JP2003291649A - ウェザストリップ - Google Patents

ウェザストリップ

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JP2003291649A
JP2003291649A JP2002099559A JP2002099559A JP2003291649A JP 2003291649 A JP2003291649 A JP 2003291649A JP 2002099559 A JP2002099559 A JP 2002099559A JP 2002099559 A JP2002099559 A JP 2002099559A JP 2003291649 A JP2003291649 A JP 2003291649A
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JP
Japan
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vehicle
lip
weather strip
roof
windshield
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002099559A
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English (en)
Inventor
Norihiro Koeda
法弘 小枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車両の減速時や車両の停止時に、車両の
ルーフ上からフロントガラスの表面上へ雨水が流れ落ち
ることを防止すると共に、走行車両の空気抵抗が増大す
ることを抑制するウェザストリップを提供する。 【解決手段】 キャブ10の前方窓枠開口縁12にフロ
ントガラス13を保持するウェザストリップ14が取り
付けられ、ウェザストリップ14の第1リップ15の端
部がルーフ11の外面に当接していると共に、第1リッ
プ15より車両前方側で上方へ突出する第2リップ16
がウェザストリップ14に一体成形され、第2リップ1
6の根元部分に薄肉の脆弱部17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両の減速時
や車両の停止時に、車両のルーフ上からフロントガラス
の表面上へ雨水が流れ落ちることを防止するウェザスト
リップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両においては、図5に例示され
ているように、車両の前方窓枠開口縁部1にフロントガ
ラス2を保持するウェザストリップ3が取り付けられ、
ウェザストリップ3には窓枠開口縁部1の上部、すなわ
ち、ルーフ4の外面に端部が当接する当接する第1リッ
プ5と、第1リップ5より車両前方側で上方へ突出する
第2リップ6とがそれぞれ車幅方向に一体成形されてい
て、車両の走行中における減速時や車両の停止時に、ル
ーフ4上からフロントガラス2の表面上へ流れ落ちよう
とする雨水を第2リップ6が受け止めて、フロントガラ
ス2の表面が上記雨水によって濡らされないようにして
いる。
【0003】しかしながら、フロントガラス2を保持す
るウェザストリップ3は一般にかなりの硬質であるた
め、車両の中速走行時及び高速走行時には、矢印Aで示
されているように、ウェザストリップ3の第2リップ6
により走行風は上方へ導かれて、ルーフ4から剥離した
流れとなる結果、走行風による車両の走行抵抗が大幅に
増加して燃費を著しく悪化させるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、走行車両の
減速時や車両の停止時に、車両のルーフ上からフロント
ガラスの表面上へ雨水が流れ落ちることを防止すると共
に、走行風による車両の走行抵抗が増大することを抑制
するウェザストリップを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るウェザストリップは、車両の前方窓枠開口縁部に取り
付けられてフロントガラスを保持し、上記窓枠開口縁部
の上部外面に端部が当接する第1リップと、上記第1リ
ップより車両前方側で略上方へ突出する第2リップとを
そなえて、上記第2リップが上記車両の走行中に走行風
を受けて上記車両のルーフ面に沿う方向へ弾力的に屈曲
するように構成されている。
【0006】従って、ウェザストリップは、走行車両の
減速時や車両の停止時に車両のルーフ上からフロントガ
ラスの表面上へ雨水が流れ落ちることは第2リップによ
り防止することができる一方、第2リップは走行風を受
けて車両のルーフ面に沿う方向へ弾力的に屈曲し、走行
風がルーフ面から剥離することを抑制できるため、走行
風による車両の走行抵抗が第2リップにより増大するこ
とを効果的に抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例につ
いて、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。
【0008】図1において、キャブオーバー車のキャブ
10におけるルーフ11からフロントピラーにわたって
形成されたキャブ10の前方窓枠開口縁部12に、フロ
ントガラス13を保持するウェザストリップ14が取り
付けられ、ウェザストリップ14の車幅方向に延びる第
1リップ15の端部が窓枠開口縁部12の上部、すなわ
ち、ルーフ11の外面に当接している。
【0009】また、ウェザストリップ14には、第1リ
ップ15より車両前方側で略上方へ突出する第2リップ
16が車幅方向に一体成形され、第2リップ16の根元
部分に薄肉の脆弱部17が設けられている。
【0010】この場合、フロントガラス13を保持する
ウェザストリップ14は一般にかなりの硬質であるた
め、ウェザストリップ14の第2リップ16に対する走
行風の付勢力が比較的弱い車両の低速走行時には、第2
リップ16は風圧によりほとんどたわむことなく、第1
リップ15より車両前方側で上方へ突出した形状がほぼ
保たれているので、車両の減速時や車両の停止時に車両
のルーフ11上からフロントガラス13の表面上へ雨水
が流れ落ちることは第2リップ16により防止すること
ができる。
【0011】他方、第2リップ16に対する走行風の付
勢力が比較的強い車両の中速走行時及び高速走行時に
は、図2に例示されているように、風圧により第2リッ
プ16がルーフ11の外表面に沿う方向に脆弱部17か
ら車両後方へ弾力的に屈曲し、あるいは、倒れるため、
矢印Bの走行風はルーフ11の外表面に沿って車両後方
へ流れ、ルーフ11の外表面と剥離しにくくなってい
る。
【0012】従って、車速の増大に伴って急増する車両
への走行風の抵抗(走行抵抗)は、図3に例示されてい
るように、ウェザストリップ14に第2リップ16が全
く設けられていない場合の曲線Xと、前記従来装置の場
合の曲線Yとに対して曲線Zのように変化し、低速走行
時には前2者の場合のいずれとも余り差が生じないが、
中速走行時である約40km/h以上の車速で曲線Yの
場合よりも格段に減少して、曲線Xの場合とほぼ等しく
なるので、走行抵抗の低減により燃費の悪化を確実に抑
制できる大きな長所がある。
【0013】しかも、ウェザストリップ14に第2リッ
プ16が一体成形されているので、第2リップ16の根
元部分に薄肉の脆弱部17が設けられていても、その構
造が非常に簡単であると同時に、部品点数の増加もない
ため、ウェザストリップ14を採用してもコスト上昇を
容易に押さえることができ、かつ、既存車両にもウェザ
ストリップ14を容易に適用できる利点がある。
【0014】なお、図4に示されているように、ウェザ
ストリップ14における第2リップ16の先端部の縦断
面外形が略円弧を形成するようにし、車両の中速走行時
及び高速走行時に走行風を受けて、第2リップ16が脆
弱部17により車両後方へ弾力的に屈曲し、あるいは、
倒れて、上記実施形態例の場合以上に走行風がルーフ1
1の外表面に沿って車両後方へ流れやすくなるように
し、または、上記各実施形態例における脆弱部17の形
成に代えて、ウェザストリップ14の本体よりも弾力性
に富む材質の第2リップ16をウェザストリップ14の
本体と一体成形し、もしくは、ウェザストリップ14の
本体へ接着するようにして、車両の中速走行時及び高速
走行時には、走行風を受けたこの第2リップ16がルー
フ11の外表面に沿う方向に車両後方へ弾力的に屈曲
し、あるいは、倒れるようにしても、それぞれ上記実施
形態例と同様の作用効果を奏することができるものであ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかるウェザストリップにおい
ては、走行車両の減速時や車両の停止時に車両のルーフ
上からフロントガラスの表面上へ雨水が流れ落ちること
は第2リップにより防止することができる一方、第2リ
ップが走行風を受けて車両のルーフ面に沿う方向へ弾力
的に屈曲し、走行風がルーフ面から剥離することを抑制
できるため、走行風による車両の走行抵抗が第2リップ
により増大することを抑制して、車両の燃費を確実に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部縦断面拡大
図。
【図2】上記実施形態例の作用説明図。
【図3】上記実施形態例の作用説明図。
【図4】本発明の他の実施形態例における要部縦断面拡
大図。
【図5】従来装置の要部縦断面拡大図。
【符号の説明】
10 キャブ 11 ルーフ 12 窓枠開口縁部 13 フロントガラス 14 ウェザストリップ 15 第1リップ 16 第2リップ 17 脆弱部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前方窓枠開口縁部に取り付けられ
    てフロントガラスを保持し、上記窓枠開口縁部の上部外
    面に端部が当接する第1リップと、上記第1リップより
    車両前方側で略上方へ突出する第2リップとをそなえ
    て、上記第2リップが上記車両の走行中に走行風を受け
    て上記車両のルーフ面に沿う方向へ弾力的に屈曲するよ
    うに構成されたウェザストリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2リップの根
    元部分に脆弱部が設けられたウェザストリップ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記第2リップの先
    端部における縦断面の外形が略円弧を形成しているウェ
    ザストリップ。
JP2002099559A 2002-04-02 2002-04-02 ウェザストリップ Pending JP2003291649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106494197A (zh) * 2015-09-07 2017-03-15 十堰正和车身有限公司 汽车前挡风玻璃导流密封条

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