JPH1020388A - カメラの位置情報記録用裏蓋、及びカメラの位置情報記録用ユニット - Google Patents
カメラの位置情報記録用裏蓋、及びカメラの位置情報記録用ユニットInfo
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- JPH1020388A JPH1020388A JP17778396A JP17778396A JPH1020388A JP H1020388 A JPH1020388 A JP H1020388A JP 17778396 A JP17778396 A JP 17778396A JP 17778396 A JP17778396 A JP 17778396A JP H1020388 A JPH1020388 A JP H1020388A
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衛星からの測位データを記録する機能を有
し、カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏蓋。 【解決手段】 カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏
蓋であって、衛星からの測位信号を受信する受信部と、
該受信部で受信した測位信号を記録可能な測位データに
変換する変換部と、フィルムに被写体像が露光されたこ
とを検知し、検知信号を出力する露光検知部と、前記検
知信号を受信したときに、前記フィルムに前記測位デー
タを記録する測位データ記録部とを備えた。
し、カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏蓋。 【解決手段】 カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏
蓋であって、衛星からの測位信号を受信する受信部と、
該受信部で受信した測位信号を記録可能な測位データに
変換する変換部と、フィルムに被写体像が露光されたこ
とを検知し、検知信号を出力する露光検知部と、前記検
知信号を受信したときに、前記フィルムに前記測位デー
タを記録する測位データ記録部とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星測位システム
であるGPS(Global Positioning
System)から測位データを得て、撮影画像と共
にフィルムに記録する一連の機能を搭載し、カメラ本体
に対し着脱可能なカメラの位置情報記録用裏蓋、及びカ
メラの位置情報記録用ユニットに関する。
であるGPS(Global Positioning
System)から測位データを得て、撮影画像と共
にフィルムに記録する一連の機能を搭載し、カメラ本体
に対し着脱可能なカメラの位置情報記録用裏蓋、及びカ
メラの位置情報記録用ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、GPSから緯度、経度、高度、時
刻等のデータを得て、これらのGPSデータを画像と共
にフィルムに記録するカメラが提案されている。
刻等のデータを得て、これらのGPSデータを画像と共
にフィルムに記録するカメラが提案されている。
【0003】例えば、特開平3−247081号公報に
は、GPS受信機から得られた緯度、経度、高度等の測
位データから撮影場所の絶対位置を算出し、絶対位置に
基づき判別手段に記憶された複数の地名を選択するカメ
ラが記載されている。
は、GPS受信機から得られた緯度、経度、高度等の測
位データから撮影場所の絶対位置を算出し、絶対位置に
基づき判別手段に記憶された複数の地名を選択するカメ
ラが記載されている。
【0004】また、特開平4−70724号公報には、
GPS受信機から得られた測位データを撮影画像と共に
フィルム若しくはメモリ等の記録媒体に自動的に記録す
るカメラが記載されている。
GPS受信機から得られた測位データを撮影画像と共に
フィルム若しくはメモリ等の記録媒体に自動的に記録す
るカメラが記載されている。
【0005】更に、特開平6−67291号公報には、
GPS受信機から位置情報と時刻情報とを得て、位置情
報に基づいて時刻情報を補正して記録媒体に記録するカ
メラが記載されている。
GPS受信機から位置情報と時刻情報とを得て、位置情
報に基づいて時刻情報を補正して記録媒体に記録するカ
メラが記載されている。
【0006】一方、年月日や時刻のデート情報に加え
て、露出値や撮影番号等の撮影データを撮影画像と共に
フィルムに記録できる機能を有する裏蓋が付属品として
準備され、必要に応じて記録機能を有しない裏蓋と交換
可能な一眼レフカメラが市販されている。
て、露出値や撮影番号等の撮影データを撮影画像と共に
フィルムに記録できる機能を有する裏蓋が付属品として
準備され、必要に応じて記録機能を有しない裏蓋と交換
可能な一眼レフカメラが市販されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】GPSからの測位デー
タをフィルムに記録するカメラは、以上の如き特許出願
により種々提案されている。しかし、測位データを記録
するカメラは、GPS受信機や制御部等により体積が大
きくなると共に、重くなってしまう。従って、GPSカ
メラは、企業や研究所により所定の目的のためにのみ用
いられ、一般の撮影に使い難い状態である。
タをフィルムに記録するカメラは、以上の如き特許出願
により種々提案されている。しかし、測位データを記録
するカメラは、GPS受信機や制御部等により体積が大
きくなると共に、重くなってしまう。従って、GPSカ
メラは、企業や研究所により所定の目的のためにのみ用
いられ、一般の撮影に使い難い状態である。
【0008】本発明はかかる問題に鑑み、衛星からの測
位データをフィルムに記録する機能をカメラ本体から可
能な限り独立して搭載し、カメラ本体に対して着脱可能
なカメラの裏蓋を提供することを目的とするものであ
り、測位データを記録する必要が生じた際にGPS機能
を有する裏蓋に交換することにより、簡易に位置情報記
録が可能なGPSカメラとして使用することができ、そ
れ以外のときは一般撮影用のカメラとして同じカメラ本
体を用いて撮影することができるようにしたものであ
る。
位データをフィルムに記録する機能をカメラ本体から可
能な限り独立して搭載し、カメラ本体に対して着脱可能
なカメラの裏蓋を提供することを目的とするものであ
り、測位データを記録する必要が生じた際にGPS機能
を有する裏蓋に交換することにより、簡易に位置情報記
録が可能なGPSカメラとして使用することができ、そ
れ以外のときは一般撮影用のカメラとして同じカメラ本
体を用いて撮影することができるようにしたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、カメラ本体
に対し着脱可能なカメラの裏蓋であって、衛星からの測
位信号を受信する受信部と、該受信部で受信した測位信
号を記録可能な測位データに変換する変換部と、フィル
ムに被写体像が露光されたことを検知し、検知信号を出
力する露光検知部と、前記検知信号を受信したときに、
前記フィルムに前記測位データを記録する測位データ記
録部とを備えたことを特徴とするカメラの位置情報記録
用裏蓋、または、カメラ本体に対し着脱可能なカメラの
裏蓋と、衛星からの測位信号を受信する受信部と、該受
信部と前記裏蓋を接続する接続手段とを有するカメラの
位置情報記録用ユニットであって、前記裏蓋は、前記受
信部で受信した測位信号を記録可能な測位データに変換
する変換部と、フィルムに被写体像が露光されたことを
検知し、検知信号を出力する露光検知部と、前記検知信
号を受信したときに、前記フィルムに前記測位データを
記録するデータ記録部とを備えたことを特徴とするカメ
ラの位置情報記録用ユニットより、解決される。
に対し着脱可能なカメラの裏蓋であって、衛星からの測
位信号を受信する受信部と、該受信部で受信した測位信
号を記録可能な測位データに変換する変換部と、フィル
ムに被写体像が露光されたことを検知し、検知信号を出
力する露光検知部と、前記検知信号を受信したときに、
前記フィルムに前記測位データを記録する測位データ記
録部とを備えたことを特徴とするカメラの位置情報記録
用裏蓋、または、カメラ本体に対し着脱可能なカメラの
裏蓋と、衛星からの測位信号を受信する受信部と、該受
信部と前記裏蓋を接続する接続手段とを有するカメラの
位置情報記録用ユニットであって、前記裏蓋は、前記受
信部で受信した測位信号を記録可能な測位データに変換
する変換部と、フィルムに被写体像が露光されたことを
検知し、検知信号を出力する露光検知部と、前記検知信
号を受信したときに、前記フィルムに前記測位データを
記録するデータ記録部とを備えたことを特徴とするカメ
ラの位置情報記録用ユニットより、解決される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
8に基づき詳細に説明する。
8に基づき詳細に説明する。
【0011】先ず、衛星からの測位データを記録できる
裏蓋を装着したカメラの外観形態を図1乃至図4により
説明する。図1はカメラの正面図、図2はカメラの上面
図、図3はカメラの背面図、図4はカメラの右側面図で
ある。
裏蓋を装着したカメラの外観形態を図1乃至図4により
説明する。図1はカメラの正面図、図2はカメラの上面
図、図3はカメラの背面図、図4はカメラの右側面図で
ある。
【0012】各図において、1はカメラ本体であり、各
種の撮影機能を有しているが、撮影機能に関しては本発
明の要旨ではないので説明を省略する。なお、撮影機能
に関しては周知慣用の種々の機構を用いることができ
る。2は裏蓋であるが、図示していない周知慣用手段を
用いて蝶番部でカメラ本体1に対して着脱可能であり、
GPSを用いて衛星からの測位データをフィルムに記録
する機能を有している。従って、測位データをフィルム
に記録したいときは裏蓋2を通常の裏蓋に代えて装着
し、測位データを記録する必要がないときは、図示して
いないが測位データ記録機能を有していない通常の裏蓋
を装着すればよい。3は撮影レンズであり、カメラ本体
1に対して交換可能である。
種の撮影機能を有しているが、撮影機能に関しては本発
明の要旨ではないので説明を省略する。なお、撮影機能
に関しては周知慣用の種々の機構を用いることができ
る。2は裏蓋であるが、図示していない周知慣用手段を
用いて蝶番部でカメラ本体1に対して着脱可能であり、
GPSを用いて衛星からの測位データをフィルムに記録
する機能を有している。従って、測位データをフィルム
に記録したいときは裏蓋2を通常の裏蓋に代えて装着
し、測位データを記録する必要がないときは、図示して
いないが測位データ記録機能を有していない通常の裏蓋
を装着すればよい。3は撮影レンズであり、カメラ本体
1に対して交換可能である。
【0013】裏蓋2の上面には衛星から測位信号として
の電波を受信する受信部であるアンテナ21が伸縮自在
に設けられ、使用時には図3の如く引出され、非使用時
には図4の如く縮められて裏蓋2内に収納される。ま
た、裏蓋2の側面、即ちカメラの背面には、フィルムに
記録するデータと同じデータを表示するためのLCD
(液晶板)からなる表示部22が設けられている。更
に、表示部22の下方には、データをフィルムに記録す
るとき各種の指示を行う操作部23が設けられている。
の電波を受信する受信部であるアンテナ21が伸縮自在
に設けられ、使用時には図3の如く引出され、非使用時
には図4の如く縮められて裏蓋2内に収納される。ま
た、裏蓋2の側面、即ちカメラの背面には、フィルムに
記録するデータと同じデータを表示するためのLCD
(液晶板)からなる表示部22が設けられている。更
に、表示部22の下方には、データをフィルムに記録す
るとき各種の指示を行う操作部23が設けられている。
【0014】なお、以上のカメラの形態は一眼レフであ
るが、裏蓋を着脱できるカメラであれば一眼レフカメラ
に限定されるものではなく、レンズシャッタカメラでも
よい。
るが、裏蓋を着脱できるカメラであれば一眼レフカメラ
に限定されるものではなく、レンズシャッタカメラでも
よい。
【0015】次に、カメラ本体1と裏蓋2の内部に配設
された各機能を図5のブロック図により説明する。
された各機能を図5のブロック図により説明する。
【0016】図5(A)はカメラ本体1内の撮影に関す
る回路のブロック図であり、図5(B)は裏蓋2内の測
位データを記録する回路のブロック図である。本実施の
形態では両回路を互いに独立とすることで、従来のカメ
ラの裏蓋交換という簡単な操作で位置情報を記録可能な
カメラとすることができる。無論、両回路を独立としな
い構成としてもよい。
る回路のブロック図であり、図5(B)は裏蓋2内の測
位データを記録する回路のブロック図である。本実施の
形態では両回路を互いに独立とすることで、従来のカメ
ラの裏蓋交換という簡単な操作で位置情報を記録可能な
カメラとすることができる。無論、両回路を独立としな
い構成としてもよい。
【0017】先ず、カメラ本体1内のブロック図につい
て説明する。
て説明する。
【0018】30は以下に述べるカメラ本体1内の各機
能に対して信号を送受して制御するカメラ本体CPUで
あり、31は各回路に供給する電池B1の電源を保持す
る電源保持回路である。
能に対して信号を送受して制御するカメラ本体CPUで
あり、31は各回路に供給する電池B1の電源を保持す
る電源保持回路である。
【0019】32は被写体光量を測光する測光回路、3
3は被写体距離を測距する測距回路で、アクティブ測距
のために被写体に対して光を出射する赤外発光LED3
4と被写体からの反射光を受光するPSD35とを含ん
でいる。
3は被写体距離を測距する測距回路で、アクティブ測距
のために被写体に対して光を出射する赤外発光LED3
4と被写体からの反射光を受光するPSD35とを含ん
でいる。
【0020】36は各種駆動部であり、ズーミングやフ
ォーカシングのときに撮影レンズを移動させるレンズモ
ータ37を駆動する駆動部と、シャッタを開閉させるシ
ャッタモータ38を駆動する駆動部と、フィルムの巻上
げ及び巻戻しを行うフィルムモータ39を駆動する駆動
部とから構成されている。
ォーカシングのときに撮影レンズを移動させるレンズモ
ータ37を駆動する駆動部と、シャッタを開閉させるシ
ャッタモータ38を駆動する駆動部と、フィルムの巻上
げ及び巻戻しを行うフィルムモータ39を駆動する駆動
部とから構成されている。
【0021】40はフラッシュ光を発光させるフラッシ
ュ部、41は測光データ、測距データを記憶するE2P
ROM、42はファインダ内で各種データを表示するF
内表示部、43はカメラ本体1の外表面にLCD等で露
出値や駒番号等を表示する外部表示部、44は電源をオ
ンさせるメインスイッチ、45はオートロードのために
裏蓋が閉鎖したことを検知する裏蓋スイッチ、46は測
光、測距、シャッタレリーズ等を行うS1スイッチとS
2スイッチとからなるレリーズスイッチ、47は撮影モ
ードを入力するキースイッチ、48は各回路を初期状態
にリセットするリセットスイッチである。
ュ部、41は測光データ、測距データを記憶するE2P
ROM、42はファインダ内で各種データを表示するF
内表示部、43はカメラ本体1の外表面にLCD等で露
出値や駒番号等を表示する外部表示部、44は電源をオ
ンさせるメインスイッチ、45はオートロードのために
裏蓋が閉鎖したことを検知する裏蓋スイッチ、46は測
光、測距、シャッタレリーズ等を行うS1スイッチとS
2スイッチとからなるレリーズスイッチ、47は撮影モ
ードを入力するキースイッチ、48は各回路を初期状態
にリセットするリセットスイッチである。
【0022】なお、以上のブロック図は通常のカメラに
用いられる機能であり、本発明の裏蓋を装着するカメラ
としては適宜機能を取捨選択若しくは追加してよいこと
は言うまでもない。
用いられる機能であり、本発明の裏蓋を装着するカメラ
としては適宜機能を取捨選択若しくは追加してよいこと
は言うまでもない。
【0023】次に、裏蓋2内の回路のブロック図につい
て説明する。
て説明する。
【0024】50は以下に述べる裏蓋2内の各機能に対
して信号を送受して制御する裏蓋CPUであり、51は
各回路に供給する電池B2の電源を保持する電源保持回
路である。
して信号を送受して制御する裏蓋CPUであり、51は
各回路に供給する電池B2の電源を保持する電源保持回
路である。
【0025】52はGPSに基づいて衛星から位置信号
と時刻信号とからなる測位信号を電波として受信する受
信部であり、図3の21に相当する。受信部52は受信
用のアンテナと、受信した信号より測位信号を得る演算
部とを有する。裏蓋CPU50は測位信号をフィルムに
記録可能なように測位データとしての数字や文字に変換
する変換部を内蔵している。53はGPSとは別に方位
や仰角等を測定する各種のセンサであり、本発明を実施
するにあたり省略してもよい。
と時刻信号とからなる測位信号を電波として受信する受
信部であり、図3の21に相当する。受信部52は受信
用のアンテナと、受信した信号より測位信号を得る演算
部とを有する。裏蓋CPU50は測位信号をフィルムに
記録可能なように測位データとしての数字や文字に変換
する変換部を内蔵している。53はGPSとは別に方位
や仰角等を測定する各種のセンサであり、本発明を実施
するにあたり省略してもよい。
【0026】54は位置情報記録が可能であることを表
示する表示手段の1例であり、フィルムに記録すべき測
位データを裏蓋2の側面にLCDで表示する外部表示部
であり、図3の22に相当する。本例では測位データの
表示により記録が可能であることを示す。
示する表示手段の1例であり、フィルムに記録すべき測
位データを裏蓋2の側面にLCDで表示する外部表示部
であり、図3の22に相当する。本例では測位データの
表示により記録が可能であることを示す。
【0027】即ち、カメラの電源スイッチをオンにして
も衛星からの測位信号を直ちに捕捉することができない
ので、測位信号を捕捉するまでの間や、電源の届かない
屋内等での撮影のときには、測位データが正常に受信さ
れず、揃っていない場合がある。その際、シャッタ押下
により撮影を行っても測位データの記録ができない。そ
こで、測位データが揃い、フィルム上に記録が可能であ
ることを確認できるように外部表示部を設けている。
も衛星からの測位信号を直ちに捕捉することができない
ので、測位信号を捕捉するまでの間や、電源の届かない
屋内等での撮影のときには、測位データが正常に受信さ
れず、揃っていない場合がある。その際、シャッタ押下
により撮影を行っても測位データの記録ができない。そ
こで、測位データが揃い、フィルム上に記録が可能であ
ることを確認できるように外部表示部を設けている。
【0028】なお、表示手段としては、測位データを表
示するものでなくても、記録可能であることをランプの
点灯、撮影OK等の表示、若しくは音声等で知らせても
よい。この表示手段を設けることにより、確実に測位デ
ータの記録ができる。
示するものでなくても、記録可能であることをランプの
点灯、撮影OK等の表示、若しくは音声等で知らせても
よい。この表示手段を設けることにより、確実に測位デ
ータの記録ができる。
【0029】フィルムに被写体像が露光されている最中
若しくは露光後の巻上げによるフィルム給送前に、測位
データがフィルムに記録される必要があるので、露光検
知部55により、フィルムに被写体像が露光されたこと
を検知する。
若しくは露光後の巻上げによるフィルム給送前に、測位
データがフィルムに記録される必要があるので、露光検
知部55により、フィルムに被写体像が露光されたこと
を検知する。
【0030】56はフィルムに測位データを記録するL
CD駆動部であり、1個若しくは複数のLCDからなる
LCD57を駆動して、露光検知部55の検知信号に応
じてLCD57上に形成された文字や記号をフィルムに
に記録する。
CD駆動部であり、1個若しくは複数のLCDからなる
LCD57を駆動して、露光検知部55の検知信号に応
じてLCD57上に形成された文字や記号をフィルムに
に記録する。
【0031】58は各種の操作情報を入力する操作部で
あり、図3の23に相当し、測位データをラッチした
り、必要なデータのみフィルムに記録したり、全く記録
しないようにしたりする等の各種の選択ができる。
あり、図3の23に相当し、測位データをラッチした
り、必要なデータのみフィルムに記録したり、全く記録
しないようにしたりする等の各種の選択ができる。
【0032】なお、図5のブロック図はカメラ本体1側
の電池B1と裏蓋2側の電池B2とが別個の電池である
が、裏蓋2側の電池B2を省略し、本体1の電池B1か
ら裏蓋2に電源を供給可能なように本体1と裏蓋2との
間に電源接続端子を設けてもよい。
の電池B1と裏蓋2側の電池B2とが別個の電池である
が、裏蓋2側の電池B2を省略し、本体1の電池B1か
ら裏蓋2に電源を供給可能なように本体1と裏蓋2との
間に電源接続端子を設けてもよい。
【0033】次に、露光検知部とデータ記録部の構成を
図6により説明する。
図6により説明する。
【0034】本実施の形態においては、フィルムFに被
写体像が撮影画面Faとして露光される最中若しくは露
光後の巻上げによるフィルム給送前に、測位データがフ
ィルムFに記録されるので、フィルムFに被写体像が露
光されたことを検知する必要がある。このために、露光
検知部としての受光素子61がフィルムFのベース面後
方の撮影画面Fa内に対向する位置に配置されている。
写体像が撮影画面Faとして露光される最中若しくは露
光後の巻上げによるフィルム給送前に、測位データがフ
ィルムFに記録されるので、フィルムFに被写体像が露
光されたことを検知する必要がある。このために、露光
検知部としての受光素子61がフィルムFのベース面後
方の撮影画面Fa内に対向する位置に配置されている。
【0035】更に、フィルムFのベース面側には結像レ
ンズ66、LCD67、ランプ68が順に配設されてデ
ータ記録部を構成し、LCD駆動部56によりLCD6
7上には記録すべき測位データが透明に形成される。従
って、受光素子61がフィルムFに被写体像が露光され
たことを検知し、LCD駆動部56がその検知信号を裏
蓋CPU50を介して受信すると、ランプ68を点灯さ
せ、LCD67に透明に形成された測位データを結像レ
ンズ66によりフィルムFに結像して記録する。
ンズ66、LCD67、ランプ68が順に配設されてデ
ータ記録部を構成し、LCD駆動部56によりLCD6
7上には記録すべき測位データが透明に形成される。従
って、受光素子61がフィルムFに被写体像が露光され
たことを検知し、LCD駆動部56がその検知信号を裏
蓋CPU50を介して受信すると、ランプ68を点灯さ
せ、LCD67に透明に形成された測位データを結像レ
ンズ66によりフィルムFに結像して記録する。
【0036】また、フィルムが透明磁性層であれば、磁
気記録により前述のデータ記録を行う手段を有する構成
としてもよい。
気記録により前述のデータ記録を行う手段を有する構成
としてもよい。
【0037】なお、記録する測位データの数によって
は、結像レンズ66、LCD67、ランプ68を複数個
配設する必要がある。
は、結像レンズ66、LCD67、ランプ68を複数個
配設する必要がある。
【0038】また、測位データを記録する位置は、撮影
画面Fa内か若しくは撮影画面Faの近傍でよい。
画面Fa内か若しくは撮影画面Faの近傍でよい。
【0039】また、露光検知に関しては、上記の受光素
子61を用いた方法に代えて、カメラ本体1内のシャッ
タのシンクロスイッチ若しくはこれと同等のスイッチ、
例えばカメラ上面のストロボ用シューと接続する手段を
設けて、レリーズ信号若しくはシャッタの開閉信号を得
るように、接続端子をカメラ本体1と裏蓋2とに設けて
もよい。
子61を用いた方法に代えて、カメラ本体1内のシャッ
タのシンクロスイッチ若しくはこれと同等のスイッチ、
例えばカメラ上面のストロボ用シューと接続する手段を
設けて、レリーズ信号若しくはシャッタの開閉信号を得
るように、接続端子をカメラ本体1と裏蓋2とに設けて
もよい。
【0040】図7にLCD67に形成される文字の1例
を示す。図7(A)はLCD67における2次元的な7
セグメントの全てを透明にして「8」の数字を形成した
図であり、図7(B)は7セグメントの一部を透明にし
て「3」の数字を形成した図である。
を示す。図7(A)はLCD67における2次元的な7
セグメントの全てを透明にして「8」の数字を形成した
図であり、図7(B)は7セグメントの一部を透明にし
て「3」の数字を形成した図である。
【0041】なお、以上の実施の形態においては、受信
部にロッドアンテナを用いた図で説明したが、偏平形状
のアンテナを用いてもよい。また受信部は裏蓋に収納し
難い場合には、受信部を別に持ち歩いてもよいが、受信
部26を裏蓋2と別体に構成し、且つ受信部での測位デ
ータを裏蓋へ送信する送信用のコード27にて互いを接
続すればよい。図8のカメラの右側面図に示すように、
受信部26をカメラ本体1の上面に設けたストロボ用の
シュー6に挿着すれば、受信部26は安定してカメラ本
体1と一体構成になり、撮影時に邪魔になることがな
い。この場合、図5に示す受信部52を別途設けるの
で、裏蓋2に設けなくてもよい。受信部52を別体とす
る場合、演算部は裏蓋に設けることで、受信部を小型化
でき好ましい。
部にロッドアンテナを用いた図で説明したが、偏平形状
のアンテナを用いてもよい。また受信部は裏蓋に収納し
難い場合には、受信部を別に持ち歩いてもよいが、受信
部26を裏蓋2と別体に構成し、且つ受信部での測位デ
ータを裏蓋へ送信する送信用のコード27にて互いを接
続すればよい。図8のカメラの右側面図に示すように、
受信部26をカメラ本体1の上面に設けたストロボ用の
シュー6に挿着すれば、受信部26は安定してカメラ本
体1と一体構成になり、撮影時に邪魔になることがな
い。この場合、図5に示す受信部52を別途設けるの
で、裏蓋2に設けなくてもよい。受信部52を別体とす
る場合、演算部は裏蓋に設けることで、受信部を小型化
でき好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1〜11によれば、衛星
からの測位データをフィルムに記録する機能をカメラ本
体とは独立して設け、測位データを記録するときは記録
機能を有する裏蓋をカメラ本体に装着し、記録する必要
のないときは記録機能のない裏蓋を装着すればよいの
で、使用目的が異なっても同じカメラ本体を用いること
ができる。
からの測位データをフィルムに記録する機能をカメラ本
体とは独立して設け、測位データを記録するときは記録
機能を有する裏蓋をカメラ本体に装着し、記録する必要
のないときは記録機能のない裏蓋を装着すればよいの
で、使用目的が異なっても同じカメラ本体を用いること
ができる。
【図1】カメラの正面図である。
【図2】カメラの上面図である。
【図3】カメラの背面図である。
【図4】カメラの右側面図である。
【図5】カメラ本体の裏蓋の回路のブロック図である。
【図6】露光検知部とデータ記録部の構成図である。
【図7】LCDに形成される文字の1例の図である。
【図8】アンテナをシューに挿着したカメラの右側面図
である。
である。
1 カメラ本体 2 裏蓋 6 シュー 21 アンテナ 22 表示部 23,58 操作部 26 受信部 30 カメラ本体CPU 50 裏蓋CPU 52 受信部 54 外部表示部 55 露光検知部 57,67 LCD
Claims (11)
- 【請求項1】 カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏
蓋であって、 衛星からの測位信号を受信する受信部と、 該受信部で受信した測位信号を記録可能な測位データに
変換する変換部と、 フィルムに被写体像が露光されたことを検知し、検知信
号を出力する露光検知部と、 前記検知信号を受信したときに、前記フィルムに前記測
位データを記録する測位データ記録部とを備えたことを
特徴とするカメラの位置情報記録用裏蓋。 - 【請求項2】 前記測位データを表示する表示部を備え
たことを特徴とする請求項1に記載のカメラの位置情報
記録用裏蓋。 - 【請求項3】 前記測位データを記録可能であることを
示す表示手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載のカメラの位置情報記録用裏蓋。 - 【請求項4】 少なくとも前記受信部、前記変換部、前
記露光検知部、及び前記データ記録部の電源となる電池
を収納したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
に記載のカメラの位置情報記録用裏蓋。 - 【請求項5】 少なくとも前記受信部、前記変換部、前
記露光検知部、及び前記データ記録部の電源として前記
カメラ本体に収納した電源を用いるべく、電源接続端子
を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に
記載のカメラの位置情報記録用裏蓋。 - 【請求項6】 カメラ本体に対し着脱可能なカメラの裏
蓋と、 衛星からの測位信号を受信する受信部と、 該受信部と前記裏蓋を接続する接続手段とを有するカメ
ラの位置情報記録用ユニットであって、 前記裏蓋は、前記受信部で受信した測位信号を記録可能
な測位データに変換する変換部と、 フィルムに被写体像が露光されたことを検知し、検知信
号を出力する露光検知部と、 前記検知信号を受信したときに、前記フィルムに前記測
位データを記録するデータ記録部とを備えたことを特徴
とするカメラの位置情報記録用ユニット。 - 【請求項7】 前記受信部は前記カメラ本体の上面に設
けたシューに挿着可能であることを特徴とする請求項6
に記載のカメラの位置情報記録用ユニット。 - 【請求項8】 前記測位データを表示する表示部を備え
たことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のカメ
ラの位置情報記録用ユニット。 - 【請求項9】 前記測位データを記録可能であることを
示す表示手段を設けたことを特徴とする請求項6〜8の
何れか1項に記載のカメラの位置情報記録用ユニット。 - 【請求項10】 少なくとも前記受信部、前記変換部、
前記露光検知部、及び前記データ記録部の電源となる電
池を前記裏蓋に収納したことを特徴とする請求項6〜9
の何れか1項に記載のカメラの位置情報記録用ユニッ
ト。 - 【請求項11】 少なくとも前記受信部、前記変換部、
前記露光検知部、及び前記データ記録部の電源として前
記カメラ本体に収納した電源を用いるべく、電源接続端
子を設けたことを特徴とする請求項6〜9の何れか1項
に記載のカメラの位置情報記録用ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17778396A JPH1020388A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カメラの位置情報記録用裏蓋、及びカメラの位置情報記録用ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17778396A JPH1020388A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カメラの位置情報記録用裏蓋、及びカメラの位置情報記録用ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020388A true JPH1020388A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16037036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17778396A Pending JPH1020388A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | カメラの位置情報記録用裏蓋、及びカメラの位置情報記録用ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1020388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007082261A (ja) * | 2006-11-22 | 2007-03-29 | Fujifilm Corp | カメラ |
US7362371B1 (en) | 1999-11-08 | 2008-04-22 | Fujifilm Corporation | Camera using conductive camera element as radio antenna |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17778396A patent/JPH1020388A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7362371B1 (en) | 1999-11-08 | 2008-04-22 | Fujifilm Corporation | Camera using conductive camera element as radio antenna |
JP2007082261A (ja) * | 2006-11-22 | 2007-03-29 | Fujifilm Corp | カメラ |
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