JP2003287383A - 内面溝付管 - Google Patents

内面溝付管

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JP2003287383A JP2002089084A JP2002089084A JP2003287383A JP 2003287383 A JP2003287383 A JP 2003287383A JP 2002089084 A JP2002089084 A JP 2002089084A JP 2002089084 A JP2002089084 A JP 2002089084A JP 2003287383 A JP2003287383 A JP 2003287383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非共沸混合冷媒を使用する熱交換器の伝熱管
として好適な、繰返し内圧疲労特性が優れた内面溝付管
を提供する。 【解決手段】 銅又は銅合金からなる内面溝付管4の内
面に螺旋状に延びる溝5を形成し、溝5間をフィン6と
する。溝5のリード角をa(°)とし、底肉厚をb(m
m)とすると、リード角aを15°以上とし、a及びb
は下記数式を満たすようにする。また、フィン6の根元
部6aの曲率半径をr、管軸直交断面における前記溝の
溝底幅をwとするとき、(r/w)比を0.280以上
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はルームエアコン及び
パッケージエアコン等のヒートポンプ式冷凍空調機器の
熱交換器に使用する内面溝付管に関し、特に、耐繰返し
内圧疲労特性が優れ、R410A、R407c等の非共
沸混合冷媒を使用する熱交換器の伝熱管として好適な内
面溝付管に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ルームエアコン及びパッケージエ
アコンとしてフッ素系炭化水素(フロン)を冷媒とした
冷暖房兼用型のヒートポンプ式エアコンが主流となって
いる。このヒートポンプ式エアコン等に使用される熱交
換器用伝熱管として、熱伝導性及び加工性が優れた銅又
は銅合金製伝熱管(以下、伝熱管という)が使用されて
いる。前記熱交換器は、例えばこの伝熱管の周囲に複数
のアルミニウム合金製薄板フィン材を平行に配設したも
のであり、フィンチューブ型熱交換器と呼ばれている。
【0003】図4(a)はフィンチューブ型熱交換器の
構成を示す側面図であり、図4(b)は図4(a)に示
すフィンチューブ型熱交換器をヘアピン管2側から見た
斜視図である。また、図5(a)は図4(a)に示すフ
ィンチューブ型熱交換器をUベンド管3側から見た斜視
図であり、図5(b)は図5(a)の一部拡大図であ
る。図4(a)に示すように、軟質な銅又は銅合金から
なる伝熱管をその中央部でヘアピン状に曲げ加工してU
字形のヘアピン管2を作製する。そして、所定の間隔を
おいて相互に平行に配置したアルミニウム又はアルミニ
ウム合金製のフィン材1の穴(図示せず)にヘアピン管
2を挿通して両者を接合する。次に、隣り合うヘアピン
管2の管端に予め曲げ加工を施してあるUベンド管3を
嵌合し、ヘアピン管2とUベンド管3とをろう付けする
ことにより連結する。これにより、フィンチューブ型熱
交換器が製造される。
【0004】また、伝熱管には、管内面に例えば螺旋状
の複数の平行溝を形成して熱伝達効率を向上させた内面
溝付管が使用される。近時、エアコンの価格競争が激化
し、熱交換器の資材価格における伝熱管の比率を低減す
る必要から、単重、即ち単位長さ当りの質量ができるだ
け小さい伝熱管が求められ、肉厚を薄くした薄肉銅管が
使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術には以下に示すような問題点がある。近時、
地球温暖化問題への対策として、その分子構造に塩素を
配するために温暖化係数が極めて高いとされるクロロジ
フルオロメタン(R22)等の冷媒が規制対象となって
おり、西暦2020年以降にはその使用及び製造の中止
が決定されている。これらの冷媒の代替冷媒として、ル
ームエアコン及びパッケージエアコンには、R22と比
較して潜熱、蒸気熱伝導率及び液熱伝導率が大きいジフ
ルオロメタン(R32)に、R125又はR134aを
混合したR410A及びR407cが使用され始めてい
る。これらのように、沸点が異なる冷媒を混合して使用
する冷媒は非共沸混合冷媒と呼ばれる。
【0006】しかしながら、R32に所定の伝熱性能を
発揮させようとすると、その使用圧力をR22の使用圧
力の1.6倍とする必要がある。そのため、R410A
及びR407cのような非共沸混合冷媒を使用した熱交
換器において従来の冷媒を使用したものと同等の熱交換
性能を引き出すためには、より高い圧力で使用すること
が必要になり、その結果、伝熱管及び機内配管により高
い圧力が加わるようになる。
【0007】エアコンの始動(電源入)−定常運転−停
止(電源切)のサイクルにおいて、定常運転時における
エアコン配管内の圧力変化は小さい。しかし、エアコン
配管内の圧力は、始動時には急上昇し、停止時には急激
に低下する。非共沸混合冷媒を使用すると、R22等の
従来の冷媒を使用する場合と比較して、定常運転時のエ
アコン配管内の圧力はより大きくなり、始動及び停止時
の圧力変化もより大きくなる。このように、非共沸混合
冷媒を使用する場合、エアコン配管内に従来よりも大き
な圧力変化が繰返し発生する。
【0008】一方、伝熱管を曲げ加工して、図4(b)
に示すようなヘアピン管2を形成する場合、ヘアピント
ップ部において、張出部が発生する。図6は、ヘアピン
管を示す側面図である。図6に示すように、伝熱管の曲
げ加工に際して、曲げ加工部の外側17には引張応力に
よる塑性変形が発生し、また曲げ加工部の内側18には
圧縮応力による塑性変形が発生することにより伝熱管が
曲げられていき、ヘアピン管2が形成される。このと
き、ヘアピン管2の正面の周方向の中央を結ぶ線19付
近においては、曲げ加工部の外側17及び内側18の加
工硬化により生じる拘束から、管周方向に圧縮応力が発
生する。そして、線19付近は、外側17及び内側18
と比較して、曲げ加工時に作用する応力が小さいため、
加工硬化が小さくほぼ加工前の強度が維持される。この
ため、ヘアピン管2と曲げ加工に使用する当て金(図示
せず)との間のクリアランスが大きいと、線19に沿っ
て伝熱管の外側に張出した張出し部7(図7及び図3参
照)を生じる。ヘアピン管2と当て金との間のクリアラ
ンスの大きさにより、張出し部7はヘアピン管2の片側
に発生したり、両側に発生したりする。
【0009】図7は、図6に示すA−A線による管軸直
交断面図であり、外径が7mm、肉厚が0.3mmの平
滑直管をヘアピン曲げ加工し、管軸直交断面における断
面の形状を撮影した写真をトレースした図である。曲げ
加工されたヘアピン管2における片側の線19に沿って
張出し部7が形成されている。
【0010】張出し部7を有する伝熱管を熱交換器に使
用する場合、エアコンの始動時に伝熱管内部の圧力が高
まると、伝熱管の形状が真円になろうとして、張出し部
7の曲率半径が変化する部分に応力が集中する。張出し
部7は、図6に示す外側17及び内側18のように加工
硬化を受けておらず、相対的に耐力が低く、また、ヘア
ピントップ部は熱交換器のアルミフィン材に接合されて
いないため外部からの拘束力が加えられず、内圧による
変形が生じ易い。
【0011】また、内面溝付管の曲げ加工に伴い発生す
る管の扁平によっても、管内圧力が増加するときに管が
真円になろうとして、応力が発生し、変形する。
【0012】このような繰返し印加される応力により、
応力集中部分で伝熱管の疲労破壊が発生しやすくなる。
即ち、伝熱管本来の耐圧強度よりも低い圧力により比較
的繰返し回数が少ない時期に疲労破壊が起こる所謂低サ
イクル疲労破壊が生じ、伝熱管の繰返し寿命を極端に低
下させる。この結果、伝熱管内の冷媒がリークする事故
が発生し、エアコンの耐用年数が極端に短くなってしま
うことがある。
【0013】図8は疲労破壊が発生した伝熱管を示す部
分断面図である。ヘアピン管2の内面には、溝31が形
成されており、溝31間がフィン32となっている。そ
して、フィン32の根元部32aを起点として、管外面
に向かう方向にクラック33が発生する。
【0014】なお、伝熱管の肉厚を薄くすると、前記張
出し部及び扁平の大きさを、応力集中を生じないような
範囲内に制御することが極めて困難になる。特に、内面
溝付管においては、肉厚が薄い溝部と肉厚が厚いフィン
部とが断続的に設けられているため、張出し部の大きさ
を十分に小さくできるような高精度な加工を施すことが
困難である。また、このような高精度な加工を行おうと
すると、曲げ加工に際して加工条件の厳密な調整が必要
となるが、伝熱管の断面形状を非破壊で測定することが
困難であるため、加工条件を厳密に調整することも困難
である。
【0015】このため、曲げ加工に伴って発生する張出
し部及び扁平の大きさを小さくしようとすると、底肉厚
を増加させざるを得なくなり、熱交換器の軽量化を阻害
すると共に、ユーザー側のコストを増加させてしまうと
いう問題を生じる。
【0016】このように、使用圧力が大きい代替冷媒の
普及に伴い、伝熱管の耐圧疲労が問題となっている。冷
凍空調機器の寿命を維持するため、日本冷凍空調工業会
は伝熱管の耐圧疲労特性の基準として、最高圧力を使用
冷媒の設計圧力(R410Aの場合4.15MPa)、
最低圧力を0Paとする内圧の変動を伝熱管に繰り返し
印加し、この内圧の変動を4.0×10回以上加えて
も冷媒のリークが発生しないことを推奨している。エア
コンメーカーにおいてもこの基準を参考にして、メーカ
ー毎に独自の規格を制定する動きが広がっている。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、非共沸混合冷媒を使用する熱交換器の伝熱
管として好適な、繰返し内圧疲労特性が優れた内面溝付
管を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内面溝付管
は、熱交換器用の内面溝付管において、管内面に形成さ
れた溝のリード角をa(°)、底肉厚をb(mm)とす
るとき、aが15°以上であり、前記a及びbが下記数
式1を満たすことを特徴とする。
【0019】
【数1】
【0020】本発明者等は、前記課題を解決するために
鋭意実験研究を行った結果、底肉厚に対して溝のリード
角を大きくすることにより、ヘアピン加工後の内面溝付
管に張出し部及び扁平が生じている場合でも、内部圧力
の増加に伴い、内面溝付管がその断面形状が真円になる
ように変形しようとする際の剛性を高めることができる
ことを見出した。具体的には、管内面の溝のリード角及
び底肉厚を上記数式1を満たすように設定すれば、内面
溝付管の疲労破壊を防止できることを突き止め、本発明
を完成した。
【0021】即ち、本発明においては、溝のリード角を
15°以上とすると共に、底肉厚をリード角及び上記数
式1によって決まる所定の値以上とすることにより、ヘ
アピン加工により内面溝付管に張出し部又は扁平が生じ
ても、内部圧力が増加する際の変形に対する剛性を確保
し、疲労破壊の発生を防止することができる。これによ
り、熱交換器の使用に伴い、内面溝付管が破壊して冷媒
が漏洩することを防止し、エアコンの耐用年数を長くす
ることができる。
【0022】本発明に係る他の内面溝付管は、熱交換器
用の内面溝付管において、管軸直交断面における管内面
に形成された溝間のフィンの根元の曲率半径をr、管軸
直交断面における前記溝の溝底幅をwとするとき、(r
/w)比が0.280以上であることを特徴とする。
【0023】本発明においては、前記(r/w)比を
0.280以上とし、溝底幅に対してフィンの根元の曲
率半径を大きくすることにより、フィンの根元に応力が
集中することを防止する。これにより、ヘアピン加工に
より内面溝付管に張出し部及び扁平が生じても、熱交換
器の使用に伴って疲労破壊が生じることを防止できる。
【0024】本発明に係る更に他の内面溝付管は、熱交
換器用の内面溝付管において、管内面に形成された溝の
リード角をa(°)、底肉厚をb(mm)、管軸直交断
面における前記溝間のフィンの根元の曲率半径をr、管
軸直交断面における前記溝の溝底幅をwとするとき、a
が15°以上であり、(r/w)比が0.280以であ
り、前記a及びbが上記数式1を満たすことを特徴とす
る。
【0025】また、前記内面溝付管は、銅又は銅合金か
らなることが好ましい。これにより、熱伝導性及び加工
性が優れた内面溝付管を得ることができる。
【0026】更に、前記内面溝付管は、非共沸混合冷媒
を使用する熱交換器に組み込まれる伝熱管として好適で
ある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本実施例
に係る内面溝付管を示す部分断面図である。図1に示す
内面溝付管4は、例えば銅又は銅合金からなり、例え
ば、りん脱酸銅(JISH3300に記載されている合
金C1220)により形成されている。なお、内面溝付
管4は、例えば純銅、(Cu−0.1〜1.0質量%S
n−0.01〜0.05質量%P)合金、又は(Cu−
0.1〜1.0質量%Sn−0.1〜1.0質量%Zn
−0.01〜0.05質量%P)合金により形成されて
いてもよい。また、内面溝付管4を形成する銅又は銅合
金の結晶粒径は、例えば30μm以下である。更に、内
面溝付管4の外径は例えば6.00乃至9.52mmで
ある。
【0028】図1に示すように、内面溝付管4の内面に
は螺旋状に延びる溝5が形成されており、溝5間がフィ
ン6となっている。溝5の数は例えば45乃至75であ
り、溝5の深さ、即ち、フィン6の高さは例えば0.1
5乃至0.28mmである。また、溝5のリード角、即
ち、内面溝付管の内面展開図(図示せず)における管軸
に平行な直線と溝5が伸びる方向とがなす角度は15°
以上である。溝5のリード角をa(°)とし、底肉厚を
b(mm)とすると、a及びbは上記数式1を満たして
いる。また、フィン6の根元部6aの曲率半径をr、管
軸直交断面における前記溝の溝底幅をwとするとき、
(r/w)比は0.280以上である。
【0029】次に、本実施例に係る内面溝付管4の製造
方法について説明する。まず、りん脱酸銅を溶解し、ビ
レット鋳造し、熱間押出する。その後、水焼入れし、粗
圧延し、抽伸加工を施し、素管を製造する。次に、この
素管を高周波誘導加熱炉又はバッチ炉により焼鈍し、転
造加工により素管の内面に螺旋状の溝5を形成する。そ
の後、コイルに巻取り、焼鈍する。これにより、内面溝
付管4を製造する。
【0030】この内面溝付管4をヘアピン管に加工すれ
ば、図4(a)及び(b)に示すような熱交換器の伝熱
管とすることができる。本実施例の内面溝付管は、リー
ド角a(°)と底肉厚b(mm)との関係が上記数式1
を満たしているため、内面溝付管4にヘアピン加工を施
す際に、張出し部及び扁平が生じても、管の内部圧力の
増加に伴う管の変形に対して高い剛性を得ることがで
き、変形を抑制し、疲労破壊を防止することができる。
また、本実施例の内面溝付管4は(r/w)比が0.2
80以上であるため、溝底幅wに対してフィン6の根元
部6aの曲率半径rが大きく、管の内部圧力が増加する
際に根元部6aに応力が集中することを防止することが
できる。これにより、ヘアピン加工により内面溝付管に
張出し部及び扁平が生じた場合においても、疲労破壊を
防止することができる。即ち、本実施例に係る内面溝付
管4は、繰返し内圧疲労特性が優れている。
【0031】このように、本実施例の内面溝付管4にヘ
アピン加工を施し、図4(a)及び(b)に示す熱交換
器のヘアピン管2として使用することにより、耐久性が
優れ、寿命が長い熱交換器を製造することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例の効果について、その
特許請求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説
明する。前述の方法により、外径が7.00mm及び
9.52mmの内面溝付管は各9種類製造した。外径が
同じ内面溝付管のフィン高さ、山頂角及びフィンの先端
半径は同一とし、内面溝のリード角、底肉厚、フィン根
元部の曲率半径及び溝底幅は、種類ごとに相互に異なら
せた。また、同じ種類の内面溝付管を各5本製造した。
即ち、内面溝付管を合計で(外径2水準)×(9種類)
×(5本)=90本製造した。
【0033】表1に、外径が7.00mmの内面溝付管
における内面溝のリード角、底肉厚、フィン根元部の曲
率半径及び溝底幅を示す。なお、外径が7.00mmの
内面溝付管のフィン高さは0.20mmとし、山頂角は
22°とし、フィンの先端半径は0.035mmとし
た。また、表2に、外径が9.52mmの内面溝付管に
おける内面溝のリード角、底肉厚、フィン根元部の曲率
半径及び溝底幅を示す。なお、外径が9.52mmの内
面溝付管のフィン高さは0.24mmとし、山頂角は4
0°とし、フィンの先端半径は0.050mmとした。
【0034】次に、これらの内面溝付管にヘアピン曲げ
加工を施した。このとき、外径が7.00mmの内面溝
付管の曲げピッチは21.0mmとし、外径が9.52
mmの内面溝付管の曲げピッチは25.4mmとした。
【0035】図2はヘアピン曲げ加工を施した内面溝付
管を示す管軸直交断面図である。図2に示すように、ヘ
アピン曲げ加工を施した内面溝付管4には、張出し部7
が形成されている。張出し部7の張出し高さをcとし、
張出し幅をdとする。外径が7.00mmの内面溝付管
の張出し高さcの値は0.65mmであり、張出し幅d
の値は1.96mmであった。また、外径が9.52m
mの内面溝付管の張出し高さcの値は0.88mmであ
り、張出し幅dの値は2.67mmであった。
【0036】そして、これらのヘアピン曲げ加工を施し
た内面溝付管の繰返し内圧疲労特性を評価した。以下、
繰返し内圧疲労特性の評価方法について説明する。繰返
し内圧疲労試験を自動的に行うために、繰返し内圧疲労
試験装置を作製した。図3は、この繰返し内圧疲労試験
装置の構成を示すブロック図である。この繰返し内圧疲
労試験装置は、1次圧をエアーとし、増圧器11により
この1次圧を増圧して水又は鉱物油に2次圧を加え、こ
の加圧された水又は鉱物油により供試材(伝熱管)に圧
力を加えるものである。図3に示すように、この繰返し
内圧疲労試験装置においては、コンプレッサ(図示せ
ず)により供給されるエアーが導入されるエアー供給口
9、水又は鉱物油を貯える供給タンク10、エアーの流
通経路上に配置されエアーの供給を制御する電磁弁13
及びエアーの流通経路上における電磁弁13の下流側に
配置され電磁弁13を介して供給されたエアーの圧力を
増圧しこの圧力を水又は鉱物油に加える増圧器11が設
けられている。また、水又は鉱物油の流通経路上に配置
され水又は鉱物油を供試材(図示せず)に対して供給す
る吐出口12が設けられている。更に、水又は鉱物油の
流通経路上に配置され水又は鉱物油の圧力を測定する圧
力センサ15が設けられ、増圧器11には増圧器11の
ピストンの進み過ぎにより働くリミットスイッチ16が
設けられている。更にまた、圧力センサ15及びリミッ
トスイッチ16の出力信号が入力され、電磁弁13の開
閉を制御するタイマを備え、供試材が破壊するまでの電
磁弁13の開閉回数をカウントするカウンタを備えたコ
ントローラ14が設けられている。
【0037】この繰返し内圧疲労試験装置においては、
コンプレッサ(図示せず)により供給されたエアーが、
エアー供給口9を介して装置内に導入され、電磁弁13
を通過して増圧器11に到達し、増圧器11により増圧
される。一方、供給タンク10に貯えられた水又は鉱物
油が増圧器11の2次側に供給され、エアーにより加圧
され、吐出口12を介して供試材に供給され、供試材に
圧力を印加する。このとき、水又は鉱物油のロス分はタ
ンク10より補充される。内圧の繰返しサイクルは、電
磁弁13の開閉により増圧器11が供試材に対して加圧
及び減圧を繰返すことにより作られる。コントローラ1
4は、内蔵されたタイマにより電磁弁13の開閉を制御
し、同時に圧力センサ15を介して供試材に印加される
圧力を検知する。コントローラ14は圧力センサ15に
より供試材の破壊に伴う昇圧不足を検知し、更に、供試
材の破壊に伴う増圧器11のピストンの進み過ぎにより
働くリミットスイッチ16の動作を検知し、圧力の印加
を停止する。また、コントローラ14は電磁弁13の開
閉信号を読み取り、コントローラ14中のカウンタによ
り圧力の繰返し数をカウントし、供試材の破壊に伴い装
置が停止したときのカウンタ表示数を記録し、このカウ
ンタ表示数をその供試材の破壊繰返し数とする。
【0038】この繰返し内圧試験装置を使用して繰返し
内圧疲労試験を行った。試験条件は、最高圧力を4.1
5MPa、最低圧力を0MPa、内圧繰返しサイクルを
約0.33Hzとし、規定繰返し数を4.0×10
とした。ヘアピン単管は各試験水準につき5本を使用
し、5本全てが破壊せずに規定繰返し数に到達すれば
「◎」、少なくとも1本が2.5×10回を超えて
4.0×10回以下で破壊し、残りが破壊せずに規定
繰り返し数に到達した場合は「○」、少なくとも1本が
2.5×10回以下で破壊した場合は「×」とした。
内面溝付管の繰返し内圧疲労特性を表1及び表2に示
す。なお、表1及び2に示す「根元半径」とは、フィン
の根元部の曲率半径を示し、「疲労試験結果」とは、繰
返し内圧疲労特性の評価結果を示す。また、「b≧1.
04/a+0.20」の欄において、このa及びbの値
がこの数式を満たす場合は「○」、満たさない場合は
「×」とする。同様に、「(r/w)比≧0.28」の
欄において、r及びwの値がこの数式を満たす場合は
「○」、満たさない場合は「×」とする。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】表1に示すNo.1乃至7及び表2に示す
No.11乃至17は本発明の実施例である。実施例N
o.1乃至6及び11乃至16は、リード角aと底肉厚
bとの関係が上記数式1を満たすため、繰返し内圧疲労
特性が優れていた。また、実施例No.1乃至5及び7
並びに11乃至15及び17は、フィン根元曲率半径r
と溝底幅wとの比の値(r/w)が0.280以上であ
るため、繰返し内圧疲労特性が優れていた。特に、実施
例No.1乃至5及び11乃至15は、リード角aと底
肉厚bとの関係が上記数式1を満たし、且つ、フィン根
元曲率半径rと溝底幅wとの比の値(r/w)が0.2
80以上であるため、繰返し内圧疲労特性が極めて優れ
ていた。
【0042】これに対して、表1に示すNo.8及び9
及び表2に示すNo.18及び19は比較例である。比
較例No.8、9、18、19は、リード角aと底肉厚
bとの関係が上記数式1を満たしておらず、且つ、(r
/w)比が0.280未満であったため、繰返し内圧疲
労特性が劣っていた。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
底肉厚をリード角によって決まる所定の値以上とするこ
とにより、ヘアピン加工により内面溝付管に張出し部又
は扁平が生じても、管の内部圧力の増加に伴う変形に対
する剛性を確保し、疲労破壊の発生を防止できる内面溝
付管を得ることができる。また、溝底幅に対してフィン
の根元の曲率半径を大きくすることにより、フィンの根
元に応力が集中することを防止し、ヘアピン加工により
内面溝付管に張出し部及び扁平が生じても、熱交換器の
使用に伴って疲労破壊が生じることを防止できる内面溝
付管を得ることができる。これにより、非共沸混合冷媒
を使用する熱交換器の伝熱管として好適な繰返し内圧疲
労特性が優れた内面溝付管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る内面溝付管を示す部分断
面図である。
【図2】ヘアピン曲げ加工を施した内面溝付管を示す管
軸直交断面図である。
【図3】繰返し内圧疲労試験装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】(a)はフィンチューブ型熱交換器の構成を示
す側面図であり、(b)は(a)に示すフィンチューブ
型熱交換器をヘアピン管2側から見た斜視図である。
【図5】(a)は図4(a)に示すフィンチューブ型熱
交換器をUベンド管3側から見た斜視図であり、(b)
は(a)の一部拡大図である。
【図6】ヘアピン管を示す側面図である。
【図7】図6に示すA−A線による管軸直交断面図であ
り、外径が7mm、肉厚が0.3mmの平滑直管をヘア
ピン曲げ加工し、管軸直交断面における断面の形状を撮
影した写真をトレースした図である。
【図8】疲労破壊が発生した伝熱管を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】 1;フィン材 2;ヘアピン管 3;Uベンド管 4;内面溝付管 5;溝 6;フィン 6a;フィン6の根元部 7;張出し部 9;エアー供給口 10;供給タンク 11;増圧器 12;吐出口 13;電磁弁 14;コントローラ 15;圧力センサ 16;リミットスイッチ 17;曲げ加工部の外側 18;曲げ加工部の内側 19;曲げ加工部の正面の周方向の中央を結ぶ線 a;溝5のリード角(°) b;底肉厚(mm) c;張出し高さ d;張出し幅 r;根元部6aの曲率半径 w;溝底幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器用の内面溝付管において、管内
    面に形成された溝のリード角をa(°)、底肉厚をb
    (mm)とするとき、aが15°以上であり、前記a及
    びbが下記数式を満たすことを特徴とする内面溝付管。
  2. 【請求項2】 熱交換器用の内面溝付管において、管軸
    直交断面における管内面に形成された溝間のフィンの根
    元の曲率半径をr、管軸直交断面における前記溝の溝底
    幅をwとするとき、(r/w)比が0.280以上であ
    ることを特徴とする内面溝付管。
  3. 【請求項3】 熱交換器用の内面溝付管において、管内
    面に形成された溝のリード角をa(°)、底肉厚をb
    (mm)、管軸直交断面における前記溝間のフィンの根
    元の曲率半径をr、管軸直交断面における前記溝の溝底
    幅をwとするとき、aが15°以上であり、(r/w)
    比が0.280以上であり、前記a及びbが下記数式を
    満たすことを特徴とする内面溝付管。
  4. 【請求項4】 銅又は銅合金からなることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の内面溝付管。
  5. 【請求項5】 非共沸混合冷媒を使用する熱交換器に組
    み込まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の内面溝付管。
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