JP2003287785A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003287785A
JP2003287785A JP2002089114A JP2002089114A JP2003287785A JP 2003287785 A JP2003287785 A JP 2003287785A JP 2002089114 A JP2002089114 A JP 2002089114A JP 2002089114 A JP2002089114 A JP 2002089114A JP 2003287785 A JP2003287785 A JP 2003287785A
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camera
repair shop
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repair
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English (en)
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Aiko Uemura
有為子 植村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 自己チェック機能を持ったカメラにおいて、使用者に対
しカメラに異常が発生したこと、さらにカメラの所在す
る場所を検出し、最寄りの修理受付店情報を告知するこ
とができるカメラを提供する。 【課題】 【解決手段】 機能、性能に異常が発生したことを検知
する検知手段15、18、21、23と、カメラの所在
する場所を特定するための場所情報を受信する受信手段
30、31と、少なくともカメラ修理店の場所情報を含
む修理店データを記憶する修理店データ記憶手段32
と、上記検知手段が異常を検出したときに、上記カメラ
の場所情報をもとに、上記修理店データの中からもっと
も適切な修理店を選び出す修理店検索手段9と、上記修
理店検索手段によって検索された修理店情報を表示する
表示手段29とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己チェック可能
なカメラ、詳しくは、機能、性能に異常が発生したこと
を検知する手段を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影者が誤ったカメラ操作をした
場合や、カメラに異常が発生した場合、それに気付かず
に使い続けると大切な写真を撮り損ねたり、その異常が
原因となってカメラが修復困難な破損に至る虞がある。
【0003】そこで、このような事故を未然に防ぐため
に、カメラ動作に異常が発生した場合、自己チェック機
能によって画像表示用モニタ装置等に、異常状態の内
容、その推定原因、異常発生部位を示す略図、対処方法
等の情報を表示し、使用者にカメラが異常状態であるこ
とを知らせるようにしたカメラが特開平11−1908
80号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
11−190880号公報において開示されている異常
状態の告知方法では、使用者が異常に対し対応できない
場合、即ち、修理が必要とされる場合の対処法は、“修
理に出す”、または“サービスセンターに問い合わせ
る”といったものであって、使用者にとって修理に出す
場所やサービスセンターを探すことは大変煩わしく、修
理に出すことを怠る可能性があった。
【0005】本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、使用者に対し、カメラに異常が発生した
ことと、カメラの所在する場所を検出して最寄りの修理
受付店情報とを告知するようにしたカメラを提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明によるカメラは、機能、性能に
異常が発生したことを検知する検知手段と、カメラの所
在する場所を特定するための場所情報を受信する受信手
段と、少なくともカメラ修理店の場所情報を含む修理店
データを記憶する修理店データ記憶手段と、上記検知手
段が異常を検出したときに、上記カメラの場所情報をも
とに、上記修理店データの中からもっとも適切な修理店
を選び出す修理店検索手段と、上記修理店検索手段によ
って選び出された修理店情報を表示する表示手段とを具
備することを特徴とし、また、上記修理店のデータは修
理店の緯度情報と経度情報と住所と修理店名と電話番号
とからなることを特徴とし、さらに、カメラの所在する
場所を特定するための場所情報を受信する上記受信手段
は、カメラに異常が発生したときのみに作動することを
特徴とし、またさらに上記修理店検索手段は、現在のカ
メラの所在する場所に最も近い修理店を検索することを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示の例によって説明する。図1は、本発明の一実施の形
態であるカメラの全体的な構成を示すブロック図であ
る。このカメラは、一眼レフレックスカメラであって、
複数のレンズ群を有する撮影光学系1の後方には、可動
のメインミラー2が撮影光軸に対して45°の角度で斜
設されており、このメインミラー2の上方には焦点板3
と、被写体像をファインダー接眼部5から観察するため
のペンタプリズム4がそれぞれ配設されており、またメ
インミラー2の後方に配設された銀塩フィルム19の直
前にはフォーカルプレーンシャッタ16が配置されてい
る。さらに、上記撮影光学系1の内部には絞り部材13
が配設されている。
【0008】上記可動のメインミラー2は、ほぼ全面が
ハーフミラーで形成されており、露光時には焦点板3に
向けて跳ね上がり撮影光路から退避するようになってい
る。また、上記焦点板3は、撮影光学系1を通過し、上
記メインミラー2で上方に反射された被写体像を結像す
るものであり、上記ペンタプリズム4は、上記焦点板3
に結像した被写体像をファインダー接眼部5から観察す
るためのものである。
【0009】そして、カメラ本体内には、CPU等で構
成され、カメラの全体的な動作シーケンスを制御する制
御回路9が配設されており、この制御回路9は修理店検
索手段を有している。また、この制御回路9には、絞り
駆動機構14と絞り検知機構15、シャッタ駆動機構1
7とシャッタ検知機構18、フィルム給送機構20とフ
ィルム移動量検知機構21、ミラー駆動機構24、さら
にレンズ駆動機構22とレンズ移動量検知機構23、お
よび焦点検出機構27、測光機構28がそれぞれ接続さ
れており、これらは制御回路9からの指令によってそれ
ぞれ制御されるようになっている。
【0010】上記絞り部材13は、上記制御回路9から
の指令に基づき、上記絞り駆動機構14により駆動さ
れ、絞り部材13の作動状態は上記絞り検知機構15に
より検知される。この絞り検知機構15は絞り部材13
に連結した部材の移動をフォトインタラプタ、フォトリ
フレクタ、ホール素子などの非接触型センサで検知する
ものである。
【0011】上記シャッタ駆動機構17は、上記フォー
カルプレーンシャッタ16の開閉動作、およびシャッタ
チャージ動作を制御するものであり、シャッタ16の作
動状態は上記シャッタ検知機構18により検知される。
なお、シャッタ検知機構18も上記絞り検知機構15と
同様の構成を有している。
【0012】上記フィルム19は、上記フィルム給送機
構20により駆動され、フィルム19の移動状態は上記
フィルム移動量検知機構21によって検知される。この
フィルム移動量検知機構21はフィルム19のパーフォ
レーションをフォトインタラプタやフォトリフレクタで
検知するものである。
【0013】上記レンズ駆動機構22は、上記撮影光学
系1の焦点調節レンズ1aを駆動するものであり、前記
焦点調節レンズ1aの移動状態は、レンズ移動量検知機
構23により検知される。この検知機構23は、前記レ
ンズ駆動機構22の駆動力伝達系の一部に設けられた櫛
歯状回転部材の回転状態をフォトインタラプタで検知す
るものである。また、上記ミラー駆動機構24は露光動
作に先立って、上記メインミラー2を焦点板3に向けて
回動させて、撮影光路から退避させる駆動制御を行うも
のである。
【0014】上記焦点検出機構27は、被写体に対する
焦点調節レンズの焦点ずれ量を検出するものであり、ま
た上記測光機構28は被写体輝度を検出するものであ
る。
【0015】なお、上記絞り検知機構15、上記シャッ
タ検知機構18、上記フィルム移動量検知機構21、上
記レンズ移動量検知機構23は、本発明における異常発
生を検知する検知手段を構成しているものである。
【0016】また、上記制御回路9には、修理店データ
記憶回路32と、モード設定回路25と、操作スイッチ
群26と、LCD表示部29と、GPSモジュール30
と、GPSアンテナ31とがそれぞれ接続されており、
これらの制御も行っている。
【0017】上記修理店データ記憶回路32は、本発明
における修理店データ記憶手段を構成しており、修理店
の場所情報が記憶されているものである。
【0018】上記LCD表示部29は、本発明における
表示手段を構成しており、撮影モードやカメラ動作の異
常情報などを表示するものであり、図6に示すようにカ
メラ本体背面または上面に配設されている。
【0019】図5に示すようにGPS(Global
Positioning System)は、少なくと
も3機の人工衛星からの送信データを地球上の受信機で
受信し、それらの受信データから受信機の3次元位置を
測定するようにした高精度の測位システムであり、GP
Sモジュール30はGPSアンテナ31で受信した衛星
からのGPSデータを復調、解読して現在位置の緯度/
経度を割り出し、割り出された緯度/経度情報などを前
記制御回路9へ送るものである。
【0020】本発明では、このGPSを用い、カメラ本
体にGPSモジュール30とGPSアンテナ31とを設
け、これによってカメラの所在する場所を特定するため
の場所情報を得ている。
【0021】上記モード設定回路25は入力情報を伝達
するものであり、また上記操作スイッチ群26は、前記
図6に示すレリーズボタン200の半押しで動作する第
1レリーズスイッチと、レリーズボタン200の全押し
で動作する第2レリーズスイッチ、裏ブタが閉じられた
場合にオンする裏ブタスイッチなどのカメラ操作に関す
る各種スイッチ(不図示)で構成されている。
【0022】次に、このように構成された一実施の形態
のカメラで発生しうる異常状態を例示すると、 (1) フィルム給送の異常 この場合の異常判断基準は、通常のフィルム給送動作を
実行しているにも拘らず、フィルム移動量検知機構21
から信号が出力されない。
【0023】推定原因は、フィルム装填の失敗、フィル
ム給送機構20(モータや伝達系)の異常、もしくはフ
ィルム移動検知機構21の異常。
【0024】(2) シャッタ動作の異常 この場合の異常判断基準は、露光動作においてシャッタ
検知機構18からシャッタ動作信号が出力されない。
【0025】推定原因は、シャッタ16、シャッタ駆動
機構17(モータや伝達系)の異常、もしくはシャッタ
検知機構18の異常。
【0026】(3) 絞り動作の異常 この場合の異常判断基準は、絞込み動作において絞り検
知機構15から絞込み状態に関する信号が出力されな
い。
【0027】推定原因は絞込み部材13、絞り駆動機構
14(モータや伝達系)の異常、もしくは絞り検知機構
15の異常。
【0028】(4) 焦点調節動作の異常 この場合の異常判断基準は、焦点レンズ1aの駆動時に
レンズ移動検知機構23からレンズ移動量に関する信号
が出力されない。
【0029】推定原因は、レンズ駆動機構22(モータ
や伝達系)の異常、もしくはレンズ移動量検知機構23
の異常。
【0030】図2は、カメラの全体の動作シーケンスを
示す制御回路9のメインフローチャートである。カメラ
にフィルムが装填されている状態で、カメラの電源をオ
ンして制御回路9の制御プログラムが起動すると、種々
の初期設定動作(不図示)の後に、ステップS1で上記
操作スイッチ群26のうちの裏ブタスイッチの状態をチ
ェックする。裏ブタスイッチの状態がオンであればステ
ップS2に移行する。
【0031】ステップS2では、カメラに装填されたフ
ィルムを第1駒目まで自動的に巻き取る空送りサブルー
チンが実行される。ここで、フィルム空送り動作が行わ
れているときに、上記フィルム移動量検知機構21から
の信号が入力されない場合には、制御回路9は異常状態
であると判断して空送り動作を中止し、後述する図3の
異常表示サブルーチンステップS4に移行する。空送り
サブルーチンが終了すると、ステップS3に移行し、空
送りサブルーチンが正常に終了したか否かがチェックさ
れ、正常に終了していない場合には、ステップS4に移
行し、後述する図3の異常表示サブルーチンに分岐す
る。正常に終了していれば、ステップS5に移行する。
【0032】次にステップS5では、操作スイッチ群2
6の中の1stレリーズスイッチがオンしているか否か
をチェックする。これがオンしていれば、ステップS6
に移行し、焦点調節サブルーチンを実行する。この焦点
調節サブルーチンは、図1に示す上記焦点検出機構27
により検出される被写体に対する撮影光学系1の焦点ず
れ量に基づいて、レンズ駆動機構22を制御して焦点調
節レンズ1aを合焦位置に駆動する焦点調節サブルーチ
ンである。焦点調節サブルーチンが終了するとステップ
S7に移行し、焦点調節サブルーチンが正常に終了した
か否かがチェックされ、焦点調節動作が正常に終了して
いれば、ステップS9に移行する。この焦点調節サブル
ーチンにおいて、焦点調節レンズ1aが移動範囲の終端
位置に達していないとき、上記レンズ移動量検知機構2
3からレンズ移動に関する信号が所定時間以上に亘って
検知されない場合には異常状態であると判断して焦点調
節動作を中止し、ステップS8の後述する図3の異常表
示サブルーチンに移行する。
【0033】次にステップS9では、操作スイッチ群2
6の中の2ndレリーズスイッチがオンしているか否か
をチェックする。2ndレリーズスイッチがオフであれ
ば、ステップS11に移行し、再度1stレリーズスイ
ッチがオンしているかをチェックする。このとき、1s
tレリーズスイッチがオフであればステップS5に戻
り、オンしていればステップS9に戻る。
【0034】上記ステップS9で2ndレリーズスイッ
チがオンであれば、ステップS10に移行し、露光サブ
ルーチンを実行する。この露光サブルーチンは、図1の
測光機構28による被写体輝度情報などに基づいて銀塩
フィルム19への露光条件を決定するステップと、メイ
ンミラー2を駆動するステップと、決定された露光条件
に応じて絞り部材13およびシャッタ16を制御して銀
塩フィルム19を露光するステップと、メインミラー2
を復帰駆動するステップからなるが、フィルム露光動作
の詳細は、本発明の趣旨から外れるので、その詳細な説
明は省略する。
【0035】前記ステップS10の露光サブルーチンが
終了すると、ステップS12に移行し、露光サブルーチ
ンが正常に終了したか否かがチェックされ、露光動作が
正常に終了していればステップS14に移行する。しか
し、露光サブルーチンにおいて、絞込み動作およびシャ
ッタ開閉動作を実行したにも拘らず、所定時間以上に亘
って絞り検知機構15から絞り込み信号が出力されない
とき、または上記シャッタ検知機構18からシャッタ開
閉に関する信号が出力されないときには異常状態と判断
して、露光動作が中止され、後述するステップS13の
異常表示サブルーチンに移行する。
【0036】露光動作が正常に終了していれば、ステッ
プS14で1駒巻き上げサブルーチンを実行する。この
1駒巻き上げサブルーチンは、銀塩フィルム19を1駒
分巻き上げるものであり、その1駒巻き上げ動作が行わ
れているときに、フィルム移動量検知機構21からの信
号が入力されない場合は、異常状態と判断して1駒巻き
上げを中止する。
【0037】1駒巻上げサブルーチンが終了すると、ス
テップS15で1駒巻き上げサブルーチンが正常に終了
したか否かをチェックする。1駒巻き上げサブルーチン
が正常に終了した場合は、再びステップS5に戻るが、
正常でない場合にはステップS16で巻き戻しサブルー
チンを実行する。その理由は、1駒巻き上げに失敗した
のはフィルム終端に達した場合が含まれるためである。
【0038】そこで、巻き戻しサブルーチンが正常に機
能すれば、特に問題とはならないが、仮に巻き戻し中に
もフィルム移動量検知機構21から信号が出力されない
場合は、フィルム給送に関する機構に異常があると判断
して、巻き戻し動作を中止する。そして、ステップS1
7で巻き戻しが正常に終了したか否かをチェックし、正
常に終了していない場合には、ステップS18で図3に
示される異常表示サブルーチンに分岐する。
【0039】図3は、制御回路9の指令により実行され
たカメラ動作において、上述の通り異常が発生した場合
の異常表示サブルーチンである。
【0040】上述したカメラ動作において、異常表示サ
ブルーチンが実行されると、まず、ステップS101で
GPSモジュール30によってGPSデータの受信を行
う。GPSデータの受信に失敗したときは、ステップS
106に進み、データの受信に成功しているときは、ス
テップS102に移行する。
【0041】ステップS102で緯度/経度を検出した
後、ステップS103に移行し、検出した緯度/経度と
修理店データ記憶回路32の修理店の位置等に関する情
報を照合させ、最寄りの修理店情報を検索してステップ
S104に移行する。
【0042】ステップS104において、ステップS1
03での検索に失敗した場合は、ステップS106に移
行する。ここで上述したステップS101においてGP
Sデータの受信に失敗した場合もステップS106に移
行して、カメラメーカーが運営しているサービスセンタ
ーや、カメラメーカーの問い合わせ先の情報を修理店デ
ータとして設定する処理を行う、修理店データ記憶回路
32のデフォルトデータの設定を行い、ステップS10
7に移行する。また、ステップS104で検索に成功し
た場合もステップ105で検索データを設定してステッ
プS107に移行する。
【0043】ステップS107では設定されたデータア
ドレス値を制御回路9に転送し、続くステップS10
8、ステップS109で表示データ読み出し信号と、表
示信号とを制御回路9に出力する。制御回路9は、転送
されたデータアドレスに基づいて上記修理店データ記憶
回路32の記憶アドレスをアクセスし、それぞれのアド
レスに対応した表示データを読み出し、読み出された表
示信号の内容を図4に示すように前記LCD表示部29
に表示し、ステップS110に移行する。
【0044】次に、ステップS110で表示処理後に所
定時間が経過したか否かをチェックして、所定時間が経
過していなければ、ステップS111に移行し、操作ス
イッチ群26の中の裏ブタスイッチの状態に基づき、裏
ブタの開閉状態をチェックして、裏ブタが閉じたままで
あると判断したときは、再びステップS110に戻る。
また、ステップS111で裏ブタが開いていると判断し
たときは、図2のステップS1に戻り、以降の処理を繰
り返す。
【0045】一方、ステップS110で表示処理後、所
定時間が経過したと判断したときは、ステップS112
に移行し、省エネモードの準備を行う。省エネモードの
準備としては、具体的にはLCD表示部29、および他
の撮影動作用制御回路への電源供給を遮断したり、制御
回路9の動作周波数を低下させる。そして、ステップS
113で省エネモードに移行する。この省エネモードで
は、少なくとも操作スイッチ群26の状態を検知する回
路だけは作動させており、撮影者が何らかのスイッチ操
作を行えば、ステップS114の復帰処理によりカメラ
内の各部回路は活性状態に再設定され、異常表示動作が
再開できるようになっている。
【0046】図4は、異常表示動作中のカメラのLCD
表示部29の表示の一例を示したものである。◎。
【0047】カメラの自己チェック機能により異常が検
出されると、異常であることと、カメラの所在する場所
から最寄りの修理受付店舗の店舗名、場所、連絡先や営
業時間、定休日、地図などの修理受付店に関する情報が
カメラの表示部29に表示される。この情報を得たカメ
ラの使用者は、表示された修理受付店舗情報に従って異
常状態のカメラを修理に出すことができる。
【0048】このように構成された本発明の一実施の形
態のカメラにおいては、カメラ使用中に異常が発生した
際、上記フィルム移動量検知機構21、上記レンズ移動
量検知機構23、上記絞り検知機構15、上記シャッタ
検知機構18により異常が検出され、異常が検出された
場合、上記GPSモジュール30によりGPS情報を受
信し、カメラの現在の位置を検索して、上記修理店デー
タ記憶回路32の修理店の位置等の情報を読み出し、上
記LCD表示部29に表示することができる。この表示
情報は、あらかじめ修理店データ記憶回路32に記憶さ
れていて、制御回路9からの指示に応じて適切なものを
選択して読み出し、それが表示部29に表示されるの
で、使用者は表示部を見れば修理店を探すことなく、最
寄りの修理店にカメラの修理を依頼することができる。
【0049】なお、カメラの所在する情報を取得するた
めの手段は、上記GPSモジュールに限定されるもので
はなく、例えば、日本における公衆移動通信サービスに
おける通信システムの一つであるPHS(Person
al HandyphoneSystem)の基地局か
ら送信されるID情報(基地情報)を含んだ出力の小さ
な電波を受信する無線受信機、あるいは日本における公
衆移動通信サービスにおける通信システムの一つである
携帯電話や自動車電話等の基地局から送信されるID情
報(基地情報)を含んだ出力の大きな電波を受信する無
線受信機を用いて、これらの無線受信機で受信した基地
局のID情報から場所情報を得るようにしてもよいこと
は勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
己チェック機能によってカメラ動作に異常が検出された
場合、表示部に異常状態であることが表示されるため、
撮影者がカメラに異常が発生したことを認識でき、カメ
ラの所在する場所から最寄の修理受付店の場所や営業時
間など、修理に出すために必要な情報をリアルタイムで
使用者に知らせることができるカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すカメラの構成を示
すブロック図、
【図2】上記一実施の形態を示すカメラ全体の動作シー
ケンスを、制御回路のメインルーチンを主に説明したフ
ローチャート、
【図3】上記一実施の形態を示すカメラで、異常が発生
した場合の異常表示サブルーチンを示すフローチャー
ト、
【図4】異常が発生した場合のカメラのLCD表示部の
表示の一例を示した図、
【図5】カメラとGPSとの関係を示す概略図、
【図6】LCD表示部を有するカメラの背面図。
【符号の説明】
9…制御回路(修理店検索手段) 15…絞り検知機構(検知手段) 18…シャッタ検知機構(検知手段) 21…フィルム移動量検知機構(検知手段) 23…レンズ移動量検知機構(検知手段) 29…LCD表示部(表示手段) 30…GPSモジュール(受信手段) 31…アンテナ(受信手段) 32…場所情報記憶回路(修理店データ記憶手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能、性能に異常が発生したことを検知
    する検知手段と、 カメラの所在する場所を特定するための場所情報を受信
    する受信手段と、 少なくともカメラ修理店の場所情報を含む修理店データ
    を記憶する修理店データ記憶手段と、 上記検知手段が異常を検出したときに、上記カメラの場
    所情報をもとに、上記修理店データの中からもっとも適
    切な修理店を選び出す修理店検索手段と、 上記修理店検索手段によって選び出された修理店情報を
    表示する表示手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記修理店のデータは、修理店の緯度情
    報と経度情報と住所と修理店名と電話番号とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラの所在する場所を特定するための
    場所情報を受信する上記受信手段は、カメラに異常が発
    生したときのみに作動することを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】 上記修理店検索手段は、現在のカメラの
    所在する場所に最も近い修理店を選び出すことを特徴と
    する請求項1記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030366A1 (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 株式会社ispace 探査方法、探査システム、探査機、水素供給方法及び画像処理方法

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