JP2003288866A - 二次電池容器用積層材及び二次電池容器 - Google Patents

二次電池容器用積層材及び二次電池容器

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JP2003288866A JP2002091715A JP2002091715A JP2003288866A JP 2003288866 A JP2003288866 A JP 2003288866A JP 2002091715 A JP2002091715 A JP 2002091715A JP 2002091715 A JP2002091715 A JP 2002091715A JP 2003288866 A JP2003288866 A JP 2003288866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り加工時の白化およびクラックが発生せ
ず、耐水蒸気透過性に優れ、経時後にもデラミネーショ
ンの恐れのない二次電池容器用積層材と容器を提供する
ことである。 【解決手段】 二次電池容器用積層材1は、外装樹脂フ
ィルム2と化成処理アルミニウム箔3を接着剤層5を介
して積層し、前記化成処理アルミニウム箔3とシーラン
トフィルム4をプライマー層6を介して積層したもので
あって、前記シーラントフィルム4は、α−オレフィン
の含有量が2〜10重量%であるプロピレンとα−オレ
フィンのランダム共重合体と、エラストマーまたはポリ
ブテンのいずれかまたは両方とのブレンド品より成る。
この積層材1を絞り成形して二次電池容器を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二次電池に使用
する積層材、詳しくは、二次電池の容器または外装材と
して使用する絞り成形性に優れた積層材とそれを用いた
二次電池容器に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオンポリマー等の二次電池用
外装材には、アルミニウム箔をバリヤー構成とするラミ
ネート材が使用されつつある。要求性能としては、 1.水蒸気透過性が極めて低いこと。 2.内部電解液のもれがないこと。 3.耐電解液特性にすぐれ経時後内層部のフィルムのデ
ラミネーション(剥離)等がないこと。 4.プレス成形でき、成形後アルミニウム箔のピンホー
ル又はクラックができないこと。 5.成形後内層フィルムにクラックが生じず、電池作成
時リード線とラミネート材中のアルミニウムとの導通が
ないこと。 6.110℃等の高温にも一時的に耐える耐熱性を有す
ること。 等が挙げられる。
【0003】これらを満足する積層材としては、例え
ば、ナイロンフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着
剤またはプライマー/ポリプロピレンが提案されてい
る。このような積層材は、ヒートラミネーション(ヒー
トラミネート法)またはドライラミネーション(ドライ
ラミネート法)で作成される。
【0004】ヒートラミネート法で製造した積層材は、
アルミニウム箔とシーラント層との間に水分を取り込み
やすい接着剤層が存在しないので、ドライラミネート法
で製造した積層材に比べて耐水蒸気透過性に優れ、また
その結果として経時後でもデラミネーションのない積層
材を提供できるという利点を有している。
【0005】
【発明の課題】しかしながら、ヒートラミネート法で製
造した積層材は、理由は明確ではないが、同じシーラン
トフィルムを使用しているにもかかわらず、ドライラミ
ネート法で製造した積層材に比べて、絞り加工時に白化
したり、シーラントフィルムにクラック(亀裂)が生じ
るという問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、絞り加工時に
白化およびクラックが発生せず、耐水蒸気透過性に優
れ、経時後にもデラミネーションの恐れのない二次電池
容器用積層材と容器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意創意工
夫を重ねた結果、特に絞り成形性の視点よりシーラント
フィルムの材料を選択し、内層部がヒートラミネーショ
ンにより作成された材料構成のものが前記問題点を解決
することを見出しこの発明を完成させた。この発明の積
層材は次の構成からなる。すなわち、外装樹脂フィル
ム、接着剤、化成処理アルミニウム箔、プライマー層、
シーラントフィルムを順次積層した積層材であって、シ
ーラントフィルムが、プロピレンとα−オレフィンとの
ランダム共重合体と、エラストマーまたはポリブテンの
いずれか1以上とのブレンド品よりなることを特徴とす
る。前記シーラントフィルムが、α−オレフィンの含有
量が2〜10重量%であるプロピレンとα−オレフィン
とのランダム共重合体と、エラストマーまたはポリブテ
ンのいずれか1以上とのブレンド品よりなるものが好ま
しく、また、2〜40重量%、好ましくは2〜10重量
%のエラストマーまたはポリブテンのいずれか1以上を
含むものでもよい。さらに、前記シーラントフィルムに
滑剤を0.5重量%以下含有させるのが望ましい。
【0008】前記エラストマーはスチレン系エラストマ
ーが好ましく、このスチレン系エラストマーは水素添加
スチレン−ブタジエン系共重合体がよい。
【0009】前記シーラントフィルムの厚みは20〜6
0μmがよく、シーラントフィルム表面の動摩擦係数が
0.2以下が好ましい。
【0010】前記化成処理アルミニウム箔のアルミニウ
ム箔中には、鉄、マンガン、ケイ素から選ばれる少なく
とも1種を1.0重量%以上含んでおり、かつ当該アル
ミニウム箔の少なくとも一部がクロムを含む化合物によ
り化成処理されている。
【0011】前記プライマー層は、エポキシ樹脂,メラ
ミン樹脂,ウレタン樹脂,カルボキシ変性ポリプロピレ
ン樹脂から選ばれる少なくとも1種を含み、その塗布量
は、0.5〜5.0g/m2 (乾燥後重量)が好まし
い。
【0012】前記接着剤層は、ポリエステル系接着剤、
ポリエステルポリウレタン系接着剤またはエポキシ含有
ポリエステルポリウレタン系接着剤のいずれかより成
り、その塗布量は3〜9g/m2 (乾燥後重量)が好ま
しい。
【0013】前記化成処理アルミニウム箔とシーラント
フィルムは、プライマー層を介したヒートラミネーショ
ンによって積層するのがよい。
【0014】上記のような二次電池容器用積層材を絞り
成形して二次電池容器を形成する。
【0015】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。図1に示すように、二次電池容器用
積層材1は、外装樹脂フィルム2と化成処理アルミニウ
ム箔3とシーラントフィルム4とをそれぞれ接着剤層5
とプライマー層6を介して積層したものである。
【0016】前記外装樹脂フィルム2は、厚み9μm〜
50μmの樹脂フィルム、具体的にはポリアミド(ナイ
ロン)、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、PET
(ポリエチレンテレフタレート)等の1種または2種以
上を使用できる。これらの中でも特に厚み9〜30μm
のナイロンフィルムおよび厚み9〜30μmのPETフ
ィルムから選ばれる少なくとも1種であるのが好まし
い。勿論、樹脂フィルムに他の樹脂フィルムを積層した
複合体であってもよい。
【0017】前記外装樹脂フィルム2の片面に積層させ
る化成処理アルミニウム箔3に用いるアルミニウム基材
は、公知のアルミニウム箔が使用でき、その成分も公知
の純アルミニウムおよびアルミニウム合金が使用でき
る。具体的には、厚み15〜150μm程度のアルミニ
ウム箔を用いるのがよく、好ましくは厚み35〜60μ
mのアルミニウム箔を使用するのが望ましい。厚み15
μm未満では、後記工程中に変形や亀裂が生じる恐れが
あり、避けるべきである。一方厚み150μmを超える
と、材料としてのコスト、柔軟性、成形性、重量増加の
点で好ましくない。アルミニウムの純度は特に制限され
ず、工業用の純アルミニウム、(JIS)3003、3
004、5052、8021、8079等の合金等公知
のものが採用できるが、マンガン、鉄、ケイ素から選ば
れる少なくとも1成分が1.0重量%以上含まれている
のが好ましい。上限は特に制限されるものではないが、
箔を製造する関係上、2.0重量%程度である。マンガ
ン、鉄またはケイ素を1重量%以上含むことにより、積
層材のコシ(剛性)が向上しピンホールやクラックの防
止に効果がある。また調質についても、焼きなまし材
(O材)、圧延上がり材(H材)、それらの中間材(半
硬材)のいずれでも適用可能で、要求特性に応じて適宜
選択できるが、焼きなまし材(O材)が成形性、接着性
等の点で好ましい。また、必要に応じて水、洗剤、酸、
アルカリまたは有機溶剤等で洗浄等を施しておいてもよ
い。
【0018】前記アルミニウム基材の少なくとも一部以
上、好ましくは片面あるいは両面に化成処理を施すこと
により、この発明の化成処理アルミニウム箔3が得られ
る。片面に処理する場合は、容器の内面となるシーラン
トフィルム4側に処理を施せばよい。処理剤としては、
クロム酸クロム、クロメート、リン酸クロム、弗化クロ
ム、クロム酸シリケート等から選ばれる少なくとも1種
の処理剤に、浸漬または処理剤をコーティングして、全
クロム量(クロム換算)5〜60mg/m2 となるよう
に処理すればよい。
【0019】処理剤の濃度は特に限定されるものではな
いが、例えば0.02重量%〜30重量%とし、残部溶
剤とすればよい。溶剤には水、アルコール(メタノー
ル,エタノール,プロパノール,ヘキサノール,ペンタ
ノール)等を用いることができる。また必要に応じて蓚
酸、硫酸、珪酸、重金属酸およびそれらの塩、化合物等
を添加することもできる。さらに必要に応じてpH調整
剤、粘度調整剤等を適量添加してもよい。処理方法・条
件等は、処理剤等の種類や濃度によって適宜決めればよ
く、この発明を限定するものではないが、例えばロール
・コーター、バーコーター、ドクターブレード等による
塗布、スプレー塗装、刷毛塗り、浸漬等の手段によって
処理できる。塗布量・処理時間は、前記アルミニウム箔
にクロム含有皮膜が形成されれば特に規定されるもので
はないが、浸漬法の場合は1秒〜60秒程度が好まし
く、塗布の場合は、クロム量換算で5〜60mg/m2
程度が適当である。処理温度(溶液温度)は室温〜90
℃程度が好ましい。処理後は、必要に応じて水洗浄、自
然乾燥、熱風乾燥等を実施すればよい。ここで全クロム
量が5mg/m2 未満では、耐電解液性が充分ではな
く、60mg/m2 を超えると、逆に塗膜強度が弱くな
り、結果として耐電解液性が低下する恐れがある。
【0020】この発明の積層材1においては、シーラン
トフィルム4として、プロピレンとα−オレフィンとの
ランダム共重合体と、エラストマーまたはポリブテンの
いずれか1以上のブレンド品を使用する。プロピレンと
α−オレフィンとのランダム共重合体としては、α−オ
レフィンの含有量が2〜10重量%のものを使用するの
が好ましい。またα−オレフィンとしては、エチレン及
び/又はブテンを使用するのが好ましい。このα−オレ
フィンの含有量、すなわちエチレン或いはブテン又はエ
チレンとブテンの合計の含有量が2重量%未満の場合
は、耐衝撃性や柔軟性に問題を生じ、特に絞り成形時に
シーラント層にクラックが入る恐れがあるので好ましく
ない。一方、含有量が10重量%を超えると、耐熱性が
不足して高温下ではシール部からの破断(破裂)が生じ
る恐れがあるので好ましくない。また、プロピレンとα
−オレフィンのランダム共重合体のかわりに、エチレン
プロピレンブロックコポリマーやポリプロピレンのホモ
ポリマーを使用した場合、絞り加工時に白化等が生じや
すいので好ましくない。
【0021】エラストマーとしてはスチレン系エラスト
マー、オレフィン系エラストマー、ジエン系ゴム等が挙
げられるが、プロピレンとα−オレフィンとのランダム
共重合体に対する相溶性の関係からスチレン系エラスト
マーが好ましい。スチレン系エラストマーとしては、ス
チレン−ブタジエン系共重合体やスチレン−イソプレン
系共重合体ゴム或いはそれらを水素添加したものが挙げ
られるが、水素添加スチレン−ブダジエン共重合体が特
に好ましい。
【0022】また、ポリブテンとは柔軟性に優れたブテ
ンの重合物であって、例えば、三井化学株式会社からタ
フマーBLとして市販されている樹脂が挙げられる。
【0023】このプロピレンとα−オレフィンとのラン
ダム共重合体と、エラストマーまたはポリブテンとの配
合割合は、エラストマーまたはポリブテンが2〜40重
量%、プロピレンとα−オレフィンのランダム共重合体
を残部とするのが好ましい。エラストマーまたはポリブ
テンが2重量%未満では、絞り成形時にシーラント層が
クラックを生じたり、白化する恐れがあるので好ましく
ない。他方40重量%を超えると、耐熱性が劣り、高温
化で破断(破裂)しやすくなるので好ましくない。
【0024】特に、エラストマーとしてスチレン系エラ
ストマーを使用する場合には、スチレン系エラストマー
2〜10重量%、残部をプロピレンとα−オレフィンと
のランダム共重合体とするのが好ましい。また、ポリブ
テンを使用する場合には、ポリブテン10〜40重量%
とし、プロピレンとα−オレフィンのランダム共重合体
を残部とするのが特に好ましい。
【0025】さらに、この発明の積層材1は、エンボス
タイプ(成形容器タイプ)の二次電池用外装材に使用す
ることを目的としている関係上、5.0mm以上の絞り
成形が可能であること、いいかえれば絞り成形時に、ア
ルミニウム箔にクラックやピンホールが入らない程度の
滑り性を有していることが求められる。したがって、こ
の発明においては、ラミネート後のシーラントフィルム
4の動摩擦係数が0.2以下であることが望ましい。こ
のため、シーラントフィルム4に、エルカ酸アミド又は
オレイン酸アミド等の滑剤を0.5重量%以下、望まし
くは500〜5000ppm含有させるのが好ましい。
滑剤が500ppm未満の場合は、ラミネート後の滑り
性が不充分であり、絞り成形時にアルミニウム箔にピン
ホールやクラックが生じやすくなる恐れがある。一方、
滑剤が5000ppmを超える場合は、ラミネート面へ
のブリード量が多くなり、プライマー層との接着強度が
弱くなり、絞り成形時に剥離が生じたり、電解液充填後
の密封強度が弱くなる恐れがある。さらに、シーラント
フィルム4には、必要に応じてアンチブロッキング剤、
酸化防止剤、熱安定剤、分散剤などを配合することも勿
論可能である。なお、シーラントフィルム4は、上記要
件を満たす範囲であれば、2層以上の多層フィルムとし
てもよい。
【0026】この発明の積層材1においては、化成処理
アルミニウム箔3と外装樹脂フィルム2との接着に使用
する接着剤層5として、ポリエステル系接着剤、ポリエ
ステルポリウレタン系接着剤またはエポキシ含有ポリエ
ステルポリウレタン系接着剤のいずれかを使用し、ドラ
イラミネーションによって接着するのが望ましい。すな
わち、これらの接着剤を使用した場合は、40N/15
mm巾以上の十分なシール強度を有する積層材1を得る
ことができる。また、ポリエステル系接着剤、ポリエス
テルポリウレタン系接着剤またはエポキシ含有ポリエス
テルポリウレタン系接着剤の塗布量は、乾燥重量換算で
3.0〜9.0g/m2 の範囲とするのが好ましい。接
着剤の塗布量がこれ未満では、接着強度が低下するとと
もに絞り加工時の剥離或いはうきの原因となる恐れがあ
り、また十分なシール強度を有する積層材1が得られな
いので好ましくなく、これを超えて使用しても、シール
強度がこれ以上改善しないばかりか、経済的理由からも
好ましくない。
【0027】アルミニウム箔の化成処理面とシーラント
フィルム4のヒートラミネーションの接着に使用される
プライマー層6は、エポキシ樹脂,メラミン樹脂,ウレ
タン樹脂,カルボキシ変性ポリプロピレン樹脂から選ば
れる少なくとも1種を含有するコート剤(プライマー)
が望ましく、ここでいうカルボキシ変性ポリプロピレン
樹脂とは、アクリル酸,メタクリル酸,マレイン酸,無
水マレイン酸,イタコン酸,無水イタコン酸等の不飽和
カルボン酸でポリプロピレン樹脂を酸変性しグラフト重
合をさせたものである。塗布量は0.5〜5.0g/m
2 (乾燥後の重量)が好ましく、さらに0.5〜3.0
g/m2 が望ましい。塗布量が0.5g/m2 未満で
は、ラミネート強度が充分でなく耐電解液特性も劣化の
速度が速くなる恐れがある。また、5.0g/m2 を超
えると、ラミネート強度の低下が認められるばかりだけ
ではなく、接着剤層が厚くなって水分透過性が高くなり
耐水蒸気透過性が低下し、又経済面からもロスが大きく
なる。
【0028】以上の外装樹脂フィルム2、接着剤層5、
化成処理アルミニウム箔3、プライマー層6、シーラン
トフィルム4がこの発明の積層材1の主要構成要素であ
るが、これ以外に必要に応じて、適当な層間に中間樹脂
フィルム、アンカーコート層、印刷層、着色層、オーバ
ーコート層、前記以外の接着剤層等を設けても差し支え
ない。
【0029】上記各層を積層後に、必要に応じて最終の
加熱処理やエージング処理を施すことにより、各層の接
着強度をより向上させることもできる。この場合の処理
温度は40〜120℃程度で、時間は必要に応じて調整
する。
【0030】この発明の積層材1を容器に成形する場合
には、公知のプレス機、例えば油圧プレス、機械式(ク
ランク)プレス、水圧プレス、手動プレス等が使用で
き、特に限定されるものではないが、通常金型,木型,
樹脂型等を用いてプレス成形するのが好ましい。成形容
器の形や大きさは、用途や目的に応じて適宜設計され
る。
【0031】以下に実施例及び比較例を挙げ、特性比較
を示す。
【0032】
【実施・比較例】焼鈍した厚み40μmのアルミニウム
箔(A8021 Fe=1.3重量%)の片面にクロメ
ート処理を施し、乾燥後のクロム含有量を10mg/m
2 とした。この化成処理アルミニウム箔の処理面には、
プライマー層として酸変性ポリプロピレン樹脂を乾燥後
重量が3g/m2 となるように塗布後焼付けた。さらに
焼付け面に厚み30μmの各種シーラントフィルムをヒ
ートラミネート(ラミネート温度 160℃)により貼
り合せた。また比較のためにプライマー層を設けずにド
ライラミネート(ラミネート温度 60℃)により貼り
合せた。またアルミニウム箔の未処理面はエポキシ含有
ポリエステルポリウレタンドライラミネート接着剤(乾
燥後重量4g/m2 )を用いて厚み25μmの2軸延伸
ナイロンフィルムを貼り合せた。貼り合せ後60℃で3
日間のエージング処理を施した後、各評価を実施した。
【0033】〔実施例1〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−1(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 使用材料 NY:2軸延伸ナイロンフィルム、厚み25μm D:エポキシ含有ポリエステルポリウレタンドライラミ
ネート接着剤、塗布量4g/m2 (乾燥後重量) Al:(JIS)A8021 焼鈍箔、厚み40μm Cr:クロメート処理、Cr含有量10mg/m2 PR:酸変性ポリプロピレン樹脂、乾燥後重量3g/m
2 CPP−1:厚み30μm、α−オレフィンとしてエチ
レンの含有量が4重量%のポリプロピレンランダム共重
合体100重量部に、ポリブテン−143重量部をブレ
ンドし、これに滑剤としてエルカ酸アミド3000pp
mを添加した。 貼り合わせ方法 内層部:PR面とCPPフィルムは、160℃のニップ
温度でヒートラミネーションした。
【0034】〔実施例2〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−2(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。CPP−2以
外は実施例1に同じ。 CPP−2:厚み30μm、 α−オレフィンとしてエチレンの含有量が4重量%のポ
リプロピレンランダム共重合体100重量部に、水素添
加スチレン−ブタジエン共重合体(HSBR)5.3重
量部をブレンドし、これに滑剤としてエルカ酸アミド3
000ppmを添加した。
【0035】〔実施例3〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−3(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 CPP−3以外は実施例1に同じ。 CPP−3:厚み30μm、 α−オレフィンとしてエチレンの含有量が7重量%、ブ
テン含量が2重量%のポリプロピレンランダムターポリ
マー100重量部に、水素添加スチレン−ブタジエン共
重合体(HSBR)5.3重量部をブレンドし、これに
滑剤としてエルカ酸アミド3000ppmを添加した。
【0036】〔比較例1〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−4(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 CPP−4以外は実施例1に同じ。 CPP−4:厚み30μm、 α−オレフィンとしてエチレンの含有量が4重量%のポ
リプロピレンランダム共重合体に、滑剤としてエルカ酸
アミド3000ppmを添加した。
【0037】〔比較例2〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−5(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 CPP−5以外は実施例3に同じ。 CPP−5:厚み30μm、 α−オレフィンとしてエチレン含有量が7重量%、ブテ
ン含量が2重量%のポリプロピレンランダムターポリマ
ーに、滑剤としてグリセリントリステアレートを600
0ppm添加した。
【0038】〔比較例3〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/PR/CPP−6(30μm)の
構成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 CPP−6以外は実施例3に同じ。 CPP−6:厚み30μm、 α−オレフィンとしてエチレン含有量が7重量%、ブテ
ン含量が2重量%のポリプロピレンランダムターポリマ
ーを用いた。
【0039】〔比較例4〕NY(25μm)/D/Al
(40μm)/Cr/D/CPP−7(30μm)の構
成で下記材料及び条件で貼りあわせた。 使用材料 NY:2軸延伸ナイロンフィルム、厚み25μm D:エポキシ含有ポリエステルポリウレタンドライラミ
ネート接着剤、塗布量4g/m2 (乾燥後重量) Al:(JIS)A8021 焼鈍箔、厚み40μm Cr:クロメート処理、Cr含有量10mg/m2 CPP−7:厚み30μmのプロピレンホモポリマーに
滑剤としてエルカ酸アミド3000ppmを添加した。 貼り合わせ方法 内層部CPPフィルム及び外層NYフィルムは、60℃
のニップ温度でドライラミネートした。
【0040】以上の各実施例及び比較例で得られた積層
材について、以下の評価項目で評価を行なった。結果を
図2に示す。 (1)動摩擦係数 JIS規格K7125に準拠する。 (2)ヒートシール強度 単位はN/15mm巾、測定速度は200mm/mi
n、シール条件は幅10mm、温度180℃、圧力0.
3MPa、時間4秒である。 (3)絞り加工性 各積層材を100×180mmの大きさに切断し、長辺
70mm、短辺35mm、コーナーR2mm、ダイス肩
R1.2mm、ポンチ肩0.5mmの金型を用いてプレ
ス圧力5−8kg/cm2 の圧力をかけ、成形深さ5m
mの容器状に成形を行い、シーラントフィルムのクラッ
ク、アルミニウム箔層のピンホール・クラック等の外観
を調べた。シーラントフィルムのクラックは、成形体の
側面の断面SEM写真をとり、フィルムのクラックの有
無を調べた。○はクラックが認められないもの、△は若
干クラックが認められるもの、×は顕著なクラックが認
められるものを示す。また、アルミニウム箔層のピンホ
ール・クラックは、目視で観察した。○はアルミニウム
箔層にピンホール・クラックのないもの、△はアルミニ
ウム箔層にピンホールのあるもの、×はアルミニウム箔
層にクラックのあるものを示す。 (4)耐電解液特性 さきに成形した容器を電解液(組成:EC/EMC=1
/1 LiPF6 1M)に浸漬して80℃x10日保
持し、内層(PP面)でのフィルムの剥離の有無を調べ
た。○はデラミネーションがなくラミネート強度も維持
されているもの、△はデラミネーションはないがラミネ
ート強度が低下しているもの、×はデラミネーションが
発生しているものを示す。 (5)密封性 さきに成形した容器に電解液(組成:EC/EMC=1
/1 LiPF6 1M)を5ml充填し、容器と同じ
構成の積層材を蓋材として用い、インパルスシーラーに
よりシール巾10mmで4方シールし、80℃x90%
湿度雰囲気で1週間保持し、経時後電解液中の水分量の
増減をカールフィッシャー法で分析した。
【0041】
【効果】この発明によれば、以下に列挙する効果が得ら
れる。 (1)この発明の二次電池容器用積層材は、シーラント
フィルムに耐熱性を付与することを目的として、特定の
組成を採用したので、ポリエチレンやエチレン−メタク
リル酸メチル共重合体を使用した場合に比べて優れた耐
熱性(融点130℃以上)を有する。また、成形時にシ
ーラントフィルムの白化やクラックの発生も防止でき
る。 (2)この発明の二次電池容器用積層材は、プライマー
層として特定の樹脂を採用して特定のシーラントフィル
ムをヒートラミネーションにより積層したので、耐水蒸
気透過性に優れ、経時後のデラミネーションの発生も防
止できる。 (3)この発明の二次電池容器用積層材は、各層または
フィルムが強固に積層されているので、成形時および経
時後にデラミネーションやクラックの発生がない。 (4)この発明の二次電池容器用積層材は、特定のアル
ミニウム箔に化成処理を施しているので、耐食性に優
れ、耐電解液特性に優れる。
【0042】また、この発明の積層材によって形成した
容器も上述と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の積層材の一例を示す断面図
【図2】実施例及び比較例の試験結果を示す表
【符号の説明】
1 積層材 2 外装フィルム 3 化成処理アルミニウム箔 4 シーラントフィルム 5 接着剤層 6 プライマー層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 三郎 大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 東 洋アルミニウム株式会社内 (72)発明者 石田 義一 大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 東 洋アルミニウム株式会社内 (72)発明者 田中 住典 丸亀市中津町1515番地 大倉工業株式会社 内 (72)発明者 妹尾 恭憲 丸亀市中津町1515番地 大倉工業株式会社 内 (72)発明者 折原 正直 丸亀市中津町1515番地 大倉工業株式会社 内 Fターム(参考) 3E068 AA40 AC09 CC15 CD03 CE01 DE01 EE40 3E086 AC07 AD02 BA04 BA13 BA15 BB02 BB41 BB51 BB85 BB90 CA40 DA08 4F100 AB02B AB09B AB10B AB11B AB13B AB33B AK01A AK03D AK07C AK07D AK09D AK12D AK36C AK41G AK51C AK51G AK53C AL01G AL03D AL05D AL06D AL07C AL09D BA04 BA07 BA10A BA10D CA24D EJ65C EJ68B GB41 JK16D JL01 YY00B YY00D YY00G 5H011 AA09 AA10 BB03 CC10 DD03 DD09 DD14 KK00 KK01 KK02 5H029 AJ12 AJ14 BJ04 CJ03 CJ05 CJ06 CJ22 DJ02 HJ00 HJ01 HJ04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装樹脂フィルム、接着剤層、化成処理
    アルミニウム箔、プライマー層、シーラントフィルムを
    順次積層した積層材であって、前記シーラントフィルム
    が、プロピレンとα−オレフィンとのランダム共重合体
    と、エラストマーまたはポリブテンのいずれか1以上と
    のブレンド品よりなることを特徴とする二次電池容器用
    積層材。
  2. 【請求項2】 前記シーラントフィルムが、α−オレフ
    ィンの含有量が2〜10重量%であるプロピレンとα−
    オレフィンとのランダム共重合体と、エラストマーまた
    はポリブテンのいずれか1以上とのブレンド品よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池容器用積層
    材。
  3. 【請求項3】 前記シーラントフィルムが、2〜40重
    量%のエラストマーまたはポリブテンのいずれか1以上
    を含む請求項1または2に記載の二次電池容器用積層
    材。
  4. 【請求項4】 前記シーラントフィルムが、2〜10重
    量%のエラストマーまたはポリブテンのいずれか1以上
    を含む請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池容器用
    積層材。
  5. 【請求項5】 前記シーラントフィルムがさらに0.5
    重量%以下の滑剤を含む請求項1〜4のいずれかに記載
    の二次電池容器用積層材。
  6. 【請求項6】 前記エラストマーがスチレン系エラスト
    マーである請求項1〜5のいずれかに記載の二次電池容
    器用積層材。
  7. 【請求項7】 前記スチレン系エラストマーが水素添加
    スチレン−ブタジエン系共重合体である請求項6に記載
    の二次電池容器用積層材。
  8. 【請求項8】 前記シーラントフィルムの厚みが20〜
    60μmで、シーラントフィルム表面の動摩擦係数が
    0.2以下である請求項1〜7のいずれかに記載の二次
    電池容器用積層材。
  9. 【請求項9】 前記化成処理アルミニウム箔のアルミニ
    ウム箔中に鉄、マンガン、ケイ素から選ばれる少なくと
    も1種を1.0重量%以上含んでおり、かつ当該アルミ
    ニウム箔の少なくとも一部がクロムを含む化合物により
    化成処理されていることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載の二次電池容器用積層材。
  10. 【請求項10】 前記プライマー層がエポキシ樹脂,メ
    ラミン樹脂,ウレタン樹脂,カルボキシ変性ポリプロピ
    レン樹脂から選ばれた少なくとも1種を含み、その塗布
    量が0.5〜5.0g/m2 (乾燥後重量)である請求
    項1〜9のいずれかに記載の二次電池容器用積層材。
  11. 【請求項11】 前記接着剤層がポリエステル系接着
    剤、ポリエステルポリウレタン系接着剤またはエポキシ
    含有ポリエステルポリウレタン系接着剤のいずれかより
    成り、その塗布量が3〜9g/m2 (乾燥後重量)であ
    る請求項1〜10のいずれかに記載の二次電池容器用積
    層材。
  12. 【請求項12】 前記化成処理アルミニウム箔とシーラ
    ントフィルムが、プライマー層を介したヒートラミネー
    ションによって積層されている請求項1〜11のいずれ
    かに記載の二次電池容器用積層材。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の二
    次電池容器用積層材によって形成した二次電池容器。
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