JP2003289414A - 画像読み取り装置、画像読み取り装置の制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

画像読み取り装置、画像読み取り装置の制御方法、及び制御プログラム

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JP2003289414A
JP2003289414A JP2002091585A JP2002091585A JP2003289414A JP 2003289414 A JP2003289414 A JP 2003289414A JP 2002091585 A JP2002091585 A JP 2002091585A JP 2002091585 A JP2002091585 A JP 2002091585A JP 2003289414 A JP2003289414 A JP 2003289414A
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JP2002091585A
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Katsuhiro Ishido
勝宏 石戸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読み取り時にゴミなどによる副走査方向
スジ等の画像劣化を低減することができる複数の画像読
み取り部を有する画像読み取り装置等を提供する。 【解決手段】 読み取り値異常検出手段にて各読み取り
部の読み取り値異常を検出し、読み取り値異常が少ない
良好な画像が得られる読み取り部にて原稿を読み取るよ
うにユーザーに促すメッセージを出力する。また、全て
の読み取り部にて、所定値以上の読み取り値異常が検出
された場合に読み取りエラーメッセージを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
スキャナー、ファックス装置等に搭載される画像読み取
り装置に関し、特に、原稿画像を読み取るための読み取
り部を複数有する画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機等においては、ロ
ーラ等により原稿を搬送する原稿搬送装置(ADF:a
uto document feeder)によって搬
送される原稿を走査する構成のものがある。
【0003】この種の原稿搬送装置を備えたデジタル複
写機には、原稿搬送装置によって搬送される原稿を読み
取る際に、原稿搬送装置下方に設けられた原稿読み取り
装置の光学台を、モータによって予め設定された読み取
り位置に移動して停止し、光学台内のランプを照射し、
原稿ガラスと原稿搬送装置との間に原稿をプラテンロー
ラによって所定速度にて搬送し、この搬送原稿を走査す
る構成となっているものがある。
【0004】そして、この走査したデータに基づいて、
プリンタ部にて処理を行うことにより複写画像を得られ
るようになっている。
【0005】この種の光学系固定、原稿移動方式の画像
読み取りでは、原稿ガラス上に付着したゴミ等が原稿読
み取り位置と重なり合う位置に存在すると、画像読み取
り時に、ゴミに対応した位置で副走査方向のスジとして
読み取ってしまうことになり、読み取り画像が異常とな
ってしまうことが知られている。
【0006】この種のゴミ等による悪影響を軽減する読
み取り位置の設定方法では、例えば特開平9−9339
2号公報で知られるような、原稿押圧手段と原稿ガラス
により形成される原稿ガラス上の最狭部以外におけるゴ
ミの付着、滞留の少ない位置にて原稿読み取りを行う技
術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、次のような問題点があった。
【0008】後述の図1に示すような原稿搬送装置を搭
載した画像読み取り装置では、プラテンローラの最狭部
以外の位置にて原稿読み取りを行うと、ゴミ等による副
走査方向スジの発生率は低減できるが、プラテンローラ
と原稿ガラスとの間に隙間が発生し、搬送原稿の浮きや
歪み等の影響によって画像劣化を招くという問題が発生
していた。
【0009】また、複数の読み取り部を備えた画像読み
取り装置の構成については、言及されていなかった。
【0010】本発明は上記従来の問題点に鑑み、原稿読
み取り時にゴミなどによる副走査方向スジ等の画像劣化
を低減することができる複数の画像読み取り部を有する
画像読み取り装置等を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像読み取り装置では、原稿を読み取る複
数の画像読み取り部と、前記各画像読み取り部の読み取
り異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の
検出結果に基づいて、前記複数の画像読み取り部の中で
読み取り異常の少ない画像読み取り部を判定する第一の
判定手段と、前記第一の判定手段によって判定された画
像読み取り部を通知する通知手段とを備えたことを特徴
とする。
【0012】本発明の画像読み取り装置では、原稿を読
み取る複数の画像読み取り部と、前記各画像読み取り部
の読み取り異常を検出する異常検出手段と、前記異常検
出手段の検出結果に基づいて、前記各画像読み取り部の
読み取り異常の発生頻度を検出する異常頻度検出手段
と、前記異常頻度検出手段の検出結果に基づいて、読み
取り異常の発生頻度が少ない画像読み取り部を判定する
第一の判定手段と、前記第一の判定手段によって判定さ
れた画像読み取り部を通知する通知手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0013】本発明の画像読み取り装置の制御方法で
は、原稿を読み取る画像読み取り部を複数有する画像読
み取り装置の制御方法において、前記各画像読み取り部
の読み取り異常を検出する異常検出工程と、前記異常検
出工程の検出結果に基づいて、前記複数の画像読み取り
部の中で読み取り異常の少ない画像読み取り部を判定す
る第一の判定工程と、前記第一の判定工程によって判定
された画像読み取り部を通知する第一の通知工程とを有
することを特徴とする。
【0014】本発明の画像読み取り装置の制御方法で
は、原稿を読み取る画像読み取り部を複数有する画像読
み取り装置の制御方法において、前記各画像読み取り部
の読み取り異常を検出する異常検出工程と、前記異常検
出工程の検出結果に基づいて、前記各画像読み取り部の
読み取り異常の発生頻度を検出する異常頻度検出工程
と、前記異常頻度検出工程の検出結果に基づいて、読み
取り異常の発生頻度が少ない画像読み取り部を判定する
第一の判定工程と、前記第一の判定工程によって判定さ
れた画像読み取り部を通知する第一の通知工程とを有す
ることを特徴とする。
【0015】本発明の制御プログラムでは、原稿を読み
取る画像読み取り部を複数有する画像読み取り装置をコ
ンピュータにより制御するための制御プログラムであっ
て、前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異
常検出ステップと、前記異常検出ステップの検出結果に
基づいて、前記複数の画像読み取り部の中で読み取り異
常の少ない画像読み取り部を判定する第一の判定ステッ
プと、前記第一の判定ステップによって判定された画像
読み取り部を通知する第一の通知ステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】本発明の制御プログラムでは、原稿を読み
取る画像読み取り部を複数有する画像読み取り装置をコ
ンピュータにより制御するための制御プログラムであっ
て、前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異
常検出ステップと、前記異常検出ステップの検出結果に
基づいて、前記各画像読み取り部の読み取り異常の発生
頻度を検出する異常頻度検出ステップと、前記異常頻度
検出ステップの検出結果に基づいて、読み取り異常の発
生頻度が少ない画像読み取り部を判定する第一の判定ス
テップと、前記第一の判定ステップによって判定された
画像読み取り部を通知する第一の通知ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】[第一実施形態] <画像読み取り装置の構成>図1は、本発明の第一実施
形態に係る画像読み取り装置の構成を示す断面図であ
る。
【0019】本実施形態の画像読み取り装置は、原稿給
送装置1と原稿読み取り装置19によって構成され、第
一の読み取り部として原稿読み取り装置19内の露光部
13と原稿とを相対的に移動させながら読み取り、第二
の読み取り部として密着型イメージセンサ部20と原稿
とを相対的に移動させながら原稿上の情報を読み取る。
密着型センサ部20は、図示はしていないが光源である
LED、レンズ及びコンタクトイメージセンサから構成
されている。
【0020】原稿3は原稿トレイ2にセットされる。原
稿給紙ローラ4は分離パッド5と対になっていて、原稿
3を1枚ずつ給送する。給送された原稿3は中間ローラ
対6で更に装置1内に送られ、大ローラ8と第一従動ロ
ーラ9による搬送に渡され大ローラ8を回る形で第二従
動ローラ10による搬送が行われる。大ローラ8と第二
従動ローラ10で搬送される原稿は、流し読み原稿ガラ
ス12と白色原稿ガイド板17の間を通り、ジャンプ台
18を経て再び大ローラ8と第三従動ローラ11により
搬送される。流し読み原稿ガラス12と白色原稿ガイド
板17の間では、白色原稿ガイド板17の部材により原
稿3は流し読み原稿ガラス12に接触する形で搬送され
る。
【0021】原稿3が搬送される前に、第一、第二の読
み取り部でシェーディングを行う。第一の読み取り部は
基準白色板22を読み取り、第二の読み取り部は基準白
色部21における白色シートを読み取ることによってそ
れぞれ適正な白レベルを得る。
【0022】原稿3は、流し読み原稿ガラス12上を通
過する際に、露光部13により流し読み原稿ガラス12
に接している面を露光される。露光部13は、露光する
ことにより原稿3から反射してくる原稿画像情報をミラ
ーユニット14に伝達する。伝達された原稿画像情報
は、レンズ15を通過し集光されてCCDセンサ部16
にて電気信号として変換される。以上の過程で原稿3の
第一面(表面)が読み取られる。
【0023】次に、大ローラ8と第三従動ローラ11に
より搬送された原稿は、原稿排紙ローラ対7方向へ搬送
される過程で、密着型イメージセンサ部20によって原
稿3の第二面(裏面)を読み取り、その後、装置外に排
出される。
【0024】図2は、図1に示した画像読み取り装置に
おける画像制御系の主な機能のブロック図である。
【0025】CCDセンサ部16は、画像処理部102
に内蔵されているタイミング生成機能によって生成され
たタイミング信号105に従って、光情報を順次、アナ
ログ画像信号107に変換して出力する。A/D変換部
101は、同じく画像処理部102からのタイミング信
号106に従って、CCDセンサ部16から出力された
アナログ画像信号107をデジタル画像信号108に変
換する。
【0026】デジタル画像信号108は、画像処理部1
02に入力され、シェーディング補正、及び読み取り部
ゴミ検出処理が行われる。画像処理部102は、メモリ
I/F110を介して画像メモリ部103に対して画像
情報の書き込み・読み出しを行う。
【0027】CPU104は、原稿読み取り装置19全
体の制御を司る。CPU104はCPUバス109を介
して画像処理部102の設定や制御及び画像情報の読み
書きを行う。また、操作部110により読み取りモード
設定及び読み取り動作開始指示を行い、表示部111に
おいて読み取り値異常の検出結果の表示を行う。
【0028】<第一実施形態の原稿読み取り動作>次
に、本実施形態の原稿読み取り動作について図3のフロ
ーチャートと図4を用いて説明する。なお図4は、ゴミ
が検出される場合の読み取り結果の一例を示す図であ
る。
【0029】まず、読み取り動作開始前に表面または裏
面読み取りの読み取りモードを設定する(ステップS1
01)。原稿がセットされて読み取り開始指示が与えら
れると(ステップS102、ステップS103)、原稿
搬送前に、第一の読み取り手段であるCCD及びCIS
のシェーディング動作を行うとともに(ステップS10
4)、第一及び第二の各読み取り部のゴミ検出処理を行
う(ステップS105)。
【0030】このゴミ検出処理では、まず第一及び第二
の各読み取り部において、それぞれのセンサ部16,2
0にて、白色原稿ガイド板17及び基準白色部21を読
み取る。すなわち、原稿が流れていない場合、第一の読
み取り部は白色原稿ガイド板17、第二の読み取り部は
基準白色部21を読み取ることなり、所定レベル以上の
反射光がそれぞれのセンサに戻ってくる。しかし、読み
取り部にゴミなどが付着した場合には正常に反射光がセ
ンサに戻らず暗く見える。よって、CPU104は、図
4のようにゴミ検知スレッシュレベルSL以下をゴミと
判断し、各読み取り部のゴミ検出結果として記憶してお
く(図4に示す例では、g1,g2,g3の3ポイン
ト)。
【0031】そして、第一及び第二の読み取り部共にゴ
ミ検出数が所定値以上であった場合には(ステップS1
06)、CPU104は表示部111に読み取りエラー
を出力する(ステップS120)。ステップS106の
判定処理が否定の場合には、ステップS107へ進ん
で、第一及び第二の各読み取り部におけるゴミ検出数の
比較を行い、このゴミ検出数の比較結果から、上記ステ
ップS101で設定した現在指定の読み取りモードのゴ
ミ検出状態をチェックする。その結果、現在指定の読み
取りモードが、ゴミ検出数の多い読み取りモードであっ
た場合にはステップS111へ進み、ゴミ検出数の少な
い読み取りモードであった場合にはステップS108へ
進む。
【0032】ゴミ検出数の少ない読み取りモード指定時
には、CPU104は原稿給送装置1により原稿3を搬
送し、画像情報の読み取りを行う(ステップS108,
ステップS109)。1枚の原稿を読み込み、原稿トレ
イ2上の原稿の搬送が終了していなければ、次の原稿の
搬送及び読み取りを行う(ステップS110)。原稿ト
レイ2上の原稿を全て読み終われば読み取りモードを終
了して、通常のスタンバイ状態に移行する。
【0033】一方、ゴミ検出数の多い読み取りモード指
定時には、CPU104は表示部111に読み取りモー
ドの変更を促すメッセージを表示する(ステップS11
1)、ここでユーザーから操作部110により読み取り
モードの変更設定がなされた場合(ステップS11
2)、CPU104は表示部111に”原稿を裏返しに
してください”等の表示を行い(ステップS113)、
原稿が再セットされたことを検出し(ステップS11
4)、原稿給送装置1により原稿3を搬送し、画像情報
の読み取りを行う(ステップS115,ステップS11
6)。1枚の原稿を読み込み、原稿トレイ2上の原稿の
搬送が終了していなければ、次の原稿の搬送及び読み取
りを行う(ステップS117)。原稿トレイ2上の原稿
を全て読み終われば読み取りモードを終了して、通常の
スタンバイ状態に移行する。
【0034】また、操作部110により読み取りモード
の変更設定がされなかった場合は、ステップS101で
のモード設定のまま読み取り動作を行う(ステップS1
18,ステップS119)。
【0035】このように本実施形態によれば、各読み取
り部のゴミや汚れなどによる読み取り異常の検出を行
い、読み取り値異常が少ない良好な画像が得られる読み
取り部にて原稿を読み取るようにユーザーに促すように
したので、ユーザーは常に読み取り値異常の少ない読み
取り部で読み取りを行うことが可能となるため、原稿読
み取り時にゴミ等による副走査方向スジ等の画像劣化を
低減することが可能となる。
【0036】また、全ての読み取り部の異常検出数が所
定数以上となっていた場合に、読み取りエラーメッセー
ジを出力するようにしたので、画像読み取り装置の異常
状態をユーザーに的確に知らせることが可能となる。
【0037】なお、本実施形態では、ゴミ検出動作につ
いて、一連の読み取りジョブ開始前に行っているが、原
稿1枚読み取る毎、または読み取りジョブ開始後に行っ
てもよい。また、本実施形態では読み取り部は2つの構
成になっているが、2つ以上の複数の読み取り手段をも
った構成で行ってもよい。
【0038】[第二実施形態]第二実施形態では、各読
み取り部毎に読み取り値異常の発生頻度を検出し、読み
取り値異常の発生頻度が少ない読み取り部にて原稿を読
み取るようにユーザーに促すようにしたものである。図
1及び図2に示した基本的な構成は上記第一実施形態と
同様である。
【0039】図5は、本発明の第二実施形態に係る読み
取り動作のフローチャートであり、図3と共通の処理に
は同一の符合を付し、その説明を省略する。
【0040】まず、上記第一実施形態のステップS10
1〜ステップS105と同様の処理を行った後、ステッ
プS201へ進む。ステップS201では、第一実施形
態の図4で説明したゴミ検出処理方法で、第一及び第二
の各読み取り部のゴミ検出を行い、この各読み取り部の
ゴミ検知データをゴミ検出総計データに加算していき、
各読み取り部でのゴミ検出頻度を算出しておく。
【0041】次のステップS202では、全ての読み取
り部のゴミ検出頻度が所定値を超えているか否かを判定
する。それが肯定(YES)である場合には、CPU1
04は表示部111にエラーメッセージを出力し(ステ
ップS120)、否定(NO)である場合には、ステッ
プS203へ進んで、第一及び第二の各読み取り部にお
けるゴミ検出頻度の比較を行い、このゴミ検出頻度の比
較結果から、上記ステップS101で設定した現在指定
の読み取りモードのゴミ検出状態をチェックする。その
結果、現在指定の読み取りモードが、ゴミ検出頻度の多
い読み取りモードであった場合にはステップS111へ
進み、ゴミ検出頻度の少ない読み取りモードであった場
合にはステップS108へ進む。
【0042】その後は、上記第一実施形態と同様の処理
を行う。
【0043】このように本実施形態によれば、各読み取
り部のゴミや汚れなどによる読み取り異常の発生頻度の
検出を行い、読み取り値異常の発生頻度が少ない良好な
画像が得られる読み取り部にて原稿を読み取るようにユ
ーザーに促すようにしたので、ユーザーは常に読み取り
値異常の発生頻度の少ない読み取り部で読み取りを行う
ことが可能となるため、原稿読み取り時にゴミ等による
副走査方向スジ等の画像劣化を低減することが可能とな
る。
【0044】また、全ての読み取り部の異常発生頻度が
所定数以上となっていた場合に、読み取りエラーメッセ
ージを出力するようにしたので、画像読み取り装置の異
常状態をユーザーに的確に知らせることが可能となる。
【0045】なお、上述した図3及び図5のフローチャ
ートに従ったプログラムを画像読み取り装置内の記憶装
置に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現
させることが可能となる。
【0046】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0047】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ユーザーは常に読み取り異常の少ない読み取り部で
読み取りを行うことが可能となり、読み取り画像の劣化
を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態かかる画像読み取り装置
の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示した画像読み取り装置における画像制
御系の主な機能のブロック図である。
【図3】第一実施形態の原稿読み取り動作を示すフロー
チャートである。
【図4】ゴミが検出される場合の読み取り結果の一例を
示す図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係る読み取り動作のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿給送装置 2 原稿トレイ 3 原稿 4 原稿給紙ローラ 12 流し読み原稿ガラス 13 露光部 14 ミラーユニット 15 レンズ 16 CCDセンサ部 17 白色原稿ガイド板 19 原稿読み取り装置 20 密着イメージセンサ部 21 基準白色部材 102 画像処理部 103 画像メモリ部 104 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB02 BA01 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 CA02 CA23 CB22 DC09 5C062 AA02 AA05 AB02 AB11 AB13 AB17 AB23 AB33 AB41 AB42 AC02 AC05 AC72 AF15 5C072 AA01 BA20 CA02 DA02 DA04 EA05 EA07 LA15 UA20 XA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る複数の画像読み取り部
    と、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出手段と、 前記異常検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の画
    像読み取り部の中で読み取り異常の少ない画像読み取り
    部を判定する第一の判定手段と、 前記第一の判定手段によって判定された画像読み取り部
    を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする画像読
    み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の画像読み取り部の全てにおい
    て所定の読み取り異常が検出されたか否かを判定する第
    二の判定手段を備え、 前記通知手段は、前記第二の判定手段の判定結果に応じ
    てエラーを通知することを特徴とする請求項1記載の画
    像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る複数の画像読み取り部
    と、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出手段と、 前記異常検出手段の検出結果に基づいて、前記各画像読
    み取り部の読み取り異常の発生頻度を検出する異常頻度
    検出手段と、 前記異常頻度検出手段の検出結果に基づいて、読み取り
    異常の発生頻度が少ない画像読み取り部を判定する第一
    の判定手段と、 前記第一の判定手段によって判定された画像読み取り部
    を通知する通知手段とを備えたことを特徴とする画像読
    み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像読み取り部の全てにおい
    て読み取り異常の発生頻度が所定頻度以上であるか否か
    を判定する第二の判定手段を備え、 前記通知手段は、前記第二の判定手段の判定結果に応じ
    てエラーを通知することを特徴とする請求項3記載の画
    像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取る画像読み取り部を複数有
    する画像読み取り装置の制御方法において、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出工程と、 前記異常検出工程の検出結果に基づいて、前記複数の画
    像読み取り部の中で読み取り異常の少ない画像読み取り
    部を判定する第一の判定工程と、 前記第一の判定工程によって判定された画像読み取り部
    を通知する第一の通知工程とを有することを特徴とする
    画像読み取り装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像読み取り部の全てにおい
    て所定の読み取り異常が検出されたか否かを判定する第
    二の判定工程と、 前記第二の判定工程の判定結果に応じてエラーを通知す
    る第二の通知工程とを有することを特徴とする請求項5
    記載の画像読み取り装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 原稿を読み取る画像読み取り部を複数有
    する画像読み取り装置の制御方法において、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出工程と、 前記異常検出工程の検出結果に基づいて、前記各画像読
    み取り部の読み取り異常の発生頻度を検出する異常頻度
    検出工程と、 前記異常頻度検出工程の検出結果に基づいて、読み取り
    異常の発生頻度が少ない画像読み取り部を判定する第一
    の判定工程と、 前記第一の判定工程によって判定された画像読み取り部
    を通知する第一の通知工程とを有することを特徴とする
    画像読み取り装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像読み取り部の全てにおい
    て読み取り異常の発生頻度が所定頻度以上であるか否か
    を判定する第二の判定工程と、 前記第二の判定工程の判定結果に応じてエラーを通知す
    る第二の通知工程とを有することを特徴とする請求項7
    記載の画像読み取り装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 原稿を読み取る画像読み取り部を複数有
    する画像読み取り装置をコンピュータにより制御するた
    めの制御プログラムであって、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出ステップと、 前記異常検出ステップの検出結果に基づいて、前記複数
    の画像読み取り部の中で読み取り異常の少ない画像読み
    取り部を判定する第一の判定ステップと、 前記第一の判定ステップによって判定された画像読み取
    り部を通知する第一の通知ステップとを備えたことを特
    徴とする制御プログラム。
  10. 【請求項10】 前記複数の画像読み取り部の全てにお
    いて所定の読み取り異常が検出されたか否かを判定する
    第二の判定ステップと、 前記第二の判定ステップの判定結果に応じてエラーを通
    知する第二の通知ステップとを備えたことを特徴とする
    請求項9記載の制御プログラム。
  11. 【請求項11】 原稿を読み取る画像読み取り部を複数
    有する画像読み取り装置をコンピュータにより制御する
    ための制御プログラムであって、 前記各画像読み取り部の読み取り異常を検出する異常検
    出ステップと、 前記異常検出ステップの検出結果に基づいて、前記各画
    像読み取り部の読み取り異常の発生頻度を検出する異常
    頻度検出ステップと、 前記異常頻度検出ステップの検出結果に基づいて、読み
    取り異常の発生頻度が少ない画像読み取り部を判定する
    第一の判定ステップと、 前記第一の判定ステップによって判定された画像読み取
    り部を通知する第一の通知ステップとを備えたことを特
    徴とする制御プログラム。
  12. 【請求項12】 前記複数の画像読み取り部の全てにお
    いて読み取り異常の発生頻度が所定頻度以上であるか否
    かを判定する第二の判定ステップと、 前記第二の判定ステップの判定結果に応じてエラーを通
    知する第二の通知ステップとを備えたことを特徴とする
    請求項11記載の制御プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167855A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2008148266A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2013243443A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像欠陥検出装置、画像処理装置、及びプログラム

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