JP2003288309A - メッセージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッセージ処理方法 - Google Patents
メッセージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッセージ処理方法Info
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Abstract
ッセージ処理装置であってそれらを効果的に連携させる
ことができるようにしたメッセージ処理装置を提供する
こと。 【解決手段】 ユーザにより携帯され、その時々で異な
るネットワークに接続して使用される複数のメッセージ
処理装置200a〜200nの1つにおいて、蓄積され
たメッセージまたはそのコピーを、そのメッセージの属
性等に応じて、他のメッセージ処理装置の全部または一
部へ転送し、該他のメッセージ処理装置の全部または一
部にて該メッセージを保持する。これによって、効果的
なメッセージの配置が実現できる。また、ユーザは、ネ
ットワーク上のメッセージの分散を意識することなく、
所望のデータにアクセスすることを可能にする。
Description
メッセージサーバとの間でメッセージのやり取りを行う
メッセージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッ
セージ処理方法に関する。
を読み書きするための装置として、携帯電話にメールを
読み書きする機能を組み込んだもの、小さな表示装置と
入力装置を備えたメールの読み書き専用機器、といった
小型機器や、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)を
持ち歩けるほど小さくしたノートPCなど、多くの機器
が開発されてきた。
すると表示装置や入力装置が小さくなるため使いやすさ
が損なわれがちになり、一方使いやすさを重視して表示
装置や入力装置を大きくすると携帯性が損なわれがちに
なるという相反する問題を抱えている。
時には携帯機器を持ち歩いて電子メールを読み書きし、
オフィスや家庭に居る時はPCなど携帯機器とは別の機
器をメールの読み書きに使うと言った、機器の使い分け
もしばしば行われてきた。しかしながら、この場合、オ
フィスや家庭でメールの読み書きに使っているPC等の
機器と携帯機器のデータを矛盾なく連携させることが困
難であった。
従来のメール処理機器は、携帯性を重視すると操作性が
損なわれ、操作性を重視すると携帯性が得られなかっ
た。また、一人のユーザが携帯性の良い機器と操作性の
良い機器を両用する場合には、特定のメールは特定の機
器でしか読み書きすることはできず、読み書きしたいメ
ールによって機器を使い分ける必要があった。言い換え
ると、メールの統一的な操作や統一的な管理ができなか
った。
ば、携帯型のメッセージボックスを持ち歩いて、ネット
ワーク接続される度に、メールのダウンロードを行い、
メッセージボックスの近隣のPCなどでメールを閲覧す
る方式が提案されている(特開2001−13450
8)。
ると、1人が複数のメッセージボックスを所持し、選択
的にアクセスしてサービスを享受することが想定され
る。例えば、1つのボックスの持つストレージサイズが
限られる場合には、バックアップ処理が必要であるし、
複数の異なる用途のメッセージボックス(例えば、ある
ものはメール用で、あるものは音楽データ用、など)を
使い分けるなどの用途も考えられる。そのような場合、
複数のメッセージボックスのうち、所望のコンテンツを
保持しているものを選択することが必要であるし、メッ
セージの振り分け、整理のためのツールが必要になる。
ので、携帯型メッセージボックスのような複数のメッセ
ージ処理装置を効果的に連携させることができるメッセ
ージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッセージ
処理方法を提供することを目的とする。
携帯され、その時々で異なるネットワークに接続して使
用されるメッセージ処理装置であって、複数のネットワ
ーク上に分散配置される複数のメッセージサーバ(例え
ば、POPサーバ)群を前記ユーザの指定に従って登録
する手段と、現在接続されているネットワークを認識し
て、前記登録されたメッセージサーバ群にアクセスする
ための通信方法を決定する手段と、前記決定した通信方
法を用いて、前記メッセージサーバ群から、前記ユーザ
宛に配信されたメッセージ(例えば、メール)群を取り
出して(ユーザの指定する条件を考慮して取り出す場合
もある)格納する手段と、現在接続されているネットワ
ーク上の他のメッセージ処理装置との間で、前記格納し
たメッセージ群のうちの所定のメッセージまたはそのコ
ピーを転送するための制御を行う制御手段と、現在接続
されているネットワーク上に存在するメッセージ入出力
を行う所定のクライアント装置(例えば、IMAPクラ
イアント)からの要求に応答して、前記格納したメッセ
ージ群のうちの該当するものを、該クライアント装置へ
出力する(メッセージを編集して出力する場合もある)
手段とを備えたことを特徴とする。
の時々で異なるネットワークに接続して使用される複数
のメッセージ処理装置と、同一のネットワーク上に接続
された該メッセージ処理装置に対してメッセージ入出力
を行う所定のクライアント装置とを含み、ユーザが指定
する複数のネットワーク上に分散配置される複数のメッ
セージサーバ群との間のメッセージ交換を行うメッセー
ジ処理システムであって、前記メッセージ処理装置は、
現在接続されているネットワーク上に存在する前記クラ
イアント装置に対し、自身のアドレスを通知する手段
と、予め登録された、現在接続されているネットワーク
から前記複数のメッセージサーバ群へアクセスするため
の通信方法に関する情報に従って、前記メッセージサー
バ群へアクセスし、前記ユーザ宛に配信されたメッセー
ジ群を取り出して格納する手段と、現在接続されている
ネットワーク上の他のメッセージ処理装置との間で、前
記格納したメッセージ群のうちの所定のメッセージまた
はそのコピーを転送するための制御を行う制御手段と、
現在接続されているネットワーク上に存在するメッセー
ジ入出力を行う所定のクライアント装置からの要求に応
答して、前記格納したメッセージ群のうちの該当するも
のを、該クライアント装置へ出力する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
その時々で異なるネットワークに接続して使用されるメ
ッセージ処理装置におけるメッセージ処理方法であっ
て、現在接続されているネットワークを認識し、予め登
録された、該認識されたネットワークから前記複数のメ
ッセージサーバ群へアクセスするための通信方法に関す
る情報を参照して、前記登録されたメッセージサーバ群
にアクセスするための通信方法を決定し、前記決定した
通信方法を用いて、前記メッセージサーバ群から、前記
ユーザ宛に配信されたメッセージ群を取り出して格納
し、現在接続されているネットワーク上の他のメッセー
ジ処理装置との間で、前記格納したメッセージ群のうち
の所定のメッセージまたはそのコピーを転送するための
制御を行い、現在接続されているネットワーク上に存在
するメッセージ入出力を行う所定のクライアント装置か
らの要求に応答して、前記格納したメッセージ群のうち
の該当するものを、該クライアント装置へ出力すること
を特徴とする。
その時々で異なるネットワークに接続して使用されるメ
ッセージ処理装置としてコンピュータを機能させるため
のプログラムであって、複数のネットワーク上に分散配
置される複数のメッセージサーバ群を前記ユーザの指定
に従って登録する機能と、現在接続されているネットワ
ークを認識して、前記登録されたメッセージサーバ群に
アクセスするための通信方法を決定する機能と、前記決
定した通信方法を用いて、前記メッセージサーバ群か
ら、前記ユーザ宛に配信されたメッセージ群を取り出し
て格納する機能と、現在接続されているネットワーク上
の他のメッセージ処理装置との間で、前記格納したメッ
セージ群のうちの所定のメッセージまたはそのコピーを
転送するための制御を行う制御機能と、現在接続されて
いるネットワーク上に存在するメッセージ入出力を行う
所定のクライアント装置からの要求に応答して、前記格
納したメッセージ群のうちの該当するものを、該クライ
アント装置へ出力する機能とをコンピュータに実現させ
るためのプログラムである。
メッセージ処理方法に係る発明としてもメッセージ入出
力を行う所定のクライアント装置とを含むメッセージ処
理システムとしても成立し、また、その他の発明のカテ
ゴリー間についても同様である(例えば、方法に係る本
発明は装置に係る発明としても成立する)。
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
所(メッセージ処理装置)にメッセージを集め、これを
持ち歩くことができる。その際、例えば、メッセージサ
ーバ群に蓄積されているメッセージを(基本的には全
部)、メッセージ処理装置に移し、メッセージサーバか
らは削除するようにする。ただし、メッセージデータの
バックアップのためにメッセージサーバ上のデータを保
存しておくポリシーも考えられる。後者の場合、メッセ
ージ処理装置には、未読のメッセージのみをコピーする
ことになる。また、例えば、例外的に、通信状態が悪い
時には容量の大きなメッセージはコピーしないというよ
うなポリシーを設定することもできる。なお、所定のク
ライアント装置による読みだしに関しては、メッセージ
を渡してしまうのではなく、本メッセージ処理装置に保
持したままでメッセージを見せるのが好ましい。これに
より、メッセージ処理装置に収集したメッセージが分散
することを未然に防止することができる。
接続されたネットワークと、メッセージサーバが存在す
るネットワークとの位置関係により、メッセージを取っ
てくるために使用すべきプロトコル(通信方法)を変更
する。さらに、その時々で接続するネットワークが異な
るという他にも、その時々で同一ネットワークに接続さ
れる所定のクライアント装置が異なるという可能性もあ
る。すなわち、ユーザは携帯しているメッセージ処理装
置をその場所に付随する所定のクライアント装置(例え
ば、会社ならデスクトップPC、家ならノートPC、外
出中なら携帯電話等)に接続し、メッセージ処理装置と
当該所定のクライアント装置とを一つの(メール)クラ
イアントに見立てて作業ができる。これにより、(メー
ル)ユーザは、POPの場合における、ある計算機に取
り込んでしまったメッセージは別の計算機から見られな
いという問題、取り込んだメッセージをメッセージサー
バから削除せず残しておけば別の計算機からも見られる
が、履歴管理が困難になるという問題、IMAPの場合
における、一つのメッセージサーバの範囲内でしかメッ
セージを見ることができないという問題、を解決するこ
とができる。
上の複数の情報サーバから配送されるメッセージをメッ
セージ処理装置で集中的に管理することができ、また、
このメッセージ処理装置内に蓄積されているメッセージ
を統一的に操作することができる。また、このメッセー
ジ処理装置が連携する所定のクライアント装置のユーザ
インタフェースを利用して良い操作性が得られるととも
に、このメッセージ処理装置にユーザインタフェースも
設ければ、良い携帯性も得られる。例えば、オフィスや
家庭においてPC等で扱うデータと携帯装置で扱うデー
タを同一のものとすることにより、データを矛盾なく連
携させるとともに、PCなど表示や入力が容易な機器が
使える場合にはこれを使って操作できる、という機能を
実現することができる。
ジ処理装置を効果的に連携させることができる。
応じて蓄積されたメッセージ群を最適に分散配置させる
ことが可能になる。また、例えば、メッセージ処理装置
に蓄積された情報に対するアクセス要求に対し、必要と
するデータを保持するメッセージボックスを選択したり
することが可能になる。
する複数の情報サーバに対し、適宜蓄積されたメッセー
ジ群をアーカイブするだけで、自動的にメッセージまた
はそのコピーを適切なメッセージボックスに移動でき、
またユーザはネットワーク上の分散を意識することな
く、所望のデータへのアクセスが可能になる。
実施の形態を説明する。
ールを扱うが、本発明は、電子メール以外のメッセージ
を扱うシステムにも適用可能である。
装置が接続するネットワークシステムの構成例を示す。
なネットワークであるインターネット(Interne
t)80を介して、複数のインターネット・サービス・
プロバイダ(ISP)や、複数の組織内LAN(もしく
はイントラネット)が相互に接続されている、というネ
ットワーク構成である(図1では、1つのISP70と
1つの組織内LAN90のみ示してある)。
e)200は、携帯型の機器であり、無線通信もしくは
有線通信によってISPや組織内LANに(直接)接続
可能である。図1では、n台(nは2以上)のメッセー
ジ処理装置200が組織内LAN90に接続している様
子を例示している。
SMTPサーバ101と、受信メールサーバであるPO
Pサーバ102が設置されている。
ネットワークとの境界に置かれるファイアウォール(F
ireWall)104、ファイアウォール104を跨
ってメールを転送するときに利用するSOCKSサーバ
111、送信メールサーバであるSMTPサーバ10
5、受信メールサーバであるPOPサーバ106、当該
LANに接続された機器に動的にIPアドレスを割り当
てるDHCPサーバ110、DNSサーバ109、ユー
ザにメールを読み書きする機能を提供するユーザエージ
ェント107が設置されている。
する働きをまとめると、次のようになる。
カウントを持つユーザが送信するメールを受け取り、メ
ールに示された宛先に代理で配送する働きをする。
ウントを持つユーザ宛てのメールを一時的に保管し、ユ
ーザからの要求に従いメールを引き渡す働きをする。
クをそれぞれ接続する働きをする。
ット103と組織内LAN90の接続部において、通過
条件を満たす通信データのみを通過させ、通過条件を満
たさない(もしくは遮断条件を満たす)通信データを遮
断する働きをする。
ユーザに対して登録済みユーザかどうかのユーザ認証を
行った上で、ファイアウォール104の通過条件を満た
さない通信データを通過条件を満たすように加工して、
ファイアウォール104を通過させる働きをする。
0に接続しているユーザが送信するメールを受け取り、
メールに示された宛先に代理で配送する働きをする。
に接続しているユーザ宛てのメールを一時的に保管し、
ユーザからの要求に従いメールを引き渡す働きをする。
に接続された機器からの問い合わせに対して、IPアド
レスとホスト名との相互変換をする機能と、ドメイン名
からメールの配送先を導出する機能とを提供する。
0に接続された機器からの要求に応じて、動的にIPア
ドレスを割り当て、これを通知する働きをする。また、
組織内LAN90に接続された機器からの問い合わせに
対して、DNSサーバ109のIPアドレスを通知する
働きも行う。
ールを読み書きするユーザインターフェイスを動作させ
る。
は、ユーザの指示に従い、POPサーバ(例えばPOP
サーバ102やPOPサーバ106)からユーザ宛ての
メールを受信し、受信したメールを蓄積・管理し、所定
のクライアント装置(例えば、ユーザエージェント10
7、ホームコンピュータ等)からの閲覧要求に応じてメ
ールデータを提示する働きや、所定のクライアント装置
(以下、他の装置)から渡されたメールを、該当するS
MTPサーバもしくは該当するSMTPサーバに中継し
てくれる他のサーバに送信する働きなどをする。
00nは、同一ユーザが使用する機器であると仮定す
る。すなわち、1人のユーザが、複数のメッセージ処理
装置200a〜200nを所持し、適宜使い分けるなど
することを考える。
00n)のユーザは、1以上のISPと1以上の組織内
LAN、または2以上のISP、または2以上の組織内
LANに、アカウントを持つことを想定する。例えば、
ISP70と組織内LAN90にそれぞれアカウントを
持つ。
つ複数のメールアドレス宛の電子メールを扱うことがで
きる。メッセージ処理装置200a〜200nの全てに
該ユーザの持つ全アカウントを設定してもよいが、各メ
ッセージ処理装置200a〜200nに該ユーザの持つ
全アカウントのうちの一部のみを設定してもよい。後者
の場合に、各メッセージ処理装置200a〜200nに
相互に排他的にアカウントを設定してもよいし、あるア
カウントが複数のメッセージ処理装置200a〜200
nに設定されてもよい。また、メッセージ処理装置20
0a〜200nの全部または一部が1つのみのアカウン
トを扱うようにしてもよい。その他、(複数のメッセー
ジ処理装置の使い分けて連携させる方法としての)アカ
ウントの設定方法には、種々の方法がある。
置に関係する基本的な構成・動作について説明する。な
お、詳細は、特開2001−134508に開示された
通りである。ただし、本実施形態のメッセージ処理装置
は、特開2001−134508に開示された構成を、
すべて備えてもよいし、そのうちの本発明に必要な部分
のみを備えてもよい。
装置(200a〜200n)の構成例を示す。このメッ
セージ処理装置(200a〜200n)は、メッセージ
収集部201とメッセージ配送送信部202aを含むク
ライアント機構21、メッセージ保管部203、メッセ
ージ提示部204とメッセージ配送受取部202bを含
むサーバ機構22、ネットワーク検出部205とサービ
ス広報部206と巡回制御部207を含むアシスト機構
23を備えている。メッセージ収集部201は、POP
サーバからメールを収集する。メッセージ配送送信部2
02aは、ユーザエージェント107等の他の装置から
メールを受け取り、SMTPサーバへメッセージを送信
する。メッセージ保管部203は、メッセージ収集部2
01が収集したメールを保管する。メッセージ提示部2
04は、メッセージ保管部203が保管しているメール
を、ユーザエージェント107等の他の装置に提示す
る。メッセージ配送受取部202bは、ユーザエージェ
ント107等の他の装置からメールを受け取り、メッセ
ージ保管部203に保管する。ネットワーク検出部20
5は、当該メッセージ処理装置が接続されたネットワー
クの環境を検出する。サービス広報部206は、当該メ
ッセージ処理装置が接続されたネットワーク上のユーザ
エージェント107等の他の装置に、当該メッセージ処
理装置の存在を知らせる。巡回制御部207は、クライ
アント機構21に対してアクセスすべき対象を指示す
る。
N90へ接続されたとき、ネットワーク検出部205
は、組織内LAN90内に、DHCP(Dynamic Host Co
nfiguration Protocol)プロトコルを用いてブロードキ
ャストでアドレスの割り当てをリクエストする。このリ
クエストを受け取たDHCPサーバ110は、動的に割
り当てたIPアドレスと、DNSサーバ109のIPア
ドレスとを、メッセージ処理装置200aへ通知し、メ
ッセージ処理装置200aのネットワーク検出部205
は、それらIPアドレスを受け取る。メッセージ提示部
204は、この割り当てられたIPアドレス(=mとす
る)で動作することになる。サービス広報部206は、
「メッセージ提示部204がIPアドレス=mで動作す
る」という情報を、例えばSLP(Service Location Pr
otocol)プロトコルを用いて、組織内LAN90内に知
らせる。ユーザエージェント107は、メッセージ処理
装置200aが組織内LAN90内に広告している「メ
ッセージ処理装置200aで動作しているメッセージ提
示部204に関する情報(例えば、メッセージ提示部2
04が動作するIPアドレス=m)」を、例えばSLP
クライアント(プロセス)を動作させることにより得
て、自身が参照するIMAP(Internet MessageAccess
Protocol)サーバの設定を更新する(例えば、メッセー
ジ提示部204をIMAPサーバとして設定する)。あ
るいは、ユーザエージェント107がメッセージ処理装
置200aを発見するための所定の形式のメッセージを
ネットワーク内に送出し、これを検出したメッセージ処
理装置200aがユーザエージェント107に応答メッ
セージを返信することにより、ユーザエージェント10
7が同一ネットワーク内に接続されたメッセージ処理装
置200aを発見するようにしてもよい。ここで説明し
たような手続き以降、ユーザエージェント107からメ
ッセージ処理装置200aを操作できるようになる。も
ちろん、以上の点は、メッセージ処理装置200b〜2
00nについても同様である。
n)がPOPサーバ102やPOPサーバ106からユ
ーザ宛てのメールを受信し蓄積する場合は以下のように
なる。メッセージ処理装置200aはネットワークを移
動して接続することが可能であるため、メッセージ処理
装置200aが現在接続されているネットワークと、対
象となるPOPサーバが設置されているネットワークと
の関係あるいは接続したネットワークの環境などに応じ
て、メッセージ処理装置200aからPOPサーバへア
クセスするための方法が相違してくる可能性がある。そ
こで、メッセージ処理装置200aがアカウントを持つ
ネットワーク(対象POPサーバが存在するネットワー
ク)とメッセージ処理装置200aが現在接続されてい
るネットワークとそのときのアクセス方法との関係を予
め規則表(.getmailrc)に記述し、この規則表を参照し
て対象POPサーバへの到達経路を導き出すようにす
る。規則表の内容は、データが実際に到達するか否かの
基準だけではなく、それぞれのネットワークにおけるア
クセスポリシーを考慮して設定することができる。もち
ろん、以上の点は、メッセージ処理装置200b〜20
0nについても同様である。
れアクセス方法等を登録した規則表の一例である。図3
の例において、UNIV、ISP(例えば、図1の70)、FOO
EXT、FOOINT(例えば、図1の90)は、アカウントで
ある。mailserverは、POPサーバやIMAPサーバな
どのサーバ名である(記述必須)。fetchmailrcは、オ
プション記述ファイル名である(指定がないときは、.f
etchmailrcが用いられる)。usernameは、ユーザ名であ
る(指定がないときは、オプション記述ファイルの指定
が使われ、それもなければ、巡回制御部207を動かし
ているユーザ名(例えば、メッセージ処理装置に設定さ
れたユーザ名)が使われる)。protocolは、メール取得
に用いるプロトコル(例えば、POP3、APOP、IMAPなど)
を記述する(指定がないときは、オプション記述ファイ
ルの指定が使われ、それもなければ、アクセスに成功す
るまで様々なプロトコルで試していく。portは、メール
取得プロトコルが用いるポートである(指定がないとき
は、110(POP3、APOPのデフォルト値)が使われ
る)。optionsは、その他の任意のコマンドラインオプ
ションを記述する(例えば、“-l 50000”(50KB以上の
メールを受け取らない)、“-B 20”(一回にメールを2
0通までしか受け取らない)、といった設定に使用でき
る)。
ne.jp=DIRECT)は、巡回制御部207を動作させている
機器(MobileCore)のドメイン名を含んだホスト名と比
べられ、最初にマッチしたエントリの値が接続手段とし
て使われる。例えば、最初に *.isp.ne.jpがマッチした
場合、DIRECTがその接続方法を示す。マッチするエント
リがない場合は何もしない。接続方法については、NONE
は「なにもしない」(例えば、接続できない場合であ
る)、DIRECTは「直接接続する」、SOCKSは「SOCKSプロ
トコルを使ってファイアウォールを越えて接続する」で
ある(SOCKSに続くIPアト゛レスは、SOCKSサーバのアドレス
であり、/-5を付けるとハ゛ーシ゛ョン5を使い、付けないとハ゛ー
シ゛ョン4を使う)。図3の例では、FOOINTのみファイアウ
ォールが設置されており、図3の規則表には、UNIV、IS
P、FOOEXTの相互間では直結可能であるが、FOOINTからU
NIV、ISP、FOOEXT内のpopサーバへアクセスするため
にはSOCKSを使ってファイアウォールを越えて接続する
必要があり、UNIV、ISP、FOOEXTからFOOINT内のpop
サーバへはアクセスできない場合の設定がされている。
従って、例えば図1の例において、メッセージ処理装置
200aがネットワーク“internal.foo.co.jp”に接続
されている場合、POPサーバ102への接続時には、
到達経路の途中にファイアウォール104があるので、
SOCKSサーバとSOCKSプロトコルバージョン5を用いてフ
ァイアウォール104を通過せよ(すなわち、例えば、
図3の[ISP]における、*.foo.co.jp=SOCKS:202.249.10.
98/-5)というように、また、POPサーバ106への
接続時には、到達経路の途中にファイアウォール104
がないので、直接接続せよ(すなわち、例えば、図3の
[FOOINT]における、*.foo.co.jp=DIRECT)というよう
に、予め書いておく。
200nのうちの所望のものがネットワークに接続され
た後にユーザエージェント107を介して、該メッセー
ジ処理装置(かりに200aとする)にメールの受信を
指示する(受信対象とするPOPサーバについては、メ
ールの受信を指示するときに指定するようにしてもよい
し、予めメッセージ処理装置内に登録しておくようにし
てもよいし、それらを適宜併用してもよい)。メールの
受信を指示されると、メッセージ処理装置200aのネ
ットワーク検出部205は、先の割り当てられたIPア
ドレスから、接続されているネットワークを判別し、予
め定めておいた規則表(図3)を参照して、指示された
POPサーバへの到達経路を導き出す。図1の例におい
て、ユーザがPOPサーバ102とPOPサーバ106
に接続を指示した場合には、メッセージ処理装置200
aは、ネットワーク“internal.foo.co.jp”に接続され
ているので、例えば図3の[ISP]や[FOOINT]と同じ様な
趣旨で規則表が設定されているとすると、POPサーバ
102にはSOCKSプロトコルバージョン5を用いて接続
し、一方、POPサーバ106には直接、接続すること
になる。メッセージ処理装置200aのメッセージ収集
部201は、POPサーバ102およびPOPサーバ1
06に接続した後、それぞれのサーバから保管されてい
たメールを受信し、これをメッセージ保管部203に蓄
える。なお、予めメッセージ処理装置内にメールを受信
する条件(例えば、毎日1回受信する旨およびその時
刻)を設定しておき、該条件が成立したとき以降の可能
なタイミングで自動的にメールを受信し蓄積するように
することも可能である。
要求に応じて、メッセージ処理装置200a〜200n
がその内部に蓄積されたメールを提示等する場合(すな
わち、メッセージ処理装置200a〜200nに蓄積さ
れたメールをユーザエージェント107から操作する場
合)について説明する。ユーザは、ユーザエージェント
107を動作させ、メッセージ処理装置(200aとす
る)のメッセージ提示部204に接続要求する。メッセ
ージ処理装置200aのメッセージ提示部204は、ユ
ーザエージェント107からの接続要求に応じて動作を
開始する。ユーザエージェント107は、ユーザの指示
に従い、例えばIMAPを用いて、メッセージ処理装置
200aのメッセージ保管部203に貯えられているメ
ールに対する閲覧、削除、分類など、各種操作をメッセ
ージ提示部204に指示する。メッセージ提示部204
は、メッセージ保管部203に保管されているメッセー
ジに指示に基づいた操作を行う。なお、携帯型のメール
専用機器やメール機能を搭載したノート型PCと同様
に、メッセージ処理装置200a内に蓄積されたメール
は、当該メッセージ処理装置200aのGUI等を用い
て操作することもできる。
である。なお、ユーザエージェント等の他の装置から渡
されたメールを、メッセージ処理装置が、該当するSM
TPサーバ(もしくは該当するSMTPサーバに中継し
てくれる他のサーバ)に送信する場合については説明を
省略する。
セージ処理装置200a〜200nを使用する場合のメ
ールの配置制御等に関する構成・動作について説明す
る。
て、メールの配置制御等に関する処理は、クライアント
機構21にて行われる。
エージェント107は組織内LAN90上にて既にメッ
セージ処理装置200a〜200nの全部又は一部を発
見していて、発見されたメッセージ処理装置はIPノー
ドとして認識されており、(ユーザエージェント107
と、ユーザエージェント107が発見したメッセージ処
理装置との間で)データ交換可能な状態にあるものとし
て説明する。
一のユーザが使用する複数のメッセージ処理装置200
a〜200nが存在し、複数のメッセージ処理装置20
0a〜200nには情報が(例えば所定の方法に従うな
どして)分散配置され、ユーザは、これら複数のメッセ
ージ処理装置200a〜200nから所定のものを選択
してアクセスし、所望のメールコンテンツを閲覧する、
というケースを考える。
0n上のコンテンツ分散配置に関しては、いくつかの配
置ポリシーが考えられる。以下では、3つのバリエーシ
ョンについて説明する。
全共有するもの ネットワーク上にメッセージ処理装置が複数存在する場
合に、メッセージのアクセス頻度、メッセージ種別など
に応じて、あるいはすべてのメッセージについて、適切
な他のメッセージ処理装置群に転送コピーして保持する
際に、一定時間経過後のアクセス数が所定数を超える場
合には、ネットワーク上の全てのメッセージ処理装置に
メッセージコピーを転送コピーし、保持させるようにし
てもよい。
に200aとする)に格納されている特定のコンテンツ
に対して所定の時間内にアクセスした回数が、予め定め
られた基準回数を超えた場合に、図4に示すように、該
メッセージ処理装置200aから、オンネットワークの
メッセージ処理(この場合、200b〜200n)全て
に、該特定のコンテンツのコピーを送るようにして、頻
繁にアクセスされるコンテンツは全メッセージ処理装置
200a〜200nで保持するようにしてもよい。これ
によって、例えば、ユーザは、任意の(あるいは、例え
ば、最近隣の)メッセージ処理装置にアクセスして閲覧
を行うことができるようになる。逆に言うと、ユーザ
は、いずれのメッセージ処理装置にアクセスしても、該
コンテンツを(そのメッセージ処理装置にて)閲覧する
ことができる。
コンテンツを識別する情報(例えば、メッセージID)
に対して、メールサーバからのダウンロード時刻やアク
セス履歴(例えば、アクセス回数)などを保持するヒス
トリメモリを持たせ、ダウンロード時刻から一定時間後
に、アクセス数が基準回数(例えば、10回)を超えた
ものについては、オンリンクのメッセージ処理装置全て
にコンテンツを転送して、これをコピーする。
なわち、ダウンロード時刻から一定時間経過したコンテ
ンツが存在するか調べ(S1)、そのようなコンテンツ
が存在すれば(S2)、ヒストリメモリのアクセス数を
参照し(S3)、該アクセス数が基準回数を越えていれ
ば(S4)、該コンテンツを含む(該コンテンツのコピ
ーを指示する)コピー指示メッセージを、オンリンクの
メッセージ処理装置全てに転送する(S5)。該コピー
指示メッセージを受信したオンリンクのメッセージ処理
装置は、それぞれ、該コンテンツを保持する。
したコンテンツのアクセス数が基準回数を越えていなか
った場合には、該コンテンツについては、それ以降のア
クセス数にかかわらずオンリンクのメッセージ処理装置
への転送は行わないこととしてもよいし、コンテンツの
アクセス数が基準回数を越えた時点でオンリンクのメッ
セージ処理装置への転送を行うようにしてもよいし、あ
るいはアクセス数を一旦リセットしてその時点以降でさ
らに一定時間経過した後にあらためてアクセス数を参照
して同様の基準でオンリンクのメッセージ処理装置への
転送を行うか否かを決定するというようにすることも可
能である。
7(a)に示すようなオンリンク機器(メッセージ処理
装置)のホスト名(Host name)とIPアドレ
スとの対応を記述したオンリンク機器リストと、(b)
に示すような全コピーした(オンリンクの全メッセージ
処理装置にコピーした)コンテンツの識別情報(Con
tents ID)とそのコンテンツのオリジナルを格
納しているホストのホスト名(origin)との対応
を記述した全コピーコンテンツリストとを持たせるよう
にしてもよい。これらリストは、あるコンテンツが不要
になって1台のメッセージ処理装置上からそのコンテン
ツを消去する動作を行った場合に、全コピーされたコン
テンツ群も同様に消去するために使用することができ
る。
れ、例えば、(i)ユーザが、陽に、(特定のコンテン
ツに対する)消去コマンドを発効した場合には、全ての
メッセージ処理装置上の該当コンテンツ(すなわち、オ
リジナルおよびそのすべてのコピー)を消去する、(i
i)ユーザのアクセスが一定時間(例えば、1週間)以
上なくなったら、オリジナルのもの以外は消去する、な
どが考えられる。
を受けたメッセージ処理装置が、自装置で保持する該当
コンテンツを削除するとともに、図7(a)のオンリン
ク機器リストを参照して、該リストに記述されている
(自装置以外の)全メッセージ処理装置に、該当コンテ
ンツの削除を指示する(該当コンテンツの識別情報を含
む)削除指示メッセージを送信し、その後、図7(b)
の全コピーコンテンツリストから該当するコンテンツの
エントリを削除するようにしてもよい。この場合、該削
除指示メッセージを受信したオンリンクのメッセージ処
理装置は、それぞれ、該コンテンツを削除するととも
に、図7(b)の全コピーコンテンツリストから該当す
るコンテンツのエントリを削除する。
セージ処理装置は、該当メッセージの削除後に完了メッ
セージを応答するようにし、削除指示メッセージを送信
したメッセージ処理装置は、図7(a)のオンリンク機
器リストに記述された全てのメッセージ処理装置から該
完了メッセージを受信した後に(すなわち、該等コンテ
ンツの全部の消去が終わったことが確認された後に)、
図7(b)の全コピーコンテンツリストから該当するコ
ンテンツのエントリを削除するようにしてもよい。この
場合、図7(a)のオンリンク機器リストに記述された
メッセージ処理装置のうちで該完了メッセージを受信し
ていないものがある場合には、適用なタイミングで繰り
返し(例えば、定期的に)、削除指示メッセージを送信
するようにしてもよい。
ッセージ処理装置が削除指示メッセージを出すようにし
たが、その変わりに、消去コマンドを受けたメッセージ
処理装置から、該当するコンテンツのオリジナルを保持
しているメッセージ処理装置へ、消去コマンドを受けた
旨を通知し、この通知を受けたメッセージ処理装置が、
削除指示メッセージを出すようにする方法もある。
のオリジナルを保持するメッセージ処理装置が、該オリ
ジナルのコンテンツのヒストリメモリを一定時間毎にチ
ェックし、一定時間(例えば、1週間)以上、アクセス
がないものがあることが判明した時点で、自装置で保持
する該当コンテンツを削除しないこと以外は上記の場合
と同様に、図7(a)のオンリンク機器リストを参照し
て、該リストに記述されている(自装置以外の)全メッ
セージ処理装置に、該当コンテンツの削除を指示する
(該当コンテンツの識別情報を含む)削除指示メッセー
ジを送信し、その後、図7(b)の全コピーコンテンツ
リストから該当するコンテンツのエントリを削除するよ
うにしてもよい。
受信したメッセージ処理装置は、該当メッセージの削除
後に完了メッセージを応答するようにし、削除指示メッ
セージを送信したメッセージ処理装置は、図7(a)の
オンリンク機器リストに記述された全てのメッセージ処
理装置から該完了メッセージを受信した後に(すなわ
ち、該等コンテンツの全部の消去が終わったことが確認
された後に)、図7(b)の全コピーコンテンツリスト
から該当するコンテンツのエントリを削除するようにし
てもよい。この場合、図7(a)のオンリンク機器リス
トに記述されたメッセージ処理装置のうちで該完了メッ
セージを受信していないものがある場合には、適用なタ
イミングで繰り返し(例えば、定期的に)、削除指示メ
ッセージを送信するようにしてもよい点も同様である。
のメッセージ処理装置にコピーするのでなく、全メッセ
ージ処理装置のうちの一部のものを1つの機器グループ
として定義して、特定の機器グループに属するメッセー
ジ処理装置にコピーすることができるようにしてもよ
い。これは、個々のメッセージ処理装置上に、コンテン
ツごとに、図8に示すようなコピー先のメッセージ処理
装置のホスト名(Host name)を記述したコピ
ー先機器リストを保持することで可能である(なお、コ
ピー先機器リストにおいていずれのホスト名のものがオ
リジナルを保持するものであるかが分かるようにすると
好ましい)。
ションが可能である。
ージの転送先またはそのコピーの転送先を振り替えるも
の ネットワーク上にメッセージ処理装置が複数存在する場
合に、メッセージのアクセス頻度、メッセージ種別など
に応じて、あるいはすべてのメッセージについて、該メ
ッセージまたはそのコピーを、適切な他のメッセージ処
理装置群に転送して保持する際に、メッセージの内容、
キーワードといった属性に応じて、ネットワーク上の所
定のメッセージ処理装置に、メッセージまたはそのコピ
ーを転送し、保持させるようにしてもよい。
9のように、メッセージの内容に応じて、格納するメッ
セージ処理装置を振り替えるようにしてもよい。例え
ば、特定のメーリングリスト(ML)宛に送付されるメ
ッセージ(またはそのコピー)は、ユーザが現在使用し
てメールダウンロードしたメッセージ処理装置(かりに
200aとする)から、該当するメッセージ処理装置
(かりに200kとする)に自動的に転送される。ま
た、例えば、特定のサブジェクト(Subject)の
メッセージ(またはそのコピー)は、ダウンロードした
メッセージ処理装置(かりに200aとする)から、該
当するメッセージ処理装置(かりに200iとする)に
自動的に転送される。これによって、自然な利用環境が
提供可能になる。また、例えば、同様にして、特定の送
信元メールアドレスを持つメッセージ(またはそのコピ
ー)は、ダウンロードしたメッセージ処理装置から、該
当するメッセージ処理装置に自動的に転送される。これ
によって、自然な利用環境が提供可能になる。
図10に示すような振り分けルール(rules)と振
り分け先との対応を示すメッセージ振り分けルールを設
定し、このメッセージ振り分けルールに従って、個々の
メッセージ(またはそのコピー)の転送を行っていけば
よい。なお、図10では、振り分け先が1つになってい
るが、振り分け先を複数設定可能にしてもよい。
からはコンテンツを削除する)場合の手順の一例を示
す。すなわち、ダウンロードしたコンテンツについて、
メッセージ振り分けルールに、振り分けルールを満たす
エントリがあるかどうか調べ(S11)、そのようなエ
ントリがあれば(S12)、該エントリの振り分け先を
参照し(S13)、該コンテンツを含む(該コンテンツ
の格納を指示する)格納指示メッセージを、該振り分け
先のメッセージ処理装置に転送するとともに、該コンテ
ンツを自装置から削除する(S14)。該格納指示メッ
セージを受信したメッセージ処理装置は、該コンテンツ
を保持する。
装置でもコンテンツを格納する)場合には、ステップS
14で、該コンテンツを自装置から削除せずに、該コン
テンツを含む(該コンテンツのコピーを指示する)コピ
ー指示メッセージを、該振り分け先のメッセージ処理装
置に転送すればよい。
ェント107から各メッセージ処理装置に設定するよう
にしてもよいし、メッセージ処理装置の各々に対して直
接設定するようにしてもよいし、1つのメッセージ処理
装置に対して設定し、該1つのメッセージ処理装置が他
のメッセージ処理装置に転送するようにしてもよい。
ールのフォルダ振り分けと基本的には同様の機構で実現
することも可能である。それで、例えば、図12に示す
ように(メッセージ処理装置200aとする)、メール
リーダのフォルダ振り分け機能をそのまま利用し、メー
ルボックス301からフォルダ振り分けルール302に
よって各フォルダ304毎に振り分けられたメールにつ
いて、フォルダとメッセージ処理装置とを対応付けたフ
ォルダ・メッセージ処理装置対応表303を参照して、
当該フォルダに関連づけられたリモートとなるメッセー
ジ処理装置を求め、当該フォルダに振り分けられたメー
ルを、当該フォルダに関連づけられたリモートとなるメ
ッセージ処理装置にコピーなどするようにしてもよい。
この場合に、オリジナルのメールを消去するか否かは、
運用ポリシーに応じ、自由に設定できるようにして構わ
ない。コピー時などに消去してもよいし、一定時間保持
した後に消去してもよいし、ずっと保持してもよい。こ
のポリシーは、ユーザが設定可能としてもよい。
ど、メッセージ処理装置自体の性能に応じて、メッセー
ジの転送先またはそのコピーの転送先を振り替えるもの
ネットワーク上にメッセージ処理装置が複数存在する場
合に、メッセージのアクセス頻度、メッセージ種別など
に応じて、あるいはすべてのメッセージについて、該メ
ッセージまたはそのコピーを、適切な他のメッセージ処
理装置群に転送して保持する際に、メッセージの保持能
力や、データ転送に必要なリンク機能を持つネットワー
ク上のメッセージ処理装置にメッセージまたはそのコピ
ーを転送し、保持させるようにしてもよい。
力に応じて、メッセージの振り分け先を変えるという運
用方法も可能である。メッセージ処理装置で問題になる
のは、メッセージ処理装置の保持する補助記憶容量で、
例えば、モバイル用の小型処理装置で出先で大容量の添
付ファイルつきのメールを受け取った場合、一旦、格納
して内容をチェックした後には、別のメッセージ処理装
置に転送して、自身の記憶領域をフリーにしたい、とい
う要望がある。特開2001−134508では、この
ような場合の処理をバックアップ、アーカイブとして別
ユーティリティとして定義したが、本実施形態のよう
に、複数のメッセージ処理装置が同一ネットワークにあ
る場合に、比較的(あるいは最も)記憶容量に余裕のあ
るメッセージ処理装置を優先的に、メッセージの転送先
またはそのコピーの転送先に指定することで、同様の処
理をメッセージ振り分け処理の中で行うことが可能にな
る。また、例えば、マルチメディアコンテンツつきメー
ルについては、より広帯域なネットワークリンクに繋が
ったメッセージ処理装置に優先的にメッセージを振り分
けたり、メディア処理機能を有するPCが周辺にある
(通信可能な)メッセージ処理装置に対して、マルチメ
ディアコンテンツつきメール(またはそのコピー)を、
優先的に転送するなどのポリシーが定義できる。
うちのいずれを選択するかについては、例えば、メッセ
ージの容量や種別などの属性情報によって、該メッセー
ジが振り分けるべきものと判断された際に、その時点で
同一ネットワークに接続されているオンリンクのメッセ
ージ処理装置のうち最も適したもの(例えば、最も容量
に余裕のあるもの、広帯域なネットワークリンクに繋が
ったもの、メディア処理機能つきのPCが周辺にあるも
の、など)を選択し、該選択したメッセージ処理装置に
転送するようにしてもよい(現時点で自装置が最も適し
たものであると判断される場合には、転送しないように
すればよい)。また、例えば、予めメッセージの属性情
報と、これを振り分けるメッセージ処理装置(複数の場
合には順位付けしておくのが好ましい)との対応情報を
登録しておき、対象となったメッセージに対応して登録
されているメッセージ処理装置について(順位付けされ
た複数のものがある場合には順位付けの順番で)、現在
同一ネットワークに接続されているかどうか調べ(ある
いは、予め同一ネットワークに接続されているものをす
べて調べ把握しておき)、該当するメッセージ処理装置
があれば、これを選択するようにしてもよい。
のに種々の方法が可能であり、また、それらは適宜組み
合わせて実施可能である。
数のメッセージ処理装置に対して行ったり、メッセージ
の振り分けを行ったりした場合、後になって所望のメッ
セージを保持するメッセージ処理装置を検索する必要が
発生する。例えば、(1)の全コピーの場合について
も、全コピー手続きを実行した時点でのメッセージ処理
装置のネット接続状態に応じて、コピーを受ける装置
と、受けない装置が発生し得る(最も簡単には、クロー
ズドネットで全コピーが起こった場合を考えれば明らか
である)。従って、後になって、メッセージの配置に偏
りがある場合が起こる。また、一旦、全コピーされたも
のが、その後、ローカルポリシーで消去されたりするこ
ともあり得る。そのような場合に、所望のメッセージを
保持した(最近隣にある)メッセージ処理装置を検索す
ることが必要になる。
合に、複数のメッセージ処理装置のうち、所望のメッセ
ージを保持するメッセージ処理装置を検索する際に、所
望のメッセージの属性を付加した検索メッセージをネッ
トワーク内に送信し、これに対する応答を得たメッセー
ジ処理装置を選択してして接続するようにしてもよい。
振り分けられるメッセージについて、その属性を定義し
たメッセージ属性ファイルを作成し、全てのメッセージ
処理装置で共有する。ここでは、簡単のために、(1)
の全コピーが発生したメッセージに対し、検索を行う場
合を考える。全コピーが発生したら、そのメッセージの
IDを全コピー履歴として記録し、後に、この履歴情報
を他のメッセージ処理装置に送って共有する。このメッ
セージが必要になった場合、このIDを付与したメッセ
ージ探索データをオンリンクにブロードキャストし、こ
れに対し最初に応答したメッセージ処理装置を選択し
て、アクセスすればよい。ここでは、メッセージIDを
例に取ったが、属性として他のもの(例えば、特定の発
信元とか、所定のマルチメディアコンテンツが付与され
たもの、など)を使用することも可能である。
す。なお、図13では、メッセージ処理装置200a,
200b,…200nを、MCa,MCb,…,MCn
示している。
様の方法で可能である。
性(例えば、メッセージID)とそれを保持する(1又
は複数の)メッセージ処理装置との対応情報を、全部又
は一部のメッセージ処理装置で共有し、ユーザは適当な
方法で選択したメッセージ処理装置にのみメッセージの
要求を送信し、該メッセージ処理装置は、自身が該当す
るメッセージを保持していれば、該メッセージを返信し
(図14(a)参照)、保持していなければ、該メッセ
ージ保持しているメッセージ処理装置を示す情報を返信
し(図14(b)参照)、該当するメッセージを保持し
ておらず且つ該メッセージ保持しているメッセージ処理
装置も分からなければ、その旨を返信するようにしても
よい。あるいは、該メッセージ処理装置は、自身が該当
するメッセージを保持しておらず且つ該当するメッセー
ジを保持しておらず且つ該メッセージ保持しているメッ
セージ処理装置を知っている場合に、該メッセージ保持
しているメッセージ処理装置に要求を転送し、該要求を
転送されたメッセージ処理装置が該メッセージを返信す
るようにしてもよい(図14(c)参照)。
る。
れば、次のような効果が得られる。
1箇所すなわちこのメッセージ処理装置に蓄積して集中
的に管理し、これを容易に持ち歩き、移動中にメッセー
ジ処理装置単独で使用でき、かつ移動先で他の装置と連
携して使用することもできる。
リンクに持つシステムを有効に活用、運用する方式が可
能になる。
応じて蓄積されたメッセージ群を最適に分散配置させる
ことが可能になる。また、例えば、メッセージ処理装置
に蓄積された情報に対するアクセス要求に対し、必要と
するデータを保持するメッセージボックスを選択したり
することが可能になる。
する複数の情報サーバに対し、適宜蓄積されたメッセー
ジ群をアーカイブするだけで、自動的にメッセージまた
はそのコピーを適切なメッセージボックスに移動でき、
またユーザはネットワーク上の分散を意識することな
く、所望のデータへのアクセスが可能になる。
て実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータ
に所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュー
タを所定の手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに所定の機能を実現させるための)プログラム
として実施することもでき、該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することも
できる。
成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のも
のではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換え
たり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に
別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わ
せたりすることなどによって得られる別の構成も可能で
ある。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、
例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例
示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能
である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的
を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似
の効果を奏する別の構成なども可能である。また、この
発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、この発明の実施の形態は、個別装置
としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発
明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部
分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明
等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明
を包含・内在するものである。従って、この発明の実施
の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定され
ることなく発明を抽出することができるものである。
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
装置を効果的に連携させることができる。
の接続するネットワークネットワークシステムの構成例
を示す図
を示す図
の一例を示す図
ンツを全てのメッセージ処理装置で共有する方法につい
て説明するための図
リメモリの構成例を示す図
の処理手順の一例を示すフローチャート
ピーコンテンツリストの構成例を示す図
を示す図
納するメッセージ処理装置を振り替える運用形態につい
て説明するための図
の構成例を示す図
処理手順の一例を示すフローチャート
り分け機能をそのまま利用したメッセージ振り分け方法
の構成例について説明するための図
るメッセージ処理装置を検索する場合のシーケンス例を
示す図
るメッセージ処理装置を検索する場合のシーケンス例を
示す図
Claims (15)
- 【請求項1】ユーザにより携帯され、その時々で異なる
ネットワークに接続して使用されるメッセージ処理装置
であって、 複数のネットワーク上に分散配置される複数のメッセー
ジサーバ群を前記ユーザの指定に従って登録する手段
と、 現在接続されているネットワークを認識して、前記登録
されたメッセージサーバ群にアクセスするための通信方
法を決定する手段と、 前記決定した通信方法を用いて、前記メッセージサーバ
群から、前記ユーザ宛に配信されたメッセージ群を取り
出して格納する手段と、 現在接続されているネットワーク上の他のメッセージ処
理装置との間で、前記格納したメッセージ群のうちの所
定のメッセージまたはそのコピーを転送するための制御
を行う制御手段と、 現在接続されているネットワーク上に存在するメッセー
ジ入出力を行う所定のクライアント装置からの要求に応
答して、前記格納したメッセージ群のうちの該当するも
のを、該クライアント装置へ出力する手段とを備えたこ
とを特徴とするメッセージ処理装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記格納したメッセージ
群のうちの所定の条件を満たすメッセージのコピーを、
前記現在接続されているネットワーク上の他のメッセー
ジ処理装置の全てに転送するための制御を行うことを特
徴とする請求項1に記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項3】前記所定の条件は、前記メッセージに対す
るアクセス頻度の高さに関する条件であることを特徴と
する請求項2に記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、前記メッセージサーバ群
から取り出した前記メッセージに関する属性情報に基づ
いて、該メッセージが、前記現在接続されているネット
ワーク上の他のメッセージ処理装置に転送されるべきも
のと判断される場合には、前記格納する手段には格納せ
ず、該メッセージを該他のメッセージ処理装置に転送す
ることを特徴とする請求項1に記載のメッセージ処理装
置。 - 【請求項5】予め前記メッセージに関する属性情報と該
メッセージを格納すべきメッセージ処理装置との対応情
報を登録するための手段を更に備え、 前記制御手段は、前記メッセージサーバ群から取り出し
た前記メッセージに関する属性情報をもとに、前記対応
情報を参照して求められる該メッセージを格納すべきメ
ッセージ処理装置へ、該メッセージまたはそのコピーを
転送することを特徴とすることを特徴とする請求項4に
記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項6】前記メッセージに関する属性情報は、前記
メッセージの宛先に関する情報、もしくは前記メッセー
ジの送信元に関する情報、または前記メッセージのサブ
ジェクトに関する情報であることを特徴とする請求項5
に記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項7】前記制御手段は、前記メッセージサーバ群
から取り出した前記メッセージに関する属性情報に応じ
て、前記現在接続されているネットワーク上の他のメッ
セージ処理装置に関する属性情報に基づき該メッセージ
を転送するのに適したものを選択し、該選択した他のメ
ッセージ処理装置へ、該メッセージまたはそのコピーを
転送することを特徴とすることを特徴とする請求項4に
記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項8】前記メッセージに関する属性情報は、前記
メッセージの容量に関するものであり、 前記制御手段は、前記メッセージが大容量のコンテンツ
を含むものである場合に、前記他のメッセージ処理装置
として、最も記憶容量に余裕のあるメッセージ処理装置
を選択することを特徴とする請求項7に記載のメッセー
ジ処理装置。 - 【請求項9】前記メッセージに関する属性情報は、前記
メッセージの種別に関するものであり、 前記制御手段は、前記メッセージがマルチメディアコン
テンツを含むものである場合に、前記他のメッセージ処
理装置として、より広帯域なネットワークリンクに繋が
ったもの、またはメディア処理機能を有する計算機と通
信可能なメッセージ処理装置を選択することを特徴とす
る請求項7に記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項10】各々の前記メッセージについて、該メッ
セージを前記格納する手段により格納しているか否かの
情報及び該メッセージを格納している他のメッセージ処
理装置を示す情報を保持する手段と、 前記クライアント装置から特定の前記メッセージに関す
る要求を受信した場合に、前記保持する手段を参照し、
該メッセージが前記格納する手段により格納されている
と判断されたならば、該メッセージを該クライアント装
置へ返信し、該メッセージが前記格納する手段により格
納されておらず且つ他のメッセージ処理装置に格納され
ていると判断されたならば、該メッセージが該他のメッ
セージ処理装置に格納されている旨を該クライアント装
置へ通知する手段を更に備えたことを特徴とする請求項
1ないし9のいずれか1項に記載のメッセージ処理装
置。 - 【請求項11】各々の前記メッセージについて、該メッ
セージを前記格納する手段により格納しているか否かの
情報及び該メッセージを格納している他のメッセージ処
理装置を示す情報を保持する手段と、 前記クライアント装置から特定の前記メッセージに関す
る要求を受信した場合に、前記保持する手段を参照し、
該メッセージが前記格納する手段により格納されている
と判断されたならば、該メッセージを該クライアント装
置へ返信し、該メッセージが前記格納する手段により格
納されておらず且つ他のメッセージ処理装置に格納され
ていると判断されたならば、該他のメッセージ処理装置
へ、該メッセージを該クライアント装置へ転送すべき旨
を通知する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1
ないし9のいずれか1項に記載のメッセージ処理装置。 - 【請求項12】前記制御手段により少なくとも1つの前
記他のメッセージ処理装置へ所定のメッセージのコピー
を転送しまたは少なくとも1つの前記他のメッセージ処
理装置から所定のメッセージのコピーの転送を受けた場
合に、該メッセージを削除する際には、該他のメッセー
ジ処理装置へ、該メッセージを削除すべき旨を通知する
手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のメ
ッセージ処理装置。 - 【請求項13】ユーザにより携帯されその時々で異なる
ネットワークに接続して使用される複数のメッセージ処
理装置と、同一のネットワーク上に接続された該メッセ
ージ処理装置に対してメッセージ入出力を行う所定のク
ライアント装置とを含み、ユーザが指定する複数のネッ
トワーク上に分散配置される複数のメッセージサーバ群
との間のメッセージ交換を行うメッセージ処理システム
であって、 前記メッセージ処理装置は、 現在接続されているネットワーク上に存在する前記クラ
イアント装置に対し、自身のアドレスを通知する手段
と、 予め登録された、現在接続されているネットワークから
前記複数のメッセージサーバ群へアクセスするための通
信方法に関する情報に従って、前記メッセージサーバ群
へアクセスし、前記ユーザ宛に配信されたメッセージ群
を取り出して格納する手段と、 現在接続されているネットワーク上の他のメッセージ処
理装置との間で、前記格納したメッセージ群のうちの所
定のメッセージまたはそのコピーを転送するための制御
を行う制御手段と、 現在接続されているネットワーク上に存在するメッセー
ジ入出力を行う所定のクライアント装置からの要求に応
答して、前記格納したメッセージ群のうちの該当するも
のを、該クライアント装置へ出力する手段とを備えたこ
とを特徴とするメッセージ処理システム。 - 【請求項14】ユーザにより携帯され、その時々で異な
るネットワークに接続して使用されるメッセージ処理装
置におけるメッセージ処理方法であって、 現在接続されているネットワークを認識し、予め登録さ
れた、該認識されたネットワークから前記複数のメッセ
ージサーバ群へアクセスするための通信方法に関する情
報を参照して、前記登録されたメッセージサーバ群にア
クセスするための通信方法を決定し、 前記決定した通信方法を用いて、前記メッセージサーバ
群から、前記ユーザ宛に配信されたメッセージ群を取り
出して格納し、 現在接続されているネットワーク上の他のメッセージ処
理装置との間で、前記格納したメッセージ群のうちの所
定のメッセージまたはそのコピーを転送するための制御
を行い、 現在接続されているネットワーク上に存在するメッセー
ジ入出力を行う所定のクライアント装置からの要求に応
答して、前記格納したメッセージ群のうちの該当するも
のを、該クライアント装置へ出力することを特徴とする
メッセージ処理方法。 - 【請求項15】ユーザにより携帯され、その時々で異な
るネットワークに接続して使用されるメッセージ処理装
置としてコンピュータを機能させるためのプログラムで
あって、 複数のネットワーク上に分散配置される複数のメッセー
ジサーバ群を前記ユーザの指定に従って登録する機能
と、 現在接続されているネットワークを認識して、前記登録
されたメッセージサーバ群にアクセスするための通信方
法を決定する機能と、 前記決定した通信方法を用いて、前記メッセージサーバ
群から、前記ユーザ宛に配信されたメッセージ群を取り
出して格納する機能と、 現在接続されているネットワーク上の他のメッセージ処
理装置との間で、前記格納したメッセージ群のうちの所
定のメッセージまたはそのコピーを転送するための制御
を行う制御機能と、 現在接続されているネットワーク上に存在するメッセー
ジ入出力を行う所定のクライアント装置からの要求に応
答して、前記格納したメッセージ群のうちの該当するも
のを、該クライアント装置へ出力する機能とをコンピュ
ータに実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002089971A JP2003288309A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | メッセージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッセージ処理方法 |
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JP (1) | JP2003288309A (ja) |
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- 2002-03-27 JP JP2002089971A patent/JP2003288309A/ja active Pending
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