JP2015023684A - 二次電池の充電システムおよび充電方法 - Google Patents
二次電池の充電システムおよび充電方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015023684A JP2015023684A JP2013150195A JP2013150195A JP2015023684A JP 2015023684 A JP2015023684 A JP 2015023684A JP 2013150195 A JP2013150195 A JP 2013150195A JP 2013150195 A JP2013150195 A JP 2013150195A JP 2015023684 A JP2015023684 A JP 2015023684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- secondary battery
- current
- predetermined
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/44—Methods for charging or discharging
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/007—Regulation of charging or discharging current or voltage
- H02J7/00712—Regulation of charging or discharging current or voltage the cycle being controlled or terminated in response to electric parameters
- H02J7/007182—Regulation of charging or discharging current or voltage the cycle being controlled or terminated in response to electric parameters in response to battery voltage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】充電時間を十分に短縮することができる二次電池の充電システムおよび充電方法を提供する。
【解決手段】充電システム100は、二次電池1に一定値Iccの充電電流を供給し、当該充電電流によって二次電池1のCCVが所定の閾値電圧Vccに到達するまで定電流充電を行った後、現在供給している充電電流を所定の電流減少量ΔIcだけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池1のCCVが所定の電圧上昇量ΔVxだけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数(N回)繰り返した後、充電電流の供給を停止する。電流減少量ΔIcは、現在供給している充電電流を当該ΔIcだけ減少させた際の二次電池1のCCVが二次電池1の満充電電圧Vfullを上回るように設定される。
【選択図】図3
【解決手段】充電システム100は、二次電池1に一定値Iccの充電電流を供給し、当該充電電流によって二次電池1のCCVが所定の閾値電圧Vccに到達するまで定電流充電を行った後、現在供給している充電電流を所定の電流減少量ΔIcだけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池1のCCVが所定の電圧上昇量ΔVxだけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数(N回)繰り返した後、充電電流の供給を停止する。電流減少量ΔIcは、現在供給している充電電流を当該ΔIcだけ減少させた際の二次電池1のCCVが二次電池1の満充電電圧Vfullを上回るように設定される。
【選択図】図3
Description
この発明は、二次電池の充電システムおよび充電方法に関する。
一般的な二次電池の充電方法としては、はじめに定電流充電(CC充電)を行って二次電池の閉回路電圧(CCV)を所定電圧まで上昇させた後、定電圧充電(CV充電)を行って二次電池を満充電状態にする方法が一般的である。しかしながら、二次電池の定電圧充電を行う際には満充電状態に近づくに従って充電電流を連続的に減少させる必要があり、それに伴って単位時間あたりの充電量も減少していくため、充電時間が長くなってしまう。
上記の問題を解決するために、特許文献1には、二次電池に一定の充電電流を供給して定電流充電を行い、二次電池のCCVが所定の切替電圧に到達すると充電電流を所定の電流量だけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によってさらに定電流充電を行うことを繰り返すことによって、二次電池を満充電状態にする方法が記載されている(特許文献1の図6参照)。この方法においても二次電池が満充電状態に近づくに従って充電電流を段階的に減少させていくが、各定電流充電の期間中は電流を減少させないため、上記方法に比べて単位時間あたりの充電量を多くすることができ、充電時間を或る程度まで短縮することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、充電電流の切替時に二次電池のCCVが満充電状態における電圧(図6のV3)を下回る程に充電電流を大幅に減少させるため、その分だけ単位時間あたりの充電量が減少してしまい、充電時間を十分に短縮することができない。この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、充電時間を十分に短縮することができる二次電池の充電システムおよび充電方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る二次電池の充電システムは、電流供給手段によって二次電池に一定値の充電電流を供給し、当該充電電流によって二次電池の閉回路電圧が所定の閾値電圧に到達するまで定電流充電を行った後、電流供給手段によって現在供給されている充電電流を所定の電流減少量だけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池の閉回路電圧が所定の電圧上昇量だけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数繰り返すことによって、二次電池の充電を行う充電システムにおいて、所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量は、電流供給手段によって現在供給されている充電電流を当該所定の電流減少量だけ減少させた際の二次電池の閉回路電圧が二次電池の満充電電圧を上回るように設定されることを特徴とする。
好適には、所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量はすべて等しく、当該所定の電流減少量をΔIc、二次電池にはじめに供給される充電電流の一定値をIcc、所定の回数をNとすると、
ΔIc=Icc/(N+1)
によって決定され、
Nの値は、二次電池の内部抵抗をR、満充電電圧をVfull、所定の閾値電圧をVccとすると、
N>(R×Icc)/(Vcc−Vfull)−1
の関係を満たすように設定される。
ΔIc=Icc/(N+1)
によって決定され、
Nの値は、二次電池の内部抵抗をR、満充電電圧をVfull、所定の閾値電圧をVccとすると、
N>(R×Icc)/(Vcc−Vfull)−1
の関係を満たすように設定される。
さらに好適には、所定の回数の繰り返しにおける各所定の電圧上昇量はすべて等しく、当該所定の電圧上昇量をΔVxとすると、
ΔVx=(Vfull−(Vcc−R×Icc))/N
によって決定される。
ΔVx=(Vfull−(Vcc−R×Icc))/N
によって決定される。
また、この発明に係る二次電池の充電方法は、二次電池に一定値の充電電流を供給し、当該充電電流によって二次電池の閉回路電圧が所定の閾値電圧に到達するまで定電流充電を行った後、二次電池に現在供給している充電電流を所定の電流減少量だけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池の閉回路電圧が所定の電圧上昇量だけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数繰り返すことによって、二次電池の充電を行う充電方法において、所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量は、二次電池に現在供給している充電電流を当該所定の電流減少量だけ減少させた際の二次電池の閉回路電圧が二次電池の満充電電圧を上回るように設定されることを特徴とする。
この発明に係る二次電池の充電システムおよび充電方法によれば、二次電池の充電時間を十分に短縮することができる。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態.
この発明の実施の形態に係る二次電池の充電システム100の構成を図1に示す。充電システム100は、二次電池1と、二次電池1に充電電流を供給する電流制御型の電源2と、二次電池1の電圧を測定する電圧センサ3と、二次電池1と電源2の間に設けられるスイッチ4と、制御ユニット5とから構成されている。
実施の形態.
この発明の実施の形態に係る二次電池の充電システム100の構成を図1に示す。充電システム100は、二次電池1と、二次電池1に充電電流を供給する電流制御型の電源2と、二次電池1の電圧を測定する電圧センサ3と、二次電池1と電源2の間に設けられるスイッチ4と、制御ユニット5とから構成されている。
制御ユニット5は、マイクロコンピュータによって構成されており、電圧センサ3によって測定される二次電池1の電圧を取得すると共に、電源2の出力電流およびスイッチ4の開閉状態を制御することによって、図2のフローチャートに示される二次電池1の充電処理を制御する。以下、図2のフローチャートに示される充電処理における各ステップの詳細について順次説明する。なお、充電処理の開始時においては、電源2は電流を出力しておらず、またスイッチ4は開状態である。
まず、ステップS1において、制御ユニット5は、電圧センサ3によって測定される二次電池1の開回路電圧(OCV)を取得し、予め測定してある二次電池1の満充電状態におけるOCV(満充電電圧Vfull)と比較する。そして、二次電池1のOCVが満充電電圧Vfull未満である場合には、ステップS2〜S12の各ステップを実行する。一方、二次電池1のOCVがVfull以上であり既に満充電状態である場合には、充電処理を終了する。
ステップS2において、制御ユニット5は、時刻t0においてスイッチ4を閉状態にすると共に電源2から一定値Iccの充電電流を出力させ、当該充電電流によって二次電池1の定電流充電(CC充電)を開始する(図3(b)参照)。これにより、二次電池1の充電量が時間の経過ともに増加していき、充電量と閉回路電圧(CCV)との間には相関関係があるため、電圧センサ3によって測定される二次電池1のCCVも時間の経過とともに上昇していく(図3(a)参照)。
ステップS3において、制御ユニット5は、二次電池1の内部抵抗Rを推定する。詳細には、ステップS2で電源2から二次電池1への充電電流の供給が開始される直前直後に電圧センサ3によって測定される二次電池1の電圧から、内部抵抗Rを以下の式に従って推定する。
R=(V2−V1)/Icc
ただし、上式において、V1は電流供給開始直前のOCV、V2は電流供給開始直後のCCVである。
ステップS4において、制御ユニット5は、電源2から二次電池1への充電電流の供給を継続したまま、二次電池1のCCVが所定の閾値電圧Vccに到達するまで待機する。なお、閾値電圧Vccは、満充電電圧Vfullより大きく、かつ、二次電池1のCCV=Vccの状態におけるOCV(図3(a)のVo1)が満充電電圧Vfull未満になるように設定されている。
上記ステップS4において二次電池1のCCVが閾値電圧Vccに到達したと判定されると、ステップS5において、制御ユニット5は、その状態における二次電池1のOCV(図3(a)のVo1)を、以下の式に従って推定する。
Vo1=(Vcc−R×Icc)
なお、上式では二次電池1の分極の効果を考慮していない。通常、OCVの推定の際には電池の分極の効果を考慮したほうがより正確であり、その場合、OCVの推定値は上式によって得られる値よりも小さくなる。しかしながら、本願発明では分極の効果をあえて無視し、OCVの推定値を実際の値よりも大きく見積もる。この理由については後述する。
ステップS6において、制御ユニット5は、後のステップS8で使用する所定の電流減少量ΔIcを、以下の式に従って決定する。
ΔIc=Icc/(N+1)
ただし、上式においてNは正の整数であり、図3(b)にはN=3の例が示されている。本願発明では、後のステップS8で充電電流をΔIcだけ減少させた際の二次電池1のCCV(図3(a)のVd1、Vd2、Vd3)が満充電電圧Vfullを上回るようにNの値を設定することによって、単位時間あたりの充電量をできるかぎり多くする。具体的には、充電電流をΔIcだけ減少させた際のCCVが満充電電圧Vfullを上回るためには、
R×ΔIc<Vcc−Vfull
の関係を満たす必要があり、
ΔIc=Icc/(N+1)
であることを考慮して、Nの値は
N>(R×Icc)/(Vcc−Vfull)−1
の関係を満たすように設定される。
N>(R×Icc)/(Vcc−Vfull)−1
の関係を満たすように設定される。
ステップS7において、制御ユニット5は、後のステップS10で使用する所定の電圧上昇量ΔVxを、以下の式に従って決定する。
ΔVx=(Vfull−Vo1)/N
=(Vfull−(Vcc−R×Icc))/N
=(Vfull−(Vcc−R×Icc))/N
上式においてΔVxは、図3(a)における満充電電圧VfullとOCV推定値Vo1との間のギャップをN分割した電圧として定義されている。
次に、ステップS8において、制御ユニット5は、電源2が現在供給している充電電流を上記ステップS6で決定した電流減少量ΔIcだけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池1の定電流充電を行う(図3(b)の時刻t1)。
ステップS9において、制御ユニット5は、ステップS8で充電電流をΔIcだけ減少させた際に電圧センサ3によって測定される二次電池1のCCV(図3(a)のVd1)を取得する。
ステップS10において、制御ユニット5は、電源2から二次電池1への充電電流の供給を継続したまま、二次電池1のCCVがVd1+ΔVxに到達するまで待機する。すなわち、二次電池1のCCVが上記ステップS7で決定した電圧上昇量ΔVxだけ上昇するまで待機する。
上記ステップS10において二次電池1のCCVが電圧量上昇ΔVxだけ上昇したと判定されると、ステップS11において、制御ユニット5は、ステップS8〜S10がN回繰り返されたか否かを調べる。そして、ステップS8〜S10の繰り返しがN回未満である場合には、ステップS8に戻る。一方、N回の繰り返しが完了している場合には、ステップS12に進み、スイッチ4を開状態にすると共に電源2から二次電池1への充電電流の供給を停止させ、二次電池1の充電処理を終了する。
上記ステップS8〜S10をN回(この実施の形態の例では3回)繰り返すことによって、二次電池1のOCVは満充電電圧Vfullに漸近してき、二次電池1の充電が行われる(図3(a)の点線)。この過程において、電源2から二次電池1に供給される充電電流はΔIcずつ段階的に減少していき(図3(b))、二次電池1のCCVは充電電流の減少時に一端減少してからΔVx上昇することを繰り返しながら次第に下降していく(図3(a)の実線)。この際、上述したように二次電池1のCCVが満充電電圧Vfullを下回ることはないため、充電電流の切替時にCCVが満充電電圧を下回る程に充電電流を減少させる特許文献1の方法に比べて単位時間あたりの充電量を多くすることができ、充電時間が十分に短縮される。
以上説明したように、この実施の形態に係る二次電池の充電システム100では、二次電池1に一定値Iccの充電電流を供給し、当該充電電流によって二次電池1のCCVが所定の閾値電圧Vccに到達するまで定電流充電を行った後、現在供給している充電電流を所定の電流減少量ΔIcだけ減少させてこれを新たな充電電流とし、当該新たな充電電流によって二次電池1のCCVが所定の電圧上昇量ΔVxだけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数(N回)繰り返した後、充電電流の供給を停止する。この際、電流減少量ΔIcは、現在供給している充電電流を当該ΔIcだけ減少させた際の二次電池1のCCVが二次電池1の満充電電圧Vfullを上回るように設定される。これにより、特許文献1の方法に比べて単位時間あたりの充電量を多くすることができ、充電時間を十分に短縮することができる。
なお、図2のステップS5において、二次電池1のOCVを推定する際に電池の分極の効果を考慮しなかったのは、以下のような理由による。
上記の実施の形態では、図2のステップS7において、電圧上昇量ΔVxを図3(a)の満充電電圧VfullとOCV推定値Vo1との間のギャップをN分割した電圧として定義した。しかしながら、VfullとVo1との間を厳密にN分割してまったく余裕をもたせないと、図4の点線(電圧上昇量ΔVx’)に示されるように、充電終了時に二次電池1のOCVが満充電電圧Vfullを超過してしまう可能性がある。そのため、ステップS5でOCVを推定する際に分極の効果を無視することにより、Vo1の値を意図的に実際よりも大きく推定し、電圧上昇量ΔVxがVfullとVo1との間を厳密にN分割した値よりも若干小さくなるように調整する。これにより、図4の実線(電圧上昇量ΔVx)に示されるように、充電終了時に二次電池1のOCVが満充電電圧Vfullを確実に下回るようにすることができる。
上記の実施の形態では、図2のステップS7において、電圧上昇量ΔVxを図3(a)の満充電電圧VfullとOCV推定値Vo1との間のギャップをN分割した電圧として定義した。しかしながら、VfullとVo1との間を厳密にN分割してまったく余裕をもたせないと、図4の点線(電圧上昇量ΔVx’)に示されるように、充電終了時に二次電池1のOCVが満充電電圧Vfullを超過してしまう可能性がある。そのため、ステップS5でOCVを推定する際に分極の効果を無視することにより、Vo1の値を意図的に実際よりも大きく推定し、電圧上昇量ΔVxがVfullとVo1との間を厳密にN分割した値よりも若干小さくなるように調整する。これにより、図4の実線(電圧上昇量ΔVx)に示されるように、充電終了時に二次電池1のOCVが満充電電圧Vfullを確実に下回るようにすることができる。
その他の実施の形態.
上記の実施の形態では、図2のステップS8〜S10のN回の繰り返しにおいて、各電流減少量ΔIcと各電圧上昇量ΔVxは、それぞれすべて等しい値に設定されていたが、繰り返しごとにそれらに異なる値を設定してもよい。
上記の実施の形態では、図2のステップS8〜S10のN回の繰り返しにおいて、各電流減少量ΔIcと各電圧上昇量ΔVxは、それぞれすべて等しい値に設定されていたが、繰り返しごとにそれらに異なる値を設定してもよい。
1 二次電池、2 電源(電流供給手段)、Icc 一定値、Vcc 閾値電圧、ΔIc 電流減少量、ΔVx 電圧上昇量、N 所定の回数、Vfull 満充電電圧、R 内部抵抗。
Claims (4)
- 電流供給手段によって二次電池に一定値の充電電流を供給し、該充電電流によって前記二次電池の閉回路電圧が所定の閾値電圧に到達するまで定電流充電を行った後、前記電流供給手段によって現在供給されている充電電流を所定の電流減少量だけ減少させてこれを新たな充電電流とし、該新たな充電電流によって前記二次電池の閉回路電圧が所定の電圧上昇量だけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数繰り返すことによって、前記二次電池の充電を行う充電システムにおいて、
前記所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量は、前記電流供給手段によって現在供給されている充電電流を該所定の電流減少量だけ減少させた際の前記二次電池の閉回路電圧が前記二次電池の満充電電圧を上回るように設定されることを特徴とする、二次電池の充電システム。 - 前記所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量はすべて等しく、該所定の電流減少量をΔIc、前記二次電池にはじめに供給される充電電流の一定値をIcc、前記所定の回数をNとすると、
ΔIc=Icc/(N+1)
によって決定され、
前記Nの値は、前記二次電池の内部抵抗をR、前記満充電電圧をVfull、前記所定の閾値電圧をVccとすると、
N>(R×Icc)/(Vcc−Vfull)−1
の関係を満たすように設定されることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池の充電システム。 - 前記所定の回数の繰り返しにおける各所定の電圧上昇量はすべて等しく、該所定の電圧上昇量をΔVxとすると、
ΔVx=(Vfull−(Vcc−R×Icc))/N
によって決定されることを特徴とする、請求項2に記載の二次電池の充電システム。 - 二次電池に一定値の充電電流を供給し、該充電電流によって前記二次電池の閉回路電圧が所定の閾値電圧に到達するまで定電流充電を行った後、前記二次電池に現在供給している充電電流を所定の電流減少量だけ減少させてこれを新たな充電電流とし、該新たな充電電流によって前記二次電池の閉回路電圧が所定の電圧上昇量だけ上昇するまで定電流充電を行うことを所定の回数繰り返すことによって、前記二次電池の充電を行う充電方法において、
前記所定の回数の繰り返しにおける各所定の電流減少量は、前記二次電池に現在供給している充電電流を該所定の電流減少量だけ減少させた際の前記二次電池の閉回路電圧が前記二次電池の満充電電圧を上回るように設定されることを特徴とする、二次電池の充電方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013150195A JP6090023B2 (ja) | 2013-07-19 | 2013-07-19 | 二次電池の充電システムおよび充電方法 |
DE112014003347.2T DE112014003347T5 (de) | 2013-07-19 | 2014-06-25 | System und Verfahren zum Laden einer Sekundärbatterie |
US14/905,003 US20160181832A1 (en) | 2013-07-19 | 2014-06-25 | System and method for charging a secondary battery |
CN201480038947.XA CN105379057A (zh) | 2013-07-19 | 2014-06-25 | 二次电池的充电系统以及充电方法 |
PCT/JP2014/066842 WO2015008593A1 (ja) | 2013-07-19 | 2014-06-25 | 二次電池の充電システムおよび充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013150195A JP6090023B2 (ja) | 2013-07-19 | 2013-07-19 | 二次電池の充電システムおよび充電方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015023684A true JP2015023684A (ja) | 2015-02-02 |
JP6090023B2 JP6090023B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=52346064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013150195A Active JP6090023B2 (ja) | 2013-07-19 | 2013-07-19 | 二次電池の充電システムおよび充電方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160181832A1 (ja) |
JP (1) | JP6090023B2 (ja) |
CN (1) | CN105379057A (ja) |
DE (1) | DE112014003347T5 (ja) |
WO (1) | WO2015008593A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016220354A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 定電流充電装置 |
CN107039695A (zh) * | 2015-12-01 | 2017-08-11 | 丰田自动车株式会社 | 电动车辆的电池系统 |
US11177675B2 (en) | 2018-05-22 | 2021-11-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Charging control device |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108270259B (zh) * | 2017-01-03 | 2021-06-04 | 飞宏科技股份有限公司 | 定电流模式的充电方法 |
TWI614966B (zh) * | 2017-01-03 | 2018-02-11 | 飛宏科技股份有限公司 | 定電流模式之充電方法 |
CN108539804B (zh) * | 2017-03-03 | 2020-07-28 | 北京小米移动软件有限公司 | 电池充电控制方法、电池充电控制装置和电子设备 |
CN109212423B (zh) * | 2018-11-13 | 2024-03-01 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 电池充满检测电路及其检测电池充满的方法、电子装置 |
CN110870159A (zh) * | 2018-12-21 | 2020-03-06 | Oppo广东移动通信有限公司 | 一种充电控制方法、装置及计算机存储介质 |
AU2018437253B2 (en) * | 2018-12-21 | 2021-03-11 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Charging control method, charging control device and computer storage medium |
CN112448434B (zh) * | 2019-09-03 | 2024-01-30 | 华为技术有限公司 | 一种充电控制方法及充电控制装置 |
CN110911770B (zh) * | 2019-11-26 | 2023-06-27 | Oppo广东移动通信有限公司 | 充电方法及待充电设备 |
CN111082487B (zh) * | 2019-12-25 | 2024-02-02 | Oppo广东移动通信有限公司 | 充电控制方法及装置、电子设备 |
JP2021164302A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 充電システム、充電方法、及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08203563A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充電方法 |
JP2005185060A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Diacelltec Kk | リチウムイオン電池の充電方法 |
JP2007311107A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Toshiba Corp | 二次電池の充電方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1578332A (en) * | 1976-03-09 | 1980-11-05 | Chloride Group Ltd | Automatic electric battery charging apparatus |
JP3384027B2 (ja) * | 1993-05-14 | 2003-03-10 | ソニー株式会社 | 充電方法および充電器 |
JPH1197074A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Zip Charge:Kk | 充電方法及び充電装置 |
JP3503295B2 (ja) * | 1995-09-18 | 2004-03-02 | 日産自動車株式会社 | 組電池の充電制御方法および装置 |
JP5322395B2 (ja) * | 2007-02-27 | 2013-10-23 | 三洋電機株式会社 | 組電池の充電方法 |
JP2008228492A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | リチウムイオン二次電池の充電方法 |
CN101420054B (zh) * | 2007-10-25 | 2010-07-28 | 宏基股份有限公司 | 电池充电方法及其装置 |
-
2013
- 2013-07-19 JP JP2013150195A patent/JP6090023B2/ja active Active
-
2014
- 2014-06-25 DE DE112014003347.2T patent/DE112014003347T5/de not_active Withdrawn
- 2014-06-25 US US14/905,003 patent/US20160181832A1/en not_active Abandoned
- 2014-06-25 CN CN201480038947.XA patent/CN105379057A/zh active Pending
- 2014-06-25 WO PCT/JP2014/066842 patent/WO2015008593A1/ja active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08203563A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充電方法 |
JP2005185060A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Diacelltec Kk | リチウムイオン電池の充電方法 |
JP2007311107A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Toshiba Corp | 二次電池の充電方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016220354A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 定電流充電装置 |
CN107039695A (zh) * | 2015-12-01 | 2017-08-11 | 丰田自动车株式会社 | 电动车辆的电池系统 |
US11177675B2 (en) | 2018-05-22 | 2021-11-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Charging control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE112014003347T5 (de) | 2016-03-31 |
US20160181832A1 (en) | 2016-06-23 |
WO2015008593A1 (ja) | 2015-01-22 |
JP6090023B2 (ja) | 2017-03-08 |
CN105379057A (zh) | 2016-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6090023B2 (ja) | 二次電池の充電システムおよび充電方法 | |
JP6500911B2 (ja) | 電池装置、充電制御装置および充電制御方法 | |
JP6523450B2 (ja) | 電池急速充電方法及び装置 | |
JPWO2019026143A1 (ja) | 充電時間演算方法及び充電制御装置 | |
US20190013680A1 (en) | Parallel battery equalization device and method | |
WO2013140710A1 (ja) | バランス補正装置及び蓄電システム | |
US11095130B2 (en) | Power storage apparatus for estimating an open-circuit voltage | |
JP2015171275A (ja) | 二次電池の充電装置および充電方法 | |
US9515505B2 (en) | Charging method and charging device using the same | |
TW201138259A (en) | Charging method for rechargeable battery and its charging battery | |
JP2010252474A (ja) | 二次電池の充電方法 | |
WO2013114696A1 (ja) | 均等化装置 | |
JP2014068468A (ja) | 充電制御装置 | |
JPWO2015162877A1 (ja) | リチウムイオン二次電池システム及びリチウム二次電池システムの運転方法 | |
JP2018048910A (ja) | 蓄電装置 | |
US9421881B2 (en) | Apparatus and method for controlling charge of battery | |
JP2016073021A (ja) | 蓄電システム及び蓄電システムのプリチャージ方法 | |
JP2014045626A (ja) | 充電制御装置 | |
JP2003288951A (ja) | 鉛蓄電池の充電方法 | |
JP5949510B2 (ja) | 充電制御装置および充電制御方法 | |
JP2007259632A (ja) | 充電回路及び充電制御方法 | |
JP2014010005A (ja) | 二次電池の相対残容量算出方法及びパック電池 | |
JP2020048318A (ja) | 二次電池装置 | |
US10110022B2 (en) | Battery charging apparatus and method | |
JP2020520624A (ja) | バッテリーの内部抵抗を最適化するためのバッテリー管理システム及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170123 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6090023 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |