JP2003288951A - 鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents
鉛蓄電池の充電方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉛蓄電池を効率良く充電できる充電方法を提
供する。 【解決手段】 鉛蓄電池の充電中における端子電圧を検
出して充電電流値を段階的に低下させながら上記鉛蓄電
池を充電する充電方法において、上記鉛蓄電池の放電深
度を検出し、その検出した放電深度が基準値よりも深い
ときに、通常の段階的な充電電流値による充電ステップ
パターンでの充電に先立って、当該充電ステップパター
ンにおける1段目の充電ステップでの充電電流値よりも
高い充電電流値で充電する追加充電ステップを実行する
ことを特徴とする。
供する。 【解決手段】 鉛蓄電池の充電中における端子電圧を検
出して充電電流値を段階的に低下させながら上記鉛蓄電
池を充電する充電方法において、上記鉛蓄電池の放電深
度を検出し、その検出した放電深度が基準値よりも深い
ときに、通常の段階的な充電電流値による充電ステップ
パターンでの充電に先立って、当該充電ステップパター
ンにおける1段目の充電ステップでの充電電流値よりも
高い充電電流値で充電する追加充電ステップを実行する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池の充電方
法に関し、特に充電中における端子電圧を検出して充電
電流値を段階的に低下させながら充電する、いわゆる多
段定電流充電方法に関する。
法に関し、特に充電中における端子電圧を検出して充電
電流値を段階的に低下させながら充電する、いわゆる多
段定電流充電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多段定電流充電方法では、例えば図9に
4段定電流充電方法による充電電流及び端子電圧の時間
変化を示すように、充電電流値として1段目から4段目
まで段階的に低くなる4つの定電流値を予め設定し、先
ず1段目の定電流値で充電を開始し、充電中の鉛蓄電池
の端子電圧を検出しながら、端子電圧が予め設定した電
流切替電圧に達したら充電電流値を2段目の定電流値に
切り替え、以後同様にして端子電圧が電流切替電圧に達
したら3段目の定電流値及び4段目の充電電流値へと充
電電流値を順次切り替えて充電するようにしている。
4段定電流充電方法による充電電流及び端子電圧の時間
変化を示すように、充電電流値として1段目から4段目
まで段階的に低くなる4つの定電流値を予め設定し、先
ず1段目の定電流値で充電を開始し、充電中の鉛蓄電池
の端子電圧を検出しながら、端子電圧が予め設定した電
流切替電圧に達したら充電電流値を2段目の定電流値に
切り替え、以後同様にして端子電圧が電流切替電圧に達
したら3段目の定電流値及び4段目の充電電流値へと充
電電流値を順次切り替えて充電するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記多段定
電流充電方法では、鉛蓄電池の温度上昇や劣化の観点か
ら、充電電流値が低く設定される場合が多い。例えば、
図9の場合では、1段目の定電流値が0.2Cに、2段
目の定電流値が0.1Cに、3段目の定電流値が0.0
5Cに、4段目の定電流値が0.025Cにそれぞれ相
当する電流値に設定されている。
電流充電方法では、鉛蓄電池の温度上昇や劣化の観点か
ら、充電電流値が低く設定される場合が多い。例えば、
図9の場合では、1段目の定電流値が0.2Cに、2段
目の定電流値が0.1Cに、3段目の定電流値が0.0
5Cに、4段目の定電流値が0.025Cにそれぞれ相
当する電流値に設定されている。
【0004】このため、充電すべき鉛蓄電池の放電深度
が深いと、充電に時間がかかり、例えば電気自動車に搭
載されている鉛蓄電池を、電力量料金が安い深夜電力で
充電する場合には、深夜電力時間帯で充電が終了しない
場合がある。
が深いと、充電に時間がかかり、例えば電気自動車に搭
載されている鉛蓄電池を、電力量料金が安い深夜電力で
充電する場合には、深夜電力時間帯で充電が終了しない
場合がある。
【0005】なお、充電時間を短縮する方法として、図
9に仮想線で示すように、1段目の定電流値を高めに設
定することが考えられるが、このようにすると端子電圧
が電流切替電圧に早く達し、結果として2段目の定電流
値による充電時間が延びることになるため、全体の充電
時間の短縮効果はあまり期待できない。
9に仮想線で示すように、1段目の定電流値を高めに設
定することが考えられるが、このようにすると端子電圧
が電流切替電圧に早く達し、結果として2段目の定電流
値による充電時間が延びることになるため、全体の充電
時間の短縮効果はあまり期待できない。
【0006】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の目的は、鉛蓄電池を効率良く充電できる充電方法を提
供することにある。
の目的は、鉛蓄電池を効率良く充電できる充電方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明は、鉛蓄電池の充電中における端子電
圧を検出して充電電流値を段階的に低下させながら上記
鉛蓄電池を充電する充電方法において、上記鉛蓄電池の
放電深度を検出し、該検出した放電深度が基準値よりも
深いときに、通常の段階的な充電電流値による充電ステ
ップパターンでの充電に先立って、当該充電ステップパ
ターンにおける1段目の充電ステップでの充電電流値よ
りも高い充電電流値で充電する追加充電ステップを実行
することを特徴とする。
項1に記載の発明は、鉛蓄電池の充電中における端子電
圧を検出して充電電流値を段階的に低下させながら上記
鉛蓄電池を充電する充電方法において、上記鉛蓄電池の
放電深度を検出し、該検出した放電深度が基準値よりも
深いときに、通常の段階的な充電電流値による充電ステ
ップパターンでの充電に先立って、当該充電ステップパ
ターンにおける1段目の充電ステップでの充電電流値よ
りも高い充電電流値で充電する追加充電ステップを実行
することを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によると、放電深度が基準
値よりも深い場合には、通常の充電ステップパターンで
の充電電流値よりも高い充電電流値による追加充電ステ
ップが実行されるので、鉛蓄電池を効率良く充電でき、
充電時間を大幅に短縮することが可能となり、従って夜
間電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了
することが可能となる。
値よりも深い場合には、通常の充電ステップパターンで
の充電電流値よりも高い充電電流値による追加充電ステ
ップが実行されるので、鉛蓄電池を効率良く充電でき、
充電時間を大幅に短縮することが可能となり、従って夜
間電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了
することが可能となる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1の鉛蓄
電池の充電方法において、上記追加充電ステップでの充
電電流値は、上記放電深度に応じて設定することを特徴
とする。
電池の充電方法において、上記追加充電ステップでの充
電電流値は、上記放電深度に応じて設定することを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明によると、追加充電ステッ
プでの定電流値が放電深度に応じて設定されるので、鉛
蓄電池の温度上昇及び劣化を最小限に抑えながら効率良
く充電することが可能となる。
プでの定電流値が放電深度に応じて設定されるので、鉛
蓄電池の温度上昇及び劣化を最小限に抑えながら効率良
く充電することが可能となる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プは、充電モードが追加充電ステップ選択モードにある
ときに実行可能としたことを特徴とする。
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プは、充電モードが追加充電ステップ選択モードにある
ときに実行可能としたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明によると、充電モードが追
加充電ステップ選択モードにあり、かつ放電深度が基準
値よりも深い場合に、追加充電ステップが実行されるの
で、深夜電力で充電する場合や、短時間充電を行う場合
に、充電モードを追加充電ステップ選択モードとするこ
とで、効率良く充電することが可能となる。
加充電ステップ選択モードにあり、かつ放電深度が基準
値よりも深い場合に、追加充電ステップが実行されるの
で、深夜電力で充電する場合や、短時間充電を行う場合
に、充電モードを追加充電ステップ選択モードとするこ
とで、効率良く充電することが可能となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プは、充電開始時間が所定の時間帯にあるときに実行可
能としたことを特徴とする。
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プは、充電開始時間が所定の時間帯にあるときに実行可
能としたことを特徴とする。
【0014】請求項4の発明によると、充電開始時間が
所定の時間帯にあり、かつ放電深度が基準値よりも深い
場合に、追加充電ステップが実行されるので、特に深夜
電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了す
ることが可能となる。
所定の時間帯にあり、かつ放電深度が基準値よりも深い
場合に、追加充電ステップが実行されるので、特に深夜
電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了す
ることが可能となる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記鉛蓄電池の温度
を検出し、該検出温度が所定の温度以下にあるときに、
上記追加充電ステップを実行可能としたことを特徴とす
る。
2の鉛蓄電池の充電方法において、上記鉛蓄電池の温度
を検出し、該検出温度が所定の温度以下にあるときに、
上記追加充電ステップを実行可能としたことを特徴とす
る。
【0016】請求項5の発明によると、鉛蓄電池の温度
が所定温度以下で、かつ放電深度が基準値よりも深い場
合に、追加充電ステップが実行されるので、鉛蓄電池の
温度上昇及び劣化を抑えながら充電することが可能とな
る。
が所定温度以下で、かつ放電深度が基準値よりも深い場
合に、追加充電ステップが実行されるので、鉛蓄電池の
温度上昇及び劣化を抑えながら充電することが可能とな
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5の鉛蓄
電池の充電方法において、上記追加充電ステップは、検
出温度が所定の温度以下にあり、かつ充電開始時間が所
定の時間帯にあるときに実行可能としたことを特徴とす
る。
電池の充電方法において、上記追加充電ステップは、検
出温度が所定の温度以下にあり、かつ充電開始時間が所
定の時間帯にあるときに実行可能としたことを特徴とす
る。
【0018】請求項6の発明によると、鉛蓄電池の温度
が所定温度以下で、充電開始時間が所定の時間帯にあ
り、かつ放電深度が基準値よりも深い場合に、追加充電
ステップが実行されるので、特に深夜電力を利用する場
合には、鉛蓄電池の温度上昇及び劣化を抑えながら、深
夜電力の時間帯内で充電を終了することが可能となる。
が所定温度以下で、充電開始時間が所定の時間帯にあ
り、かつ放電深度が基準値よりも深い場合に、追加充電
ステップが実行されるので、特に深夜電力を利用する場
合には、鉛蓄電池の温度上昇及び劣化を抑えながら、深
夜電力の時間帯内で充電を終了することが可能となる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プでの充電電流値は、上記検出温度に応じて設定するこ
とを特徴とする。
6の鉛蓄電池の充電方法において、上記追加充電ステッ
プでの充電電流値は、上記検出温度に応じて設定するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項7の発明によると、検出温度に応じ
た充電電流値で追加充電ステップが実行されるので、鉛
蓄電池の温度上昇及び劣化を最小限に抑えながら充電す
ることが可能となる。
た充電電流値で追加充電ステップが実行されるので、鉛
蓄電池の温度上昇及び劣化を最小限に抑えながら充電す
ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による鉛蓄電池の充
電方法の実施の形態について、図1乃至図8を参照して
説明する。
電方法の実施の形態について、図1乃至図8を参照して
説明する。
【0022】(第1実施の形態)図1及び図2は本発明
の第1実施の形態を示すもので、図1は充電システムの
概要を示し、図2は充電電流及び端子電圧の時間変化を
示している。
の第1実施の形態を示すもので、図1は充電システムの
概要を示し、図2は充電電流及び端子電圧の時間変化を
示している。
【0023】本実施の形態は、鉛蓄電池1を複数個(本
実施の形態では3個)直列に接続して、充電器2により
充電するもので、充電器2の負極側充電ライン3は直列
接続した鉛蓄電池1の負端子に接続し、正極側充電ライ
ン4は残存容量計測装置5を介して直列接続した鉛蓄電
池1の正端子に接続する。
実施の形態では3個)直列に接続して、充電器2により
充電するもので、充電器2の負極側充電ライン3は直列
接続した鉛蓄電池1の負端子に接続し、正極側充電ライ
ン4は残存容量計測装置5を介して直列接続した鉛蓄電
池1の正端子に接続する。
【0024】充電器2は、差込プラグ6を介して一次側
電源ライン7に供給される交流電圧を直流に整流して充
電ライン3、4に出力する。
電源ライン7に供給される交流電圧を直流に整流して充
電ライン3、4に出力する。
【0025】本実施の形態では、充電開始に先立って残
存容量計測装置5で鉛蓄電池1の残存容量、即ち放電深
度を計測し、その計測値を信号ライン8を介して充電器
2に供給する。充電器2では、残存容量計測装置5から
の放電深度の計測値を受けて、その計測値と予め設定し
た基準値とを比較し、計測値が基準値に達していない場
合には、図2に実線で示すように、通常の4段定電流に
より鉛蓄電池1の端子電圧を検出しながら充電を開始
し、計測値が基準値以上の場合には、図2に破線で示す
ように、通常の4段定電流による充電に先立って、その
1段目の充電ステップでの充電電流値よりも高い定電流
の充電電流値で、所定の電流切替電圧に達するまで充電
する追加充電ステップを実行する。
存容量計測装置5で鉛蓄電池1の残存容量、即ち放電深
度を計測し、その計測値を信号ライン8を介して充電器
2に供給する。充電器2では、残存容量計測装置5から
の放電深度の計測値を受けて、その計測値と予め設定し
た基準値とを比較し、計測値が基準値に達していない場
合には、図2に実線で示すように、通常の4段定電流に
より鉛蓄電池1の端子電圧を検出しながら充電を開始
し、計測値が基準値以上の場合には、図2に破線で示す
ように、通常の4段定電流による充電に先立って、その
1段目の充電ステップでの充電電流値よりも高い定電流
の充電電流値で、所定の電流切替電圧に達するまで充電
する追加充電ステップを実行する。
【0026】ここで、放電深度の基準値は、例えば深夜
電力の設定時間(例えば、午後10時から翌日の午前6
時までの8時間)で充電が終了する値とする。
電力の設定時間(例えば、午後10時から翌日の午前6
時までの8時間)で充電が終了する値とする。
【0027】このように、充電すべき鉛蓄電池1の放電
深度が基準値以上の場合に、通常の4段定電流による充
電に先立って、より高い充電電流値による追加充電ステ
ップを実行すれば、図2に破線で示すように充電時間を
短縮することができる。従って、深夜電力の開始時に充
電を開始すれば、その設定時間を有効に利用して充電を
終了することが可能となるので、安価な電力量料金で効
率良く充電することができる。
深度が基準値以上の場合に、通常の4段定電流による充
電に先立って、より高い充電電流値による追加充電ステ
ップを実行すれば、図2に破線で示すように充電時間を
短縮することができる。従って、深夜電力の開始時に充
電を開始すれば、その設定時間を有効に利用して充電を
終了することが可能となるので、安価な電力量料金で効
率良く充電することができる。
【0028】また、鉛蓄電池1は、充電が終了してから
の時間が短いほど活性化しているので、電気自動車用の
場合には、ほぼ深夜電力終了時間に充電が終了するよう
にして、充電後に速やかに走行するようにすれば、充電
コストを安価にできる上、走行可能距離も長くできる。
の時間が短いほど活性化しているので、電気自動車用の
場合には、ほぼ深夜電力終了時間に充電が終了するよう
にして、充電後に速やかに走行するようにすれば、充電
コストを安価にできる上、走行可能距離も長くできる。
【0029】(第2実施の形態)本発明の第2実施の形
態では、上記の第1実施の形態において、追加充電ステ
ップを実行する際の充電電流値を、計測した充電深度に
応じて変化させる。即ち、計測した充電深度が基準値よ
りも深い程、充電電流値を高く設定して充電する。
態では、上記の第1実施の形態において、追加充電ステ
ップを実行する際の充電電流値を、計測した充電深度に
応じて変化させる。即ち、計測した充電深度が基準値よ
りも深い程、充電電流値を高く設定して充電する。
【0030】このようにすれば、鉛蓄電池1の温度上昇
及び劣化を最小限に抑えながら効率良く充電することが
できる。
及び劣化を最小限に抑えながら効率良く充電することが
できる。
【0031】(第3実施の形態)図3は、本発明の第3
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、充電器2に通常充電モードと追加充電モードとを
切替選択する充電モード選択スイッチ21を設け、通常
充電モードが選択されたときは、残存容量計測装置5で
計測された放電深度が基準値を超えている場合であって
も、通常の4段定電流による充電を実行し、追加充電モ
ードが選択されている場合にのみ、上述した第1実施の
形態または第2実施の形態のように、追加充電ステップ
を実行可能とする。
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、充電器2に通常充電モードと追加充電モードとを
切替選択する充電モード選択スイッチ21を設け、通常
充電モードが選択されたときは、残存容量計測装置5で
計測された放電深度が基準値を超えている場合であって
も、通常の4段定電流による充電を実行し、追加充電モ
ードが選択されている場合にのみ、上述した第1実施の
形態または第2実施の形態のように、追加充電ステップ
を実行可能とする。
【0032】このようにすれば、充電モードが追加充電
モードにあり、かつ放電深度が基準値よりも深い場合に
のみ、追加充電ステップが実行されることになるので、
深夜電力で充電する場合や、短時間充電を行う場合に、
充電モードを追加充電モードとすることで、効率良く充
電することができる。
モードにあり、かつ放電深度が基準値よりも深い場合に
のみ、追加充電ステップが実行されることになるので、
深夜電力で充電する場合や、短時間充電を行う場合に、
充電モードを追加充電モードとすることで、効率良く充
電することができる。
【0033】(第4実施の形態)図4は、本発明の第4
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、充電器2にタイマ22を設けて充電開始時間を検
知し、その開始時間が所定の時間帯にあるとき、例えば
深夜電力時間帯にあるときに、上述した第1実施の形態
または第2実施の形態のように、追加充電ステップを実
行可能とする。
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、充電器2にタイマ22を設けて充電開始時間を検
知し、その開始時間が所定の時間帯にあるとき、例えば
深夜電力時間帯にあるときに、上述した第1実施の形態
または第2実施の形態のように、追加充電ステップを実
行可能とする。
【0034】なお、タイマ22による充電開始時間は、
例えば差込プラグ6が商用電源に接続されて、一次側電
源ライン7に交流電圧が印加されている状態で、充電器
2に設けられている充電開始スイッチ(図示せず)がオ
ンになった信号を受けて検知する。
例えば差込プラグ6が商用電源に接続されて、一次側電
源ライン7に交流電圧が印加されている状態で、充電器
2に設けられている充電開始スイッチ(図示せず)がオ
ンになった信号を受けて検知する。
【0035】このようにすれば、充電開始時間が所定の
時間帯にあり、かつ放電深度が基準値よりも深い場合
に、追加充電ステップが実行されることになるので、特
に深夜電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を
終了することが可能となる。
時間帯にあり、かつ放電深度が基準値よりも深い場合
に、追加充電ステップが実行されることになるので、特
に深夜電力を利用する場合には、その時間帯内で充電を
終了することが可能となる。
【0036】(第5実施の形態)図5は、本発明の第5
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、鉛蓄電池1に温度センサ31を取り付けて温度を
検出し、その検出温度を信号ライン9を介して充電器2
に供給して、検出温度が所定の温度以下にあるときに、
上述した第1実施の形態または第2実施の形態のよう
に、追加充電ステップを実行可能とする。
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第1または第2実施の形態にお
いて、鉛蓄電池1に温度センサ31を取り付けて温度を
検出し、その検出温度を信号ライン9を介して充電器2
に供給して、検出温度が所定の温度以下にあるときに、
上述した第1実施の形態または第2実施の形態のよう
に、追加充電ステップを実行可能とする。
【0037】このようにすれば、鉛蓄電池1の検出温度
が所定温度以下で、かつ放電深度が基準値よりも深い場
合に、第1実施の形態または第2実施の形態で説明した
ように追加充電ステップが実行されることになるので、
鉛蓄電池1の温度上昇及び劣化を抑えながら充電するこ
とができる。
が所定温度以下で、かつ放電深度が基準値よりも深い場
合に、第1実施の形態または第2実施の形態で説明した
ように追加充電ステップが実行されることになるので、
鉛蓄電池1の温度上昇及び劣化を抑えながら充電するこ
とができる。
【0038】(第6実施の形態)図6は、本発明の第6
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第5実施の形態において、充電
器2にタイマ22を設けて第4実施の形態と同様に充電
開始時間を検知し、温度センサ31での検出温度が所定
の温度以下にあり、かつタイマ22による充電開始検知
時間が所定の時間帯にあるときに、上述した第1実施の
形態または第2実施の形態のように、追加充電ステップ
を実行可能とする。
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態では、第5実施の形態において、充電
器2にタイマ22を設けて第4実施の形態と同様に充電
開始時間を検知し、温度センサ31での検出温度が所定
の温度以下にあり、かつタイマ22による充電開始検知
時間が所定の時間帯にあるときに、上述した第1実施の
形態または第2実施の形態のように、追加充電ステップ
を実行可能とする。
【0039】このようにすれば、鉛蓄電池1の温度が所
定温度以下で、充電開始時間が所定の時間帯にあり、か
つ放電深度が基準値よりも深い場合に、追加充電ステッ
プが実行されることになるので、特に深夜電力を利用す
る場合には、鉛蓄電池1の温度上昇及び劣化を抑えなが
ら、深夜電力の時間帯内で充電を終了することが可能と
なる。
定温度以下で、充電開始時間が所定の時間帯にあり、か
つ放電深度が基準値よりも深い場合に、追加充電ステッ
プが実行されることになるので、特に深夜電力を利用す
る場合には、鉛蓄電池1の温度上昇及び劣化を抑えなが
ら、深夜電力の時間帯内で充電を終了することが可能と
なる。
【0040】(第7実施の形態)本発明の第7実施の形
態では、上記の第6実施の形態において、追加充電ステ
ップを実行する際の充電電流値を、温度センサ31で検
出した鉛蓄電池1の温度に応じて変化させる。
態では、上記の第6実施の形態において、追加充電ステ
ップを実行する際の充電電流値を、温度センサ31で検
出した鉛蓄電池1の温度に応じて変化させる。
【0041】例えば、第1実施の形態におけるように、
追加充電ステップにおける充電電流値が一つの場合に
は、図7に検出温度t(℃)と追加充電ステップにおけ
る充電電流値I(A)との関係を示すように、最も高い
充電電流値I0を供給できる温度t0と、所定温度t1
(>t0)との間で、通常の4段定電流充電における1
段目の充電電流値I1(<I0)よりも高い電流値の中
で、充電電流値Iを検出温度tに反比例するように、即
ち検出温度tが高い程、充電電流値Iが低くなるように
連続的または段階的に設定して充電する。
追加充電ステップにおける充電電流値が一つの場合に
は、図7に検出温度t(℃)と追加充電ステップにおけ
る充電電流値I(A)との関係を示すように、最も高い
充電電流値I0を供給できる温度t0と、所定温度t1
(>t0)との間で、通常の4段定電流充電における1
段目の充電電流値I1(<I0)よりも高い電流値の中
で、充電電流値Iを検出温度tに反比例するように、即
ち検出温度tが高い程、充電電流値Iが低くなるように
連続的または段階的に設定して充電する。
【0042】また、第2実施の形態におけるように、追
加充電ステップにおける充電電流値を充電深度に応じて
変化させる場合には、充電深度に対応する充電電流値を
更に検出温度に応じて連続的または段階的に変更して充
電する。
加充電ステップにおける充電電流値を充電深度に応じて
変化させる場合には、充電深度に対応する充電電流値を
更に検出温度に応じて連続的または段階的に変更して充
電する。
【0043】このように、検出温度に応じた充電電流値
で追加充電ステップを実行すれば、鉛蓄電池の温度上昇
及び劣化を最小限に抑えながら充電することができる。
で追加充電ステップを実行すれば、鉛蓄電池の温度上昇
及び劣化を最小限に抑えながら充電することができる。
【0044】(第8実施の形態)図8は、本発明の第8
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態は、電気自動車50に搭載されている
複数の鉛蓄電池51を充電するもので、充電器2の充電
ライン3、4及び信号ライン8をコネクタ10を介して
電気自動車50に設けられている充電端子52に接続し
て、充電器2からの充電電流を鉛蓄電池51に供給する
ようにすると共に、電気自動車50に設けられている鉛
蓄電池51の残存容量(放電深度)を検出する容量計5
3の出力を、充電端子52からコネクタ10及び信号ラ
イン8を経て充電器2に入力して、容量計53からの放
電深度が基準値以上の場合に、第1実施の形態または第
2実施の形態で説明したように、通常の4段定電流によ
る充電に先立って、より高い充電電流値による追加充電
ステップを実行して、電気自動車50に搭載されている
鉛蓄電池51を充電する。
実施の形態における充電システムの概要を示すものであ
る。本実施の形態は、電気自動車50に搭載されている
複数の鉛蓄電池51を充電するもので、充電器2の充電
ライン3、4及び信号ライン8をコネクタ10を介して
電気自動車50に設けられている充電端子52に接続し
て、充電器2からの充電電流を鉛蓄電池51に供給する
ようにすると共に、電気自動車50に設けられている鉛
蓄電池51の残存容量(放電深度)を検出する容量計5
3の出力を、充電端子52からコネクタ10及び信号ラ
イン8を経て充電器2に入力して、容量計53からの放
電深度が基準値以上の場合に、第1実施の形態または第
2実施の形態で説明したように、通常の4段定電流によ
る充電に先立って、より高い充電電流値による追加充電
ステップを実行して、電気自動車50に搭載されている
鉛蓄電池51を充電する。
【0045】本実施の形態によると、第1実施の形態ま
たは第2実施の形態で説明した効果と同様の効果が得ら
れる他、更に、電気自動車50に本来設けられている容
量計53を利用して鉛蓄電池51の放電深度を検出して
いるので、新たに残存容量計測装置を設ける必要がな
く、安価な構成で実施することができる。
たは第2実施の形態で説明した効果と同様の効果が得ら
れる他、更に、電気自動車50に本来設けられている容
量計53を利用して鉛蓄電池51の放電深度を検出して
いるので、新たに残存容量計測装置を設ける必要がな
く、安価な構成で実施することができる。
【0046】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態では通常の充電モー
ドを4段定電流充電モードとしたが、本発明は2段以上
の任意の多段定電流充電方法に適用することができる。
ることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態では通常の充電モー
ドを4段定電流充電モードとしたが、本発明は2段以上
の任意の多段定電流充電方法に適用することができる。
【0047】また、第8実施の形態においては、充電器
2に充電モード選択スイッチやタイマを付加することに
より、第3または第4実施の形態と同様にして鉛蓄電池
51を充電したり、あるいは電気自動車50に鉛蓄電池
51の温度を検出する温度センサを付加し、その検出温
度を充電器2に送信して第5実施の形態と同様にして鉛
蓄電池51を充電したり、この温度センサに加えて、更
に充電器2にタイマを付加して、第6または第7実施の
形態と同様にして鉛蓄電池51を充電したり、すること
もできる。
2に充電モード選択スイッチやタイマを付加することに
より、第3または第4実施の形態と同様にして鉛蓄電池
51を充電したり、あるいは電気自動車50に鉛蓄電池
51の温度を検出する温度センサを付加し、その検出温
度を充電器2に送信して第5実施の形態と同様にして鉛
蓄電池51を充電したり、この温度センサに加えて、更
に充電器2にタイマを付加して、第6または第7実施の
形態と同様にして鉛蓄電池51を充電したり、すること
もできる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、鉛蓄電
池の充電中における端子電圧を検出して充電電流値を段
階的に低下させながら鉛蓄電池を充電するに際して、鉛
蓄電池の放電深度が基準値よりも深い場合には、通常の
充電ステップパターンでの充電電流値よりも高い充電電
流値による追加充電ステップを実行可能としたので、こ
の追加充電ステップを実行することで鉛蓄電池を効率良
く短時間で充電できる。従って電力量料金が安い夜間電
力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了する
ことが可能となる。
池の充電中における端子電圧を検出して充電電流値を段
階的に低下させながら鉛蓄電池を充電するに際して、鉛
蓄電池の放電深度が基準値よりも深い場合には、通常の
充電ステップパターンでの充電電流値よりも高い充電電
流値による追加充電ステップを実行可能としたので、こ
の追加充電ステップを実行することで鉛蓄電池を効率良
く短時間で充電できる。従って電力量料金が安い夜間電
力を利用する場合には、その時間帯内で充電を終了する
ことが可能となる。
【図1】本発明の第1実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図2】第1実施の形態の充電方法による充電電流及び
端子電圧の時間変化を示す図である。
端子電圧の時間変化を示す図である。
【図3】本発明の第3実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図4】同じく、第4実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図5】同じく、第5実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図6】同じく、第6実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図7】本発明の第7実施の形態を説明する検出温度と
追加充電ステップにおける充電電流値との関係を示す図
である。
追加充電ステップにおける充電電流値との関係を示す図
である。
【図8】本発明の第8実施の形態における充電システム
の概要を示す図である。
の概要を示す図である。
【図9】従来の4段定電流充電方法による充電電流及び
端子電圧の時間変化を示す図である。
端子電圧の時間変化を示す図である。
1 鉛蓄電池
2 充電器
3、4 充電ライン
5 残存容量計測装置
6 差込プラグ
7 一次側電源ライン
8、9 信号ライン
10 コネクタ
21 充電モード選択スイッチ
22 タイマ
31 温度センサ
50 電気自動車
51 鉛蓄電池
52 充電端子
53 容量計
Claims (7)
- 【請求項1】 鉛蓄電池の充電中における端子電圧を検
出して充電電流値を段階的に低下させながら上記鉛蓄電
池を充電する充電方法において、 上記鉛蓄電池の放電深度を検出し、該検出した放電深度
が基準値よりも深いときに、通常の段階的な充電電流値
による充電ステップパターンでの充電に先立って、当該
充電ステップパターンにおける1段目の充電ステップで
の充電電流値よりも高い充電電流値で充電する追加充電
ステップを実行することを特徴とする鉛蓄電池の充電方
法。 - 【請求項2】 上記追加充電ステップでの充電電流値
は、 上記放電深度に応じて設定することを特徴とする請求項
1に記載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項3】 上記追加充電ステップは、 充電モードが追加充電ステップ選択モードにあるときに
実行可能としたことを特徴とする請求項1または2に記
載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項4】 上記追加充電ステップは、 充電開始時間が所定の時間帯にあるときに実行可能とし
たことを特徴とする請求項1または2に記載の鉛蓄電池
の充電方法。 - 【請求項5】 上記鉛蓄電池の温度を検出し、該検出温
度が所定の温度以下にあるときに、上記追加充電ステッ
プを実行可能としたことを特徴とする請求項1または2
に記載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項6】 上記追加充電ステップは、 検出温度が所定の温度以下にあり、かつ充電開始時間が
所定の時間帯にあるときに実行可能としたことを特徴と
する請求項5に記載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項7】 上記追加充電ステップでの充電電流値
は、 上記検出温度に応じて設定することを特徴とする請求項
5または6に記載の鉛蓄電池の充電方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002088542A JP2003288951A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 鉛蓄電池の充電方法 |
EP03251900A EP1355402A3 (en) | 2002-03-27 | 2003-03-26 | Method of charging a storage battery. |
US10/396,828 US6781348B2 (en) | 2002-03-27 | 2003-03-26 | Method of charging a storage battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002088542A JP2003288951A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 鉛蓄電池の充電方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003288951A true JP2003288951A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=28449456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002088542A Pending JP2003288951A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 鉛蓄電池の充電方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6781348B2 (ja) |
EP (1) | EP1355402A3 (ja) |
JP (1) | JP2003288951A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2006114312A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池の充電方法 |
JP2014110680A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Asti Corp | 充電器 |
WO2019230396A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
CN110911727A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-03-24 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种蓄电池低能耗充电工艺 |
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EP1729394A1 (en) * | 2005-06-02 | 2006-12-06 | Sony Ericsson Mobile Communications AB | Method and device for charging a battery |
DE102006004737A1 (de) * | 2005-10-28 | 2007-05-10 | Temic Automotive Electric Motors Gmbh | Verfahren zum Laden eines Energiespeichers |
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JP4824040B2 (ja) * | 2007-12-14 | 2011-11-24 | 富士通株式会社 | 電池回路の制御装置、充電制御装置、これを用いた電子機器、および制御方法 |
US9007025B2 (en) | 2010-04-07 | 2015-04-14 | Dell Products, L.P. | Systems and methods for configuring and charging hybrid battery systems |
US9647486B2 (en) * | 2010-09-29 | 2017-05-09 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for controlling chassis coupling current |
WO2017000216A1 (zh) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 充电控制电路、充电装置、充电系统及充电控制方法 |
CN107204493B (zh) * | 2017-04-28 | 2020-09-29 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池充电方法、装置和设备 |
KR102544462B1 (ko) * | 2018-01-25 | 2023-06-19 | 삼성전자 주식회사 | 배터리를 포함하는 전자 장치 및 이의 충전구간을 제어하는 방법 |
JP7010191B2 (ja) * | 2018-10-23 | 2022-02-10 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池システムおよび二次電池の充電制御方法 |
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US5166596A (en) * | 1991-08-29 | 1992-11-24 | Motorola, Inc. | Battery charger having variable-magnitude charging current source |
US5214370A (en) * | 1991-09-13 | 1993-05-25 | At&T Bell Laboratories | Battery charger with thermal runaway protection |
US5367244A (en) * | 1993-01-19 | 1994-11-22 | Premier Engineered Products, Inc. | Battery charging method with stepped current profile and associated charger |
DE4311586A1 (de) * | 1993-04-08 | 1994-10-13 | Varta Batterie | Verfahren zum Laden von Bleiakkumulatoren mit festgelegtem Elektrolyten |
US5583416A (en) * | 1994-01-26 | 1996-12-10 | Gnb Battery Technologies, Inc. | Apparatus and method for step-charging batteries to optimize charge acceptance |
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JPH1051970A (ja) | 1996-08-01 | 1998-02-20 | Toyota Motor Corp | 充電制御装置 |
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-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002088542A patent/JP2003288951A/ja active Pending
-
2003
- 2003-03-26 US US10/396,828 patent/US6781348B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-26 EP EP03251900A patent/EP1355402A3/en not_active Withdrawn
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CN110911727B (zh) * | 2019-12-05 | 2022-09-16 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种蓄电池低能耗充电工艺 |
Also Published As
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---|---|
EP1355402A2 (en) | 2003-10-22 |
EP1355402A3 (en) | 2006-10-25 |
US20030184261A1 (en) | 2003-10-02 |
US6781348B2 (en) | 2004-08-24 |
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