/D変換されて音声認識
実行部4に出力される。
【0037】図1に示す音声認識実行部4は、音声入力
操作部3にて入力された音声情報を分析して当該音声情
報の内容を認識し、当該音声情報の内容と、後述する音
声待ち受け単語管理部7により用意された単語リストに
含まれる単語と、のマッチング処理を行う。
【0038】即ち、単語リストに含まれる各単語につい
て、音声情報の内容とのマッチング度を測定し、当該マ
ッチング度が所定値(当該値は、予め決定される)以上
の単語がある場合には、当該単語(マッチング度が所定
値以上の単語が複数ある場合には、これら複数の単語の
うち最もマッチング度の高い単語)に関する情報、即ち
単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0039】なお、マッチング度が所定値以上の単語が
ない場合には、マッチング度が所定値以上の単語がない
旨の単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0040】また、所定時間(当該時間は予め決定され
るが、本実施の形態においては10秒とする)以上操作
者からの音声情報を認識しなかった場合には、音声情報
を認識しなかった旨の音声認識不能情報を操作状態判断
部5に出力する。
【0041】操作状態判断部5は、メモリ51を備えて
おり、以下に述べる処理を行う。
【0042】即ち、手動操作部2から手動操作開始指示
情報21aまたは音声入力開始指示情報23aを与えら
れた場合には、当該手動操作開始指示情報21aまたは
音声入力開始指示情報23aをメモリ51に保存すると
共に、音声入力開始終了判断部6に出力する。
【0043】また、初期状態において、手動操作部2か
ら手動操作開始指示情報21aまたは音声入力開始指示
情報23aが与えられた場合には、上記処理の他、図8
または図17に示す初期操作メニュー(操作支援情報)
10bを図1に示す操作状態表示部10に表示する。
【0044】当該初期操作メニュー10bや後述する機
器別操作メニュー(操作支援情報)10c〜10g(図
9〜図14参照)は、複数の選択肢で構成されており、
これら複数の選択肢のうち一つの選択肢が網掛け表示さ
れている。
【0045】また、手動操作部2にて入力操作を行う場
合に操作状態表示部10に表示される初期操作メニュー
及び機器別操作メニューと、音声入力操作部3にて入力
操作を行う場合に操作状態表示部10に表示される初期
操作メニュー及び機器別操作メニューと、は同一となっ
ている(図9〜図14及び図17〜図20参照)。
【0046】また、図9〜図15に示すように、初期操
作メニュー10bまたは機器別操作メニュー10c〜1
0gを操作状態表示部10に表示している場合に、手動
操作部2から第一の選択指示情報を与えられた場合に
は、それまで網掛け表示されていた選択肢の一つ上の選
択肢を網掛け表示する。逆に、手動操作部2から第二の
選択指示情報を与えられた場合には、それまで網掛け表
示されていた選択肢の一つ下の選択肢を網掛け表示す
る。
【0047】また、図1に示す手動操作部2から確定操
作指示情報が与えられた場合には、以下に示す選択肢確
定処理を行う。
【0048】即ち、操作状態判断部5は、網掛け表示さ
れた選択肢の内容をメモリ51に保存すると共に、図9
等に示すように、当該選択肢に対応する機器別操作メニ
ューがある場合には、当該機器別操作メニューを更に操
作状態表示部10に表示する。
【0049】例えば、図9に示す場合であれば、「目的
地設定」という選択肢について確定操作指示情報が与え
られたので、「目的地設定」という選択肢に対応する機
器別操作メニュー10cを操作状態表示部10に更に表
示する。
【0050】また、図1に示す手動操作部2のみが使用
可能となっている場合(この場合については、後述す
る)には、図8等に示すように、手動操作部2が使用可
能となっていることを示すアイコン10aを操作状態表
示部10に表示する。
【0051】一方、図1に示す手動操作部2及び音声入
力操作部3がともに使用可能となっている場合(この場
合については、後述する)には、図17等に示すよう
に、アイコン10aと、音声入力操作部3が使用可能と
なっていることを示すアイコン10hと、を操作状態表
示部10に表示するとともに、手動操作部2及び音声入
力操作部3がともに使用可能となっている旨の音声情報
(例えば、「手動入力操作及び音声入力操作が可能で
す。」という音声情報)を音声ガイド出力部9にて出力
する。
【0052】また、操作状態判断部5は、音声認識実行
部4から単語選択情報を与えられた場合には、操作者に
よる音声入力操作を継続して行うことを可能にすべく、
メモリ51に保存している音声入力開始指示情報(この
音声入力開始指示情報は、予め手動操作部2から与えら
れたものである)23aを音声入力開始終了判断部6に
出力する。
【0053】また、当該単語選択情報に基づいて、マッ
チング度が所定値以上の単語があると判断した場合に
は、以下に示す単語確定処理を行う。
【0054】即ち、操作状態判断部5は、マッチング度
が所定値以上の単語をメモリ51に保存すると共に、図
18等に示すように、当該単語に対応する機器別操作メ
ニューがある場合には、当該機器別操作メニューを操作
状態表示部10に更に表示する。
【0055】例えば、図18に示す場合であれば、「目
的地設定」という単語について単語選択情報が与えられ
たので、「目的地設定」という単語に対応する機器別操
作メニュー10cを操作状態表示部10に更に表示す
る。
【0056】また、マッチング度が所定値以上の単語が
ないと判断した場合には、図1に示す音声ガイド出力部
9にて、操作者に再度の音声入力を促すガイド音声情報
(「もう一度お話し下さい。」等のガイド音声情報)を
出力する。
【0057】また、音声認識実行部4から音声認識不能
情報を与えられた場合には、音声入力を中止する旨の音
声入力中止指示情報を音声入力開始終了判断部6に出力
する。
【0058】また、手動操作部2からやり直し指示情報
を与えられた場合には、やり直し指示情報を与えられる
前においてメモリ51に最後に保存した保存情報を取り
消して、当該保存情報をメモリ51に保存する以前の状
態に対応する画像を操作状態表示部10に表示する。
【0059】また、当該保存情報が音声入力開始指示情
報23aまたは手動操作開始指示情報21aである場合
には、当該やり直し指示情報を音声入力開始終了判断部
6に出力する。
【0060】操作状態判断部5は、以上述べた処理を繰
り返すことで、図1に示すシステムコントローラ11が
必要とする情報を操作者から一通り与えてもらい、その
後、当該情報をシステムコントローラ11に出力する。
【0061】なお、操作者が入力操作に使用する操作部
を入力操作の途中で変更した場合に操作状態判断部5が
行う処理については、後述する。
【0062】図1に示す音声入力開始終了判断部6は、
操作状態判断部5から指示情報を与えられた場合には、
以下に述べる処理を行う。
【0063】即ち、図3に示すように、ある時刻T1に
て図1に示す操作状態判断部5から手動操作開始指示情
報21aを与えられた場合(例えば、操作者により選択
確定スイッチ21が押下された場合等)には、当該手動
操作開始指示情報21aを与えられてから音声入力開始
指示情報23aが与えられるまでの間、手動操作部2の
みを使用可能とする。
【0064】同様に、操作状態判断部5から音声入力中
止指示情報を与えられた場合には、該音声入力中止指示
情報を与えられてから音声入力開始指示情報23aが与
えられるまでの間、手動操作部2のみを使用可能とす
る。
【0065】したがって、音声入力開始終了判断部6が
手動操作開始指示情報21aまたは音声入力中止指示情
報を与えられてから音声入力開始指示情報23aを与え
られるまでの間は、操作者は音声入力操作部3を用いて
入力操作を行うことができない。
【0066】一方、図4に示すように、ある時刻T2に
て図1に示す操作状態判断部5から音声入力開始指示情
報23aを与えられた場合(例えば、操作者により発話
釦23が押下された場合等)には、音声待ち受け単語管
理部7に、待ち受け単語を用意することを要求する旨の
要求情報を出力すると共に、当該音声入力開始指示情報
23aを与えられてから音声入力中止指示情報を与えら
れるまでの間、手動操作部2及び音声入力操作部3をと
もに使用可能とする。なお、図4には、時刻T2から1
0秒経過した後の時刻T3にて操作状態判断部5から音
声入力中止指示情報を与えられた場合を示している。
【0067】また、図5に示すように、ある時刻T2に
て図1に示す音声入力開始指示情報23aを与えられて
から音声入力中止指示情報を与えられるまでの間におい
て、ある時刻T4にて手動操作開始指示情報21aを与
えられた場合(即ち、操作者により選択確定スイッチ2
1が操作された場合)には、手動操作開始指示情報21
aを与えられてから音声入力開始指示情報23aを与え
られるまでの間、手動操作部2のみを使用可能とする。
【0068】したがって、図4に示すように、音声入力
開始終了判断部6が操作状態判断部5から音声入力開始
指示情報23aを与えられてから音声入力中止指示情報
を与えられるまでの間、操作者は手動操作部2及び音声
入力操作部3のうちから使用したい操作部を自由に選択
し、当該選択した操作部を用いて入力操作を行うことが
できる。
【0069】しかし、図5に示すように、操作者が一旦
手動操作部2を使用した入力操作を開始すると、音声入
力開始終了判断部6が手動操作部2のみを使用可能とす
るので、手動操作部2を使用した入力操作を開始した後
においては、発話釦23を押下しない限り、音声入力操
作部3を使用した入力操作を行うことができない。
【0070】なお、操作状態判断部5からやり直し指示
情報を与えられた場合には、やり直し指示情報を与えら
れる前において、操作状態判断部5から最後に与えられ
た指示情報を取り消して、手動操作部2及び音声入力操
作部3の状態を、当該指示情報が与えられる直前の状態
に戻す。
【0071】図1に示す音声待ち受け単語管理部7は、
音声入力開始終了判断部6から要求情報を与えられた場
合には、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語を取
得して単語リストを作成する。
【0072】ここで、必要な単語は、操作状態表示部1
0に表示された初期操作メニュー10bや機器別操作メ
ニュー10c〜10gに含まれる選択肢(図7〜図15
及び図17〜図18を参照)の内容に基づいて決定され
る。具体的な決定方法については、後述する。
【0073】図1に示す音声待ち受け単語格納部8は、
操作者により音声入力される可能性のある単語を保存す
る。
【0074】音声ガイド出力部9は、操作状態判断部5
による処理により、所定のガイド音声情報を出力する。
【0075】操作状態表示部10は、操作状態判断部5
による処理により、所定の情報を表示する。
【0076】システムコントローラ11…は、それぞれ
異なる機器を制御するものであり、各システムコントロ
ーラ11は、操作状態判断部5から与えられた情報に基
づいて、制御対象の機器を制御する。
【0077】なお、システムコントローラ11…には、
経路誘導装置を制御するシステムコントローラ11aが
含まれる。
【0078】次に、本車載機器制御装置1の使用方法及
び処理の過程を、図1、図2、及び図6〜図15に基づ
いて説明する。なお、本実施の形態においては、経路誘
導装置に東京ディズニーランドまでの経路探索を行わせ
る場合における車載機器制御装置1の使用方法及び処理
の過程を説明するが、本車載機器制御装置1を他の装置
または機器に使用することができるのは勿論である。
【0079】まず、操作者が手動操作部2のみを入力操
作に使用して、経路誘導装置に東京ディズニーランドま
での経路探索を行わせる場合について、図6〜図15を
用いて説明する。なお、図6は車載機器制御装置1の処
理の流れ等を示したフローチャートであり、図7〜図1
5は操作状態表示部10に表示される画像を示したもの
である。
【0080】操作者が何ら入力操作を行っていない状態
においては、操作状態表示部10には、図7に示すよう
に、初期画面が表示される。
【0081】図6に示すステップS1aにて操作者が図
2に示す選択確定スイッチ21を押下すると、図1に示
す手動操作部2が手動操作開始指示情報21aを操作状
態判断部5に出力する。
【0082】ステップS2aにて、操作状態判断部5
が、手動操作部2から与えられた手動操作開始指示情報
21aをメモリ51に保存すると共に、当該手動操作開
始指示情報21aを音声入力開始終了判断部6に出力す
る。また、図8に示すように、初期操作メニュー10b
と、手動操作部2のみが使用可能となっていることを示
すアイコン10aと、を操作状態表示部10に表示す
る。
【0083】次いで、図1に示す音声入力開始終了判断
部6が、操作状態判断部5から与えられた手動操作開始
指示情報21aに基づいて、手動操作部2のみを使用可
能とする。
【0084】次いで、図6に示すステップS3aにて、
操作者は、図8に示す初期操作メニュー10b中の希望
する選択肢(本実施の形態では、「目的地設定」という
選択肢)が網掛け表示されるように、図2に示す選択確
定スイッチ21を適宜上下に倒すことで、希望する選択
肢を選択する。
【0085】ステップS4aにて、図8に示すように、
「目的地設定」という選択肢が網掛け表示されたら、操
作者は、選択確定スイッチ21を押下する。
【0086】これにより、手動操作部2が確定操作指示
情報を操作状態判断部5に出力し、操作状態判断部5
が、当該確定操作指示情報に基づいて、選択肢確定処理
を行い、図9に示すように、「目的地設定」という選択
肢に対応する機器別操作メニュー10cを操作状態表示
部10に表示する。
【0087】図6に示すステップS5aにて、操作者
は、ステップS3aと同様に、図9に示す機器別操作メ
ニュー10cから希望する選択肢を選択する。
【0088】本実施の形態では、経路誘導装置に東京デ
ィズニーランドまでの経路探索を行わせるので、操作者
は、図10に示すように、機器別操作メニュー10cか
ら「施設から選ぶ」という選択肢を選択する。
【0089】次いで、操作者は、ステップS4aと同様
に、「施設から選ぶ」という選択肢が網掛け表示された
ら、図2に示す選択確定スイッチ21を押下する。これ
により、図1に示す操作状態判断部5は、図6に示すス
テップS4aと同様に選択肢確定処理を行い、図11に
示すように、「施設から選ぶ」という選択肢に対応する
機器別操作メニュー(施設のジャンルに関する機器別操
作メニュー)10dを操作状態表示部10に表示する。
【0090】次いで、操作者は、図6に示すステップS
3a〜ステップS4aと同様に、図11に示す機器別操
作メニュー10dから「レジャー」という選択肢を選択
し、図2に示す選択確定スイッチ21を押下する。これ
により、図1に示す操作状態判断部5は、ステップS4
aと同様に、選択肢確定処理を行い、図12に示すよう
に、「レジャー」という選択肢に対応する機器別操作メ
ニュー(施設の所在地に関する機器別操作メニュー)1
0eを操作状態表示部10に表示する。
【0091】次いで、図6に示すステップS6aにて、
操作者は、ステップS3a〜ステップS4aと同様に、
図12に示す機器別操作メニュー10eから「千葉県」
という選択肢を選択し、図2に示す選択確定スイッチ2
1を押下する。これにより、操作状態判断部5は、ステ
ップS4aと同様に、選択肢確定処理を行い、図13に
示すように、「千葉県」という選択肢に対応する機器別
操作メニュー10fを操作状態表示部10に表示する。
【0092】ステップS7aにて、操作者は、ステップ
S3a〜ステップS4aと同様に、図13に示す機器別
操作メニュー10fから「東京ディズニーランド」とい
う選択肢を選択し、選択確定スイッチ21を押下する。
【0093】これにより、操作状態判断部5は、ステッ
プS4aと同様に、選択肢確定処理を行うと共に、目的
地(即ち、東京ディズニーランド)に関する情報を操作
者から与えてもらったので、東京ディズニーランド周辺
の地図情報を操作状態表示部10に表示することを要求
する旨の地図情報表示要求情報を、経路誘導装置を制御
するシステムコントローラ11a(図1参照)に出力す
ると共に、図14に示すように、機器別操作メニュー1
0gを表示する。
【0094】次いで、ステップS8aにて、システムコ
ントローラ11aは、操作状態判断部5から与えられた
地図情報表示要求情報を経路誘導装置に出力し、経路誘
導装置は、当該地図情報表示要求情報に基づいて、図1
4に示すように、東京ディズニーランド周辺の地図情報
を操作状態表示部10に表示する。
【0095】ステップS9aにて、操作者は、ステップ
S3a〜ステップS4aと同様に、図15に示すよう
に、機器別操作メニュー10gから「目的地」という選
択肢を選択し、選択確定スイッチ21を押下する。
【0096】これにより、操作状態判断部5は、ステッ
プS4aと同様に、選択肢確定処理を行うと共に、東京
ディズニーランドまでの経路探索を行うことを要求する
旨の経路探索要求情報をシステムコントローラ11aに
出力する。
【0097】次いで、ステップS10aにて、システム
コントローラ11aは、操作状態判断部5から与えられ
た経路探索要求情報を経路誘導装置に出力し、経路誘導
装置は、当該経路探索要求情報に基づいて、東京ディズ
ニーランドまでの経路探索を行い、探索結果を操作状態
表示部10に表示すると共に、音声ガイド出力部9にて
探索結果に関する音声案内を行う。
【0098】次に、操作者が音声入力操作部3のみを入
力操作に使用して、経路誘導装置に東京ディズニーラン
ドまでの経路探索を行わせる場合について、図1、図
2、図7、及び図16〜図21を用いて説明する。な
お、図16は車載機器制御装置1の処理の流れ等を示し
たフローチャートであり、図17〜図21は操作状態表
示部10に表示される画像を示したものである。
【0099】操作者が何ら操作を行っていない状態にお
いては、操作状態表示部10には、図7に示すように、
初期画面が表示される。
【0100】図16に示すステップS1bにて操作者が
図2に示す発話釦23を押下すると、図1に示す手動操
作部2が音声入力開始指示情報23aを操作状態判断部
5に出力する。
【0101】ステップS2bにて、操作状態判断部5
が、手動操作部2から与えられた音声入力開始指示情報
23aをメモリ51に保存すると共に、当該音声入力開
始指示情報23aを音声入力開始終了判断部6に出力す
る。
【0102】また、図17に示すように、初期操作メニ
ュー10bと、手動操作部2が使用可能となっているこ
とを示すアイコン10aと、音声入力操作部3が使用可
能となっていることを示すアイコン10hと、を操作状
態表示部10に表示する一方で、音声ガイド出力部9に
て、音声入力をサポートする音声情報(例えば、「必要
なコマンドをお話し下さい。」という音声情報及び「手
動入力操作及び音声入力操作が可能です。」という音声
情報)を出力する。
【0103】次いで、図1に示す音声入力開始終了判断
部6が、操作状態判断部5から与えられた音声入力開始
指示情報23aに基づいて、手動操作部2及び音声入力
操作部3をともに使用可能とすると共に、音声待ち受け
単語管理部7に、待ち受け単語を用意することを要求す
る旨の要求情報を出力する。
【0104】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、音
声入力開始終了判断部6から与えられた要求情報に基づ
いて、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語を取得
して単語リストを作成する。
【0105】ここで、必要な単語は、操作状態表示部1
0に表示された初期操作メニュー10bに含まれる選択
肢(図17を参照)の内容に基づいて決定される。した
がって、この場合、必要な単語には、「目的地設定」、
「音楽を聞く」等が含まれる。
【0106】次いで、図16に示すステップS3bに
て、操作者は、自分の意図した操作を実現するのに必要
な選択肢を選択し、当該選択肢に対応する音声情報を図
1に示す音声入力操作部3にて入力する。
【0107】本実施の形態では、経路誘導装置に東京デ
ィズニーランドまでの経路探索を行わせるので、操作者
は、図1に示す音声入力操作部3にて「目的地設定」と
いう音声情報を入力する。
【0108】音声入力操作部3にて入力された音声情報
は、A/D変換されて音声認識実行部4に出力され、音
声認識実行部4が、当該音声情報を分析して内容を認識
し、当該音声情報の内容と、音声待ち受け単語管理部7
により作成された単語リストに含まれる単語と、のマッ
チング処理を行う。
【0109】次いで、マッチング度が所定値以上の単語
がある場合には、単語選択情報を操作状態判断部5に出
力する。なお、マッチング度が所定値以上の単語がない
場合には、マッチング度が所定値以上の単語がない旨の
単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0110】本実施の形態では、マッチング度が所定値
以上の単語として、「目的地設定」という単語を選択
し、マッチング度が所定値以上の単語として「目的地設
定」という単語がある旨の単語選択情報を操作状態判断
部5に出力する。
【0111】次いで、操作状態判断部5が、当該単語選
択情報に基づいて、「目的地設定」という単語について
単語確定処理を行い、図18に示すように、「目的地設
定」という単語に対応する機器別操作メニュー10cを
操作状態表示部10に表示する。
【0112】次いで、図16に示すステップS4bに
て、図1に示す操作状態判断部5は、メモリ51に保存
されている音声入力開始指示情報23aを音声入力開始
終了判断部6に出力する。
【0113】また、図18に示すように、アイコン10
aとアイコン10hとを操作状態表示部10に表示する
一方で、音声ガイド出力部9にて、音声入力をサポート
する音声を出力する。
【0114】次いで、図1に示す音声入力開始終了判断
部6が、操作状態判断部5から与えられた音声入力開始
指示情報23aに基づいて、手動操作部2及び音声入力
操作部3をともに使用可能とすると共に、音声待ち受け
単語管理部7に、待ち受け単語を用意することを要求す
る旨の要求情報を出力する。
【0115】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、音
声入力開始終了判断部6から与えられた要求情報に基づ
いて、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語を取得
して単語リストを作成する。
【0116】ここで、必要な単語は、操作状態表示部1
0に表示された機器別操作メニュー10cに含まれる選
択肢(図18参照)の内容に基づいて決定される。した
がって、当該場合、必要な単語には、「自宅」、「施設
から選ぶ」等が含まれる。
【0117】次いで、図16に示すステップS5bに
て、操作者は、ステップS3bと同様に、図1に示す音
声入力操作部3にて「施設から選ぶ」という音声情報を
入力する。
【0118】次いで、音声認識実行部4が、ステップS
3bと同様に、音声入力操作部3にて入力された音声情
報を分析して内容を認識し、マッチング処理を行う。
【0119】次いで、マッチング度が所定値以上の単語
がある場合には、単語選択情報を操作状態判断部5に出
力する。なお、マッチング度が所定値以上の単語がない
場合には、マッチング度が所定値以上の単語がない旨の
単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0120】本実施の形態では、マッチング度が所定値
以上の単語として、「施設から選ぶ」を選択し、マッチ
ング度が所定値以上の単語として「施設から選ぶ」とい
う単語がある旨の単語選択情報を操作状態判断部5に出
力する。
【0121】次いで、操作状態判断部5が、当該単語選
択情報に基づいて、ステップS3bと同様に、図19に
示すように、「目的地設定」という単語について単語確
定処理を行う。
【0122】次いで、ステップS6bにて、操作状態判
断部5は、ステップS4bと同様に、メモリ51に保存
されている音声入力開始情報23aを音声入力開始終了
判断部6に出力する。
【0123】また、図19に示すように、アイコン10
aとアイコン10hとを図1に示す操作状態表示部10
に表示する一方で、音声ガイド出力部9にて、音声入力
をサポートする音声(例えば、「施設名をお話し下さ
い。」等の音声)を出力する。
【0124】次いで、音声入力開始終了判断部6が、操
作状態判断部5から与えられた音声入力開始指示情報2
3aに基づいて、手動操作部2及び音声入力操作部3を
ともに使用可能とすると共に、音声待ち受け単語管理部
7に、待ち受け単語を用意することを要求する旨の要求
情報を出力する。
【0125】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、音
声入力開始終了判断部6から与えられた要求情報に基づ
いて、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語として
具体的な施設名(例えば、「東京ディズニーランド」や
「海ほたる」等)を取得して単語リストを作成する。
【0126】次いで、ステップS7bにて、操作者は、
ステップS3bと同様に、図1に示す音声入力操作部3
にて「東京ディズニーランド」という内容の音声情報を
入力する。
【0127】次いで、音声認識実行部4が、ステップS
3bと同様に、音声入力操作部3にて入力された音声情
報を分析して内容を認識し、マッチング処理を行う。
【0128】次いで、マッチング度が所定値以上の単語
がある場合には、単語選択情報を操作状態判断部5に出
力する。なお、マッチング度が所定値以上の単語がない
場合には、マッチング度が所定値以上の単語がない旨の
単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0129】本実施の形態では、マッチング度が所定値
以上の単語として、「東京ディズニーランド」という単
語を選択し、マッチング度が所定値以上の単語として
「東京ディズニーランド」という単語がある旨の単語選
択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0130】次いで、操作状態判断部5が、ステップS
3bと同様に、当該単語選択情報に基づいて、単語確定
処理を行い、図20に示すように、「東京ディズニーラ
ンド」という単語が操作者により選択された旨の情報を
操作状態表示部10に表示する。
【0131】ここで、手動操作部2のみを入力操作に使
用した場合のように、施設のジャンルに関する機器別操
作メニュー10d及び施設の所在地に関する機器別操作
メニュー10e(図11及び図12参照)を操作状態表
示部10に表示することなく、操作者に目的地を特定さ
せることとしたが、これは以下の理由による。
【0132】即ち、図1に示す音声待ち受け単語管理部
7は、単語リストに多数の単語を含めることができるの
で、音声待ち受け単語格納部8に保存されている全ての
ジャンルの施設名及び全国に存在する施設名を単語リス
トに含めることができる。
【0133】したがって、機器別操作メニュー10d及
び機器別操作メニュー10eを操作状態表示部10に表
示して、操作者に施設ジャンル及び所在地の絞り込みを
行わせる必要がない。
【0134】これにより、機器別操作メニュー10d及
び機器別操作メニュー10eを操作状態表示部10に表
示することなく、操作者に目的地を特定させることとし
た。
【0135】次いで、図16に示すステップS8bに
て、図1に示す操作状態判断部5は、ステップS3bと
同様に、単語確定処理を行うと共に、東京ディズニーラ
ンド周辺の地図情報を操作状態表示部10に表示するこ
とを要求する旨の地図情報表示要求情報を、経路誘導装
置を制御するシステムコントローラ11a(図1参照)
に出力すると共に、図21に示すように、機器別操作メ
ニュー10gを表示する。
【0136】次いで、図1に示すシステムコントローラ
11aは、操作状態判断部5から与えられた地図情報表
示要求情報を経路誘導装置に出力し、経路誘導装置は、
当該地図情報表示要求情報に基づいて、図21に示すよ
うに、東京ディズニーランド周辺の地図情報を操作状態
表示部10に表示する。
【0137】次いで、図16に示すステップS9bに
て、操作状態判断部5が、ステップS4bと同様に、メ
モリ51に保存されている音声入力開始指示情報23a
を音声入力開始終了判断部6に出力する。
【0138】また、図21に示すように、アイコン10
aとアイコン10hとを操作状態表示部10に表示する
一方で、音声ガイド出力部9にて、音声入力をサポート
する音声情報(例えば、「メニューをお選び下さい。」
等の音声情報)を出力する。
【0139】次いで、図1に示す音声入力開始終了判断
部6が、操作状態判断部5から与えられた音声入力開始
指示情報23aに基づいて、手動操作部2及び音声入力
操作部3をともに使用可能とすると共に、音声待ち受け
単語管理部7に、待ち受け単語を用意することを要求す
る旨の要求情報を出力する。
【0140】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、音
声入力開始終了判断部6から与えられた要求情報に基づ
いて、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語(「目
的地設定」や「地点登録」等)を取得して単語リストを
作成する。
【0141】次いで、ステップS10bにて、操作者
は、ステップS3bと同様に、図1に示す音声入力操作
部3にて「目的地」という音声情報を入力する。
【0142】次いで、音声認識実行部4が、ステップS
3bと同様に、音声入力操作部3にて入力された音声情
報を分析して内容を認識し、マッチング処理を行う。
【0143】次いで、マッチング度が所定値以上の単語
がある場合には、単語選択情報を操作状態判断部5に出
力する。なお、マッチング度が所定値以上の単語がない
場合には、マッチング度が所定値以上の単語がない旨の
単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0144】本実施の形態では、マッチング度が所定値
以上の単語として、「目的地」を選択し、マッチング度
が所定値以上の単語として「目的地」という単語がある
旨の単語選択情報を操作状態判断部5に出力する。
【0145】次いで、操作状態判断部5が、当該単語選
択情報に基づいて、目的地(即ち東京ディズニーラン
ド)までの経路探索を行うことを要求する旨の経路探索
要求情報をシステムコントローラ11aに出力する。
【0146】次いで、ステップS11bにて、システム
コントローラ11aは、操作状態判断部5から与えられ
た経路探索要求情報を経路誘導装置に出力し、経路誘導
装置は、当該経路探索要求情報に基づいて、東京ディズ
ニーランドまでの経路探索を行い、ステップS12bに
て、探索結果を操作状態表示部10に表示すると共に、
探索結果に関する音声案内を音声ガイド出力部9にて行
う。
【0147】なお、上記ステップS3b、ステップS5
b、ステップS7b、及びステップS10bのそれぞれ
において、図1に示す操作状態判断部5が、音声認識実
行部4から与えられた単語選択情報に基づいて、マッチ
ング度が所定値以上の単語がないと判断した場合には、
音声ガイド出力部9にて、操作者に再度の音声入力を促
すガイド音声情報を出力すると共に、メモリ51に保存
されている音声入力開始指示情報23aを音声入力開始
終了判断部6に出力する。
【0148】次いで、音声入力開始終了判断部6は、当
該音声入力開始指示情報23aに基づいて、手動操作部
2及び音声入力操作部3をともに使用可能とする(ステ
ップS3b、ステップS5b、ステップS7b、及びス
テップS10bのそれぞれにおいてNO)。これによ
り、操作者は再度音声入力操作を行うことができる。
【0149】次に、操作者が手動操作部2及び音声入力
操作部3を入力操作に使用して経路誘導装置に東京ディ
ズニーランドまでの経路探索を行わせる場合について、
図1、図2、図6〜図22を用いて説明する。ここで、
図22は、入力操作に使用する操作部を変更する過程を
示したフローチャートである。
【0150】なお、以下の例においては、操作者は、図
2に示す発話釦23を押下して入力操作を開始している
が、選択確定スイッチ21を押下して操作を開始しても
良い。
【0151】まず、操作者が何ら入力操作を行っていな
い状態においては、操作状態表示部10には、図7に示
すように、初期画面が表示される。
【0152】次いで、操作者が図2に示す発話釦23を
押下すると、図1に示す操作状態判断部5は、図16に
示すステップS1b及びステップS2bと同様に、図1
7に示すように、初期操作メニュー10bと、アイコン
10aと、アイコン10hと、を操作状態表示部10に
表示する一方で、音声ガイド出力部9にて、音声入力を
サポートする音声を出力する。また、音声入力開始指示
情報23aを音声入力開始終了判断部6に出力する。
【0153】次いで、音声入力開始終了判断部6が、ス
テップS2bと同様に、操作状態判断部5から与えられ
た音声入力開始指示情報23aに基づいて、手動操作部
2及び音声入力操作部3をともに使用可能とし、音声待
ち受け単語管理部7に要求情報を出力する。
【0154】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、ス
テップS2bと同様に、音声入力開始終了判断部6から
与えられた要求情報に基づいて、単語リストを作成す
る。
【0155】これにより、操作者は、音声入力開始終了
判断部6が手動操作部2及び音声入力操作部3をともに
使用可能とした後は、音声入力操作部3を使用して入力
操作を行うことができるので、図16に示すステップS
3b〜ステップS10bと同様に、音声入力操作部3を
使用して、目的地設定を行うことができる。
【0156】ここで、操作者が、ステップS3b〜ステ
ップS10bと同様の操作を行っている途中で、図22
(a)に示すように、選択確定スイッチ21を操作する
と(ステップS1c)、以下に述べるように、途中まで
行った入力操作を図1に示す手動操作部2にて継続して
行うことができる。
【0157】即ち、操作者が、ステップS3b〜ステッ
プS10bと同様の操作を行っている途中で、図22
(a)に示すように、選択確定スイッチ21を操作する
と、図1に示す手動操作部2が手動操作開始指示情報2
1aを操作状態判断部5に出力する。
【0158】次いで、操作状態判断部5が、操作状態判
断部5による処理が開始されてから当該手動操作開始指
示情報21aを与えられるまでの間に操作状態判断部5
が行った処理の内容と、当該手動操作開始指示情報21
aと、をメモリ51に保存すると共に、当該手動操作開
始指示情報21aを音声入力開始終了判断部6に出力す
る。
【0159】また、図8〜図14に示すように、操作状
態判断部5による処理が開始されてから当該手動操作開
始指示情報21aを与えられるまでの間に操作状態判断
部5が行った処理の内容に対応する操作メニューの他、
アイコン10aのみを操作状態表示部10に表示する
(したがって、アイコン10hを表示しない)。
【0160】例えば、操作者がステップS5bと同様の
操作を行っている途中(ここでは、操作状態表示部10
には、図18に示す画像が表示されている)に、選択確
定スイッチ21を操作すると、操作状態判断部5は、図
9に示す画像を操作状態表示部10に表示する。
【0161】次いで、図22(a)に示すステップS2
cにて、図1に示す音声入力開始終了判断部6が、操作
状態判断部5から与えられた手動操作開始指示情報21
aに基づいて、手動操作部2のみを使用可能とする。
【0162】これにより、操作者は、音声入力開始終了
判断部6が手動操作部2のみを使用可能とした後は、手
動操作部2を使用して入力操作を継続して行うことがで
きるので、図6に示すステップS3a〜ステップS9a
と同様に、選択確定スイッチ21を使用して、目的地設
定を行う。
【0163】ここで、音声入力操作部3から手動操作部
2への変更は、図16におけるステップS1b〜ステッ
プS10bの間においては、いつでも可能である。
【0164】そして、操作者が、図6に示すステップS
3a〜ステップS9aと同様の操作を行っている途中
で、図22(b)に示すように、図2に示す発話釦23
を押下すると(ステップS1d)、途中まで行った入力
操作を図1に示す音声入力操作部3にて継続して行うこ
とができる。
【0165】即ち、操作者が、図6に示すステップS3
a〜ステップS9aと同様の操作を行っている途中で、
図22(b)に示すように、図2に示す発話釦23を押
下すると、手動操作部2が音声入力開始指示情報23a
を操作状態判断部5に出力する。
【0166】次いで、操作状態判断部5が、操作状態判
断部5による処理が開始されてから当該音声入力開始指
示情報23aを与えられるまでの間に操作状態判断部5
が行った処理の内容と、当該音声入力開始指示情報23
aと、をメモリ51に保存すると共に、当該音声入力開
始指示情報23aを音声入力開始終了判断部6に出力す
る。また、図17〜図19及び図21に示すように、操
作状態判断部5による処理が開始されてから当該音声入
力開始指示情報23aを与えられるまでの間に操作状態
判断部5が行った処理の内容に対応する操作メニュー
と、アイコン10aと、アイコン10hと、を操作状態
表示部10に表示すると共に、音声ガイド出力部9に
て、音声入力をサポートする音声を出力する。
【0167】例えば、操作者が図6に示すステップS5
aと同様の操作を行っている途中(ここでは、操作状態
表示部10には、図9に示す画像が表示されている)
に、発話釦23を押下すると、操作状態判断部5は、図
18に示す画像を操作状態表示部10に表示する。
【0168】次いで、図22(b)に示すステップS2
dにて、図1に示す音声入力開始終了判断部6が、操作
状態判断部5から与えられた音声入力開始指示情報23
aに基づいて、手動操作部2及び音声入力操作部3をと
もに使用可能とすると共に、音声待ち受け単語管理部7
に、待ち受け単語を用意することを要求する旨の要求情
報を出力する。
【0169】次いで、音声待ち受け単語管理部7が、音
声入力開始終了判断部6から与えられた要求情報に基づ
いて、音声待ち受け単語格納部8から必要な単語を取得
して単語リストを作成する。
【0170】これにより、操作者は、音声入力開始終了
判断部6が手動操作部2及び音声入力操作部3をともに
使用可能とした後は、音声入力操作部3を使用して入力
操作を継続して行うことができるので、図16に示すス
テップS3b〜ステップS10bと同様に、音声入力操
作部3を使用して、目的地設定を行う。
【0171】ここで、操作状態表示部10に図11に示
す情報が表示されている状態(即ち、操作者が「施設か
ら選ぶ」という選択肢について確定操作を行った直後の
状態)において、操作者が発話釦23を押下した場合に
は、単語リストには、音声待ち受け単語格納部8に保存
されている全ての施設名を含める。
【0172】また、操作状態表示部10に図12に示す
情報が表示されている状態(即ち、操作者が「レジャ
ー」という選択肢について確定操作を行った直後の状
態)において、操作者が発話釦23を押下した場合に
は、単語リストには、音声待ち受け単語格納部8に保存
されている全国のレジャー施設名を含める。
【0173】また、操作状態表示部10に図13に示す
情報が表示されている状態(即ち、操作者が「千葉県」
という選択肢について確定操作を行った直後の状態)に
おいて、操作者が発話釦23を押下した場合には、単語
リストには、音声待ち受け単語格納部8に保存されてい
る千葉県のレジャー施設名を含める。
【0174】このように、操作者が発話釦23を押下し
たタイミングに応じて最適な単語リストを作成する。
【0175】ここで、手動操作部2から音声入力操作部
3への変更は、図6におけるステップS1a〜ステップ
S9aの間においては、いつでも可能である。
【0176】以上により、本実施の形態では、操作者が
手動操作部2にて入力操作を行っている際に発話釦23
を押下すると、図4に示すように、操作状態判断部5及
び音声入力開始終了判断部6が、音声入力操作部3を、
手動操作部2にて行われている入力操作の継続に使用可
能な状態にする。
【0177】また、操作者が音声入力操作部3にて入力
操作を行っている際には、図5に示すように、操作状態
判断部5及び音声入力開始終了判断部6が、手動操作部
2を、音声入力操作部3にて行われている入力操作の継
続に使用可能な状態にする。
【0178】したがって、操作者は、手動操作部2及び
音声入力操作部3を自由に選択しながら入力操作を継続
して行うことができる。
【0179】また、図8〜図15及び図17〜図21に
示すように、操作者が手動操作部2を使用して入力操作
を行う場合に操作状態表示部10に表示する初期操作メ
ニュー及び機器別操作メニューと、操作者が音声入力操
作部3を使用して入力操作を行う場合に操作状態表示部
10に表示する初期操作メニュー及び機器別操作メニュ
ーと、を同一にしたので、入力操作に使用する操作部を
変更した後に操作メニューが変更されることがない。
【0180】したがって、操作者は、操作部を変更した
後もスムーズに入力操作を継続することができる。
【0181】また、現在使用可能な操作部の種類を操作
状態表示部10に表示すると共に、現在使用可能な操作
部の種類に関する音声情報を音声ガイド出力部9にて出
力するので、操作者は、現在使用可能な操作部の種類を
容易に確認することができる。
【0182】また、図2に示すように、手動操作部2及
び音声入力操作部3が車両100のステアリングホイー
ル101またはステアリングホイール101の近傍に配
設されているので、操作者が車両100の運転手である
場合に、操作者は容易に手動操作部2及び音声入力操作
部3を使用した入力操作を行うことができる。
【0183】また、操作状態判断部5及び音声入力開始
終了判断部6は、手動操作部2及び音声入力操作部3を
ともに使用可能な状態にしている場合に、選択確定スイ
ッチ21にて入力操作が行われた場合には、手動操作部
2のみを使用可能とする。
【0184】したがって、手動操作部2を使用した入力
操作を開始した後には、音声入力操作部3を使用した入
力操作を不可能にするので、操作が意図しない騒音等に
より誤った入力操作が行われることを防止することがで
きる。
【0185】なお、本実施の形態では、車載機器制御装
置1に操作部として手動操作部2及び音声入力操作部3
を備えさせることとしたが、他の操作部(例えば、タッ
チパネル等)をさらに備えさせても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載機器制御装置の構成を示したブロック図で
ある。
【図2】手動操作部の構成を示した正面図である。
【図3】手動操作部及び音声入力操作部の使用可能時間
を示したタイムチャートである。
【図4】手動操作部及び音声入力操作部の使用可能時間
を示したタイムチャートである。
【図5】手動操作部及び音声入力操作部の使用可能時間
を示したタイムチャートである。
【図6】車載機器制御装置による処理の流れを示したフ
ローチャートである。
【図7】操作状態表示部に表示される画像を示した正面
図である。
【図8】操作状態表示部に表示される画像を示した正面
図である。
【図9】操作状態表示部に表示される画像を示した正面
図である。
【図10】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図11】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図12】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図13】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図14】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図15】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図16】車載機器制御装置による処理の流れを示した
フローチャートである。
【図17】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図18】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図19】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図20】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図21】操作状態表示部に表示される画像を示した正
面図である。
【図22】入力操作に使用する操作部を変更する様子を
示したフローチャートである。 (a) 入力操作に使用する操作部を音声入力操作部か
ら手動操作部に変更する様子を示したフローチャートで
ある。 (b) 入力操作に使用する操作部を手動操作部から音
声入力操作部に変更する様子を示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 車載機器制御装置 2 手動操作部(手動操作手段) 3 音声入力操作部(音声入力操作手段) 5 操作状態判断部 6 音声入力開始終了判断部(設定手段) 9 音声ガイド出力部(報知手段) 10 操作状態表示部(報知手段) 10a アイコン 10b 初期操作メニュー 10c 機器別操作メニュー 10d 機器別操作メニュー 10e 機器別操作メニュー 10f 機器別操作メニュー 10g 機器別操作メニュー 10h アイコン 11 システムコントローラ 21 選択確定スイッチ(手動操作起動手段) 23 発話釦(音声入力操作起動手段) 100 車両 101 ステアリングホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 601 G06F 3/00 601 3/16 340 3/16 340M G10L 15/00 H01H 25/04 C 15/24 25/06 A 15/28 G10L 3/00 551J // H01H 25/04 571G 25/06 571K 571H (72)発明者 伊藤 敏行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB13 5D015 KK01 LL07 LL10 5E501 AA22 AC37 BA05 CA02 CB03 CB15 EA01 EA21 FA43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、操作者による入力操作
    が可能な複数の操作手段を備えた車載機器制御装置にお
    いて、 操作者が一の操作手段を使用して入力操作を行っている
    際に、他の操作手段を、前記一の操作手段にて行ってい
    る入力操作の継続に使用可能な状態にする設定手段を備
    えていることを特徴とする車載機器制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載機器制御装置におい
    て、 前記操作手段を使用して行われる入力操作を支援する操
    作支援情報を表示する表示手段を備え、 前記一の操作手段を使用して行われる入力操作を支援す
    る操作支援情報と、前記他の操作手段を使用して行われ
    る入力操作を支援する操作支援情報と、は同一であるこ
    とを特徴とする車載機器制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車載機器制御装置
    において、 前記複数の操作手段は、操作者による手動入力操作が可
    能な手動操作手段と、操作者による音声入力操作が可能
    な音声入力操作手段と、を含み、 前記設定手段は、操作者による操作により前記手動操作
    手段のみを使用可能とする手動操作起動手段と、操作者
    による操作により前記手動操作手段及び前記音声入力操
    作手段をともに使用可能とする音声入力操作起動手段
    と、を備えていることを特徴とする車載機器制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車載機器制御装置におい
    て、 前記手動操作手段及び前記音声入力操作手段が、前記車
    両のステアリングホイールの近傍に配設されていること
    を特徴とする車載機器制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の車載機器制御装置
    において、 前記設定手段は、前記音声入力操作起動手段が選択され
    ている際に、操作者が前記手動操作手段を使用した入力
    操作を行った場合には、前記手動操作手段のみを使用可
    能とすることを特徴とする車載機器制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載の車載
    機器制御装置において、 操作者が前記複数の操作手段の何れかを使用して入力操
    作を行っている際に、現在使用可能な操作手段を報知す
    る報知手段を備えていることを特徴とする車載機器制御
    装置。
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