JP2003290141A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JP2003290141A JP2002098717A JP2002098717A JP2003290141A JP 2003290141 A JP2003290141 A JP 2003290141A JP 2002098717 A JP2002098717 A JP 2002098717A JP 2002098717 A JP2002098717 A JP 2002098717A JP 2003290141 A JP2003290141 A JP 2003290141A
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movable
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Hideto Kurosawa
秀人 黒澤
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0661Endoscope light sources
    • A61B1/0669Endoscope light sources at proximal end of an endoscope

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ交換作業を速やかにかつ効率的に行い
得るように構成された内視鏡用光源装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡用光源装置は、ハウジング10
と、このハウジング内に収容される光源ランプ18とを
具備し、ハウジングにはランプ交換用窓部14が形成さ
れる。光源ランプがハウジングに対してランプ点灯位置
とランプ交換位置との間で移動自在とされた可動ランプ
搭載台上に搭載される。可動ランプ搭載台をランプ点灯
位置に位置決めすることにより、光源ランプは内視鏡ス
コープに照明光を導くための光ガイドケーブルと光結合
させられ、可動ランプ搭載台をランプ点灯位置からラン
プ交換位置まで移動させることにより、光源ランプはハ
ウジングからランプ交換用窓部を通して該ハウジングの
外部に引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡用光源装置に
関し、一層詳しくは少なくとも2つの光源ランプを備
え、一方の光源ランプが切れたとき他方の光源ランプに
切り替えられるように構成された内視鏡用光源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、光ファイバスコープを通
して内視鏡像を観察する内視鏡または電子スコープを用
いて内視鏡像をTVモニタで再現表示する電子内視鏡の
いずれにおいても、内視鏡像の観察のためには光源装置
または光源装置に画像信号処理ユニットを組み込んだ電
子内視鏡用プロセッサが必要とされる。要するに、光フ
ァイバスコープや電子スコープを人体内に挿入して内視
鏡像を観察し得るようにするためには人体内部を照明し
なければならないからである。
【0003】従って、光ファイバスコープや電子スコー
プ内には照明用光ガイドケーブルが挿通させられ、その
照明用光ガイドケーブルの近位端は光源装置に光学的に
接続され、その遠位端は光ファイバスコープや電子スコ
ープの遠位端面に設けた照明用光学系に光学的に接続さ
れる。かくして、光源装置から照明用光ガイドケーブル
を通して導かれた照明光は光ファイバスコープや電子ス
コープの遠位端面から照射され、これにより内視鏡像の
観察が可能となる。
【0004】内視鏡用光源装置に用いられる光源ランプ
としては、ハロゲンランプやキセノンランプ等の白色ラ
ンプが用いられ、内視鏡像の観察中に光源ランプが切れ
たときには、もちろん内視鏡像の観察は不能となり、こ
のとき内視鏡或いは電子内視鏡による診断は中断されな
ければならない。このような診断の中断は患者に負担を
掛けるだけでなく診断効率も落ちるので、でき得る限り
避けられるべきである。特に、キセノンランプに比べて
安価なハロゲンランプの点灯寿命は非常に短く、このた
め光源ランプとしてハロゲンランプを使用する場合は特
に問題となる。
【0005】そこで、例えば、実開平7-27012号に開示
されているように、内視鏡用光源装置に2つの光源ラン
プを設け、一方の光源ランプが切れたとき、他方光源ラ
ンプに直ちに切り替え得るようにすることが既に提案さ
れている。このような内視鏡用光源装置においては、2
つの光源ランプが第1の位置と第2の位置との間で転動
自在となったターンテーブル上に設置され、ターンテー
ブルが第1の位置から第2の位置に転動させられると、
2つの光源ランプの他方が照明用光ガイドケーブルに光
学的に接続されて点灯されるようになっている。このよ
うな内視鏡用光源装置を用いれば、一方の光源ランプが
切れても、内視鏡或いは電子内視鏡による診断を実質的
に中断することなく続行することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡用光
源装置内に光源ランプが1つ設けられている場合でも切
り替え可能な2つ以上の光源ランプが設けられている場
合でも、切れた光源ランプは新たなものと交換すること
が必要である。このような光源ランプの交換について
は、例えば、内視鏡用光源装置のハウジングの一部にラ
ンプ交換用窓部を形成し、そのランプ交換用窓部を通し
てランプ交換を行うことも考えられるが、しかしランプ
交換用窓部から光源ランプにアクセスしてランプ交換を
行う作業が面倒であることは容易に理解し得る。特に、
内視鏡用光源装置内に切り替え可能な2つ以上の光源ラ
ンプが設けられている場合には、比較的狭いスペースに
設置されたランプ切替機構に複数の光源ランプが近接し
て配置されてるためにランプ交換作業は一層面倒なもの
となる。
【0007】一方、ランプ交換が容易に行い得るように
内視鏡用光源装置のハウジングをその基台から取り外せ
るようにすることも考えられるが、その場合にはランプ
交換の度にハウジングの着脱が行われなければならず、
そのハウジングの着脱作業自体が面倒な作業となる。
【0008】従って、本発明の目的は、ランプ交換作業
を速やかにかつ効率的に行い得るように構成された内視
鏡用光源装置を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、少なくとも2つの光
源ランプを備え、一方の光源ランプが切れたとき他方の
光源ランプに切り替えられるように構成された内視鏡用
光源装置であって、いずれの光源ランプの交換作業も速
やかにかつ効率的に行い得るように構成された内視鏡用
光源装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
れば、内視鏡用光源装置は、ハウジングと、このハウジ
ング内に収容される光源ランプとを具備し、該ハウジン
グにはランプ交換用窓部が形成される。光源ランプはハ
ウジングに対してランプ点灯位置とランプ交換位置の間
で移動自在とされた可動ランプ搭載台上に搭載され、可
動ランプ搭載台をランプ点灯位置に位置決めすることに
より、光源ランプが内視鏡スコープに照明光を導くため
の光ガイドケーブルと光結合させられる。可動ランプ搭
載台がランプ点灯位置からランプ交換位置まで移動させ
ることにより、光源ランプがハウジングの内部からその
ランプ交換用窓部を通して該ハウジングの外部に引き出
される。
【0011】本発明の第1の局面による好適な実施形態
では、可動ランプ搭載台をそのランプ点灯位置で解放自
在に固定するための固定手段が設けられる。
【0012】本発明の第2の局面によれば、内視鏡用光
源装置は、ハウジングと、このハウジング内に収容され
る少なくとも2つの光源ランプとを具備して成り、該ハ
ウジングにはランプ交換用窓部が形成される。2つの光
源ランプが可動ランプ搭載手段上に搭載され、この可動
ランプ搭載手段はハウジングに対して第1及び第2のラ
ンプ切替位置の間で移動自在となった第1の可動ランプ
搭載台と、2つの光源ランプを直接搭載し、かつ第1の
可動ランプ搭載台に対してランプ点灯位置とランプ交換
位置との間で移動自在となるように該第1の可動ランプ
搭載台上に設けられた第2の可動ランプ搭載台とから成
る。第2の可動ランプ搭載台が第1の可動ランプ搭載台
に対してランプ点灯位置に位置決めされているとき、第
1の可動ランプ搭載台をハウジングに対して第1のラン
プ切替位置に位置決めすることにより、2つの光源ラン
プの一方が内視鏡スコープに照明光を導くための光ガイ
ドケーブルと光結合させられ、また第1の可動ランプ搭
載台をハウジングに対して第2のランプ切替位置に位置
決めすることにより、2つの光源ランプの他方が該光ガ
イドケーブルと光結合させられる。第1の可動ランプ搭
載台がハウジングに対して第1及び第2のランプ切替位
置のいずれか一方に位置決めされているとき、第2の可
動ランプ搭載台を第1の可動ランプ搭載台に対してラン
プ点灯位置からランプ交換位置に移動させることによ
り、2つの光源ランプがハウジングからランプ交換用窓
部を通して該ハウジングの外部に引き出される。
【0013】本発明の第2の局面による好適な実施形態
においては、第1の可動ランプ搭載台に対して第2の可
動ランプ搭載台をそのランプ点灯位置で解放自在に固定
するための固定手段が設けられる。
【0014】また、本発明の第2の局面による好適な実
施形態では、2つの光源ランプの点灯及び消灯を制御す
るスイッチ手段が設けられ、このスイッチ手段により、
第1の可動ランプ搭載台が第1のランプ切替位置に位置
決めされたとき、2つの光源ランプの一方が点灯され、
第1の可動ランプ搭載台が第2のランプ切替位置に位置
決めされたとき、2つの光源ランプの他方が点灯される
ようにされる。
【0015】更に、本発明の第2の局面による好適な実
施形態では、第1の可動ランプ搭載台を第1及び第2の
ランプ切替位置との間で移動させるために該第1の可動
ランプ搭載台から手動操作ハンドルがハウジングの開口
部を通ってその外部に延ばされる。
【0016】手動操作ハンドルよって第1の可動ランプ
搭載台を第1及び第2のランプ切替位置の間で移動させ
られる場合には、好ましくは、第1の可動ランプ搭載台
の移動中に第1及び第2のランプ切替位置に対する該第
1の可動ランプ搭載台の位置決めを保証するための位置
決め手段が設けられる。このような位置決め保証手段に
ついては、好ましくは、第1及び第2のランプ切替位置
に対する第1の可動ランプ搭載台の位置決め時に所定の
節度感を操作者に与えるように構成される。
【0017】本発明による内視鏡用光源装置については
電子内視鏡用プロセッサとして構成することもできる。
即ち、本発明による内視鏡用光源装置には電子スコープ
から得られる画像信号を処理してビデオ信号を生成する
画像信号処理ユニットが組み込まれ得る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明による内視鏡用光源
装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0019】先ず、図1ないし図7を参照して、本発明
による内視鏡用光源装置の第1の実施形態について説明
する。
【0020】内視鏡用光源装置は方形を成すハウジング
10を具備し、図1及び図2に示すように、ハウジング
10の底部の四隅には硬質ゴムから成る設置パッド12
が装着される。ハウジング10の側壁にはランプ交換用
窓部14が形成され、このランプ交換用窓部14は通常
は図1に示すように開閉蓋16で閉鎖され、ランプ交換
時には開閉蓋16は図2に示すように取り外されてハウ
ジング10の内部にアクセスできるようになっている。
【0021】図3を参照すると、内視鏡用光源装置は図
2のIII-III線に沿ってハウジング10を切断した断面
図として図示される。図2及び図3から明らかなよう
に、ハウジング10内には光源ランプとして例えばハロ
ゲンランプ或いはキセノンランプ等の白色ランプ18が
設けられ、この白色ランプ18は可動ランプ搭載台20
上に適宜搭載される。第1の実施形態では、可動ランプ
搭載台20はハウジング10の底部内側壁面22上に固
定された固定基台24上に配置される。
【0022】なお、図3には図示されないけれども、ハ
ウジング10内には白色ランプ18を点灯させるために
電源ユニット等が設けられ、この電源ユニットは商用電
源から給電されるようになっている。
【0023】固定基台24は略矩形状横断面を持つ比較
的肉厚のブロック部材として形成される。即ち、固定基
台24には比較的肉厚のブロック部材の一隅を切除した
ような形態が与えられ、図2及び図3では、その切除壁
面が参照符号26で示されている。一方、可動ランプ搭
載台20は図3に示すような形態の薄板状部材として形
成され、可動ランプ搭載台20はその一隅で固定基台2
4にピボット軸28によって枢着される。即ち、可動ラ
ンプ搭載台20は固定基台24上でピボット軸28の回
りで回動自在とされる。
【0024】図3及び図4から明らかなように、可動ラ
ンプ搭載台20からは舌状片30が延び、その先端部は
下方に折り曲げられる。可動ランプ搭載台20が図3に
示すランプ点灯位置(即ち、白色ランプ18がハウジン
グ10内に収容されて点灯される位置)に置かれている
とき、舌状片30の先端部即ち下方折曲げ部は固定基台
24の切除壁面26に対して衝合状態となっている。舌
状片30の下方折曲げ部には止めねじ32を挿通させる
挿通孔が形成され、該止めねじ32は固定基台24の切
除壁面26に形成されたねじ孔に螺着されて締め付けら
れ、これにより可動ランプ搭載台20は固定基台24に
対して図3に示すランプ点灯位置に固定させられる。
【0025】図4に最もよく図示するように、止めねじ
32には比較的大きな径のヘッド部が与えられ、止めね
じ32を螺着させて締め付ける操作並びに止めねじを緩
めて取り外す操作については指による操作で行い得るよ
うになっている。このような指操作が確実にかつ容易に
行い得るように、止めねじ32のヘッド部の周囲には好
ましくは図4に示すようにセレーション加工が施され
る。要するに、止めねじ32は可動ランプ搭載台20を
図3に示すランプ点灯位置に解放自在に固定するための
固定手段として機能する。
【0026】白色ランプ18を可動ランプ搭載台20上
に搭載するために、該可動ランプ搭載台20上にランプ
取付枠34が固定され、このランプ取付枠34には図5
及び図6に示すようなランプ装着具36が組み込まれ
る。ランプ装着具36は、白色ランプ18の前面フラン
ジと適宜係合し得るようになった環状体38と、この環
状体38の適当な箇所から延出したピアノ線40と、該
環状体38の適当な箇所に固着されたフック42とから
成る。なお、ピアノ線40の先端には操作摘まみ44が
取り付けられる。
【0027】図5及び図6から明らかなように、ランプ
装着具36に白色ランプ18を装着するためには、先
ず、白色ランプ18の前面フランジが環状体38に係合
させられ、次いでピアノ線40が該前面フランジの裏側
に沿うように弾性変形させられた後にフック42に係止
させられると、ピアノ線40と反対側の前面フランジの
裏側が環状体38に押し付けられて係合させられ、ラン
プ装着具36に対する白色ランプ18の装着が完了す
る。勿論、ピアノ線40の弾性変形及びフック42への
ピアノ線40の係止については、操作者がピアノ線40
の操作摘まみを手動操作することにより行われる。
【0028】図5及び図6に示すように、白色ランプ1
8の後方端部からは一対の電極プラグ46が突出させら
れ、この一対の電極プラグ46には給電ソケット(図示
されない)が着脱自在に差し込まれるようになってお
り、給電ソケットは上述した電源ユニットから延びた給
電コードの先端に接続される。なお、ハウジング10の
外部壁面の適当な箇所にはランプ電源スイッチが設けら
れ、この電源スイッチのオン及びオフの操作により、電
源ユニットから給電ソケットを介する白色ランプ18へ
の給電のオン及びオフの制御、すなわち、白色ランプ1
8の点灯及び消灯が制御される。
【0029】図3に最もよく図示するように、ハウジン
グ10の壁面には照明用光ガイドケーブル48を接続さ
せるためのコネクタ50が取り付けられる。詳述する
と、照明用光ガイドケーブル48は、光ファイバ束と、
この光ファイバ束を包むケーブル外皮とから構成され、
その近位端側には光ガイドロッド52が光学的に結合さ
せられ、この光ガイドロッド52がコネクタ50に差し
込まれて接続されるようになっている。
【0030】一方、白色ランプ18の内部には凹面反射
鏡が組み込まれ、図3では、該凹面反射鏡の光軸が参照
符号Oで示される。可動ランプ搭載台20が図3に示す
ランプ点灯位置に置かれているとき、白色ランプ18の
凹面反射鏡の光軸Oはコネクタ50の中心軸線に一致さ
せられ、このため光ガイドロッド52がコネクタ50に
差し込まれて接続されると、該光ガイドロッド52の光
軸は白色ランプ18の凹面反射鏡の光軸Oに一致させら
れる。また、白色ランプ18の光射出面は集光レンズと
して構成され、その光軸は凹面反射鏡の光軸Oと一致さ
せられ、光ガイドロッド52がコネクタ50に接続され
たとき、該光ガイドロッド50の先端位置は該集光レン
ズの焦点位置とされる。かくして、白色ランプ18から
射出される照明光は効率的に光ガイドロッド52の端面
に集光させられて入射させられる。
【0031】図3に示すように、白色ランプ18と光ガ
イドロッド50の端面との間には絞り板54が配置さ
れ、この絞り板54は適当なアクチュエータ56によっ
て作動させられる。即ち、アクチュエータ56の作動に
より、絞り板54の照明光束に対する絞り径が調整さ
れ、これにより白色ランプ18から光ガイドロッド50
に入射されるべき照明光量の調節が行われる。なお、ア
クチュエータ56の作動はハウジング10内の設けられ
た制御回路基板によって適宜制御される。
【0032】以上で述べた内視鏡用光源装置での白色ラ
ンプ18のランプ交換について以下に説明する。
【0033】先ず、ランプ交換作業を安全に行うため
に、ランプ電源スイッチがオフとされる。次いで、開閉
蓋16をハウジング10から取り外して、ランプ交換用
窓部14から可動ランプ搭載台20にアクセスできるよ
うにする。続いて、止めねじ32を指操作で緩めてねじ
孔から外し、止めねじ32のヘッド部等を持って可動ラ
ンプ搭載台20をピボット軸28の回りで手前側に回動
させると、可動ランプ搭載台20は図3に示すランプ点
灯位置から図7に示すランプ交換位置まで移動させられ
る。図7から明らかなように、ランプ交換位置では、白
色ランプ18は可動ランプ搭載台20と共にランプ交換
用窓部14からハウジング10の外部に引き出される。
【0034】このように白色ランプ18をハウジング1
0の外部に引き出すことにより、白色ランプ18の交換
はきわめて容易に行うことができる。白色ランプ18の
交換後、上述の手順を逆に行うことにより、可動ランプ
搭載台20はランプ点灯位置に戻され、これにより新た
な白色ランプ18の使用が可能となる。
【0035】次に、図8ないし図16を参照して、本発
明による内視鏡用光源装置の第2の実施形態について説
明する。なお、図8ないし図16では、第1の実施形態
の構成要素と同様な構成要素については同じ参照符号が
使用される。
【0036】第1の実施形態の場合と同様に、第2の実
施形態でも、内視鏡用光源装置は方形を成すハウジング
10を具備し、このハウジング10の底部の四隅にも硬
質ゴムから成る設置パッド12が装着される。また、第
2の実施形態でも、ハウジング10の側壁にはランプ交
換用窓部14が形成され、このランプ交換用窓部14は
通常は図8に示すように開閉蓋16で閉鎖され、ランプ
交換時には開閉蓋16は図9に示すように取り外されて
ハウジング10の内部にアクセスできるようになってい
る。
【0037】図10を参照すると、内視鏡用光源装置は
図9のX-X線に沿ってハウジング10を切断した断面図
として図示される。図9及び図10から明らかなよう
に、第2の実施形態では、ハウジング10内には2つの
光源ランプ18A及び18Bが設けられ、これら光源ラ
ンプ18A及び18Bとしては、第1の実施形態の場合
と同様に、例えばハロゲンランプ或いはキセノンランプ
等の白色ランプが用いられる。
【0038】第2の実施形態では、2つの光源ランプ即
ち第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bを搭載す
るためにハウジング10内には参照符号58で全体的に
示す可動ランプ搭載手段58が設けられる。可動ランプ
搭載手段58は第1及び第2の可動ランプ搭載台60及
び62から構成され、第1の可動ランプ搭載台60はハ
ウジング10の底部内側壁面22に対して鉛直な回動軸
線の回りで回動自在とされ、第2の可動ランプ搭載台6
2は第1の可動ランプ搭載台60上に配置されかつその
上面に対して鉛直な回動軸線の回りに回動自在とされ
る。
【0039】詳述すると、第1の可動ランプ搭載台60
は図10に示すような形態を持つ比較的肉厚の板状部材
として構成され、その底部からは円筒スリーブ64が吊
下させられる。一方、ハウジング10の底部内側壁面2
2には回動軸66が固定されて直立させられ、第1の可
動ランプ搭載台60はその円筒スリーブ64でもって回
動軸66に回動自在に軸着され、これにより第1の可動
ランプ搭載台60は回動軸66の中心軸線即ちハウジン
グ10の底部内側壁面22に対して鉛直な回動軸線の回
りで回動自在とされる。また、第2の可動ランプ搭載台
62は上述した第1の実施形態での可動ランプ搭載台2
0と実質的に同じ形態を持つ薄板状部材として形成さ
れ、その一隅で第1の可動ランプ搭載台60上にピボッ
ト軸68によって枢着され、これにより第2の可動ラン
プ搭載台62はピボット軸68の中心軸線即ち第2の可
動ランプ搭載第60の上面に対して鉛直な回動軸線の回
りで回動自在とされる。
【0040】なお、図10には図示されないけれども、
上述した第1の実施形態の場合と同様に、第2の実施形
態でも、ハウジング10内には第1及び第2の白色ラン
プ18A及び18Bを点灯させるために電源ユニット等
が設けられ、この電源ユニットは商用電源から給電され
るようになっている。
【0041】上述した第1の実施形態の可動ランプ搭載
台20の場合と同様に、第2の可動ランプ搭載台62か
らも舌状片70が延び、その先端部は下方に折り曲げら
れる。第2の可動ランプ搭載台62が図10に示すラン
プ点灯位置に置かれているとき、舌状片70の先端部即
ち下方折曲げ部は第1の可動ランプ搭載台60の周囲側
壁面72に対して衝合状態となっている。舌状片70の
下方折曲げ部には止めねじ74を挿通させる挿通孔が形
成され、該止めねじ74は第2の可動ランプ搭載台62
の周囲壁面に形成されたねじ孔に螺着されて締め付けら
れ、これにより第2の可動ランプ搭載台62は第1の可
動ランプ搭載台62に対して図10に示すランプ点灯位
置に固定させられる。
【0042】上述した第1の実施形態の場合と同様に、
止めねじ74には図11に示すように比較的大きな径の
ヘッド部が与えられ、しかも該ヘッド部の周囲にはセレ
ーション加工が施され、これにより止めねじ74を螺着
させて締め付ける操作並びに止めねじを緩めて取り外す
操作については指操作で行い得るようになっている。要
するに、止めねじ74は第1の可動ランプ搭載台60に
対して第2の可動ランプ搭載台62を図10に示すラン
プ点灯位置に解放自在に固定するための固定手段として
機能する。
【0043】第1及び第2の白色ランプ18A及び18
Bのそれぞれを第2の可動ランプ搭載台62上に搭載す
るために、該第2の可動ランプ搭載台62上にはランプ
取付枠76A及び76Bが固定され、これらランプ取付
枠76A及び76Bのそれぞれにはランプ装着具78A
及び78Bが組み込まれる。各ランプ取付枠(76A、
76B)及び各ランプ装着具(78A、78B)のそれ
ぞれは上述した第1の実施形態で用いられたランプ取付
枠34及びランプ装着具36(図5及び図6)と実質的
に同じものであり、第1及び第2の白色ランプ18A及
び18Bの各々の装着については図5及び図6を参照し
て説明した場合と同様な態様で行われる。
【0044】第2の実施形態にあっては、ハウジング1
0内には2つの給電ソケット(図示されない)が用意さ
れ、これら2つの給電ソケットは第1及び第2の白色ラ
ンプ18A及び18Bのそれぞれの一対の電極プラグに
着脱自在に差し込まれるようになっており、各給電ソケ
ットはハウジング10内に設けられた電源ユニットから
延びた給電コードの先端に接続される。なお、上述した
第1の実施形態の場合と同様に、ハウジング10の外部
壁面の適当な箇所にはランプ電源スイッチが設けられ、
このランプ電源スイッチのオン及びオフの操作により、
第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bのいずれの
点灯及び消灯が必要に応じて制御される。
【0045】図10に最もよく図示するように、ハウジ
ング10の壁面には、上述した第1の実施形態の場合と
同様に、照明用光ガイドケーブル48を接続させるため
のコネクタ50が取り付けられ、該コネクタ50には照
明用光ガイドケーブル48の近位端側に光学的に結合さ
せられた光ガイドロッド52が差し込まれて接続される
ようになっている。
【0046】第1及び第2の白色ランプ18A及び18
Bの各々は上述した第1の実施形態で用いられる白色ラ
ンプ18と実質的に同じである。即ち、各白色ランプ
(18A、18B)の内部には凹面反射鏡が組み込ま
れ、その光射出面は集光レンズとして構成される。図1
0では、第1の白色ランプ18Aの凹面反射鏡の光軸が
OAで示され、また第2の白色ランプ18Bの光軸が参
照符号OBで示され、また光軸OA及びOBの延長線即
ち第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bの後方側
の延長線がそれぞれ破線で示される。同図から明らかな
ように、光軸OA及びOBの延長線は回動軸66の中心
軸線上で所定の角度θで交差させられ、かつ第1及び第
2の白色ランプ18A及び18Bは回動軸66の中心軸
線から等距離に配置させられる。
【0047】図10では、第1の可動ランプ搭載台60
は第1のランプ切替位置で示され、このとき第1の白色
ランプ18Aの凹面反射鏡の光軸OAはコネクタ50に
差し込まれて接続された光ガイドロッド52の光軸と一
致させられ、しかも該光ガイドロッド50の先端位置は
白色ランプ18Aの集光レンズの焦点位置とされる。か
くして、第1の白色ランプ18Aから射出される照明光
は効率的に光ガイドロッド52の端面に集光させられて
入射させられる。
【0048】図12を参照すると、第1の可動ランプ搭
載台60は第2のランプ切替位置で示され、この第2の
ランプ切替位置は第1の可動ランプ搭載台60を第1の
ランプ切替位置(図10)から時計方向に角度θだけ回
動させた位置に対応する。第1及び第2の白色ランプ1
8A及び18Bの配置関係は上述したような関係となっ
ているので、第1の可動ランプ搭載台60が第2のラン
プ切替位置(図12)に位置決めされると、第2の白色
ランプ18Bの凹面反射鏡の光軸OBはコネクタ50に
差し込まれて接続された光ガイドロッド52の光軸と一
致させられ、しかも該光ガイドロッド50の先端位置は
第2の白色ランプ18Bの集光レンズの焦点位置とされ
る。かくして、第2の白色ランプ18Bから射出される
照明光は効率的に光ガイドロッド52の端面に集光させ
られて入射させられる。
【0049】第2の実施形態では、第1のランプ切替位
置(図10)と第2のランプ切替位置(図12)との間
での第2の可動ランプ搭載台60の移動については手動
操作で行われ、このため円筒スリーブ64には手動操作
ハンドル80が取り付けられ、この手動操作ハンドル8
0は円筒スリーブ64の半径方向に延びてハウジング1
0の側壁を貫通させられる。即ち、図8及び図9に示す
ように、第2の実施形態では、ハウジング10の側壁に
はランプ交換用窓部14の下側に沿って延びる細長の開
口部82が形成され、手動操作ハンドル80は該開口部
82を通してハウジング10の外部まで延びる。図示す
るように、手動操作ハンドル80の先端には球状グリッ
プが取り付けられ、この球状グリップを手で握って水平
方向に動かすことにより、第1の可動ランプ搭載台60
は第1のランプ切替位置(図10)と第2のランプ切替
位置(図12)との間を移動させられる。
【0050】第1及び第2のランプ切替位置に対する第
1の可動ランプ搭載台60の位置決めを保証するため
に、円筒スリーブ64と回動軸66との間に位置決め手
段が設けられ、第2の実施形態では、該位置決め手段の
一部は円筒スリーブ64に対する手動操作ハンドル80
の取付箇所に組み込まれる。
【0051】図13を参照すると、手動操作ハンドルの
中心軸線を含む水平面で円筒スリーブ64及び回動軸6
6を切断した横断面図が示される。同図に示すように、
円筒スリーブ64には半径方向に貫通孔84が形成さ
れ、貫通孔84の最外方部は手動操作ハンドル80の端
部を受け入れるようになった膨径部86とされる。貫通
孔84のほぼ外側半分の領域は雌ねじ部として形成さ
れ、一方手動操作ハンドル80の端面からは小径部88
が雄ねじ部として突出させられる。手動操作ハンドル8
0の小径部即ち雄ねじ部88を貫通孔84の雌ねじ部に
螺着することにより、円筒スリーブ64に対する手動操
作ハンドル80の取付が行われる。
【0052】貫通孔84の内側半分の領域の内側壁面は
滑らかにされ、そこには小球体90が摺動自在に収容さ
れ、雄ねじ部88と小球体90との間に圧縮コイルばね
92が設けられる。一方、回動軸66の外壁面には第1
及び第2の半球面状窪み94A及び94Bが形成され、
第1及び第2の半球面状窪み94A及び94Bの間には
弧状ガイド溝96が延在する。また、第1及び第2の半
球面状窪み94A及び94Bは回動軸66の中心軸線に
対して互いに角度θを成すように間隔で離間させられ
る。
【0053】第1の可動ランプ搭載台60が第1のラン
プ切替位置(図10)に位置決めされているとき、小球
体90は図13に示すように圧縮コイルばね92の弾性
力でもって第1の半球面状窪み94A内に弾性的に係合
させられている。手動操作ハンドル80の操作により第
1の可動ランプ搭載第60が第1のランプ切替位置(図
10)から第2のランプ切替位置(図12)に向かって
移動させられると、小球体90は圧縮コイルばね92の
弾性力に抗して第1の半球面状窪み94Aから抜け出て
弧状ガイド溝96に沿って移動し、第1の可動ランプ搭
載第60が第2のランプ切替位置(図12)に到達する
と、小球体90は図14に示すように圧縮コイルばね9
2の弾性力でもって第2の半球面状窪み94Bに係合さ
せられる。
【0054】このような半球面状窪み94Bに対する小
球体90の係合時に多少の制動的な衝撃が発生し、この
衝撃は手動操作ハンドル80を通して操作者に伝えられ
る。即ち、操作者はその衝撃を第2のランプ切替位置に
対する第1の可動ランプ搭載台60の位置決めが成され
たという節度感として受けることになり、これにより第
2のランプ切替位置に対する第1の可動ランプ搭載台6
0の位置決めが確実に保証され得ることとなる。なお、
同様なことは、第1の可動ランプ搭載台60を第2のラ
ンプ切替位置(図12及び図14)から第1のランプ切
替位置(図10及び図13)に戻す場合についても言え
ることである。
【0055】図15を参照すると、第1及び第2の白色
ランプ18A及び18Bに対する給電回路が示され、こ
の給電回路により、第1の可動ランプ搭載台60が第1
のランプ切替位置(図10)に位置決めされると、点灯
すべきランプとして第1の白色ランプ18Aが選ばれ、
第1の可動ランプ搭載台60が第2のランプ切替位置
(図12)に位置決めされると、点灯すべきランプとし
て第2の白色ランプ18Bが選ばれる。
【0056】図15では、ハウジング10内に収容され
る電源ユニットが参照符号98で示され、またハウジン
グ10の外部壁面の適当な箇所に設けられるランプ電源
スイッチが参照符号100で示される。電源ユニット9
8に対する給電はランプ電源スイッチ100を介して商
用電源102から行われる。また、図15では、第1及
び第2の白色ランプ18A及び18Bに対する給電切替
を行うための給電切替スイッチが参照符号104で示さ
れる。
【0057】図13及び図14に示すように、給電切替
スイッチ104は円筒スリーブ64に接近した適当な箇
所に設置され、この給電切替スイッチ104は円筒スリ
ーブ64の外壁面から半径方向に延びる作動稈106に
よって作動されるようになっている。給電切替スイッチ
104は図15から明らかなように二接点切替スイッチ
として構成され、その接点切替のためにばね附勢された
作動釦108を備える。第1の可動ランプ搭載台60が
第1のランプ切替位置に位置決めされているとき(図1
0、図13)、作動釦108は作動稈106によってば
ね附勢力に抗して押下させられ、このとき給電切替スイ
ッチ104は図15に示すように第1の白色ランプ18
Aに給電を行うように動作させられ、これにより第1の
白色ランプ18Aが点灯可能とされる。
【0058】第1の可動ランプ搭載台60が第2のラン
プ切替位置に位置決めされると(図12、図14)、作
動釦108は作動稈106から開放され、このとき給電
切替スイッチ104は第2の白色ランプ18Bに給電を
行うように切り替わり、これにより第2の白色ランプ1
8Bが点灯可能とされる。
【0059】かくして、例えば、第1の白色ランプ18
Aを点灯して内視鏡或いは電子内視鏡による観察が行わ
れている間に第1の白色ランプ18Aが切れたとき、第
1の可動ランプ搭載台60を第1のランプ切替位置(図
10)から第2のランプ切替位置(図12)に移動させ
ることにより、第2の白色ランプ18Bが直ちに点灯さ
れるので、内視鏡或いは電子内視鏡による観察を直ぐに
再開することが可能である。
【0060】第2の実施形態での白色ランプ18A及び
18Bのランプ交換について以下に説明する。
【0061】第1の実施形態の場合と同様に、先ず、ラ
ンプ交換作業を安全に行うために、ランプ電源スイッチ
100がオフとされる。次いで、開閉蓋16をハウジン
グ10から取り外して、ランプ交換用窓部14から第2
の可動ランプ搭載台62にアクセスできるようにする。
このとき第1の可動ランプ搭載台60が第2のランプ切
替位置に位置決めされているか否かを確認し、もし第1
の可動ランプ搭載台60が第1のランプ切替位置にあれ
ば、第1の可動ランプ搭載台60を第2のランプ切替位
置まで移動させる。続いて、止めねじ74を指操作で緩
めてねじ孔から外し、第2の可動ランプ搭載台62をピ
ボット軸68の回りで手前側に回動させると、第2の可
動ランプ搭載台62は第1の可動ランプ搭載台60に対
するランプ点灯位置から図16に示すランプ交換位置ま
で移動させられる。図16から明らかなように、ランプ
交換位置では、第1及び第2の白色ランプ18A及び1
8Bは第2の可動ランプ搭載台62と共にランプ交換用
窓部14からハウジング10の外部に引き出される。
【0062】このように第1及び第2の白色ランプ18
A及び18Bをハウジング10の外部に引き出すことに
より、第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bのい
ずれについてもその交換をはきわめて容易に行うことが
できる。第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bの
いずれかが交換された後、上述の手順を逆に行うことに
より、第2の可動ランプ搭載台62は再びランプ点灯位
置に戻され、第2の可動ランプ搭載台60を第1及び第
2のランプ切替位置のいずれかに位置決めすることによ
り、第1及び第2の白色ランプ18A及び18Bのいず
れかの使用が可能となる。
【0063】上述した第2の実施形態では、第2の可動
ランプ搭載台62上には2つの白色ランプ18A及び1
8Bが搭載されているが、2つ以上の白色ランプを第2
の可動ランプ搭載台62上に搭載してもよく、この場合
には、勿論、第1の可動ランプ搭載台60は白色ランプ
の搭載数に応じたランプ切替位置のそれぞれに位置決め
されるように構成される。
【0064】また、上述の第1及び第2の実施形態で
は、開閉蓋16はランプ交換時にハウジング10より取
り外す構成としたが、これに限らずヒンジ機構により開
閉蓋16を開閉自在してもよい。また、本発明による内
視鏡用光源装置は光ファイバスコープ用光源措置として
使用するだけでなく、画像信号処理ユニットを組み込ん
た電子内視鏡用プロセッサとして構成することも可能で
ある。
【0065】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による内視鏡用光源装置にあっては、光源ランプの交換
時には、そのハウジングの外部に光源ランプを引き出し
得るようになっているので、光源ランプの交換作業を効
率的にかつ速やかに行うことが可能である。また、少な
くとも2つの光源ランプを設けて切替可能に構成した場
合には、その光源ランプの一方が切れても、光源ランプ
の切替により、内視鏡或いは電子内視鏡による診断を実
質的に中断することなく続行することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡用光源装置の第1の実施形
態を示す立面図である。
【図2】図1と同様な立面図であって、内視鏡用光源装
置のハウジングの側壁から開閉蓋を取り外した状態で示
す図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う横断面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う部分拡大断面図である。
【図5】図1の内視鏡用光源装置で使用されるランプ装
着具と白色ランプとを示す斜視図である。
【図6】図5と同様な斜視図であって、白色ランプをラ
ンプ装着具に装着させた状態で示す図である。
【図7】図3と同様な横断面図であって、可動ランプ搭
載台をランプ点灯位置からランプ交換位置に移動させた
状態で示す図である。
【図8】本発明による内視鏡用光源装置の第2の実施形
態を示す立面図である。
【図9】図8と同様な立面図であって、内視鏡用光源装
置のハウジングの側壁から開閉蓋を取り外した状態で示
す図である。
【図10】図9のX-X線に沿う横断面図であって、第2
の可動ランプ搭載台を第1のランプ切替位置で示す図で
ある。
【図11】図10のXI- XI線に沿う部分拡大断面図であ
る。
【図12】図10と同様な横断面図であって、第1の可
動ランプ搭載台を第2のランプ切替位置で示す図であ
る。
【図13】第1の可動ランプ搭載台を回動自在に支持す
るための円筒スリーブと回動軸とを水平面で切断した横
断面図であって、第1の可動ランプ搭載台を第1のラン
プ切替位置に位置決めした状態で示す図である。
【図14】図3と同様な横断面図であって、第1の可動
ランプ搭載台を第2のランプ切替位置に位置決めした状
態で示す図である。
【図15】第1及び第2の白色ランプに対する給電回路
図である。
【図16】図12と同様な横断面図であって、第2の可
動ランプ搭載台をランプ点灯位置からランプ交換位置に
移動させた状態で示す図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 14 ランプ交換用窓部 16 開閉蓋 18 白色ランプ 18A 第1の白色ランプ 18B 第2の白色ランプ 20 可動ランプ搭載台 24 固定基台 28 ピボット軸 30 舌状片 32 止めねじ 34 ランプ取付枠 36 ランプ装着具 50 コネクタ 52 光ガイドロッド 54 絞り板 58 可動ランプ搭載手段 60 第1の可動ランプ搭載台 62 第2の可動ランプ搭載台 64 円筒スリーブ 66 回動軸 68 ピボット軸 70 舌状片 74 止めねじ 76A・76B ランプ取付枠 78A・78B ランプ装着具 80 手動操作ハンドル 82 開口部 84 貫通孔 86 膨径部 88 小径部 90 小球体 92 圧縮コイルばね 94A 第1の半球面状窪み 94B 第2の半球面状窪み 96 弧状ガイド溝 98 電源ユニット 100 ランプ電源スイッチ 102 商用電源 104 給電切替スイッチ 108 作動釦

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に収容
    される光源ランプとを具備して成る内視鏡用光源装置に
    おいて、 前記ハウジングにはランプ交換用窓部が形成され、 前記光源ランプが前記ハウジングに対してランプ点灯位
    置とランプ交換位置との間で移動自在とされた可動ラン
    プ搭載台上に搭載され、前記可動ランプ搭載台を前記ラ
    ンプ点灯位置に位置決めすることにより、前記光源ラン
    プが内視鏡スコープに照明光を導くための光ガイドケー
    ブルと光結合させられ、 前記可動ランプ搭載台を前記ランプ点灯位置から前記ラ
    ンプ交換位置まで移動させることにより、前記光源ラン
    プが前記ハウジングから前記ランプ交換用窓部を通して
    該ハウジングの外部に引き出されることを特徴とする内
    視鏡用光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内視鏡用光源装置にお
    いて、前記可動ランプ搭載台をそのランプ点灯位置で解
    放自在に固定するための固定手段が設けられることを特
    徴とする内視鏡用光源装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングと、このハウジング内に収容
    される少なくとも2つの光源ランプとを具備して成る内
    視鏡用光源装置において、 前記ハウジングにはランプ交換用窓部が形成され、 前記2つの光源ランプが可動ランプ搭載手段上に搭載さ
    れ、この可動ランプ搭載手段が前記ハウジングに対して
    第1及び第2のランプ切替位置の間で移動自在となった
    第1の可動ランプ搭載台と、前記2つの光源ランプを直
    接搭載し、かつ前記第1の可動ランプ搭載台に対してラ
    ンプ点灯位置とランプ交換位置との間で移動自在となる
    ように該第1の可動ランプ搭載台上に設けられた第2の
    可動ランプ搭載台とから成り、 前記第2の可動ランプ搭載台が前記第1の可動ランプ搭
    載台に対して前記ランプ点灯位置に位置決めされている
    とき、前記第1の可動ランプ搭載台を前記ハウジングに
    対して前記第1のランプ切替位置に位置決めすることに
    より、前記2つの光源ランプの一方が内視鏡スコープに
    照明光を導くための光ガイドケーブルと光結合させら
    れ、前記第1の可動ランプ搭載台を前記ハウジングに対
    して前記第2のランプ切替位置に位置決めすることによ
    り、前記2つの光源ランプの他方が前記光ガイドケーブ
    ルと光結合させられ、 前記第1の可動ランプ搭載台が前記ハウジングに対して
    前記第1及び第2のランプ切替位置のいずれか一方に位
    置決めされているとき、前記第2の可動ランプ搭載台を
    前記第1の可動ランプ搭載台に対して前記ランプ点灯位
    置から前記ランプ交換位置に移動させることにより、前
    記2つの光源ランプが前記ハウジングから前記ランプ交
    換用窓部を通して該ハウジングの外部に引き出されるこ
    とを特徴とする内視鏡用光源装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の内視鏡用光源装置にお
    いて、前記第1の可動ランプ搭載台に対して前記第2の
    可動ランプ搭載台をそのランプ点灯位置で解放自在に固
    定するための固定手段が設けられることを特徴とする内
    視鏡用光源装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の内視鏡用光源
    装置において、前記2つの光源ランプの点灯及び消灯を
    制御するスイッチ手段が設けられ、このスイッチ手段に
    より、前記第1の可動ランプ搭載台が前記第1のランプ
    切替位置に位置決めされたとき、前記2つの光源ランプ
    の一方が点灯され、前記第1の可動ランプ搭載台が前記
    第2のランプ切替位置に位置決めされたとき、前記2つ
    の光源ランプの他方が点灯されることを特徴とする内視
    鏡用光源装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から5までのいずれか1項に記
    載の内視鏡用光源装置において、前記第1の可動ランプ
    搭載台を前記第1及び第2のランプ切替位置との間で移
    動させるために、該第1の可動ランプ搭載台から手動操
    作ハンドルが前記ハウジングの開口部を通ってその外部
    に延ばされることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の内視鏡用光源装置にお
    いて、前記手動操作ハンドルによる前記第1の可動ラン
    プ搭載台の移動中に前記第1及び第2のランプ切替位置
    に対する該第1の可動ランプ搭載台の位置決めを保証す
    るための位置決め手段が設けられることを特徴とする内
    視鏡用光源装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の内視鏡用光源装置にお
    いて、前記位置決め手段が前記第1及び第2のランプ切
    替位置に対する前記第1の可動ランプ搭載台の位置決め
    時に所定の節度感を操作者に与えるように構成されてい
    ることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項に記
    載の内視鏡用光源装置において、画像信号処理ユニット
    を組み込んだ電子内視鏡用プロセッサとして構成される
    ことを特徴とする内視鏡用光源装置。
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